■過去の投槍雑記帳 2003年 4th Quarter

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2003年12月31日19:37:38

暮れまして残念でこざいます

 暮れだってのに、なんで私は航空祭のレポートなんか書いてたんだろう。
「それも一カ月半ぐらい前の浜松の」

 今年の年末で印象に残ったことといえば・・・NHK-BS2 がジェッキー・チェンの映画の特集をやっていたことだったりして。
「若いころのジャッキー、流石に元気いいよネ」
 ジャッキーもさることながら、ラスボスの強さとかもえげつなくて面白い。
「カースタントとかも侮れないよネ、少し古いころの香港映画」
 あと、スタッフロールが NG 集になってる作品も多かったりするが。しばしば、笑ってみていられないえげつない NG(大転落、大激突、スタッフ慌てて駆け寄る)もあって、面白いというか、興味深い。
「アクションを見るのが目的だから、目を離せないのが厄介といえば厄介だったよネ。他に何かやりながら見る、とは行かなくて」
 ・・・そうこうしてる間に、大晦日まで航空祭レポートを書いてる破目に。(ぁぅ

 で。今年のテレビの最後はずいぶんと格闘技番組が集結しているようだが。
「吉田さん(柔道)とか、曙さん(相撲)とか、異世界からの参戦者の勝負とかは気になるネ」
 その二カードは見ておきたいんだが・・・別に他の全試合を見たいという訳でも無いので、うっかりよそ見をしてる間に終わってそうで、どうなるやら。

 そんなこんなで、どうでもいいことを書きながら今年も暮れていきます。
「それでは、よいお年を!」

2003年12月29日00:33:35

スモーク・オン!

 親父がおもむろにまた火鉢引っ張りだしてきて、今度は炭買ってこいと言うので買ってきた。
「火鉢は、なんか昔に知り合いに貰ったとか言う話だったっけ。えーっと、過去の投槍で振り返ってみると・・・2001年の一月下旬。その時は、炭、誰かがバーベキューか何かやった残りを捨ててあったの拾ってきたんだっけ」
 安物でいいと言うから安物かって来たら・・・うーん、結構煙でるぞ。
「完全な炭になってないのかな」
 可燃性のガスの様なものを抜いて、完全に炭に炭にするには微妙な調節がいる。窯の中で薪を燃やして、適度に火が回ったところで蓋をして不完全燃焼させるんだったかな。蓋をするタイミングが遅いと燃え尽きて灰になってしまうし、早過ぎると半生と言うか、炭に成りきらずただの薪の様になってしまう。
「家の中、炭臭いというか、灰臭い・・・」

 結構毛だらけ、猫灰だらけ。
「オチが分け判らないよ。(^-^;
 私も判らん。しかし、小さな火鉢でチマチマ燃やすには結構な量の炭を買ったので、しばらくの間は煙たい家になるんだろうか。

2003年12月27日23:52:27

行く年

 そういや、もう今年も後僅かなんだなぁ。
「イマイチ、そんな感覚がないネ」
 昔は、大掃除とか結構やってたし、年越しだ、という何かしらワクワクとする感触を感じていたような気がするんだが。
「年越しに向けての準備って物がおろそかになってる分、年越し感じる感慨も薄らいでるってことなんだろうネ」
 ただの長期休暇が得られる時期の一つ、ぐらいにしか感じられなくなってきた。

「お年玉とか貰えなくなったのも大きかったりして」
 あう。帰省先で親しかった従姉の姪や甥なんかには、本来、お年玉あげなきゃいけないぐらいな感じだしなぁ。親が渡したりするから、一世帯から二人も渡さんでいいだろう的に逃れているが。ま、それ以前に、この頃は正月には帰省しなくなりつつあるんだが。

2003年12月26日01:28:46

スポーツ文化

 何となく、書くタイミングを逸していたんだが。日本のサッカーと言うか、Jリーグの人気の鈍化が問題になって来ているな。
「totoくじの売り上げとか、下がる一方だってネ。売り上げをJリーグの振興に回すはずが、くじの運営だけで一杯一杯になりかねないとかなんとか」
 私としては、大きな世界大会とかでは何となく見たりもするが、基本的にサッカーには関心の無い人間なので、まぁ、人気低迷と言われても、特に異論と言うか疑問は感じない。

「なんで日本じゃサッカーは盛り上がりきれないのかな」
 基本的に日本人向けのスポーツじゃないんじゃないかなぁ。日本人がスポーツに求めている物って、柔道の一本勝ちの様な一撃必殺で勝負がつく瞬間とか、相撲の土俵際の逆転のような大どんでん返しなような物なんじゃないかなぁ、と思う。
「その意味でいうと、野球なんかは、ランナー溜めてホームランで大量得点で試合を決定づけるとか、九回裏からの連打で逆転サヨナラとか、そう言う展開があるよネ」
 サッカーではそう言う感触は味わえない。ゴールを決めると仕切り直しになってしまうから、ヒットが続いてランナーが常に塁を埋めている様な一気の攻勢と言うのはなりたたない。時間制限もあるので、九回裏二死から連打で大逆転、というのもない。
「サッカーで残り時間無くなってロスタイムで三点差、とかなったら、そこからの逆転はちょっとあり得ないよネ」

 また、見る上での区切りという物の無さも、日本人向けじゃあ無いのかもしれない。野球は投球が区切りだし、相撲は一番一番が短い。その点、サッカーは試合が止まるタイミングが不特定だ。

「ま、別にそういうのが悪いって訳じゃあないし、それが好きだって人達には好きなんだろうけど。常に状況が動き続ける乱戦な感じっていうか」
 逆にサッカーが人気の国では野球に人気があると言うイメージが沸かない辺り、趣向として合い交わらない部分があるんでなかろうか。

 その辺踏まえると、日本から K-1 の様な格闘技が立ち上がったのも判らないではない。
「KO率の高い短期決戦型のルールと」
 攻防のメリハリの良さという意味では、アメフトなんかももっと日本でも人気でてもおかしくない気がするんだけどなぁ。
「ちょっと、ルールが取っつき難いところが邪魔になってるのかな」
 ファーストダウンとはなんぞや、ということさえ判れば、とりあずは何となく見られる様になるんだが。
「4回以内の攻撃で10ヤード前進しろ、ってやつネ」

2003年12月24日23:29:30

肉、肉、肉、

 アメリカでBSE(狂牛病)ですか。
「また肉が処分されるみたいで勿体ないなぁ」
 問題のある肉が混じってる確率は極端に低い訳だし、問題のある肉を食べたからと言って瞬時に確実にヤコブ病になるという訳でも無い。因果関係は完全には実証出来ていなかった筈だ。そして発病するにしても、かなり後のことだろう。
「今、食料が得られなければ確実に死に直面するという人達も少なくない世界で、滅多なことでは死に繋がらない肉を捨てている人達がいる。・・・なんだかなぁ」

 個人が海外旅行のお土産に持ってきた肉や肉の加工品まで没収されているそうで。ビーフジャーキーを没収されてる映像をニュースで見た。
「あー、本場?アメリカのビーフジャーキー、美味しいのに」
 私だったら、持ち込みを認めないと言うなら、入国を後回しにして空港内で食べてしまえないか、考えそうだ。

「これで、国内の牛肉生産者は、キター!と思ってたりするのかな?」
 どうなのかな。牛肉そのものの消費がまた沈む危険性はあるが、アメリカからの輸入は30%程度に達していると言う。それだけの肉が市場から消えれば、多少消費が減っても量的には不足して、引く手あまたになる気もしないではないが、さて、どうなるんだろう。

2003年12月23日22:22:39

ストレージ宗教戦争

 しばらく特に触れなかったが、私は SCSI教の人である。
「いまやHDDとかの記憶装置の接続と言えばATAが当然な世の中で頑にSCSIと」
 これまでは Ultra2-SCSI(80MB/s)接続だったんだが、ついに U160-SCSI(160MB/s)のカードを買ってしまった。
「あーあ。現状の普通のPCIバスじゃあ 133MB/s しか出ないから、U160 のスペックを活かせないのに」
 いやねぇ。しばらく前に HDD 買い足して三台になったし。一台あたり最大で 40〜50MB/s 程度の速度が出るドライブなんで、仮に三台同時に最大に近い速度で転送が発生したとすると、80MB/s では飽和してしまう。それに、中古とかじゃあ以外とカードの値段が下がってきてたので、つい。

「・・・で、効果はあったの?」
 別に。特には感じられない。単体でのベンチマーク値は変わらなかったし。
「あらら。無駄遣いじゃない」
 いまや SCSI は宗教なんだよ! 信仰に物質的、具体的な見返りを期待してはいけない。
「おいおい。(^ー^;;

 普通の人は、シリアルATA への移行を考えて下さい。
「ケーブルの形状が変わっただけじゃなくて、ちゃんと従来型のパラレルATAの短所を克服して、SCSIの長所を一部取り込んだ様な、大幅に生まれ変わった感じの技術だからネ」
 しかし、まだ当面はパラレルATAとの互換性を保つ為に、完全にはシリアルATAで採用された新技術を活かしきれない状態が続く様である。
「ま、HDD の買い足しや換装を考えている人は、良く考えて選んでネ」

2003年12月22日21:13:39

主役不在

 著名な建築家が設計した歴史のある小学校の建屋の扱いを巡って、町長がリコールで首が飛んだり、町長の髪形が個性的だったり、出直し選挙で再選したりとバタバタした豊郷町だが。
「髪形はどうでもいいんでないの?」
 いや、しかしあの髪形は印象深かった。

 でもまぁ、髪形はさておき。まだなんか揉めてたんだな、小学校の件で。
「旧校舎は解体して移築、跡地に新校舎を建築する、って予定が、解体と移築を中止して別の場所に新校舎を建築することに変わったのに、予算に付いて再度見積もって議会の承認を得なかった、とかなんとかで裁判になってたんだってネ」
 判決結果はこの際どうでもいい。それより気になるのは、

 実際に校舎を利用する児童の顔が見えない。

「ここで言う顔ってのは、身体の一部としての顔じゃなくて、存在感とか影響力とかいう比喩的な意味での顔だネ」
 大人の都合でいつまで振り回してるんだか。子供としてはどう思ってるんだろう?
「こんな古臭い校舎より、新築の校舎が欲しい、とか思ってるかも知れないしネ」
 つい最近のニュースとして、不審者の襲撃に対する安全の問題が言われる。IT化への対応もあるだろう。
「卒業した後に出ていく社会の現実と掛け離れた学校で学んでもね、というのもあるし」

2003年12月21日15:47:11

やった!

 ちょっと小耳に挟んだんだが。来年、アメリカ空軍の曲技飛行部隊、サンダーバーズが来日を予定しているそうだ!
「おおっ、来るんだ。F-16 を使用する世界屈指の曲技飛行部隊。数年前に三沢に予定が会ったけど、テロでキャンセルになったんだっけ」
 しかも、一カ所ではない。

「おおっ。百里と浜松は空自の航空祭に出演する感じ?」
 数年前に予定された三沢への来日は、主旨としては『海外に駐留している米軍部隊の慰問』といった感じで、基地の航空祭とは独立して行われる予定だったように思う。今回も三沢についてはそんな感じの様だが、他の二つは違う様だ。
「そもそも、三沢は米空軍と空自の共有基地だけど、百里と浜松は空自の基地だしネ」
 アフガン、イラクと続いた米軍の攻撃への同調に対する、ささやかな見返りの様なものなんだろうか。
「んー、なのかなぁ?」

 とにかく。浜松なら行ける! 百里も多少無理すれば行けない事も無い、かもしれない!
「後は、テロの激化や戦局の変化でキャンセルにならないことと、当日の好天を願うばかり」
 期待したい。

2003年12月20日22:57:53

トラップ

 今日の大阪のテレビ放送欄を見ていると。日付変わって午前三時頃、テレ朝系であるのABCテレビで『田中真紀子』という番組があることになっている。
「・・・は? 田中真紀子がどうしたって?」
 田中真紀子としか書いてない。謎。覚えてたら見てみよう。

 ちなみにテレビ欄関係で印象深い思い出は。地方選挙の都合で開票報道番組が入るなどの都合で、一部の地方では別番組、という記載がされていることがあるんだが。
「【○○県は×××】みたいな注釈が書かれている状態だネ」
 それで、NHKで『疲労回復』という番組があったのが、それの都合でずれ込む旨の記述があったんだが。しかし欄のスペースが足りなくて省略され【奈良県は疲労】と書かれていた。
「・・・疲労ですか。(^-^;

 脈略無く、簡潔にもう一点。イラクへの陸自派遣に関連して、拠点の防護体勢の構想が報じられているが。
「周囲は塹壕とフェンスて囲んで、ゲートは自動車爆弾の突入を阻止する為に遮蔽物でジグザグに通らなければ入れない配置にする、とかいう話だよネ」
 こう言う時こそ、地雷が使えたらいいのになぁ、と思う。塹壕とフェンスと地雷の複合効果。
「・・・うーん」

2003年12月20日00:53:45

戦闘地域

 なんか、俄に小学校への児童の無差別傷害を狙った襲撃事件が続いたな。
「ちょっと大きい事件があったついでに表面化しただけで、小さい事件は普段から起きてるのかも知れないけどネ」
 しかしまぁ、この手の事件って、ある種のテロに近い物があるわな。
「危険のある地域は戦闘地域だと言うなら、小学校は戦闘地域?」
 だったりして。

「これって、学校側、守る方はテロ対策宜しく、様々な事態を考慮して全面的な防護策を考える必要があるけど、襲う側もやっぱりテロリスト宜しく、やりやすい場所や時間を選んで出来るものだよネ」
 自爆テロとまでは行わないか、逃走を考慮しない、その場で取り押さえられることを辞さない形での襲撃となると、制止するのは極めて難しいと思う。
「かと言ってあんまり厳重な警備をすると、通う児童自体を含めて周辺住民とかとの関係がギクシャクするという意味でもテロ対策と似た様な感じ」
 乗り越えられない高い塀で囲み、門ではIDチェックを行う。周囲や校内に武装警備員を巡回させる。そうでもすれば襲撃は阻止出来るかも知れないが、それが学校と言う場に適切な環境かというと、そうは思えない訳で。

 しかもそうやって学校を完全に固めても、登下校を狙ったり、休日や帰宅後に遊ぶ為に集まった子供とかをねらった襲撃は阻止出来ない。
「その辺が、守ることの難しさと、襲うことの自由度の高さと」

2003年12月19日01:27:06

バーニング

 アクセスログで知り得た情報を無闇に口外するのはある種のプライバシー侵害につながりかねないと思うが、今回は言わせてくれ。HTTP_USER_AGENTA.E.U.G/0087(QuattroCustum; MSN-00100; Type-100) という履歴が残ってるのは何だ。
「百式・・・。(^-^;;
 偽装可能な値とは言え、なにに差し替えてるんだが。

 さて、笑ってしまったニュースなどちょろっと。『キャンドル立てに不具合 オリエンタルランドが回収
「オリエンタルランド、ようはTDLとか運営してる企業だけど」
 そのキャラクター物の土産物のキャンドル立てに不都合があったという訳だが。

キャンドルが半分以上燃焼すると、台座部分にあるサンタクロース姿のミッキーマウスに燃え移る可能性があるという。

 ・・・特にコメントはいるまい。
「わ、わらう」

2003年12月17日00:49:59

何が危険なのか?

 長野県のやった住基ネットへの侵入実験の話が報道されていたが。
「メディアによって報道の仕方に温度差がある感じだけど・・・結果として、侵入は出来なかった、って事じゃないの?」
 侵入出来たと言える為に最も肝心な、インターネット経由での完全な外部からの侵入には失敗したと明言されている。成功したと称しているのは、なんか、役所の中の PC を直接操作したり、役所の中の LAN に直接 PC を付け足したりした結果という話。
「それってネットワークを使った侵入じゃなくて、人間そのものが施設内へ侵入、もしくは職員の造反じゃないの?」
 だよなぁ。役所の中の PC を直接操作出来る状況と言うことは、紙媒体の帳簿などの複写や改ざんも出来る状態だし、ネットワーク接続されていないスタンドアロン形態のデータベースだって操作出来るということだ。別に、住基ネット固有の問題とは思えない。
「極端な話、お役所の窓口で何か書類を書いて提出したとして。それを受け取った職員がその書類を改ざんしたりする危険性が排除出来ないのと、同じ次元なんじゃないの?」

 無線LAN経由での侵入云々なんて事もいってたが、無線LANがセキュリティホールとなり易い事は判り切ったことであり、そもそも高セキュリティを求められる環境に無線LANなんか入れるか? という問題である。
「どうしても入れるなら、暗号化をキッチリやって、アンテナに指向性の強い物を使ったり、壁に電波を遮断する様な材質を使うとかして、電波が外部に漏れるのを防ぐ様な対処とかが必要はず」
 そしてこれもやっぱり住基ネット固有の問題とは思えない。

 今回報道された様な手段での侵入方法が出来ることを危険で駄目だと言うなら、銀行とかのシステムも駄目と言う話になると思うぞ。
「インターネットバンキングとか、よりネットに緊密な運営形態を取ってる都合、もっと弱点は多そうだしネ」

2003年12月16日00:08:26

銃のある風景

 フセイン拘束に伴う些細な感想。それを喜んで祝砲として銃を連射する市民達。・・・って、いいのか。
「アラブの風景として普通に受け入れがちだけど、街中で自由におおっぴらに銃を撃ってるって光景は、考えてみると異様? しかも、やっぱりカラシニコフとか、アサルトライフルまで撃ってる感じだし」
 西側社会では銃社会と言われるアメリカでも考えられない光景である。何かめでたい事があったからって、銃は撃たない。

 それはそれでアラブの文化だと思う。家に武器を持つことは伝統であり、今のイラクの暫定政権も、ミサイルやロケット弾、爆弾などの重火器こそ取り締まろうとしている物の、銃ぐらいは容認状態のようである。
「武装した自衛隊員を派遣することが云々と言うけど、そもそも武器に対する姿勢と言うか文化の違う社会へ行くんだってことを踏まえないとネ」
 軍隊が来ることを住民がどう思うかなどと煽っているが、さほどなんとも思われないんでないか、というのが私の印象だが、さて、どうだろう。

2003年12月14日22:42:53

ターニングポイントとなるか?

「サダム・フセインが身柄を拘束されたんだってネ」
 米軍主導のイラク統治に賛同している(賛同せざるを得ない)日本としては、一定の歓迎を出来るニュースである。
「ま、フセイン一人捕まえて、劇的に治安が回復と言うか、ゲリラの活動が収まるとも思えないけど」
 反米を主旨として闘争している勢力にとっては誰が捕まろうと、死のうと、関係はない。指導者が倒れれば、新たな指導者が立てられるだけの話である。
「親フセイン派にしても、我等こそ後継者、と名乗る組織も出てくるかもしれないし、奪還や報復を目的とした攻撃が起きるかもしれないしネ」

 それでもまぁ、一般国民にフセイン時代は終わったとより強く信じさせ、新しい政権を受け入れるきっかけとは成ろう。そうして国民の目をそういう方向に向けさせることが出来れば、ゲリラ組織を支援する力が弱まり、最終的にゲリラが制圧出来ることになる。
「一般の民衆に紛れて、一般の民衆の支援を受けていてこそのゲリラだからネ」

 そんな訳で、一定の事態の好転の切っ掛けとなり得るポイントを迎えた。それ以前の段階で、イラクへの自衛隊派遣といった人的支援の枠組みを固めた姿勢を見せた日本政府の動きは、成功だったと思う。
「フセインが捕まって治安回復の目処が経ったから行きます、と、それ以前の混沌とした状況を承知で行きます、とじゃあ、随分と姿勢が違ってみえるからネ」
 大丈夫そうだから行きます、なんて弱気なことじゃあ、良い様には思われないしな。・・・まぁ、既に現地で活動を開始している国々に比べれば一歩遅れを取ったことになるだろうが、それでもマシな方だろう。

2003年12月14日03:20:37

スパイラル・ランディング

 年内に空自の先遣隊をイラク入りさせるとかいう話になって来てるな。
「拠点はクウェートに置いて、そこからイラクへ運ぶ、って話みたいだけど」
 任務の特性に合わせてC-130の迷彩塗装を塗り替えたりしてるな。
「今の空自の輸送機の塗装は、腹が灰色で、背面が緑系。上空から見下ろした時は森林の緑に紛れて、地上から見上げた時は曇り空の灰色に紛れることを期待した迷彩パターンになるのかな?」
 今回のイラクの任務では、上空から狙われると言うシチュエーションは考えられない。また、砂漠地帯で雲が出るとも考えにくい。
「という訳で、青空に紛れることを期待した全面水色に塗り替えたみたいだネ」

 また、着陸方法として、滑走路上空から螺旋状に急降下しながら着陸する方法の訓練の模様の公開とかしていたな。
「携行型の小型ミサイルで到達出来る高度は知れてるからネ。なるべく高い高度を飛んでいる時間を長くすれば、それだけ撃墜の危険性は下げられるから」
 通常の着陸では、5°足らずの緩やかな角度で降下して行って着陸する。そうすると、滑走路の手前からかなり長い距離というか、広い範囲を低い高度で飛び続けることになる。それに対して螺旋状に降下すると、狭い範囲の中で降下出来る。
「範囲の広さ=携行型ミサイルを持ったゲリラが撃墜を狙える広さ、だからネ」

 取り敢えず、エアダン4ででも試してみた。C-130 は出て来ないので、C-1 で。詳しいやり方(どんな高度・速度・位置から、どんな角度や旋回で)は知らないので、まぁ、適当にやってみた。

デブリーフィングリプレイ

 デブリーフィングを見せたい都合、フリーフライト(無条件に自由に飛べる)ではなく、短距離着陸競技でやってみた。開始高度が2000ft(約600m)と低く、低空を飛ぶ範囲を減らすという今回の主旨に反している感じなので、最初にまず急上昇をしておいた。結果、5000ft(約1500m)程度から螺旋降下を始めている。これ以上上がると競技の制限時間に間に合わないようなので、この高度から。
「最初の一周は、速度200Kt(370Km/h)強、降下角度15°ぐらいかな?」
 推力はアイドル(最小)、姿勢が安定してからは、操縦輪は左下方向に一杯、方向舵も左一杯の状態である。降下による加速と、旋回による空気抵抗での減速とが拮抗して、一定の速度と旋回を保てる領域を探すとそんな感じになった。
「一週目が終わって、高度は約2000ftまで降下」
 ここから徐々に降下角度を減らして行った。それにしたがって、旋回による減速が勝って速度も落ちてくる。減速し過ぎると操縦が困難になるので、180Ktぐらいまで減速してきたところで推力を上げて補った。滑走路が見えてきたところで旋回終了とともに推力は再びアイドル、エアブレーキと脚を出して減速しながら着陸の準備に入る。
「着陸速度は130〜150Kt(約240〜280Km/h)ぐらいがいいのかな?」
 旋回終了時で170Ktぐらい残っていたが、なんとか140Kt程度まで減速して接地。あとはスラストリバーサー(エンジンの逆噴射)と車輪のブレーキで停止。

 まぁ、この程度の事で良いのなら、手順が判ればそれほど難しい物ではないな、という印象。
「もっと急角度で鋭く降りろって話になると、エアブレーキ開いたまま降下する必要があるだろうし、最後に降下の割合を緩めて着地の体勢に移行するタイミングとかが難しくなりそうだけどネ」

2003年12月13日02:21:04

卒業

 グランツーリスモ4プロローグ、レッスンの4レベルクリア後のオマケも含めて一通り修了した。
「終盤はそれなりに難しい感じだネ」
 取り敢えず次に進める最低ラインのブロンズ、それより好成績のシルバー、最上位のゴールド、と三段階で採点を受けるのだが。
「ブロンズは、結構目に見えたミスを犯しながらでも取れる感じで、まぁ何度かやってればいずれ取れるはずってぐらい。シルバーを取ろうと思ったら、これと言った大きなミスは一度もしないぐらいの成果が必要かな?」
 ゴールドはそれ以上、完璧と呼べるレベルを求められる様だ。現時点での私のスコアは、ゴールド7、シルバー20、ブロンズ19。といっても、ゴールドはごく序盤の易しいレッスンで取った物も含むので、大したことはない。それでもまぁ、シルバー以上を過半数取れていると言うことで、まぁ満足としておこう。

「やっぱり、極めるためにはハンドルとペダルが必要みたいだネ」
 だなぁ。アナログスティックでステアリング操作はまだましとして、ボタンでアクセルとブレーキを操作するのはキツイ。ボタンを押す強さの強弱で一応アナログ的に操作出来るが、微妙な調整をするのは極めて難しい。
「リアタイヤが滑り出さない範囲でブレーキを踏み込みながらコーナーに突っ込むとか、逆にアクセルを踏みながらコーナーから立ち上がるとか、押しかたの強弱だけで得るのは難しいよネ」
 比較的速度が遅い間は、チョンチョンと小刻みに押したり離したりの操作でも補えるが、高速走行中は一瞬の押し過ぎがスピンやコースアウトに繋がったりする。難しい。

 ま、良く出来たゲームと言うか、シミュレータ?だと思う。
「この手のジャンルのゲームが好きな人なら、ハンドル買って遊ぶだけの価値も有りそうな感じだったネ」

2003年12月10日01:06:14

指が痛い

「この頃、めっきり寒くなって来たねぇ」
 いつの間にか、水辺にユリカモメの姿を見る様になった。もう冬なんだなぁ、と感じる。
「今年もまたいつか餌、投げにいかなきゃ」
 だなぁ。

 現況。まだ、グランツーリスモ4プロローグに勤しんでます。
「これでプロローグ?っていうボリュームがあるよネ」
 マニュアルに載ってるスクールモードを終えるとエンディングがあるが、同時にオマケが追加される。エンディングも結構面白いと言うか興味深い感じだし、オマケもやっておく価値あり。
「終盤に向かうに連れて難易度もそれなりに上がってくる感じだけど、頑張って最後までやってみてネ」
 私はまだオマケ部分を完了できず。スクールモードを修了した人間が前提と言うことか、難易度は結構高い。
「ま、作者さんがレースゲーム初心者だからって面も少なくないだろうけどネ」

 イラクへの自衛隊派遣にコメントなど。
「取り敢えず、装備は現実的な物を持っていくみたいだネ」
 装甲車両を持っていくし、歩兵用の重火器も持っていく。最低限でもカラシニコフで襲ってくる様なゲリラ相手に装甲化された車両は必要だろうし、自動車爆弾で突っ込んできたのを阻止すると言うか、吹き飛ばす為には重火器が必要だ。
「装甲のない車両の鋼板なんかはカラシニコフの弾は余裕で貫通するし、自動車爆弾で突っ込んでくると、銃で撃って運転手を射殺したりエンジンを壊したりしても、車の勢い自体は簡単には止まらないからネ」
 空自も、C-130を塗り替えたと聞いていたが。ここ数日になって、テレビに映像で結構出てくるようななったな。
「地上のゲリラから見えにくい用に、空に紛れる水色に塗り替えたんだってネ」

 装備は、これ以上は望めないだろうし、必要もないだろう。
「戦車持ってっても、住民感情にマイナスになる事の方が問題だし、整備の手間とかもかかるしネ」
 あとは、それを使えるかどうかだ。実際に不審な人物や車両が近寄ってきたところに、発砲、砲撃が出来るのか。
「警備に立ってた歩兵さんがその場の判断で即座に射撃することが出来るのか、とかネ」
 ゲリラが使ってくる武器も、自衛隊も持っていく武器も、瞬時に致命傷を与えられる様な武器だ。判断に遅れや誤りがあれば、ゲリラに自衛隊員が殺されたり、自衛隊が民間人を誤射したりする危険が出てくる。

 ま、そんな危険な状況もあり得る場所だからこそ、行くことで国際社会に示しがつき、価値があるんだが。
「アメリカ追随型が〜と言われても、今、現に、アメリカ以外にも多くの国がイラクに行ってる以上、その国への示しもあるしネ」
 日本が軍事的な何かをすると嫌な顔をしそうな韓国なんかも、先に行っているしなぁ。

2003年12月07日02:50:37

サイドスリップ

 グランツーリスモ4・プロローグなど買ってきた。
「あれ? 作者さん、レースゲームなんかやったっけ?」
 やってない。けど、既にかなり煮詰まったというか、玄人向けの市場になってる印象のあるレースゲーム界?に対して、入門用者向けのスクールモードを主体だったり、そもそも価格が非常に安かったりと、取っ付き易い仕様で出してきたから、買ってみた。

「・・・うーん、最近のレースゲームのCGってここまで来てたんだー。綺麗なもんだネ」
 まぁ、フライトシミュと比べると、描画する範囲が狭い(あまり遠くの物を描画する必要がない)分、有利な結果なんだろうが。ただ、ドライバー視点でもダッシュボードやボンネットが見えないのは寂しい。
「車体の挙動なんかは、さすがにかなり成熟してる感じかな?」
 ただ、クラッシュとかしても吹っ飛ばないのが寂しかったり。難易度的には、スクールモードの課目をこなす事に関しては、次の課目に進む為に必要な合格点を取るのはさほど難しくない。実車の普通の運転は出来るが、レースは現実は元よりゲームでも初心者の私でも、まぁ数回リトライすれば越せるぐらいの進捗。まだ最後までやってないが。

 よく出来たゲームだとは思うし、それなりに面白いが・・・私には向いてないなぁ。フライトシミュ好きとしては、地面を走るだけというのはやはり寂しい。
「なかなかそう、万人ウケする万能のゲームってのはないもんだネ」
 しかし、教習内容の隙?を突いては教習の主旨に反したネタを探そうとかしてる段階で、私にはやっぱり向いてない。ロングストレートからのコーナー進入を想定した、高速走行中からの急減速(急停車)の課目で、横向いて止まってる体たらく。
「レーシングゲームというより、スタント状態。なにやってんだか」
 初期状態からサイドブレーキ引ける仕様なのが悪いんだよう。使えと言う指示は無いが、使える物は使いたくもなる。
「実車を横に滑らすのは怖いからネ」
 走り屋になる気のない人間は、せいぜいゲームの中で滑ってます。そして、そんな合間に大阪では今頃放送してる、頭文字Dのアニメ第一シリーズなどみて、そんなに器用に滑らねーよぅ、とすねてます。
「あうー。(^-^;

2003年12月05日00:20:15

先手必勝

 なんだか、ネットで自分の通う学校での殺人予告を書いて捕まった高校生がいるそうだが。
「またかぁ、その手の脅迫書込み」
 今回の目新しい?ところは、ネット上の経路探索で捜査が及ぶより先に、犯人の周辺で噂が立ち自首に至ったと言う話。取り敢えず産経新聞の『殺人予告の高1少年逮捕 ネット掲示板に「無差別に殺す」』
「・・・はぁ?」
 私はこの手の話題を取り上げる度に、ネット上ほど行動の足跡が残り(経由したサーバーにログが残り)匿名性の低い場所はないなどと言ってきたが。それ以前の段階で捕まる人間が出てくるとは驚いた。

 さて、それはさて置いて。イラクで襲撃され亡くなった日本の外交官の載っていた車の写真が公開されるなど、徐々に襲撃の模様が明らかになって来たが。
「どうやら、車から降りてたところを撃たれた訳じゃなくて、走行中に並びかけられて撃たれたみたいだネ」
 左側面に弾痕が集中しつつも、前後にも多少の弾痕のある状態をして、NHKのニュースでコメントしていた専門家は、一台が追い越して前から数発撃ち込み、怯んだ隙にもう一台が並びかけて撃ち込んだのではないか、と言っていたが。それなりに納得のいく推測だなと感じた。

「ライフル弾を止められるだけの防弾装備は施してない車だったそうだネ」
 以前に私は、ゲリラがアサルトライフルで武装している様な地域で、ライフル弾を止められない防弾装備でどうするんだ?といった話を書いてしまったが。ライフル弾を止めるほどの装甲を張り巡らしてしまうと、車体重量が増えて走行性能に問題が出かねないとかいう事情もあった様で。代わりに猛スピードで駆け抜けて、襲撃に遭遇する事態そのものから逃げる様な使い方だったと言う。
「たいして交通量もなくて、道もカーブとか無くて、かなりスピードを出して走れる状況なのかな、向こうは」
 つい日本国内や先進国の道路事情で考えて、そこまで高速走行が出来るとは思っていなかったので、ライフル弾が止められない防弾装備でどうするんだ、なんて書いてしまった。

「でも、どうしたもんなんだろ。重装甲にした代わりに速度が落ちると、移動に時間がかかって、その分、襲撃に遭い易くなるみたいだし」
 しかも、標的が重装甲だと気付けば、ゲリラ達は武器をカラシニコフ(アサルトライフル)からRPG(ロケット弾)に持ち替えてくるだろう。RPGまで防ごうとすると、軍用の装甲車両か、国家指導者クラスが乗る様な特注の装甲リムジンが必要になってしまう。ある程度の装甲と速度性能の両立を図るにも、やはりかなり特殊な車両が必要になるだろう。
「かといって、そんな特殊な車両を乗り回すのは、住民に対して刺激的過ぎるんじゃない?」
 だよなぁ。あまり物々しい装備で移動すると、現地の人々を威圧している様に思われたり、現地の人々を信用していない様に思われたりしかねない。
「難しいところだネ」

 軽装備で居ると、カラシニコフ。重装備で居ると、RPG。ヘリで空に逃れると、SA-7(携行用地対空ミサイル)。
「基地の奥に篭もっていても、自動車爆弾での自爆攻撃や、迫撃砲や比較的大型のロケット弾(航空機搭載用のポッドをリサイクルしたりしてる?)での攻撃が」
 戦闘とはそう言う物で、攻める側は場所と時間と手段を自由に選べるのに対し、守る側はそれら全てに備えねばならない。分が悪い話である。

2003年12月04日02:05:41

新高山登レ、一二〇八

 今日の、というか厳密には昨日のNHK総合の『その時歴史は動いた』はなかなか興味深い内容だったな。
「太平洋戦争開戦直前まで、アメリカとの和平を目指した外交交渉と、その破綻の経緯の話」
 日本側の、本国とアメリカ駐在の大使との間の暗号通信が傍受・解読され、アメリカ側に筒抜けになっていたと言うのは、以前から言われていた話だった。
「最終的な宣戦布告の文書も、日本の大使館側が、機密保持のために解読とタイプライターでの印字を正規の大使館員のみでせよ(民間人のタイピストなどを使わずに)という指示に手間取っている間に、先にアメリカ側が読んでたりして」
 挙げ句の果てに、宣戦布告が開戦(真珠湾攻撃)の時間に間に合わなかったという失態に至った訳だが。

 そんな話は以前から言われていたことだが。それに加えて、最近発見された新資料によって、実は通信を傍受・解読されていたのは日本側だけでなく、アメリカ側の通信も日本側が傍受・解読をしていたという。同盟国のイギリスや、支援していた中国などとの通信が日本側にも漏れていた。
「それで、中国が結構絡んでた、って話になってたんだよネ」
 アメリカ側は、当初は日本に対して懐柔した妥協案を用意しており、その存在を傍受していた日本側としては、これなら行ける、と期待していた。しかし、中国が反発し、その妥協案の提出が保留されていた。
「でも、余計な刺激をせずにおとなしくしていればその懐柔案を出してくると見ていた日本側は、そのまま回答を待つという選択。そして、いよいよ遅れながらもその懐柔案でアメリカ側が答えようとした矢先」
 日本側の譲歩として提示していたインドシナからの撤兵に反して、大規模な艦隊が動いている、という情報がアメリカ大統領の耳に入ったと。

「それに激怒して、日本は信用出来ないという話になって、懐柔案から一転、強硬案、後に『ハル・ノート』と呼ばれる物に差し替えられたんだって」
 しかしそれは誤報で、実際には普通の定期便と言うか、ごく普通の規模の船団が動いていただけだった。
「うーん、その辺の最後のツメが考察としてなんか怪しいというか、何らかの欺瞞を含んでる感じがするなぁ」
 やはり、まだ100%の真相解明とは行かないようだなぁ、という印象。

2003年12月02日01:29:31

最新鋭

 日本IBMが、最新型の超特別限定モデルの ThinkPad を発表したそうで。記事としては ZDNN の『たった1台の最新モデル「ThinkPad 20M(仮称)』の方が詳しいが、PC Watch の『日本IBM、大和事業所でThinkPadの拷問テストなどを公開』の記事の中でも紹介されている。
「ようは、その拷問テスト、製品の耐久性を検証するテストの様子の公開の場でお披露された新機種、って話だネ」
 その設計コンセプトだが、

 ・・・などなど。
「なんだそりゃ」
 タネを明かすと、ThinkPad 2000万台出荷を記念して作った ThinkPad 型のチョコレートケーキが正体な訳だが。それのプレゼン用に資料?を作っちゃうノリが IBM らしいなぁ、とか思ってみたり。
「大企業の割には、そういうお茶目な一面があるよネ、IBM って」

 品物も、信頼性があり痒いところに手が届く様なラインナップだったりと、いいと思う。・・・でも、私はノートPCは Panasonic の Let's NOTE派だが。
「話の筋が通ってないじゃない。(^-^;
 個人でプライベートに使うには、ThinkPad は信頼性も機能性も、それに従って価格も、過剰なんだよう。もっと懐具合に余裕があるとか、業務にバリバリ使うとかいう用途なら、ThinkPad いいなー、と思うんだが。

2003年11月30日21:14:55

抜き差しならない

「イラクで日本の外交官が、車で移動中に襲撃されて射殺されたんだってネ」
 イラク自衛隊派遣反対の人達にすれば、それ見たことか、という話なんだと思うが、逆に、もっと早く自衛隊が行って、適切な警備・護衛態勢を整えるべきなんでないか、とも思えるんじゃないかなぁ。
「それが出来ないなら、全ての要員をイラクから撤収させるべき?」
 自分の国の文民は、自分の国の軍人で守らねばならないんでなかろうか。

「一応、多少の防弾装備は施された車で移動してたそうだけど。爆弾やRPGを使った訳でなくて、小銃だけでの襲撃を阻止出来なかったってのはなんだろ?」
 まだ詳しい襲撃の状況が伝わっていないのでよく判らないが。売店で買い物をしようと車を止めて降りたところを襲われたという話もあるし。
「載ってて防げなかったんじゃあ、どんな防弾装備だったんよ、という話になるんだろうけど」
 向こうのゲリラは、AK47/AKM あたりのカラシニコフ自動小銃を持った姿で報道される。商店の経営者などが、略奪に備えて自衛目的で銃を持っている、なんて場合も、大概がカラシニコフだ。
「ようは、軍用のライフルと」
 拳銃などとは威力が段違いである。キチンとした「装甲」を施さないと止まらない。
「海保の巡視船が不審船に銃撃された時も、装甲化されてなかったブリッジの壁が易々と貫通されてた感じだったしネ」

2003年11月30日13:55:28

遅延

 遅れがちにこの頃のニュース雑感。

「アメリカ大統領、イラクを電撃訪問」
 空母に艦上対潜哨戒機?で着艦して艦上で行った実質上の勝利宣言は、あざとい、と感じたが、今回のネタは率直に面白い。
「ネタですか」
 ネタやん。パフォーマンスに過ぎないんだから。一日ぐらい滞在して各地を巡視して回ったりしたならば見かたも変わるだろうが、空港から離れもせずに数時間いただけで帰ったんじゃあなぁ。でもまぁ、兵士と同盟国にはそれなりの士気高揚にも役立ったろう。
「イラクの反米活動家の士気も、なんか別の意味で高めてそうだけど。調子こきやがって、というか」

 H-2A 六号機打ち上げ失敗。
「あちゃー、って感じだネ。しかも、補助ブースターの切り離し失敗だなんて」
 手を替え品を替え、トラブルが起きるなぁ。以前にトラブルの起きた箇所を重点的に注意したら、他の場所でトラブルが起きると。
「モグラ叩き状態だネ」
 このまま、全ての箇所が全てのトラブルを起こすまで経験を積めば技術も成熟の域に達するんだろうが、トラブルが起きる度に打ち上げの回数は減って、経験を積む速度も遅くなる。悪循環だ。
「怯まずに打ち上げを続けて欲しいよネ」

2003年11月28日00:02:41

つめあわせ

 さらっと何点か。

 しばらく前に築いた?15000rpm SCSI-HDD 防音用の壁。出来上がった当初は期待したほどでない?と書いたが。実際にしばらく過ごしてみると、やはりそれなりに効いているか、という感じ。
「厚さ6cmのセメントの壁ってねぇ・・・」

 そろそろ寿命か、と言っていた、充電式ワイヤレス光学マウスMx-700の電池。
「本来は単三のメタハイ使うところに、無理に単四入れて軽量化してたやつだネ」
 ますます充電失敗率上昇中。最近、単三型のNiMHの容量が、2300mAhにまで向上したタイプが出回っている。日立マクセルと三洋から。いま、私がデジカメ用に使ってる奴は、1700mAhのと、1550mAhのである。
「四割ぐらい容量増えてるんだ」
 デジカメの電池はいつも容量不足である。そろそろ買い換えて、下の容量の奴をお下がりとしてマウスだとか、その他ペンライト用とかに供給しようか、とかも思うが・・・。
「でも、単四の軽さに慣れた後で単三で使うと結構重いよネ」
 うーむ。

 これまでも何度か、面白い記事が載ってるぞと紹介してきた、CNN.co.jp の『こぼれ話』。久々にこれは!と思ったので紹介。『犬が馬襲って警官落ち、馬が人間蹴り返す
「・・・は? 犬が馬で警官で馬が人?」
 何人登場してるんだ、という標題。実際は、

  1. 公園で、犬は紐で繋げという規則を破っている人を発見。
  2. 騎馬警官が注意しに行くと、犬が馬に襲いかかった。
  3. 警官は馬から振り落とされた。
  4. 馬は犬の飼い主を蹴り倒した。

「・・・なんだかよく判んない」
 結局、馬への攻撃を止めない犬に警官が発砲するまでに話が進んだ様で。犬は馬を襲い、馬は飼い主を蹴り、警官は犬に発砲する。
「なんか一周した」

2003年11月25日22:39:55

継続審議

 ここしばらく何となく続いている話題とか。

 コイヘルペスウイルス。
「コイだけに作用するウイルスだってネ。寒くなると活動が鈍って発病に至らなくなるから、一旦下火になったみたいだけど」
 このニュース聞いてて思ったのは『ブラックバスヘルペスウイルス』とかないの、ということ。
「うーん、遺伝子工学を駆使したらそう言うのも作れないのかな・・・?」
 まぁ、そう言うある種の生物兵器的な物は、倫理的にそうたやすくは作れないだろうが。

 ちなみに、私は鯉の洗い(刺身)とか好きなんで、結構気になる話題だったりもする。盆などに帰省して父方の実家に行くと、毎年の様に食べさせてもらった物だ。

 話は変わって年金問題。
「将来、ちゃんと貰えるの、って話とか、若者を中心に国民年金未納の増加とか」
 サクッと考えて、40年間払って、20年間支給されると考えてみよう。毎月払った額の二倍が返ってくれば払った分は取り戻せることになる。
「収入に寄りけりだろうけど、最低ラインだと一カ月に2万円と払わないぐらいだったはず。厚生年金の場合は、企業側が負担している分が別にあるけど」
 国民年金のみで厚生年金無しの場合での支給額の最低ラインは7〜8万円ぐらいだったかな? 普通に会社勤めして厚生年金に入っていればその倍程度以上は期待して良いはず。
「・・・うーん、数字の上じゃあ、払った額の倍を割り込む気配は感じないんだけど」
 だよなぁ。受け取れないかも、と不安を訴える人は何を根拠に不安がってるんだろう。

 ちなみに、年金制度が完全に破綻して年金が貰えないほど日本の国が駄目になったなら、そもそも自分で貯蓄とかしてたところで結局何の役にも立たないと思うんだが。
「それほど国が駄目になるようじゃあ、インフレが急激に進んだりしてそうだしネ。物価が十倍ぐらいに跳ね上がって、なーんて事になってたら、貯金して手もその価値は十分の一になっちゃうんだから」
 年金に期待出来ないと言って、その代わりの投資や資金運用をキチンと自分でやると言うのならそれはそれで生き方なんだろうが、そう言うことを何もしないで、ただ漫然と年金は当てにならないから納めない、なんてのはどうした物なんだか、と思う。
「いざ老後を迎えて、年金納めてなかったのを棚に上げて、福祉に文句を言うのとかは勘弁して欲しいよネ」

2003年11月24日22:32:53

SCSI教はツライよ

「あっ、作者さん、何買ってきたのよ」
 いや、別に。
「こら、ちょっと見せないさい」
 なんでもないって。・・・あー。
 "IBM IC35L036UWD210-0"
「二代ほど前のモデルの、36GBの10000rpm SCSI-HDD・・・」
 結構値頃感のある中古を見掛けたもんで、つい。主にアプリケーションのインストールに使ってた同機種の 18GB モデルのが徐々に手狭になりつつあったし。
「まったく懲りないなぁ」
 15000rpmには懲りた。だが10000rpmは良いと思う。

 さて、それ以前に、PCの方の電源ユニットを静音の物に買い換えた。
「でかい放熱板の付いたファンレス電源とかは別格としたら、12cm の大口径低速ファンの付いた電源なんかが今の静音の行き着くところなのかな?」
 12cmファン電源と言うと、NExt Waveの SILEN KING が本家と言うか、元祖になるんだろうが。しかし、結構低価格になってる辺りに素直に信用が置けない。展示品とかを手にとって見ても、何となく安っぽく見える。
「電源の性能って、判りにくいからネ。出力される電流の品質って、特別な計測器や知識の無い一般人には測りようがないから」
 ベンチマークソフトを走らせて評価出来る様なシロモノじゃないからなぁ。雑誌等で、その辺判る技術者が評価した様な結果でも載っていれば良いのだが、そう頻繁にそういう記事は書かれない。
「結局、ある程度まではメーカー側の宣伝文句を目安にせざるを得ないのかなぁ。あとは、それなりに良い物にはそれなりの金が掛かっていて、それなりの値段になってる、とか」

 結局、これと言った決定的な情報は得られないまま、漠然としたイメージに基づいて買った結果はSeasonicの SUPER TORNADO。少なくとも、体感出来る不都合は無いが・・・どうなんだろうなぁ。
「確かに動作音は静かだし、換気の効率も悪くないみたいだけど」
 私はのPCは、CPUの放熱ファンを吸い出し方向にして、ダクトで電源の底の方に曲げる様にしている。電源の底面に取り付けられた12cmファンは、それを上手いこと吸い込んで吐き出してくれている様に思える。

 さて、これでPC本体が大幅に静かになった分、15000rpmモノを筆頭とした SCSI-HDD の騒音が際立つことになった。
「しかも、また一台買い足してるし」
 あうー。しかし、これには力業で対処することにした。外付けケースにして隔離している現状でも既に結構力業だったんだが、その外付けケースの周囲をセメントレンガで覆いました。結果から言うと、厚さ6cmのコンクリートの壁に囲まれた状態に。
「む、無茶苦茶だ。(^-^; 普通にいう静音化の限度を越えてない?」
 越えてる気がする。しかし、15000rpm HDD の騒音も限度を越えてるんだよう。具体的にいうと、ケースは棚の上に載っている。底には厚さ3cm弱と普通の半分ほどの厚さになっている赤レンガを敷いた。設置場所の高さの都合、普通のサイズのでは収まらなかったので。で、その周囲をセメントレンガで囲んだ。厚さ 6cm、幅 20cm、高さ 10cm になる向きに置いて積んで、横三個、縦三個を正面、側面には横一個、縦三個づつ積んだ状態。背面は部屋の壁である。
「正面だけで、高さ 30cm、幅 60cm のコンクリートの壁・・・」

 底に敷いた状態で動かして見ると、棚に伝わる振動が殆ど無くなり、高感触でのスタートとなった。しかし、壁を作って仕上げた状態での結果は・・・微妙。
「確かに結構静かになった気はするけどネ」
 もっと完璧に遮断されることを期待してたんだが・・・贅沢だったか。

 レンガとコンクリートで囲った現状は『遮音』対策を施した状態である。音を跳ね返す状態。
「跳ね返りを繰り返した結果に、壁の途切れ目から漏れて出てくる可能性が残ってる状態だネ」
 厳密な防音対策と言う意味では『吸音』対策を組み合わせる必要があるそうだ。音と言うか、空気の振動を受け止めて熱に転換してしまい、音を消すこと。
「スポンジ状の物などを吸音材として遮音壁の内側に組み合わせて、吸音+遮音のセットにしないと完全な防音対策にはならないみたいだネ」

 なんか、壁の内側に詰めてみるか? ・・・しかし、詰め過ぎると放熱性の問題が出てくる訳で。難しいものである。
「・・・高速回転の SCSI-HDD と縁を切ればいいのに。PC本体の側に入れてる、5400rpm の静音モデルの IDE-HDD なんか、特別な静音パーツにも囲まれずに、しかも RAID 0 で二台同時に動いてるのに、静かなもんじゃない」
 あうー。

2003年11月24日01:16:18

世代交代

 何となくタイミングを逸してる間に千秋楽を迎えてしまった大相撲の話など。

「武蔵丸関、引退しちゃったネ」
 寄り切られて負ける様な相撲を取っていた時点で、ああ、もう駄目だな、と感じていたが。残念である。
「目立った弱点の見当たらない、安定した横綱だったのにね・・・」
 若いころは突き押しで上がってきたので、横綱になってからも突き放して出ていくことも出来たし、上位に上がってくるに連れて、回しを引いて寄ることも出来ようになっていた。遠近両用。体重があって、かつ足腰もしっかりしていたので、ちょっとやそっとの変化技では動じなかったし。
「重量級でも、曙関なんかは、明らかに上半身に対して足が細くて腰高と言うか、不安定だったよネ。小錦関なんかは、足は細くはないものの、若い頃に鯖折り食らって両膝やられちゃって、それ以降膝に爆弾抱えた状態だったし」
 特別にファンと言う訳ではなかったが、惜しい話だなぁ、と思う。
「ところで、引退の直接の理由となった感じの左手首。なんか引退後に一回、実は相撲を始める以前に、アメフトで首を痛めた時から抱えていた持病だった、みたいな話を耳にした気がするんだけど」
 しかしその話、その一回しか聞いておらず、全く裏が取れない。聞き間違えだったのかなぁ。

「とにかく、これでハワイ勢は完全に消えちゃったんだ」
 この千秋楽でアメリカ本土出身の戦闘竜も幕下まで陥落した末に引退となり、アメリカ出身の力士は今場所で絶えてしまったそうだ。
「これからは、モンゴルの時代なのかな? 重さとパワーのハワイ勢から、技とスピードのモンゴルの時代に?」
 しかし他方では、グルジア(旧ソ連からの独立国)の黒海関が来場所からの入幕を確実とし、東欧勢、という更なる新風の参入を予感させる動きも。
「モンゴルはモンゴル相撲。東欧と言うと、レスリングが結構強い様なイメージ?」
 どちらにせよ、力から技に流れが変わっていくのだろうか。
「ま、体重の増え過ぎに由来する怪我の増加が問題視されてた状況には、技に流れが変わっていくのは良い解決への道なのかも」

 あと、曙親方の K-1 転向とか。
「唐突な話だったよネ」
 前述の通り、足に不安のある身体で、蹴り有りの K-1 ってのはどうなんだろう。まぁ、理論上は最強と言われた「力士の突き」「脂肪と筋肉の鎧」がどこまで通用するのかというのは関心のあるところだが。
「ま、初対戦の相手のボブ・サップも、足を使う戦いはイマイチ苦手な感じだから、丁度いい組合せかも」

「ところで、曙って名前は、角界を離れた後も使えるのかなぁ? 小錦さんは揉めてなかったっけ」
 小錦、ってのは、高砂部屋の伝統的なしこ名の一つだったので、角界を去った後に勝手に芸名として名乗られては困る、という話になってた。最終的には "KONISHIKI"とアルファベット表記で名乗る、という条件で認めると言うところに軟着陸して現在に至っているのだが。
「曙は、別にそう言う伝統はないしこ名だったのかな?」

2003年11月23日00:45:01

ノーコメント。

『地獄の黙示録』をNHK-BS2で放送してたので見てみた。
「ベトナム戦争をモチーフにした映画だっけ?」
 考えさせられるところのある映画とは聞いているが、見たことは無いし具体的な内容も知らない。放送があることを踏まえて親父曰く『見ようかなぁ、でも難しい話しだしなぁ』みたいなことを言っていたが。

 結果。難しいなんてもんじゃない。全然判らん。
「判った様な気はしないでも無いけど、言葉として感想は示せないと言うか」
 ただまぁ感じたのは、今もイラクで似た様な事を現実としてやってる様なもんかな、といったところ。

2003年11月20日21:08:09

にゃー

 そろそろコタツがお目見えする季節になって来た訳だが。入って横になってしまうと、ついつい寝てしまう。
「この猫人間。(^-^;/
 寝るなら寝場所に行けと家人に言われるが、当初は寝るつもりで横になってる訳じゃあない。
「じゃあ、寝る気になって来たら移動したらいいのに」
 眠くなったらそんな判断は効かない。移動するなんて面倒くさい。寝るだけ。
「まったくもー」
 そうして、やっておきたかったことやら、見たかったテレビ番組とかを見逃していく。昨日と言うか、今日も AVENGER を見逃した。(ぁぅ

 さて、話は変わって。衆院選挙その後とか。
「眞紀子さん、民主党に片足突っ込んだみたいだネ。入党とまでは至らない中途半端な関係みたいだけど」
 また変なもん抱え込んだな、民主党。田中康夫、大橋巨泉、小沢一郎、なんでこうも胡散臭い人間とばっかり関わり合うんだ?  鳩山由紀夫代表も、ちょっとどうか、ってキャラクターだったし。
「なんなんだろうねぇ」

 なんとなく、既に小沢が徐々に怪しげな行動を起こしている様な気がしないではない。
「旧社会系勢力とかと小沢さんのグループなんかじゃ、馬が合うはずないしねぇ」

 眞紀子さん、今の内閣のイラク政策をして「外交不在」なんていってたそうだが。
アンタににゃ言われたくないよってところだろうネ、政権側にしちゃあ」
 アンタが外相時代に外交なんてやってたかよ、と。
「官僚と輪もめしてただけで、交なんてやってた様子が思い出せない?」

2003年11月18日23:41:13

高額光学

 アエロバティクスグランプリのチケットの払い戻しを受けてきた。近所のコンビニの端末で買ったので、払い戻しも近所のコンビニで出来る。便利なもんだ。
「これで、今年の作者さんの航空イベントは完結だネ」

 さて、浜松基地で思ったこと。カメラ付き携帯で撮ってる人、多いなぁ。
「いくら画素数が増えたとか言っても、あんなので撮ってどうなのかなぁ?」
 私が使っているデジカメは、OLYMPUS の E-100RS。35mmフィルムカメラ換算で38〜380mm相当の10倍光学ズームレンズが付いる。デジタル2.7倍ズームもあるので、画質を犠牲にすれば1000mm強の超望遠となる。今回からは 0.5倍のコンバーションレンズを用意した。ワイド側専用なので中途半端なところの画角は得られないが、19mm相当の超広角も得られる様にして臨んだ。
「地上展示は標準レンズの範疇で撮れるけど、単機で飛んでる機体を追おうと思うと超望遠がいるし、編隊を追おうと思えば並の望遠が。ブルーインパスルのスモークを使った演技の撮影には広角〜超広角が必要だよネ」
 玄人はだしな人達は、そう言った異なる特性のレンズを取り付けたカメラを二、三台はスタンバイして追っている。高いんだろうなぁ、アレ。

 そして特に、飛んでいる物を撮るのは難しい、上手く枠に収まらないし、位置関係次第ですぐに逆光になったりして露出も合わない。
「浜松って、完全に逆光になる位置関係だったよネ」
 逆光と言うか、太陽そのものに向かってカメラを構える様な局面も多々。スミア入りまくりました。
「カメラ付き携帯を筆頭とする様な超小型デジカメでなければ、機械的に余剰の光を遮るメカニカルシャッターも付いてるけど、露骨に太陽が枠に入っちゃうと防ぎきれないのかな」
 exif情報を見てみると、シャッター速度が1/2000以上とかになってるしなぁ。メカニカルシャッターの動作が追いついてないのかもしれない。

 ・・・なんとなく、こう言うことを気にしている内に巨大なレンズ付の一眼レフに手を出してしまうんだろうか。
「コンバーションレンズなんかに手を出してるし」
 ・・・これ以上は進むまい。進まないんだ。

2003年11月17日00:21:50

ただいま

 一応、昨日の日付の内に帰ってきてました。

 ・・・とっとと寝よう。

2003年11月16日20:09:29

帰路です

 東名高速、美合P.A.です。つい最近全面改装されたP.A.で、設備が整っている。マクドが入ってたりもする。中のテレビで鉄腕DASHなど見ながら晩飯と休憩。

 基地から出るのに一時間以上かかって五時過ぎ。合流点が何カ所かあり、その整理の都合(しばらくはこっちのルートを通して、こっちは止める、とか)で長時間停車してイライラ。先の状況が見えないままの停車はストレスが溜まる。基地周辺の混雑をある程度抜けきるまでにも一時間近くかかって、六時ごろ。

 それから、三ヶ日を抜けて本坂トンネルを試してみる。・・・イマイチやね。日中に通れば浜名湖の北岸を望む景観とかがあるのかも知れないが、夜じゃあなぁ。道幅も広くなく、カーブも多い。本坂トンネルは、片側一車線対面通行のトンネルがただ一本で、えっ、というあっけなさ。・・・まぁ、大阪とかでも、橋を一つ渡って数百円、なんてところもあるので、トンネル一本の有料道ってのもありなんだろうが。

 この先は、岡崎I.C.で降りて、名四国道で名古屋を越えてから東名阪に入って、後はそのまま。先日通った伊勢湾岸道も悪くないのだが、どっちかといえば東名阪を走って亀山バイパスを避けた方が効率よかろうと言うことで。・・・素直に両方走ればいいんでしょうが、ケチる。

 では、そろそろ出発しますかね。

2003年11月16日16:21:26

天気が良かったから良しとするか・・・

 駐車場まで戻ってきました。

 天候は予想以上の晴天になり、文句無し。やった!
 帰りの混雑度はやはり高い。なんだか、どこも年々混雑が酷くなってる気がするんだが・・・。今回は、会場から比較的遠い駐車場に入ったので(というか、以前入った最短の場所は、今年はバス専用だった)シャトルバスを使うことに。

 ・・・なんて書いてたら、駐車場のそばの格納庫に F-15J と F-2A がなんか牽引されてきたぞ。あれは、整備員の教育用に配備されてる機体だっけ。Uターンさせてバックで入れたりしてる。

 で、混雑度合いの話。行きは特に問題なし。基地内は多いなりに納まっており、トイレなども比較的ましに使える感じだった。食べ物はかなり早めに確保したので、昼になってから買いに走ったらどうなってたのかは判らない。
 帰りは、バス乗り場はまぁ許容できる範囲だった。列を蛇行させて詰め込んで、列が長く伸び過ぎて混乱するのを抑えた感じで整理は悪くない。待ち時間は一時間弱かかったが・・・。ベストは、最短のバス専用駐車場まで歩いてから、そこで降りる客と入れ代わりに乗る、という選択だった様に思えた。私は結局始点から待って乗ってしまったが。
 そこまではいい。納得いかなかったのは、シャトルバスが基地内の駐車場から出る一般車両と合流してしまって、途中で動かなくなった。何考えてんだ。専用のルート確保しろよ。最終的にはバスは対向車線を走らせて追い越させるような整理をして補ってたが、不満の残る整理。

 ではまぁ、帰路につきますか、駐車場から出る車でかなり混んでる様だが・・・さて、どれだけで出られるのやら。

2003年11月16日07:18:41

目的地です

 基地内の駐車場です。やや早く着き過ぎた様で、ゲートの前でしばし待たされる。開門待ちの車列を、基地の向かいのコンビニの店員が珍しそうに見ていた。まさか、今日が航空祭だと知らずに何の列だと見てるんじゃないだろうな? ・・・だとしたら、この数時間後、普段より派手に飛ぶ飛行機の音にも驚くことになるんだろうが。

 天候は、かなり雲量が多いが、僅かに晴れ間もあり。まだ時間はあるので、回復に期待したい。

 ではまぁ、ボチボチと移動しておきますか。前回来たときは徒歩でも会場まで行けたが、今回の車止めた場所はどうなんだろう?

2003年11月16日03:13:40

報告(2)

 浜名湖を南から回り込んで、目的地付近です。この辺りに適当な仮眠場所は乏しいと覚えていたので、浜名バイパスを降りた辺りから早めに場所を探そうと思いつつもかなり接近。降りた直後ぐらいに二度ほど見逃したら、その先なかなか手頃な場所が無く。今は少し前のコンビニ。朝食用におにぎりと飲み物とか買ったので、しばらく止まるのも勘弁してください。
 ・・・しかし、雨振ってるなぁ。まぁ、この時間帯に降るのは予報通りだが・・・朝までに本当に止んでくれるのか。

 名阪国道その後。単独事故か、道路脇に突入してる車一台。なんて言うのか、後部が屋台になった商売用の車。警察等はまだ来ておらず、道路の管理団体の車が来てとりあえず交通整理してた。結構ハードにヒットした感じで、乗員の安否が気づかわれる。と同時に、商売道具の車まで壊して、この先どうするんだろうなぁ、とか思う。

 亀山バイパス。時間が遅めの分、空いていた。が、途中、前のトラックについて走っていたら思いっきり信号無視してくれて、一緒に付いて行ってしまう。止まろうかと思ったが、強めにブレーキを踏むと濡れた路面で思った以上にあっさりと車輪がスリップを始め、止まったとしても交差点というか合流箇所の中になりそうだったので諦めた。合流しようと信号待ちしてた車の人、ごめんなさい。(ぁぅ
 名四国道はだいたいいつも通りに良く流れる。完成している伊勢湾岸道との合流部分は、下から見ると非常に入り組んだ立体交差。板野サーカスの様に高架が交わる。
 見間違えで無ければ、来年には伊勢湾岸道から東名高速まで繋がる様な掲示があったが。繋がれば便利だなぁ。名四国道で名古屋まではスムーズに来られるが、その先から岡崎方面へと抜ける道は混みがち。その部分の代替えルートとなるなら、金を払って走ってもいいと思える。

 岡崎付近。名阪国道で追い越した大型クレーン車を分解た物を運んでた編隊。それに似たものを再びみた。似ていても別だったのか、私が伊賀S.A.で休んでいるうちに先行してたのに追いついたのか。・・・休憩時間分だけの先行にしては差が大きい気がするので、私が亀山バイパスとか走ってる間を、東名阪道で先行してたんだろうか。はて。
 そこからさらにしばらく走ると、にわかに低速の一団。なにかなぁと思うと、車線からはみ出す大型の貨物を積んだトラックが、後方を警戒する車両を引き連れて低速走行してました。交通量が大して多くないので(多くない時間帯を選んで運んでいるんだろうが)まぁ、特に渋滞になるほどでも無く順次追い越していく。

 久々に浜名湖を南回りする為に豊橋方面に向かったが、その近辺は相変わらずコンクリート舗装の区間が多々あるなぁ。燃費重視でタイヤの空気圧上げ気味なせいもあってか、よく揺れて乗り心地が悪い。他方で、揺れと走行音の小さい新式の舗装になっている区間もあり、路面の性能の差?を感じさせられる。

 と、まぁ、そんな感じで仮眠とします。毛布とか持ってきてるけど、コンビニの駐車場で毛布かぶるのもなぁ。・・・さほど冷えてないし、止めとこう。

2003年11月15日23:39:53

定例報告

 名阪国道、伊賀S.A.です。阪神高速と西名阪を使わないルート、やはり流れの良くない区間などあるが、おおむね想定通りぐらいの流れ。良く流れる箇所があったり、つっかえる場所があったり。
 このぐらいなら、浜松ぐらいまでの移動ルートとして常用も出来るのかも知れない。ただ、日中は交通量が多そうで、ある程度夜が更けてから限定の気がするが・・・。

 途中、目についた物ってなんだろう。子供の飛び出し注意、みたいな看板が、下地の白はヘッドライトの光を反射して浮かび上がったが、子供のイラスト部が反射が悪く黒く影になり、得体の知れない黒い影の飛び出しに注意しろというのかという看板になってた。
 私を捨てないで!なんて看板があった。不法投棄お断りの看板だと思うが、単体で見ると何だかなという看板。
 民家!狭い、通行注意、なんて看板があった。民家があって道が狭いから注意という意味だろうが、なんだか民家が狭いようにも読める。
 あともうちょっとで名阪国道に入る、ってところで、低速の大型トレーラーに阻まれる。トイレもいきたいのにと焦れながらそのままボチボチと後ろを走って名阪国道。登り道では極端に低速化したが、平地ではそれなりに走ってたのでまし。
 名阪国道。大型クレーンを分解したパーツ群を運んでいる大型トラックの編隊がいました。

 とりあえず脈略無くそんな感じ。では、休憩も終わったので移動再開。

2003年11月15日21:09:35

不在通知

 そろそろ、浜松基地に行ってきます。今回は、帰りに高速道路を多く使うために、行きの利用は控える予定。阪神高速と西名阪を使わずに行く。
「でも、名阪国道の大阪側の始点、天理までって混むんじゃなかった?」
 天理には行かない。もう少し先から名阪国道に入るつもりだ。

 あと、帰り道には、東名高速を使わずに浜名湖の北側を回って、有料道路の本坂トンネルを抜けて帰るルートを試してみようと思っている。

「で・・・天気、どうなるのかな」
 週間予報と言うのは、往々にして少し前にズレる印象がある。今回も、直前に迫ってきて、日曜が雨、から、金曜の夜から日曜の明け方にかけて雨、と前倒しになって来た。予報によれば、日中は晴れる。
「晴れるといいネ」
 晴れて下さいよぅ。

2003年11月14日00:42:33

引き際の問題

 土井さん、社民党党首辞任か・・・。
「社民党ももう終わりだネ。他に、看板ないし」
 先代の党首、村山さんはいい案配に逃げて行ったと思う。非自民で首相の座まで登り詰めたし、その後、程々のタイミングで土井さんに地位を渡して退いた。いわゆる『晩節を濁す』ことなく政界を後に出来たと言えよう。
「少なくとも土井さんと比べれば無難に去って行けたよネ」

 もう当面、立ち直るきっかけは無さそうに思える。
「護憲を前面に押し出してきた都合、党としては改憲寄りの民主党には近寄れないし、共産党ともまた違って合流出来る雰囲気に無さそうだし」
 民主党が分裂して、横路氏を筆頭とした旧社会党系議員が離脱してでも来ない限り、組む相手はいなさそうである。
「田嶋さんだっけ、あの人なんかも、拉致疑惑が表面化して社民党の不手際が露呈した段階で逃げて行って正解だったんだろうネ」
 今では、退っぴきならない事態になってしまった。

 もう一点。イラク、イタリア軍部隊を狙った自爆攻撃とか。
「また、建物そのものを吹き飛ばすぐらいの大量の爆発物を抱えて突っ込んだみたいだネ」
 フランスは気分よかろうなぁ。当初からかなり強硬にイラク攻撃に反対の立場を取り続けてきたから。
「ほら言わんこっちゃない、と」
 イラクもズルズルと退っぴきならない事態へと向かっていく。
「日本もどうしたもんだか」
 今さら中途半端には引き下がれまい。危険を覚悟で自衛隊を送り込みアメリカに従うか、反旗を翻して撤兵を勧める側に回るか。うやむやでいてはいては格好が付かない。

 いっそ、志願制で派遣部隊を編成したらどうだろう。
「人的被害が出た場合の言い訳になる・・・かなぁ」
 いわゆる『平和ボケ』の概念に、少しは目を覚ます様な刺激も必要だと思うんだが。イラクに限らず、現に武力衝突は世界で起きている、という現実を見なおす必要は、あると思う。
「比較的近隣でも、フィリピンとかじゃあ、イスラム系の反政府武装集団との衝突が発生してるしネ」

 最後にちょいと余談。NHKのニュース番組を見ていると、このイタリア軍部隊への自爆攻撃に反応して、近隣に派遣されていた韓国軍が基地外での行動を中止したなんで報道がされていた。今の時間のニュース一覧の字幕としては『基地外での行動を中止』と書かれていたが、キャスターは『基地の外での活動を中止』と読んでいた。
「・・・それがどうしたの?」
 やっぱり、キチガイでの行動って発音は拙いという配慮なんだろうな。
「・・・。(^-^;

2003年11月13日00:42:37

いるか

 次の日曜の浜松基地の航空祭が、今年、私が行ける航空祭の最後となるんだが・・・天気予報が、何かの嫌がらせですか、という様な巡り合わせになっている。
「えっと、今の時点じゃあ・・・金曜日が晴天で、そこから下り坂、日曜が雨になって、月曜にまた晴れ間がのぞく・・・って、あーあ、狙いすました様に日曜日が前後数日の中で一番天気悪いんだ」
 今年は航空祭に関しては運が無い。美保、小松と、直前に台風がやって来た。開催日には通り過ぎた後で雨こそ降らず晴れ間ものぞいた物の、雲量が多くブルーインパルスは垂直系の演技を行わない縮小型の演技。

「去年の岐阜に六機完全復帰してから、作者さんまだ一回も垂直系の演技見られてないんだよネ」
 うむ。去年の岐阜も天候には恵まれなかった。ちなみに前の日曜日に行われてた今年の岐阜はまともに雨だったそうだ。とにかく、去年の岐阜、今年の美保、小松と、三連敗。
「作者さんが前に完全な条件でブルーインパスル見たのって、いつだっけ?」
 二年ぐらい前か? ・・・っと、ああ、そうだ。ミレニアムの年だ。2000年。この年の岩国と美保で、2000年特別課目のザ・ミレニアム(仮称)、"2000"の字を描く課目も含めて見たのを最後、その年は事故で途中から飛行停止。2001年は後半になって四機構成の縮小版で復活する予定が、9.11 米国同時多発テロの影響で航空祭自体が途中から中止に。で、2002年からやっと縮小版で飛行展示再開。
「でも、五番機、六番機を欠いた構成だったから、バーティカル・キューピットとか、スタークロスとかの派手というかスケールの大きい垂直系は無しのまま」
 その縮小版は、好天で見た記憶がある。そして2002年の予定も終盤に差しかかった岐阜から六機編成の完全な状態に復帰した。

 そんなこんなで、もう三年半ぐらい見ていない。しかも、特別にスケールの大きかった2000年特別課目の印象が脳裏に残ったままでの三年半なので、かなり寂しい物がある。
「次の浜松で見られなかったら・・・四年待ち確定と」
 あうー。晴れてくれよう。

2003年11月12日01:42:17

ねずみさん

 発売から程よく時間が経って、適度に動作テストが済むまでの時間の都合だろうか、文具メーカーのコクヨが送り出した異形のマウス、ザ・フィットマウス<手の匠>の使用感レポートがPC WatchZDNNにほぼ同時期に現れた。
「手首を乗っけて根こそぎ?動かして使う風変わりなマウス。ZDNNの方の『小規模なアイロンがけ』という形容がイメージをし易いかな?」

 マウスの握りかた、動かしかたには十人十色の個性があると思うが、大抵の場合、何らかの形で手首を支点として、その先で調整する様な使い方になっていると思う。
「それが、手首もマウスの一部に乗っかっちゃうから、ガラッと操作感が変わるみたいだネ。手首から先の小細工では動かないと言うか」
 見た目だけではどういう操作になるのかイメージし難い。しかし、実際にそれなりの期間試したと言う記者の記事を読んでいると、なーんと無く判った様な気はする。内容的には、ZDNNの記事の方が踏み込んでる感じ。
「所々、なんかウケ狙いな読み物になってるけど」

 なんか面白そうではあるし、日常的に長時間操作するデバイスであるマウスなんかには、一定のこだわりと予算を掛けるべきだと思っている私としては、結構気になる一品ではある。・・・しかし、Logitch の Mx700 で、多機能マウスと言うか、多ボタンマウスに慣れてしまった私としは、その辺は平凡なホイールマウスと同じ構成(右、左、ホイール、の三つ)であることは決定的に馴染めそうに無い。
「Mx500/700には、八つのボタンで構成されてるからネ。作者さんは、右、左、ホイール、上スクロール継続、下スクロール継続、次のページに進む、前のページに戻る、アプリケーションの終了、と割り振って使ってたよネ」
 どれも大いに活用している。もはや手放せない。

 ところで、充電式のワイヤレスマウスであるMx700。単三のNiMHを入れるべきところに単四電池入れて軽量化して使ってた私だが。過去の投槍を振り返ってみると、去年の十二月中旬からだから、約十一ヶ月。そろそろ、電池が限界に達してきた。
「動作時間が短くなるだけならいいんだけど、充電に失敗しちゃうってのは困りものだよネ。充電器に載せても充電が始まってくれない」
 ほぼ完全に放電しきって、動かなくなるまで使った後ぐらいじゃないと充電が出来なくなって来た。勿論、通常ならば使い終わればいつでも充電器に載せてやればいつでも充電がされ、常に充電された状態を保たせることが出来る。しかし、それが出来なくなってきた。
「一年持たないのかな? ま、本来の単三型より容量が半分以下しかない単四を無理に入れてるんだから、短命に終わっても仕方ないんだろうけどネ」

 この先、どうするかなぁ。オマケで貰ったが使い道が無かった単四電池が手元にあったからそれを使ってみたのだが、改めて新規に単四NiMHを使うのか、それとも本来の単三NiMHに戻すのか。
「商品に標準でついてた単三NiMHがほぼ新品で残ってるし、じきにデジカメからのお下がりのNiMHとかも出てくるしネ。それの受け皿にも手頃そうだし」
 うーん、どうしようかなー。単四での軽さに慣れてしまうと、単三入れるとやはり結構重く感じるんだが・・・。

2003年11月10日23:19:14

選挙その後

 先週末から継続して鼻の調子が悪い。土曜日がピークで熱だして寝てた。日曜もかなり気分が優れず、ゴソゴソと起き出して衆院選の投票に行っただけ。今日も、先週末と違って鼻水が流れ出しては来ないが、なんだか、かんでもかんでも鼻汁が出てくる。
「まぁ、お大事に、季節の変わり目、皆さんも体調には気をつけてネ」

 選挙その後。保守新党、無くなっちゃったな。
「やっと、自民党に還れるんだネ」
 小沢について自民党を出て流浪の日々?を経て、やっと元の鞘に戻ると。
「海部さんなんかも還れたんだ」
 今回の選挙関係で久々に映像を見たが。しばらく見ない間に、随分と老け込んでたなぁ。・・・ネクタイは今も水玉模様だったけど。
「羽田さんなんか、僻んでるかも」
 おいおい。

 自民党内情勢。森派が随分と勢力を伸ばした様で。
「全体としての議席数が減ったことで、政権としての不安定感が、なんて言われがちだけど、こと自民党内においては小泉さんに有利な方に流れた?」
 小泉さんの盟友、山崎さん落ちちゃったのは寂しいかも知れないが、もはや実害は無い様に思える。
「後ろ楯は、森さんだしネ。森さん(森派領袖)に引っ張り込まれて、青木さん(橋本派幹部)あたりからもバックアップ受けてる感じだし」
 入れ代わり?にもう一人の盟友、加藤さんが「禊ぎ」を終えた感じで帰って来たが、これもまぁ、実益はあまり無さそうである。

 ただ、選挙協力の関係で、公明党の存在感と言うか、公明党への依存が強まった印象は否めず、その辺が今後最大の尾を引くところとなるんだろうか。
「でもその辺は、公明党も程度を弁えないと、下手に自民党を追い込んで政権の座から転落させちゃうと、とばっちりくらいかねないからネ。適度に長い物には巻かれても来るんじゃぁ・・・ないのかなぁ」

 しかし、予想外に呆気なく決まった保守新党の吸収で、自民党の単独化半数達成も呆気なく決まってしまったな。
「選挙で237議席。間もなく、加藤さんを含む無所属候補三人に追加公認を出して240人、後一人入れたらもう過半数、だったんだけどネ。保守新党の衆議院議員四人が加わることがほぼ確定になって、244人と」
 まだ数人は無所属議員が入党することだろう。少なくとも、保守新党の熊谷氏を落選させてしまった、実質上自民党が応援した形になった・・・誰だっけ、城内さん、この人も時間の問題で入党だろうしな。自民党と言うか、森さんが応援したんだっけか?

 その他雑感。愛知11区でなんだか面白い出来事。
「民主党と、共産党からの二人だけしか立候補無し、与党無しでの選挙戦だったんだって」
 結果は大差を付けて民主党議員が当選したのだが。しかし、行き場を失った与党支持者によると思われる白票や無効票が全体の10%を越す事態となり、次点の共産党候補より無効票の方が多いと言う結果になったそうで。
「なんだかなぁ・・・」
 しかし、それでもちゃんと投票に行った人達は偉い!
「それはそれで、野党には任せられん、という意思表示になったろうしネ」

 群馬2区。選挙戦最終日を終え、投票日を明日に控えた民主党候補の選挙事務所がその夜に火災、全焼。
「あー」
 選挙も落選。
「わー」

 あとは、なんだ。自民党の高市早苗さん、落ちちゃったんだな。奈良1区。
「森内閣時代に、勝手補佐官を名乗って、森さん応援してたっけ。森派」
 人柄はいい感じだったのにな。

2003年11月10日02:58:18

開票

 衆議院議員選挙、大勢が決まってさくっと呟いて寝よう。

 公明党、ちゃっかりしてるな。
「ある意味、唯一普通というか堅実に議席を伸ばした?」

 社民党、駄目だな。
「議席激減。土井さん、小選挙区で落ちて比例に救われる。あー」

 共産党も駄目やね。
「保守新党も影が薄く」
 代表の熊谷さん落ちたし、保守党議員としては知名度の高い方だったと思う、松浪もさんなんかも落ちちゃったしなぁ。

 自民党、手堅く。
「単独過半数こそ逃した物の、与党三党では充分な議席数を確保。開票途中のインタビューで民主党の菅さんに、前回の森内閣下での衆院選の時の議席数、233を下回れば責任問題じゃないか、なんてつっつかれてたけど、終わってみればそれは越えてたし」

 民主党。・・・微妙。
「確かに大幅に議席数は伸ばした物の、政権奪取にはほど遠く。しかも、社民や共産の票を食いつぶしただけの野党共食いが占める部分も多いんじゃないの、という印象」

「結局誰が勝ったのかなぁ?」
 自民、民主が痛み分け。公明が漁夫の利を拾って、他は根絶やし。そんな感じだろうか?

2003年11月08日00:24:39

鼻痛い

 昨日・・・厳密にはもう一昨日か、それぐらいから鼻と喉の調子が悪い。
「そろそろ立冬だっけ? 几帳面に季節の変わり目に体調崩すなぁ」
 季節感満点。ひゃっほう。しかし、鼻水が出て仕方ない。これだけの水分を血液の中から絞り出す鼻ってのは凄いなぁ、とか思ったりもする。
「脱水症状になったりして」
 あうー。酷い下痢で脱水症状に・・・というと、お大事に、って感じだが、酷い鼻水で脱水症状に・・・では、冗談にしか聞こえない。取り敢えず、水分摂っておこう。

 関係ない話をもう一件。先日、2ちゃんねるで米軍基地爆破予告の書き込みをして逮捕された奴がいたが。
「またかぁ、って感じだよネ。懲りないなぁ」
 と、いう程度に思ってたんだが。しかし、記事を見てみると、書き込んだのは六月だと。
「へー。五ヶ月ぐらい前のことで捕まったんだ」
 結構、ちゃんと調査してるんだなぁ、と思うと共に。そんな以前の書込みで逮捕されるってのはどう言う心境だろう。
「もう忘れてそうだよネ」
 たかだか数分とかで書いた様なことが五ヶ月後に引き起こす事態。
「・・・なんだかなー」

2003年11月06日23:22:02

寝耳に水

 ファルコムのオフィシャルサイトを見てみると、『「FALCOM SPECIAL BOX」が7年ぶりに復活』の記述。
「SPECIAL BOXといえば、四枚組前後になった、豪華サントラセット。以前は毎年一回出てたけど、そういやいつの間にか見かけなくなってたよネ」
 内容を見て驚いた。Ys-6 のサントラや素材集はまぁ、出てきて妥当と言う印象だが・・・風の伝説のサントラと来たか!
「今は亡きコンシューマゲーム機、PCエンジンのみで展開されたARPG。二作目のサントラは出たけど、一作目のサントラって出ずじまいで終わってたんだよネ」
 貧弱なPCエンジンの内蔵音源での曲が主体だが、絶妙な音使いで、この音源でこれだけの音を鳴らすか!と唸らされる様な名曲が多数あったものだ。リメイクでもされない限り、もう世に出ることはあるまい・・・と思っていたのが突然の復刻。大いに楽しみにしたい。

「でも、エミュレータ版で風の伝説本体も同封とか、YS-6にしてもサントラだけじゃなくて素材集が付いてくるとか、かつてのSPECIAL BOXとは結構違った印象の商品になった感じだネ。サントラ、マテリアルコレクション、ゲーム、色々入った、真の意味でSPECIALなBOX、に仕上がった感じ?」
 かつてはキングレコード、レコード会社からリリースされていたからな。という訳で、あくまでも楽曲がメインだったと言う訳だと思う。今では、通常のサントラも含めてファルコムのブランドで直接リリースしてる。その辺、商品構成の自由度が上がったんだろう。

 この頃は、ゲーム本体の初回特典としてサントラを同封して発売することの多かったファルコム。Ys-6はそれは無かったと言うか、サントラ自体が同時発売はされなかったと言う最近の傾向とはことなるリリースとなっていた訳だが。思わぬ方向に向かった物だ。

2003年11月05日23:17:53

カウントダウン

「衆議院議員選挙が迫ってきたネ。作者さんの注目点は?」
 どうなる社民党? だな。
「100%逆風な感じだよネ。何の救いも見当たらない」
 秘書給与流用疑惑問題もまだ忘れられていないし、北朝鮮問題は現在進行形だ。
「対立候補は、拉致被害者とかを応援に使ったりしてるしネ」

 それに、党首の土井さん、もういい歳だ。投票日は74歳で迎えるが、月末には75だ。
「折しも、自民党は比例代表候補の73歳定年制を実行、宮沢さんや中曾根さんを引退させちゃったしネ」
 まぁ、土井さんは小選挙区で立候補しているからして、それで通れば文句は無い訳だが。
「小選挙区は、有権者がこの人でOK、と判断して名指しで投票した結果の選出だからネ。いくら歳取ってようと、OKだ、って審判が下った結果だから」
 その点は、小泉さんも言ってたよな。しかし比例代表の場合は、政党に対して入れられた票に基づいて、名簿の上から何人、って通る物である。有権者が直接、この人で良い、と名指しで選んだ結果の選出ではない。
「土井さん、小選挙区での戦いは予断を許さない状態って話だけど。落ちちゃったらピンチだよネ」
 比例でも重複して立候補しているからして、小選挙区で落ちても比例で上がってくるだろう。しかし、党首としてそんな滑り止めみたいな物で上がってきたんじゃあ様にならないだろうし、前述の年齢の関係で自民党には突き上げを食らうだろう。

 最近、報道で目にしたが。かつては『マドンナ旋風』などと言われた土井さんも、今は昔、って感じである。
「マドンナって、いざ直訳するとどうなんだろ、って辞書引いてみると。元は、聖母マリア様のこと。転じて、憧れの対象となる女性。憧れねぇ・・・」
 その、マドンナ旋風で一世を風靡し、女性初の衆議院議長を務めた人。・・・なんとも、引退の機会を逸しつつある様に思えてならない。
「中曾根さんを諌めて曰く、晩節を濁さないように、っての、土井さんにも当てはまる言葉だろうねぇ・・・」

 さぁ、土井さん、小選挙区で通るか。そして社民党、議席二桁を割り込む様な事態は阻止出来るのか。
「どうだろうネ」

 その他、気になる点としては、民主党の菅代表と、鳩山前代表か。
「小沢さんが落ちるとは思えないから、万一菅さん落ちちゃうようじゃあ、どうなる民主党、って感じだよネ。鳩山さんはまぁ・・・もう影の薄くなっちゃった人だからして、いいのかも知れないけど」
 ちなみに、菅さんを迎え撃つのは、前代表、鳩山由紀夫氏の弟、 鳩山邦夫氏(自民)だったりする。元々兄弟で自民党だったんだが、兄は出て行って現在に至っている。
「多分、菅さん負けないと思うけど・・・比例に重複立候補はしてないから、負けたら終わり。鳩山弟さんは、重複してるからまず落ちないっていうか、前回も比例で当選してる人」

 他は何だ。田中眞紀子女史、結局当選するんだろうなぁ。
「ま、自民党離れちゃう以上、当選したところで外野で騒ぐだけ、発言力の無い立場になるだろうけどネ」

2003年11月03日22:30:30

知能指数

 さっきまで、テレ朝系でIQ測定番組やってたけど、やってみた人はどの程度いるかな?
「作者さんって、IQ計ったことあるの?」
 無い筈。似た様なテストを受けたことはあるが、それらも含めて結果を聞いた覚えはない。という訳で、期待して番組を見てみた。

 結果は 124。
「お、充分いいじゃない」
 ひゃっほう。

 しかし、番組の前振りからいくと、もっと分野別の得手不得手とかの診断結果とかが得られるのかと思っていたら、単なる総合結果の数字しか得られなかったのは残念である。
「ちょっとその辺物足りなかったネ」

2003年11月01日22:16:31

脱力

 浜松から引き返して、帰路の担当の親父の運転で帰って来て、朝方のうちに帰宅はしていたが。ゲンナリ。
「まさか、完全中止になっちゃうとはネ・・・」
 私としては、午前のタイムチャレンジは中止になって、午後の競技会のみになり、かつ、競技飛行の後にファンサービスとして各パイロットが任意に行う実質上のフリーフライトが地味な物に抑えられる、ぐらいに思っていた。
「サービスとしてのフライト、派手だったからネ」
 パイロットによりけりだが。かなり過激なことをするパイロットもいれば、比較系おとなしくまとめるパイロットもいたと思う。
「自分の腕と自信に相談して、ってところかな」

 スタンドに隠れてしまうような低高度で接近してきて、直前で上昇、スタンドの傾斜に沿う様に急降下してサーキット内に進入、スタンド上段から見る観客より低い位置をグラブになったり(斜めを向いて横へ滑るように飛ぶ)しながら飛び抜け、反対側のスタンドに沿う様に急上昇して越えると同時に急降下、スタンドの影に隠れて観客から見えなくなってしまう、なんてことをやったりしてた。
「サイドスリップ(斜めを向いて横に滑ることで空気抵抗を増して、急減速・急降下する)でスタンドを滑り降りて、キュッと水平姿勢にリカバリーして、なんかやりながら飛び抜けて、と」
 今回衝突事故に至った照明塔の脇を旋回していく様なことを去年のうちにやってたパイロットもいた。その様子をみて、それを競技にできないかと主催者側は思ったのかもしれないが・・・。
「そんな荒技は、曲技飛行パイロットの腕をもってしても、誰にでも出来る様な芸当じゃなかった、ってことだったのかなぁ・・・」

 はぁ・・・、まぁ、もう、済んでしまったことは仕方ないが・・・来年以降の開催はどうなるんだろう。
「安全上の問題以前に、予算的にどうなんだろう、って気もするしネ」
 そもそも、日本では航空ショー自体がイベントとして確立していない印象が強い。
「資金難で延期を重ねた末に中止になったようなイベントもあったように思うしネ」
 今年の大会、初日からの中止で、初日の分も含めて前売りの入場券は全て払い戻し。収入はほぼゼロというイベントになってしまった訳で。
「大会期間の三日間+準備期間の間、ツインリンク・モテギを借りた料金だけでもかなりの額の筈」
 十五機の機体とパイロットのギャラも払わん訳にはいかんだろうしな。全て海外から遠征の選手、機体の輸送費(海外から飛んで来れる様な飛行機ではないので、分解して貨物として運んでくる)だけでも相当な額が掛かっているだろう。

 中止にはなったが、機体の展示などの地上イベントはやるそうだ。
「どうせ借りちゃったサーキット、運んじゃった機体、どうにもならないしネ」
 どうやらそれらは無料開放の状態となるようなので、さしたる交通費のかからない近隣にお住まいの方などは足を運んでみては如何だろうか。
「アメリカ発の自動車レース CART/IRL、バイクの世界選手権 motoGP、そういう大レースも行われる会場をタダで見物する機会ってことで」

2003年11月01日00:44:04

さようなら

 東名高速、浜名湖S.A.です。亀山周辺、岡崎周辺の流れがやや悪いなという程度でおおむね順調。夜食食べました。途中、道端の横綱ラーメンをみて、横綱ラーメンの本拠地ってどこなんだろう、なんて親父と話していたのでラーメンを食べようと思っていたが、結果はタンタン麺。思ったより辛かったので、汗と涙と鼻水をにじませながら食べた。

 さて。伊勢湾岸道、面白かった。名古屋の港の入り口をまたぐ様なルートなので、大型船が下をくぐれる高さを確保する為だろう、橋がやたらと高い。異様な雰囲気だった。終点付近、これまで下から建設途中など眺めてきたところの上を走る。これも面白い。複雑に入り組んだ立体交差で判りづらい構造の印象。

 前回書き忘れたが。ETC、気持ちいい。停車せずに通り抜ける感触が。今のところ、ちゃんと専用レーンが確保されている場所ばかり通ったのですべてノンストップ。一般と共用のゲートに引っかかったらつまらないのだろうが・・・。

 で、アエロバティクスグランプリ、続報はあるかな・・・?

 中止かよ!!!

 ・・・帰ろ。

2003年10月31日21:49:49

定例報告

 名阪国道、伊賀S.A.です。大阪を抜けるまでが思ったよりは少し流れが悪いかなと思った程度で、特に問題はなく到着。

 今回は親父が乗っているわけだが。特に話題も無いので、大半の時間は沈黙。ラジオややBGMも無しなので静粛。ラジオでもかけようか・・・。一人で乗ってるときは独り言とかブツブツ言ったり叫んだり(ぉぃ してるので、普段より逆に静か。

 さて、肝心のアエロバティクスグランプリはどうなった・・・まだ未定か。うーむ。

 次の休憩予定は東名高速、浜名湖S.A.です。

2003年10月31日19:35:11

波瀾の旅立ち?

 結局、明日以降がどうなるのか判らないまま、ぼちぼち出発します。
「今ぐらいから出ておかないと昼頃までに付くのも結構大変だしネ」
 全行程潤沢に高速道路を使えばそうでもないんだろうが、そうはしないし。とにかく、正午ごろまでには付いて、午後からのフライトが見られる程度にしないと今日のうちに出ていく意味がない。

 車やバイクのレースじゃあ、多少の事故が起きても滅多なことでは中止にはならない。航空イベントもそうであることを期待したい。
「ちゃんと、観客の入った場からは充分離れた場所で曲技はするんだからネ」

2003年10月31日18:01:05

大ピンチ

 あー。墜落事故発生。
「アエロバティクスグランプリ、初日の練習&予選の日」
 第一報を耳に挟んだ段階で、タイムチャレンジかなぁ、と思ったが、やはりそうだったらしい。
「あれ、かなり危なっかしい印象だったよネ」
 一介の航空ファンにしてフライトシミュレータファンとしては、実際の会場の地形の雰囲気の記憶と併せて考えると、かなり過激なことやるな、という印象でいた。不謹慎だと思ったので言わなかったが、事故とは言わずも、危険な事態になって、今年限りの最初で最後のイベントになるかも、と思っていた。
「その意味も込めて、今年は必見だ、と思ってたんだよネ」
 去年でも、基本的に全てのパイロットは予定の演技を終えた後に、ファンサービスとして観客スタンドの近くを自由に飛んで見せる時とか、安全のため観客を入れていないスタンドの近くを飛び抜けたり、照明塔の脇を抜けたりとかしているのは、スリリングだなー、とか思って見ていた。それを更に連続して、競技としてやったらさぞかし凄い物になるだろうと思っていたら、事故に至るとは。

 現時点では、オフィシャルサイトには、明日以降の予定に関しては決まり次第掲載としか書かれていない。
「今になってまだ決まり次第と言われてもねぇ」
 遠方から行く人の都合を考えてくれよう。

2003年10月31日02:04:42

予告

 今週末は、結局モテギに行きます。栃木県。
アエロバティックスグランプリだネ。民間の軽飛行機の曲技飛行競技会というか、世界選手権」
 遠いし金掛かるしで止めようかなと思ってはいたが、タイムチャレンジ、ようはスピードレースなんてのを新規にやるなどと言われては、やはり見逃せないな、という事になりまして。

 さて。今回は、ウチの親父も行くと言い出した。表向きは、一人でそんな遠くまで強行軍で行って大丈夫なのか、という話になってるが、実際は親父も見てみたいという話のようでもある。
「ふーん。じゃあ、いつものように道中で連絡、とかはやってられないのかな?」
 どうなるだろうな。私は私で、私のペースと流儀を保つつもりだが。

 それで、交通費を半分程度持つとか言う話になったり、いっそ、金曜の夜から出て行って、土曜の昼頃に付いて、土曜の午後の部を見て、そのまま駐車場で泊まって、日曜を通しで見て、それから帰る、なんて話に進展したりした。
「おおう。なんだ親父さん結構乗り気?」
 どうなんだろうな。

 それで、原則往路は私の管轄(交通費負担+運転)、復路は親父の管轄という話になった。私はこれまで通り、東海道を通る。帰りの交通費が浮いた分をいつもより多めに高速道路を使って時間を稼ぐ。
「これまでの作者さんのペースじゃあ、夜になってからの出発じゃあ、翌日の昼にも着けるか怪しいしネ」
 去年の投槍を見てみると、夕方の四時頃に出て行って、三時間ほどの仮眠や、その他休憩をそれなりにしながら朝に着けた。単純計算では、四時間ほど遅れて出ても昼頃には着けそうな話になるが、そう上手くいくかは怪しい。

 今回は、始めて伊勢湾岸道を走ってみることにする。
「伊勢湾の臨海部をショートカットして行く高速道路だネ」
 あのあたりは、三年ほど前から年に数回、浜松や茂木、東京方面にへ向かうなどで通過しているが。建設途中だった感じの道が随分と仕上がってきているようである。
「ま、あのあたり、名四国道だっけ、よく整備されたバイパスがあるから、別にそれでいいんじゃない、って所だけどネ」
 しかし、距離的にも結構ショートカット出来る感じになると思うので、それなりの効果は期待出来よう。そこから先は、岡崎I.C.から東名高速、浜松I.C.で降りて各種国道一号線バイパス群を通って沼津まで行き、裾野I.C.から再度東名高速、そのまま首都高速を経て常磐道へ。過去二回は谷田部I.C.で降りてたが、今回は水戸近辺、岩間I.C.まで行く。距離的には少し回り道になるが、谷田部から先をかなり走ることになる一般道の流れはあまり良くなく、しかもちょうどアエロバティクスグランプリの時期と重なって益子で陶芸祭が開かれていて、そっちへ向かう車の渋滞に阻まれたりする。
「二年前はそれで随分到着が遅れたんだったよネ。去年はそれに凝りてかなり早めに出て、混み出す前に抜けられたけど」

 復路の親父は、茂木から宇都宮方面へ出て前橋へ向かい、上信越道で軽井沢方面へ向かって、そこから中山道で諏訪方面へ、そして中央道へ入って帰る、というルートを目論んでいる様だ。群馬出身の知人がそう言うルートを使っていると聞いていて、それを真似たいらしい。
「ふーん・・・、確かに、距離的には同じぐらいになるみたいだネ」
 高速道路料金をケチって一般道を積極的に使いたい私としては、代わりとなるバイパスなどが少なそうで、選び難いルートだが。それに、山ばかりの所を抜けて無事に諏訪まで出られるのか、目算が立ちづらい。
「ま、帰り道だから多少遅れても構わないし、交通費は親父さんもちだし、いいんじゃない?」
 そうだな。走った事ない新しいルートでも見物しよう。・・・とかいいつつ、寝てて見逃すと思うが。

 随分長くなってきたが、出発前に再度挨拶する時間があるか怪しいので、もう一点。今回から、ETC を使用出来ることになった。
「お、ついに付けたんだ。割引率の高い五万円のハイカが廃止されちゃったから、いつか付けないとなー、って言ってたけど」
 ダイエー系列のカー用品店で、パリーグ優勝を決めた時のセールで付けた。表示上は 3000円ほど割引されたことになっていたが。特に凝った機能のない安価なモデルを選んだので、取り付け工賃やセットアップ料含めて二万円弱で収まった。

 今回の衆議院選挙で、民主党がマニフェスト(政権公約)として、高速道路の無料化を掲げているが。金払ってわざわざETC付けた人間の立場はどうなるんだ?
「きゃはは。それもそうだネ。(^-^;

2003年10月30日01:34:33

時期到来?

 すっかり涼しくと言うか、肌寒くなって久しい。
「四六時中、発熱に悩まされるコンピュータには優しい季節になって来たネ」
 私が常用してるPCは、チップセットに付いてた小型ファンの調子がまた怪しくなってきたので、外して代わりに、CPUクーラーから外して(もう少し風量のあるファンに代えた)余っていた8cm角ファンをビデオカードからマザーボードへ向かって斜めに吹き付けるというか、吹き流す様に置いた。
「ゴチャゴチャ這い回ってるケーブル類(光学ドライブ用Nallow-SCSIケーブル、LS120用のIDEケーブル、IDE-RAID用のIDEケーブル二本、その他電源ケーブル)に支えられる感じで、置いただけにしては結構安定してるよネ、そのファン」
 通気を妨げるケーブル類が、通気を行うファンの設置を助けている。・・・なんだかなぁ。しかしそれでも、マザーボード上に澱みがちな空気を動かす感じになって結構効果的だった様だ。それに加えて気温が下がってきたこともあり、ケース内の温度がかなり下がった印象を受ける。

「で、安定性でも上がった?」
 上がったっぽい。定格 FSB400MHz x 4 = 1600MHz の Pentium4 1.6A を、FSB533MHz x 4 = 2133MHz にクロックアップしてると、常用には耐えるが、動画エンコードや 3D ゲームなど高負荷を連続して掛ける使い方をすると暴走してたのが、動く様になった。『午後のこ〜だ』の耐久ベンチを二時間走らせてもみたが、それでも落ちない。
「おお。気象の力は偉大だネ」
 冬季限定環境・・・なんだろうか。

 関連事項として。以前作った、キャプチャー用の省電力静音PC。
「Tualatin Pentium III-S 1.13GHz を、電圧を 1.450v → 1.075v にダウン、クロックを FSB133MHz x 8.5 = 1133MHz から FSB100MHz x 8.5 = 850MHz にダウンして動かしてたよネ」
 もうちょっとクロック上げても動くのかなー、とか思ってたんだが。BIOS での設定範囲と段階は狭く少ないが、クロックアップツールの類を使えば色々できるマザーだったようなので、試してみた。
「なんか、1MHz単位ぐらいで設定出来るみたい?」
 そんなに細かくやるのも面倒なので、取り敢えず 113MHz ぐらいに。+12.5% のアップ。
「中途半端な数字に思うかもしれないけど、FSB66MHz 時代の FSB75MHz 稼動のようなもの。伝統的?といえば伝統的な割合なのかな?」
 結果は。呆気なく動いた。耐久ベンチも二時間以上動く。続いて 125MHz (+25%) のアップ。
「これは、FSB66MHz 時代で言うところの 83Hz 」
 今度は設定した瞬間に固まった。

 という訳で、1.075v でも、960MHz 程度で動くことが確認出来た。細かく試せば 1GHz も越せるのかもしれない。
「でもまぁ、特に意味というか、必要が無いよネ」
 という訳で、元の 850MHz に戻した。

2003年10月28日01:39:16

熱戦

 阪神、負けたなぁ。日本シリーズで敗れると言うのがこうも悔しい物だったとは。
「作者さん、18年前の優勝は見てるけど、あの時は日本一になったしネ」
 その前は25年ぐらいまえだったか? 詳しい数字はもう忘れたし、その時が日本一になったのかどうかは知らない。今の時世、ネットで調べればすぐに判ると思うが、調べる気にもならない。
「その時が日本一を逃してたとしても、40年以上も前の話。日本シリーズ敗戦の体験をもつ阪神ファンは限られてるんだろうネ」

 このゲーム、勝てるとしたら、1-0、完封しかないと思っていたんだが。その意味じゃあ、初回から失点した段階でいきなり萎えた。
「敗色が濃くなってきてから吉野やウィリアムズもツッコムなら、早めに井川もだしたら良かったのにネ」

 さて、もうこの話はやめよう。日本は野球で熱かったが、イラクはテロで熱かった。
「いきなりそっちに話振りますか」
 先日、アメリカの要人なども多く利用するホテルがロケット弾で攻撃されるということがあったが。6〜8発が撃ち込まれたということで、その損傷の生々しい建物の映像とかみて、派手だなぁ、と思っていたが。実際はもっと派手だったらしい。
「ロケット弾というと 人間一人で肩に担いで扱う小型のランチャー、旧ソビエトの RPG を思い浮かべるけど。集団で一斉射撃したのかな、と思ってたら」
 多連装式のランチャーに時限装置を組み合わせて使ったらしい。発電機か何か、民生用の物に見える様に偽装した牽引車両に時限発射装置付の40連装のランチャーを搭載、トラックで目的地まで引っ張ってきて置いて離れたそうだ。
「バリケードとかで囲んで、直接突入して自爆する様な戦術が使いにくくなってきたと思ったら、今度は飛び道具ですか」

 更に従来型?の自爆攻撃なども続けて起きている。
「先は長そうだネ」

2003年10月27日01:09:34

千秋楽にございまする?

 序盤の福岡での阪神に連敗に、阪神の内弁慶振りが、なんて書いた日本シリーズだが。
「どっちのチームから見ても完全に内弁慶な展開で最終戦を迎える展開になっちゃったネ」
 第六戦で内弁慶の流れを断ち切れないと、阪神の日本一は厳しいと思っていたが・・・ムーア投手を温存してきたところでちょっとは望みが繋がった気もしないでもない。
「井川さんとムーアさんの二枚を最終戦に突っ込む、って使い方が出来る訳だよネ」
 阪神としては、もっとも嫌な印象しか残っていなかった杉内投手とはもう戦わなくていい。

 このシリーズ、全試合で勝ち投手が左投げとなっており、左投手が鍵を握るシリーズとなっていると解説されているが。
「ムーア→井川→吉野→ウィリアムズ、かな? オール左継投が組み立てられる阪神、うまくダイエー打線を抑えられるかが勝負の分かれ目?」

 ・・・この文を読む頃には、既に最終戦が始まってる、終わってる、って人も多かろうが。
「見当違いの展開になってらたまぁ、笑って許してネ」
 乱打戦というか、両チーム7〜9点ぐらい取る様な目まぐるしいゲームも一度見て置きたかったんだが・・・ここまでの展開を見る限り、期待は出来そうにない。

2003年10月25日22:43:06

臨死体験

 昨日の夜中に常用しているPCが重大なトラブルに陥り、復旧に睡眠を挟んで18時間ほどかかった。
「なにやってんだか」
 サウンドカードのドライバーを非正規の物にしたらやられた。
「載ってる制御チップに互換性があると言うか、同じチップが載ってるボード同士じゃあドライバーも使い回し出来ることに期待を持てるのは、自作機扱う上じゃあ、そう異端じゃあない発想だと思うんだけど」
 まぁ、その辺は各自の自己責任の上で試せ、ってことなんだろうが。

 とはいえ、たかがサウンドカード、多少おかしくなろうと音が鳴らなくなる程度で致命的なダメージは受けまいと思っていたのが運の尽き。なぜが、Win2Kのレジストリが壊れて完全に起動不能に陥った。セーフモードすら起動する兆しが無い。
「あーらら。バックアップとかは?」
 そんなもんないよ。並のトラブルなら、自動的に取られているバックアップを使う『前回正常起動時の構成』を指定して起動してやれば対処出来るのでそれに頼ってた。っていうか、それで充分と思ってたので、バックアップ取る手段自体を確認してなかった。

 この手のトラブルは、慌てても仕方ないので、取り敢えず、Win2Kのレジストリってどんな構成になってるんだ、と調べてみる。そもそも、どこにどう保存されているのかすら確認してなかったという怠慢振り。
「逆をいうと、それでも大きな不都合にぶつからない程度にWin2Kが安定して動いてた、ってことなんだろうけど」
 保存されて居る場所は、OS本体がインストールされているディレクトリ( \WINNT とか、\WINDOWS とかになっている)の中の、SYSTEM32\CONTROL というディレクトリ。ハードウェア関連とソフトウェア関連とか言う感じで、いくつかのファイルに別れて保存されている様だ。起動時のエラーメッセージによれば、SYSTEM という名のハードウェア関連の設定情報が保管されたファイルが壊れているらしい。

「Win2Kの復旧と言えば、取り敢えずは修復セットアップを試すことだと思うんだけど」
 そう。インストールディスクから起動してやると、最初に新規インストールと修復とが選べるので、修復を選ぶ。軽微なダメージならこれでほぼ元通りの状態に修復出来るのだが・・・駄目だった。
「ま、世の中そう甘くないみたいだネ」
 第二段階としては、最初の選択肢で新規を選んでも、既にインストール済みのWin2Kがあるが、それを破棄して新規インストールするのか、修復やアップグレードを行うのか、という選択肢が出てくる。ここで改めて修復を選ぶと、今度はOS本体やハードウェアの設定はある程度失われるが、インストール済みのアプリケーションや保存データの類はほぼそのまま保たれる状態で修復される。こっちの方が、ある程度失う物がある代わりに修復の成功率は高い。
「失う物があると言っても、サービスパックやパッチの類、ドライバー類の再インストールが必要になる程度で、ダメージは少なく済むしネ」
 しかし・・・それでも駄目だった。
「あーらら」

 しばらくその辺で悶絶した末に、第二の手口を考えた。他の稼動中のWin2Kからレジストリファイルを持ってきて移植を試みることにした。
「マザーボード載せ変えても、意外と自動的に再認識して起動したりしたからネ、Win2K」
 私の環境はSCSIだったので、SCSIカードごと移植したら起動成功した。IDE接続の場合でも、チップセットが同一かそれに近い類似品なら動くのではなかろうか。

 そんなこんなで、取り敢えず試してみたのは、OSの引越し様に別のHDDにインストールして置いてあったWin2K。
「Win2Kは、起動中はOS自身が使うファイルは触らせてくれないからネ。引っ越し専用に第二のOSをインストールして、第二のOS上で引っ越し作業をしないといけないと」
 しかし、なんだか上手くいかない。さらにしばらく悩んだ結果、現状の環境がWin95/98系譲りの \WINDOWS にインストールされているのに対して、引っ越し用環境は \WINNT にインストールされていた差だろうかという所に考え至る。
「ってことは・・・新たに \WINDOWS にインストールされた Win2K 環境を作ってそこから取り出す必要があるのかなぁ?」

 そうなのかも知れない・・・とますます憂鬱になって来た頃。以前使っていた HDD、ようは引越し前の HDD が残っているんじゃないか、ということを思い出した。
「動作音が大きくなってきて、時間の問題で壊れそうな雰囲気な上に、そもそもうるさいって引越しを決めた HDD だっけ?」
 何か他の実験用途にでも使おうとした気もするが、結局やめてそのまま置いてあった様な気もする。どうだったかなぁ、と思いながら繋いでみると・・・そのまま残してあった!
「おっ、やった!」
 早速レジストリを移植してみる。レジストリは取り敢えず回復コンソールを使って取り出してから移した。実施には回復コンソールより楽な手があった様だが、それは後述。結果、ログイン画面が出るあたりの所まで起動が進んだが、ドライブ名がズレて挙動がおかしくなる症状に出くわす。
「それでもかなり前進したネ。前は、一番最初、マザーボードのBIOSステータースが消えた直後ぐらいでもう止まってたのに」
 ここでまたしばらく悩んだが、OS引越し時に見舞われる症状を思い出し、セーフモード起動をした上でレジストリを編集してドライブ名を修正し、ついに起動成功にまで持ち込んだ。

「これで後は、パッチやドライバーの再導入を行えば OK かな?」
 OK だと思ってた。が、ここでもうひと騒動。なぜかキーボードを認識しない。
「なまじマウス主体の操作環境な時代、キーボードが動かなくてもある程度の事は出来てしまうあたりが歯がゆいよネ」
 ドライバーをあれこれ入れ換えたり、キーボードをUSB接続にしたりとやってみるが改善しない。たしか、これはなにか以前にも見た様な症状なのだが・・・どうやって解決したのか思い出せない。ここで改めて修復セットアップとか行ってみたが、それも駄目。一度目の選択肢で選んだ修復ではなんの改善も無く、二度目の選択から修復を行うと、再インストール作業の途中でインストーラーが固まった上にレジストリがまた壊れた。
「なんなんだろ?」
 今度はレジストリのバックアップを取っておいたので比較的楽に立ち直れたが。

 散々苦労した挙げ句、オチは不条理な物だった。PS/2キーボードだけじゃなく、PS/2マウスも繋いで起動してやると認識した。
「あちゃー。普段は USB マウス使ってるからネ、作者さん」
 キーボードとマウスの両方がPS/Sポートに繋がっていないと、PS/2ポートが正しく認識しないとでも言うのか。しかし、一度認識に成功した後はPS/2マウスは抜いてもキーボードは正常に動く。
「わけわからないや」

 そんなこんなで、今ではほぼ元通りに近く復旧している。しかし、キーボード回りの疑惑は不安を残した結末となった。
「PS/2ポート回りの謎に引きづられてUSBキーボードとしても動かなかったとか、修復セットアップとしての再インストールでハードウェアの再認識をさせても上手くいかないとか」
 いずれ、WinXPなり、より次期のWinなどに乗り換える際、この環境からちゃんとアップグレードインストール出来るんだろうか・・・。

 さて、最後にWin2Kでのレジストリバックアップのやり方。OSの標準でインストールされるバックアップツール([スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[バックアップ])で、システム修復ディスクの作成と一緒にレジストリのバックアップが行える。
「レジストリのバックアップが入るのはそこで作る修復ディスクじゃないのが判りにくいけどネ。OS本体がインストールされているディレクトリの中の、REPAIR\REGBACK に保存されるよ」
 REGBACK ディレクトリに保管されるレジストリは一世代だけ(二回行うと、一回目のバックアップは破棄される。残るのは最新の一回だけ)だが、ここに移されたバックアップファイルは普通にコピー等行えるので、必要に応じて手動で『バックアップのバックアップ』を行えば良いだろう。
「復元する場合は、回復コンソールを使うことになるのかな? 単にコピーしてやればいいはず」
 回復コンソールって何、ってことに関しては、各自で調べて頂きたい。探せば簡単に手に入る情報だと思う。

2003年10月23日00:56:36

右注意報

「阪神、内弁慶パワーで一勝」
 あの甲子園の雰囲気は異様だわな。

 さて。有栖川宮という既に絶えた宮家を騙った詐欺事件だが。
「思い切った詐欺をやる人もいたもんだネ」
 天皇を中心とする神の国で皇族の名を騙って詐欺を行うとは。仮釈放とかで出てきた折りには「右」のお兄さんがたに手厚く歓迎されるのでは無かろうか。

「にしても、たかだか千数百万円しか騙し取れなかったんじゃあ・・・赤字なんじゃない? 偽装とは言え結婚披露宴、開くのは安くないだろうし」
 被害者にしても、声をかけられた人はそれなりに金持ってる人ばかりっぽいしな。数万〜数十万円程度の被害なら、丁度いい話のネタの代金程度ではなかろうか。
「俺、あの詐欺にあったんだよ、チクショー、ってネ。冗談まじりに言える程度かも」

2003年10月22日01:01:46

アメリカン

 しばらくサボッてしまうと、何を書いて再開していいやら悩む。

 日本シリーズ。今のところは、阪神の内弁慶振りが発揮されてしまっている、ということで。
「これで、甲子園に帰って勝てなかったら、内弁慶じゃなくて、単に弱いだけ、になっちゃうんだけど」

 アメリカ。メジャーリーグのワールドシリーズで松井の活躍云々で盛り上がったが・・・私としては、ゴルフの丸山さんにもっと注目しない?とか思った。
「一昨年から、PGAツアーを年一回のペースで勝ってるよネ」
 話によれば、今年は身体を悪くしてかなり苦戦していた様で。そこから再起しての優勝は素晴しいと思う。
「確認してみると・・・年間で四十戦以上行われる大会の中での一勝と言えば一勝なんだけど・・・」
 出場する選手の数が違うし、個人プレーの競技だからして、自力で勝つしかない。
「アメリカのツアーで日本人で勝ったのは、丸山さん以前じゃあ、昔々に青木さんが一回勝ってるだけ。勝ったのは日本人じゃあ二人だけで、全四勝のうち三勝までが丸山さん」
 別にゴルフファンじゃない私だが、丸山選手、年二勝以上して、更に上位へと食い込んでいく日に期待したい。

2003年10月18日00:08:25

指導者

「阪神の星野監督、勇退だってネ」
 唐突な話で、残念な話である。まぁ、体調不良と言われてみれば、確かにそれを思わせる出来事はあったなぁ、と思い出されるが。
「単にお年なのか、それとも人気球団、阪神の監督という重圧が大きかったのか」
 熱狂的なファンの多い球団だからなぁ。色々とプレッシャーは多いと思う。
「ま、前回優勝の吉田監督、二年後だったかな、には、優勝から一転、最下位を味わったりもしてるから。優勝の年で退くのは賢明なのかも」

 同時に、田渕コーチも退団のようで。星野氏、田渕氏に加えて、江夏氏を加えた首脳陣、とならないかなと期待していた部分に関しては、一気に消し飛んでしまった。
「江夏さんねぇ。監督が星野さんで、打撃面のコーチが田渕さんで、投手面のコーチが江夏さんかぁ・・・。その心は?」
 暴力団事務所みたいな顔ぶれ。
「おいおい。(^-^; たしかに、星野さんと田渕さんのツーショットでも、かなりイカツイ物があったけどネ」
 そこに江夏氏が加わろう物なら。恐ろしくて、乱闘騒ぎなど起きないだろう。っていうか、今年の星野&田渕の段階でも乱闘シーンを見た覚えがない。

 ただ、来期の監督が岡田氏が有力視というのは期待したい。日本の球界で監督と言えば、現役時代を名選手として過ごした選手が大半を占めていると思うんだが、何だかんだ言って、今の監督陣の現役時代を私は知らないので、ピンと来ない。
「唯一見覚えのあるのって原さんぐらいだったと思うけど、辞めちゃったしネ」
 中日にもそう世代の離れない落合氏が監督就任ということで、面白くなってくる。こうなると、原監督が去ったことが惜しまれる。
「パリーグでも西武が今期まで現役だった伊東さんが監督になるんだったっけ? 監督陣の世代交代の時期が時期がきたのかな、ってかんじだネ」

 しかし、名選手→監督、の日本の典型パターンって、どうなんだろうなぁ。名選手=名監督とは限らないと思うんだが。
「アメリカじゃあ、監督を目指す様な人は、若いうちに現役を退いて、マイナーリーグとかでコーチ経験を積んで指導者としての勉強と訓練をして上がってくる、って風潮があるみたいだけど」
 まぁ、その辺のシステムはその国の国民の文化風習とかとも繋がるものもあるだろうから、そう単純にこのシステムこそが正解だ、ってのはないんだろうが。

2003年10月16日22:23:53

新型召喚術

ねた写真(YMS-16M ザメル)

「なんじゃこりゃ」
 ザメル召喚。別アングル。
「そのまんまかいな。(^-^;

 先日新発売された M.I.A シリーズの『YMS-16M ザメル』である。
「GUDAM 0083 に出てきた重MSだネ」
 実のところは、発売は同時期だが、一足先から予告されていた G.F.F の Z Plus[Bst] が欲しいなと思っていたんだが、気がつけば手元にはザメル。
「 Z Plus に Bst タイプの設定があったのは初見だったよネ」
 以前から、FAZZ とか、ディープストライカーとか、気になる物はあったんだが、結局買ったのはザメル。
「なんなんだか」
 なかなか出来いいよ。背後のスカート状になったパーツごと主砲をごっそり外して、砲台として設置出来たりもする構造になっている。地味に分離合体構造。
「後ろのスカートが外れてスマート?になったザメルってのも面白い感じだよネ。脱いだザメルっていうか」
 ・・・バーチャロンOTのライデンかいな。

「・・・で、それはいいとして、何か余計な飾りが付いてるのは何よ」
 いやぁ、頭の上に何か載せられそうだなぁと買う前から思っていたんだが。試してみたら望外に収まりが良かったのでつい。しばらくそれで置いていたが、そういや、この主砲の飛び出した様にもう一個あわせておいたら面白いかなと試してみたら、これまた望外に面白かったので。
「うーん。(^ー^;;

 そんなこんなで、砲熕の精霊・ザメル召喚。
「ちなみに、G.F.F や M.I.A のラインナップの確認や、通販での購入はGUNDAMER.COMとかでどうぞ」

2003年10月15日23:02:48

イメージング

 先日、以前に起きたゴミを再処理して作った燃料を扱う施設で起きた爆発事故に関する調査の経過が報道されていたが。
「全国各地のその手の施設、管理の甘いところが少なくない、って結果だったネ」
 ゴミ問題の解決に繋がるという、プラス面のイメージ先行で進んだ導入のツケが回ってきてるんだな。

 生ゴミを乾燥・圧縮して作る燃料と言うことだが。中にいる微生物と油分などが引金となって発熱や発火に至ると言う。
「乾燥が不十分だと、微生物が繁殖し始めて発熱してくるんだって。まぁ、これだけだと所詮は生物の活動、火がつくほどじゃあない筈なんだろうけど」
 油の方は、なんか条件が揃うと、化学反応を起こして発熱が進み、自然発火にまで至るらしい。そういや、天ぷら屋が、閉店後に天かすを山積みにしたのを残したまま店主が帰ったら、そこから自然発火して火災になった、なんて話を聞いたことがあったなぁ。

 そんな危険をはらんだ燃料でありながら、微生物の反応による空気成分の変化や、油の化学反応による発熱を検出する様なセンサー類の設置の不備が目立ち、それに連動した自動消化設備のせっちなどとなると、更に手薄だと言う。
「もっとしっかりして欲しいよネ」
 エネルギー関係と言えば、こと原子力ばかりが悪玉の様に逆のイメージ先行で扱われている様に思うが。先日の北海道の地震でのナフサタンクの全焼なんかも含め、色々と考えて欲しく思う。

2003年10月14日01:54:33

ばんざーい

 触れておこうと思いながら何となく間延びした話題。

 衆議院解散総選挙。どうなるかな。
「民主党はマニフェスト解散、自民党と言うか小泉さんは改革解散だとか言ってるけど。なんか、パッとしない解散だよネ」
 普通の解散とでも言うか。任期四年のうちの三年も過ぎているし、かなり以前から予告されていたような物だし、これと言ったインパクトの無い解散に思える。

 さて。どう転んでも何も好材料が見つからないのが社民党だと思う。
「北朝鮮問題とか、秘書給与疑惑問題だとか、悪い条件ばかりが印象に残っているしネ。護憲、反戦の掛け声も現実の世情にそぐわなくなって来てると思うし」
 それに、党首の土井さんがもういい歳だしなぁ。調べてみると、来月の末で75歳だぞ。
「あらら。自民党じゃあ、73歳定年制を破って中曾根さんや宮沢さんが出るのがどうのこうの言ってたけど、こんなところにもお年寄りが」
 議員の座に留まるのはともかくとしても、もういい加減、裏方に回るべきだろう。・・・まぁ、裏に回る為には他の誰かを表に立てる必要がある訳だが、表に立てる人材が居ないんだろうなぁ。

 鍵を握るのは、自由党を吸収合併した民主党だろうが・・・これもなぁ。
「公明党の神崎さんが、元々バラバラな集団だった民主党に自由党が加わって、バラバラがバラバラバラになった。バラバラバラの政党に政権が任せられますか、なんて言ってたよネ」
 安保問題などを中心に、元々結束力に欠ける一面を見せてきた民主党である。そこに小沢(自由党党首)など加わってまとまる筈が無い。時間の問題で空中分解しそうな政党に見えてなら無い。

 共産党は、特にこれと言ったプラスの要因もマイナスの要因も見えない。北朝鮮問題などではややマイナスのイメージは与えただろうが、社民党と比べれば傷は浅いだろう。
「あと、保守党は・・・相変わらず影が薄いままだけど、どうなるんろうネ」
 じきに自民党に吸収されても良さそうに思うんだが、そうもならないようだなぁ。
「パラパラと、個別に自民党へ移ると言うか、戻る議員さんはいるんだけどネ」
 保守党は、小沢に付いて自民党を出て行ったが、もう付き合いきれないと小沢から離れて自民党寄りに舞い戻ってきた人達の政党である。

 そんな印象で、目立った不安材料のない、自民・公明あたりの勝利と言うよりは「不戦勝」に近い感覚に終わるようにおもうんだが、どうだろう。

 最後に個人レベルの話。田中眞紀子はもう、除名にしようよ、自民党。いまの勢力なら、切り捨てによってダメージを受けても耐えられる程度の体力はあるだろう。
「現状は党籍停止処分、自民党に籍は残っているけど、自民党員として活動する権利は停止されている状態。だから、立候補しても、自民党の候補、としては名乗れない事になってるはずなんだけど」
 鈴木宗男。まだ正式に立候補は固まっていない様だが、出るなら頑張ってほしい。

2003年10月12日00:07:56

HT と、Rambus と、

 intel が、CPU の余力をかき集めて整理し、一つの CPU を擬似的に二つとして扱う技術、ハイパースレッディング(HT)を有効にした CPU を出して久しい。しかし、それを活かせるのは Linux と Windows XP のみという状況から始まり、現状でもより後に出たサーバー向け OS、Windows 2003 で対応されただけで、過去の OS へ逆上って対応を広げる様な動きは見られない。
「初めて出てきたのは、サーバー向け CPU の XEON。その時の MS のサーバー向け OS はまだ Windows 2000 Server。その辺の都合で対応の所在が中途半端になってたんだよネ」
 サーバー向けの Windows 2000 Server では対応出来ないでも無いと言う様な微妙な表現で扱われていたが、基本的には同じテクノロジで作られたクライアント向け(パソコン向け)の Windows 2000 Professional では非対応という扱いになっていた。
「一応、二つプロセッサが載っている状態として認識は出来るんだけど、本当に二つ載っている環境と、HTで二つに見える環境とでは制御の仕方に違いがあるからネ。間違えると、余力を分け合って二つに見せるはずが、二つで取り合って二兎を追う物は一兎をも得ずっていうが、一つとして扱ったとき以下の性能になっちゃう」

 その辺、キッチリ検証した記事は無い物か、と久しく思っていたんだが。この頃の、Pentium4 2.4C のような、比較的低価格で HT 対応の商品が出回ってきた結果か、ついに明示的に Win2K での HT の挙動をテストした記事を見かけた。はいふぁっと!の記事、Hyper Threading Test - Win2k vs WinXP

「結論から言うと、全然駄目だ、って結果みたいだネ」
 マルチスレッド対応じゃない(二つ以上のプロセッサを活用するように作られていない)アプリケーションで性能が延びないのは HT というかマルチプロセッサ環境における既知の事実なのだが・・・マルチスレッド対応のアプリを走らせたときに逆に低速化すると言うのは駄目決定である。
「正式に対応と言われている WinXP じゃあ、マルチスレッド対応アプリを走らすと、ちゃんと高速化されるという結果になってるのにネ」

 という訳で、FSB800環境への予想外に速い移行と、それに伴うFSB533対応の廉価版 HT の追加リリースなし(FSB800に関しては、3.0 から、2.8C / 2.6C / 2.4C と下へも広がった)の結果、FSB533、それも RDRAM を使った環境の私が HT 環境を手に入れる日はますます遠ざかった印象を受ける。
「FSB533環境唯一の 3.06 の値段は下がって来ないし、OS も WinXP に買い換えなきゃ行けないし」
 現状の Win2K pro からの移行となると、現状の設定を継承するアップグレードでインストール出来るのは WinXP pro である。一般のパソコンに組み合わせて売られている WinXP Home より一ランク上のグレードであり、価格も一ランク上。Win95 時代から長年アップグレードで引っぱってきた現状の環境、破棄して新規にインストールする気にはなれないので、professional を買わざるを得ない。・・・まぁ私の場合、新規インストールしてから、現状の状態に戻すまでの手間を金銭に置き換えて考えるなら、金を払ってでも professional を買う価値はあると思っているが。

「ところで、RDRAM といえば。SiS が RDRAM を Quad 構成で使うチップセットを公開してなかったっけ?」
 してた。今年の秋と言うか第3四半期に出すはずが、第4四半期、冬に延びたそうだが。これ、パソコンに使えるレベルの商品として出てくるかなぁ。出てきたら、買ってみたい。Quad ってのは、RDRAM を四枚一組で使うことなので、今の Dual、二枚一組環境からもう二枚買い足す必要が出るし、手持ちの RDRAM と Quad を組んで相性が合うのかとかの不安はあるが・・・。
「今のハイエンド市場の主流は、DDR400-SDRAM の Dual 環境。64bit × 400MHz = 3200MB/s を Dual にして 6400MB/s の転送速度。今作者さんが持ってる PC1066-RDRAM は、16bit × 1066MHz = 2166MB/s の転送速度で、Dual で使ってるから 4266MB/s。これが Quad になると、8533MB/s になる訳だ」
 Dual DDR-SDRAM なんて目じゃないぜい。64bit、信号線を 64本も使っている DDR-SDRAM は、Dual の段階でその二倍、128本もの信号線を使っている。他方、16bit の RDRAM は 16本しか信号線を使っていない。Dual でも 32本、Quad にしても 64本でしかない。至ってスマートな環境である。
「技術的には良かった筈なのにねぇ、RDRAM。信号線の数を減らして、その代わりに高クロック動作させるってのは、今のトレンドなのに」
 マーケティングの失敗だろうなぁ。

 ま、DDR は で、より高速な DDR-II へと移行していくであろう。DDR-II 533 が出てくれば、その Dual 構成で PC1066-RDRAM の Quad に並ぶ。SiS のチップセット自身は PC1200-RDRAM までの対応をうたっているが、今のところ PC1200-RDRAM という商品は見かけない。その PC1200 を使ったとしても、DDR-II 600 が出てくれば追いつく。
「メモリのアーキテクチャが EDO → SDRAM みたいな、大きな転機をまた迎えるのはいつなんだろうネ」
 いまの SDRAM 系の、信号線の多さは時代に逆行している印象は否めない。RDRAM の発展形、XDR(Yellowstone) などが再起する可能性は充分にあると思う。

2003年10月10日00:24:12

ノキア特集?

 北欧はノルウェーのIT企業の雄、NOKIA関係の話を一点、書こうと思ってたんだが。

 まずは、予定のネタ。携帯電話機能付の携帯ゲーム機、N-Gage が発売されたそうで。
「日本と携帯電話の方式が違うから、日本でのリリース予定は無い機械だけどネ」
 結構幅広くゲームメーカーとの契約も集めての船出だったが・・・その、初期の評価は芳しくないらしい。ZDNNよりNokiaの携帯ゲーム機、最初の反応は……?
「・・・うーん、確かに不評? ま、新しいプラットフォームの船出は往々にして厳しいのは世の常だから、もっと時間が経ってみないと判らないと思うけど」

 しかし、この話題を取り上げた理由は N-Gage そのものの話ではない。リンクした記事の中で、アメリカのゲーム関連メディアが N-Gage を手厳しくこう評価している。

 ひどい代物で、いろいろなレベルのだめな要素が詰まっている

「ううーん。(^-^;;
 アメリカ人による評価だから、元々は英語なんだろうが。素晴しい表現?だと思う。個々で見れば比較的マイルドな単語で構成されながら、内容的には非常に痛烈な表現となっている。
「なんだかなぁ」
 いつか、機会があれば使ってみたい表現だ。駄目な要素が詰まっている。いいぞ。

 さて、予め見つけてあったこの記事のリンク先を確認しようとZDNNを見ていたら新たに飛び込んできたネタ。Nokia、携帯電話の爆発事故を調査
「あー、やっちゃった。Li-ion、本質的には危ないからネ」
 携帯電話が爆発すると言ったら、Li-ion 二次電池が爆発する以外に理由と言うかエネルギー源が無い。記事の中に書かれてきた機種をオフィシャルサイトで確認すると、830mAh の Li-ion が載っていると言う。
「携帯電話用の電池としては、大容量な方だネ」
 記事では、粗悪な模造電池が使われていた可能性がと指摘されている。しかし、正規の Li-ion 電池もエネルギー量的には爆発出来る?だけの物を秘めているということは、頭の中に入れておいて頂きたい。
「っていうか、頭のそばで使う機械だけどネ」
 通常は何からの保護回路が一体になった状態で流通しており、正規に流通している物なら通常の使用中での爆発は考えにくいが、保護回路の想定外の行為、電池を火に放り込んだり、破壊・分解しようとかすると、発火・破裂の危険は充分にあるのが Li-ion 電池である。

 ・・・別にノキアに恨みはないし嫌いでも無いんだが、なんだか悪い話ばかりになってしまった。
「ノキアの関係者の方がみられていたら。ごめんなさいネ。m(._.)m

2003年10月07日22:58:54

世界は広いなぁ

 このごろ気になりつつ、触れ忘れたニュースなど。

 アメリカで、火のついたタバコを残して母親が車を離れたところ、車両火災が発生し、乗っていた子供が重度後遺障害を伴う大火傷をおったのを『吸っていない間も燃え続ける、タバコの構造的欠陥』としてタバコ会社を訴えていたという話の顛末。
「なんて言うか・・・屁理屈だよ。以前にちょっと話題になった、ファーストフード店のドライブスルーで熱いコーヒーをこぼして火傷をしたのは、容器に蓋を付けるなど、こぼれることへの対策を行っていたせいだ、とかいう話になって、懲罰的罰金として多額の賠償金が認められた、ってのの似た話?」
 今回は判決に至る前にタバコメーカー側が和解に出て決着したと言う。和解金は約200万ドル。二億二千万円ぐらい。
「・・・なんだかなぁ」
 寝タバコとかで被害を被ったことのある人とか、訴えてやりたい気分になるんでなかろうか。

 次。今年のイグノーベル賞を日本人が受賞したようで。cnn.co.jp より、日本人科学者や“死亡インド人”が「逆ノーベル賞」受賞
「ノーベル賞のパロディで、本家よりもっと馬鹿馬鹿しい業績を讃えて贈る賞、って話。そういや、去年もタカラの犬語翻訳機、バウリンガルが受賞してたんじゃなかったっけ?」
 そうだったな。この賞、馬鹿馬鹿しいといいながら、結構侮れない所を突いた賞に感じる。今年の日本人からの受賞者は、金沢市内のブロンズ像がハトに人気のない理由の化学的考察で化学賞を取っている。
「あれ? これってなんか聞いたこと無かったっけ?」
 なんかのテレビ番組で聞いた様な気がする。他の像などは鳩が寄りつき糞の被害に悩まされて居たのが、ある特定の像だけ鳩が寄りつかず綺麗なままになっている事に付いて、調査した、とかいう話だったはず。なぜ寄りつかないかを突き止めて、鳩を追い払い糞害対策に役立てようと。
「なんか、特定の材質で作った金属板を貼っておくと、その回りの一定距離には鳩が寄って来ない、みたいな結論に到達してたんだった様な」

 記事を読んでみると、他にもなかなか興味深い賞が贈られているようだ。

2003年10月06日02:19:52

二極対立

 ビデオカードの話を何か書こうと思いながら前回の筆を置いた訳だが、いざ考えてみるとこれと言って書くことが無い。

「ま、取り敢えず。最近市場に流れているビデオカードは、主流は DirectX 9 世代、特価品になるようなのは 8.1 世代」
 他方で、肝心のそれの機能を使うソフトウェア、まぁ、現状ではゲームぐらいしか一般人が活用する機会は無い訳だが、それはまだ DirectX 8.1 がまだまだ主流である。
「なかなかその辺の相互関係が難しいよネ」
 ま、技術が公開されることと、その技術が活用される様になるまでとに時間差があるのは当然の事な訳だが。

 また、DirectX 9 をインストールしていることと、その環境が DirectX 9 に対応しているということが別問題なあたりが話のややこしさを助長している。実際、私が使っているVGAは DirextX 7 世代の RADEON 7200 相当だが、インストールしている Dirext X は 9 である。果たしてこの現状を DirextX のどのバージョンを使っている状態と表現して良いのか、微妙な話である。
「本来はハードウェアで処理することを想定した機能をソフトウェアでエミュレートと言うか肩代わりさせて代用するとか、そういう感じでハード側の対応バージョンより上の動作も可能にしてるといえばしてるんだろうけど・・・」
 所詮はエミュレーション、正しい挙動を示すとは限らないし、性能も大きく落ちる。

 ソフトウェア側は 8.1 世代への移行が済み、ハードウェア側も新品として売られている範囲ではローエンドまで 8.1 を満たしている現状だが。意外と、ローエンドが完全 8.1 化されたのは遅い。
「現状でビデオチップ市場を二分する主力メーカーといえば、Nvidia と ATI なんだけど。Nvidia がやや遅れてたんだよネ」

 ATIでは、RADEON 8500からが 8.1世代だ。8.1世代の 8500 が上級品、7世代の RADEON 7200 が普及品という組合せであった。調べてみると、2001年夏の話である。翌2002年の夏には上級品が 9世代の 9700 に移り、8500 をやや簡易化した感じの 9000 が普及品となった。9という数字を使って居る割には DirectX 8.1 世代と言うのは話がややこしいが。その年の先秋頃には 9700 を簡易化した 9500 が普及品として投入され、9000 は格安品へと退いた。現在は、今年の春に上級品として 9800、その簡易版の 9600 が普及品として投入され、格安市場向けとしては 9000 の派生品である 9200 が流通している。9700 → 9800 は改良されているとはいえ世代的には DirectX 9 世代同士なので、8500系のように簡易化されて格安市場に残ることは無く、全数 9800/9600 世代へと移行していくと思われる。

「対するNvidaiは、GeForce3 からが8.1世代。ちなみにこれの同世代品がX-boxに載ってるんだけど。GeForce3 が上級品で、旧モデルの 7世代な GeForce2 が普及品へ。これが2001年春の話。8.1世代の幕開けは先行してた訳だネ。翌2002年春には上級品として GeForce4Ti を出したけど、これは世代的にはまだ 8.1。組み合わされた GeForce4MX は 7世代相当。この辺りから逆転され始めたのかな? DirectX 9 世代に到達したのは今年の春の GeForce FX5800から。スロットを二本消費する巨大放熱器付の姿でリリース。ちょっとアレはどうか、ってシロモノだったよネ。春のうちに簡易化した普及品の 5600 と、もっと簡易化して格安市場に片足を突っ込む 5200 をリリースして全体系に 9世代へ格上げ。ちなみに今年の夏も近い頃になって上級品は FX5900へ。性能の向上以上に、放熱器のサイズがもう少し現実的なサイズになったことが進歩だったかも? 普及品以下の構成は5600/5200系のまま」
 結局、8.1世代の GeForce4Ti は普及品市場へは完全には降りて来なかった。従って、Nvidia は普及品として 8世代の製品は出さないまま、今年の春の 9世代の FX5200 への移行を待つこととなった形になる。ちなみに格安市場ではまだ GeForce4MX も使われているが、前述の通り 7世代である。

 そんな話を踏まえて、今からビデオカードを買うなら、どうするべきなのか?
「DirectX 7世代の GeForce 4MX を今さら買うのは問題外だよネ。取り敢えず映ればいいんだよとか、3Dなんて絶対使わないって確信があるならともかく」
 そう言う確信があるなら、いっそ中古パーツ屋でもっと旧式を買った方がいいと思う。
「価格帯的に競合する RADEON 9000/9200 と GeForce FX5200 じゃあ、DirectX 9世代の FX5200 だろうネ」
 敢えて 8.1 の RADEON 9200 を選ぶ理由は浮かばない。まだしばらくは 8.1 で事足りるだろうが、よほど格安の値が付いてでもいない限り、もしくは具体的な買い換え予定がある上での繋ぎとして使うと割りきる場合ででも無い限り、FX5200 を買うのが賢明だろう。

 ハードゲーマーを自負する人間でなければ、買うとしても上限は RADEON 9600 が GeForce FX5600 だろう。それを承知でもうちょっと背伸びしたいなら、モデルナンバーの後ろに pro とか ultra とか何か速そうな字の付いた奴を選べばいい。設計は基本的に同じだが、動作クロックを上げるなどで少し高速化したモデルである。
「性能的には・・・どうなんだろうなぁ。RADEON 9600の方が、若干いいっぽいけど。チップの発熱量とかも9600の方がおとなしいみたいだし」
 ただ、このレンジの落とし穴は RADEON 9500 だったりする。目先の性能だけを考えると、実は 9600 より 9500 の方が性能が高い。
「それぞれの上級版、9800 と 9700 じゃあ 9800 が速いんだけど、9500 より 9600 の方が上級版から削られた機能が大きい分、逆転現象が起きてるんだよネ」
 ただまぁ、本格的に DirectX 9 世代に移行しでその機能が活かされる時代が来れば、より DirectX 9 への適応度を高めた 9600 の方が生きる時代が来るのかも知れない。それにチップの発熱量などは 9600 の方が低い。

 カタログスペックや、一般のベンチマーク性能から言えば、コスト重視なら GeForce FX5200、性能も考えるなら RADEON 9600 となるだろう。ただ・・・ATI には色々と罠がある気がする。
「ドライバの出来が悪いとか、よく言われるよネ。相性もキツイとか」
 DirectX 8.1 → 9 の移行期で勢いを増し主流となってきたからには大丈夫だろうと油断していたら、今でも痛い目にあう危険性は否めない。そう遠くない最近でも、私は WEBブラウザに Mozilla を使っているが、ATI のチップを使っていると落ちると言う症状に見舞われた時期があった。Mozilla サイドのリリースノートによれば、ATI のドライバ側にバグがあると明示されていた。これは、ドライバのバージョンアップの結果なのか、Mozilla のバージョンアップの成果なのか、いつの間にか収まったが。
「VIA のチップセットの載ったマザーとの相性も危なっかしいよネ。All-in-Wonder RADEON 9000 を、VIA 694T の載ったマザーと組み合わせたら不安定で使い物にならない(TVのキャプチャーが目的だったのに、キャプチャーを始めると数分で暴走する)なんて事もあったよネ」
 その時は、ビデオ関係とは他の不都合が重なった事もあって、結局 intel i815EP の載ったマザーに買い換える破目になった。

 私は久しく ATI のチップの載ったビデオカードを使っていて、Nvidia のを使ったことが無いので、そっちの事情はよく知らない。しかし、私の知る限りでは ATI の方が安定性の面では怪しいと助言しておきたい。特に、VIA のチップセットとの組合せは注意がいると思う。
「Pentium4環境を考えているなら、injtel のチップセット使えばいいんだけど・・・Athlon の場合どうするかだよネ」
 nForce を使った方がいいのか? ビデオチップ市場ではライバル関係の Nvidia製のチップセットを勧めるのも妙な気がするが。

 ・・・書くことが無いと書き出した割には長くなった。
「ま、長話はいつものことだけどネ」

2003年10月04日01:18:32

VGA

 Ys-VI についてもうちょっと喋ってみる。ストーリー的には淡白だといった旨を書いたが、それなりに、過去のイースと次のイースへの架け橋的な要素は果たしていた印象。
「やっぱりいつかは『アルタゴの五大竜』出す気で居るんだなとか、やっぱりいつかは Ys-IV もエターナル化する気で居るのかなとか」
 Ys-I/II のエターナルだかコンプリートだかが出た頃に書いた気がするが、Ys-IV は『Falcom 純正版』が存在しないイースである。PCエンジン版、SFC版、小説版と存在するが、どれも原案とライセンス供給な感じで、直接 Falcom が作ったという感じではなく、内容も統一もされていない。MD-CD で出す気だったのが純正に近くなるかと思われていたが、SEGA-Falcom の解消によってお蔵入りとなった。
「いっそ黒歴史に葬り去るか、逆にキチンと整理するかの必要がいつか出てくる?」
 だと思うんだが、どうも黒歴史にする気はないというか、むしろ逆に正面に引っぱり出す気で居るんじゃないかという印象が拭えない。

 さて、別な観点。思った以上に真っ当に 3D 化されていた Ys-VI だが。お陰で、結構真っ当に 3D に耐える環境を用意しないと楽しめないゲームともなっている。
「万全に楽しむには、DirectX 8.1世代のビデオカードと、1GHz程度のプロセッサ(C3は除外だろうなぁ)が必要みたいだネ」
 ウチは、プロセッサは Pentium 4 1.6A を 2GHz 程度までオーバークロックしてる環境なので足りている。しかしビデオカードは All in Wonder RADEON、RADEON 初代が乗ったカードだ。
「初代と言うと、7000番代だネ。DirectX 7 世代だっけ?」
 たぶんそう。頂点シェーダ(vertex shader)という DirectX 8.1 世代から実装された機能が無いと言われてやや遅いが、まぁ特に遅くなる時でも 800x600 の画面サイズで 20fps 程度は出るので困るほどではない。32bit 描画をすると一部表示が乱れたりもするが、16bit 表示でも差し迫って大きな見劣りは感じないし、その他のエフィクト関係もそれなりに効いている様に見える。
「DirectX 7 → 8.1 の過渡期って、結構グレーな感じだったしネ。部分的に 8.1 の機能を取り入れた、みたいなのが結構あった様がするんだけど」
 どうだったかなぁ。

 で、折角だから、完全な状態をみたいなぁ・・・とか思う訳だが。HDDレコーダ代わりのキャプチャー専用 PC には DirectX 8.1 世代の RADEON 9000 が乗ったビデオカード載ってるんだが・・・いじりたくないしなぁ。
「じゃ、新しいビデオカードかったら? 今から買うなら DirectX 9 世代のを」
 うーん。しかし、メイン機にもキャプチャー機能残して置きたいしなぁ。

 ・・・と、話が長くなってきたので、そんなこんあで、最近のビデオカードってどうなってるんだ、とか考えながら今回はこの辺にて。

2003年10月02日23:44:43

お役所のネットワークの中身

 長野県のどっかの自治体で、事前承諾を取った上で合法的に行ったハッキングの結果、住基ネットに外部から侵入出来た、とかいう報道がされていたが。
「どの程度の情報が引き出せる程度まで侵入出来たかはハッキリ示されてないけどネ」
 この報道に関する感想と言えば、

『役所のネットワーク内には、住基ネット以外にも色々と重要な情報があるんじゃないのか?』

 ということ。
「住民基本台帳の管理だけがお役所さんの仕事じゃないからネ。他にももっといろんな情報が詰まっているはず」
 見られても構わない様などうでもいい情報しか扱っていないネットワークだったら、なんの為に存在しているのか判らない。それこそ税金の無駄遣いだから撤去すべし。住基ネット接続専用の端末だけ残して、役所内の他のコンピュータとネットを全て処分すれば、経費の節減が出来るしセキュアな住基ネット環境も確保出来る。
「そうはいかない、他にももっと重要な事務処理とかする為に必要だから、他にもコンピュータがあって、ネットワークが構築されている訳だと思うよネ」
 役所のネットワークに侵入出来たってことは、それらの他の情報にもアクセス出来る可能性が提示されたと言う事だ。仮に住基ネットを停止した所でなんら解決にはならない。
「役所のコンピュータ内から一切の重要情報を排除しない限り、住基ネットだけ消してもどうにもならないよネ」

 という訳で、侵入を許すネットワーク構造が駄目なだけで、住基ネットが悪いって訳じゃあ無いと思う。

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