■過去の投槍雑記帳 2004年 2nd Half

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2004年12月31日03:27:42

時代はやっぱりドリルよ

 気がつけば今年も大晦日か。
「何だかんだいってる間に、時間は過ぎちゃうネ」

「取り柄えず、何かな。暮れも差し迫って容疑者逮捕に至った、奈良の小学生誘拐殺人事件とか」
 ギリギリ年内に間に合ったと見るべきなのか、ある程度前から目星は付いていたが、満を持した上で時期を計っての行動だったのか。
「さぁねぇ」
 しかし逮捕の当日も、事件が重大局面を迎えるかと一面に大きく書かれた新聞を正に配っていた配達員が容疑者だったというのは、なんだかなという話である。

「あとは、作者さんの個人的なところでは」
 スキージャンプペアの DVD 第二弾、買いました。
「主役のペアジャンプは成熟を通り越して暴走がちな面もあったけど、スタジオと現地を結んでの中継番組のような構成になったあたりとかは、進化した感じだったよネ」
 かつてノルディック複合の一線で活躍した荻原次晴さんが出演という贅沢な構成に。
「今度は、直接ジャンプの解説にも噛んでほしいかなー、とか」
 で、ジャンプの方はというと、やはり初見の鮮烈な衝撃から比べると及ばない様に見えてしまったのが率直なところ。
「煮詰まってきた感じがするかなぁ」
 ちなみに今回のお気に入りは、ソロジャンプ、満員電車あたりかな。
「これをやるとは予想外、って感じだったネ」

 もう一点は、ぐるみん。取り敢えず一回クリアして、二週目を始めてます。
「コレクション要素を満たすには、数回プレイする必要があるみたいだネ」
 その手のやりこみがさほど好きでない人間としてちょっと面倒だなーとも思うが、今のところ、それほど酷く面倒と感じるほどではない。
「内容的には、以前から言われていた通り、Zwei!! の後継、って感じの作りだネ」
 ダンジョンを制覇しながらストーリーを進めていく構成、比較的シンプルな操作性とパズル的要素、そして『経験値を稼いでレベルを上げ、お金を溜めて装備を充実する』という RPG の典型的成長法からの離別を模索している感じのシステム。

「純粋に Zwei!! でやろうとしたことをより進化させてみた、って感じだったよネ」
 力押し一辺倒になりがちだったアクション面を必殺技の導入で、過去のファルコム作品で見たようなネタの枠から抜けきれていない感のあったパズル面をジャンプと高さの概念の導入で、前進したかな、と思う。
「他方で、拠点となる街とか、その住人とかが縮小された感じかな?」
 好意的に考えるなら、故意に切り捨てたんだろうか、とも思えるが、さて、どうなんだろうな。
「まぁ、欲張ってなんでも詰め込もうとすると、何がやりたい、何をやって欲しいのか良く判らないゲームになっちゃう訳だから、そういう考え方もあるんだろうけど・・・うーん」

 フル3D化については。
「ローポリゴンのカクカクしたキャラに見えがちだけど、ハードウェアスペックの要求を、ファルコムとしての本格的な 3D 移行が始まった Ys-VI の頃から上げていないことを思えば、まぁ、そんなものかなぁ、って感じかな」
 動きはいい感じだし、カクカク感もむしろ統一された描画方法というか、演出として使われている様にも見える。また、かなり大きめにキャラを表示させるのでカクカクとして見えがちだが、このレベルでもイースや英伝のような小さくキャラを表示させれば手頃な程度になると思う。
「実際、アングルの都合で小さく表示される場面では、違和感ない感じに見えたしネ」

 ぐるみん単体としての完成度は、是非ともみなさんやってみてください、と強く進めるほど高くはないかもしれない。ただ、方向性としては面白い方向に向かっていると思う。
「現状でファルコムの柱となるゲームというと、イースと英伝になるのかなぁ、って感じだけど、次のイースや英伝にフィードバックしたら面白そう、って要素が感じられる内容だったよネ」
 挑戦というか、攻めの姿勢が見られる前向きな作品だったと思う。

2004年12月24日02:57:53

メリークリスマスの時期ですか

 クリスマス向けにシャンパンとアイスワインを買ってきてみた。
「これまで買ったことあったっけ?」
 無かった。結構、お楽しみ。

「シャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方で作られた特定の葡萄品種、特定の製造工程を経たワインのことだよ」
 750ml入りで5000円ぐらい払えば充分選択肢がある。むろん上はその数倍以上する。が、今回買ったのは3000円台の一番安かったやつだったり。
「ま、シャンパンって買ったことないわけで、取り敢えずは安いところで試してみて、って所かな?」
 ちなみに、一度発酵させたワインに養分と酵母を再添加して瓶に詰め、瓶の中で二次発酵させることで炭酸ガスを発生させ、発泡性のワインに仕立てるのが製法となる。
「一般的な発泡性ワイン(スパークリングワイン)の殆どが、単に炭酸ガスを充填してるのに対して、発酵の作用で発泡させてるあたりに手間のかかってるワインな訳だネ」

 アイスワインは、葡萄の収穫期を極端に遅らせ、霜が降りて凍ってしまった葡萄を使って作るワインである。
「超完熟状態になって凝縮された状態の葡萄が、凍ってしまうことで更に脱水されて、超凝縮された果汁を使って作られる、極甘口のワインだよ」
 ドイツで言うトロッケンベーレンアウスレーゼ、日本語で言う貴腐ワインとならぶ、極甘口のワインである。
「貴腐ワインは葡萄を超完熟状態にさせる所までは同じだけど、それ以上の凝縮を細菌の力で進めるところがアイスワインとの違い」
 そちらは、細菌の作用で独特の香りがつくそうだが、どんな香りだかは良く知らない。
「どっちもそんなに量を飲むワインじゃなくて、デザートとして食後に飲むような感じのワインみたい」

 ・・・などとこんな話を書いてみたが、私はワインの種類をある程度は知っているというだけで、具体的な銘柄とかは知ってる訳ではないで、最終的な選択は適当に。
「ま、いろいろ試してみてネ」

2004年12月20日22:41:12

2007年ワールドカップの模様が放送されますよー

 スキージャンプ・ペアのDVD第二弾の発売日が迫っているが、御存じだろうか。
「去年の第一弾を見た人なら、やっぱり必見、なんじゃないかなぁ?」
 私はとうの昔に予約済。第一弾を見直して復習して第二弾の発売を待ってます。
「さぁ、今度はどんなバカなジャンプが飛び出すのか」
 設定はあるが映像化されていない技は出てくるのか。予想を越えた新技は来るのか。
「いろいろお楽しみだネ」

2004年12月19日20:01:09

blood

 テレビ買い換え関係の話のその後。私の部屋にやって来た、居間で使ってたワイドテレビ。
「殆どずっと、4:3の番組見てて、画面の左右に黒い枠が出る状態で見てた物だから、4:3の範囲とその外側とでブラウン管の焼け具合(劣化具合)に差がでて色が違うなぁ」
 DVDとか見るのとか、キャプチャー用PCのビデオ出力とかで使おうかと思っているが・・・結構気になるなぁ。それほどじっくり見るわけでない番組とかを見るときに、画面が歪むだけなのを嫌って全く使っていなかったワイド化機能など使って多少なりとも慣らしてしまえないか、などと思ってはいるが・・・。
「十年ぐらいかかって焼けた色合いの差、今さらどうにもならないような」
 だろうなぁ。まぁ、ブラウン管自体はどうにもならなくても、見る私の側の感覚的にはいずれ慣れるだろう。

 さて、それとは別の話。血液型で性格を診断、占うような考え方を、差別の助長に繋がると自粛を求める意見がしばらく前に上がったと思うが。
「なんか今日、テレ朝系でもろに特番やってるんですけど」
 そんな話が出てきた頃には、既に収録済の番組だったんだろうか。それとも、単に無視したか。
「・・・まぁ、司会が爆笑問題だったりして、軽いノリでやってるってのもあるんだろうけどネ」
 ちなみに私は自分の血液型知らない。献血にいけば判るというが、ヒョロッと痩せた人間としては、血を抜くというより、むしろ入れなきゃいけないんじゃないかと思う。健康診断の血液検査とかでチョロッと抜いても、しばらくダルくなるし。
「世間の人って、なんで血液型知ってるんだろうね?」
 ウチの親曰く、学校で一斉に診断して知った、と言っていた。五十代ぐらいの世代の話。
「十代ぐらいの人の世代になると、生まれたときに既に検査済、とかいう話になってるのかな?」

2004年12月17日22:14:27

損得勘定

「ハイビジョン、やっぱり奇麗だネ」
 親父曰く「鼻毛まで見える」。ハイビジョンに見慣れると、普通の番組の画質の悪く見えること見えること。
「その他方で、NHKのBSアナログと同じ番組もBSデジタルでやってるんだけど・・・なんだか結構、MPEGのブロックノイズが目立つ?」
 そんな感じがする。デジタル地上波の方も、そんな感じにブロックノイズが目立ったりしてしまうんだろうか。
「CS放送なんかは、以前から結構ブロックノイズが気になるとかならないとか聞いたように思うけど、地上波デジタルもそんな感じになっちゃうのかなぁ?」
 ゴーストが出なくなって画質が多少は上がるんだろうとか期待していたが、デジタル化に合わせて導入されたデータ圧縮で逆に画質が落ちる可能性も出てきてしまうのか。
「さて、どうなるのやら」
 早く、地上デジタル対応しないかなー、電波障害対応のアンテナ線。

2004年12月14日00:17:59

次世代・・・というか、今や現世代テレビ

 先日、半壊になったと書いた私の部屋のテレビだが。居間のテレビ(初期のワイドビジョン。ワイドビジョン対応の番組が増えるというのに親父が乗せられて買ったが、増えることはなく、ワイドビジョンとして活用は殆どされなかった)を、これからの地上波デジタル対応のハイビジョンに買い換えて、代わりに居間のテレビを私の部屋に持って上がるか、なんて思っているとか書いていたが・・・今、私の部屋に居間のテレビが既に設置されている。
「お、買ったの、デジタルハイビジョン」
 そんな話をしていたら、予想外に親父が乗り気で「え、もう買うん?」という感じで買い換えになった。

「で、どんなの買ったの?」
 ブラウン管のハイビジョン。液晶やプラズマ高いし、現状で置いていたテレビを置き換えると思えば、薄型は必要なというか、無駄。部屋の角の部分に置いてあって、上に棚とか作ってある状態だから、仮に薄型を買っても壁際には寄せられない。
「ま、画質的にもブラウン管にはブラウン管の味があるしネ」
 私としては、どうも液晶の映り具合は好きになれない。プラズマはまだいい感じがするが、プラズマになるとかなり特大サイズになったり、必然的に高価だったりで手が届かないし。

 さて。設置だけで設定はいらないという条件で買ったので、チャンネルとか設定。
「お、都道府県名や郵便番号、市外局番とか入れたら自動設定されるようになってるんだ」
 便利になったものだなー。まぁ、多チャンネル時代になってくると、その辺の自動化は必然だろうな。そんな感じで、地上波デジタルの設定を・・・と思ったら映らない。
「えー? UHFアンテナ上がってないの?」
 ウチは近所にビルが建って電波障害を受ける状態になったので、無料の共同アンテナ線が引かれている状態なんだが。そのアンテナが地上波デジタルの発信されている方を向いていない様だ・・・。
「あらららら・・・」
 というわけで、地上波は取り敢えずはアナログのまま。しかしBSはデジタルになったし、BSデジタルハイビジョンも見られる様になった。
「民放のBSデジタル局が見られるようになった分、一応見られるチャンネルは増えたんだネ」
 まぁ、そういうことだ。しかし確かにハイビジョンは奇麗だなー。従来の放送もプログレッシブ表示になった分奇麗になったように感じられるし、ゴーストを軽減する機能とかも付いた分、地上波アナログの映りも良くなった、ような気はする。

「あとは、共同アンテナが地上波デジタルに対応するのを待つだけかぁ」
 無理やりUHFアンテナ上げたりしても、映ることは映るのかもしれないが。しかしアンテナ用のポールとか撤去済だし、配線とも面倒で・・・うーん、待つしかないか。

2004年12月11日19:45:43

ベイルアウト

 すっかり更新の手が止まって、何から手を付けて良いのやら判らなくなってります。
「なんでも書いちゃえ」

「日本の武器輸出の緩和の対象の一つとして、戦闘機用の射出座席も選択肢として検討とか」
 何か問題が起きない限り使用されない装備であり、平時においては事故以外に使用される機会がない装備である。それゆえにあまり表立った評価をされていない装備だが。
「エアショーでの演出過剰で時々墜ちてるロシアとかの射出座席の評価が高かったりするけどネ」
 墜落寸前の超低空や、真上を向いた様な異常姿勢、そんな状態からでもロシアの射出座席は正常に機能し、パイロットを無事に生還させている。

「脱出の手順を考えてみると。取り敢えずは、風防(キャノピー)とかの分離かな?」
 出口が無いと出られないので、出入り口を火薬で吹っ飛ばす。座席の頭部で叩き割って出て行くよな思考の物もあったようだが、事前に吹っ飛ばす方が普通だと思う。
「中に乗ってる人間は火傷しそうな勢いで火薬が燃えるとか聞いたことがあるけど、まぁ、背は腹には代えられない、機体と一緒に墜ちるよりはマシってことかなぁ」
 併せて、パイロットと機体を繋いでいる通信ケーブルや、酸素マスクやGスーツ用のチューブなどの接続部も火薬で吹っ飛ばす。座席にパイロットを固定するベルトの締め上げも行われるんだったかな?

「出て行く準備が出来たら、ロケットモーターで射出しつつ、デフレクター(空気の流れを偏向させる板)の展開しつつ、方向修正」
 この辺は、どれが優先されてどの順序で動くべきなのか、素人には判らない。ロケットモーターで出て行くのは、機体から離れるためのエネルギーが必要だし、最終的にパラシュートで降下する都合、ある程度以上の高度を確保しないといけないため。理論上は、地上から脱出してもパラシュートで降りてこられる様に考えられては、いる。
「デフレクターは、風圧からパイロットを守るための装備。時速100Km/h程度の車の窓から手を出してみても相当な風圧を感じられると思うけど、飛行機、特に戦闘機なんかはその何倍もの速度で飛んでいる訳だから」
 その風圧を上手く逃がすように空気の流れを変えるための何かを出す訳である。先に出口を作るという話をしたが、出口を作るというより、コクピットを丸ごと射出することで風圧からパイロットを守る指向の機体もあったが。
「超音速飛行中でも脱出できるように、ってネ」
 ロシアのメーカーはデフレクターだけで超音速での脱出も可能というような話もしていた気がするが、さて、どうなのやら。
「方向修正は、機体が水平じゃない、上や横、更には下を向いた状態から脱出した時に、パイロットを上空に向かって打ち上げる様に調整すること」
 そうしないと、パイロットを地面に向けて叩きつける結果になってしまう。

 あとは、座席を切り離したら、減速用の小型のパラシュートを出したり、降下用の大型のパラシュートを出したりながら降りていく。
「・・・などと、なんだかんだ言ってる間によく判らない話をダラダラと」
 あー。と、取り敢えず、この場から脱出。

2004年12月02日00:28:04

半壊TV

 私の部屋のテレビが微妙な感じに壊れかけている。
「随分前から映像入力用の端子のコンポジットの側だけ壊れて、入力はS端子専用になってたんだけど。更に怪しくなった?」
 かなり怪しくなった。どう怪しいって、電源が切れない。
「・・・はぁ?(^-^;?
 ONの状態で緑、リモコンでOFFにした時に赤になる電源ランプが、オレンジという中途半端な状態になる。実際の挙動も中途半端でちゃんと切れてない感じ。決定的におかしいのは、電源を切った状態でも、S端子入力の画面が、ごくごくうっすらとながら、映る。
「リモコンじゃなくて、主電源で切ったら?」
 若干挙動は違うが、似たような状態にしかならない。主電源も切れないテレビ。

「だめじゃない、もう」
 しかし、普通に見る分には普通に見られるんだよなぁ。発色とか映りも別段におかしくはない。
「なんだかなぁ。・・・でも、完全には電源が切れないテレビって・・・電気の無駄遣いな感じ」
 環境にも厳しいテレビである。まぁ、もう十年以上使っているテレビだから、買い換えてもいいんだが・・・。
「ハイビジョンや地上波デジタルなどと移行期にある現状での買い換えは悩むところではあるよネ」
 居間にあるテレビでも、地上波デジタル対応のハイビジョンに買い換えて、元の居間にあったテレビでも持ってきて使うかなぁ、とか考えているが・・・さて、どうしたものやら。

2004年11月28日02:27:51

コージェネレーション

 さて、慢性的にサボり状態になっているこの頃ですが。
「どうにかしなさいよー」
 あうー。

 えーと、なんだかな。完成して程ない大型の商業ビルの地下街になど行く機会があったのだが。そこのトイレに入って小用を足すと、流れてくる水がお湯だった。
「えー? 便器の洗浄にわざわざお湯使うなんて、贅沢な仕組みだネ。お湯の方が洗浄力がありそうな気はするけど」
 思うに、新しいビルだけに、自家発電システム、いわゆるコージェネを採用してるのかなー、と思ったんだが。
「ガスタービンとかで発電するシステムだネ。普通に発電所から給電する仕組みだと、発電のときに電力に転換出来なかった熱エネルギーは排熱として捨てられちゃう、受け取ることが出来ない訳だけど、自家発電、つまりは『電気を使う場所の近く』で発電をしてやれば、残った熱エネルギーも空調とかに使えて無駄が減る、って仕組み」
 それならば、温水ぐらい余ってそうだから、トイレに流したりも普通に出来るのかな、と思う。
「なかなかいいシステムだよネ。・・・でも、発電方法がガスタービンから、より電力への転換効率の高い燃料電池とかに移って行ったらどうなるのかなぁ? 熱、あまり出なくなる訳だけど」
 効率が上がって困ることは無いとは思うんだが、どうなんだろう。ガスタービンでのコージェネを、一つのパッケージで電力と熱量の両方を同時に供給できる事に魅力があると見た場合は、電力だけしか得られないシステムになってしまうと、退化とも言えなくもない気はするが・・・はて。

 結局、そのビルがコージェネを採用してたのかどうかは判らないがのだが。ところで、それとは関係ないところでもう一つ気になった点。小便器を温水で洗浄されてしまうと・・・臭いが気になる気がしたんだが。こう、むわっと。
「・・・・・・。うーん。(^-^;

2004年11月22日00:42:48

抑止効果の効果範囲

 またサボり癖が出てきて停滞。サボりが続くと、再開の切っ掛けが掴みづらい。
「サボり始めるのに切っ掛けは要らないんだけどネ」
 穴か溝に落ちる、降りる様な物か。下へは重力が勝手に連れて行ってくれるが、上に上がるには力がいる。

 んー。奈良の小一児童の誘拐殺人にでもコメントするか。
「GPS携帯とかもってても、犯人逮捕には繋がっても、犯罪防止にどの程度役に立つのかは、微妙なところだろうネ」
 取り敢えず、逮捕を恐れない様な犯人相手にはあまり意味がない。極端な話、通り魔のように突発的、出会い頭に起こされる犯罪には効果がない。
「中途半端に対応策を取っていたが故に、殺すほどのつもりは無かったのに解放しても逃げ切れない、どうせ逮捕されてしまうならと、逆上したり破れかぶれになったりして殺してしまう、なんて展開も考えられなくもない、のかも」
 そんな意味じゃあ、いっそ、スタンガンや催涙スプレーでも携行して抵抗を、と考えてしまうが、防御手段の強化は攻撃手段の強化を招くいたちごっこで終わる可能性の方が大きく、やはり解決策にはなりそうに無い。

「ま、結局、抑止に役立つのは、地域社会の繋がり、人間の力なんだろうけど」
 道具はすぐ裏切るというか、使い手次第である。今回の犯罪にしても、写真が送られたり、GPSによる位置情報が取得されたりしているが、それが本当に信用に足る情報なのか、怪しい側面もあると思う。
「その携帯の機能や操作方法に一定の知識を持っていたならば、偽装工作として情報を発進していた、って可能性も考えられるよネ。特定の場所に操作の目を引きつけておいて、その間に逃げる」
 GPS情報を頼りに犯人を追い詰めたと思ったら、野良犬の首にGPS携帯が下がっていた、なんて事件も、いずれ起きたりして。

2004年11月15日01:07:34

人型兵器

 日テレ系の日曜夜の番組に「ワールド☆レコーズ」という番組があるが。
「特命リサーチの後番組だネ。今年の春からだっけ」
 マンネリ化というか、ネタに行き詰まった感じで終わった特命リサーチだったが。で、ワールドレコーズ、当初は、世界のオモシロ映像大紹介、みたいな安っぽい番組のノリで始まったように思っていたが、どうも、放送を重ねていくうちになかなか面白くなってきたんでない、と思うようになってきた。

「特に最近始まった、『ロボットバトル世界一決定戦』なんか、面白いよネ。ROBO-ONE で活躍しているチームなんかが順次出てくる展開みたいだけど」
 PC Watch や、MYCOM PC WEB など、IT系のニュースサイトで取り上げられてきた ROBO-ONE だが。いよいよ、よりマスなメディアに進出、という感じだろうか。
「個性豊かなロボット達、まだまだ進歩していくだろうし、韓国チームの台頭とか国際化の動きもあって、番組の目玉企画になっていく、のかも」
 来年の二月末に予定されている次の ROBO-ONE が開催される時なんかには、なにか連携した企画なり、大会自体の中継なり、やってくるんで無かろうか。

2004年11月11日21:06:08

公然の秘密?

「アラファト議長が亡くなられたネ」
 コメントに困る出来事だが。取り敢えず、備忘録感覚で書きとめておく。

 さて。限りなく中国だろという潜水艦が日本の領海を短時間ながら潜航状態で侵犯して、そのまま公海上を潜航したまま航行しているが。
「一応、公式には国籍不明って扱いにしてるけど、もう判ってるだろうネ」
 比較対象となる元データさえ持っていれば、音でどの潜水艦なのかは判るものである。データさえあれば、同型艦が複数配備されていても、それらを個別に識別できる筈である。
「長時間浮上しないから、原潜だろうって言ってるけど、原子炉が載ってる事も音で判ってる筈なんじゃないかな。原子炉の動作音が聞こえていて」
 たぶん、そうだと思う。しかし、その比較対象となる音データをなんで持ってるの、と問われたら解答しにくい訳で(どこかで実際にその艦の音を観測した履歴がある事になる)その辺が公式には未確認とし続けている事情だと思う。

「でも、どうするんだろ、中国さん」
 潜ったままでいれば、どこの艦だという確証は与えないままでいられるが、いつかはどこかの港に帰らねばならない。中国に帰ろうとすれば、日本としては公式には「あなたの国の領海に国籍不明の潜水艦が侵入しようとしていますよ!」と警告する形になると思う。
「そこで、それは我が国の艦ですよとは言えないし、かと言って、国籍不明の潜水艦が潜水艦が侵入したのを放置しておくという訳にもいかないしネ」
 それじゃあ、実質それはウチの艦でしたと認めるようなモノだしなぁ。
「いっそ、沈めるとか」
 まさか。そうもいくまい。

2004年11月08日23:00:15

伝統野菜

 ちょっと小耳にはさんだんだが。この秋、首都圏のセブンイレブンで販売されるおでんに、源助大根が使われるそうで。
「源助大根っていうと、石川県の伝統的な大根だネ。太めでずんぐりした感じで、煮物にしたら柔らかで美味しいっていう」
 久しく食べてないなぁ、源助大根。首都圏というのが厳密にどの範囲までを示すのかよく判らないが、該当する地域に住んでおられる方は、食べてみてほしい。

 で、その源助大根なんだが。より栽培が楽な青首大根に押されて生産数が減っているのが現状。
「それを盛り返す契機に、みたいな感じで結んだのが、セブンイレブンとの契約みたいだけど」
 しかし、契約取れてさあ行くぞと思ったら、この夏の台風などの天候不順で出荷量の確保に苦しむ事態になりそうとかなんとか。
「県内の人が食べる分が無くなる?」
 どうなるんだろうなぁ。

2004年11月07日00:07:34

ターニングポイントなるか

「パレスチナのアラファト議長が危篤状態とか言われてるネ」
 中東情勢、ひと波乱起きそうである。
「・・・というか、現状でも波乱に満ちた地域だけど」
 なまじノーベル平和賞など受賞させたのが混乱の元、とかウチの親父はよく言っていた。
「ノーベル賞、って権威がバックに付いている都合上、周囲があまり強権的な対応を下せないのが足かせになってたんじゃないの、って見かただネ」
 アラブのカリスマ的存在であったが、果たして、アラファト議長が本当に最適な存在だったのか? もっと他の良いリーダーが現れる可能性を摘む可能性にならなかったのか?
「ま、その辺は、実際にアラファトさんの影響力がなくなってから、さらにしばらく時間が経ってみないと、解りにくい話なんだろうけど」
 さて、どうなるのやら。

2004年11月04日23:03:07

SCSI信仰

 かなり前から挙動が怪しかった中古のSCSI-HDD、そろそろ限界っぽいということで、ついに買い換えた。
「自己診断機能、S.M.A.R.T の働きかな、SCSIカードのBIOSが警告を発する状態になってたよネ。作者さん、無視して使ってたけど」
 過去の投槍を確認してみると、今年の二月後半ごろから警告を発していたようだ。
「それから八ヶ月以上頑張ったんだから、まぁ、しかたない?」
 しかし、中古のSCSIには懲りた。考えてみれば、今どき中古市場に出てくるSCSIって、業務用のサーバーとかで酷使された末に、新機種導入とかと入れ代わりに出てきた品なような気がする。

「もう、買わない方がいいかなぁ。SCSI高いから、中古の安さに心奪われがちなんだけど」
 しかし、安かろう悪かろうでは困るわけで。という訳で、新品購入。10000rpmモデル、36GBで一万六千円程もした。
「あうー。(^-^; ATAだと、250GBクラスが買える値段じゃない」
 SCSI信者は大変である。真似はしない方がいい。今のIDEより性能向上を図りたいにしても、SCSIの長所をある程度盛り込んだ規格となるシリアルATA-2 を待つのが賢明だろう。
「今のシリアルATA はまだ第一世代かな? 一部第二世代化も始まっているけど、まだまだ対応状況は不明瞭だよネ」

 そんなこんなで交換作業。OS本体がインストールされているHDDでは無いので、さほど特別な作業は必要ない筈だ。昨日のIQ診断番組見ながら作業してた。15000rpm-SCSI の爆音を避けるためにセメントレンガで囲んで隔離した外付けケースに入れているので、セメントレンガの撤去作業から始まる。
「なんだかなぁ」
 まぁ、それでも取り敢えず交換。着脱が面倒なので「事前にバックアップ」→「交換作業」→「リストア」の手順で行った。
「着脱が普通に出来るなら『新旧、二台とも接続』→『コピー』→『旧を取り外し』の方が楽なんだけどネ」
 その際、マザーボードのオンボードのIDE-RAIDチップを使ったRAID-0のアレイにバックアップ取ったら・・・なんだか、リストアが上手く行かず焦る。挙句に、アレイが壊れたとか言われる。
「ありゃりゃ。RAID-0の脆弱性がー」
 しかしなんか、アレイを開放して再設定したら、取り敢えずは読めた。しかし、なんとも不安定な状態に。まとめてリストアせずに、分割してリストアしたら辛うじて取り出せた。ま、旧のHDDもまだ動くので、最悪、繋ぎ直せば良かったんだが。

「結局、なんだったのかなぁ」
 Win2Kの標準のバップアップツールでバックアップすると、一つの巨大ファイルとしてバックアップが作成されるんだが。20GB近いファイルが出来たのが、何か悪かったんだろうか。
「あー。極端にサイズ大きいファイルとか扱うと、なんか予期しないトラブルって起きがちだよネ」
 結局、RAID-0 アレイの方も、何とか分散してバックアップとって、一旦アレイを完全に開放、初期化し直してやっと完全復旧した。
「予定外に手間取っちゃったネ。たかだか、OSの入ってないHDDの交換だったのに」
 まったく。油断大敵である。

2004年11月03日22:14:34

知能指数2004

「去年に続いて、テレ朝系でIQ測定番組やってたネ」
 文化の日恒例の番組となるんであろうか。
「で、どうだった?」
 去年の124から下がって118だとさ。まぁ、充分良い方に分類されるようなので、ご機嫌。
「去年はIQの数字出るだけで素っ気なかったけど、今年は分野別のレーダーチャートや結果に基づく評価とか出るようになって、より面白くなったみたいだネ」
 記憶の点が良いのが意外。まぁ、雰囲気、という感じでぼんやりと覚えるのはそれなりだと思うが、明確に覚えるのは苦手な方だと思っているんだが。学生時代で言うなら、英単語とか、数学や物理の公式、化学の化学式とか、ああいうのを暗記するのとか嫌だった。
「理屈っぽい性格の割には、さほど論理は出ていない?」
 自分で論理だと思っていたのは、知覚だったんだろうか? ただ、なんとなく線引きの難しい分野に思うが。

「評価結果・・・なんだかえらい誉められてるケド」
 誉めても何もでないぞ、テレ朝。続けて報道ステーションもご覧くださいとか司会の古館氏が言ってたが、あっけなくNHKに変えてニュース10を見ている今。

2004年11月03日02:01:29

無党派と独立派

 こんな話、書いたっけ。

 アメリカで大統領選挙の投票が始まっているが。
「戦時中は現職が強い、なんて観点とか踏まえると、ブッシュさん優勢かって考えるのが普通だったと思うんだけど、なんだか微妙なのかも」
 どうなるのやら。さて、アメリカは二大政党制の政治体制で知られる。
「共和党と民主党だネ」
 基本的には、その二党の代表同士が争うのが大統領選挙となる。共和党の代表がブッシュ氏で、民主党の代表がケリー氏という構図である。

 で。また基本的に、アメリカの国民は自分の支持政党の候補に票を入れる、ということになっているようだが。
「日本より、支持政党がハッキリしてるって感じなのかな」
 しかしそれでも、日本で言う無党派層、どちらの党も特に支持していないという層も存在はしているようだ。
「日本なんかよりは、ぐっと少ないみたいだけど」
 そしてその呼び名も、無党派、「支持する党が無い」ではなくで、インディペンデント(independent:独立)であるらしい。独立層。
「党から独立した層、もしくは党に依存しない層、って感じかな」

 なんだか、その方が格好がよい。
「・・・でも日本みたいに、40%ぐらいとかが独立層だったら、革命になっちゃうよ。(^-^;
 そういやそうだ。日本では、無党派が最大勢力だからなぁ。独立派が最大勢力なんてことになっては。

2004年10月31日15:51:45

ごぶさた

 この頃ネタを考える時間と気力が足りてません。
「そうやって休んでいると、ますます億劫になってくるだよねぇ〜」
 あうー。まいったなぁ。

 イラク人質事件とか。
「なんというか、冷めたムード。中越地震の方がメインな感じで」
 まぁ、被害の規模や被害者の責任を考えれば、妥当な話だ。地震の方が被害の規模が大きいし、天災の被害者に責任は基本的にない。

「なんとなく、アメリカ大統領選挙」
 取り敢えず、ブッシュ勝つんでない? 選挙後にはドルが上がることが多いらしいので、ドル買っといたら小遣い程度の為替損益得られるかなぁ。
「・・・真に受けて買って損しても責任持てないから、安易に乗って来ないでネ」

 部屋の時計の電池が切れたので、充電してみた。
「・・・って、マンガン一次電池だし」
 マンガンでも数回ぐらいは充電できることがあるんだよ。・・・(旧式のニカド用充電器で一晩ほど充電)んー、だめだったか。
「その電池、前にもなんか充電してたような」
 そんな気もする。まぁ、駄目だったものは仕方ないので廃棄。その辺探すと、何か使用済みのアルカリ電池発見。充電してみるか。アルカリは十回程度いけたりするらしい。・・・(何時間か経過)、あ、なんかパシュっていった。
「液漏れしてる、液漏れしてる。(^-^;
 あー、駄目か。アルカリ電池の電解液は強アルカリなので、手につかないように注意しつつ廃棄。
「なにやってんだか」

2004年10月25日00:41:29

鳥の人

 OVA、マクロス・ゼロの最終巻、第五巻を買ってきた。
「春と秋の年二回のリリースだったから、約二年半かかっての完結かぁ」
 開始当時から、制作手法として流行りとなりつつあったトゥーンレンダリング(3D-GCを2Dの手書きっぽい雰囲気に仕上げる処理法)を敢えて避けつつ、メカを3D化した画風は、2D部分との間に当初こそ若干の違和感はあったが、最終巻を迎えるころには気にならないレベルにまで到達していた様に思う。
「楽する為の3D化でなく、3Dならではという物を豊富に注ぎ込んだ感じに仕上がってたと思うよネ」

 ストーリー的には・・・まぁ、最後まで予測不能な展開だったと思う。
「考えさせられる面の多いストーリーだった、って感じかな」
 まぁ、出て間もない話なので、深くは触れない方向で。

 メカ的には。最後まで不思議だったのは、SV-51 のモデルは Su-27系と言われてきた話。
「何かの間違いかと思ってたんだけど、最終巻のブックレットのインタビュー記事の中で河森さんもスホーイだと言ってるし」
 河森監督が間違うとは思い難いのだが。しかし、ストレーキ(主翼と胴体のつなぎ目部分というか)や主翼の形状、垂直尾翼というか、Vフィン(斜めの尾翼)の雰囲気とか、やはり F/A-18 がモデルなんじゃないの、という風に見えるんだが・・・。
「何か、F/A-18 とは言えない事情でも、あったのかなぁ? ・・・政治的要因?」
 まさかなぁ。あとは、テストロイド系とかの重量感が、なかなか格好良かったりとか。

「アクション面では・・・」
 コブラとフックが出てきて驚いた。
「それ、やるのかよ! ってネ。(^-^;
 マクロス・プラスとかでは、変形を活かしてやってた様な機動を、ファイターのままでやってみました、とでもいうか。
「同じ事ばかりやってられないからネ」
 うまく工夫してきたなぁ、と思う。

2004年10月23日00:45:33

前進欲

『楽天ゴールデンイーグルズ』の新球団のチーム名というか、チーム名の予定を聞いて思うこと。
「楽天ベルクート。(^-^;
 ゴールデンイーグルのロシア語訳がベルクートと聞いていたが、ロシア語の事はよく判らないなぁ、と思っていたんだが。改めて確認してみると、ゴールデンイーグル(金色の鷹)を直接ロシア語に訳すとベルクートになるという訳ではなくて『英語でゴールデンイーグルと呼ばれる鳥を、ロシア語ではベルクートと呼ぶ』という話らしい。ちなみに日本語ではイヌワシである。ちなみにベルクートを直訳すると『火の鳥』になるらしい。

「にしても、おもむろにベルクートとか言い出しても、一般には話が通じないような」
 あう。ロシアのスホーイ設計局の試作機に S-37、最近では Su-47 となっているそうだが、ベルクートという愛称名が付いた試作機があるんだよう。実用化の目処は立っていないようだが。
「試作機というか、実験機なのかなぁ」
 希少な前進翼機である。飛行機の翼というと、斜め後ろに向かって伸びているというイメージが一般的だが、それが逆に斜め前に伸びている。
「アニメやゲームの架空機としては、よく見るんだけどネ」
 ちなみに、マクロス・プラス/マクロス7の、YF-19/VF-19 のファイター形態がベルクートにかなり似てたりするが、モデルにしている訳ではないそうだ。

「あと。なんだかバタバタしているプロ野球。スカウト活動の不正の再燃とかで」
 やっぱり、一場は干すべき、という意思がどこかから出てきたんだろうか。
「ライブドアは、アダルトコンテンツの扱いを責められたり」
 楽天も何らかの形で扱ってると思うが。あと、ローソンにエロ雑誌が普通に置いてあるのをして、ダイエーは責められなくて良いのか。

2004年10月20日23:12:08

どうするインテル

 先日、intel が Pentium4 4GHz の断念を発表したな。
「消費電力と発熱に悩まされた最新型の 90nm プロセス Prescottコアの Pentium 4、直系の後継コア(Tejas?)のキャンセルに続いて、弱り目に祟り目な展開だネ」
 自らが仕掛けたクロック競争に、自らがハマってしまった感じである。

 現在の主なPC向け CPU の最高クロックは、intel では Pentium 4 が 3.6GHz、Pentium M が 2.1GHz、AMD Athlon64 は 2.6GHz である。それらはかなりのプレミア価格?物であり、現実的なモデルのクロックは一割ほど減だが。
「それにしても、飛び抜けて Pentium 4 のクロックが高いよネ」
 それで性能も飛び抜けて高いのなら良いのだが、Athlon64 とは、処理内容に応じて得手不得手があるが、おおむね互角程度。モバイル用途向けの Pentium M には速度では「それなりに」勝っているが、省電力性能で「大幅に」負けている。
「Pentium 4 のアーキテクチャ(基本設計)、Netburst は、消費電力が高すぎる、効率が悪い、ってことで、先代の Pentium III の P6 アーキテクチャを拡張する感じで作ったのが、Pentium M になる訳だけど」

 Netburst の Pentium 4 で仕掛けたクロック競争が、墓穴になってきた intel。
「これまででも、Pentium M を売りにくさが問題だった感じだよネ。クロック数で見ると、大幅に下に見えるから」
 それに加えて Pentium 4 の側もクロック上昇が苦しくなってきて、ますます厳しくなって来た。
「取り敢えずはキャッシュメモリの増量とかで凌ぎつつ、マルチコア化(複数の CPU を一つのパッケージ内に納める)での性能アップへ向かうみたいだけど」
 しかし、それらはクロック数とは違うところでの性能向上である。それなりに事情通の人にとっては、CPU の性能はクロック数だけで決まるものではないというのは既知の事柄だが、なまじ「クロック=性能」というイメージを植え付けてきた戦略が裏目に出てきているのが現状であろう。

「最近は、モデルナンバーなんていう、クロック数とは違う数字を割り振り始めた intel だけど・・・」
 どうなんだろうな。色々と、ややこしくなってきた。

2004年10月18日23:29:48

保守作業

 私が家で普段使っているPC、結構色物な仕様だったりするわけだが。
「主流になれなかった RDRAM 使用のマザーボードというだけでも色物っぽいんだけど、それに加えて、チップセットの構成が非純正という怪しげなマザー、GA-8IHXP だし」
 電源を入れた時に起動に失敗することがしばしばある。電源ユニットとの相性っぽく、最初の電源では殆ど無かったのが、静音化の為に変えたら頻発するようになった。ビデオカード変えたら電源が容量不足になったらしく、起動不能になったのでもう一度電源を変えたらマシになったが、今ひとつ優れない。

 さて。PC が不安定なときに試してみる事柄として、各種スロットなどに刺さっている物の位置を変えてみる、というのがある。PCIに刺さっている拡張カードや、メモリなど。PCIは結構抜き差ししたが、メモリの差し替えはやってなかったので、一度やるかなー、と思いつつ、面倒だなー、と放置していた。
「道楽者ー」
 いやなぁ。ケース内がケーブル等でギッシリで、やりにくかったんだよぅ。メンテナンス性も別段に良いケースでもないし。
「そういや、SCSI やら IDE-RAID とかでゴチャゴチャだったっけ」
 内蔵の DVD-ROM と CD-RW の二台が Nallow-SCSI 接続。しかも、その Nallow-SCSI ケーブル、その二台を経由してからケースの外に出ていき、スキャナが繋がっている。結局、ケース内を往復する状態に。そこに、IDE-RAID の為に IDE ケーブルが二本、LS-120(実質上のFDD)を繋ぐための IDE ケーブルが一本。そして電源ケーブル類。さらに、吸引向けに付けた CPU クーラーの排気をダイレクトに放出するためにダクトを這わせ、CPU クーラー近辺への空気の供給の為にケース内にファンを置いている。
「・・・ギチギチに詰めすぎ」
 しかし、通気のルートは結構強引ながらそれなりに確保してあるので、熱はさほど篭もらない構造になっていると思う。

 ・・・なんの話だったか判らなくなってきた。
「取り敢えず、そんなギチギチのケース内をいじって、やっとこさメモリの差し替えを試してみた訳なの?」
 そそ。二枚一組で刺すタイプで、スロットは四本。使っているメモリは二枚で、余った二本には C-RIMM という、ダミーというか、空きスロットを埋める為のメモリチップの乗っていない基盤を差しておく必要があるのが RDRAM。で、メモリと C-RIMM の位置を逆にしてみた。

 結果。・・・なんか、かなり良くなった。
「あらら。もっと早く試せば良かったのに」
 あうー。差し替えてまだそう長く動かして居ないが、どうも、その他の安定性も良くなった、ような気がする。
「まぁ、遅ればせながらめでたしめでたしと」
 しかし、そうでも無いんだよなぇ。結構前から少し挙動が怪しく、障害予知機能の S.M.A.R.T は既に警告を発してくるような状態だった中古の SCSI-HDD の様子が、いよいよ怪しげになってきた気がする。HDD の始動失敗っぽい感じで、OS の起動に失敗したりする。
「そろそろ買い換えかぁ。高いんだよねぇ、SCSI。SCSI教の人は大変だ」

 そんな感じで、電源周りに由来する起動失敗と、HDD に由来する起動失敗とが重なって厄介になってきたので、取り敢えず金のかからない方として、重い腰を上げてメモリをいじってみた次第、というのが、今回の話でした。
「・・・長いわりによく判らない話」
 取り敢えず、PC が不安定なときには、各種スロットなどに刺さっている物の位置を変えてみましょうね、ということで。はい。

2004年10月15日01:53:45

パリーグ大改装?

「なんだか、プロ野球球団としてのダイエーが消滅濃厚な雰囲気で、あらら、と」
 ダイエーの本業の方の負債を処理する為に、産業再生機構の助けを受けるか否かで揉めていたこの頃だったが、これまでは自力で行くと行っていたのが、取引先の銀行の圧力などを受けて、助け受けるというという話になって、にわかに思い出した球団の身売り論。
「言われてみれば、そう言う話もあったんだけどネ。忘れてた、と」
 ちなみに産業再生機構ってのは、まだ倒産するほどでなく、再生の見込みはあるが、多くの負債を抱えこのままでは危ない、というような企業を金銭的に支援するための組織で、政府と民間が折半する感じで成立した物である。そんな物の助けを受ける状態で、採算の取れていないプロ野球球団など保有していられるか、という話。
「もっと振り返れば、以前から身売りの噂話はあったし、身売り先が外資になるのでは、いや、外資は駄目だ、とかいう出来事もあったよネ」

 にしても。オリックスと近鉄が合併、ダイエーが身売り、ライブドアか楽天が新規加入の可能性、となると・・・なんとも、ガラッと変わってしまう雰囲気な来年のパリーグ。
「単独の球団としての最終試合、みたいな感じの物を行えたオリックスと近鉄に比べて、シーズンが終った今になって身売り濃厚となったダイエーのファンは、複雑な心境じゃないかなぁ」
 プレーオフ敗退で日本シリーズ進出を逃した直後の悲報で、大変ですね、とでも言うか、なんというか。

 ところで野球関係の話のついでに。阪神、結局今年は四位か。
「・・・前々回の優勝、1985年の翌年も、四位だったような」
 さらにその翌年は、最下位だったような。
「・・・再来の予感?」
 やはり、次の優勝は20年ほど先か。今年は、去年のムーア投手と伊良部投手の分の勝ち星を失って補えなかったのが最も痛かったのかな、と思う。
「解雇されてオリックスに移籍したムーアさんに関しては、今年の成績からすれば解雇自体は間違いじゃなかった筈。伊良部さんは・・・去年後半から日本シリーズにかけての下降線から結局抜け出せなかった、って感じかなぁ」
 そして、それに代わるほどの新戦力が得られなかったと。

2004年10月12日23:41:59

墓に布団も着せられず

 日本のプロ野球、今年から導入されたパリーグのプレーオフ、西武の勝ちで終わったわけだが。
「アレ、なかなか良かったんじゃない?」
 一足先に中日の優勝が決まって以降消化試合になっていたセリーグより、良かったと思う。
「リーグ戦一位通過のダイエーが負けた結末なんかも、緊張感あって良かったと思うし」
 逆にセリーグはというと、雨天延期試合の消化の為に、日本シリーズ中にまで試合がズレ込むという。
「なんだかなぁ・・・」

 なかなか思い切って導入したかいはあった制度だと思うが、それ以上に合併や新加入に揺れた年でもあった今年のパリーグ。
「頑張るのが遅かった?」
 ということに、なるのかなぁ。

2004年10月10日20:28:08

↑↓

「今日のF1日本GP、どうなったんだろ?」
 調べりゃ簡単に結果は判る訳だが、録画中継が夜にあることだし、あえて知らない方向で。
「どうしてもすぐ知りたい、ってほどの関心でも、ないしネ」

 さて。ちょっと書き忘れてたんだが、先日、浜松に行ってきたとき。駅ビルの中のエスカレーターに乗って気づいたこと。さっさと上がりたかったので歩いて上るつもりで乗ったら、んっ、と違和感。
「あ。乗る位置の左右の違い?」
 そそ。いざ、どっち、と改まって聞かれると判らないんだが、大阪では立ち止まる人は右、歩く人は左なんだよな。
「それが、浜松じゃあ逆だったと」
 以前、何かのテレビ番組で取り上げてたが。大阪万博(EXPO'70)当時に行ったアナウンスで大阪では右が止まる、というのが定着したんだそうだ。国際的には右の方が多かったからそれに倣った、とかいう話になっているが。

「この話、どうでもいいけど結構奥は深いみたいだネ。それらしい単語で検索すると、その手の話題を扱ったサイト、多いみたいだし」
 大阪は右になったが、ではなぜ東京は左になったのか、とか、大阪は海外に倣って右にしたというが、じゃあなぜ海外では右が主流だったのか、とか。
「車とか人とかが、右を歩くか左を歩くかとリンクする問題なのかな?」
 日本の左側通行は、武士が左腰に刀を差して歩いていた為、すれ違うときに鞘同士がぶつかって喧嘩になるのを防ぐため、なんて俗説がある訳だが。

 ネット上でも調べていくと、諸説色々出てくる。逆に右側通行になっている国の事情とかも含めて。あんまり私が勝手に引用してあれこれ語るのもなんなので、取り敢えずこの辺で終了。
「気になる人は、自分で調べてみてネ」

2004年10月06日21:32:55

鋼鉄の鷲

「なんか、沖縄で F-15 が飛行中に接触事故を起こしたそうだけど」
 海上の訓練空域で起きた事故まで捕まえてどうこういわれてもなぁ、という気がするが。
「翼が欠けたりした写真とか公開されてたネ」
 F-15 は頑丈だから、まぁ、あの程度なら大丈夫だろう。油圧などの制御系はバックアップが堅いので多少の事では制御不能にはならないし、空力的にも一部の翼が失われても他の翼で補える余裕もある。主翼が殆ど根元から丸々折れても帰ってきた機もあるぐらいである。
「戦闘機だからネ。民間機と違って『攻撃されて、どこか壊れる』ことを前提に作ってあるんだから。さすがに翼が片方もげたともなると、速度があまり落とせなくなって、着陸のときにオーバーランしたんだったよネ。アレスティングフック(滑走路上に張られたワイヤーに引っ掛けて強制的に停止させるフック)でも止めきれずに」
 しかしそれでも全損はせず、修理して復帰したという話だったように思うが、確かではない。

 ちなみに最新の機体となると、破損した箇所とその影響を自己診断して、自動的に残った機能で通常の飛行が出来るように調整する機能が搭載されていたりするらしい。
「例えばどこかが壊れた影響で、勝手に右に傾いていくような状態になって、従来なら左へ修正しながら飛ぶような操作が必要だったのが、そうしなくても真っ直ぐ飛べるようになる、とか」
 基本的な飛行機には舵としてて、まず、主翼に補助翼とフラップ、水平尾翼に昇降舵が付いている。それぞれ左右に付いているので、それで六枚。更に垂直尾翼に方向舵が付いているので、合わせて七枚となる。そこからさらに発展した物として、スラットやスポイラーなどと、色々な舵や舵の代わりとなりうる物が付いている。
「それらを全部個別に人間が操作するのは、もはや不可能。だから、大きくコンピュータの助けを受けながら飛んでいる訳なんだけど」
 それらの多くの舵の使い分けを調整することによって、失われた機能を補って飛行を維持する仕組みというわけである。

 なんだか、話が全然違う方向に向かってしまった。
「とにかく、沖縄に関しては。以前のヘリコの墜落事故の騒動の時にも書いたけど」
 今、沖縄で民間機や自治体、警察、消防などが保有する飛行機が事故を起こしたら、どうなるんだろうな、と思う。

2004年10月05日21:53:38

雷鳥不発

 時間や気力に余裕のあまりない状態が続いております。

 先日の日曜日、浜松に行って来た。
「エアフェスタ浜松、ようは空自の浜松基地の航空祭だネ」
 時間と体力の温存のため、新幹線で行って来た。伊達にいい値段を取られていないというか、それなりに楽に往復できた。行きは夜行バスにするかなー、とか思っていたが、考えているうちに席が無くなったので、新幹線の始発で出発。

「で、どうだった? 米空軍の曲技飛行部隊、サンダーバーズが久々に来日したんだったよネ」
 まるで駄目。一日中、雨。次に来日するのがいつになるか判らないので、どういう形ででも絶対見ておこうというつもりでいったが、限りなく最低の結果。予定より遅れて一応動き出したかと思ったが、なかなか離陸せず。地上展示位置と、離陸滑走開始位置とは離れているので、時間はかかるものだが、それにしても遅かった。そしてやっと離陸したかと思ったら、どこに行ったのやらという状態。
「海外のエアショーとかって、意外と途切れ途切れにしか飛ばないというか、見える所に回ってこない、とか聞いた事あるけど・・・」
 そう思って待っていたんだが、一向に帰って来ない。さんざん待った末に流れた結果は、三沢基地に帰投しましたの放送。
「あらら」
 さっぱりである。

 というわけで、サンダーバーズ帰投の放送を聞いた段階で、帰路についた。ブルーインパルスの飛行予定がまだ残っていたが、この雨じゃあ大した物は期待できないし、また来年にでも見られるだろうという事で、諦め。
「今年後半から、新課目も導入されて期待してたのにネ」
『サクラ』というそうで、桜の花をイメージして六つの円を描くらしい。
「東京五輪の再来?」
 なのかなぁ?

 帰り道。昼に基地内の屋台の広島焼きを食べておいたんだが、浜松駅まで戻ってきて腹が空いたなぁという事で、何か食べておくかと駅ビルをブラブラ。食べた物は別になんでもないが、日本酒を量り売りしている店を見つけて土産に買って帰った。花の舞酒造の直売店のようだ。純米生酒の一合瓶と、四合瓶を購入。一合瓶は帰りの新幹線で飲みながら帰る用。別段に日本酒に詳しいわけではないので詳しい論評は出来ないが、なかなか美味だったと思う。
「量り売りってのは、珍しい感じだったよネ」
 また機会があれば買っていきたいと思ったが、いつあるのやら。

 ところで帰り道。以前に買ったが、何かの暇つぶしが必要な時にと読まずに置いておいた、深沢美潮女史の異色作、"TETORA"を読みながら帰ってきた。
「ファンタジー物が主流の深沢さんが手掛けた非ファンタジー物、近未来SF作品の短編集だったよネ」
 なかなか面白かったのは良いとして。リュックに入れていたら、雨のせいで読む前からしけっていて、あうー、と思った。
「あうー。(^-^;
 まぁ、まともに濡れたという程ではなかったが。しかし雨の日は、リュックは背中に背負うのでは無く、腹に背負うというか、抱く?のが正しかったようだ。濡れてきているのに気づいてそうしたが、やや遅かった。
「基地祭では、なりふり構わない装備が賢明?」
 構わないといっても、人に迷惑を掛けてはいけないが、自分の体裁は捨てた方が良さそうだと。晴れた日の日焼け対策と、雨の日の濡れ対策。

2004年09月26日00:09:07

曙〜

「五連敗かぁ」
 元横綱にあんな失態を続けられては、角界の恥だ。もう止めようよ。
「率直に言っちゃうと、今の曙さんの動きじゃあ、現役力士でいうと、せいぜい十両程度の力しかないんでないの、っていうか・・・」
 もっとこう、大胆に体を絞ってスリムになって、とかなると話は違ってくると思うが、一向に痩せた気がしない。実際、数字として減ってるのか変わってないのか、どうなのかは知らないが。
「お相撲さんに、減量、って概念、基本的にないからネ。むしろ、増量に励む事の方が多い世界な訳で」
 格闘家を続けるつもりなら、取り敢えず減量しようよ、と思う。

2004年09月25日20:55:52

レーザー鼠

 さて、またもやマウスの現状など話してみよう。
「今年は三月に電池交換、七月に滑りを良くするパッドの交換、の話をしてたっけ」
 Logitech の充電式光学マウス、Mx700。買ったのは2002年の12月だから、買って二年も近づいてきた。なかなか息の長いレポート、ではなかろうか。

 本来、単三の NiMH を二本使う所に単四を入れて使ってきた訳だが。今回は、半年ほどで劣化したというか、Mx700 には受け入れられなくなってしまった。
「あらら。一回目は SANYO製の 700mAh ので、一年強ぐらい持ったよネ。今回のは SONY製の 800mAh の」
 単四を充電するには、急速すぎるであろう充電速度、合わないであろう充電完了の判定が劣化を早くするだろうし、劣化したと判断する基準もあってないだろう。不適切な使用法をしている訳だから、電池メーカーに文句は言えない。
「でも結果として、SANYO製の方が過酷な条件での使用にも良く耐えた、と」

「さぁ、今度はどこのメーカーの使うの?」
 取り敢えず、単四は当面はやめ。素直に単三を使おうと思う。取り敢えずは、最初に付いてきた奴から。その後には、デジカメで使ってたけど、デジカメで使うにはちょっと劣化してきたかなー、という状態の電池も待っている。
「なるほどネ。でも、久しく単四で使ってきてたから、単三に戻したら重くない?」
 重かった。しかし、数日で慣れた。別にいいや。わざわざ買ってまで単四にこだわる必要は無さそうだ。そもそもこれまでの単四も、わざわざ買ったのではなく、デジカメ用に買った単三に付いてきたオマケを使ってきたに過ぎない。

「本来は、フスマや障子の滑りを良くするためのパッドのトスベールを流用した奴の方は、どう?」
 元から付いていたパッドが剥がれて行方不明になったので、代用品として試してみた訳だが。二カ月ほど経った段階では、極めて良好。滑りは良く汚れも全く付かない。剥がれたりする兆候もない。現時点では完璧。ニチアス株式会社バンザイ。

 というわけで、ある程度のメンテナンスを行いつつ、Mx700 は今も元気に活躍しています。塗装が剥がれ見た目は悪くなりましたが、ボタン類、ホイール、光学センサーなどは健在。電池も非正規な単四を使ってた故の劣化だから、まぁ、悪くはない。
「省電力をもっと高めて、始めから単四にするか、単三だけど一本で足りる様にするか、とか出来てたら、もっと良かったんだけどネ」
 あとは、滑りを良くするパットの品質がもっと良ければ、か。ちなみに代用したトスベールは18枚入りで 300円ちょっと。その内の1枚で足りたので、実質は20円足らず?

 で。その後、何度かマイナーチェンジ的な物をしてきた Mx シリーズだが。今の最新は、Mx1000 か。
「光学センサーがレーザー光になって感度アップ、MSに追従してホイールに傾き検出追加、電池をLi-ionにして連続稼働時間延長、とか」
 色々と面白いなぁ。今のMx700を買い換えてまで、というインパクトはないが。
「レーザーを使う事で、殆ど柄のない無地に近い板の上でも動くようになった、という話は特に気になるよネ」
 当初、ボール型と比べて操作面を選ばずマウスパッドが不要になるように言われて出てきた光学マウスだが。確かに、凹凸や滑り具合などの影響は受けにくくなったが、模様が無いと動かないという問題が現れ、結局は違った意味でマウスパッドは必要で有り続けた。
「今度こそは、いらなくなるのかなぁ?」

 傾き検出は、普通にあったらいいよな、のレベル。ボタンとか、操作できる箇所の多い機械は好きだ。
「Li-ion化は・・・劣化が心配だなぁ」
 単三電池を使う Mx700 では、劣化したら買い換えられる。しかし、専用電池を入れられてしまうと、劣化したらそれで寿命という事に・・・。
「でも、満充電で約21日動く、って話だから。どういう制御をするのか判らないけど、年間で100回ぐらい充電されたとして。Li-ionって、500回ぐらいは充分充電できるはずだし、上手くすれば1000回ぐらいやっても50%ぐらいの容量は残るはず」
 年間100回、寿命500回と見ても五年持つか。容量が 1/3 ぐらいまで劣化しても単純計算上は約7日動くことになるわけだから・・・もっと持つのかなぁ?
「ま、その辺は、実際に誰かが使い続けて、レポートし続けてくれない事には判らないんだけど」

 誰か、しません?
「他力本願ー」
 しかし私は Mx700 のレポートを続けてるぞー。

2004年09月23日22:31:53

アブトマット・カラニシコバ

 ちょっと小耳にはさんだが。無類の信頼性(壊れない)を誇る旧ソビエトの超傑作アサルトライフル、AK47、俗に言うカラシニコフ、というか、そもそも"AK"っていうのは、「アサルトライフル(の、ロシア語)」と「カラシニコフ」の頭文字なんだが。
「その、カラシニコフ、ってのは、設計者の名前なんだよネ」
 47は、1947年に制式化された、って意味だった筈。

 で。小耳に挟んだのは、そのカラシニコフ氏って、まだご存命なそうで。話自体は、そのカラシニコフ氏が、ウォッカのブランドを作った、という話だったんだが。
「ウォッカとはまた、ロシアらしい展開で」

 生産性と信頼性に優れ、世界の紛争地域でお目にかかるカラシノコフ突撃銃。
「第二次世界大戦後の紛争の歴史を語る上で、避けて通れない存在、なのかも知れないネ」
 カラシニコフ突撃銃を手に入れる機会はないだろうが、カラシニコフ・ウォッカが手に入る機会があったら、記念に買っておきたい、かも?

2004年09月22日22:33:45

ごぶさた

 えーと、長らく更新してませんが、一応、元気にしてはおります。
「更新してない期間の前半ぐらいは、ただのサボりだったんだけど」
 あう。この頃はちとバタバタとしておりまして、手が回らないというのが現状です。全く時間がないという訳ではないけど、気力が無かったり、体力が無くて寝てたり。先日の小松基地航空祭も、疲れてて行くのやめた。
「さほど、天気良さそうでも無かったしネ」
 エアロックがペアでの飛行を再開したり、ブルーインパルスが新課目を導入したりと、見どころは少なくなかったようだが、それら飛行展示は曇ってしまうと冴えなくなってしまうからなぁ。
「実際のところ、天気どうだったんだろうネ。予報ほど、悪くなかったみたいだけど」
 あと、天気に関わらず見られるところでは、自衛隊五十周年記念の特別塗装機の展示があったはずなんだが。
「小松では、真っ赤に塗った F-15J が、見られる予定だったのかな?」
 心残りではあるが、疲れていて行ける雰囲気で無かった。

 そんなこんなで、当面はノロノロとしそうです。
「さて、次の浜松は行けるのかなぁ?」
 アメリカ空軍のサンダーバーズ来るからなぁ、浜松。天候に関わらず、なんとしても行きたい。どんな形ででもいいから、見ておきたい。

2004年09月11日15:09:05

シビアな世界

 アジア・太平洋地区の国々の大学対抗のロボコン。今年で三回目、今、生中継で放送している最中だが・・・日本、今年も敗退してるなー。
「日本がロボコン発祥の地なのにー」
 毎年、発祥の地ゆえの拘りなんだろうが、奇策に走りすぎだ。奇抜なアイディア、面白いギミック、しかし手堅さに欠ける。今年の代表は、練習用と本番のフィールドの微妙な違いに、ギリギリまで高速化の為にチューニングしていたセンサーが適応できず、決め手であったはずのマシンが正常に動かなかった。
「今年の大会がどうなるかは、まだ途中だけど。過去二回はより堅実なマシンを持ち込んできたチームが勝ってるような・・・」

 より長い歳月を掛けて成熟させていけば、日本のようなやり方もいいんだろうが、ロボコンは毎年異なるレギュレーションの元に開かれる大会であり、なかなか成熟の域に持っていくのは難しいと思う。
「それでも、ちょっとずつは基礎的な所から、技術と経験の積み重ねは溜まっていくんだろうけど・・・」
 華のある戦い方をしようと言う姿勢は、確かにいいと思うが・・・しかし、そろそろ勝ちも狙って欲しいなぁ、と思う。

2004年09月11日12:40:45

GUN

 銃社会というイメージの強いアメリカだが、さしものアメリカでも、連射機能のある銃に関しては厳しい。
「十発以上続けて撃てる銃は、違法、になるみたい」
 しかし、その連射機能を規制していた法律は時限立法で、間もなくそれが切れて失効する予定だという。
「うわぁ、おっかない。サブマシンガン(拳銃用の小型の弾を連射できる銃)や、アサルトライフル(ライフル用の中型の弾を連射できる銃)が合法的に保有できるようになっちゃう訳?」
 そうなるんだろうな。サブマシンガンの場合で30〜50、アサルトライフルの場合で20〜30発程度は標準で連射できる。弾庫を連結して即席に大容量化出来るような機構を採用した銃も世の中にはあり、それが流出すると、その2〜3倍の弾を込めることが可能になる。

「っていうか、単純に考えると、SAW(アサルトライフルをやや大型した感じの支援用の銃)や マシンガン(脚を付けて設置して大型の弾を連射するような銃)を持っても構わない話になってしまうような・・・」
 SAW になると、100発ぐらいの大型弾庫が用意されているし、ベルトで連結された状態の弾を使うことで、繋がっている限り無限に撃てたりもする。実際には、ある程度以上撃つと銃が過熱して撃てなくなるが。マシンガンになると、弾の威力がまたグッと上がるので恐ろしい事になる。

「とりあえず、やっぱり怖いのはカラシニコフの大量流入とかじゃないの? 旧ソビエト時代に設計された傑作アサルトライフル」
 低コストで生産性が良く、操作やメンテナンスも容易で、故障も少ない。命中精度とかそう言うところで比べると西側の銃に劣るようだが、それを補って余る長所が山盛りの銃である。
「実際に戦場にもって行って使うと、良く壊れるって言うからネ、西側の銃。それに対して、カラシニコフは故障知らずで有名」
 使っている最中に銃が壊れることは、致命的だ。それが兵士であろうと、警官であろうと、犯罪者であろうと。特に、援護してくれる仲間の居ない、少人数や単独で活動しているときに壊れると終わりだ。
「その点じゃあ、やっぱり壊れないことは重要」

 あと、なんだ。やはり、重機関銃とか流れないのか、という疑問。なんか、銃関係の雑誌とか読んでると、個人でミニガン持ってるような人間もいるような話だったが・・・。
「あれ、どうやって所持が許されてたんだろ? 州によって規制が緩かったりして持てたりするのかなぁ?」
 さぁ。しかし、ミニガンはいくらなんでもあんまりだ。ミニガンというのは、7.62NATO弾を使用するガトリングガン、M134 のことである。アメリカの戦闘機などに搭載される20mm砲弾を使用する M61、通称バルカンを小型化した物である。毎分4000発の連射能力を持ち、並の銃の五倍以ぐらいの数の弾を吐き出す。
「映画ターミネーター2で、ラボの窓からシュワちゃんがぶっ放してた奴だネ。人を傷つけてはいけないと諭されたターミネーターが、包囲していた警官隊の『パトカーだけ』を狙って撃って、撃ち終わってから『死傷者無し』と確認してたシーンのやつ」

 そのまんま本当にその法律が失効してしまうのかどうかは、まだ未確定なようだが。
「それはさすがに、延期するべきなんじゃないかなぁ、と思うよネ」

2004年09月10日00:17:59

化学的

 お久しぶり。
「またサボり」
 あう。まぁ、そんな間にも世間では色々あったわけだが。その中では・・・韓国の原子力技術を巡る疑惑はどうよ、って思う。
「少量ながら、90%以上までウランを濃縮する実験を密かに勝手にやった、とかいう話」
 簡潔に言うと、ウランには核分裂反応を起こす『燃えるウラン』と、起こさない『燃えないウラン』とがある。天然のウラン鉱石には燃えるウランは1%にも満たない程度しか含まれておらず、この状態では使えない。
「それから、燃えるウランを集める工程が濃縮。原子力発電に使うには、4%ぐらいまで濃縮しているようだネ」
 結構、薄いものである。だから、原発で重大事故が起きて、どのように酷い事態に進展しても、核爆発には至り得ない訳でもある。

「それを、90%以上まで濃縮したっていう話なんだよネ。そこまで濃縮したウランの使い道といったら、必然的に核兵器ということになると思うんだけど」
 私ゃ根本的には非核論者ではない訳だが。しかし、そりゃあんまりだ、とは思う。
「北朝鮮との核を巡った問題もあるのにネ」
 正面切って、北が持つなら南も持つぞ、と言い出したら、それでとどめる言葉に困る訳だが。しかし、北に廃棄しろと言う言葉の裏で南は作ろうとしていた、では、あんまりである。
「こりゃ、北朝鮮、大抗議だネ」
 日本からも、突き上げるべきだとおもうが。ちなみに、ウランの他にもプルトニウムに関連する疑惑もあったようで、尚のことな話。

 ・・・さて、そんなお固い話とは無関係に小ネタをもう一点。今年の夏、青いペプシコーラ、PEPSI BLUE が販売された訳だが。
「もう、時期は終わって消えたんじゃないの?」
 と思ってたんだが、まだ売ってたんだな。家人が買ってきた。
「そりゃまた酔狂な」
 いや、単に安かったから、という話らしいが。以前に試しに一度買ってみて、見た目は風変わりだが味はまぁ普通のコーラと大差ないって言ってた物だから。
「ふーん。それにしても、今さらそれが?」
 以前、BLUE に普通のコーラを混ぜると、緑色になる、という話を聞いたことがあった。実際、どんな感じになるんだろう、と思いつつも、わざわざ試すまでもなぁ、と思ってたんだが。いい機会なので、やってみた。PEPSI BLUE に PEPSI Twist を混ぜる。普通のコーラでなく、レモン果汁入りのツイストを使ったが、まぁ、最近の日本のペプシに関してはツイストが普通の様に売られているから、問題なかろう。
「おお、確かに緑色に。かなり、濃い緑になるんだ」
 青に大して普通を少しで深い緑になる。もっと減らすと、薄いというよりは濁った緑になる感じ。

 ちなみに、BLUE にファンタオレンジを混ぜたら、薄い緑になった。オレンジを減らすと、黄緑に。
「ふーん。色としては、コーラってオレンジ寄りってことなのかな」
 そうなんだろうな。まぁ、オレンジというよりは、茶色だろうが。

2004年09月04日20:39:55

雷鳥スキップ

 先日、沖縄で米軍のヘリコが落ちた影響で、今月に嘉手納で予定されていた米国空軍の曲技飛行部隊、サンダーバーズの来日飛行の中止を県知事が申し入れたそうな、なんて話を書いたが。
「あれ、結局中止になったみたいだネ。嘉手納のみ中止で、他の日本ツアーはそのままやるそうだけど」
 沖縄でも米軍や自衛隊がイベントをやれば、何万人もの来客があるという。サンダーバーズ来日を心待ちにしていた人も少なくなかろう。
「特に、県外から飛行機やホテル予約して、平日開催だから有休申請とかして、さあ行くぞと構えていた皆さん、御愁傷様」
 飛行場の近くで騒音や事故に怯えながら暮らす人々の心境を考えよという意見もあるだろうが、飛行場から遠く離れて飛行機の雄姿を夢みる人々の心境だって忘れないでほしい。

 ところでその関連で、あの事故に関して、米軍に関係する機関の広報の形で、被害を最小限に留めた乗員の操縦を称える記述があって、それに対して、自治体の基地対策関係者が尾部ローターが欠損した状態で、果たして機体をコントロールできるのか。人的被害がなかったのは奇跡。状況は同じなのに、なぜ米軍と地元の受け止め方がここまで違うのかと批判的なコメントをしている。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず。何かを批判するなら、取り敢えず真っ先に敵のことは勉強しようよ、と思うんだけど」
 一介の航空ファンとしては、テールローターが欠損した場合の対処法はというと、エンジンを切ってオートローテション、となると思う。
「一般の人でも、テールローターが壊れると、クルクル回って墜落するっていう漠然としたイメージがあると思うけど。クルクルまわっちゃうのは、エンジンがメインローターを回す力の反作用で回るわけなんだけど」
 ということで、エンジンを切ってやると、その作用は弱まる。風圧で風車の様にローターの回転を維持しながら降りる形になるので、ローターの回転自体は続くからには、その回転にも何らかの反作用はあるだろうけど、弱まることは弱まる筈だ。
「後は、それなりの前進速度を維持して降下すると。前進していると、機体が直進しようとする方向に空力的な力が作用して回っちゃうのを抑えられる、んだったような」

 テールローターが壊れている以上、旋回、方向転換をするのはかなり困難だろう。しかし、高度や速度がある程度以上ある状態からであれば、ある程度の操縦の余地は残る。少なくと、なるべく飛行を続けて現在地から遠ざかった方が安全か、現在地を離れると危険になるのでさっさと墜ちてしまった方が良いのか、程度の操作は出来るのではないか。
「余所者としては、どこで、どこへ向かって、どんな高度と速度で飛んでいる状態で、どんな風に壊れたのか(突発なのか、予兆があったのか)の情報がないから、何とも言えない面が大きいけれど」

2004年09月03日22:59:28

諸刃の刃

 ロシアの人質事件、やはり決着は強行突入か。
「モスクワの劇場占拠事件の時もそうだったしネ」
 半裸で逃げてくる人質を見た第一印象は、衣服に付着したらすぐ脱がないと不味いような化学薬品でもブチ込んで突入したか、と思ったが。自爆を覚悟している武装組織の動きを封じるために。
「今のところ、そういう薬品を使ったって情報は無いみたいだネ。半裸だった事情は、気温30℃以上の中、狭い体育館にすし詰め状態で暑かったからではないか、という話になってるけど」
 さて、どうだったのやら。武装組織の自爆や爆破を完全には封じられなかった様で、やはり今回もかなりの犠牲者を出したんだろうなぁ。
「今のところ、数十〜百人ぐらいの死者が、なんていう未確認情報が流れてるみたいだけど」

 さて、それとは別の話。Windows XP の Service Pack2(SP2)の公開が始まったそうだな。プライベートには WinXP は使ってないので、直接詳しく扱う機会は、差し当たってないが。
「基本的には導入を前向きに検討してほしいけど、今回の SP はちょっと事情が特殊かな?」
 セキュリティ対策の強化が主題となった SP である。セキュリティに気を付けよ、その為にこのパッチを適用せよ、この様な設定をせよ、などと訴えても多くの一般ユーザーは無頓着なままであることを憂慮して(逆ギレして?)導入後の初期状態ではかなり高セキュリティ設定になるように調整してあるという。
「高セキュリティなのはいいんだけど、それに巻き込まれて正常な操作にも支障を来しがちという諸刃の刃なのが今回の SP2 と」

 基本的には、支障に突き当たるたびに、随時それを回避する為に過剰に高セキュリティになっている設定を見つけて調整する、というのが正しい対処となろう。
「セキュリティ対策を全面的に解除するような方法を聞いたり見つけたりするようなこともあると思うけど、そういう設定を安易にするのはやめようネ」

2004年08月30日20:47:28

雷鳥

 沖縄で米軍のヘリコが落ちた事故の波紋はまだ残っているようで。来月に予定されている、サンダーバーズ(米国空軍の曲技飛行部隊)の来日飛行の中止とかを言い出したらしい。
「あら、沖縄にも行くんだったっけ」
 自分が行けない範囲のことは覚えてなかった。確認してみると、9月14日(火)に嘉手納、25/26日(土/日)に百里、30日(木)に三沢、10月3日(日)に浜松が予定されている。このうち、百里と浜松は空自の航空祭に参加する形で日本国民向け、嘉手納と三沢は基本的には在日の米軍部隊への慰問という扱いの筈である。
「勢い余って日本ツアーそのもの中止とか縮小とかいう話にならないか、心配なんだけど」
 ルートとしては、グアム→沖縄→韓国→本州、という順になっている。沖縄がキャンセルになったとしても、そのまま韓国へ行って、本州にはやって来てくれると思うんだが・・・。
「滅多に来ないサンダーバース。見逃したくは、無いんだけどネ」

 えーと、あと、再びオリンピックを振り返ってみて。メダルラッシュに沸いた日本代表、北京に向けて不安の残る内容であった。
「えー、あれだけ活躍して、何が不安なの?」
 日本人選手、及び応援団の身の安全。
「・・・・・・。(^-^;; ま、まぁ、先日のサッカー・アジアカップとか思い出すとねぇ」
 特にマラソンとか、完全な警備は困難で、かつ日本は強い、大丈夫なのかよ、と思っていたら、アテネでも最終日の男子マラソン。
「35Kmぐらいまで進んだところで、30秒近い差で一位を独走中のブラジルのデリマ選手が乱入してきた男に妨害されてたよネ」
 具体的にデリマ選手やブラジル代表を狙った妨害ではなかったようだが、あのような妨害行為が起こり得ることが本当に示されてしまった。ちなみのその犯人、かつて F-1 の妨害もしたことがある前科持ちらしい。言われてみれば、そんなこともあったような記憶もある。

「妨害による直接のタイムロスは10秒ぐらいだったけど、マラソンで一度立ち止まっちゃうなんて、ものすごいペースが乱れそうな話だよネ」
 三位表彰台には踏み留まれたからまだ良かったものの、表彰台まで逃していたら、ものすごい揉め事になっただろうな。
「一時はもっと差をつけてたのが、徐々に詰まってくる展開での出来事だったから、あれがなければ一位で逃げ切れたかというと、微妙なところはあっただろうけどネ」
 トラブルに負けずに表彰台を守りきった、という意味で、ある意味、金にも劣らない栄冠を得れたとも言えよう。・・・もっとも、それでも、もっといい色のメダルが貰えたかもしれないのに、という遺恨は残るだろうが。

2004年08月29日23:48:49

持久戦

 だいたい直ったと思ってたけど、色々不都合残ってた。起動時に毎回ファイル保護(SFC)が作動してファイルのバージョンがおかしいから直せみたいなことを言ってくるが、従おうにも SFC が上手く動かない。Windows Update が動かないのにも気付いた。
 ・・・どうやら、足掻いている最中、Win2K の上書き再インストール(アップグレード扱い)を試みたが上手く行かなかった名残で、Win2K初期版と Win2K SP4 が混じった様な状態になってしまっていたらしい。

 なんだかよく判らないけど対処療法的にあれこれ試したら、今度こそ、やっと直った、と思う。しばしば理不尽な挙動をしてくれる MS-Win だが、粘り強く対処すれば、意外と直るものだ。おかげで私は、Win95 OSR2 時代から、完全にクリーンインストールからやり直し、というのは、たぶんやってなかったと思う。

 トラブルに対してもっとも心強いのは何か? リストア方法まで具体的に確認されているバックアップ。いざ復元というときにどう使うか判らない、使うのが困難なバックアップでは無意味である。Win2K/XP は、レジストリの完全なバックアップと、完全なリストアには結構コツがいる。OS が使用するファイルは保護されていて触れない物が多いので、それを潜り抜ける必要がある。
 私としては、完全に信用できるバックアップとは、
『普段使っているのと違うハードディスクから起動した OS を使って、100& 丸写ししたバックアップ。もしくは、RAID 1 を組んでおいて、抜き取った片割れ』
 である。ようは、全てそのまま抜き取ってあり、そのまま全て置き換えれば回復するようなバックアップ。

 第二に信用できるのは、普通に動く二台目のPC。メイン機と同じ OS であればなお良い。ネット上で情報やツールを入手したり、正常動作している状態との比較などに役に立つ。これがないと、前述の 100% 丸写しで復元できるバックアップが用意できていない限り、復旧は極めて困難になるだろう。

2004年08月29日20:32:32

ワナ

 PC関係の雑誌を読んでいたら、レジストリ圧縮ツールとか紹介されていたので、おもむろに試してみた。Win95 OSR2→Win98→Win2Kとアップグレードで使い続けてるから、色々と肥大してるもんで。ただ、雑誌で紹介されていたのはシェアウェアだったので、フリーの探してみて。

 そしたら、痛い目にあいました。(ぁぅ 必要な情報まで消しちまったらしい。

 まぁ、かろうじて復旧しましたが。ツール自身にレジストリのバックアップ機能とかついてたから、それでいいんだろうと思ったら、不都合起きて戻そうとしたら、ちゃんとレストア出来ないんでやんの。

 まぁ、その手のツールに手を出すときはご注意を。

2004年08月27日22:52:03

ひかり

 そろそろ、オリンピックとは違う話も。

 自分の部屋の蛍光灯が切れたので買いに行った。
「インバータ式のを使ってるからか、チカチカしてくる、とかいう中途半端な段階はなくて、いきなりパッと消えて終わっちゃうよネ」
 突然暗くなって驚いた。一瞬停電かと思ったが、テレビやパソコンは動いている。まぁ、それですぐに蛍光灯か、と判るわけだが。

「何気に、蛍光灯にも、色合いの違いとか、多いよネ」
 今、なに使ってたっけと確認してみると、ナショナルのパルック・ナチュラル色。5200Kの色だそうだ。
「5200Kって、色温度ネ。大雑把に言うと、数字が小さいと赤っぽい光で、大きいと青っぽい光」
 今度はもうちょっと色温度を上げてみるか、と思いながら選択。同じパルックの一つ上、クール色は7200K。ちょっと青すぎるか、ということでボツ。

「蛍光灯みたいな、大多数の人は銘柄に拘らない消耗品とかって、品揃えに偏りが大きいよネ」
 家電製品などなら、並の電気屋でも、それなりに多様なメーカーの品を置いている。しかし蛍光灯みたいな物になると、結構大きな店に行っても、意外と扱っているメーカー数は少ない。
「前に、テレビの電波のブースター買いに行って、マスプロ製のを買おうと思ってたのに、なかなか売ってなかった、なんてこと、あったっけ」
 大手家電量販店、ジョーシンの店を数店回っても、置いてるのは日本アンテナ製ばっかりだったんだよな。で、ニノミヤに行ったら置いてあった。

 話を蛍光灯の話に戻して。蛍光灯を買いに行った店に他に置いてあったのは、東芝のメロウZ。これの昼光色で、6700K。うん、このぐらいかな。
「また、何が根拠に、このぐらい、って」
 いや、パソコンのディスプレイの色温度の設定は、6500Kが標準だ、って聞くから。そのぐらいの色温度になれておくのが、いいのかな、と。
「ふーん」
 ちなみに、その標準ってのは、CGデザイナーとかの業界としては、という話らしい。通常の出荷状態では、もっと高い色温度に設定されているのが一般的だという。
「一回、手持ちのモニターの色温度の設定とか、見てみてネ。全部の機種に付いてる機能じゃあ、ないけど」
 初めて6500Kの色をみると、多くの人は、赤っ!、と感じると思う。しかし印刷などを前提にした場合、紙の白さを基準に考えると、そのくらいの色温度が適当という話になるらしい。
「画面の白と紙の白に差がありすぎると、印刷してみると色が違う!って話になるからネ。デザイナーさんとしては、それじゃ不味いと」
 別にデザイナー指向じゃなくても慣れておいて損はない色合いだと思うので、試してみる事をお勧めする。

 もう一度蛍光灯の話に戻して。今、蛍光灯ってどんなのがあるのかな、とちょっと調べてみた。

 ・・・ぐらいなのかなぁ。よく判らない。
「おっ、なんか、日立のって機能豊富。UV成分を抑えて虫が寄りにくいとか、光触媒効果で汚れにくいとか。おもしろーい」
 三菱のにも、割れたときの飛散防止や、消したあともしばらく光が残るとか、結構実用性のありそうな機能が。あと、8000Kと他社製を凌ぐ青いタイプや、5800Kと他社製の隙間を縫うような色温度の設定があるのも面白い?
「東芝とナショナルは・・・イマイチ平凡?」

 皆さんも、蛍光灯が切れたら、考えて買ってみてほしい。
「ま、明るけりゃいいんだよ、と特価品を買うのも、手なんだろうけど」
 あう。確かに、値段に倍ほど差があったりするしなぁ・・・。
「あと、前述の通り、蛍光灯なんて、多彩なメーカーの品を揃えてる店ってそうなさそうだから、これ買うぞ、と決めても、そう思い通りに見つかるか、怪しいと思うけどネ」

2004年08月26日23:10:17

続・野球

 四回、オーストラリアの大飛球。あれはアウトだったよなー。
「外野のフェンスというか、壁すれすれの飛球。ジャンプして一度はグラブに入ったんだけど、こぼれたボールがフェンスにヒット、跳ね返ってきたのを再キャッチしてアウトの判定」
 ボールがフェンスに触れるのは地面に落ちるのと同じ扱いなので(完全に同じかは知らないけど)この場合はアウトにはならないのが正しい。テレビにははっきりとその様子が映っていた。しかし審判は見誤ってアウト。
「ランナー1、二塁で2アウトだったから、あの飛球ならランナーは二人とも全力でスタートしてた筈。よほど足の遅いランナーでなければ、一塁ランナーまで帰って二点タイムリーで、バッターランナーは二塁で攻撃続行の筈」
 その時は二点差でオーストラリア負けてたから、その時点で同点、勢いに乗って更にもう一本出て逆転、というのもまんざらあり得なくもない流れだったろう。
「中盤越えてリードを保てれば、またもウィリアムス投入で逃げ切りと、なんて選択肢もあった訳だし」
 いつまでオリンピック種目で居られるか怪しい野球だが、次の北京ではビデオ確認など判定の訂正を前提にした仕組みが組み込まれたりするかも知れないな。

 さて、ちょっとしつこい話になるが、もう少しオリンピック野球。前回、ちょっと素人が好き勝手言いすぎたね、という点があって、修正の意味で。
「えーっと、日本代表、投手に偏りすぎでない、って書いたんだけど。アテネオリンピックのオフィシャルサイトで準決勝進出チームのメンバー構成を確認してみると」

  1. キューバ(投11/捕3/内5/外4/Utility 1)
  2. オーストラリア(投10/捕3/内5/外4/Utility 2)
  3. 日本(投11/捕2/内5/外5/Utility 1)
  4. カナダ(投11/捕2/内6/外5/Utility 0)

「だって。Utility ってのは、Utility player、内野外野の両方を守れる選手のことだろうネ」
 というわけで、日本が別段に投手に偏っている、という訳でもなかった。

「でも、数だけ見てると・・・決勝進出の2チームは、敗退チームと比べて捕手が一人多いネ」
 捕手は投手と並んで、代役の全く効かないポジションだ。二人だと、一人が出場、もう一人は負傷などの万一に備えた予備と固定されて、全く融通が効かない。しかし三人いれば、一人を戦術的な交代に使っても予備の捕手がもう一人残る。
「それが実際に生きた場面があったのかは知らないけど・・・、その方がいい感じはするよネ」

 あとは準決勝進出組では唯一、投手を十人に抑えてきたオーストラリアだが。
「アメリカでは2A(メジャーを一軍としたら、二軍の3A、三軍の2A、四軍の1A、という構成になっている)でプレーしてる選手を中心に、要所を3Aが担いつつ、逆に1A選手もいたり、という程度の構成をして、銀メダルまで導いたオーストラリアのこの構成は、むしろ正しかった、ってことじゃないかなぁ?」
 日本は、メジャーで活躍している日本人選手を基準に考えれば、全員が3A以上ぐらいには相当する実力を持った選手を送り込んだ、と考えて差し支えないんでなかろうか。それでいて二戦二敗に終わったオーストラリア戦は、拙かったとしか言いようが無い。

 取り敢えず、今回の日本野球の結果に関しては、銅で良かったね、では無く、キチンとした反省や叱責を行ってほしいと思う。
「選手を責めるのは酷だと思うけどネ。それよりも、長島監督や、実質の監督代行の中畑ヘッドコーチ、そして、その指導陣にゴーサインを出した周囲全体の責任が」
 長島監督が健在でそのままアテネに行ったらどうなったか、に関しては問わない。しかし、長島監督が倒れたあとの対応は、やはり拙かったのではないか。監督としての実績の無い中畑氏に実質上の監督をさせたのは、どうなのか。
「そのまま行く事を容認した周囲、自ら率先して身を引いて他の実績のある監督に委ねなかった中畑さん。長島さん本人が、脳梗塞にやられた頭で果たして本当にまともに判断できて、ここは譲るべきと考えられたのかは判らないから、長島さん本人を叱責すべきなのかは、微妙だけど・・・」
 っていうか、駄目だろ、脳は。脳やられた状態で監督なんて出来る訳なかったろう、という率直な判断を、なぜ周囲はしなかったんだろう。
「そりゃあまぁ、脳を患った人間はもう一生駄目なのか、と言えばそれは否だけど、充分なリハビリを積んでから、ってのが道理の筈。人間として普通に話したり立って歩いたりというだけじゃあ無く、監督、という実際の仕事においても」

 なまじ高名な長島氏だけに難しいだろうが、プロの二軍や社会人、もしくは高校や大学野球の指揮などをしばらく執ってみてから、というのが望ましい姿だったろう。そして、倒れた時期からでは、例え身体機能は回復したとしても、そういう現場でのリハビリをする時間は取れないのは明白だったんだから、アテネオリンピック代表監督は辞任、が正しかった筈だ。
「今なら野村さんが社会人(シダックス)の指揮を執ってるから、その舞台に長島さんも参戦ってのも、まんざら違和感はないかも」
 ・・・まぁ別に、そうまでして長島氏に現役復帰して欲しいとは思っていないが。

 現時点で、次の北京はこうあるべきだと思うこと。

「にわか仕込みの寄せ集めチームで発揮できる力は、怪しい物だからネ。やっぱり、ちゃんとチームとして機能するチームじゃないと」
 まぁ、サッカー並に頻繁に代表チームが結成され国際大会などに出る機会があれば、経験も積めて寄せ集めの域を脱することも出来るんだろうが、そう言う機会は今のところ望めない(そう言う大会が無い)。ならば、既存のチームを丸ごと送り込むぐらいの気持ちで行くのか、もっとも戦力を発揮できる形態だろうと思う。

「極端な話、今回の代表チームが、今のセ・パの首位、中日やダイエーと試合して勝てるか、って話」
 負けそうに思うんだが。さて、どうだろう。

2004年08月25日20:39:13

振り返ってみれば、

 野球日本代表、準決勝で敗れるを振り返ってみて。
「後になって思えば、巨人のような負け方だったような」
 豪華な選手ばかり揃っている様に見えるが、繋がりや柔軟性に欠けて負けると。豪華な選手が本当に豪華な活躍すれば勝てる訳だが、巨人の成績がそうであるように、なかなか現実にはそうならない訳で。

「それ以上に思ったのは、代打とか代走とか、そう言う動きがあんまりなかったなー、という印象」
 確か、24人の出場枠の多くを投手に割いたので、そういう余裕があまり無い、という話だったと思うが。改めて構成を確認してみると、

 だとさ。ざっと確認してみただけなので、投手の先発・リリーフ、野手の内・外の区別には間違いがあるかも知れないが、この際深く考える必要はなかろう。
「24人中、11人がピッチャーって・・・多すぎない?」
 というか、野手が13人である。指名代打制なので9人が先発して、あと4人しか残らない。代打や代走はたった、その4人しか用意できない訳である。しかも1人は捕手だから、万が一の負傷交代などを考えると、実質は更に減って3人か。更に、外野手に代打を出すとしたら、外野の守りをそのまま引き継げる野手を出さなければ、更に守備要員にもう1人、となるわけで、実質、代打は出せないに等しいんじゃないか、という構成。

「これって、どうだったのかなー。プロ野球じゃあ、代打の切り札、って感じで、打つだけで打ったら代走が出て下がる選手とか、代打が出たのに併せて次の守備で交代があるとか、勝ちゲームの終盤で守備固めを出して逃げきり体勢に入るとか、野手の出入りは多いのに、それが全然出来ないって」
 確かに、野球において、投手の重要性は大きい。例えば高校野球なんかの場合、やはや、豪腕のエースがいるチームが何だかんだいっても強い様に。
「巨人は重量打線の割に投手陣が・・・って言われがちだけど、日本代表はその逆になってた?」
 どの道、バランスの悪いチーム構成、ってか。誰だよ、こんなにチームバランスにしたのは。メンバーが固まったのが、長島が倒れる以前だったか、以後だったか、覚えていないんだが。

「素人考えで行くと、どのぐらいのバランスが適当だった?」
 主力先発投手は2名で、基本的にはその2人が交互に登板する覚悟で。その代わり、オリンピック明けは、もう長期休暇にするとかにして。で、控え先発投手2名。主力の不調、捨てゲーム、圧勝ゲーム、格下相手、などに登板。あとは、中継ぎ2名に抑え1名ぐらいで。これで7人。
「原則2人で先発をやれ、ってのは、ちょっと酷には思うけど」
 この先も長く語り継がれるであろう往年の名投手の時代を思えば、それほどのことでもあるまい。チームのエースともなれば、シーズンを通して中1日とかで投げることも珍しくなかった時代もあった。9試合ぐらい、なんとかなろう。
「先発か中継ぎに1人、もしくは両方に足しても、9人。実際のチームより2人減、と」

 まぁ、もう少し野手に割り振れるなら。取り敢えず、捕手はもう一人増やすべきだろうな。あと、ドカンと一発欲しい、という局面になれば代打もあるぞというのを前提にすれば、もっと小技の上手い、バンドが上手いとか、守備がいいとか、走塁がいいとか、そう言う選手をスタメンに入れた方がいいだろう。
「となると、捕手、縁の下の力持ち、代打の切り札、みたいな感じで3人かぁ」
 まぁ、平凡か。捕手が後者の2つの何れかを兼ねていれば、より余裕もでる、かな?

2004年08月25日01:27:46

オリンピックねた継続

「体操のガラ、賑やかで良かったネ」
 ガラってなんか聞き慣れない言葉だが、フランス語で祭典、まぁ、お祭り様な意味合いになるそうだ。
「位置づけとしては、冬のフィギュアとかじゃあ、エキジビジョンって呼んでる奴と同じだネ。メダリストが、競技としてじゃなく、演技として自由に技を披露してくれるサービス」
 ベテラン選手とかになると、それ専用に普段は見せない特別な演技(面白いけど、点にはならない演技)とか見せてくれて、非常に面白い。

 さて、野球。
「またもや、ウィリアムス仁王立ち」
 いやぁ、格好良かった。
「中盤に差し掛かっても点が入らなくて、終盤が迫って先制を許すとまたウィリアムスに抑えられるぞと思っていたら、正にそんな展開」
 日本人として日本チームは応援したい訳だが、阪神ファン的には、長島Japan だの、中畑ヘッドコーチだのと、なんだか巨人臭く感じるのにはスッキリしない物があった。実際の指揮をとるのが監督経験の無い中畑ヘッドコーチだのと言うのにも、釈然としない物があったし。ウィリアムスに抑えられて負けたんならいいや、とか思ってみたり。
「非国民ー! (^-^;/
 あう。

「にしても、やっぱり、調子よく投げられると撃てないネ、ウィリアムス投手」
 やはり、母国のために一念発起、だろうか。日本を抑えた二試合は、三回近く投げるなど普段の倍ほど投げた上に、調子も上々。
「あの左サイドスローからのスライダーがキレてる時は、やっぱりなんとも」
 左バッターの場合、背中からボールが飛んできて、どんどん逃げて行ってバットを振っても届かない。右バッターの場合は、ストライクゾーンを横切ってバッターに突っ込んでくるなんて事態に。
「避けないとデッドボールになりかねないんだよネ。というか、ストライクゾーンを通過した上で突っ込んでくる物だから、避けないと当たってもデッドボールじゃなくて、ストライク取られちゃう」

 いっそ、このまま優勝してほしいな、オーストラリア。
「あながち、夢じゃないかも? 過去の実績的にはカナダもそれほど強い訳じゃあ無いんだし、実績は抜群のキューバも、今大会を見る限り、それほど圧倒的でもないかも、って感じだし」
 オーストラリア、さほど野球の盛んでない国だが、前大会のあまりに不甲斐ない戦績に思い直し、アメリカのマイナーリーグ所属選手などを呼び戻して結成した、オーストラリア的には総力戦のチーム編成らしい。
「野手は2Aクラス、二流以下の選手が多いみたいだけど、投手にはメジャー経験者や3Aクラスとか、準一流、的な選手がある程度招集できたみたいだからネ」
 どうなるやら。

「にしても、張り切り過ぎて、ウィリアムス、帰ってきたら今年はもう駄目だったりして」
 別にいいや。どうせ、今年の阪神ももう駄目みたいなもんだし。
「・・・・・・。(^-^;;

2004年08月23日21:53:52

目のつけどころ?

 いやー、マラソン、良かったね。
「終盤、ジワジワと迫ってくる、ケニアのヌデレバ選手が油断ならない感じでネ」
 序盤から、テレビ中継の解説の有森さんに、あまり調子は良くないようだと言われ続け、実際、何度も先頭集団から脱落しそうになりながら、結局離されることなく付いてきた選手。それでいて、終盤になって迫ってくる姿は無気味だった。

「あまり報道では取り上げなかったけど、三位に上がってきたアメリカのカスター選手、何だったんだ、ってのもあったよネ」
 かなり序盤のうちから先頭集団から消え、かなり終盤になっても、出てくることはなかった。しかし、気がつけば三位に出てくる。
「ゴールしたときの喜びように、よくぞここまで追い上げられた! という達成感が感じられる雰囲気だったネ」
 どうやら、速いうちに先頭から一分以上離されたが、それ以上離されることなくペースを守って走りきった結果、中盤過ぎにスパートした野口選手に食い下がったが、終盤は疲れて三位まで後退していたエチオピアのアレム選手を逆転し、上がってきたらしい。
「後になって思えば、序盤にもう少し踏ん張って先頭集団に付いていけば・・・とも思えるし、逆に序盤に無理をしなかったからこそ、最後までペースを守れた、とも言えるし」
 どうだったんだろうな、とは思うが、日本に詳細は伝わってこないだろうな、と思う三位争いの顛末。まぁ、アメリカのニュースサイトとか見れば、何か乗ってるんだろうが。

「ところで、金メダルを取った野口選手がかけていたサングラス。ちょっと風変わりだったよネ」
 なんか、上下逆になってるようなデザイン。私が愛用?している(といっても、高いので一個しか持ってない。長く使ってだいぶガタが来てる)山本光学の、まだ一般販売してない特別モデル、e-noxα だったと思う。
「あ、シモンさんがアドバイザーになって開発したんだ」
 今回は速いうちに脱落し、チラッとしか映像には出てこなかったシモン選手だが、確かに e-noxα かけてたようだ。

2004年08月21日22:45:29

5輪

 だいたい半分ぐらいまで日程が消化されたアテネ・オリンピックだが。
「日本、大盛り上がりだよネ。柔道は半分以上が金っていう尋常じゃない勝ちっぷりだし、競泳の盛り上がりもかなりのもの」
 この先も、野球やソフトボールも期待できそうだし、マラソン、体操男子種目別、それにレスリングも始まるし、シンクロなんかもある。
「柔道ほどに、集中してメダル取りまくり、ってのはもうさすがにないかなー、って思うけど、まだまだ見どころは多いよネ」

 これだけ盛り上がるんだったら、プロ野球のペナントレースなんて止めて、もっと完璧なチームを送り込んだら良かったのに、とか思う。
「何か、試合より、合併だの新球団だの、そういう話の方が目立ってるし」
 このごろは、試合中継はおろか、試合結果すら満足に見てないって言うか、見る気もしない。
「なんか、密かに阪神は負けまくってるけど」
 ・・・見なかったことにする。
「おいおい。(^-^;/

 しかしほんと、これだけ盛り上がるのなら、ペナントレース休むことを前提に、ベストチームで挑んだら良かったのに、とはやはり思う。
「ペナントレースも続ける都合上、主力選手は連れて行かれたら困る、でも強い代表チームは作りたい、っていう折半の末が今のチームなわけだけど」
 ペナントレース休むのを前提にすれば、逆に、是非ウチのチームから代表を、という関係にもなったと思う。活躍すれば、その選手を送り出したのはウチのチームだ、と広告できる訳だし。

2004年08月19日00:13:49

日本好調

「オリンピック。日本、調子いいネ」
 だな。柔道、体操、水泳、かなりいいんでないか。

 さて。日本とオーストラリアの野球の試合など見ながら思ったこと。やっぱり今年の安藤はこんな感じか。ウィリアムスは、まずまず調子よかったなぁ。
「・・・それって、阪神の感想。(^-^;
 いやまぁ、そうだけど。しかし、終盤にリードを許してウィリアムスは辛い。
「パリーグ勢はともかく、日本の選手相手に、充分抑えてるんだからネ。今年の防御率は・・・2点台か。去年は1点台だったけど」
 日本に居るときと同等の能力を発揮されれば、後半に入ってから登板されると一点取れていいところ、ぐらいになるんだからなぁ。

 えーと、後は。帰省中の話なども、もう少し書いておくか。行きしな、時期が時期だけに、渋滞に巻き込まれたりもしたわけだが。
「炎天下で渋滞って、車に負担掛かる感じだよネ」
 ラジエーターのファンやら、冷房のコンプレッサーやら、色々と走ること以外にパワーを食われる。I.C への分岐点で込んでいて、途中から割り込んでこられるのを塞ぐ為に、何のタイミングか、大きく進んだ前の車との距離を離されまいとアクセルを踏み込んでも全然加速しなくて、驚いた。
「あと、止まってるとエアコンの効きも悪いよネ」
 車種によっては、勝手にエンジン回転数が上がってパワーを補ったりするんだろうが、ウチの車にはそう言う気の効いた機構は付いていなかったか、いかれてかだったかの様で。時々、油温に異常がない事を確認の上、空吹かしなどしてた。

 帰省先では・・・ことさらに話すこと無かった、かなぁ。
「自治体が掘った第三セクター運営みたいな感じの温泉とか、よくある地域だけど」
 その内の一件に行ったが、最近の温泉表示偽装を意識した掲示とかは見当たらなかった。まぁ、観光客目当てというよりは、地元の人向けのこじんまりとした施設だったので、そんなもんか。
「比較的観光的なところもあるけど、そっちはどうだったんだろうネ」
 これまではどっちかというとそっちに行ってたんだが、今回は時間の都合でより近い所に行ったので確認できず。次に帰省するころにはほとぼりも冷めて、掲示とかはあったとしても撤去されてそうだが。

 帰省先での話題はプライバシーとの兼ね合いもあるしでイマイチ浮かばないので、帰路の話から一点。高速道路で猿を見た。
「長めの車間距離を挟んで一台前の車の前を、何か動物がダッシュで横断」
 何か動物が渡った!と口にしながらその地点に注意すると、もう一匹が後に続こうとする様な位置に待機。で、なにもんだ、と注目しながら近づくと、
「猿、と」
 こんなところで猿は初めて見た。っていうか野生の猿自体、見たことあったっけかなぁ、というレベル。
「これまで路上で見た野生動物って言うと・・・タヌキ、キツネらしきもの(ハッキリとは見られず)、ウサギ、ぐらいだったかな?」
 ウサギには、前を平行して走られて、しばらく後について走らされた。タヌキとキツネは道路脇に居たのを見た程度。

2004年08月17日20:57:19

在庫処分

 留守の間やその前後に起きた出来事など。
「巨人、スカウト活動での不正な現金受け渡し」
 キチンと制裁しろよなー、と思う。渡した側も、貰った側も。
「貰った側、プロへの道は閉ざさない、って話で進んでるけど」
 永久追放とは言わずも、数年は干すべきじゃあないか? ・・・まぁその手の、金やその他の利益を、何らかの形で本人や親族に握らせる行為は、公然の秘密っぽい物があった訳で、偶然バレた一人が吊るし上られるというのも可哀相だとは思うが、バレちまったものは仕方ない。

「で、球団の方は?」
 選手がある程度以上重い不祥事を起こしたらどうなるか? 制裁金と共に課されるのは、出場停止処分だろう。更に酷くなると追放処分になるだろうが。
「球団に出場停止処分って・・・試合できない?」
 試合停止処分。停止対象になった試合は、不戦敗になると共に、試合が行われなかったことによって発生する損失の補填が命じられるとか。
「球場への入場料や、テレビの放映権料とか?」
 細かく言いだしたら、球場までの観客の交通費や、球場に掲示されている広告の広告費、選手の移動や宿泊に関わる経費とか、そんなところにも広がっていく、とか。
「・・・うーん」
 やっぱり、現実味はないか。

「沖縄で米軍のヘリコプター墜落」
 落ちたのは CH-53D ということで、すごいデカ物。西側としては最大級の輸送用ヘリコである。詳細な寸法は気になるなら適宜検索してほしいが。実物を見たいなら、海自がほぼ同等の MH-53E を保有しているので、それも含めれば空自の航空祭などでも比較的目にする機会はあるだろう。
「現行機種はより大型化した CH-53E になって、D型は旧式になるのかな? MH-53E は、正確には CH-53E のバリエーション」
 同一機種を除いた機種の飛行再開に沖縄県知事が強く反発していたが、その再開って、普通だろう?
「旅客機なんかで事故やそれに繋がる欠陥なんかが見つかったら、普通はその機種を飛行停止にして、他の機種でやり繰りする、ってのが普通だよネ」
 それを全機種止めろってのは、ちょっと感情的すぎる反応だと思う。ちょっと不謹慎な話だが、その米軍のヘリコと前後して、民間や警察、消防関係などが所有するヘリコや飛行機も墜落していたら、それとの差別化をどう図るきだったんだろう。
「米軍はみんな飛ぶな、民間は該当機種の調査を、じゃあ、辻褄が合わないよネ」

「これは、今日の話。火力発電所でも蒸気漏れ」
 あー、やったかー。これで、先日の原発での蒸気漏れを批判した人達は、火発も批判しなければいけないし、だから原発とめろと言った人達は、火発もとめろと言わねばならない。
「これまでも起きてたんじゃないかなぁ、火発の蒸気もれ。ことさらにニュースにならなかっただけで」
 なんて言うか、原発の二次系以降って、原子力技術との関連が薄い気がするんだよな。一次系は完全に原子力技術の一環だと思うが、二次系以降って、一般的な蒸気機関とかの技術だと思う。
「二次系で起きた事故の調査に当たるのは、原子力の専門家じゃなくて、蒸気機関の専門家になるだろうしネ」
 原子力の技術者は原子力に専念して、その辺はもう少し割りきって分離するべきなんじゃないか、と思う。

2004年08月16日22:29:16

帰宅

 えーと、取り敢えず帰ってきましたが。
 取り敢えず、それだけ。

2004年08月14日03:50:12

不在通知、の筈が

 えー、今日より帰省によりお休みです。
「この頃、何も無くても更新の無い日が多かったけど」
 あうー。

 というわけで、必要な機器の充電などしてたんだが、PHSが充電できない。
「あらら? 大して使ってるようなものでも無いのに」
 使いなさ過ぎて、過放電になったのかなぁ。数ヶ月触ってなかった様な。
「でも、これまでも長い間ほったらかし、とかあったのに、何でまた今回に限って」
 ・・・そう言えば、前回使った後、電源を切らなかった気がする。
「あー、そういや、普段は電源切ってたっけ。着信できないPHS」
 まぁ、適度に低電圧になれば勝手に電源切れるだろうし、たまにはいいか、のつもりで居たような。

「でも、その程度であっけなく使用不能になるなんて、そんなヤワな」
 説明書を発掘して読んでみると。長い間使わないでいると充電が上手く行かない事例は書いてあった。その場合は、五分ほど待てば充電が開始される、みたいに書いてあったが。
「・・・待てども待てども、されないネ」
 何だかんだ考えた末に、取り敢えず、電池パックから延びてるケーブルの先のコネクタを外して、コネクタ部分の電極を露出させてテスターで電圧測ってみた。
「あー、3V を大きく割り込んでる。普通の使い方じゃあ、Li-ion 二次電池が 3V は割らないような」
 でもまぁ、全く電圧がないとか、2V を割り込むぐらいまで下がっているという訳でも無かったから、完全に死んでいるわけではないようだ。

 うーむ。ならば・・・無理やり充電するか。
「え、やっちゃうの?」
 だって、修理に出すなんて金額的に絶対割に合わない。買値、一円だったんだし。修理するぐらいなら新しいの買った方がいいし、次買うとしたら、現行機種では AH-K3001V しかあり得ない。
「Air-H"対応で、Webブラウザ内蔵のやつだネ。使い放題のコースと組み合わせればネットし放題、最近は携帯でも使い放題のコースあるけど、あっちは携帯単体でのみ使い放題だけど、PHSの使い放題は、パソコンとかに繋いで使っても使い放題だから、データ通信用途を前提にすれば、都合がいいよネ」
 しかし、使い放題コースが必要なほど、使わないしなぁ。かと言って、そのPHS買って最低料金の安価な従量制のコース選ぶのも変だ。
「じゃあ、使い放題に見合いぐらい使うとか」
 用も無いのに使うのはただの時間の無駄じゃないか。余計損だ。

 というわけで、強制的に充電を試みよう。Li-ion 二次電池は、充電方法を誤ると発火・破裂する都合上、色々な保護対策が施されているので、今回の過放電のように、電池がイレギュラーな状態になると、保護装置が働いて充電器が動かなくなったりする。
「そこで、電池パックに直接電源を繋いで、強引に充電しようって訳だネ」
 適当に手持ちのAC-DCアダプタを探してみると、電圧切り替え式で、3〜12V-500mA の物を発見。定格が540mAhの電池なので、電流量は手頃だろう。電圧は4.2V ぐらいがあるとベストだったんだが・・・取り敢えず、4.5V の設定でいこう。
「一般的な Li-ion 二次電池の満充電電圧は、4.2V ぐらいだと思うからネ」
 大雑把な理屈の上では、540mAh の二次電池なら、540mA の電流を一時間流せば満充電になることになる。現実には、もうしばらく流す必要があるが。

 今回用意した電源は 4.5V なので、繋ぎっぱなしにしていると電池電圧が 4.5V まで充電されて過充電になってしまう。
「過充電すると、発火・破裂する危険が高いよ」
 まぁ、電池パックの中にも保護装置が入っているので、そう簡単にはそこまで至らない筈だが、ヒューズが切れるような感じで一度作動すると復帰しない装置に作動されては困るので、過充電を起こさないように慎重にやろう。
「満充電にする必要は無いんだからネ。正規の充電器が反応してくれるぐらいまで充電できればいいんだから」
 というわけで、線を繋いで通電。繋いだ直後の電圧を測ってみると、4V ぐらいか。
「これが 4.2V ぐらいまで行けば、完了確定なんだけど」
 数分おきに電圧を測りながら様子を見る。しばらくして、4.1V を越す。十数分ほど経ったところで、電圧は 4.15V ぐらい、電池を触ってみるとほんのりと温もってきた。
「温もってくるって事は、保護回路とかに遮断されることなく、ちゃんと充電はされている、って事だよネ」
 こんなもんで充分だろうと、電源を取り外す。電圧を測ってみると・・・3.8V ぐらいまで回復した。
「取り敢えずは、充電成功だネ」
 取り外したコネクタをはめ直し、電話機にセット。取り敢えず電源を入れていたら・・・お、動いた!
「やった!」
 充電器に入れてみると・・・、おお、充電された!!
「やったやった!!」

「というわけで、取り敢えずめでたしめでたし。充電式の機械は、使わないときはキチンと電源を切る、必要に応じて電池を取り外す、出来れば数ヶ月に一回は軽く充電してやる、とか、メンテナンスを行おうネ」
 なお、本文中でも書いたが、Li-ion 二次電池は、不適切な充電を行うと、発火・破裂する危険が高い。事例を書いておいて何だが、安易な真似は避けてほしい。

 それではしばらくさようなら。たぶん、出発時に改めて更新することはないと思う。

2004年08月11日23:00:35

蒸気機関その2

 前回、原発の一次系の冷却水は原子炉格納容器の外に漏れだすことはないと書いたが。
「一次系から二次系に熱を受け渡す熱交換機内で漏れると、二次系に一次系が混入する、という形で格納容器の外に行っちゃうようだネ」
 謹んでお詫びするとともに訂正したい。ただまぁ、二次系の冷却水も、一次系ほど厳重ではないが、それなりに環境からは隔離されているので、二次系に混入=環境へ放射能大放出、ではない。

「ちなみに、1991年2月に起きた美浜原発二号機の事故がそれ」
 一次系の冷却水が漏れたので、ECCS(非常用炉心冷却装置。炉心へ大量の水をブチ込んで冷やす装置)が作動する大事故となった。

 さて、例によって、だから原発なんて危ない、とめろ、なんて運動をする人たちがいるわけだが。
「だから、蒸気圧を使った装置は原発特有のものじゃあないんだから。これで原発止めるんだったら、他の火力発電所とかもみんなとめなきゃいけないよ?」
 一次系と二次系と二段階で稼働している原発に対して、火力発電などでは一段階である。そのせいか、配管の中を流れる蒸気の圧力や温度は原発以上になっているそうだ。結果的に、この手の配管が破れた場合の危険度は、むしろ火力発電所の方が大きい気がする。

2004年08月11日00:00:36

蒸気機関

「美浜原発で大事故ですか」
 事故現場にちょうど大勢の人が居たものだから大事故になっただけで、事故そのものは平凡な物だと思う。
「常時人がいて何か作業しているような場所じゃあ無かったっぽいしネ。間もなく行う定期点検に向けての準備作業中に、って話みたい」

 事故現場は、二次系の冷却系。原子炉の中を通って冷却してきた一次系の冷却水を、毛細血管のような細い配管を大量に束ねた熱交換機に通し、その熱交換機を冷却するというか、その熱交換機によって加熱されるのが二次系の冷却水。結果、放射能汚染は、全くってことは無いだろうが、ほぼされていない冷却水である。
「その時、二次系の冷却水が沸騰して発生した蒸気の圧力を使ってタービンを回して発電を行っていると」
 いわゆるボイラーというか、蒸気機関である。それ自体は、原発に特有の物ではなく、火力発電所(ゴミ焼却時の熱を利用するなのなど含めて、火を使うもの全般)などでも使われている仕組みである。重油を使う大型船の機関部なんかもそうだろうか?
「ま、それらの場合は、一次系二次系って区分けは無くて、一回の冷却で終わってると思うけど」

 ちなみに原発では、放射能汚染されている一次系の冷却水の循環は堅牢な原子炉格納容器の中で完結しており、万一漏れだしても、格納容器の外にまで漏れ出す事は無い様に設計されている。
「漏れによって一次冷却水が不足した場合のための予備の冷却水とかも用意されているから、一次系が漏れても安全に停止できる様に考えられているよ」

2004年08月09日23:46:12

妄想

 なんとなく、F-2 調達中止関係でもうしばらく妄想してみようと思う。
「・・・一般受けしない話を。まぁ、サボって何も書かないよりはマシか」
 ちなみに、F-2 開発を巡る日米交渉のドロドロに関しては『ニッポンFSXを撃て―日米冷戦への導火線・新ゼロ戦計画』という本が詳しい。というか、タイトルを見て判る通り、本一冊丸々使ってその辺の諸々が書かれている。

 さて。F-2 調達中止に変わる、支援戦闘機(世界一般に言えば戦闘攻撃機。敵の航空戦力と戦闘をするのにも、敵の地上・洋上戦力を攻撃するのにも使える航空機)をどうするか、に付いて、制御のデジタル化が進んでいないアナログな非MISP の前期型 F-15J を大改装するついでに、支援戦闘能力も追加してやったらどうか、なんて書いたが。
「どうにしろ、何らかの抜本的な改良は考えなきゃいけないと思う、非MISP F-15J だけど。うーん、どうしたものやら」
 あまり、細かいところまでは判らないんだが。後期型のMISP機なら、コンピュータやレーダーを乗せ変えるだけで有効な能力向上が期待できるということになるらしい。しかし非MISP機の場合、機体内を走る配線とそれによる機体各部の制御の仕組みそのものが古いので、その辺全部取っ替える必要が出てくる感じのようだ。
「自作PC のグレードアップを考えた場合、CPU やビデオカードの交換で性能向上が期待できるのが MISP機で、マザーボードから取り替える必要があるのが非MISP機、みたいな感じなのかなぁ?」
 私としては、そのぐらいの認知で居る。

 で、あちこちバラしてあれこれ取り替えるんなら、そのついでになんか追加して支援戦闘能力を付けちゃえ、と。
「一番単純に考えると・・・単に、対地攻撃用のレーダー類や、航法装置とかを積んで、対地・対艦攻撃能力を付ける、って事になるのかな」
 しかし、それだけに留めるんだったら、MISP機に支援戦闘能力を付けた方がお手軽だろう。MISP機ベースでやれば、レーダーとコンピュータ、あとは兵装ステーションを改装するだけで済んでしまいそうだ。入口と出口に当たる部分だけ取り替えて、それを繋ぐ間の部分は現状のままで良さそうである。
「まぁ、取り敢えず、この場合で行ったら、支援戦闘用、特に対艦ミサイルの ASM-2 を積むことを考えた場合は、どうなるかな?」
 F-15J の兵装ステーションは、主翼の下に一カ所、左右で二カ所。ただしこの兵装ステーションは、左右に短距離か中距離の空対空ミサイル、下に増槽(外付け燃料タンク)か爆弾などを積める構造なので、一つで三カ所、左右で六ヶ所という数え方も出来よう。
「あとは、胴体の両脇に二カ所ずつ、併せて四カ所に中距離空対空ミサイルを搭載可能。それと、胴体の中央に増槽用のステーションが一カ所」

 F-2 と同等に ASM-2 を四発積もうとしたら?
「取り敢えず ASM-2 積めそうな箇所といったら、主翼の兵装ステーションの下側。でも、それだと二発だよネ」
 一カ所に二発付ける様なランチャーを介して積んで、四発という選択肢はあると思うが・・・しかしどうにしろ、ここのステーションを使ってしまうと、増槽の搭載数が減って航続距離が犠牲になる。
「まぁ、F-2 より機体本体の燃料搭載量が多いから、それでも足りるんじゃない、という気はするけどネ。元々、F-15 の航続距離は F-2 の二倍ぐらいあるんだし」
 どうなんだろうな。主翼下の兵装ステーションは空けておこうと思ったら・・・まずは、胴体の両脇に二発積むことを考えることになるだろう。あとは、胴体下のステーションにも武装を可能にした上で、ランチャーを介して二発積む。これならば、胴体下に増槽は積めなくなるが、主翼に二本増槽を積める。
「まぁ、F-15 の対地攻撃対応版、戦闘爆撃機 F-15E じゃあ、そこにも武装できる様になってるからネ」

「それよりもっと大きく改装するとしたら?」
 主翼下に兵装ステーションを増設するのはどうだろう。F-15 の主翼には一カ所しか兵装ステーションは無く、F-15E でも一カ所のままだが、確か、設計上は一応、その外側にもう一カ所設けられる様な構造になっていると聞いた覚えがある。
「もっとも、これまで誰も使わないままで来たんだから、本当に使えるの、と言われたら、怪しそうな気がするけど」
 これが可能なら、その増設した部分に増槽を積むか ASM-2 を積むかすれば、比較的柔軟に四発積めると思う。

「もっと素直というかストレートに行ったら?」
 F-15E と同等のコンフォーマルタンクを付ければ良い。胴体の両脇に取り付ける。
「燃料の搭載量が増えるから増槽の必要性が減るし、F-15E のコンフォーマルタンクには兵装ステーションも付いてるから、結果的に武器の搭載量も増えるしネ」
 まぁ、やるとしたら、これが一番判りやすいか? しかし、経費的にはどうなるんだろう。

「目一杯改装するなら?」
 エンジンもより強力な物に換装する。非MISP機のエンジンはアナログ制御である。MISP機は、最大出力としては同じだが、順次デジタル制御のエンジンに換装されて行ってたと思うが、この際に、単にデジタル制御にするだけじゃなく、パワーの向上も図る。
「まぁ、F-15E のエンジンも、それ以前の対空専用の F-15 より強化されてるんだしネ」
 F-15E と同じエンジンにするのが判りやすいが、F-2 のエンジンを積むのも手であろうか技術的には搭載可能なはずなので、あとは、価格的にどっちが安く付くのか、整備や運用の観点から、揃える(整備方法が統一され扱いやすい)のと、分散する(一機種で欠陥が発覚しても他機種は影響を受けない)のとどちらが良いのか、といったところか。

 F-15Eのコンフォーマルタンクに、F-2の電子機器とエンジン、って構成が、一番リッチなF-15J改プラン、となろうか。
「近未来物アニメとかじゃあ、カナード翼やらスラストベクタリングノズルやら取り付けた強化型 F-15 とか出てくるけど、現実にはそんなもの付ける必要は無いよネ」
 F-15S/MTD という技術試験用にそう言う改装が施された F-15 は実在したが。そんなのが実戦配備されたら、航空ファンとしては面白いが、日本国民としては馬鹿馬鹿しいと思う。

2004年08月08日21:53:20

哀れ、FSX の末路・・・

「F2支援戦闘機、予定数に達する前に調達中止の方針だって。『F2戦闘機、調達中止へ…高価で性能不足』」
 あーあ。最初から最後まで受難の機体だったなぁ・・・。
「そもそも、零戦の栄光の再来を目指した三菱による国産計画に、政治的な事情が絡んで、日米共同開発として既存の米軍機をベース機として使え(F-16 か F/A-18。選んだのは F-16)という話になるところからスタート」
 途中で予算が厳しくなってきて予定のカナード翼(機首付近に付ける小さな翼。簡潔に言うと、機動性の向上に有効)がカットされるし、試験飛行中に強度不足の露呈とかがネガティブに報じられるし。
「試験中に不都合が出てくるのは、当然といえば当然なんだけど」

 で、記事の中で触れられている調達中止の主な理由だが、
〈1〉F2は開発の遅れなどで1機当たりの価格は当初予定していた約80億円から、主力戦闘機のF15と同等の約120億円に増加した
「共同開発になった都合上、ライセンス関係に掛かる金額が嵩んだの理由なんじゃないかなぁ、と思うんだけど」
 それに、売れないしなぁ、日本の立場上。F-16 のバリエーションの一つ、F-16 を保有している国に対するアップグレード案として提示できるのなら、それで得るものもあったかもしれないんだが・・・。

〈2〉F15が近代化改修で性能向上を図っているのに対し、F2は機体が小さく性能向上の余地が少ない
「・・・そんなにいじる必要、あるのかな?」
 F-15 の近代化改修って、エンジンの換装や、レーダーや電子機器の強化という物だったと思うが。エンジンは基本的に同じ様なサイズのもので入れ替えるし、電子機器の乗せ替えにはそんなに大きなスペース居るのか、そもそも世代的にそう言う装置を積むスペースは充分確保してるんじゃないか、とか思うんだが。
「とはいえ、全体としての機体の大きさの差は圧倒的、並べてみると大人と子供ほどだからして、判らなくはないんだけど」
 ちなみに、F-15、日本が保有している F-15J にも生産時期によって仕様に差がある。細かく分けるとかなりのバリエーションになるらしいが、大きく分けると、制御のデジタル化が進んだMISP機と、それ以前の旧式に分けられる。日本では約200機保有しているが、半数は旧式である。
「デジタル化されているMISP機の近代化改修は容易らしいけど、非MISP機は難しいみたい。かなり根本的なレベルでの大改装をしないといけないみたいだよ」
 どうするんだろうな。

〈3〉F2はミサイルなどの装備数にも限界がある
 F-2 の兵装ステーション、武装を装備する場所は。主翼の下に三カ所ずつ、左右で六ヶ所。これは汎用性の高いステーション。F-2 の支援戦闘機としての主兵装となるであろう、空対艦ミサイル ASM-2 の場合、四発を積める。対艦攻撃ということで、外洋まで長距離を飛んで任務を遂行する為に、ASM-2 四発に、増槽(外付けの追加燃料タンク)二本を積んだ状態がこの六ヶ所についてはフル装備であろうか。形の上では空対艦ミサイル四発に空対空ミサイル二発なんて組合せも出来るだろうが、何を攻撃するつもりなんだ?というチグハグで実際には使わない組合せだと思う。
「次は、主翼の先端に小型の兵装ステーションが一カ所、左右併せて二カ所。これは今のところ、短距離空対空ミサイル AAM-3 の専用かな。ベースになった F-16 の場合、もう少し大型の中距離空対空ミサイルも装備できるように改修されたりしてるから、F-2 でもやる気があれば出来ると思うんだけど」
 あとは、胴体の下に一カ所。ここは増槽専用っぽいが、まぁ改修して武器を積めるように出来ないのかと言われたら、出来ないわけじゃないんじゃないかなぁ、とは思う。
「他、F-16 の場合、胴体前方の左右にランターンっていう夜間攻撃用の暗視装置みたいなものを取り付けたり出来るようになってるネ。F-2 でも、試験的にはそんな感じなのを付けてたことはあったよ」
 F-15E みたいな怪物を別格としたら、そんなに貧相な訳でもないと思うんだが・・・。
「元の F-16 よりは確実に上だよネ。F-16 の場合、空対艦ミサイルみたいなのは二発しか積めなかったはずだから。F/A-18 と比べても、別段に見劣りはしないと思うんだけど・・・」

 結局、一応複数の理由は上げているが、ようは『高いから』の一点なんじゃないかなぁ、と思う。
「兵装面の余裕の向上なら、F-16 の強化プランと同様に、コンフォーマルタンク(胴体に密着して取り付ける形の追加燃料タンク。F-16では、背中の部分に付ける計画)を開発したりしたら、補えそうだし」
 しかしそうすると、更に高くつくと。

「で、F-2 を止めたら、その代わりは何にするのかな、と」
 ストレートに考えたら、F-15E だよな。既に F-15 系を持っている以上、その強化版をというのは判りやすい。あとは、F/A-18E か。
「米軍として、F-16、F/A-18、AV-8 でこなしてきた任務を統合するつもりで作ってる F-35 に相乗りするって手もあることはあるんだろうけど、まだ実用化に至ってない物に乗るってのもちょっと、って思うしネ」
 F-15E は、若干豪華すぎないか、とは思う。F/A-18E は、お値頃かもしれないが、配備予定の空中給油機との兼ね合いとかどうするんだろ、とは思う。
「F/A-18E、海軍機だしネ。不要な着艦用の装備とか付いてるし、空中給油の方式も、F-15 や F-2 がアメリカ空軍式なのに対して、アメリカ海軍式だし」
 まぁ、給油機の側を両用に作ることは出来るわけだが、出来ることなら統一した方が効率はよいと思う。

「F-15E を若干簡易化した様なモデルを作るのが、無難なのかなぁ」
 いっそ、非MISPのF-15Jを大改修するついでに、F-15Eモドキにまで一気にアップデートしてはどうだろう。前例に習うなら、F-15J改、か。その代わり、MISP機の改修は逆に小規模に留め、制空専任のままにする。
「F-15J がベースだと、複座(二人乗り)のF-15E に対して、単座(一人乗り)になっちゃうけど」
 ま、輸出用の計画案の中には単座版 F-15E もあったし、F-15Eの様に、対空・対地を複合的にこなす多任務機でも、単座というのも今では珍しくないから、無理ではあるまい。そして、任務の統合を進めて、保有機数の総数を削減する。
「航空ファン的には削減って寂しいけど、現実ってものがあるからネ」
 防衛は娯楽じゃないからなぁ。F-15E と、E じゃない F-15 とでは、見た目は似ていても中身は大幅に違うので、F-15J ベースの改修機では、数段見劣りする機になると思われるが、コスト的には安く付くと思う。

2004年08月08日07:34:07

にわかサッカーその後

 試合中のスタジアム内では、まぁ、ブーイングが激しかったり、多少の物が投げ入れられたりと、良くはないが酷くはない程度に納まっていたようだが。
「試合後の外は怪しげだったみたいだネ。おなじみ?の国旗を焼く騒ぎがあったり、安全を確保するために日本の選手や観客の帰りが遅くなったり」
 なんだかねぇ・・・。

 それだけであんまり書くことも無いので、他の話題。なんか、高速道路のトンネル内で追突事故があったそうだが。
「トラックの運転手のよそ見が最終的な原因だっていうけど、そもそも、パンクしたという話とはいえ、トンネルの中で、それも三台も連なって停車してたってのはちょっとねぇ・・・」
 パンクしてても、ある程度の自走は出来よう。トンネルからは、出ろよなと。それになまじ三台も固まってると、逆に止まってる、って気付くのが遅れるんじゃないか?
「渋滞でも無いのに、トンネル内で車が三台も連なって止まってるシチュエーションって、ちょっと想像できないからネ。あり得ないと思っていることには気が回らない?」

 以前、私が運転しているとき、バイパスから降りて普通の道に合流するところで、車が数台止まっていたことがあった。後になってみれば、道に悩んだかなんかで、進むかどうか考えてたのかな、って感じだったんだが。
 しかし、合流先の道に車がまったく走っておらず、合流点に信号もなく、そんなところで車が止まっているとは思えなかった私は、最初は、止まっていると気付かずにバイパス走行時のスピードがかなり残ったまま走っていた。すると、相手は止まっているわけだから、どんどん車間距離が詰まってくる。しかしまだ止まっているとまでは思い当たらなかった私は、えらい遅い車だな、ぐらいのつもりで、減速を始める。しかし、減速していっても一向に車間距離は詰まっていく一方。あれよあれよと思いながらブレーキを踏み足している間に、雨上がりで濡れていた路面をズルズルとスリップする急ブレーキ状態に。最終的にはある程度余裕を残して止まれたが、結構驚かされた。

「こんな所に車が止まっているはずはない、って思い込みで走っちゃ駄目だネ」
 しかし、多くの人が止まっているはずはないと思うような場所で止まらないようにすることと、やむを得ず止まってしまった場合の注意も、怠ってほしくはないなぁ、と思う。

2004年08月07日23:47:48

にわかサッカー

「サッカーアジアカップ、まぁ、終わったネ」
 後半ロスタイムに入ってから、日本、二点差に突き放し勝利を確定的にしたゴールには、日頃特別にサッカーに関心のない人間としても大喜び。
「ブーイングとか、酷かったんだろうねぇ、また。試合前の国歌斉唱の時も、君が代の時はブーイングだったみたいだし」
 テレビ中継ではそれほど聞こえないように編集されてたんだろうが、アナウンサーの言動から察するにやはり相当のものだったのかなぁという印象。
「まぁ、それでも、それほどの大騒ぎにはならなかった見たいだから、中国当局としては一安心、かな」

 ところで、サッカーの話題のついでに。Jリーグ、ヴィッセル神戸のイルハン選手、退団かよ。
「鳴り物入りで入団した割には、これといって何も残さずに退団かぁ・・・」
 なんていうか、野球の阪神のグリーンウェルを彷彿とさせる出来事だったなぁ、と思う。
「チーム関係者、並びにファンの方々。御愁傷様でした」

2004年08月05日22:49:12

風評被害?

 なんか、車両火災事故が起きて、第一報の扱いとしては、それが三菱車だとして、また三菱か、というノリで報じられたようだが。
「しかし、乗っていたのが殺人事件の参考人で、警察車両が後ろからついてくる状態で事情聴取に向かう最中というシチュエーション」
 事故にしては、さほど激しい衝突などを伴った訳でも無さそうだったのに脱出しなかったのとか不審であり、自殺の可能性が充分ありそうな話。
「車が燃え出したから、よし、ちょうどいいから自殺しよう、なんて発想は、ちょっと考えられないし・・・」

 しかし、自殺にしてもイマイチ変な話。
「ちょうど家の車、三菱車だし、自殺よりも事故死扱いに偽装したほうが体裁がいい、とか思って火をつけたとかいうなら、何となく判らなくもない気もするけど・・・」
 うーむ。

 続報では、車が三菱製だったということは触れなくなったようだが、第一報の見出し部分とかだけを見てそれっきりの人には、また三菱かよ、というイメージだけが残っていくわけで。
「なんだかなぁ・・・」

2004年08月04日00:53:28

こわいはなし

 あー、中国で開催のサッカーのアジアカップ。
「ホスト国、中国が決勝進出かぁ・・・」
 サッカーにさして関心があるわけでは無いのだが。先に日本が決勝進出を決めてたので、中国の対戦相手、イランを応援してたんだが・・・あと一歩、PK戦にもつれて破れる。
「日本が決勝進出ならず、だったら中国応援したんだけどネ」
 ようは、中国と試合したくなかったなぁ、と。これで、中国に勝って優勝しちまったら・・・日本の選手の安全が危惧される。
「なんか、対戦相手全般へのブーイングが激しいらしいしネ。特に日本に対して」
 こんな所にまで反日感情を持ち込まれてもなぁ、と。

「万が一、選手の身に何か起ころうものなら・・・政府として、何か言う度胸あるかな、日本」
 あやしげ。

2004年08月04日00:31:49

内輪もめ・強

 NHK-BS2で『オネアミスの翼』などやってたな。
「ガイナックス黎明期の名作、となるのかな。久々に見て、あー、そんな話だったっけ、と」
 しかし見直して思い出してみても、どんな話だった、と問われたら、ロケットを打ち上げる話、という以上に説明のしにくいアニメである。

 さて。なんか、近隣に住む身内を七人も殺した事件があったあったわけだが。
「以前から問題人物で、警察にも相談したけど適切な対応が無かった、とかいう話が出てきたりもしてるみたいだけど」
 んー、って言われてもなぁ。仮にも身内同士なんだし。一族内の揉め事を警察に投げられても、って気はする。年齢的にも完全に大人なんだし。
「そもそも、そういう問題人物になるに至った経緯とかもまだ不明瞭で、何処にどれだけの責任の所在があるんだか」

2004年07月30日23:19:29

地の不利

 先日、北朝鮮から中国経由かなんかでベトナムに潜伏していた亡命者が、四百人ぐらい集団で韓国に亡命した話だが。
「さほど大きなニュースにはならなかったけど、四百人って。異常だよネ」
 まぁ、韓国も大変だ。ベトナムの暮らしに馴染めず犯罪に走るなどして、ベトナムからの実質上の『お払い箱』っぽい話でもあるようだし。
「そんなのを押しつけられてもねー。それでも、ある程度の保護と再教育とかをしなきゃいけないみたいだし」

 北の体制が崩壊しようものなら、直に大量の難民が押し寄せる結果になりかねないわけで、色々難儀だろうな。
「現政権に力を持たれては困るし、かと言って崩壊されても困るし。・・・うーん」

2004年07月29日23:06:31

ティルトウェイト

 前回取り上げた、パンクでバランスを崩したらしくセンターラインを越えてきたトラックとの正面衝突事故の話だが。
「なんだか、トラック、過積載だったみたいだネ」
 過積載だと、そりゃあパンクもしやすくなるだろうし、バランスも崩しやすくもなるだろうし、衝突時の衝撃も強くなるだろう。
「速度規制は相当厳しくなってきたトラック業界だけど、速度よりも過積載の方を厳しく取り締まるべきなんじゃないかなぁ」
 90Km/hのスピードリミッター(それ以上の速度が出せない)取り付けの義務化が既に決まり、今はその移行期間という状況。今さらそれを撤回とも行かず、それに加えて過積載も厳しくというと、運送業界の方に『死ね』と言ってる様な話になるかと思うが。スピードリミッターよりウェイトリミッター?を付けてほしかった、かも。
「深夜に勾配のある道走ってたりすると、明らかに、それ、超過積載でない、という低速走行の大型トラックとか、目にするよネ。坂、登れない車」

 三菱ふそうのトラックのリコール隠しと、それによる走行中の破損が問題になったが。
「少なからず、三菱さんのせいというより、過積載のせい、なんて事例もあったんじゃないかなぁ、と思うよネ」

2004年07月28日00:40:12

行楽シーズンのドライブ

 何やらと慢性的にサボリ癖が。
「暑いしダルいし」
 あうー。惰性で更新してたような物なので、一度止まると中々再始動出来ない。

 えーと。なんだか、対面通行の自動車専用道路で、センターラインを越えてきた車と正面衝突して死亡事故が複数起きたようだが。
「一件は、パンクでバランスを崩してはみ出してきた、って話だったネ。他の原因は聞いてないけど」
 自分は普通に走っていても、相手の方から突然飛び出してきたら、たまらんわな。
「位置関係によっては、限りなく回避不能だろうしネ・・・」

 突然対向車がバランスを崩すなどしてはみ出してきたら、どうするべきだろうか。
「取り敢えず、ブレーキ踏んだだけじゃあまり意味無いよネ。仮に自分が止まったところで、相手の方から突っ込んでくる訳だし」
 そりゃあまぁ、速度が落ちている方が事故の衝撃は小さくなる訳だが、元々の相対速度が高い正面衝突のシチュエーションでは、充分な減速は期待できないと思う。

「となると、回避運動が必要になる訳だけど・・・」
 左に充分に逃げるスペースがあるなら、素直に逃げればいいだろう。適度に減速しながら左へ。しかし、今回の事故のように、片側一車線の対面通行、しかもトンネルの中なんて言う逃げ場の少ない局面は厳しいわな。
「相手も自分から見て左に逸れて突っ込んでくる訳だからネ。相手が突っ込んでくる割合以上で左に逃げないと逃げ切れないけど、左のスペースが限られているとちょっと」
 左へギリギリまで避けながら、逆にアクセルを踏んで加速して相手が衝突に至る位置に到達する前にすり抜ける事を狙う、なんて決断も必要なのかもしれないが・・・正面衝突が迫る状況下で、人間、アクセルを踏める物なんだろうか。
「うーん・・・トレーニングしてないと無理っぽい?」
 だろうなぁ。

 左が無理だと思ったら、逆に右、自分も対向車線へ突っ込んで避ける判断も必要なんだろうが。
「この場合も、右に逃げるスペースが充分に広い、充分な路肩とか空き地とかがあるなら、一気に対向車線を跨いでそっちまで突っ込んじゃうのが無難なんだろうけど・・・」
 これまた余裕がないと、対向車線内に留まってしまうので、対向の後続車が至近に迫ってきたら、そっちと当たってしまう。
「それを前提にしたら、右に避けて素早く左に戻る、ってことになるんだろうけど・・・」
 高速走行中に並の運転手がそんな急激なハンドル操作をしたら、スピンする確率が高いだろうなぁ。急激にやりすぎてスピンするか、緩慢にやりすぎて後続車を避けきれないか。
「後続車が到達する前に走行車線に戻るって意味じゃあ、またそこでアクセルを踏む必要も出てくるんだろうけど」
 そんな決断できないよう。

「そんな突発事態に対応できるのは、レーサーかそれに準じる走り屋ということになるのかなぁ」
 あとは、潜在能力に賭けるか。危機に陥ると、人間、思わぬ能力に目覚めることはある。状況がスローモーションになって見える、なんて言うのは、絵空事では無いそうで。

 取り敢えず、相手が突っ込んできた場合は、結局、不運としか言いようが無いか。
「あとは、自分から突っ込んでいかないように心がけるしかないネ」
 スピードの出しすぎや、居眠り、よそ見はもっての外。パンクにしても、磨耗・劣化したタイヤを使い続けたり、不十分な空気圧での走行を避けていれば、確率は下がるだろう。落下物を踏むことによるパンクも、注意して運転していれば、ある程度は回避できるかもしれない。

「えーと、まぁ。幸運を祈る、って言うか」

2004年07月20日22:46:56

水、じゃ〜

 ごぶさた。
「このサボリめ」

 先日、相次いで集中豪雨で堤防決壊、水害となったが。
「水にやられたのに、その始末に使う水が足りない(泥を洗い流す水。水道設備の損害や、需要の集中に給水能力が足りない)っていう、なんとも皮肉な話になってたりしたネ」

 堤防という奴は、溢れると急激に脆くなる。
「裏側が削り取られて、ボロッと一気に」
 溢れるまで行かなくても、出来の悪い堤防だと土台部分が緩んで浸水、裏側から湧き水のように漏れだした挙げ句に破れる。
「自然の力は強いネ」

 対策としては、スーパー堤防と呼ばれる、堤防の裏側を広域に渡って盛り土して嵩上げし、堤防を壁のような物から、緩やかな傾斜地に変えてしまう方法などが取られているようだ。
「ネット上でも適当に検索してもらえば関連情報にすぐに突き当たると思うけど、簡単に図にすると」

      ●●                 ●●●●● 家
     ●●●● 家 家     →     ●●●●●●●●●●● 家
 川 ■■■■■■■■■■■■■■   川 ■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

「こんな感じかな?」
 こうすると、水位が上がって水が溢れるに至っても、決壊にまで至らずに耐えられる、という構想だそうだが。・・・そう理屈どおりに行くのやら。
「もっとも、併せて土台部分の改質と言うか強化を行わないと(もっとも単純に考えると、地中深くまで鋼板を打ち込むとか?)越えられなくても下から崩れて破れるだろうけどネ」

2004年07月14日23:19:34

定期メンテナンス?

 私が使っているマウスは Logitech の充電式ワイヤレス光学マウスの Mx-700 なのだが。
「発売直後ぐらいから使ってるから、もう一年半以上経つのかな? 塗装が剥げたり変色したり、隙間に手垢が溜まったりと、それなりに年季が入ってきてるねぇ」
 充電電池は、買って程なく、純正の単三メタハイ(ブランド不明、1700mAh)を軽量化の為に単四(SANYO製、700mAh)に変えて使用。一年強ほどで寿命を迎え交換(SONY製、800mAh)した。

「光学マウスだから、ボールのマウスみたいに、ボールの転がり具合が悪くなる心配がないのは気が楽だよネ」
 しかし、私がマウスを使っていていつも遭遇する不都合、滑りを良くする為のパッドが剥がれる症状にはやはり見舞われた。マウスパッドの縁に引っかけたりして、ズルッと行ったり。
「それ以外にも、なんかイマイチ、粘着具合の悪いパッドだったような・・・。粘着材が端から押し出されて漏れてくるみたいというか、なんというか」
 剥がれるというより、ズレて来るんだよな。

 そうしてついに、いつのまにかパッドが一個完全に剥がれて行方不明。五ヶ所あるパッドの一個だから大丈夫かなぁと思いつつも、やっぱり不安定な感じに。
「あーあ」
 以前、マウス用のパッドだけ、一般的なマウスに最初から貼り付けられているものより滑りが良いと称して売っていた通販サイトを見た覚えがあったが、ようは滑ればいいんだろと言うことで、ホームセンターにでも行って適当に探してみた。
「家具とかに貼って滑り止めにするようなのとか売ってるとこに行けば、逆に滑らせる為のものも売ってるかな?」
 と思ってみていると、手頃なのを発見。障子やふすまに貼って滑りを良くする奴。ちなみに、ニチアス株式会社カグスベールシリーズの『トスベール』。18枚入りだが、1枚を適当にはさみで切って貼って足りた。
「18回張り替えられるんだ。(^-^; もしくはマウス18個に貼れる」
 最初は欠けた一カ所に貼ってみた訳だが、感覚が良かったので元々のを剥がして五ヶ所とも張り替えた。滑りは充分に良く快適。標準の貼り付け位置より内側に貼ったので、マウスパッドの縁に引っかける確率も減るだろう。充電スタンドに立てたときのバランスも変わったか、電極との接触も良くなった気がする(電極が汚れてくると接触不良をよく起こす)。

 あとは、粘着テープの耐久性がいかほどか。
「戸に貼って使う様な物だから、それなりに耐久性はありそうだけど、戸に貼って使うような物だから、多少貼り付け位置がズレる事を気にしない仕様になってそう?」
 少なくとも、数日使った程度で剥がれたりズレたりする事は無いようだ。

2004年07月13日21:15:56

野球

 オリンピック日本代表の、キューバとの壮行試合。
「長島ジャパンがー、とか言うけど、長島さん居ないし」
 もう、間に合わないわな、リハビリ。中畑ヘッドコーチが、肩書はそのままにせよ、正式に昇格するにせよ、実質上の監督という事になるんだろうか。
「中畑さん、たしかまだ監督経験は無いよね・・・。任せて、いいのかなぁ」
 かと言って、今さら上に監督をすげる訳にも行かないわな。チームとしての方向性が迷走するわけで。
「いっそ、早いうちに首脳陣を一気にすげ替えて方向転換も止むなしとするか、正式に中畑さんを監督に昇格するか、やっとくべきだったんじゃないかなぁ」
 まぁ、どうなるのやら。

 あと、プロ野球の1リーグ制など。
「・・・まぁ、パの懐具合の苦しさは、パの公式戦の中継とか見たら、よく判る話だけど」
 お客、入ってない試合、よくあるわな。そもそも中継自体が、衛星やケーブル、ローカル局などで、全国ネットの地上波とかでは殆ど見ない。
「その分、放映権面での収入も厳しそうだなー、と」

 1リーグ制そのものに関しては、まぁ、特に反論は無い。しかし、チームの統廃合となれば、選手やホームグラウンドを抱える地元などにしてみれば色々あるわけで、その辺との折り合いは上手くやって欲しいねと言うしかない。
「スト権行使、とか言ってるけど」
 いっそ、ストで公式戦はしないけど、選手が独自にその辺の市民グランドとか、学校のグランドとか借りて、公式戦と同じ組合せのゲームはやる、とかどうだろう。イニング減らしたり、軟球とか、それ以下の子供用のオモチャとか使ったりして、内容を軽くして。選手もユニフォームじゃなく、私服参加。
「・・・なんだかなぁ。(^-^;
 もしくは、特定のポジションに集中してストとかどうだ。今日は投手がストの日、明日は捕手がストの日、明後日は・・・一塁手と二塁手がスト、ぐらいとかで。
「・・・選手が居ないわけじゃないから、試合をやらない訳にはいかないし、試合に出た選手には出た分の評価(給料)はしなきゃいけないし、と? うーん」
 まぁ、どうなるやら。

 最後に。オールスターでの新庄のホームスチール。あれは天晴れ。
「いい奴だネ、新庄」

2004年07月12日22:49:13

現状維持?

 参議院議員選挙が終わったわけだが。
「共産党の凋落が目立った選挙だったよネ。去年の衆院選に続いた感じの」
 社民党は今回は端からあまり議席をもっていなかったので、去年の衆院選ほどの没落感は無かったものの、退潮の印象は否めず。

「自民党、選挙前の51議席を守れず49議席に終わったのをして敗北という論評がされているけど・・・」
 参院は今回の選挙で定数が5減っている。平たくいうと、議席が5つ減っている。結果、全議席に占める自民党議員の『割合』という意味では、殆ど変わっていない事になるだろう。
「一人区(定数1の選挙区)で議席を失ったりしてるけど、他方で複数人区で失っていた議席を奪取・奪還したりもしてるしネ」
 例えば私の住む近畿だと、一人区の奈良と滋賀では民主に議席を奪われたが、空白区だった大阪、京都、兵庫で議席を奪還している。
「あと、竹中さんが比例で充分な個人票を確保したことも(参院の比例は、候補者の個人名でも政党名でも投票できる。個人票と政党票を合わせた数で、政党ごとの当選者数が割り振られ、政党内での個人表が多かった順に当選が決まっていく)、政権の評価という意味ではプラスだろうしネ」

「他方で、公明党は去年の衆院選に続いて手堅く」
 数を絞って出した選挙区の候補は堅くまとめたし、比例を含めた結果は前回より1議席増。
「勝利といっていいだろうネ」

 で、まぁ、民主党だけど・・・
「共産党の票を食ったのが殆どという印象が・・・。去年の衆院選で社民・共産から食ったのと似たように」
 民主党に期待が集まったというよりも、自民党に対する批判票が、共産や社民から、民主への一極集中になってきた、というか。
「比例の個人票の割合の少なさなんか、自民は嫌だから取り敢えず民主党にしとくか、みたいな雰囲気がするよネ」

2004年07月10日18:36:26

アネラス先輩を探せ

 明日は、参議院議員選挙の投票日だ。
「有権者さんは、ちゃんと投票に行きなさいよー」

 さて、未だ英伝6に勤しんでいる訳だが。
「作者さんが二週目のプレイをするのって久しぶりじゃない?」
 だなぁ。しかし、プチ伏線とでもいうか、大した事ではないけど、後になって思えば『ん?』という要素の多いゲームだったので、結末を知ってからやり直してもそれなりに見どころがある。

 まだ発売から日の浅いゲーム、あまり根幹に触れる話題を人目につくところで書くのも何なので、ちょっとした小ネタなど。余所の攻略サイトなどでも、ことさらに話題にはなって無さそうな些細なネタ。
「第一章、ボース地区編。この地区では三人の遊撃士が活動してる事になってるんだけど、それがやけに忙しく働き歩いてるんだよネ」
 このごろ忙しいといった話をするが、まさにその通り。このゲーム、メインシナリオが少し進むたびに各地の一般人の台詞が一斉に差し替えられるというテキスト量の豊富なゲームだが、その差し替えのペースを上回る勢いで遊撃士達は移動している。お蔭で、あまり会わないままこの章をクリアしてしまった人が多いのではなかろうか。
「ちなみの、その頻繁に差し替えられる一般人の台詞、なかなか面白いよ。何か悩んでるようなキャラだった場合、そのがなんか進展していったり、観光客みたいなキャラだったら、観光スポットを渡り歩いていたり」

 さて、それでは、第一章で三人の遊撃士と顔を会わすタイミングなど。もっとも少ないのは、冒頭ですれ違うグラッツ。
「王都までの護衛をしているとして登場。戻ってくるかなと探してみたけど、章の間には戻ってこなかった様で、それっきり」
 そして、頻繁に動き回っているのはアネラスとスティング。アネラス、やけに可愛らしくて良。脇役の中ではかなりポイントの高いキャラでは無かろうか。
「・・・そういう話をしてるんで無くて。(^-^;
 あう。

  1. ボースに着いてギルドに立ち寄った直後
    →ヴァレリア湖畔の宿にアネラス
    →クローネ峠の関所前にスティング
  2. ハーケン門に行く直前
    →ギルドの二階にスティング
    →ヴェルテ橋の関所前にアネラス
  3. ナイアルに再会する直線
    →ハーケン門前にアネラス
  4. ナイアルに再会後
    →ハーケン門の酒場にスティング
  5. ラヴェンヌ村の村長にアイテムを借りる前後
    →ラヴェンヌ村の酒場にアネラス
  6. 節目のイベントが起きた直後
    →ギルドの二階にアネラス
  7. そのもう少し後
    →クローネ峠の関所内にアネラス
    →ヴェルテ橋の関所裏にスティング
  8. 章のクリア後
    →ギルドの二階に二人

「会えるタイミングがかなり微妙なのもあるから、上手く探してみてネ」
 ま、会ったからといって特別なイベントなどは無いが。毎回、違った台詞を聞けるだけで。

2004年07月06日20:04:15

開店休業状態

 黙々と英伝6やっておりました。というか、今もやってます。あのイベント見たいよなーとセーブデータを引っ張りだしたり(最大1000個までセーブ可な作り)、やり残したことの制覇や、結末を見た上で、ここはこんな伏線だったかと復習をするべく、二回目のプレイを始めたり。
「小さな伏線は、あちこちに張り巡らされてた感じだからネ。色々と、隠された設定に対して」
 数日、メールボックスもろくに開かずに熱中してたりしたら、鬼のようにスパムがたまっていて、あうー、とか思ったり思わなかったり。

「にしても、今回のはかなり良かったんじゃない? 他の欠点を補うだけのストーリーや世界観の良さを持つものの、ゲームシステムのイマイチさは否定できなかった前三部作(3〜5)に対して、良い面は残しつつ、欠点を充分に補えてたと思うし」
 目立った死角のないゲームに仕上がってるんでなかろうか。6と銘打っているが、5以前とは全く繋がりのない(オマケ的な物も出てこない)新シリーズとなっているので、これまでのシリーズをやっていない方にも問題なくお勧め出来る。

 エンディングに至っての簡潔な感想。核心に関わる事柄なので文字色を変えて伏せておくと『イース1をリアルタイムにやった人は、こんな心情になったのだろうか?(完結していない。待て続編な終わり)』といった感じか。
「予め関連サイトの掲示板とかチラチラ見てて、具体的な内容までは知らずとも、そういう感じのラストになるって知ってたけど、それでも充分衝撃を受けるだけのラスト」
 してやられたという感じ。エンディングの演出も、前半からしてやられた感じだし、残っていた後半部分でダブルパンチ。

 ま、語りだしたらきりがないので、一旦終了。
「取り敢えず、お勧め出来るゲーム。ファルコムの主要新作としては前回作となるイース6は、それなりにお勧めだけど、イース伝統のストーリー(≒プレイ時間)の短さが健在?で、その部分に引っ掛かりがあったけど、英伝6に関してはそういう勧める上で気になる要素が特に見当たらず」

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