■過去の投槍雑記帳 2003年 2nd Quarter |
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忘れられてた人
書き忘れてた話。イマイチ報道として盛り上がらなかったが、米軍のバグダッド侵攻以降消息が不明になっていた、イラクの元情報相、サハフ氏が生存していたそうで。
「なかなか、面白いキャラクターだったよネ。一時は自殺説が囁かれたりして、どうしたんだろうなぁと思ってたけど」
米国側からの聴取も終わって、取り敢えずは自由の身の様である。アメリカの攻撃当時の言動に関しては、充分な情報を手に入れる事が出来ず、その範囲であれで真実だと信じて喋っていた、という話になってた。
「この先、どうするんだろうネ」
ほとぼりが冷めて来れば、マスメディアや芸能界からラブコールが掛かると思うんだがなぁ。
「あの勢いで喋ってくれれば、色々と面白そうだし」
ただ、インタビューに答える様子は物静かというか疲れた感じで、当時の勢いはなりを潜めていたが。
専守防衛、の逆?
共産党の筆坂元議員。セクハラ発覚でなんかあっさり辞任したなぁ。
「結局、何だったのかはよく判らないまま。辞めりゃいいってもんでもないと思うんだけどネ」
社民党の辻元元議員の時もそうだったよなぁ。他人を攻める時の元気さの割には、守りに回ったら呆気ない。なんだかなぁ。
「辞任をしたってことは、悪い事をしたって自覚があるってことだよネ。だったらキチンと真相を明かして貰わないと」
辞任をしないと世間では往生際が悪い様な言い様をされるが、悪い事をしたとは認めていないから辞任もしないし、真相なんてものも、そもそも無いと言っている様なものだから喋らない。
「辞任をして真相を明かすのが、ベストなんだろうけどネ。それが出来ないなら、辞任もしないし真相も明かさないのが、むしろ潔いって気もする・・・かなぁ?」
ところで、この件に関するインタビューで、共産党の幹部が『筆坂同士』という呼び方をしていたのを聞いた。
「おおっ、同士って呼びかた、実際に使ってるんだ」
共産党らしいなー、と感じた一瞬? 別に、それが良いとか悪いとか言う気は無いけど、らしいなー、と。
最近のモジラ君
ウェブブラウザ、Mozillaの話でも。軽量化へ向けての大幅な方向転換を前に控えた、これまでの路線の総まとめバージョンとなる Mozilla 1.4 のリリースが近づいている。
「いまは、1.4α→1.4β→1.4RC1→1.4RC2→1.4RC3 まで来たところだネ」
RCに入ってからは、結構矢継ぎ早に更新されている印象がある。
リリースノートに明記してあるのだが、Mozilla は ATI製のRADEONチップを使ったビデオカードと相性が悪い。っていうか、ATIのドライバーにバグがあるという。
「1.4β、1.4RC1のころがかなり不安定で不自由してたよネ、作者さん」
恨んだ。ATIを。1.4αのころはそんなに酷く無かったんだけどなー。しかし、RC2ではかなり改善されたというか、特に不自由を感じない状態になった。RC3でも好調を維持している。
「RC2がリリースされた頃、ATIのドライバも更新されてたよネ。それも相乗効果?」
さぁなぁ。逆上っていくつものバージョンのドライバを試してみたが、どれも代わり映えしない不安定さだった様に思う。それが俄に改善されたとは、期待し難いのだが。
どうにせよ、現状では安定している。良い事だ。
「・・・っていうか、当然のこと?」
それもそうか。
沈没
どうもこの頃やる気が無く、サッサと寝てしまったりする日々。
「サッサと寝るのは肉体的には健康的だけど、やる気が無いのは精神的には不健康」
どっちなんだか。
さて。先日、犬の散歩をしていて、川に落ちた犬を助けようとして溺死した飼い主(犬は助かったというか、自力であがった?)の話があったが。
「うーん・・・。子供とかを助けようとして亡くなったのならまだしも、犬ってのはちょっとネ・・・。愛犬家の方には怒られるかも知れないけど」
故人を叩くのはどうかと思うが『これこそ犬死にか』と思えてならない。
水難救助ってのは、難しい物である。普通に泳げるつもりの人でも失敗しやすいし、ましてや泳げない人が飛び込むなんぞもっての外である。
「そもそも、服を着た状態で泳ぐってのが大変らしいしネ。水着では泳げるつもりの人も、普通の服のままで泳げるかは疑問」
止むを得ず飛び込むと言う場合は、服装に気をつけるべきだろう。脱いでから飛び込むなどの対処も必要なんだろう。
「次の難関は、水難者の拘束。溺れて動転している水難者にしがみつかれると、泳ぎが出来なくなって溺れたりする様だネ」
背後から締め上げる様にして身動きを封じる様な方法があったと思うが、よく知らない。まぁ取り敢えず、慎重に接近しよう。
ちなみに私は泳ぎは下手だ。金づちとまでは行かないが、泳げますか、と聞かれて泳げますと答えるのは気が引けるレベルである。・・・まぁ、猫だしな、私。水は苦手なんだよ。にゃー。
「なに言ってんだか。(^-^; そう言う、泳ぎに自信のない人は、陸上からの救助に専念するべきなんだろうネ」
浮きになる物を投げ込むのが基本であろう。紐があれば結んでおけば引き寄せる事も出来る。それが無くとも、取り敢えず浮きに掴ませる事が出来れば、改めて救助を呼びにいく時間が稼げる。
「1.5lのペットボトル一本程度でも、中に空気入れた状態で使えば充分な浮きになるみたいだしネ」
理屈の上では、コンビニやスーパーなんかの買い物袋を含むただのビニール袋などでも、空気を入れて脹らませれば充分な浮きになるそうだが。ただ、溺れて動揺して居る様な人がビニール袋を破ったり開いたりして空気を漏らさない様に使いこなせるかには、疑問がある。
「ちなみに究極の方法としては、生地によっては、ズボンとかを脱いでそこに空気を入れれば結構浮いていられるって方法もあるらしいネ」
どっちにしろ、溺れている様な人にそんなに冷静な判断を期待するのはどうかと思う。それだけの冷静さや慎重さがあれば、そもそも溺れたりしないだろう。
似非文章書き
またもサボリ癖が付きつつある。
「惰性で更新しるようなもんだからネ。一度流れが止まると滞りがち」
数日前の新聞に、文化庁の国語力に関する世論調査の話が載ってたが。
「作者さん、自称文章書きの片割れなんだから、それなりに判ってるよネ、国語?」
ギクッ。いつも、辞書引きっぱなしだしなぁ・・・。この単語、この意味で良かったよな、とか不安になって。調べてみると、思っていたのと意味が違ったり、そもそもそんな単語存在しないとかいう話になって首をひねる事しばしば。あう。
「ありゃりゃ」
実際の記事に載っていたところ。『流れに棹さす(さおさす)』という言い回し。
「これは『流れに乗って勢いを増すような行為』を指すそうなんだけど、逆に流れを失わせるような行為だって回答した人が圧倒的に多数派だったんだって」
この言い回しは・・・知らなかった。選択肢として両者を与えられたら、なんとなく正解を選んでいたような気がするが、知らない事は知らない。
「棹さすの棹は、舟を漕ぐ棹(竿)のことなんだって。棹さすっては、もとは竿を使って舟を進めるって意味」
『確信犯』。政治的・宗教的な信念に基づいて、本人は正しいと信じて行った結果の犯行、というのが正しい意味なんだそうだが。
「ふーん。じゃあ、自爆テロとかってのは、確信犯になるのかな?」
これも見事に、悪いと判っていながらやった結果の犯行、という捉え方をした人が多数派だったという。私も選択肢として与えられなかったらそう答えただろうなぁ・・・。
「おいおい。(^-^; 」
まぁ、しゃあないって。実際、明らかに多くの人が間違えて理解している事例なんだし。
『役不足』。本人の力量に対して役目が軽過ぎる事。
「人に向かって言えば褒め言葉になる訳なんだ。『君にこの仕事じゃあ役不足だよ』といったら、君はもっと重要な仕事を任されるべきだよ、って話になる訳。それが逆に、役目の方が重過ぎる、みたいな理解をしている人が多いとか」
これに関しても・・・似ているようで違う理解をしていた。私としては『役目に対して人材の能力が足りていないこと』みたいなイメージを持っていた。
「『人に対して役目が軽い』はずを『役目に対して人が軽い』って捉えてて訳?」
まぁ、そんな感じ。私としては『役』を『役目』ではなく『役者』として捉えていた。本来の意味は『役目が不足している』という意味になるんだろうが、私は『役者が不足している』というイメージをしていた。
なんだか、情けないのか、まぁこんな物だというのか、なんとも言い難い感想。
「自称文章書きでいようと思ったら、自分自身の国語力の向上も大事だけど、世間一般の国語力への理解ってのも必要になるんだろうネ」
文法的には正しい表現であっても、世間一般で通用しない、間違った理解を受けるような表現は、迂闊に使えない。難しい問題だなぁ。
発砲許可
家庭内の些細な揉め事から何かキレて、免許を取得し合法的に所持していた散弾銃やライフル銃を持って自宅に立て籠もった男がいて、突入した警官隊が重傷をおった話。
「色々と、何だかなぁ、って話だよネ」
現時点では、テレビのチャンネル争いが契機という話を聞いているが、何だか判らない。また、散弾銃は銃としては初歩的というか、最初に入手できる銃であるが、ライフルの所持を認められるようになるまでには、散弾銃の射手として相応の実績などを積まねばならず、道程は結構遠いはずである。
「散弾銃は、大きいから隠し持って持ち込んでの犯罪に使いにくいとか、散弾は射程距離が短いから遠距離からの狙撃には向かないからとか、そう言う理由から所持が認められ易いのかな? それがライフルになると、大きさは大きいままだけど、狙撃かやり易く。たしか、拳銃もライフルで更に実績を積み重ねていくと、所持できるようになるんだったかなぁ」
そんなこんなで、取り敢えずは合法的にライフルの所持が認められるだけの人物がなんでそんなにキレたのかと言うのは不思議な話である。
「次は・・・特に人質を取っていた訳でも無いのに、警官隊に二人も重傷者を出しちゃった不思議」
人質は居ないんだし、とナメて掛かったんだろうか。報道が伝えた突入時の一部始終の映像を見る限り、スタングレネード(発光と発煙で相手を怯ませる非致死性の手投げ弾)とか使わなかった様だし、聞くところでは突入したのは SAT(人質事件などの為の特殊部隊)ではなかったようでもあるし。
「結局使ったのは散弾銃の方みたいだけど、ライフルまで持ってる相手は怖いよネ。ついこの前書いたけど、ライフル弾ってのはかなり強力。繊維を重ねたタイプの拳銃弾向けの防弾ベストじゃ防げないはずだよ。トカレフ(旧ソビエトの、拳銃にしては貫通力の高い銃。弾が真っ直ぐ飛ばない粗悪な銃のようなイメージが広がったが、それは粗悪なコピー品などであり、本家トカレフはそこまで酷くないと聞く)に対応した強化型のベストだったらしいけど、それ所じゃなくて、金属やセラミックの装甲板を入れる様な重装備じゃないと止まらない筈」
散弾も至近距離は怖いしなぁ。一粒一粒の弾が軽過ぎるせいか、速度を失い易く距離が離れると威力や精度を失いがちだが、近距離だと速度を保った状態で、かつ、複数の弾がまとまって叩き込まれる可能性がある。また、散弾銃用の散弾じゃない一粒の大きな弾、スラッグを使った場合は、速度こそそんなに出ないが、弾の質量が絶大なので当たった時の威力はかなりの物になる。
負傷した警官のうち、一人は骨盤に当たって意識不明の重体だそうで。・・・スラッグだったのかなぁ。
「もう一人は腕だったそうだけど」
スラッグや、散弾としては大型のバックショットとかが腕なんかに当たったら、誇張ではなく、腕が飛ばなかったか心配な話ではある。
「ま、ちょっと突入の仕方が甘かったんじゃない、という印象の残る事件だったネ」
"Majority" vs "Minority"
日本のプロ野球、オールスターファン投票。2ちゃんねるでの煽動が契機と聞いているが、高い移籍金で中日にFA移籍したものの、いきなり故障して一度も登板していない川崎投手が、ついに投手部門首位に立ってしまったという。
「なんていうか、愚衆政治っていうのかなぁ、こういう状況」
民主主義から道を踏み外すと陥り易い状況というやつだろうか。『船頭多くして舟、山に上る』というのにも通じるのか?
世の中、得てして、多数派が実権を握るとそのような主張が頭をもたげ、逆に少数派が実権を握れば独裁と言われる訳で。
「なかなか、難しいもんだネ」
忘れられがちな話、忘れられながちな話
イラク情勢とか。マスメディアではめっきり取り上げられなくなってきたが、米兵などへのゲリラ攻撃は散発的ながら継続しているようで、死傷者も時折出ている印象。
「まぁ、カラシニコフやRPGが大量に民間人の手の内にあるような状況じゃねぇ」
カラシニコフといえば、普通は突撃銃(連射機能を持ったライフル銃)を差す。実際には旧ソビエト時代からの銃器メーカーであり、突撃銃以外も作っているが。RPGは、平たく言えばこれも旧ソビエトの代表的な携行用ロケットランチャーである。正確にいうとロケットランチャーという表現は誤りなのだが。
「RPGが直撃すれば、重装甲の戦車以外じゃ一発でも被害甚大になるはず。軽装甲の戦闘車両程度では不安。ましてや、装甲化されていない様な普通のトラックとかなんて問題外」
ゲームや映画の範疇じゃああやふやに扱われがちだが、ライフルってのもなかなか強力な火器である。当たった時のエネルギーは、並の拳銃とはケタ違いだ。大型になるので隠し持つのに不向きだが、真っ正面から襲撃するような使い方をするなら、隠す必要性よりも威力の高さの方が有効に働くだろう。
急に話が小さくなって。極道の人とつきあいがあった云々で揉めた日本の国会議員、保守党の松浪さん。
「結局あやふやのままにもみ消されていく勢いだネ」
まぁ、政治的にせよ、経済的にせよ、それなりの地位まで昇っていけば、そう言うつきあいの一つや二つ出てくるのは必然って物なんだと思う。表の世界を取り仕切るのが政治家や公安組織であり、財界人であるとするならば、裏の世界を取り仕切るのは極道の人達であろう。表裏一体となって世の中は形成されている以上、どこかで接点は出てくる。
さらに話が小さくなって。小さい事の割には一向に収まらない、岩手県議会の覆面議員、サスケさん。
「なんか、経営していた『みちのくプロレス』が、アダルトビデオにその団体関連の用語というか名称を使うことを許可した云々とかで話が広がる動きが出てきたりした見たいなんだけど。一部では、出演してた、とかいう話にもなってたりして(本人は否定)」
率直に言って、立候補から選挙運動の段階で覆面を認めた以上は、後からガタガタ騒ぐなよ、という印象が強い。本人の確認が云々というなら、指紋認証や網膜認証などのシステムの導入とかを考えてはどうか。
「本人確認の厳格さを言い出したら、じゃあ顔だけで識別していいの、って気もするしネ」
うおっち
贈答用にセイコーのキネティック(AGS)の腕時計を買った。比較的安価な逆輸入物なので、満充電状態にしても数日しか持たないし、パワーセーブ機能のオートリレーなども付いていない単純なタイプである。
「キネティック、機械式時計の要領で、ゼンマイではなく発電機を回して充電して動く時計だよ。機械式の様に電池切れの心配がなくて、それでいてクォーツ時計の様に正確。普通のクォーツ時計は二、三年もすれば電池が切れるし、普通の機械式時計は一日に30秒ぐらいズレたりする。その辺の欠点を克服しようとした結果の産物って感じかな?」
最近の上級モデルでは、満充電にすれば数カ月は持ったり、一定時間発電機が作動しない=起きっぱなしで腕にはめていない状態が続くと、パワーセーブモードに入って針が止まり、次に発電機が作動した時に一気に針が早周りして正しい時間を示すオートリレーという機能が付いていたりする。
通常の充電電池と異なり、半永久に使える電池(キャパシタ。電池というよりコンデンサ)が入っているのだが、それが仕様に反して劣化し、あまり充電できなるなる症例などをネット上で見かけるので、その辺不安があったが・・・相手の好みにあってそうなので敢えて選んだ。
「電池切れで止まるような時計はイヤだといって、機械式を使ってる人だよネ」
かつ、新しいもの好きというか、変わった物が好きな人なので、同じ機械式より、まだ使った事の無いキネティックの方が喜ばれそうだという意味での選択。私は、針の動きの細かさとかも好きで機械式を使うが、その人はそういう意味で機械式を愛用している素振りでも無かったし。
「渡す前にしばらく動かしてみたけど、発電機が回る音がやたらと大きかったよネ」
機械式のゼンマイが回る音は、耳元で時計を振らないと聞こえないが、キネティックの発電機が回る音は普通に手元で揺らしても聞こえた。なんか、ジャリジャリと音がした。説明書にも音がすると書いてあったので、それで正常なんだろう。
「精度はさすがに機械的にはクォーツと同じだけあって、正確だったネ」
一日で一秒とズレない。まぁ、当然だ。
時計を贈るなら、いまは何が正しいんだろうなぁ。
「値段によりけりだけどネ」
ただのクォーツ時計は、贈り物に使うような代物ではなさげだ。一万円ぐらいの予算があれば、逆輸入モデルの機械式、セイコー5系が買えるだろう。二万円を越した辺りから機械式にも選択の幅が出てくるはず。
「今回のような、最低限クラスのキネティックも、一万円を少し越したあたりからかな」
五万円ぐらまで行くと、多少ブランドなどを選べる様になってくる。やはり、時代は機械式だろう。キネティックなら、オートリレーなどがちゃんと付いたモデルが視野に入って来る筈。その他、太陽光発電系の選択肢も出てくるが、置きっぱなしでも発電できる半面、文字盤が太陽電池になっている都合、文字盤のデザインに制限を受けるというのが難点かと思う。
「クォーツはクォーツでも、電池が十年ぐらい持つという話になっていて、かつ、パペーチュアルカレンダーが入ってるモデルなんかは、選択肢に入ってくるかな」
パペーチュアルカレンダー。閏年も含む月による一カ月の長さの違い(28日〜31日)を自動的に調整するようになっているカレンダーである。通常の腕時計のカレンダーは放っておくと毎月31日まで行ってしまうので、30日までの月とかは手で合わす必要があったのが、不要になる。
「一度何かの弾みでズレると、再起不能になる危険があるらしいけどネ」
高級腕時計の領域にはいるのは、二十万円あたりに到達して以降だろうか。しかし、そんな高価な贈り物をするような人がこんな場末のサイトを見ているかと言うと、非常に怪しいと思う。
Unhappy birthday
今日は一応私の誕生日である。
「また寿命が一年痴縮んだネ」
あうー。
今日、久々にイタチを見かけた。道路に出てきたかと思うと、結構長い間、見えるところで動いてた。
「大概、一瞬で駆け抜けて隠れちゃうのにネ」
今日、久々に鯨の赤身を食べた。・・・しかしどうも、私は鯨を食べると腹の調子が芳しくなくなる。
「じゃあ、食べなきゃいいのに」
そんなに頻繁に食べる物じゃないので、まだ確定した関係ではない。と言うよりも、鯨肉、好きなんだよ。
「じゃあご自由に」
ちなみに母親曰く、母方の祖父も鯨のコロ(脂)とか好きで食べては、腹をこわしていたという。
「遺伝してるじゃないの。(^-^; 」
でも好きなんだよう。どうせたまにしか食べないんだし、腹をこわすことは別に珍しくもない体質だし、気にしない。覚えていたら、食べた後に整腸剤でも飲んでおくんだが、今日は忘れてた。
そんなこんなで、別に話題の無い誕生日でした。
右の頬を打たれたら・・・左パンチ?
有事法制関係の法整備が、結局、コツコツと進んで行ってるな。
「あんまり、話題として盛り上がらないよネ」
たぶん、下手に突っ込むと『整備しないととマズいんじゃないの、っていうか、現状いい加減すぎ』という話になるからかな。
「果たして、日本が武力攻撃を受けたとして、合法の範囲内で自衛隊がどういう活動が出来るの、っていうと、なんだか怪しげなものがあったからネ」
戦闘車両の類が満足に公道を走れるのかからして不安な物があるし、ましてや、私有地への立入などどうなるか判った物じゃない。
ま、有事法制に反対な人は、もっと抜本的な事から反対すべきだろう。
「武力の保有そのものが反対なら、自衛隊の存在その物を否定しないと。違憲だからとか言うなら、これも自衛隊の存在自体を怪しむか、いっそ改憲の運動が必要か」
私としては、違憲というよりは、憲法が実情に則していないというのが私見である。日本国憲法の前文には『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して』といった既述があるが、率直に言って、諸国民(個人)はともかく、諸国(国家)のレベルに於いて『平和を愛する』『公正と信義』という物が現実として期待できるかと言うと、非常に危ういと思う。
「拉致問題などを起こした北朝鮮に信義を期待できる? アメリカのイラク攻撃は公正だった? 空爆と自爆の応報が繰り返されるイスラエルやパレスチナは平和を愛している?」
続・火星
何となくネタの浮かばない時間が。
「暇があるとはバーチャロン・マーズやってるからで無いの?」
まぁ、それもあるのかなぁ。
マーズの話の二回目でも。ストーリーに沿って進むモードは一回クリアした。難易度が四段階から選べるが、過去のバーチャロンシリーズ体験者には、説明書によると易しい側から二番目(HARD)が目安という既述になっていたので、その通りでやってみた。結構難しかった。
「ま、回復アイテムがたくさん手に入るから、それを使いまくりながら進めればさほど難しく無いんだろうけどネ」
しかし、それらを使うとスコアが下がるのが悩み所。別にスコアなんて気にしない、と割り切ってしまえばそれまで何だろうが・・・。あと、操作系はDC版OT互換のTYPE B、セミマニュアルとでも言う様なモードを選んだ。
「オートは、過去のバーチャロンプレーヤーにはちょっと受け入れ難いモードだよネ。攻撃にLW、RW、CWの概念が無くなって、通常攻撃と強攻撃の二種類のみで、あとは距離などに応じて自動的に切り替わる、ってモード」
フルマニュアルに該るTWIN A/Bは、アナログスティックをアーケード版の専用筐体の二本のスティックに見立てて使うというモード。理屈の上ではアーケード版の操作を完全再現できるというモードだが・・・ターボボタンと攻撃ボタンの押し分けが辛い。L/R系ボタン四つにそれらが割り振られる訳だが、これでやるのは指にキツイ。
「で、中道がTYPE A/Bと。十字キーで移動、右側のボタン群でジャンプやターボ、L/Rボタンが攻撃で、アナログスティックで旋回」
旋回のややしにくさは拭えず、旋回が重用となるであろライデンなどの機体には不満は残るかも知れない。しかしまぁ、無難なところでは無かろうか。
大枠では・・・イマイチかなぁ、という印象。
「なんていうか、OMGとOTを足して三で割っちゃったような感じかなぁ?」
アーケード版のフォース譲りの雰囲気なので、フォースをやった人に言わせれば今さらな話なのか、それとも意外とフォースともかなり違うのかは、私は知らないのだが。
「OMGほどシンプルでもなければ、OTほどテクニカルでも無く。やっぱり全体にスピード感が落ちがちで、あと、攻撃の相殺の発生が緩くなってるような?」
OMG、OTと強力な相殺効果を発揮したボムやナパーム系の爆風の効果が、なんだかあやふやになった。OTで扱える機体の増えた大口径レーザー系攻撃も頼り無く。エンジェランの鏡も頼り無くなってしまった様だ。
「目標が多数現れる都合、ロックオン切り換えをしながら戦っていく事になるんだけど・・・なんだかロック対象の切り替えが思惑通りに行かない感じがするよネ。すぐ側にいるはずの敵に、上手く合わなかったりして」
機体の特長。何よりまず、テムジン系優遇され過ぎ?
「大枠で、旧式の707型、新型の747型と出てくるけど。特に747型、使い勝手良過ぎるよネ。機動力高いし、ライフルの攻撃もそれなりに安定。白兵も不足はなし」
機動力は抜群。ライフルは、立ちと前ダッシュ以外は威力的に心もとないのは従来のテムジン譲りな面もあるが、機動性の高さがそれを補ってくれる。白兵も、その道のスペシャリスト機体であるアファームドは別格としたら後れを取る事は無かろう。
「重装備の支援型、OT風に言うとアファームドSTならぬテムジンSTみたいな機体、747Hなんてのも出てくるしネ」
OMGから言うところの、ドルカス・ベルクドル系は統合され、ボック系として再編された。
「かなりあれこれとバリエーションが増えて、OMGのドルカスやベルクを彷彿とさせる機体もいれば、OTのドレイやグリスを彷彿とさせる機体もいるよネ」
OMGではドルカスも使っていたが、OTではその系統は殆ど触っていない。したがって、実際使うとどう感じるのかに関しては評価出来ない。
バイパー/サイファーと乗り継いできた私が気にしていたのはマイザーな訳なんだが・・・何なんだ、これは。
「ウリだった筈の空中機動性能はヘロヘロ。地上でもノロノロ」
攻撃力がかなり上がったり、防御力も極端に上がっで並の機体並の防御力になってしまった感じがする。しかし、機動力が無くなった。なんだよ、それは・・・。
「これは、ちょっと違い過ぎるんんでないの、って感じだよネ。見た目は殆どサイファーを継いでるのに」
サイファーでは存在した、変形のみ(二段ジャンプ+スタート)も無くなり、変形はSLCダイブ時のみとなった。SLCの発動バリエーションは増えた様だが、それでも変形のみと比べると面白味に欠けるなぁ。
「その辺の、変形のみが無くなっちゃったのも、作者さんが操作系にTWINでなくTYPEを選んだ理由なんだよネ」
変形時のサイファーは、TYPEでは絶対無理といって良いほど操縦が困難である。その為、当初はTWINでやる気だったが、変形のみが無い事を知って楽なTYPEに乗り換えた。
「まぁ、ボス敵として登場する、強化型のマイザーも手に入るみたいだから、それを使うと話も違って来るのかもしれないけど・・・」
しかし、入手方法が判らない。じきに攻略本でも買って確認すればいいやと思っているが。
フェイ。よりインパクトの強いデザインに。ウェイトレス風とでもいうか、なんというか。
「ここまでやるか、って感じだよネ。(^-^; 」
操作性に関してはよく判らないのでノーコメント。
エンジェラン。外見はさほど変わっていない。若干、見た目上の装甲が薄くなった感じだろうか。実際の防御力がどうなっているかは判らない。
「白兵が若干し易くなったのはプラスとしても、LW系の攻撃が鏡になった上に、鏡の防御力が心もとなくなったってのは手痛いんじゃないかな? 左ターボLWの7way攻撃系も無くなったし」
しかし、機動性は全般に良い感じで、使い勝手は悪く無さそうだ。
アファ系は、これまでの流れに則って、幅を保った感じ。OTで別れた白兵系BTと支援系ST、OTの後期版で加わった指揮官型でバランス型?のC、それぞれの流れを汲みながら更に増えた。
「残り、ライデン、スペシ、バルなんかは、特に目につくほどの変化点も無ければ、予備知識もないから差もよく判らないって感じ」
あとは、ガラヤカだ。これはちょっとウケた。萌えたといっても過言ではないかも。
「あの、スキップで歩いて、トコトコ走って、杖から翼が生えてジャンプしたり、杖がハンマーになって白兵したりと、へんてこな動きがなんていうかなー、というか。(^-^; 」
フェイとは別の向きでここまでやるかって機体だが。フェイはどっちかというと引いたが、こっちはウケた。
光学系
相変わらず、ピンと来るネタが浮かばない。
先日の美保基地航空祭、そろそろ地上展示物を写真に撮るネタも尽きてきたかなという事で、飛行展示中の機体を撮ろうかと努力し始めてみた。
「去年の岐阜でも、チョロッとだけ試してたっけ」
その時は、手持ちのデジカメに連写機能が付いていた事をすっかり忘れていたので、イマイチな画にしかならなかった。今回は連写機能も使ってみた。・・・が、やっぱり動いてる物を撮るのは難しいなぁ。
「作者さん、普段からカメラ使ってる様な人じゃ全然ないからネ」
しかも、単機で飛んでいる機体を撮るのには、ズームの倍率が足りない。光学10倍のズームレンズが入っているデジカメだが。取説によると標準的な35mm銀塩カメラ換算で最大380mm程度の望遠レンズに該るそうだが、その程度では全く足りない。
「物が大きいC-1撮るなら足りるけど、って感じだけどネ」
撮り方にしても、色々と失敗だらけ。飛んでいる物を撮る云々以前の失敗として、ホワイトバランスの設定をなまじ手動でいじって誤った。
「曇ってたから、曇り空用のプリセット値を選んだら・・・なんだか、赤っぽくなったよネ」
人間を撮った時に、顔色が悪くならない様な配慮なんだろうか・・・? 取り敢えず、野外で昼間に普通に撮る分には、素直に自動に任せておいた方が良さそうである。
「屋内の蛍光灯の下で撮る時は、蛍光灯用のプリセット値でも使った方が良さそうだけどネ。蛍光灯の光って、太陽光とスペクトル特性っていうのかな、色の成分みたいなのが違うから」
銀塩カメラ用には、蛍光灯用のフィルタ売ってるぐらいだしなぁ。あとは、聞くところによれば、夕焼けなどを撮る場合も、晴天用のプリセット値などを指定しておいた方がいいらしいが。試した事ないけど。
「自動にしておくと、夕日の赤さが補整されちゃって、赤く見えないというか、普通の昼間みたいな色合いになったりする場合があるみたい」
ま、それなりに実際に試して慣れる必要があるんだろうなぁ。
あとは、露出も上手く合わなかった。空にポツンと浮かぶ機体が相手だと、自動では露出が合わなかろうと、地上の見え方などを踏まえてマニュアルで指定して取ったんだが、イマイチ良くない。
「やっぱり難しいネ、写真って」
率直に言って、本格的に勉強や練習をしようという意気込みはない。しかしまぁ、もうちょっとは上達はしたい物である。ま、のんびりやろう。
紛失物
ネタ的に基地祭疲れ。やはり遠出をするとそれなりに目新しいネタにも出会えるので、それと比べると身近なネタは些細でショボく見えて、何をネタとして挙げたらいいか判りにくくなる。
という訳で、基地祭関係で報告では書いてなかった話を一点。美保基地内で、サングラスの部品をなくしてしまった。
「部品?」
動き回っても外れない様に耳に引っかけるゴムの部品を片方。外した時に適当にポケットとかに入れていたら、再び出す時に引っ掛かって抜け落ちたらしい。以前にも落した事があったんだが、その時は気づいて探したら見つかったので事なきを得たが、今回は見つからず。
「あー、作者さんのサングラス、無駄に上等なやつだったっけ。プロスポーツ選手も使うような、山本光学のGullwing」
昔、ヨットレースのアメリカスカップで日本チームが使っているのを見て、いいなぁ、と思って買った。・・・しかし、今ではすっかりガタが来ている。落したりとかしてレンズ表面に傷が入って来ているし、裏面にも、畳んだ時に耳に掛ける棒(テンプル、と呼ぶそうだが)の先端が当たって傷が付いている。それよりも、車の座席に置いていたら尻で潰してしまい、テンプルの根元(可動部分)を折ってしまい、パテで無理やり補修した状態である。
「なまじ高いの買ったから、なかなか新調出来ないんだ」
まぁ、そう言う事だな。
何度かモデルチェンジしているが、私が持っているのは、今のモデル名で言うと ORIGIN-I に該る。色は、今の ORIGIN-I にはもうないが、フラッシュブルーミラー。さすがにそろそろ買い換え時なのかな・・・。今度は何買おうか。
「また Gullwing 買うつもり?」
たまには贅沢もさせてくれ。以前買ったのは、もう十年近く前なんだ。それ以降、サングラスは一つも買っていない。
「・・・まぁ、勝手にすれば?」
じゃあ勝手にする。基本的には、これまでのモデルに不満は無かった。という訳で、ORIGIN-I の後継モデルっぽい、CARVING-I がいいかな。レンズはやはりミラー系がいい。偏光系の方が機能的だが、あまり操作された視界(乱反射光がカットされて、よりクリアな視界になる)より、ストレートな視界の方がいいかなと。色は・・・赤系も欲しいなぁと思っていたが、青系がある上での二番手として欲しかったという感じなので、もう一回フラッシュブルーミラーで行こうかなぁ。
「ブルーミラーってことは、青の光を強く反射するコーティングってこと。という訳で、視界は青が欠けて、黄色っぽくなるって感じかな?」
実際にはオレンジっぽい感じに見えるが。ただの色が付いただけのレンズなら、青いレンズなら視界も青くなる訳だが、ミラー系の場合は話が違ってくる。
・・・しかし、やっぱり高いよなぁ。一万円程度するし。
「じゃあ、我慢したら? それか、補修パーツとしてゴムだけ手に入れられる店を探すとか」
うーん、しかし、そんなパーツまで扱ってそうな専門店に行くのは気が引けるしなぁ・・・。
「もう、勝手にしなさい」
あうー。「
帰還
家まで帰ってきて、荷物とか降ろして、しばらく休憩して、現状。
とりあえずそれだけ報告して終了。
報告(5)
駐車場まで戻ってきました。今回は、ブルーインパルスの飛行展示の終盤ぐらい(ローリングコンバットピッチ)からバス停方向へ移動を始め、最後(コークスクリュー)が終わると同時に直行するというセコイ?戦術の甲斐あってか、スムーズにバスに乗れた。人出自体が去年と比べてどうだったのかとかはよく分からない。
しかし、今年もバスの乗場付近の雑踏整理は怪しげだ。っていうか、代わりばえしない。列を単純にまっすぐ並べようとする物だから、全長がすぐに長くなって後ろのほうが混乱してくる。その他方で、列の前の方は各方面ごとの乗り場と乗り場の間が開いていてスカスカの状態。前の方から列を蛇行させるようにしてもっとキチッと詰めて、列の全長を抑え前方の無駄な空間を埋めるべきだと思う。
さて、結局ブルーインパルスは。かなり晴れ間も出てきて、一般的には晴れと呼んでいいぐらいの天気になった。しかし、低いところに厚い雲が点々と浮かんでおり、飛行展示向きではない天候のまま。結局、今回も前回私が行った岐阜と同じ、垂直系の課目なしの限定的な展示に終わった。あうー。というわけで、垂直系に属する、バーティカルキューピットや、スタークロスは又もお預け。残念。
あと、前回の更新で書いた、海保のプロペラ。ある程度その手のジャンク?が売れた段階で陳列のレイアウトを替えてしまったようで、完全に売り切れたのか、中途半端な余り物は片づけてしまったのか、よく分からない結果。
ではまぁ、とっとと帰ります。高速道路メインでサッサと帰る気です。帰宅まで更新予定はなしの方向で。
報告(4)
美保基地内です。午前中の飛行展示が終わり、昼食。今回は、早めに簡単なおにぎりでも買っておいたので食料難はなし。こうするべきなんだろう。
天候。雨は降っていないが、雲は結構多い。飛行展示内容が少々控えめに抑えられている印象を受ける。ときおり日が差したりもするんだがなー。徐々に回復に向かっているが、あと一時間ほど後のブルーインパルスのフライトまでにどの程度ましになるのやら・・・。風は思っていたほど強くない。去年は強風で一部中止になったC-1からの物資投下関係も一通り行われた。重い物資用の投下方法、小型のシュートを先に出して、そのシュートに引きずられるようにコンテナを出すタイプの投下も行われた。
その他、前日の悪天候の都合で、地上展示機も予定よりやや減っているようだ。
みやげ物関係。以前に買い損ねた(後で買おうと思ってたら売り切れた)の、海保のヘリのパーツ類、買えた。ターボシャフトエンジンのタービンブレードかなんかと、どっかのベアリング。その他も色々売ってたが、きりがないし見ても訳の判らないジャンクパーツ状態だったのでやめ。あと、何の機種用か知らないが、プロペラを売ってた。プロペラとしては小型なんだろうが、持ち帰るにはでかいし重い。8000円だった。二枚あったけど、買う人いるのかなぁ。覚えていたら、あとで売れたかどうか確認してみよう。
土産用弾丸、持ってなかった12.7mm弾を売ってたので買った。あと、航空機から脱出した時用などに備えつけられているという非常食をタダで配ってたので貰ってきた。カロリーメイトみたいなものだと聞いていたが、確かにそんな雰囲気だ。
地上展示関係。定番の変な飾りつけをしたC-1は今年も健在。車両関係では、移動用レーダーが見慣れない型が来ていた。これまで見たのは板状の物だったが、円筒状のになってた。耐久性や、風に対する安定性の観点からそんな形状に改められた新型のようだ。
例年見てきた、芝生育成中?な場所。どこだかよく分からなくなった。しかし、それらしき数カ所の候補すべてに芝生がそれなりに生えていた。育成に成功したようだ。
とりあえず、このぐらいでしょうか。では、次は帰る前にでも。
報告(3)
美保基地周辺です。やや朝遅いかなと言うことで予定より米子道を一区間長く走って来たが、駐車場を前に渋滞というか、停滞。あらら? こんなケースは初めてだ。遅かった? 現在7:50。マズいのかな・・・。
途中、見通しが良く対向車もいない道で、後続車も結構車間を詰めた状態で付いてくるのでややスピードを残したままカーブに入ったら、少し横に滑り出した。わわわ。ドリフトターンするほど気合入ってないので、適度にハンドルを緩めて対向車線にはみ出しながら減速してから回った。滑ってた時間は少しだったので、ちょっと驚いた程度。しかし、後続車がミラーの中でスピンするのが見えました。ひゃー。回る回る。90°回ってガードレールの目前で止まってました。わー。・・・私のせいじゃないぞ。
10分ほど経過。動き始めました。中は別に混んでない。なんだ? 開門前だったのだろうか? よく分からないが、まぁ大丈夫な様で。
ではまぁ、ボチボチ降車の準備します。はい。
報告(2)
いつもの?米子道・蒜山高原です。結局、途中、特にこれといった遅れの要因はなし。後半は若干細かい道をチョロチョロ走る部分も多くて少し道を間違えたが。前も同じ道間違えたな・・・という場面もあり。あう。
しかし、野球見てないでもうちょっと早く出てればなぁ。
去年は崖崩れ通行止めで通れなかった、岡山県内に入ったらいきなり狭くなる道。今年は通れた。相変わらず豪快な狭くなりっ振りだ。今から載せるほど時間に余裕無いのでまた次の機会としたいが、一応写真に撮ってみたりした。無駄に。
しかし、写真撮る為に車止めてごそごそしていても車は一台も通らず。そういう道にもなる訳だ。狭くなる箇所を抜けると集落の中に出るのだが、改めて見たところ、断続的に道が広くなる場所があったり、点々と用地買収した様な箇所があったりする。道、拡張する気あるのかな?
現状。雨はほぼ止んでいるが、まだ路面はかなり濡れている。風が結構強い。朝になったらどうなってるんだろう、天気。
ではまぁ、ぼちぼち仮眠です。
定例報告?
中国自動車道、揖保川P.A.です。売店があるが深夜は閉まるので、自販機だけ。美保行きの道中は、混雑は無く、単調すぎず複雑すぎず、ちょうどいい道のりなのだが、そろそろ一休みして夜食でも摂ろうか、という頃合いになる場所に適当なコンビニとかが無いのが難点である。しかたなく、自販機のカップラーメンでも食べる。
今回は、事前にガソリンは満タンにしておいたので、いざ出発と思ったらガソリン無い、入れようと思ったらもう大半のスタンドは閉まってるじゃないか、なんてドタバタは無かったんだが・・・野球の阪神巨人戦が終盤思わぬもつれ方をして、ついつい見ている間に予定の出発時間より遅れた。あうー。
以降、西宮あたまで高速道路を走り、それからしばらく一般道、途中山に阻まれまともな一般道がない区間を越える為に一旦中国道に入るいつものルート。道中はおおむね順調なだけに、最初の予定外な遅れがもったいない?
道中。兵庫県内で、なんかやけにゴミが落ちていた区間あり。一般の家庭ごみっぽい物に見えたが、なんだったんだ。一家庭のゴミにしてはかなり多かった気がするので、ごみ収集車から転落したりしたんだろうか。どうにしろ、困った物だ。美観うんぬんというより、車にとって危険である。
揖保川P.A.内。空いている。入ってきた時は一台も車がおらず、貸し切り状態? しばらくすると、パラパラ入ってきたが。現在、このままここで仮眠していくつもりなのか、動きの無い車が二台。あとは一台ずつぐらいが出入りしている。ある車からは、なぜか空のポリタンクを持った人が三人降りてきた。トイレの手洗いの水でも汲んで行ったようだが、何に使うんだ? 飲用するわけでもないと思うし・・・。謎。あと目についたのは、バイクに乗ってきた人が一人ぐらいか。ちゃんとしたプロテクターを着ているのか、なんかぎこちない姿勢で歩いていた。
トイレ。なんか面白い落書きでも無いかなと個室をのぞくと・・・便器が面白い便器だった。簡易式水洗とかいう方式になってた。初めてみる。水を流しても普通の水洗のように勢い良く水が流れない。代わりに、ブラシと放水銃が標準装備になっていた。それで洗えってか。流れきっていない物体が水の排水口付近(蓋が付いていて、流す時だけ開く仕組みになってた)にこびりついていた。試しに放水銃を使ってみると、たちまち色の付いた液が溜まった。わー。
なんだかよく分からない方式だなぁ。どういう事情でそんなシステムになったんだ? 下は汲み取り式のままに、臭気を遮断する意図で水洗を乗っけたんだろうか・・・?
そんな話の後に何だが、夜食としてカップラーメン買ったら・・・湯を入れるところの照明が切れてる。湯の入り加減が見えない。中を見ようと扉を開けると安全装置が効いて湯が出ない。開けたり閉めたりしながら入れる。面倒くせぇ。
車の中で食べ終わってから、この文書いてた訳だが、隣の大型トラックの運転手も食べてるな。なんとなく、ささやかな仲間意識。一方的な。
・・・と、ここまで揖保川P.A.で書いたが、H"が圏外なので、実際に送信したのはもう少し先。というか、結構先。美作町あたり。
火星
おもむろに更新が滞っているが、バーチャロン・マーズに忙しい。
「忙しいっていうかな、たかがゲームに」
私のバーチャロンの遍歴は、「アーケード版・オペレーションムーンゲート(OMG)」→「PC版OMG」→「アーケード版・オラトリオタングラム(OT) Ver.5.2」ぐらいまではかなり熱心にやった。「アーケード版・OT Ver.5.4」が出た頃には、そろそろ熱も冷めれば、上級者と腕の差も離れて距離をおいた。しかし「DC版 OT Ver.5.45」はそれなりにやった。その辺以降、「アーケード版 OT Ver.5.6」系統や、新作「アーケード版・フォース」は全くやっていない。
「筐体が特殊で汎用性が無く高価、しかも客層も特殊ってことで、入荷するゲーセンがかなり限られていったからネ、バーチャロンシリーズ」
身近な店には入らなかったので、結局やらずじまい。
で、マーズは概ね、フォースをベースに拡張した様なスタイルの様である。フォースをやっていない都合詳しいところは判らないが、聞いた範囲では操作性などは似ていた様に思うし、登場する VR(メカ)の名称やデザインも原則同じように見える。少なくとも、OMG→OT や、OT→フォースの時ほどの大きな変化は見当たらない。
「多数のVRが入り乱れる構成になったことを別として、操作系的には OMG と OT を折半したような感じかな? OT よりターボショットやスライディングショット、クイックステップとかの操作が簡素化されてる感じ」
まぁ、OT はちょっとややこし過ぎた気もするわな。立ちの静止状態ですら、ノーマル、右ターボ、左ターボ、しゃがみ、しゃがみ右ターボ、しゃがみ左ターボと、基本動作のみで六種類ある。それが、右武装、左武装、センター武装の三種類で、x3倍。しかも一部機種では、センター武装にはハーフショットという概念があり、右ハーフ、左ハーフで効果がちがったりと、非常にややこしいと言えば、ややこしい。
「多数のVRを同時に動かす処理の負荷の都合から簡素化する意味もあるんだろうけど、操作性の面でもマニアック過ぎたという認識があったのかなぁ?」
内容的には・・・「バーチャロン好きだった人にはどうぞ」という以上のことは、ちょっと言いづらい。
「ドラマチックモードとか言って、バーチャロンシリーズとしては初めて『ストーリー』という概念を持たせたモードがあるんだけど・・・そんなにストーリー的にも、演出的にも、システム的にもいい出来だとは言い難いかなぁ。各種ロード時間とかも結構気になるし」
OT から比べると、全体的に動きが遅くなっている気がする。が、進んで行くとより機動性の高いVRも入手できるので、その辺を踏まえるとそれほど遅くなっている訳ではないのだろう。敵のボス格VRとしては、えっ、と言う様なスペックのVRも出てくる。
「爆風とか、ビームとかのエフィクトが随分おとなしくなった印象もあるよネ。フォースの頃からの話だけど」
あと、テムジンやマイザーなんかのビームソードがやけに短くなった印象を受けるのだが・・・。大筋では、マイザーの全世代に該るサイファーを OT で使っていた人間としては、えっ、という短さである。
「画面の外までズバズバ斬れる長さだったのにネ」
っていうかサイファーは、画面の中より外の方がむしろ斬り易いようなVRだったと思っているが。OT のころの感覚で言うと、アファームドのトンファーぐらいの長さと言うか、判定の広さに狭まった様な印象を受けた。
最後に。実際にやった人は、ちょろっと感じなかっただろうか。『プロジェクトXかよ・・・』と。ステージ名の字の出し方とか、読み方とか。
・・・などとマーズの話をしている最後に唐突だが、そろそろ美保基地へ向かって移動しようと思う。美保基地航空祭。
「なんとか、台風は通り過ぎてくれるみたいだネ」
現時点での天気予報では、六時までは雨、九時になって晴れてくれると言う、間一髪な感じの予報になっている。
「でも、風は強そうだネ。たしか去年も風が強くて、ちょっとだけど飛行展示が縮小されたり、曲技飛行のスモークが流れ過ぎて見にくかったりと不都合だったっけ」
好天でのブルーインパルス六機完全版を早く見たいんだがなぁ・・・。
「去年の岐阜は、六機は揃ったけど雲の多い悪天候で、縮小版の演技に終わったからネ」
天候の回復を祈りたい。
ハラルじゃないミート
近所のホームセンターの折り込み広告を見ていると。特価品の電動ドリルの性能書きの中に見かけた文字。『無断変速』
「・・・それを言うなら無段変速だよネ。無段階に変速できる」
無断で変速するドリルなんて怖くて使えるか。
さて。ウチの冷蔵庫を見ると、黒砂糖を使って作ったとかいうプリンがあった。
「へー。ちょっと変わった感じだネ」
開けてみると、確かに黒っぽい。食べてみると、確かに仄かに黒砂糖の風味。悪くない。
「なんだ、変な味がした、ってネタかと思ったら。で、それがどうしたの?」
なんか、材料だの製法だのに能書きとか垂れてないかなー、と容器を見回してみた。特にそれと言った物は書いてなかったが、原材料の表記の所の欄外に、『ゼラチンは豚由来の製品です』みたいなことが書いてあった。
「は、豚? ・・・ああ、イスラム教徒のかたは食べちゃ駄目だよ、ってことかな?」
そうかな。厳しいからなぁ、イスラムの戒律は。
「インドネシアだったっけ、味の素が製品の材料に豚に由来する物質を非公開で使ってて、大騒ぎしてたよネ」
なかなか、グローバル?な製品っである。
・・・って、待てよ。違うんじゃないか。これって狂牛病の都合なんじゃ無いか。
「あ、そっか。ゼラチンって、牛とかの骨髄が原料だったっけ。牛使ってませんよ、ってことかぁ」
とんだ勘違いである。しかし、イスラム教徒のお知り合いがおられるかたは、注意せねばならない事例なのも事実だろう。
望まざる訪問者
先日、いわゆる『不幸の手紙』のノリのチェーンメールが届いた。
「スパム(無用な広告メール)はどんどん届くけど、チェーンメールが届いたってのは珍しいネ」
Mozilla 1.3 から実装された、ジャンクメールコントロール機能が大活躍である。これはスパムだ、と感じたメールにジャンクを示すマークを付けて、ジャンク用のフォルダに放り込む事をしばらく手作業で続けてやると、それを学習して自動的にジャンクを認識しジャンクフォルダに放り込んでくれる様になる。誤動作した場合は、自動で付いたジャンクのマークを外して取り出してやればよい。そうしているうちにより正確な認識をしてくれる様になる。
「このごろは、毎日二十通ぐらい届くんだよネ。まぁ、サイトに署名としてメールアドレス書いてるから、それをロボット検索な感じに回収されて送り付けられてるんだろうけど」
ちなみに、殆どが英文のメールである。バイアグラや関連の精力剤らしき物の広告が多い。
さて、チェーンメールの話の筈が、スパムの話になってしまったが。届いたチェーンメールの内容はと言うと。
「童謡の『さっちゃん』は、事故死した女の子を同級生が茶化した不謹慎なが歌がベースになっていて、一般には知られていない四番の歌詞で、電車に轢かれて足をなくしたって歌われているんだとかなんだとか。で、その四番の歌詞が呪いになってて、供養の為にこのメールを広げないと不幸になるぞー、っと」
事故の話が仮に本当であったところで呪いなんてあるかよと言う話になる訳だが、今時、インターネットを使えば大概の事は調べられる。で『さっちゃん』について調べてみたが。
・・・という訳でも、根も葉もない話だったと言う事が判明。
「便利なもんだねぇ、インターネット」
レーシング・スピリット(空回り)
ホンダがこの頃、小型耕運機?の TV-CM をやってるな。
「別に特定の製品名を CM してる訳じゃあ、ないけどネ」
高校かなんかの園芸部で二枚目の青年が小型耕運機を操る姿に、黄色い声が飛んでいると言う、なんとも妙な CM 。
「まぁ、あの手の小型農業機械とかも、昔からホンダの製品の一角なんだけどネ。都市部に住んでると、気に留める機会がないだけで」
しかし、あんなノリの TV-CM みたら、耕運機やトラクターとかにも Type-R だしたらどうだろうとか思ってみたり。
「まさか、そんな。(^-^; 」
そりゃまぁな。しかし個人的に Type-R の赤地のエンブレムに取り替えてる人は居そうな気がするが、どうなんだろう。
無関係をいいことに言い放題?
タバコの商品名やパッケージ、広告などに関して、色々と規制が強化されつつある話を時々耳にするが。
「ライトとか、マイルドとか、有害性の低さをイメージさせる言葉は駄目、とかいう話だったっけ」
あまり詳しい進捗は、タバコ吸わない都合もあって知らないが。
いっそのこと、タバコをもっと全体的に攻撃的なネーミングにしたらどうだろう。一時期、ビデオカードのネーミングが激化合戦?をした時みたいな感じで。
「・・・って、もう結構前の事だし、あんまり感心なかったから覚えてないけど。チップの名前のサベージ(savage:獰猛な)ぐらいしか覚えてないなぁ。個別の商品名はもう思い出せないよ」
まぁ、別にビデオカードの名である必要は無い訳で。訳したら、強力な、とか、凶暴な、とか、破壊的な、とか、そう言う単語を引っつけたらいい。
「いっそのこと、放射性の、とか、原子力の、とかつけちゃったりして」
広告ポスターは、きのこ雲型の煙を吹く人の姿。・・・って、それはどうなんだか。
「でもって、今までで言ってたところのライトというか、ニコチンの少ないタバコを普通の名前にしたらいいと」
害が低い事を連想する名前が駄目なのなら、いっそ、大多数の商品を凶悪な名前にしておいて、その中で普通の名前が付いている、っていう相対的な表現で示すのはどうだろう。
・・・まぁ、駄目だろうが。
死 or プー
ヨットのマッチレースの最高峰、アメリカスカップ、次回開催は2007年になったようだ。
「前回優勝したのは、海のないスイスのチーム、どこでやるのかなーと思ってたんだけど」
その点は、まだ未定で、地中海か大西洋に面する都市から立候補を集っている段階だと言う。
さて、前振りは置いといて。小学校の校長が、授業中に『ドレミの歌』の替え歌を歌って教育委員会から注意を受けたそうで。
「ドレミの歌?」
んな訳ないだろ。『ドは髑髏のド〜、レは霊柩車のレ〜』とか歌ったそうだ。最後は『さぁ、死にましょう〜』
「へー、そんなバージョンもあったんだ。初耳だネ」
『おならの歌』バージョンは聞いたことあるんだがなー。『ドはどこでもプー、レは連発プップップー』って。その校長のオリジナルだったりするんだろうか、と思って調べてみたが、違った様だ。Googleにて『レは霊柩車』検索。
「うーん、色々あるんだなぁ。っていうか、Google恐るべし?」
ちなみにこっちは『レは連発』の場合。
「どっちの歌も、微妙なところで違いがありつつも、グローバル?に広がってるんだネ」
『おならの歌』の方が、普及率?は高い様だが。
その校長先生、せめて『おならの歌』の方にしておけば冗談んで済んだかも知れないのに。さぁ死にましょう、は不味いだろう。
「・・・そう言う問題じゃないような。(^-^; 」
やっぱり?
テレビ出演
TV-CM を見ていると、ん? と思うものが登場している物があった。一回目は、んー何だったんだろう、と見過ごしたが、二度目で気づいた。キリンビバレジの新製品、ノンアルコールでカクテル風味という炭酸飲料 wo のCM。
「ん・・・、サーバルキャット?」
そそ。今の私のハンドルの由来、サーバルキャット。独特の、猫っぽいけど、猫にしては大きい耳が目に入って、ん、と思ったら、サーバルだった。
「普通の猫より二周りぐらい大きいけど、体型は猫よりスレンダーで脚が長い。身体は豹柄だけど、顔つきは猫。でも、耳が大きい。そんな感じの動物だよ」
CMの中で、初めてサーバルの鳴き声を聞いた。猫より、やや低く濁った感じの鳴き声だった。
「猫の鳴き声で『ニャーオ』と書くところを『マーオ』とでも書く様な感じかな?」
小ばなし
ネタ途切れがち。
有事法制。
「どうにしろ、前進というか、変化があった事はいいことだネ。国民の権利の保護が云々とか言う話にが残ってるけど」
っていうかそもそも有事ってのは、国民の権利を制限すべき事態だと思うんだが。
いつの間にか、影の薄くなった事。
「保守新党の松浪議員の問題、静かになったネ」
まだ完全に消えた訳ではないが、マスメディアの反応は大幅に緩くなった。
「我慢したもの勝ち?」
新聞のごく片隅に載ってた程度の事。
「来月の18日から、ETCの普及の為に来月から先着45万件(業務用35万+一般10万)で5000円の補助金を出すんだって」
これはいいタイミングなのかもしれない。割引率の高い五万円ハイウェイカードが廃止になってしまうので、いつかのタイミングで ETC 導入も考えるべきなんだろうなーと思っていたが、機械の購入・取付分の予算を割引分でペイ出来るのに掛かる時間を考えると、躊躇する物があった。そこに5000円は少なくない。
「日常的にバンバン高速道路使う様な人にはいいんだろうけどネ。でも、作者さんはそんなに使わないから。一年でせいぜい1〜2万円分ぐらいしか高速道路使わないから」
二年で5万円(ETC割引適用で58000円分)使ったとしても、それでペイ出来るのは8000円。5年程度はかけないとペイしきれない。
潜在能力
白装束の人達に捜査の手。
「まぁ、怪しい事は怪しいんだけどネ」
しかし、別件逮捕と言うか、なんかこじつけてひっぱっちまえ、的な雰囲気が感じられてならない。
「でもやっぱり、怪しいとは確かに思うんだけど」
かと言って、怪しいだけで捕まる様な時世になってしまっても、それは困る訳で・・・うーん。
書こうと思いながら忘れていた話。先日成功した、M-V ロケットによる小惑星探査衛星打ち上げの話。
「M-V の打ち上げ映像みてるとなんか・・・『ミサイル発射』みたいな映像に見えちゃうよネ」
周辺諸国の目で見ても、いつか日本はアレを弾道ミサイルに転用するんじゃないか、と潜在的な脅威に見られていても不思議無いと思うんだが、どうなんだろう。
「H-1 / H-2 とかは液体燃料ロケット、打ち上げ直前に燃料を入れなきゃいけないロケットだけど、M-3S / M-V とかは固体燃料ロケット、燃料を入れた状態で保管できるロケットだしネ」
有事法制問題で、弾道ミサイル攻撃が想定される事態云々の話題で、攻撃の意思表明があり、燃料の投入が始まった段階を持って反撃の権利が発生する・・・とかいう話になっていたが。
「ノドンやテポドンは液体燃料ロケットを使ってるから、そんなこと言っていられるんだけどネ。固体燃料ロケットのミサイルだったら、そんなこと言ってられ無い事態に」
世界の主流?は、当然、固体燃料である。
M-V を仮に弾道ミサイルに転用したら、複数弾頭を搭載し、射程も10000Kmを越す本格的な大陸間弾道弾に仕立てる事が可能に思える。先代の M-3S / M-3SII などでも、5000Km 程度の中距離弾道弾になるだろう。もう少し射程を短くしたいなら、M-3S から一段目ロケットを省略した様なものでも作ればな良いだろうし。短射程化をするのはそんなに難しく無いだろう。
「衛星打ち上げ能力があれば、弾道弾の制御もできそうな感じがするよネ。狙った軌道に衛星を投入する技術があるなら、狙った地点に再突入体を落着させることも充分できそうに思えるし」
基礎的な弾道ミサイルの発想は、第二次世界大戦の段階で既にドイツがV-2ミサイルで確立し、実戦投入された物なのだ。技術的にそれほど難しいものだとは思えない。
発酵食品
なんか怠けてる。
先日、文部科学省が実施した小中学生に対する学力テストの結果が発表されていたが。
「ちょっと、っていうか、かなり、呆れちゃったよネ」
ネット上を歩いていると、表現力や読解力の欠如を感じる人間に遭遇する事は多々ある訳だが、なるほどなぁ、という裏付けを見てしまった気がする。
いくつかのメディアで例題を紹介していたと思うが。NHKのニュースで言ってた例題が印象に残っている。自動車の輸出台数だったかな、それの国別の割合の円グラフが示されていた。アメリカが大きな割合を占めて第一位で、以下、上位四位か五位ぐらいまで順次割合が%で掛かれていて、残りはその他として掛かれていた。
「で、設問の主旨は、そのグラフを見て『アメリカを始め上位三カ国で占める割合はいくらか』って内容」
小学校高学年ぐらいの問題と言う事になっていた。五年生だったか。
「こんなの簡単だよネ。一位と、二位と、三位の国の割合を足し算したら終わり。グラフが無くて、知識として上位参加国の数字を暗記してろっていわれたら難題だけど、数字は全部書いてあるんだし」
しかしその正答率があまり高くなかった。解説者曰く、『アメリカを始め上位三カ国』という表現の意味するところが判らず、無回答だとか、アメリカ単独の割合を答えてしまうとか、第四位の国まで合わせた割合を答えてしまうとか、そんな事例が見られたと言う。
もう一問。動物園の入場者数とかが示された問題。『入園料は大人800円、子供500円、昨年一年間の入園者数は150000人でした。昨日の入園者数は500人でした。今日の入園者数は、昨日より10%減りました。今日の入園者数は何人でしょう』って感じだったかな? 細かいところは覚えてないけど。
「これは、500人から10%減ったんだから、450人。式を書くなら、500-(500x0.1) か、500(1-0.1) 」
ようは、前半の入園料だとかなんとかいう数字はダミーで、そのダミーに惑わされずに『問題を解く為に必要な数値を選び出して使え』ということなわけなんだが、それが出来なかったか、無回答がかなり多かったと言う。
「まったく、なんだかなぁ・・・」
敢えて言おう。カスであると。
「決定的打撃を受けた小中学校にいかほどの学力が残っていようと?」
なんだかそんな気分になる。
これは知識、物を知っているというか『暗記している』と言う概念とは全く別の問題だ。
「物を考える能力の欠如だネ。知っている事を、どうやって使って、どのような答えを導くのか」
一体、どういう教育をしていたらこんなバカが仕上がってしまうのか判らない。それが判らない以上、どうやったら状況が改善されるのかもよく判らない。
取り敢えずもっと頭使え。想像力を働かせよ。
「想像力を甘やかす、安易なメディアが増え過ぎたせいなのかなぁ。表現力豊かな、ゲームとか、アニメとか、コミックとか」
昔はもっとしょぼい表現力しか持たないメディアから得た情報を元に、自分の頭の中で色々と思い描いて楽しんでいた物だと思う。
「それが今や、自分で考えなくても、既に完成された情報を与えられて、自分で考えて楽しむというプロセスがおろそかになっちゃった、と。そんな感じかな?」
以前にも何かの話題で引用したと思うが、この台詞を引用して今回の終わりとしたい。
赤ん坊に甘い物ばかり食わせると、そればかり欲しがって、肝心の栄養のある食事を受け付けなくなるそうだ。やはり、砂糖菓子の様な物こそが有毒だ。別に食いモンだけの話をしてるんじゃない。世の中砂糖菓子でいっぱいだ。そんな物ばかり見てたら、脳が腐ってヨーグルトになっちまうぜ。
COWBOY BEBOP Session:XX
山ウドを求めて
昨日、野生の山菜のウドを探しに行ってきた。
「去年か一昨年だったかにも、探しに行って空振りしてなかった?」
そうなんだよな。私が小学生ぐらいの頃、親父に連れられて何度か行ってたんだがな。ちょっと山菜の話題を耳にして、ちょっと遅いだろうな、と思いながら行ってみた。
・・・とは言う物の、コレと言ったあては無いんだよな。水辺に生えている様な物だと言う事は思えているし、漠然とだが外見も覚えているつもりなので、見分けられるとは思っているんだが。
「昔、親父さんに連れて行ってもらった場所は覚えてないの?」
大雑把にしか覚えていないのでよく判らない。前回も昔言った場所には辿り着けなかった。今年も行けず。っていうか、大枠の方角と言うか方面として、あっちだったかな、こっちだったかな、と言う候補があるのだが、前回と同じ間違いをした。ま、ウドぐらい、そんなに決まった場所に行かなくても見つかるはずだと思うんだが・・・。
「でもなかなか、車止めて藪に入って行くのに丁度いい様な場所って見つからないよネ」
ごく小さな川というか、水の流れ(飛び越えられるぐらい)がある場所を見つけて、その周辺を探りたいんだがなぁ。
「らしい場所を見つけても、そう思う様にウドないしネ」
ウドを探して何が鬱陶しいって、一見ウドに似た物がたくさん生えていることだ。ちょっと見なおせばすぐに違うなと判る程度の物なんだが、遠目に見て、もしや、と思っては違ったかと何度も思わされる。
そんなこんなで、三回ぐらい場所を変えて、ついにそれらしい物を見つけた。・・・しかし、食べごろを過ぎて伸び過ぎた感じだった。何本かまとまって生えている物なのだが、大きい物ではもう1mを越すぐらいまで伸びていて、葉も開ききってる。
「30〜40cmぐらいまでじゃないのかなぁ、ウド食べるのって」
だと思う。というか、それ以前に、一見でウドって確信は持てなかったんだが。もう久しく野生のウドなんて見てなかったからなぁ。なんか思ってた以上に茎に棘と言うか毛の様な物がビッシリと生えていて、ザラっとしている。枝振りの雰囲気なんかはウドだと感じたんだが・・・。
「匂いでも嗅いだら判るんじゃないの」
そう。取り敢えず葉の匂いを嗅いでみる。仄かにそれらしい匂いがしないでもない。少なくとも、ウドじゃないっていう臭いはしなかった。という訳で、折ってみた。
「あ、何も書いてなかったけど。ウドって、茎の根元付近をメインに食べる山菜だよ。新芽とかも食べるけど」
で、折った茎の臭いは間違いなくウド。やった、ついに発見! ・・・時期が遅くて伸び過ぎてるけど。
伸び過ぎだよなぁと思いつつも一本持って帰った。親に見せてみたところ、まぁ喰えない事もないだろうって事で食べた。
「ウド自体は、親御さんの実家から送ってきたのとか時々食べてたよネ」
しかし、送って来るのは畑で育てたウド。天然物ではない。宅配便で送る都合、収穫から食べるまでの時間も開くし。今回は久々の完全天然物で、当日の取りたてだ。
・・・香りは強い。しかし、思ったよりエグみが強いな。こんな味だったかなぁ。
「こんな味だったのか、伸び過ぎたせいで味が落ちたのか、何だかよく判らないネ」
覚えていたら、また年を改めてもう少し速い時期に同じ場所にでも行ってみたい。
「ウドは、基本的に毎年同じ場所に生えて来る植物だからネ」
因果応報
なんか先日も、ネット上の掲示板で児童殺害を予告する書込みを使って逮捕された輩がいたが。
「そう言う方面の言葉で言うなら『タイーホされた』とでも言うのかな」
懲りないなぁ。ネット上での情報の発信源の追跡は、技術と権限のある人間にとってはたやすい物である。
「元々権限は持ってる公安が、技術も手に入れつつある今時分じゃあ、その追跡能力はそれなりの物になっている筈だよネ」
それを振り切る確固たる技術的自信があるならともかく、軽い気持ちで余計な事はしない方がいい。
「軽い気持ちでイタズラしたのが、軽い気持ちで追跡されて、軽い気持ちで逮捕されるだけ」
ある種の文書というか、電子文書の形で証拠物件が残ってしまう以上、検挙もし易いだろう。
書き込みをする側は面白半分でやっただけなんだろうが、逮捕する側も面白半分で捕まえてそうな気がする。
続報的
前回書いた、ヨルダンで起きた、毎日新聞の記者が持ち込んだ物が爆発して、警備担当者が死傷した事故だが。
「やっと、爆発物がクラスター弾頭の子爆弾、で話が固まったみたいだネ」
既に爆発した後の残骸だと思い込んでいて、投げて遊んだりしながら土産として持ち帰ってきたと言う話だったが。迂闊な話だなぁ。
「クラスター弾頭の子爆弾の不発率が高いことはその筋じゃあ有名な筈なのにネ。そのお陰で、半ば地雷の様に作用するって」
不発になるのは、欠陥であり過失なのか、仕様であり故意なのか怪しい物だ。
ただ一点、それを最終的に起爆させてしまった警備担当者の扱いも迂闊だったと言えば、迂闊だったんだろう。
白装束軍団。マスメディアに追い回されることを放送による人権侵害だとかストーカー行為、警察や自治体によって行方を制限されたりするのは権力の乱用だなどと言い出したら、司法の判断はどうなるんだろう。
「アーレフ(前オウム)の信者の転入を自治体が拒んだり、入学を学校が拒んだりした事例に関しては、アーレフ側勝訴になったりしてたんじゃなかったっけ?」
怪しいから、という訳で裁く事は出来ない訳だしなぁ。
ところで白と言うと、WIRED NEWS で『ハリウッド映画に頻繁に登場する「白い」悪役』なんて記事を見かけた。
「ほほう、服装の白だけじゃなくて、先天性白皮症(アルビノ)の話なんかが噛んでそんな話になりましたか」
ちまちまと
過失で爆弾テロを起こしてしまった毎日新聞記者。
「あの爆発物、結局なんだったんだろうネ」
随分時間が経ったのに、ズバリこれでした、という結論が出ないな。
「クラスター弾頭の子爆弾の一種じゃないかって話が妥当な感じだけど」
クラスター弾頭にもいろいろあるからなぁ。伝えられている所の、釣鐘形っぽい形状の物もあるんでなかろうか。
「紐が出てたのも、落下時の姿勢制御用の吹き流しみたいなもんでないか、なんて話もあったし」
白装束の人達。
「今のところ、法的に的確かつ強く規制する手段は無さそうだしねぇ」
下手に強く規制できる権限を国家に対して認めてしまうのも危険。かと言って野放しも危険。
「まぁ、難しいもんだネ」
有事法制。
「マスメディアは、比較的静かな感じだネ」
そろそろ潮時ってことだろうか。野党側から対案も出され、賛成vs反対の構図でなく、法制化はするが、どういう法にするのかという方向に向かい出したことに対して、小泉首相曰く『備えあれば憂いなしというが、備えをすれば憂いがやって来ると言う様な論理がまかり通っていた』なんてことを言ってた。
「まー、いつかどこかのタイミングで備えは必要だと思うよネ」
タイミングを誤れば、相手を刺激してそれこそ憂いを呼び込むことになるかも知れないが、かと言って悠長に構えていると備えが間に合わないと言う事態も起き得る訳で。
宇宙戦艦ビスマルク
昨日、第二次世界大戦中に沈んだドイツの戦艦ビスマルクを潜水調査するドキュメンタリーをNHK-BS1でやってた。
「結構前に、ハイビジョンで先行放送してたよネ」
沈没した戦艦の調査と言えば、以前、テレビ朝日が大和の調査をしてた事があったな。船体が三つに折れて散らばっており、とても宇宙戦艦に改装できる様な状態ではなかったように覚えている。
「おいおいって。(^-^;/ 」
まぁ、大和の時に関しては、これといって面白い新事実見たいな話があった記憶はない。
「魚雷を二十本程度、それも大半を左舷に集中して食らいながらも容易には沈まなかったような艦に、沈没の謎も何も無さそうだしネ」
そこまで食らっても即座に沈まなかった事の方が不思議なぐらいだろう。
さて。ビスマルクが沈んだ経緯に関しては殆ど知らなかったので、なかなか目新しい話が多かった。
「一発の魚雷に舵をへし折られて、操舵不能になった所をイギリス艦隊に包囲されて滅多打ちにされて沈んだ、なんて本来なら基本的な話すら初耳だったしネ」
魚雷一発で操舵不能に陥ったのが、単なる不運だったのか、設計上の欠陥だったのかは知らない。
「大型艦になると、舵は複数、それも主と副とかいって、何カ所にも付けるんじゃなかったかな? そのレイアウトの工夫とかで、一撃で完全な操舵不能になるのを可及的に避ける様な設計は出来るみたいだしネ」
だがまぁ、全長250m程もある戦艦の船体の中で、舵の付いた場所に直撃したのはやはり不運には違いないだろう。
実際の潜水調査が始まり、船体を発見したところで驚いた。ビスマルクは艦尾のごく一部がもげただけで、殆ど原型を保ったまま沈んでいたという。
「海底火山の斜面の上に沈んで、斜面を延々と滑り落ちた末に止まった、なんて感じになってネ」
後から少しWeb上で調べてみると、ビスマルクが艦全体を装甲で被う様な設計になっていたせいなのかも知れない。当時、戦艦の徹甲弾の貫通力が向上し、艦全体を完全に防御することは困難になり、艦の主要部分に集中的に装甲を施し、その他の部分の装甲は犠牲にする、という方向へ設計思考は向かっていた。それに反して(遅れて?)ビスマルクは全体を装甲していたと言う。
「大和の方は三つに折れてたのはそのせいだったのかなぁ? 船体中央の集中防御区画と、その前と、後ろ、の三つに」
どうたっかなぁ。どういう話になっていたか、よく判らない。
沈没の経緯もなかなか興味深い結論に達していた。打倒ビスマルクに意地になったイギリス艦隊は、圧倒的優勢な状況に乗じてトドメを刺すつもりで徐々に接近しながら砲撃を加えたのがあだになって、逆に仕留めきれなかったという。
「接近し過ぎると、殆ど真横から砲弾を撃つ様な感じになって、肝心の水面下にダメージが行かないんだよネ。距離が離れてたら、斜め上に向かって撃って、放物線を描いて飛んで行って、落下しながら突き刺さるから、船体の深いところまで突入して行って破壊出来るけど、横から撃つと上っ面を破壊するばかり、と」
艦上構造物をいくら破壊しても、艦そのものは沈まない。上に乗っかった物をいくら破壊しても、中に水は入らないからだ。下の方を破壊して浸水させない限り、艦は沈まない。
「で、調査の結果、撃沈に至らせる様な有効弾の痕跡は発見できなくて、乗員が爆薬を仕掛けて自沈した、ってのが結論になってたよ。艦そのものは沈まなくても、内部は破壊されていく一方で、戦闘能力も無くなれば、乗員の被害も増える一方だし、ってことで」
浮いていることと、戦えることとはまた話が別だしな。
しかしまぁなんだなぁ・・・悲劇は悲劇だが、まだ、最終的には戦艦同士で戦って沈んだ分だけ、戦艦としては幸せというか、本望な最期だったのかも知れない。・・・乗員にとっては沈むことはどうにしよ不本意だろうが。
「大和級は、大和も武蔵も、結局本格的な戦艦同士の砲撃戦はすることなく、航空機に屠られたしネ。長門級は、長門は戦後まで生き長らえたけど核実験の標的艦として沈没、陸奥は事故で沈没。アメリカのアイオワ級なんかも、結局は上陸支援の為に地上を砲撃するばかりで、戦艦同士の決闘と言うほどの物は行う事なく、退役したんだったと思うし」
アクション政治?
ブッシュ大統領、派手な演出で事実上の勝利宣言やってたなぁ。イラクとアフガンの戦闘に関して。
「航行中の空母に着艦して、甲板上で演説だってねぇ」
空母の甲板で演説を打つだけでも充分派手なのに、艦上機に乗って来て着艦して演説である。フライトスーツ姿とかも披露してた。
「言っとくけど、マリーン・ワン(大統領専用ヘリコプター)とかで降りたんじゃないよ。甲板上のワイヤーに引っかけて強制的に止めなきゃいけない、固定翼の普通の飛行機で降りてた」
事前に着艦して演説すると聞いて、何で降りて来るんだろうと思ってみていたが、なんか見覚えの無い機体で降りてきた。練習機か何かだった様だ。
「でも、なんか演説の内容は地味だった見たい」
明確な勝利宣言ではなく『主要な戦闘は終わった』という既に判り切った現状の再確認のような内容だったらしい。
「なまじ完全な勝利宣言をしちゃうと、それを以て終戦ってことになって、捕虜の開放とかを含めた『戦後処理』の段階に入らないと行けなくなることへの配慮ではないかとかなんとかいう観測がされてたけど」
なんだかなぁ。
「内容の地味さを演出の派手さで補う演説だったみたいだネ」
・・・アクション映画じゃあるまいに。演出ばかり凝ってどうするんだか。
「ま、政治にも演出もは大事といえば大事なんだろうけど・・・」
たかが10円、されど10円、でも所詮は10円?
発泡酒値上げというか、増税だってな。
「作者さんはどうせ飲むならビール、発泡酒は駄目だって人だから、あんまり関係ないよネ。あ、ワインも増税か」
まぁ、350ml缶の発泡酒で10円の値上げに対して、ワインは720ml瓶で10円だそうだからな。相対的な影響は小さいだろう。ワインは専ら輸入品な都合か、元々、買う店や時期によって値段の差は結構ある印象があるし。っていうか、そもそも飲む頻度がごく低い。
しかし、発泡酒なぁ・・・あんなデフレの象徴みたいな飲料が幅を効かせているうちは、日本の景気は上向かないんでなかろうか。
「結局、安売りで勝ち逃げる人って、いないんじゃないかなぁ。一時はデフレの優等生なんて言われたユニクロ(ファーストリテーリング)も旗色が怪しくなって久しいし」
ハンバーガー半額のマクドナルドも怪しくなったしな。
安売り競争の後に残るのは、疲弊しきった大企業と、競争で叩き潰された中小企業ってところでなかろうか。
「後になって振り会えれば、最後に勝ち残るのは、ブランドイメージと品質、それ相応の価格って物を守りきった企業だと思うんだけどなぁ」
懐古的
昨日、オフィシャルサイトの通販で注文したガガーブトリロジー回想録が届いた。予定通りの期間で届いて安心。
「でかい本だねー。辞書みたい」
さて。ストーリー・ダイジェストなる物なども載っていることになるが。ダイジェストと言うよりは、ダイレクトだな。これで殆どのページを占めている。これをどう思うかでこの本の評価が決まると言っていいだろう。
「ストーリー進行上で必ず発生するイベントと会話を全部そのまま文書化した感じっていうか。オープニングからエンディングまで、一通り網羅しているみたいだネ」
ストーリーから外れた世話話なり隠しアイテム発見とかなりという物には基本的に触れていないが、ストーリー本編だけでも尋常ではない文章量となっている。
私としては、これ以上ストーリー外の細かいことまで書かれても、いたずらにページ数が増える上に読み進みにくくなる(ストーリーから脱線し過ぎる)と思う。本当にもっと細かいこと読みたくないのと問われたら、読みたくない訳ではないけどと思うが、ここは我慢のしどころだろう。
「ま、食べ物の好みなんかと同じだネ。好きな物だからってそればかり食べてたら、食べ過ぎになったり、栄養が偏ったりする訳だから」
逆に下手に再編集して削られても、編集のやり方の好みが別れて厄介なことになるのでなかろうか。
感覚的には、ダイジェストだのなんだのと言うより『簡易小説版』といった感じだろうか。小説的な情景描写などは殆ど加えられず、ゲーム中の台詞などを拾っただけだが、それでも、そのまま読み進めば、それなりに読み物として楽しめる。
「それだけ、元々小説っぽいゲームっていうか、ひたすらにストーリー命なゲームバランスだったってことじゃないのかな」
という訳で、そんなのがメインであって、これと言って新しい未公開設定みたいな物の公開は無い。ましてや、後付けな新規設定みたいな物も作られていない。
「何をいまさら、そんな余計なことを・・・ってことを感じる様な要素は無さそう」
逆に、新鮮味がない、と感じる人も多そうだが。
私としては、何か新しい未公開設定の様な物が出て来なかったのは残念だが、逆にストーリーがほぼ完全に網羅されたストーリーダイジェストは望外の出来であった。差し引きすると、充分に満足のいく内容だと感じている。
詰め合わせ
サラッと三件ほど。
北朝鮮、核兵器保有を言明。
「アメリカは、水爆起爆用の原爆の製造再開を表明」
重水素を高熱高圧にすることによって起きる核融合反応を使うのが水爆だが、核融合反応を起こさせるほどの高熱高圧を発生させる為には、今の技術ではプルトニウムやウランを高熱高圧にすることによって起きる核分裂反応を使うしかない。核分裂反応は、通常の火薬で充分に引き起こせる。
「なんだか、五十歩百歩」
しかし、脅威となり得る国には先制攻撃を掛けていいというなら、あの国どうにかしてくれ、アメリカ。っていうか、平壌宣言はもはや撤回の時期でないか。
空自が、自前の空中給油機調達に先立って、米軍の空中給油機を借用して空中給油訓練をやるとかいう話を聞いていたが。いつの間にか、もうやってるんだな。空自オフィシャルサイトnの報道発表資料より『空中給油訓練について』
「ふーん、今週の始めの21日からやってるんだ。二週間の予定かぁ」
それを踏まえて、六月には移動途中に空中給油を受けるのを前提に、アラスカで行う演習に参加する予定だったりもするそうだ。
「結構大事の様な気がするんだけど、世論の反応は地味だネ。隊員勧誘用に住民基本台帳のデータとかが流用されてた、とかで騒いでるけど」
カメラ付き携帯電話を使った盗撮が問題になったことがあったが。
「メール操作とかと見分けにくいってのが問題だったりしたよネ。最新のカメラ機能が強力になった機種には、正にデジカメみたいな構え方して撮る様な構造が採用されてたりするのは、その対策の一環だったりして、なんて話をしばらく前に書いたよネ」
美術館とかの、撮影禁止場所での撮影も問題になっているらしい。悪意を持った盗撮よ言うよりも、その手軽さゆえに『撮影をしている』をいう感覚が無く、悪意なく撮る様な人がいるらしい。
「それで、撮影禁止を条件に美術品を出品した相手から美術館側が契約違反と言われてしまう危惧があるとかないとか」
劇場とかでは、妨害電波を発して強制的に携帯を圏外にしてしまう手段が取られたりしているが。いっその事、外部から制御する規格の様な物を作ってしまうことは出来ない物か。
「通話禁止とか、写真禁止とか、電源投入自体禁止とか、場所に応じて規制と制御が出来るって感じ?」
そそ。医療機器への携帯の電波の悪影響なども言われているが、医療機器側から自分自身の動作に支障のない周波数や信号パターンで何らかの電波を発信して、それを受信すると携帯が強制停止状態になる、なんてことも出来るんじゃないかな。
「・・・でも、なーんか絶対悪用されそう」
そりゃあ、既存の妨害電波を使うやり方でも問題は起き得るし、その他、ビルの地下などで携帯を使用可能にする為に設置する簡易な中継機(屋外の電波を地下室へ中継する装置)なんかでも、中継機が電波を独占してしまって、その周辺の地上の電波状況が悪くなる、なんでトラブルも起きている。
「大規模な地下街とかの場合は、地上の基地局との中継じゃなくて、地下に地下の為の基地局を設置するからそう言うトラブルは起きないんだけど、規模が小さいと中継で済ませようとして、問題の元になると」
便利さってのは、全てに平等であり、全てに非情な物である。便利な技術と言う物は、よい行いを成す上でも便利だし、悪い行いを成す為にも便利な物だ。
「その辺を如何に、良いことの為だけに便利さを提供できる様にするかが、技術者さんの腕の見せ所なんだろうけど」
しかし得てして、悪い行いを困難にしようとすると、良い行いを成すことまで困難になったりする。
「いろいろと難しいネ」
・・・サラッと、には収まらなかった。ま、いっか。
ヲ?
23日に発売の書籍『ガガーブトリロジー回想録』買おうと思ったんだが・・・売ってねー。
「まぁ、マニアックな本だろうからネ」
出版社も新紀元社と、マニアックな本をよく出している印象の強い所だしなぁ。それだけ、充実したマニアックさ?に仕上がっていそうではあるが。
「あ、ちなみにガガーブトリロジーって、falcomのRPG、英雄伝説III, IV, V の三部作(トリロジー)のこと。ストーリー命の異色と言ってもいいRPGで、ストーリーを語る事の為に他の全てを捨てた様なRPG」
IVは、戦闘システムとかも結構凝ってたがな。特に初期版のPC-9801版とか。っていうか、IVはむしろそっちがメインだったのかも。MS-Winへのリニューアルの際には、ストーリーもろとも大幅に作り替えられてかなり別な作品になったが。
しかしなぁ・・・。そんじゃそこいらの本屋にポッと入る様な本ではないとは思っていたが。
「全775ページで、値段も3700円なんていう、異様な本だしネ」
学生などが多く通る立地条件からか、店舗規模の割にはかなりゲーム攻略本とかが充実してる近所の本屋には、入らなかった。繁華街まで出向いて、大型の書店も数件見回ったが、見つけられなかった。あうー。
まぁ、しゃあない。無難に通販ででも買おう。
「下手に探す時間や交通費を喰われることを思えば、送料払ってでも通販の方が利口かもネ」
二、三日ほどで届くことになってるらしいが、無事届くのかなぁ。GW中にでもじっくり読むのに丁度いいと思ってるのに、GW過ぎてから届いたら哀しい。
航空戦力
数日前、空自がクラスター爆弾を保有していることに云々と言う報道があった様だ。
「何を今さら・・・っていうかなぁ」
空自に関心を持っている人ならばとっくの昔から知っていることだと思うし、航空祭などでも展示され公開されている。私も去年、小松で見た。演習用のダミー弾だったが。
「まぁ、クラスター爆弾が強力な殺傷力を破壊することは確かだと思うけど・・・」
ただでさえヴァリエーションの少ない空自の空対地兵装を減らせと言われてもなぁ。
今の空自が保有している空から地上を攻撃する為の兵器は、自由落下爆弾(ただ落ちるだけ)の普通爆弾が重さ違いでいくつかと、クラスター爆弾、それとパッシブレーザー誘導爆弾(レーザー光線を照射し、そこへ向かって誘導させる)に、無誘導のロケット弾ランチャー。それだけだったと思う。
「世の中には、建物とか予め場所が判っていて固定の目標を狙うのにお手頃なGPS誘導の爆弾とか、戦車とかの移動目標を攻撃する為の赤外線画像解析誘導のミサイル、レーダーサイトを破壊する為の敵のレーダーを逆探知してその発信源に突入するミサイルとか、もっと色々あるんだけどネ」
誘導方式の違い以外にも、地下シェルター破壊用の貫通力の高い爆弾とか、滑走路破壊用の深く広い大穴(=復旧が困難)を開ける為の爆弾とか、あとは燃料気化爆弾とか、まぁ、色々な物がある。
「空自が前提とする空対地攻撃っていうと・・・なんなんだろ」
自衛が建前だから、着上陸を試みる水上戦力の撃退と、着上陸に成功した敵勢力の撃退が目的となるんだろう。・・・着上陸を許してしまう様な状況下で空自が機能しているのか(それ以前に壊滅させられるのでないか)ということを言ってしまうと身も蓋もないので(それを言うと、陸自は必要ないという話になる)それは置いておく。
「その意味じゃあまぁ、一番外側での撃退法、水上戦力に打撃を与える為の空対艦ミサイルは充実してるわけなんだ」
少なくともカタログスペックなり演習での模様の話なりの上は、空自の国産空対艦ミサイル ASM-1/2 は、世界でもトップクラスに分類されるミサイルである。一応は新鋭となる支援戦闘機(一般的な空軍で言うとことの戦闘攻撃機)F-2 は、それを四発積んで飛べることを前提として開発された。旧式の支援戦闘機の F-1 や、支援戦闘能力を付加した F-4EJ改では二発までだった。
「 F-2 の原型の F-16 も、空対艦ミサイル(アメリカだと、AGM-84A ハープーン)の搭載能力は二発だったよネ」
それから比べると、対地攻撃は貧相なんでないかなと。
「うーん、何がいるんだろ。燃料気化爆弾なんかは持つ訳にはいかないよネ。っていうか、いらないし。地下シェルター破壊用とかもいらなさそう」
爆弾としては、普通の爆弾で充分だろうと思う。問題は、もっと誘導兵器を増やすべきなんでないか、と思う。GPS誘導誘導爆弾や、赤外線誘導ミサイルぐらいは保有しておいてもいいんでなかろうか。
そんなこんなで、結局なにが言いたいって。
「無差別な殺傷力を発揮しかねないという理由でクラスター爆弾を廃止する様に言うなら、代わりに精密誘導兵器の充実を受け入れるような話にならないと、戦力として心もとなくなるんでないかな?」
しかし、精密誘導兵器は、それなりに高価な訳で。なかなか難しい話になるんだろうと思う。対応させる為に機体の側の改装も必要だろうし。
悪
愛知の方で起きた誘拐殺人事件だが。脅迫のやり方にちょっと、おっ、と思う内容があった。
「誘拐した相手が持っていた携帯電話を使って脅迫電話を掛けていたんだよネ」
公衆電話を含む固定電話で脅迫すると、逆探知などで場所が特定できる。携帯電話は移動が出来るし、逆探知というか調査をしても、正確な位置までは特定できないが、持ち主というか契約主が特定できてしまう以上、結局足がつく。
「その意味じゃあ、誘拐した相手の携帯を使えば、契約主云々の問題はパス。あとは上手く位置を移動しながら脅迫をすれば OK と」
携帯電話の発信位置は大雑把な位置しか特定出来ないことを逆手にとれば、人の多い所から掛ければ特定は実質不可能となるだろう。
「えー、でも、そんなところで脅迫めいた物騒な会話してたら怪しまれるんでない?」
メールを使えばいいだろ。喫茶店とかで堂々と打ってても、内容は判るまい。
「あ、そうかぁ・・・」
その意味じゃあ、携帯のメール操作に熟知しておく必要があるが。誘拐相手の持っている機種を予め特定しておいて勉強しておくか、どんな機種に突き当たってもそつなく使えるぐらいにセンスその物を磨いておくかといった感じで。
厳密に言うと、その脅迫担当と、実際に行動する担当とは全く独立して行動し、脅迫担当は常に人の多い都市部を点々と移動しながら、実行担当と連絡をとって犯行を遂行すればよさそうだ。
「ま、そこまではうまく行っても、最終的に身代金を上手く受け取る有効な方法が無いと思うけどネ」
誘拐で身代金をせしめるのは難しいものである。
空白
なんだかネタ切れ。
イラク攻撃の話でも書いてみるか。
「フセイン大統領、どうなったんだろうネ」
捕まるか死体が発見されるかしなければ、ある意味それがフセインがアメリカに対して一矢むくいたことになるんだろう。
「負けは負けだどまぁ、上手いこと負けたんじゃないかな」
攻撃が始まって以降、というか始まる以前の査察の頃から、フセインは尻尾をつかまれない様に上手くやっていたと思う。アメリカが攻撃の理由(or 口実)として挙げていた大量破壊兵器は一向に見つからず、逆にアメリカの大量破壊行為だけが残っている。
「捕虜の扱いなども妥当だったみたいだしネ。救出された捕虜さんは拷問などの暴行は受けていないし、必要な医療なども受けられたと証言したみたいだし。一般市民を盾にするようなことも、特別に言うほどの事は無かったみたいだし」
どうせ軍事的にアメリカに勝てる訳は無いという前提に基づけば、投降を除く選択肢の中ではもっとも賢明なものを選んだことになるんじゃないだろうか。
「なまじ大量破壊兵器つかってみたところで、軍事的に大局を覆すほどの効果は出ないだろうしネ。米兵を数百人とか、もっとたくさん、例え千人や二千人ぐらい殺したところで、勝てないことには違いないと思うし」
それよりは、廃棄して潔白を示し、政治的効果を狙った方が有意義だろう。使うと、軍事的に勝てない上に政治的にも非難に晒され何も得る物が無い。
「たぶん、何も見つからないんじゃないかなぁ。仮に見つかったとしても、既に廃棄済みみたいな、使用不能な状態になったものぐらいしか出て来ないと思うんだけど」
その辺の、やっても軍事的に勝てる訳でもなく、政治的にも不利になるばかりと言う意味では、一般市民を盾にする戦術なんかもそうだろう。
フセインは、一代で独裁政権を築いた人間である。若い頃には時の有力者の暗殺に失敗して、逃亡生活を送る様な苦渋も舐めている。政権をとってからも、イランイラク戦争を筆頭に、色々な課題も乗り越えてきた。当時は、アメリカとも組んだ。その後、湾岸戦争をも結果的には乗り切り、戦後起きた反乱の機運も巧みに制圧し政権を守った。
「ただ者って訳じゃあ、無さそうだよネ。あの地位まで登り詰めた事実は、伊達じゃあない?」
キレて自棄を起こして暴走でもしない限り迂闊なことは起こさない人物に思える。そして現状では、それを起こしていない様に思える。
「ま、もう死んじゃってるだけとか、暴走をするだけの力も残ってなかっただけとかいう可能性も、大きいんだろうけどネ」
内部事情
前回、無効票で選挙を無効に出来るかな?と書いたが。
「無効票は無効票で、有効投票じゃ無いから、無駄なんだろうネ」
さて。先日、ファミレス系な店で食事をした。
「作者さん、あんまり外食しない人だけどネ」
厨房の入口が見えるあたりの席だったので、何気なくそっちの方を見ると。ホワイトボードが掛けてあって、店員向けの連絡事項見たいなものが書いてあった。で、見てみると。
今日はラーメン最終日!
・メンをこぼさない
・ノリの角度に注意
・割引券を出されたら笑顔で対応
その辺に貼ってあるビラからすると、ラーメン割引キャンペーンをやってて、その日がその最終日で、割引券を持ってるとキャンペーンの割引を受けられるという話だったようだ。
「メンをこぼさないって、あまりにも当たり前な様な・・・。割引券にちゃんとした応対をするのは重要そうだよネ」
割引券の類って、出す時、本当に使えるのかな、とちょっと不安があったりするしな。
「しかし、ノリの角度に注意ってのは、なんか渋い」
これは面白い。妙なところにこだわりがあるんだなぁ。そんなにこだわりのある店には思えなかったんだか。どんなラーメンなのか気になったが、それに気づいた時は注文済みだったし、そもそもラーメンよりも食べたい物があったので、不明のまま。次にまた食べる機会があったら頼んでみたい気もするが・・・まぁ、当面行く機会はないだろうな。
□
先日の統一地方選挙、東京の方でちょっと面白いことがあった様だ。
「へ? 東京の方で? 札幌市長選挙が、トップの候補でも有効投票数の 25%を獲得できなくて不成立、再選挙になることになった、なんて珍しい話は聞いたけど。他になんかあったの?」
大田区の都議会議員補欠選挙が、有効投票数の約10%が無効票で、そのうちの約60%が白票だったと言う。
「おおっ、白票率 6% ですか。そりゃまた結構な数字。下手な無名の新人候補より票取ったんじゃない?」
かもなぁ。特に入れたい候補者がいない、こんな候補者に任せられない、と思うなら、白票を入れに行こうと言ってる私としては、大田区民の行動は立派だと言いたい。
「そんな行動を示された、候補者は情けないけど」
ところで、札幌市の事例と合わせてみると。首長の選挙の場合、有効投票数の25%を獲得できないと選挙が成立しないなら、白票を75%集めることが出来たら、選挙を合法的に無効化できるんだな。
「住民運動の一つの手段として、どっかで真面目に取り組むところが出てきたら、面白いんじゃないかな?」
選挙のやり直しにはそれなりに資金が掛かる訳で、その余計な資金を使わねばならなくするってのが、運動として妥当なのかは微妙だがな。
「ま、選挙の為に使う資金も、公共投資の一つと思えば・・・って駄目かな」
駄目っぽいか。
選挙です
今日は統一地方選挙の投票日だ。
「選挙のある地方にお住まいのかたは、ちゃんと投票に行ってネ」
誰でもいいとか、誰がいいのか判らないとか、どいつも駄目だとか、それでもいい。それなら白票を入れて帰って来よう。
「白票も意思表示の一つだからネ。投票に行かないのは、意思表示にはならないけど」
選挙期間中に見かけたこと。ある雨の日、車で移動していると『本人』というのぼりを立てた自転車に乗った一団に遭遇。
「は、本人?」
揃いのジャンパーを来て走る姿は、選挙運動っぽかった。一人だけスーツ姿が混じっていたが、それが候補者だったんだろうか。
「で、そのスーツの人が本人さん?」
さぁなぁ。その周辺の選挙ポスターをチラッと見た限り『本人』という名前の候補者はいなかったようだ。と言うことは『候補者本人が自転車でまわってます』という意思表示だったんだろうか。
「で、その人は、なんて名前の候補者さんだったの?」
判らない。『本人』というのぼりしか目に入らなかった。
「な、なんだかなぁ・・・」
雨の日も自転車で頑張ってす、という意味だったのかもしれないが、単に雨が降って来ると思わずに出てきた無計画な運動にも見えなくない。傘や雨具も持っておらず、信号待ちで他の候補者が選挙カーに乗って移動するのを見る姿がなにか恨めしげに見えた。
「そ、そんな人には政治家になってもらいたくないかも」
逆になってもらいたい様な気もしないではない。ま、選挙区が違うので私が票を入れようはないが。
「それ以上に、誰だか判らなかったからどうにもならないと」
そういうこと。
他の候補者の話。応援に国会議員が来ているのを見かけた。
「へぇー。地方選挙の応援にわざわざ来てたんだぁ。どんな人?」
大物ではないが、それなりに知名度はある議員だと思う。名前は挙げないが。
「ますます不思議。地元の人なの?」
いや、全然違う。政党が同じだけで、それ以上の接点が判らない。大阪とは縁も所縁もない人だと思う。ちらっと聞いた感じでは、候補者と親交がある様な話になっていたが、やはり話が繋がらない。
「取り敢えず誰でもいいから送りつけちゃえ、って政党側のやり口?」
うーん、なんだったんだろう。そう思いつつ、帰ってから調べてみたら話が見えた。その候補者、随分長い間、結構大物の国会議員の秘書をやってたそうだ。
「ははぁ、なるほど、秘書時代の知り合いだったんだぁ」
そういうことなんだろうな。まだ若い人だったし、上手くいけばいずれ中央を目指したりするんだろうか。
第一ラウンド終了
イラク情勢、大勢は決まったな。
「ま、攻撃が始まる前から決まっていた様な物と言えば、物なんだろうけどネ」
これからは、復興事業とそれに伴う利権の争奪戦という、第二ラウンドが始まることになるんだろうが。
「米英が主導権を握るんだろうネ。汗水垂らして・・・っていうか、血を流して、フセインを追いやったのは自分達なんだから、その後の美味しいところを握るのは自分達だ、後から出てきて横取りはさせない、っていうか。そんな感じで、対立してた、フランスやロシアなんかを追いやって」
その点では、日本は無難なポジションに付いた。早期から一貫してアメリカ支持の姿勢をとってきた。
「あの時、応援して上げたんだから、ちょっとぐらいお裾分けしてしてよ、なーんて言えるのかな?」
個人にはあの攻撃は不当だったと思っているが、国としてはあの対応で正しかったと思う。
「で。戦後のイラク、どうなるんだろうネ」
以前も書いたが、クルド族に力を持たせると、その他の周辺諸国、トルコなどに住むクルド達にも独立の気運が高まることになり、問題になる。シーア派に力を持たせると、親イランのイスラム国家になる。だかと言って、イスラム色が薄いとはいえフセインの出身であるスンニ派に力を持たす訳には行くまい。
「だからって、アメリカ主導で親米国家というか、アメリカの傀儡政権を仕立てちゃうと・・・」
いつの日か、第二次イスラム革命に至るかも知れない。イランで起きたイスラム革命はイラクのフセインを使って(軍事支援して)抑えこんだが、今度起きたら何で抑えるんだか。
「仮に上手く親米化したとしても・・・」
イスラエルとパレスチナの問題みたいな対立が、新たに作られることになるんでなかろうか。
・・・本当に、復興に利権が落ちていて、儲けを得られるんだろうか。
「うーん・・・」
ところで、イラクと言う支援者を失ったパレスチナと、イスラエルとの関係がこれからどうなるかも注目点だろう。
「なーんか、当面は火薬庫になりそうだネ、あの地域」
周辺のアラブ諸国は、次に攻撃されるのはウチの国じゃないか、と戦々恐々の状態だしなぁ。
携帯付きカメラ
先日、DoCoMo の2G携帯 505i シリーズが発表されたが。それより前に発表された FOMA の新機種も踏まえて、感じた傾向がある。
「カメラ関係の機能がどんどん本格化して来るネ。初めはほんのオマケ見たいな機能だったはずが、どんどん主役格になってきたって言うか」
未来世界を舞台とした物語の中では、定番としてテレビ電話というのは出てくる物だが、テレビ電話は技術的には可能になってもなかなか普及せず、代わりにカメラ電話が普及してきたと。
「プライベートの都合なんじゃないかなぁ。電話している時に何やってるのか、何処にいるのかとか、見られちゃうのは不都合に感じる場面もあるだろうし」
例えテレビ機能をオフにする機能を付けたところで、オフにしていると、見せられない何かがあるんだな、と詮索される可能性がある。
「そのうち、固定電話にもカメラが付く様になったりして」
ありゃ。本来したかった話から微妙にズレてきた。今回話したかったのは、カメラとして使う時の形が変わってきたな、と。これまでは、メール操作とかしてる時の姿勢のままで撮影するようになっていたが、最近の機種では撮影用の姿勢と言う物を独立して持つ傾向が出てきたように思う。
「そういやそうだネ。FOMA の P2102V は、ヒンジ側面にカメラを入れて、液晶を横に捻って、普通のカメラと言うよりはビデオカメラを構える様にして撮るようになってるし。505i シリーズじゃあ、SO505iや、D505iは、液晶を閉じた状態で横向きに持って、正にデジカメその物のような感じで撮る様になってるし」
SO505i は、開くと言うよりは、回すと言う感じで開く構造も面白いが、それは置いといて。ともかく、従来の携帯内蔵カメラとはかなり異質な方向へと向かい始めてきた。
「より本格的にカメラに近づいてきたってことかな?」
いや、私としては、別の意味がある様に感じた。以前、携帯のカメラ機能を悪用した盗撮行為が問題になった事があったよな。
「携帯を操作しているだけど思わせて、撮影が出来ちゃうって感じの問題だったネ。確か、メーカー各社は、撮影した時に結構大きなシャッター音モドキを鳴らす様にして、音で、こいつは撮影をしてるぞ、と分かる様にしたんだったっけ。・・・あ、なるほど、それでかぁ」
そう。そもそも、通常の携帯の操作時からかけ離れたポーズをしなければ撮影が出来ない様にしてしまえば、盗撮の道具としての意味は持たなくなる。
「どうなのかなぁ。そこまで考えたんだか」
裏話?
先日、アフリカのコンゴで、金鉱脈の利権を巡る部族の対立で、千人近い人々が虐殺されたと言う。
「うわー。ジェノサイド(民族浄化)行為なんじゃないの?」
今年に入ったぐらいから、オセアニアの島国ナウルでは、唯一の資源でありその利権で国家そのものが成り立っていたリンの鉱脈が枯渇し、国そのものが破産と言うか、破滅的な事態に至っている。
「普通の報道じゃあ、そんな話、全然耳にしないんだけど・・・」
日刊ベリタでは、かなりの量の情報が提供されている。かなり酷い状態になっているのがうかがえる。
「それでも、世間からは忘れ去られてるんだ・・・」
世界には、救いの手を差し延べるべき国は、もっとあるのではないか。イラクよりも。
月は出ているか
大河ドラマ『武蔵』見ているが。なかなかいいな。
「今週は、一乗谷の決闘の後編に該る話。殺気だった武蔵(市川新之助)の恐ろしさとか、いい感じに演出出来てたし」
仁王立ち状態で、斬りかかって来る雑魚を蹴散らす感じとかな。
「そこで敗れた後の、手負いの祇園(阿部寛)とかもいい感じ」
諸般あって役人に追われる身になったが、利き腕を怪我した状態で、左手一本で捕らえに来た役人達を返り討ちにする殺陣は、非常に格好よかった。
「その辺のいい演技をする人達の中に入ると・・・小次郎(松岡昌宏)の演技がなーんかイマイチかなぁと」
あの『物干し竿』こと、極端に長い刀を背負った立ち姿は格好いいんだがなぁ・・・。
「巌流島に至る頃までには、もっと演技力が上がって来るといいんだけど」
ところで、その小次郎の刀を背負った後ろ姿見てると、思い出す物が。
「ん、なに?」
ガンダムX。
「なんでやねん! (^-^;/ 」
いや、あの GX のサテライトキャノンの長い砲身を斜めに背負ったシルエットは、小次郎をイメージしたものだったそうで。
「うーん・・・。(^-^; 」
怪獣から不死鳥へ
Mozilla 1.4α がリリースされた。
「 1.3 は正式版になっても、なんか不安定感が拭えないなー、って印象が残ってたけど。どうなったのかな?」
しばらく使って見た印象では、結構いい。満足できる安定度だ。αでこれなら、先が期待できる。
「ポップアップ制御や、ジャンクメール制御なんかも、より操作性とかが強化されて良くなった感じだネ」
最近、なんだかジャンクメールが届く頻度が高くなってきた。有り難い機能となっている。
「ところで、Mozilla のこの先の開発予定が、大きく変わった見たいだネ」
現行の Mozilla は 1.4 で打ち止めとなって、その後は Mozilla と平行して開発されていた、Phoenix という HTMLなどを解釈しページを生成する中核部分は Mozilla と同じ物で作られているが、より小さく軽いプログラムを目指していた物をベースとした物へと移行するそうだ。
「その、一つを節目って意味で、今回の Mozilla 1.4 はまともに安定させることに気を払っているのかな?」
そうなのかなぁ。 Phoenix 0.5 を一度使ってみたことがあるが、パッとみでは、あまり大差を感じなかった。軽さに関しては、試した PC が速さを評価するに適さない超低スペック機だったので判らないが。
「たしか、ユーザーインターフェイスそのものも全部 XML 化して、それで制御を一元化、単純化させて、小さく軽くするのか、 Phoenix の意図だったっけ?」
雰囲気から行くと、Netscape 7 も、一旦 Mozilla としては二度目の分岐点となる 1.4 へとベースを移すことになるんだろうか。
「一度目の分岐点は 1.0 で、いまも Netscape は 1.0 ベースの筈だったっけ?」
使ってないのでよく知らないが。しかし、1.4 ベースに上がってくれると、殆どの人が稼動している様を目にしていないであろう、ウチのサイトの link 要素を使ったナビゲーション機能を見てもらう可能性が少しでも上がってくれる訳で、有り難いのだが・・・。
「あれ、結構面倒なんだけどネ。その割には役立たず」
困った愛国主義者
しばらく休んだイラク情勢の話題。
そんなに目立って米英の補給体勢などが改善された様な雰囲気でもないのに、俄に前進してバグダッドに迫ったところからすると、補給が苦しい、という情報には幾分の嘘が混じっていた、ということだろうか。
「迎え撃つ為に南下してきた共和国防衛隊をかなり叩いたみたいだし。やっぱり、反攻のチャンスと見せかけて、誘き寄せて潰す戦術だったのかも」
F/A-18 が一機墜ちたということで、イラクも頑張るなと思ったら、またペトリの誤射と言う話になってきている。
「なんだかなぁ・・・。今時のミサイルって、航空機の側が発してる敵味方識別信号を受信して、味方には当たらない様になってる話なんだけどなぁ」
ペトリを保有している国の国民としては、穏やかならぬ話である。
さて・・・以前に誤射で落ちた英軍のトーネードに続いて、今回のホーネットも、どうもパイロットはベイルアウト(脱出)に失敗した様である。ホーネットの方に関してはまだ捜索中という話になっていたと思うが、脱出するとパイロットの装備品から救難信号が発信される様になっているのにすぐに発見できないというのは、かなり生存の可能性は低いだろう、という気がする。
「うーん・・・脱出って難しいのかなぁ。やっぱり」
それで思ったんだが・・・。これらの誤射に使われたのは、ペトリ PAC-3 だったんだろうか。PAC-3 も持って行ってるとは聞いたが、全数が PAC-3 なのかどうかは知らないんだが。
「PAC、Patriot Anti-tactical missile Capability、パトリオット、対戦術ミサイル能力保有型。元々は航空機を落す為に作ったミサイルを改造して、戦術弾道ミサイル迎撃能力を持たせた(持たせようとした)タイプだよ。日本が持ってるのは、二度目の改造後の PAC-2。で、今の最新は三度目の改造というか、殆ど別物になった PAC-3」
PAC-3 では、レーダーを含む射撃管制系統や発射装置はそのまま使う物の、実際に飛ばすミサイルはかなり抜本的に別物になっている。
一般的な航空機の撃墜を目的とした対空ミサイルは、近接信管作動による破片効果で目標を破壊する。
「近接信管、目標に一定距離まで接近すると自爆する仕組みのこと。その自爆で破片を撒き散らして、その破片群で目標を破壊するのが破片効果」
しかし、弾道ミサイルは通常の航空機とは比較にならないぐらい速い。通常の航空機はせいぜいマッハ1〜2ぐらいだが、弾道ミサイルはマッハ10とかで降ってる。近接信管では目標の移動速度が速過ぎて作動のタイミングが合わず、破片が到達する前に通り過ぎてしまう。
「だから、弾道ミサイルを落そうと思ったら、近接信管作動じゃなくて、接触信管作動、ようは直撃を狙う必要が出てくる訳」
「・・・なるほど、作者さんの言いたいことが見えてきた。直撃を食らったもんだから、一瞬で粉砕されて脱出の余地が無かった?」
そんな気がするんだが、どうなんだろう。地対空ミサイルは、空対空ミサイルより一般にかなり大型である。飛行中の航空機から発射される=最初からある程度速度をもった状態で発射される空対空ミサイルに対して、地上で停止した状態から発射される地対空ミサイルの方がより強力な加速性能とその為の大型のスラスターや多くの燃料が必要になるからだろう。その大きめのミサイルが、しかも直撃を狙って来るのである。
「うーん、ミサイルを落す為のミサイルは、飛行機を落すには性能過剰なのかも? 意外と非人道的兵器だったりして」
ロボ
アトムの誕生日と連動する形で、ロボット展示会『ROBODEX2003』が開催されているが。各種IT系ニュースサイトのレポート記事とか見ていると、なかなか面白い。
まずは、出品されているロボットを一同に集合、みたいな写真を見ていると、なんか一台、異彩を放ってる奴がいる。夢はあるけど実用性や必然性に対する疑問を拭いきれない人型二足歩行ロボでもなく、実用性はあるけど夢のない車輪走行型のロボでもなく、四本足でドッシリと構えて威容を放っている奴。
「ええっと・・・テムザックと三洋が共同開発した番竜だネ」
なんかいいなぁ、コレ。迫力?があって。お、販売するのか、コレ。
「いくらするのかな・・・198万円」
あうー、とても買えない。
これの脚に車輪を加えて、平地は走行、段差は歩行、なんて方式になると、更に渋いと思うんだが。
「なんか、脚のある戦車って、ネタのジャンルとして無かったっけ?」
あった気がする。確か、劇場版パトレイバー2なんかにも出てきてたな。
次に目を引いたのが、HONDAの、シルバーASIMO。
「は、速い! 歩行速度が従来の二倍にアップだって。確かに速い」
SONYのSDR-4X IIの様な、かなり小型に作られている物は別格として、なんか動きがモタモタしているというイメージが拭えなかったロボット達だが、そのイメージを払拭する第一歩を見た気がする。
「でもまぁ、まだ何だかんだ言っても『歩き』の範疇だよネ。『走る』二足歩行ロボが出来るのは、いつになるんだろうなぁ」
ところで、通常型より速く動くロボットというと、つい思い浮かべてしまうのが・・・。
『シャア専用。(^-^; 塗装を赤にして、ツノを付けて』
だよなぁ。やはりそっち系統のネタを考えたライターは居た様で、ZDNNの記事では、その銀色の塗装をして『それってマグネットコーティング?』と標題を打つと共に、最後は『こうなると、次は“3倍速い”赤いASIMOか?
』と結んでいる。
「きゃはは。(^ー^;; マグネットコーティングと来ましたか。そっちまでは浮かばなかったネ』
バンダイが2010年を目処にドラえもんを作ろうという話なんかもしてるが。
「・・・うーん、これはなんともオモチャっぽいノリと言うか」
どこのサイトで読んだんだったか、忘れてしまったんだが。知能だとか運動性能だとか、皮膚だとか、要素ごとの進捗の目安が書かれていて、もっとも難しいものとして『四次元ポケット』となっていたが。
「はきゃはは。アレは無理だろうねぇ」
というか、前回の投槍と重複するが、動力源も難関だろう。ドラえもんも動力は原子力である。しかも、口から食べた物を核燃料として燃やしてしまう上に、一切廃棄物を出さないと言う。
「あー。そういやそう言う設定だったネ。でもそれって・・・核分裂や核融合を越えて、対消滅の領域なんじゃない? 質量を完全にエネルギーに転換して、消滅させちゃう概念」
そうなんだよなぁ。恐ろしい機関を搭載したロボットである。
アトミック
今年の四月七日が鉄腕アトムの誕生日という設定になっているそうで、それに合わせてイベントとかが考えられている。
「アニメの新作なんかもそろそろ放送するみたいだしネ」
かなり予算は注ぎ込んだ作品の様なので、取り敢えず見てみようと思う。
さて。アトムと言うと、人型であるとか、人の心を持っているとかいうところにばかり関心が向かっているが・・・原子力で動いている、という設定には無関心だなぁ。
「きゃはは。(^-^; まぁ、しかたないんじゃない?」
しかし、アトム(atom)ってズバリ原子力だし。しかも妹もウラン。ストレートに核燃料だ。
そういや、柳田理科雄氏の空想科学読本では、原子炉の機械的な部分は小型化出来たとしても、放射線を防ぐ防護壁は小型化できないので『純真な微笑みと一緒に、放射能や中性子をまき散らす』というオチになっていたなぁ。
「そこ、夢のない話しない」
あい。
しかし、原子力にももう少し夢が欲しい物である。
平常化
エイプリルフール終了。
「エイプリルフールが終わってもエイプリルフール用のコンテンツを残すサイトと、残さないサイトとがあるよネ」
うおっちや Yahoo! の嘘ニュースは残ってるよな。デイリーポータルZは、ひとまずは消えた様だ。あとで復活したりするのかどうかは知らないが。
今年も、エイプリルフールは猫ならぬ鳥の日でした。海猫 明智(Black-tailed Gull Akechi)の"ToRihanex WEB Cage"。直前になって突貫で書きなぐったロゴなど貼って悪あがき。
かなり物騒な武装だ(おい)
暦の上では4月1日は終わったが、まぁ、もうしばらく現状維持。で、今回は普通の話でも。暴力団の武器庫を摘発、なんて感じのちょっと大袈裟だなぁという感じの見出しの報道を見た。
「ええと、何が見つかったんでかねぇ・・・あ、サブマシンガンに手榴弾、ダイナマイトですかぁ。日本にしちゃあ、結構重装備ですねー」
しかし、Web上でいくつかの新聞社のサイトを見ていると、記述にズレがある。産経新聞は『短機関銃』と書いているのに対して、朝日、毎日、読売では『自動小銃』と書かれていた。
「多数決じゃあ自動小銃ですけどぉ・・・日本で自動小銃なんて手に入るんでかねぇ」
短機関銃は、横文字で言うとサブマシンガン。位置づけとしては『拳銃の弾を連射する銃』であり、結果的には『連射できる拳銃』に相応する。他方、自動小銃はアサルトライフルに相応する。突撃銃ともいうが、これは『ライフル(=小銃)の弾を連射する銃』であり、『連射できるライフル』になる。
「拳銃弾とライフル弾とじゃあ、威力が全然違うんですよー。飛んで行く弾の大きさはそんなに差が無いって言うか、逆に拳銃弾の方が大きいんですけどぉ、弾を飛ばす為に使う火薬、装薬の量が全然違うんです。だから、弾の飛ぶ速度が2〜3倍は違うんですよぉ」
物質が持つエネルギーは、質量に比例し、速度の二乗に比例する。単純計算上は、弾を二倍重くすればエネルギーは二倍になり、弾を二倍速くすればエネルギーは四倍になる。三倍速くすれば九倍だ。
「という訳でぇ、威力が全然違うんですよぉ。拳銃弾ならぁ、繊維で出来た防弾ベストで殆ど止められるんですけどぉー、ライフル弾は鋼鉄製の装甲板を取り付けるタイプの装備じゃないと止められないですぅ。ライフル弾の方が、弾が小さいと言うよりは、細いのも貫通に有利なんでしょうねぇ。針みたいにプスッと穴開けるんでしょう」
そんなこんなで、記述としては短機関銃、もしくはサブマシンガン(SMG)が正しい。他にも、マシンピストルや機関拳銃という呼び方もあったと思うが。
「実際に画像が掲載された記事もありましたけどぉ、かなり古めかしい感じの銃で、なんて言う銃なのかは分からなかったですけど、明らかにSMGって感じでしたねぇ」
ばかものたち
「あのー、エイプリルフールってぇ、中東地域でも通用するんですねぇ」
へぇー、そうなの? よく知らないが。
「だってほらぁ。『誤情報で迎撃ミサイル発射 クウェート(産経新聞)』って。凄いですねぇ、エイプリルフールでミサイルまで撃ってますよぉ」
それはエイプリルフールじゃない。
「えー、そうなんですかぁ?」
Web上で見かけたエイプリルフールとしては、定番?なのはPC うおっちかなぁ。
「IT情報関係の、馬鹿話ですね。かなりボリュームがありますねぇー」
去年は宇宙広告企画という嘘ニュースを掲載した Yahoo! Japan だが。今年はヒトの記憶をUSB接続で検索という、記憶を読み出してデータベース化する装置を開発したと言うネタが載っている。
「なに食わぬ顔して、普通のニュースの中に混じっているのは、クセモノですぅ。資料とか、関連ニュースとかまで、それらしく作ってありますしー」
ノリからして、なんかやるだろう、と思っていたらやっぱりやってたのは、デイリーポータルZ。トップページが手書きになってたり、超高速の回転寿司なんて記事も載ってる。
「うわー、なんだか独特の馬鹿馬鹿しさを放ってますぅ」
手書き化と言えば、メールマガジンを発行・紹介するサイト、まぐまぐも手書き化されてるが。こっちの方が、より手書き度は高い?
「というか、デイリーポータルZはフェルトペンとかで書いた様な感じ、まぐまぐは色鉛筆で描いた感じ、っていう差ですかねー」
面白いよ。
2003/04/01
「どうもー。4月1日限定アシスタント、羽根娘のルシア・ジュラーブリクですぅ」
どうもー。同じく限定 Webmaster 、羽根男の海猫明智ですぅ。
「マネしないで下さいよー。っていうか、気持ち悪いです」
あう。
などと言いながら切り出してみたが、何書こう。
「今年になってもぉ、相変わらずわたしが常駐するコンテンツは出来てないですね」
うん、相変わらず。出来る気配もない。
「ひー、お先真っ暗ですぅ」
また来年になれば出番が巡って来るって。ある意味、常駐してる。
「そんなの、嬉しくないですよう」
しかし、一年ぶりにルシアを引っ張り出してきたら、口調がよく判らない。
「油断するとぉ、ニーナさんと被るんですよねー。ニーナさんより、わたしのほうがのろのろした感じなんですけどぉ」
ノロノロした言動は、やり過ぎるとまどろっこしい文章になるので、加減が難しいなぁ。
「っていうか、わたし以上にニーナさん出番ないのかも」
あや。そうなんだよなぁ・・・。
「ちゃんとして下さいよ、作者さん」
はい、判りました。気をつけます。←今日はエイプリルフールです。
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