■過去の投槍雑記帳 2002年 4th Quarter

ホームポジション
PHANTASIA DIVER
更新履歴 PROFILE 雑記帳 私の主張 掲示板 リンク -

2002年12月31日23:54:02

締め

 しばらくぶりにスパークリングワインでも買って来たら、飲み過ぎました。飲むと寝るたちなので、一応見ておこうと思っていた紅白も半分以上を見逃す始末。っていうか、気分も良くない。うえー。

 そんなこんなで、飲み過ぎて不機嫌に今年は終了です。何だそりゃ。

2002年12月31日01:57:11

あにめあにめ

 別に暮れだから忙しいとかそう言う訳でもないんだが、何となく間が開いてしまった。

 今日が大晦日であることと何ら関係ないが、昨日、OVA『マクロス ゼロ』を買ってきた。
「作者さんって、そんなに特別にマクロスのファンだったっけ?」
 いや。関心度はあまり高くない。単品として『マクロス プラス』のファンである程度で、初代と言うか本編部分のマクロスはよく知らない。しかし、同じくスタッフとして河森氏が名を連ねた作品『地球防衛家族(R)』の DVD-BOX 買った時に入っていた CM 映像の雰囲気が結構良かったので気になってた。板野さんも噛んでるということだったし。
「おお、板野サーカスで知られる板野一郎さん。納豆ミサイルこと『避けられるのかよ!』というとんでもない数のミサイルをウネウネと飛ばさせたら右に出る人はいない演出家さんだネ」
 店頭に並んで実際に映像が流れているのをみると、やっぱり買いかなー、と思って購入に至る。

 内容的にはどうだろう。TV 放送などを経ない完全新造の OVA とはいえ、一話三十分のみの収録で五千円にはやや割高感が無いと言えば嘘になる。
「でもまぁ、それ相応のクオリティでは、あるのかな」
 そうだとも思うが。

 今作では、メカの描画は基本的に 3D-CG となった。
「かなり手は込んでるけど、やっぱり手書きとのマッチングに違和感は残ってるよネ」
 しかし、封入のしおりのインタビューで河森監督の語るところ、同じ手書きで行ったら、二倍、三倍の仕事をやってのけないと前作のマクロスプラスを越えたと言う印象を与えられないが、それは現実的に無理だ、という話にはそれなりに同意できる物がある。
「 CG にした方が、複雑な動作、特にキャラクターの動き以上に、カメラ位置、視点の移動の自由度が増すはずだからネ。上下左右に振る、回り込む、前後に寄ったり離れたり。これを手書きで表現すると、物凄く大変な筈」
 その辺、CG であるがゆえに出来ることをやろうと言う姿勢は見える。だが違和感が残るのもまた現実。
「まだまだアニメのテクノロジも移行期なんだろうネ」

 あと、モニター画面内の 2D-CG 映像なんかのデザインは佐山善則さんが担当だったが、やはりこの人のデザインセンスは素晴しい。
「この前、カトキさんとかにデザインしてもらったマウスとか発売してたけど。むしろ、佐山さんにデザインしてもらったインターフェイスを備えたソフトウェアとか作った方が、面白いのかも」
 まぁ、見た目の格好いい UI と、使い易い UI とは別だと思うので、実用性は怪しくなると思うが。

 ところで、関連事項なのか何なのか微妙なところだが、久々に気になっているアニメ『 WOLF'S RAIN 』。東京じゃあ開けて六日からの放送ということだが、関西じゃあ、二週ほど遅れて始まるんだな・・・。ま、いいけど。
「渡辺信一郎さんこそ名を連ねてないけど、BEBOP を彷彿とさせるスタッフの集まった作品だよネ」

2002年12月28日01:18:49

力業

 あ、今日、というか暦で言うと昨日、テレビで映画『ヴァイラス』放送してたのを見ようと思ってたが、すっかり忘れてた。
「どんな映画だったの?」
 内容その物は見た事なく、なんかで紹介されてたのを覚えていただけだが。情報やデータその物が意識や自我を持ち、襲いかかって来る、という話らしい。
「ほうほう。作者さんが昔の知り合いとなんかそんな感じの設定の小話書いたことあったっけ。アタシも活躍してたよネ」
 相手側主導の設定に相乗りさせて頂いた様なものだったが。いまではそのかたとは特に音信はないし、話自体もファイルを誤って消してしまって読むことも出来ない。思い出の中の話である。

 あらら、前振りのつもりが結構長く。えーと、一応の本題として。なんだかこの頃、北朝鮮が強気に出てきてるな。
「楽観的な見解も結構多かった気がするけど、そうは行かないみたいだネ。原子炉の稼動再開とか、強行するみたいだし」
 日本ももっと強気で行けという意見も出つつあるこの頃だと思うが。イスラエルみたいな超強気国家だったら・・・今時、空爆してるだろうな。
「昔、湾岸戦争よりずっと前、イラクがフランスから正規の外交ルートで原子炉を輸入したら、空爆して破壊した、なんて話があったよネ」

 空爆して破壊するだけでも強烈な話だが、地図を見れば判る通り、イスラエルとイラクは国境を接していない。領空侵犯を侵して間の国を通り抜けてまで破壊しに行った訳である。これは凄い。自爆テロに戦車部隊の侵攻や空爆で報復する様な国は、昔からそんな国である。
「強気で行け、と言う人は、本当の強気とはそう言う物だというのを踏まえた上で、どの程度の強気で行くのかを考えないと行けないよネ」
 私としては以前も書いたが、日本海で大規模演習をするぐらいの恫喝はしても良いと思っている。空中給油機導入の動きを前倒ししたりしてみるのも悪くはないだろう。

2002年12月26日23:55:44

脱線

 PC Watchより『シャア専用ノート!? 赤いノートPC「ガンダムパソコン“CHARモデル”」
「な、なんとも『やっちゃった』感のある商品と言うか、なんというか」
 私としては、別にこういうコンセプトの商品も悪くないと思う。・・・ただ、ベース機がソーテック製なんてのが、コンセプトと矛盾している様な気がする。
「軍からの支給品、みたいなコンセプトにしては、軟弱な感じはするよネ」

 その意味でのベース機としてのベストチョイスは、Panasonic の業務用扱いの堅牢ノートPC、TOUGH BOOK だろう。
「欧米では警察用なんかとして採用実績が多いらしいし、軍用も見越した堅牢さで作ってあるみたい。・・・でもまぁ、ちょーっとキャラクターグッツとしては極端過ぎると言うか、持て余す人が多いと言うか、実用性に欠け過ぎな様な」
 やっぱりそうか。実用性とイメージとのマッチを意図するなら、やはり IBM の ThinkPad になるのかな。
「そんな気がするネ。日立の液冷PC なんかもいい感じだと思うけど」

 ちなみに、完璧なシャア専用を目指すなら、TOUGH BOOK をベースに軽量化とクロックアップなどのカスタマイズを行った物にするべきだと思う。
「でもって、カラーリングのみ変更の量産型モデルを平行して売ると。ザク系の緑とか、ドム系の紫とか、ゲルググ系のOD色とか。(^-^;
 しかしそうくると、ガンダムカラーとかも望まれる事態になって・・・。
「そんなに売れないって、そんなもん。(^-^;;
 そりゃそうだ。

2002年12月26日00:23:35

苦し紛れ

 この頃は、暇さえあればダイナソア・リザレクションをやっているので、これと言った話題が浮かばない。

 滋賀県豊郷町の古い小学校の解体問題の話でもしてみるか。
「由緒ある建築家が設計した伝統ある建物だけど、老朽化の問題があって云々と。町長の解体の方針に対して、補修すべき、という住民との対立があって、と」
 私としては「古ければいいと言う物ではない」と言うのを見解としたい。どんなに古く伝統がある物でも、所詮はそれよりもっと前に存在した何かに代わって作られた物に他ならない。ま、本当によく考えて、残すに値すると判断されたならばそれはそれで良いと思うが、基本的には懐疑的な姿勢を示しておく。
「何だかんだいって、文部科学省の口添えで保存に方針は決まったみたいだけど、学校としての利用を続けるか否かでまだ揉める気みたいだネ」
 これにはかなり否定的。なんだか、文化財の保護に児童を利用すると言うか、文化財と言う枠に児童を押し込めてしまう様で、よい印象は受けない。ま、新しい建物が必ずしも良いとは言わないが、それは古い建物が良いとは限らないと言うのと等価な問題のはず。時代に即し充分に有意義な新校舎が建設されるのであれば、その方が良いだろう。そうとは呼べない程度の低い校舎しか建たないのなら、それはそもそもそれ自身が問題なのであって、今の古い校舎との関係を語る以前の問題である。

 もういっちょ。国立国語研究所が、馴染みのまだ浅い外来語に日本訳を付けてしまおうと言う試案を出したそうだが。
「これはいいんでない?」
 発想はいいと思うな。日本には日本語と言う言語があるのだから、積極的に使うべきだと思う。

 ニュースでチラッと見てたら、例の一つに『アイドリングストップ→エンジン停止』みたいなのも見かけた様な。
「そのまんまだネ。ま、判り易くするのが目的なんだから、そのまんまじゃなけりゃ意味無いと思うけど」
 しかし、それならいっそのこと『発動機停止』でいいやん、と思うのは駄目か。
「・・・発動機よりエンジンの方が馴染みが深いって。(^-^;
 やっぱりそうか。

 真面目なところでは「ユビキタス」なんかには早いうちに邦訳を付けた方が良いのではないかと思う。

2002年12月23日23:37:19

痛いゲーム

 ダイナソア・リザレクション、地下祭室〜風の塔とクリアし、次はダリウスの塔か。
「どうだった、地下祭室? あの、世にもおどろおどろしい場所」
 グラフィック的にはより気味が悪くなった印象を受けたが、BGM がなんだか明るくなってしまった気がする。まぁ、絶対的な意味では充分気味の悪い BGM なのかも知れないが、原曲のインパクトで相対的に比べると明るいというか『救いのある感じ』の曲になったというか。

 セリフなど細々と修正が入っており、好みが別れそうだが、個人的には特に違和感は無く暗い雰囲気に浸っている。
「裏シナリオがより酷いとはいえ、表の暗さも相当なもんだしネ」
 言いようによっては、裏のほうが明るいのかも知れない。ルオンなんか、人の悲哀を楽しんでいるようなキャラだし。

 痛々しさという意味では特に強いのではないかというこの地下祭室〜風の塔から小イベントを一つ引用してみる。ちょっと縦に間延びし過ぎるので、改行位置などを編集したことをご了承ねがいたい。

暗がりの中、幾つもの小さな光が、くるくる動きながらこちらを見ていた。
風に乗って、こんなささやき声が聞こえてきた。
ねえねえ、この人たちだよ、きっと。ニーニャが言ってた人たち。
ユリウスのおにいちゃんをいじめる人? でも、今まできた人たちとは、すこしちがうみたいだよ。
くすくす。ねえ、あそんでもらおうよ。だって、ずっとずっと、たいくつしてたんだもん。

アッシュ、子供がいるみたいです。どうしてこんなところに・・・ かわいそうに、いらっしゃい。
む・・・これはこれはいかん!! エリスっ、やめなさい!
暗がりの光が、こちらに向かい集まってきた。近づくにつれ、それが歯をむきだし、首元を狙い、飛びかかってこようとしているのが見えた。

 戦闘発生。普通に戦って、普通に勝つ。

子供たちは塵と化したが、部屋の中にヒステリックな声が残った。
さむいんだもん。くらくて、こわいんだもん。おともだちがほしかったんだもん。あそんでほしかったんだもん。
やがてその声は、泣き声と共に消えた。

かわいそうに。何かの災難で非業の死をとげた子供たちの魂であろう。分からんのは、何故それがこの塔にいるのかだ。

「あいたたたというか、なんというか」
 この段階で、救済してやるといった選択肢は無い。通常に戦闘して、通常に叩きのめす他ない。ま、そもそもこのイベントが発生する場所に入らない、戦闘から逃げて放置するという選択肢はあるのだが、それもそれで何の解決にもならないといえば、ならない。

2002年12月22日17:20:42

放置

 ダイナソア・リザレクション。適当な連打ツールを調達して放置状態。
「RPGに連打って何って思うだろうけど。ある程度までレベル上げてから適当な場所で決定ボタンを連打状態にしておくと、半自動的に戦闘を繰り返して勝手に経験値稼ぎしてくれるの」
 いわゆるオートバトルではないので、状況に応じた判断とかは何もやってくれない。旧作では連打パッドを買ってきてやってたものだ。
「でも今回は、宝箱を入手した時の、誰に開けさせるかの選択部分で止まっちゃうみたいだネ」
 持ち物を数の上限まで持っておけば、持てないのであきらめる、という形で続行させられるが。ただ、ダイナソアは登場するアイテムの少ないゲームである。店で売ってるものは微々たる物だし、イベントや固定的に設置された宝箱からの入手なんてのもほぼ無い。強力なアイテムは基本的に敵を倒してランダムに入手する宝箱に依存する形になる。それを捨ててしまうのはもったいない。
「入手確率かなり低いしネ。・・・ま、アイテムが少ない≒アイテムの重要性が低いゲームだから、手に入れられなくても別に困らないんだけど」
 あまりそれが多すぎると、とても揃えていられない、と諦めも付くのだが、それほど多くはない。ついつい、集めてみたくなってしまう。

 ・・・おっと、何か他の話もしないとな、というつもりだったのに、長話になってきた。

 昨日の NHK スペシャルは、なかなか興味深い内容であった。
「民間軍事企業の話。軍事企業というと、武器の開発製造メーカーとかを思い浮かべるかも知れないけど、それとはまた話が別」
 先進国の退役軍人などが中心となって、発展途上国の軍の訓練を請け負ったりしているという。
「それが脱線して、直接戦闘の指揮をとる様な事態が起きつつある・・・なんて話だったネ。内戦とかが起きてる国に雇われて戦うっていうか」
 紛争ビジネス、という表現がされていた。民間企業が国家並みの戦力を持つという様な話は、ゲームやアニメ、物語の世界ではありがちな話だが、現実として成り立ちかねない局面になってきていたとは。

「ま、そういうのは不当であり取り締まられるべき方向なんだろうけど。合法か否かグレーなところでは、PKO活動なんかを民間軍事会社に発注するのはどうか、なんて話もあったネ」
 発展途上国などの未成熟な軍隊とかよりも、その方が役に立つ、という見方もある、という話だそうで。自衛隊をどう扱うのかグレーなまま放置されている様な日本の現状の他方では、民間企業にそういうことをやらせてしまおうという話が進んでいるとは。
「自衛隊に来てもらうより、どこそこの軍事企業に発注した方が効果的、なんて言われる時代には、なって欲しくないよネ」

2002年12月19日20:49:03

懐古的

『ダイナソア・リザレクション』買ってきました。
Falcomの、もう十年ぐらい前にリリースしたゲームのリメイク作品だネ」
 実際に横に並べてプレイしたら、目も当てられないぐらい旧作がショボく見えるに違いないが、感触的には限りなく当時の感触そのままにプレイできる感じ。falcom の言うところの『エターナル化』というのがそういう感触を意図しているらしいが、その善し悪しは別として、意図そのものはそれなりに達成できている様に思う。

「色々な意味でサービスの多い今時のゲームに冷めてきた人には、たまにはこんな無愛想?なゲームもどうかとは思うけど・・・やっぱりちょっと万人には勧めにくいゲームかなぁ」
 シリアスさをうたったゲームであるが、シリアスというか、かなり暗くて硬い。作中では心優しい人柄という位置づけになっているキャラクターですら、現実的な判断なり状況として、一定の非情さを見せる。
「裏シナリオのキャラクターなんかときたら、もう凄いしネ」

 まだ、ごく触りの部分までしか進んでいない。今回のリメイクに当たって、裏シナリオもちゃんと復元されたそうだが『第三の結末』という怪しい単語がオフィシャルサイト上で示されている。
「表裏のキャラクターが同時に出てくる様なシナリオでも増えたのか、それとも全く新たな第三のキャラクター群が出てくるのか。さて、なんなんだろうネ」
 普通に考えると、表裏ハイブリッドのシナリオだと思うが・・・。しかし、表裏のキャラでパーティ組めるか?
「裏キャラクター、ヒルダはともかく、ランディをどうするか。表のエリスにフラれたというか相手にされなかった過去があったんだよねー。そして、あのルオンはどー考えても表のキャラとは馴染まないし」
 敵として登場したりして。特に、ルオンは敵キャラとして出てきても何の違和感もないというか、なんというか。

2002年12月17日22:33:35

無関心

 イージス護衛艦、なんとなく、いつの間にか、って感じで出港して行ったなぁ。
「とかく政治家さんは、何かにつけて『国民の理解が・・・』と言うけど、今回のはどうだったのかなぁ。賛成する方は理解が得られたと言っていた気がするし、反対する方は得られていないと言ってたような」
 実態は理解と言うよりも『抵抗感が薄れた』とでも言ったところだろう。もっとストレートに言うなら『関心が薄れた』。

「でもねー。今の日本の憲法とかから言うと、どうなのかなぁ」
 通常の護衛艦は可で、イージス護衛艦になると不可だとは思えない。有効性に差があっても、基本的にやること、姿勢は同じなんだから。イージス護衛艦が不可なら通常の護衛艦も駄目だったと思うし、通常の護衛艦が可だったならイージス護衛艦も可だと思う。
「かなり、クロとは言わぬも、グレーだと思うけどね。それもかなりダークなグレー」
 実情には則していると思うが、法に則しているかと言うとかなり怪しい。
「法が実情に則していない、と」

 イラク攻撃が開始された際には、近海を航行する日本のタンカーを護衛する事も考えられると言う話もあったが、当のタンカーの乗組員や船会社はどう思ってるんだろうな。
「有り難いと思うのか、そんな物がつくと逆に狙われると思うのか。うーん」

 ところで、そんなイージス護衛艦の話が出てきたついでに、今の『こんごう型』イージス護衛艦、どの程度の装備してたんだっけ、と確認していて気づいたんだが。対艦ミサイルはハープーンなんだな。
「あれ? 国産の SSM-1B に置き換えるのかなと思ってたら、平行利用してるんだ」
 発射する為のランチャー、狙いを定める為の火器管制装置共に一定の互換性があり、性能的には若干上回っている様な話で、置き換わっていくのかと思っていたんだが。
「なにか理由があってこれからもハープーンを使い続けるのかな? それとも、古くなってミサイルが賞味期限切れみたいな時になってから、SSM-1B に置き換える予定になってたりするのかな?」

 お。そんな話を書きながら NHK のニュース10 を見てたら、イラク情勢を睨みながら訓練を続ける沖縄の米軍の空中給油部隊の訓練模様をやってた。
「お、お、これは面白い。給油ブームを操作する給油機のお尻の部分から見た給油の模様とかやってる」
 要撃機の F-15 と、早期警戒管制機の E-3 への給油をやってた。E-3 のような大柄の機体への給油の模様は初めて見た様な。

2002年12月15日22:50:41

減量

 ウチの Pentium 4 1.6A、2.4GHz でもそれなりに動きそうだと書いたが。いま一つ不完全な様だ。
「もっと冷やしたら動くのかも知れないけど、騒音との兼ね合いで現状より冷やすのはつらいかな?」
 という訳で、もう少し落して使うか。

 しばらく前から使っている、Logitech の充電式コードレス光学マウスの Mx700 だが。個人的にはこれで良いと思っていたが、レビュー記事とかでは『単三電池が二本も入っているので、重い』という評価を目にする。
「確かに、重い事は重いよネ。ま、マウスは基本的に滑らす物だから、そんなに気にならない筈なんじゃないのかなぁ」
 そう思ってたんだが。しかし、動かしてるうちに遠くにマウスが行ってしまった時に、持ち上げて手元に戻す時に重さが気になるのかもしれない。
「マウスの移動速度を充分に速く設定して使っていれば、そんなに頻繁に持ち上げる必要はないと思うんだけどネ」

 重い重いと言われてしまうと、重いのかなぁと言う気もしてくる。という訳で、手元にあった単四電池に入れ替えてみた。充電器を買った時にサービスで付いてきたんだが、使い道が無く持て余していた。
「あれ? 作者さん、単四→単三に変換するスペーサーみたいなの、持ってたっけ?」
 持ってない。適当な金属のネジでも間に挟んで詰め込んだ。
「おいおい。 (^-^;
 ま、取り敢えずは大丈夫だろう。落したりしたら外れるかもしれないが。

 容量は半分程度になるが、当面は問題を感じる事はないだろう。あとは、劣化がどの程度のペースで進むかだが。
「重さはどうなったの?」
 体感的には・・・よく判らんなぁ。私にはどっちでも良かったのかも知れない。

2002年12月15日20:16:39

本日は晴天なり

 マイクや無線のテストで使う言い回し。英語の"It is fine today."が元。その一文には英語の発音の要素が全て織り込まれており、テストとして最適だということ。しかし、それを邦訳してしまっては何の意味もない筈なんだが、定着してしまって現代に至ると。

 でもって。長い間、ほったらかしにしておいた移転を実施。約一年遅れか。
 と言う訳で、取り敢えず動作確認。

2002年12月15日01:29:06

サイレス

 ・・・と言われて何なのか判った人は、それなりに古い Falcom ファン。

 さて。先日移行して騒音が増したなぁとした、Pentium 4(CPUクーラーのファン)、外付け SCSI ケース(電源ファン)、15000rpm SCSI-HDD(それその物)だが。いくつかの静音グッツを試してみた。

 まず、効果が判りやすかったのは、静音ファン。これはかなり効く。
「でも、超静音をうたうファンとかって、それ相応に風量も減るみたいだネ」
 当然と言えば当然か。超静音をうたう物は 1500rpm 前後、静音で 2000rpm 前後とファンが低速回転して静かさを得ている様だ。ちなみに、3000rpm 程度が標準で、4000rpm 程度になると高速という扱いになる模様。
「目的に応じて選ばないと、風力不足で放熱不足、ってなりかねないから、注意が必要だろうネ」

 SCSI ケースに使ったのは超静音。たぶん、それで事足りる筈だ。しばらく前まで、ファン無しの自作仮設ケースで使ってたんだし。もう SCSI ケースなんて買い換えないだろうから、品質重視でブランド物を。・・・といっても、ファンのブランドなんて大して知らないけど。
「三洋(家電メーカーの三洋とはまた別)、松下(これは同じ)、ORIX、ぐらいかなぁ、パッと思い出せるのは」
 今回選んだのは ORIX。安物と直接比べてどの程度差があるのかは知らないが、使ってみて特に不満はない。

 CPU クーラーは馬鹿の一つ覚えかもしれないが、ALPHA 製、PAL8942M82 を選択。三洋の薄型静音ファンが付属している。
「でかいクーラーだネ」
 Pentium 4 のマザーに標準で付いているクーラー取り付け用のフックには取り付けられない。フックを外して、フックを取り付ける為の穴にネジを使って止める。
「作者さんのマザー、GA-8IHXP って、フック外せたっけ?」
 基本的には外せない。プラスチック製の爪で固定されている。上手くやれば外せるのかも知れないが、面倒なのでニッパーで爪を切り落として外した。
「あーあ、後戻りの出来ない展開に。クーラー大き過ぎて周辺の部品に干渉して取り付けられなかったりしたらどうするの?」
 げ。いや、だ、大丈夫な筈だ。
「結構怪しくない? ・・・あ、辛うじて入った」
 あ、危ねー。後戻りの出来ない作業の前にはちゃんと確認しよう。

 そんなこんなで、ファン関係の感想は結果的には満足の行く物であった。
「ま、SCSI ケースは後々風量不足が発覚する可能性はないでもないけど」
 大丈夫だと思うがなー。(←根拠に欠ける自信)

 次は、制振をうたった、3.5"デバイスを 5"ベイに取り付けるマウンター。取り付けるデバイス、3.5" HDD は二台あるが、取り敢えず一個だけ買って振動の大きい 15000rpm の HDD に使ってみる。
「制振って言っても、たいしたもんじゃないネ。デバイス側に取り付ける金具と、ケース側に取り付ける金具との間にゴムが挟んであって、そのゴムで振動を吸収しようって構造みたい」
 これが見た目の割には効いた様な気がした。もっとも、元々振動の大きい 15000rpm HDD に使って感じたと言う訳で、元々の振動がもっと少ない普通の HDD、7200rpm 程度のドライブに取り付けて効果を感じられるかと言うと、怪しい気がする。

 最後に、ケースに貼り付けるタイプの制振シート。SCSI ケースに貼り付けてみたんだが。・・・うーん、これはいま一つ効果を感じにくかった。
「ケースが振動する要因って、色々だからネ。揺れが伝わる箇所全てを制振パーツで覆いきれば収まるんだろうけど」
 覆った箇所はそれなりに抑えられる様だが、覆っていない箇所はそれなりに抑えられない。これに関しては、シートとかで補うと言うよりは、元々制振を意識したと言うか、立て付けのシッカリしたケースを選べ、っていうことになるんだろうと思う。結局、制振シートよりも、適当なベルトなどで締め上げてやることの方が効果が大きかった。
「開閉のし易さが犠牲になるんなろうけど、あちこち厳重にネジ止めしてがんじがらめに固定できる様なケースも作ったら、それなりに需要は出ないかなぁ?」
 需要がニッチな上に、構造が複雑化してコストも上がるだろうして、難しい品物かなとは思うが。

 チマチマと手を打った結果、騒音の元がそれなりにある割にはマシになったと思う。
「ま、本当に静かにしたければ、発熱が少なく強力な冷却を必要としない CPU(VIA C3 とか)に、回転速度の遅い HDD(MAXTOR の流体軸受け 5400rpm とか)を組み合わせてやればいいんだけどネ」
 一部では静音もブームなのか、ケースの外に引き出して使うファンレスの電源や、巨大な放熱板を持ったファンレスの CPU クーラーとか、選択肢は色々とあるからな。これに前述の低速 HDD を静音 HDD ケース(制振・吸音材が張り巡らされたケース)に入れて取り付けてやれば、限りなく無音に近い PC も作れる筈だ。

2002年12月13日23:50:44

山、川。

 機械式腕時計その後。正確には計っていないが、日差が10秒程度に収まってきた様な気がする。
 Pentium-4 移行その後。FSB を 600MHz まで上げて 1.6A を 2.4GHz で動かしても安定しそうな様子。
「FSB 600MHz(QDR 150MHz)ってことは・・・4.8GB/s の転送速度か。RIMM は、正規が PC1066 のところが、PC1200 (1.2GHz) 相当で動いてるって訳だネ」
 CPU はもう少し耐えるのかもしれないが、PCI のクロックが 75MHz まで上がっているので、この辺で止めておこう。

 おろ。前振りで近況を書いたつもりが長くなった。さて、一応の本題。今年も忠臣蔵のシーズン? になって来た訳だが。
「日本で根強く愛されているエピソードだよネ」
 私も美談だと思うが、今の世情と言うか、法にはそぐわないんだよなぁ。
「っていうか、当時でも違法は違法だった訳だけど。だからお庭で切腹(打首よりは格上。お座敷で切腹より格下)になったんだし」

 現状で言うならば、拉致被害者の仇討ちに北朝鮮へ侵攻するようなもんだろ?
「それはちょっと大袈裟」
 まぁな。しかし、武力で問題を解決した事には違いない訳で、日本海で自衛隊が演習をやったりして威嚇するぐらいのことはやって見せていいってことじゃないのか?
「っていうか、自衛隊が動くと言うよりは、被害者の直接的な関係者が北朝鮮に乗り込んで・・・というのが現代版忠臣蔵?」
 最後は国連にでも拘束されて裁かれるのか。

2002年12月12日22:57:17

無理が通れば道理引っ込む?

 しばらく見てなかった CNN.co.jp を見てみた。『トップレス案内嬢付き観光ツアーが大人気 ベルリン
「あ、相変わらずのこぼれ話」

 イエメン沖で一時的に拿捕状態になった北朝鮮の貨物船だが。
「制圧の仕方が、凄かったみたいだネ」
 威嚇射撃を加えて停船させた上に、ヘリで要員を降下、突入させたと言う。ヘリから左右にロープを下ろし、二人づつ次々と降ろしていくやり方でやってる最中の画像を見かけた。
「他にも、艦の上では狙撃手が構えていたし」
 ヘリに対して攻撃を加えようと言う意図が見えたら、狙撃するつもりだったんだろうか。
「ミサイルはもとより、降下中の至近距離から攻撃されたら、無誘導のロケット弾とかでも充分過ぎる脅威だと思うからネ」
 映画『ブラックホークダウン』みたいな展開の恐れがある?

 しかしまぁ、ミサイルを輸出すること自体を直接的に制限する根拠は無かった様で。そんなこんなで結局開放される結果になった訳だが。
「そんな相手にそこまで強行にやるか、って感じ?」

2002年12月10日23:49:02

ハイビートの時計欲しいなぁ

 私は機械式の腕時計(ぜんまい仕掛けの時計)を使っているんだが。寒くなってきたせいなのか、一日に一分程度遅れる様になってきた。油でも硬くなってきたのだろうか。
「えー、手間の掛かる時計だなぁ」
 まぁ、安価なやつだしな。高級な機械は八振動、一秒間に八回針が動いたりする事で精度を保っている。ハイビート、と呼ばれるそうだが。廉価な私のは六振動で、ミドルビート、に分類されるようだ。
「ま、精度を月差(一カ月間でのズレ)で表すクォーツ時計(電池つかう時計)に対して、機械式は日差(一日でのズレ)で表す様な物だからネ」
 しかし、そうやってなめらかに動く機械式の針に見慣れてしまうと、一秒に一回しか動かないクォーツ時計は物足りなくてなぁ。

 で、見たところ、裏蓋が簡単に開きそうな構造に見えたので試してみた。ラジオペンチででも摘んで回すのに丁度良い窪みが付いている。・・・お、アッサリ開いた。
「あ、速度の調整用のネジが付いてるネ。これで合わせられるのかな」
 合わせられる様だ。が、なかなか微妙な調整がいる様で。試しにプラス方向に1mmぐらい回してみたら、思った以上に進んだ。

「でもなんか、結構面白そうだネ」
 ああ。チマチマと調整して、高い精度を目指してみたい。

2002年12月09日23:30:33

音源を探せ

 15000rpm の SCSI-HDD はそれなりにうるさいなと書いたが。どうも、HDD だけがうるさい訳ではなさそうだ。
「あちこち部品を変えたからネ。原因は他にも色々ってこと?」
 そういうこと。

 まずは、外付け HDD ケースの電源がそれなりにうるさい。HDD を取り付ける前に単体で電源を入れてみた時にはそれほどでないかなと思ったんだが、HDD を取り付け終わってから改めて確認すると、思ったよりうるさい。
「補助の排気ファンはかなりうるさかったから、他のファンに取り替えてたんだけど、電源自体のファンも結構うるさいと」
 5"デバイスを五台入れられるケースに現状で入れているのは 3.5" HDD 二台だけだから、そんなに熱を気にする心配は無いだろうと言う事で、補助のファンはなくして電源ファンだけに排気を任す事にすると共に、電源のファンも手持ちの範囲で静かな物に取り替えた。これで結構改善されただろう。気が向いたら静音をうたうファンとかに換装するのも良いだろう。
「でも、ケース自体が HDD の振動に共振している感じが残るんだよネ」
 フレームとの隙間に一部スポンジを挟み込み、ケースを外側から適当なベルトで締め上げてやったら、揺れはある程度収まった。揺れのそもそもの原因を緩和すると言う意味では、制振をうたった HDD マウンターなんかもいずれ試して見ようかと思う。

「そんなこんなでHDD ばかりに気を取られていたら、もう一点あったのが、CPU クーラーのファンの騒音」
 取り敢えずはリテール品に同封されていた標準のファンで動かしているのだが、これが意外とうるさい。うるさいと言うか、静かではない、という程度なんだろうが。
「んー、これは放熱器と一体になった専用のファンだから適当なファンに取り替える訳にはいかないし、CPU の冷却はおろそかにする訳にはいかないし・・・」
 これに関しては、なにか新しいクーラーを買うしか手がないな。

 まぁ、HDD ケースの改善だけでも結構マシになった。
「それでも、15000rpm の HDD が回り始める時の『キュィィーン』って加速音は、やっぱりさすがと言うか、なんと言うか」
 今の IDE-HDD の主流は 7000rpm 台だからして、約二倍。さもあらん、とでも言うかなぁ。

2002年12月08日20:52:00

たまには贅沢しよう

 久しくマザーボードだけ買って次期を待っていた、Pentium4 + PC1066 RDRAM 環境への移行を実行に移した。
「最近、PC1066 RDRAM の価格が下落傾向だったからネ」
 以前にごく一時的に発生したらしい価格の下落と同程度まで下がったので、欲を出さずにこの段階で購入に踏み切った。
「 intel も本格的に DDR-SDRAM へ流れて、RDRAM ジリ貧になる一方って雰囲気だからネ。無理はしない方がいいかな?」

 組み合わせた CPU は、Pentium4 1.60A。FSB を取り敢えず 400→533MHz にクロックアップして、2.133GHz で稼動させている。
「なんか代わり映えはした?」
 VC-SDRAM + Pentium III 1GHz からの移行だが、そんなに変わらんなぁ。まぁ、趣味の世界だな。

 でもって、どさくさ紛れ? に 15000rpm の SCSI-HDD も買ってきた。
「おおっ。なんだか贅沢になってきたネ。現状で入手出来る最速クラスの装備になってきたじゃない」
 メモリに PC1066 RDRAM、HDD に 15000rpm SCSI-HDD。接続が U160-SCSI(160MB/s) でなく U2-SCSI(80MB/s)な辺りが片手落ちだが、そもそも普通の PCI バスの速度は 133MB/s で U160-SCSI を活用するには役不足だし、HDD 自身の速度も RAID 0 でも組まない限り 80MB/s あればこと足りそうだし、良しとしておく。あとは、HT Pentium 4 に値頃感が出てくるのを待つばかり。

 しかも、その SCSI-HDD はちゃんとした外付けケースに入れて隔離。・・・しかし、それでもちょっとうるさいな、15000rpm は。
「静音グッツでも試したら? ケースの内側に貼り付けるやつとか」
 そうだな。ここまで来れば『毒を食らわば皿まで』である。

2002年12月06日00:03:08

ネタ無し

 フルフェイスのヘルメットを中途半端に被ってスクーターに乗ってるおっさんを見かけた。
「へ? フルフェイスのヘルメットを中途半端に被るって? 顔は覆わないタイプのヘルメットとかじゃあ、後頭部に被るというより提げた状態でいる様なのを見かけるけど・・・」
 額の辺りまでしか被っていないと言う謎の状態だった。普通に被っていく途中で止めた様な感じ。異様に頭が高い状態。
「な、なんだかなぁ・・・。被っちゃえば顔が見えない以上、多少変な格好でも気にならなくなるのかもしれないけど、それ自身を中途半端に被っちゃあ・・・」

 さて、全く関係ない話をもう一つ。発泡酒の増税の話が出てるな。
「作者さん発泡酒飲まないから、あんまり関係ない話だネ」
 発泡酒を増税するなら、ビールを減税しろとか言う話しになってる訳だが。ふと思うに、発泡酒とビールの税金を逆にしたらどうだろう。麦芽の使用率が高いほど安くなる。
「な、なにそれ」
 だって、そもそも麦芽の使用率が高い事で税金が高い理由がよく判らない。
「でも、そんなことしたら、発泡酒なんて消え去るんでない?」
 個人的には、消え去っても困らないが。しかし、一度発泡酒の味をしめた人の中には、案外逆にビールよりもこっちがいいんだよ、と飲み続ける人が出てきたりするのかも知れない。丁度、現状で発泡酒より割高なビールを敢えて飲む人がいる様に。

2002年12月03日23:00:30

高級マウス

 あー、民主党。
「駄目駄目じゃん、とでも言うか」
 代表戦のバタバタからの経緯のダイジェストを NHK のニュース10 とかで見てると面白い。

 さて。以前に買いたいなーと言っていた Logitech の充電式コードレス光学マウス Mx700 を実際に買って、しばらく使ってみた。
「第一印象は、え、この程度? って感じちゃったけど、しばらく使ってみるといい感じになってきた感じかな」

 まずは、光学マウスの特性でつまずいた。これまではタブレットをマウスパッド代わりに使ってたんだが、無地のマウスパッド状ではまるで動かない。
「トレースの為に紙を挟める構造になってるから、なんか適当に柄のある紙を挟んだら取り敢えずは動いたけど、何だかなー、と言うのが第一印象」
 なんかないかなー、と思ったら、以前、falcom の ZWEI!! を買った時に特典で付いてきたマウスシート、薄手のマウスパッドがあったのを思い出した。上に敷いてみると、これがなかなか良い。
「薄いから、敷いたままでもタブレットとしても機能するみたいだしネ。問題点その1、解決」

 次に、コードレスマウスの罠。なんだか、すぐ通信が途切れる。
「これは、ディスプレイのすぐ横に受信機を置いたのが失敗だったみたい。位置を変えたらアッサリ解決」
 問題点2、解決。

 最後に残ったのは、ドライバーの不安定感。これは、以前使っていた同じく Logitech 製の、ワイヤードでボール式な従来型のマウスの頃からの問題だった。
「こまめにオフィシャルサイトから最新バージョンを入手してたんだけど、いつのバージョンからか、何だか調子が悪かったんだよネ」
 製品付属のドライバーでは、不安定感は改善されないまま。付属していたのは発売日当時にオフィシャルサイトで公開されていたのと同じバージョンで、既にこれまで不安定だったので、案の定といった感じで不安定。しかし、つい先日新しいバージョンが公開され(日本語版は無く、欧米言語版のみだが日本語環境でも動く)これを使ってみたところ、差し当たっての不都合は解消された。
「問題点3、解決、と」

 表面の柄を選ぶという光学式の癖は好みが別れるのかも知れないが、慣れて来ると悪くない。ボールが空回りして思惑通りに動かないと言う事が無くなるし、可動部がない都合上、動きも軽い。
「ま、光学式でかつ無線って都合かな、単三電池が二本も入る構造だから、ちょっと重量はあるけど。まぁ別に、マウスはそんなに持ち上げて使う様な物じゃないから、気にはならないんじゃないかな」
 気になるなら、なんかカバーを噛ますような構造にして単四電池を入れたりしたらどうだろう。単三→単二とかのアダプタは知ってるが、単四→単三ってあったかなぁ・・・とは思うが。充電式だから、単四ぐらいの容量でも案外不自由しないのではなかえろうか。

 コードレスは、やはりケーブルが無いのはスッキリする。
「でもなんか、慣れるまではマウスの向きが判りにくいって印象はあるかな?」
 ワイヤードのマウスでは、ケーブルが出ているところが上方向だと言う目安になる訳だが、ワイヤレスマウスでは、なんかどの向きが上なのかちょっと迷ってみたり。
「上に動かしたつもりが、ちょっと斜めに進んじゃったりしてネ」
 ま、じきに慣れるだろう。

 最後に、充電式であることだが。
「使い終わったら、受信機兼用の充電器に立てておくってのは、使い勝手としては悪くないよネ」
 あとは、充電電池の寿命がどの程度持つかだが。これはこの先の実際の使用の経過を見ないと判らない。単三のメタハイっていくらぐらいしたっけな・・・定価では二本で千円ぐらいか。結構高いよな。
「2、3年ぐらいも持ってくれれば、充電式じゃないコードレスマウスと違って電池切れで俄に交換をさせられる様な煩わしさがないっていう精神的な利点を思えば、割に合うかな?」

 完全放電→満充電、というサイクルで使ったとするならば、週一回程度充電したとしても年に50回程度の充放電、メーカーが公称する寿命が500回程度だから、10年ぐらい持つと言う計算になるが・・・。さて、標準の充電器がどの程度賢く充放電してくれるのやら。
「メタハイは Li-ion と違って満充電状態で置いてもあまり電池に悪くないと聞くけど、あんまり充電しっぱなしで置かれるのはいい気分はしないよネ」
 通常の一日数時間程度の使用が終わった後に充電器に置いた所では、電池の状態を示す LED の挙動を見たかぎり、どうやら充電はしていない様である。ある程度まで放電されるまでは充電をしない様にちゃんと制御しているのだろうか。

2002年12月03日00:52:35

いつまで揉めてるんだろう

 民主党、なにやってるんだろう。自由党と合併を模索しているようだが。
「小沢さんなんかと関わらない方がいいと思うんだけど」
 羽田氏とか、どう思ってるんだろうなー。小沢氏と共に自民党を離党し、一時は一世を風靡した物の、いまや落ちぶれて民主党の中に埋もれている。小沢氏の自民党離党の頃に何らかの動きを起こした面々の中で、生き残っているのは小沢氏だけと言っても過言ではないのでは無かろうか。
「雲行きが怪しくなって来ると一旦引っ込んでほとぼりが冷めるのを間って、終わった頃に表に戻って来るっていうか。細川さんなんかがその犠牲者に該るのかな? あの頃に小沢さんがもっと前面に立ってリーダーシップをとってても良さそうだったと思うんだけど」
 逆を言うと、あの当時にもっと表立って活動していたら、討ち死にしてしまって今の小沢氏は無かったんだろう。

 民主党の自由党との合併が現実になったら、その過程で新党結成とかして出ていく議員も居そうにおもうなー。
「保守系の新党を作って与党へ入り込みたい人達もいるだろうしネ」

2002年12月01日22:37:02

初登場?

 一応、帰って来てます。R21を関が原付近まで戻るぐらいまでだろうか、慢性的に流れは悪かったが、まぁそれなりに。岐阜は、近いですね。茂木とか行った後から思えば。
「茂木を思えば、1/3 よりまだ近いぐらいだからネ。往復しても、片道よりまだかなり短い」

 今回は、こんな物を撮って見ました。『C-130H からの空挺降下
「それも悪くないとして、B.I.とか撮らなかったの?」
 撮れなかった。曇ってるもんだから、見つけにくいし。なかなか枠の中に捉えられず失敗。そうこうしてる間に、チェンジ・オーバーターンのチェンジの瞬間とか、ハーフ・スローロールを見逃した。ハートとかは、そもそも大き過ぎて枠に全く収まらない。
「あー。星とかハートとかは、基地の中から見ると、それこそ魚眼レンズでも用意しないと撮れない大きさだからネ」
 異機種編隊は、静止画を一応撮ってます。後になって気づいたが、私のデジカメには連写機能があったのをすっかり忘れていた。使っていれば、もうちょっといい絵が撮れてたのかなぁ。

2002年12月01日15:55:40

まずまずでした。

 岐阜基地航空祭終了。それなりに混んでいたが、思ったほどの密度でも無かった。B.I.のフライト終了後もしばらくブラブラしてから帰路についたせいか、シャトルバスも空いてたし。・・・ということは、朝の駐車場難は、単に駐車場が少ないということか。

 一日中曇り空で時々小雨もぱらつく様な天候でしたが、予定のフライトは一応一通り行われた模様。岐阜名物の異機種編隊は盛大に行われたし、B.I.も六機で飛んだ。しかし雲が低かったか、水平面での演技のみの構成でしたが。第四区分とかいうやつだったんだろうか。レインフォール(下方開花)は無くレベルオープナー(水平開花)、バーティカルキューピットも無く水平面でのハートのみ(矢なし)。上方開花も無かったせいか、スタークロスが無かったのは残念。
 しかしまぁ、編隊とソロが交互に休み無く次々とやってくるスピーディな展開が戻ってきたのは、やはりいい。やっぱりこうじゃなくちゃ。うん。

 ところで、岐阜にいるのは飛行実験団。各種試験飛行を任務とする都合上、自衛隊が保有する機種の大半を保有している。それゆえ、異機種編隊飛行などが出来るわけだが。で、F-4, F-15, F-2 が一緒に飛ぶと、特性の差が結構見える。意図的に見せているのかも知れないが。
 F-4 は、あまり曲がらない。低空飛行からの急上昇も、40°ぐらいの角度に留まってた。F-15 は、姿勢はすぐに変わるが、実際の飛行進路が変わるまでのタイムラグがある。車で言うと、ドリフトターンをしている見たいに、力業で回っている様な感があり、重量感がある。急上昇は 60°ぐらいで実施。そして F-2 は非常に軽快。クルリと回る。車で言うなら、フォーミュラーカーのコーナリングの如く、ピタッと吸いつく様に回っていく感じがある。急上昇は 80°ぐらいか、殆ど垂直かという角度で上がっていってた。

 あと、今回は飛んでいる航空機を撮ることに挑戦しようとしたのだが。結果は不良。大した物は撮れない上に、カメラに気を取られれて見るべきものを見逃す始末。B.I.のハーフスローロールをモロに見逃したのは無念。久々に見る機会だった(五、六番機でやる課目だから)のに・・・

 んでは、ぼちぼち帰還です。こんなことを書いているうちに、ある程度先に帰る車は先に帰って空いてきてくれただろうか。

2002年12月01日08:50:39

やや失敗

 いちおうさ、岐阜基地まで来ましたけど。仮眠時間のとり方の思惑が甘かったようで、駐車場難。一応、特に寝坊した訳でも無かったのだが、想定した時間自体が甘かった。

 さて、今回は荷物軽減と、多分混雑度の高い基地内での更新も困難だろうということで、ノートPCは置いております。・・・あ、F-15Jが離陸し始めた。で、次の更新は航空祭終了以降です。それでは。

2002年12月01日02:06:25

揺れてます

 現在、揖斐川の橋の上。路肩がかなり広くなっていて多数車が駐車している状態(大型トラックとかも止まっているが、それでも車線にははみ出さないぐらいの路肩)だったので、ここで仮眠とする。
 二年前に来た時は、あれまあれまという間に市街地に入り込んでしまって、仮眠なんてどこでするよ、って状態になっていたように思う。今回もなりかけたが、なんとか場所を確保できた。

 ・・・しかし、横を大型車が通り抜けたりするたびに、結構揺れる。あまり快適な仮眠場所ではない。高速道路のP.A.とかを仮眠場所にすることが多いのは、その辺の事情である。まぁ、今回は仕方ないということで。

2002年12月01日00:45:19

案の定といいますか・・・

 えー、ただいま滋賀県、多賀の辺りのコンビニに居ます。夜食食べて小休止。・・・って、はい、岐阜基地に向かって移動中です。B.I. 六機編成に完全復帰と聞いて、行かぬわけにはいくまい。まぁ、私の家から行くには、岐阜はかなり近い部類なんですが。といっても、150Km以上は離れているけど。

 しかし、日頃そんなにコンビニで物買って食べませんが、結構美味いですよね、コンビニの食い物。独り暮らしとかしてたら、つい頼りがちになりそうにも思える。

 ところで、今回往路は有料道路を全く使わず行く気ですが。珍しく、共感をもてる走り方をする車の後ろを走った。前を走る車がいなければ結構スピードを出すけど、遅い車が前に現れればそれなりに合わせる。無理に車間距離を詰めたり、パッシングしたりはしない。追い越し禁止を無視して追い越したりもしないが、追い越し可能であれば対面通行の道でも追い越しはやる。
 交通法規、ルールへの従順さという意味では問題点も多い運転だと思うが、マナーという観点では一定の物があり、品のある運転に思える。現実的な運転ではないか。

2002年11月30日18:51:57

イスラエル・・・

 ケニアで起きたイスラエル人を狙った連続テロ事件だが。イスラエルの旅客機を狙って携行型の地対空ミサイルが討たれたってのは驚きだったよな。
「最初は軍事に疎いメディアが RPG-7 とかの無誘導のロケット推進弾と勘違いしたんじゃないの、とか思ったけど、打ち捨てられてたランチャーの映像は確かにミサイルっぽい感じだったよネ。実際、しばらく経ったら具体的にどのミサイルが使われたのか、なんてのも報じられ出したし」

 その上さらに驚いたのが、イスラエルの旅客機がミサイル回避装置を積んでいたらしいということだ。そんな噂話は聞いた様な聞かなかった様なと思っていたが、本当だったとは。
「旅客機みたいな大きくて鈍重な標的を外すなんて、所詮はテロリストに横流しされたミサイル、不良品か、古くなってセンサーの性能が劣化した骨董品か、なんて思ったけど、フレア(燃焼して高熱を発しながら落ちていく囮)積んでたんだ」
 まぁ、大型機でも軍用の輸送機だとかはそう言う装備もしているものも珍しくない。アメリカ大統領専用機、エアフォース・ワンなんかも装備していると聞く。しかしそれを、普通の旅客機にまで装備させているとは。恐るべし、イスラエル。
「目には目を、歯には歯をっていうかな。軍用の装備には、軍用の装備で」

 フレア自体は、単純な物である。マグネシウムのような高熱で燃える金属などに火をつけて放り出すだけだ。ただ問題は、ミサイルが迫っていて、フレアを射出する必要に迫られた事を判断する装置も組み合わせて積まねばならないということである。さもなくば、乗員が肉眼でミサイルを見つけて手動で射出しなければいけないが、旅客機の乗員に常時ミサイル攻撃に備えて監視をしろと言うのは無茶な話だし、そもそも視界の悪い旅客機では無理な相談である。
「使われたのは、赤外線誘導のミサイル。標的のエンジンとかの熱を判別して誘導するミサイルだよ。一方的に熱を関知するだけ、パッシブ(受動的)なミサイル。レーダー照射とかのアクティブ(能動的)なミサイルじゃないから、レーダー波を逆探知して・・・とかいう手段では判別できないはず」
 ということは、後方警戒用のアクティブレーダーを装備しているということなんだろうか。うーむ。

 フレア射出、映像ではなんどか見た覚えが有る。輸送機などの大型機ともなると、その大きな図体からミサイルの目をそらさせねばならない都合、射出するフレアの量も相当な物がある。火の雨が降る様な状態になってた様に思う。
「でも、最近のミサイルは進んでるからネ。単純な熱探知じゃなくて、イメージング、画像解析して誘導する様なミサイルもあるから、その手のミサイルを使われると苦しいはず」

 余談だが、日本の政府専用機にはその手の防御装置は搭載されていないということになっている。
「日本の政府専用機より防備が万全なイスラエルの旅客機・・・。うーん、やっぱり恐るべし」

2002年11月27日22:55:45

おさかなプログラム

 ちょっと気になった記事。ZDNet より『“礼儀正しい害虫”がはやりそうだ
「ふむふむ。紛らわしい電子メールが届いて、それを見る為に指定のプログラムのインストールが必要だと誘導すると。で、それを実行すると、今時のプログラムをインストールをする時に出てくる、承認を求める使用許諾契約書がちゃんと出てきて、それに OK で答えてしまうと感染、と」
 感染と呼んで良いのか難しいと言うのが面白いところ。理論的には、正常なインストールの手順と全く同じである。ただ、使用許諾契約書の中に、アドレス帳を参照してメールを発信する(実質上は、バラまく)ことを認める、といった一文が織り込まれているそうで。

「でも、それに OK だと答えてしまったんだから問題ないだろう? という話」
 その段階で拒否をすれば、感染はしないと言う。また、アンインストールプログラムもちゃんと用意されていて、望むならば消す事が出来る様になっていると言う。ますます面白い話である。

 ところで、紹介した記事に張られている関連記事へのリンクを読み進むと、その手のプログラムのことを『うさんくさいプログラム』と非公式に呼ぶ事にしている、というセキュリティ関連会社のコメントが出てくる。
「う、うさんくさいプログラムって・・・名前自体がうさんくさい。(^-^;
 ZDNN はもともとは英字媒体で、邦訳されたものが日本向けにも公開されているという形態である。英語の原文に目を通してみると、うさんくさいプログラムは "fishy program" と綴られている。
「fishy, fishy, fishy.... 魚の様な? 魚の様なプログラム? ああ、口語として『うさんくさい』って意味もあるのか」
 どうやら、原文でもそれ自体がうさんくさい雰囲気が漂う記述がされていたらしい。

 っていうか、魚の様なという単語をどう解釈したら、うさんくさい、という口語としての意味を持ったのかサッパリ判らない。
「ま、余所の国の人が見たら、日本語の単語にもそう言う不可解さは多いんだろうけどネ」

2002年11月26日23:34:47

拿捕

 NHK のクローズアップ現代で、広島の暴走族問題の話をしてた。
「被爆の歴史を持つ街として平和都市云々とか言って来た教育方針の結果がこれか、っていう人もいるよネ」

「暴走車両にパトカーで体当たりして制止した強行策の話なんかもやってたネ」
 以前にアメリカの警察流の体当たりで車を止める方法の話を聞いた事があるが。相手の車両の後輪より後ろの部分に、自分の車の前輪より前の部分を横から当てて(ぶつける必要はない)、そのままハンドルを切って横に押すそうだ。これで相手はスピンすると言う。
「人間で言うなら、足払いを食らわせて転ばせるようなもんかな?」

 しかしアメリカと比べたら道の狭い日本、なまじスピンなどさせたら何処に突っ込むのか判らなくて、制止は難しそうだ。
「いっそ、大型トラックとかで制止したら? あ、そうだ、荷台にユンボでも積んで、アームにビット付けといてグサッと」
 ・・・おいおい。

2002年11月25日00:13:42

ダメージコントロール

 ネタが航空機物だったので、つい久々に特命リサーチ200Xを見てみた。
「・・・以前も、そんな理由で見てなかったっけ?」
 そんな気がする。

「ハワイ諸島内を結ぶローカル航路で起きた事故。20000ft以上の高度で巡航中の中型旅客機の天上の一部が、突然剥がれて飛んで行っちゃったって話」
 偶然だが、私はこの番組の中で使用されていた再現ドラマをかなり以前に見た事がことる。断片的に引用する形で利用されていたが、実際には離陸から事故発生、生還を遂げるまでの全貌を描いたドラマだった物であった様に思う。

 見ていたら、空軍出身の機長の技量と心理を語ると言う目的でロック岩崎(岩崎貴弘)がチョロッと出てきて驚いた。元空自のイーグルドライバーで、今はエアショーパイロットをやっておられるかた。それが何かのよしみって事で、曲技飛行を力学的に解説するとどうなるのか、とかいう話でもやって欲しいなー。
「ジャイロ系の難解な機動とかネ。・・・って無理だろうなぁ」

 で、岩崎氏が少々語っていたわけが、民用と軍用の違いとなるのは、軍用は基本的に『破損する事を前提としている』ことである。
「どんなに完全な設計と万全な整備をしていたとしても『攻撃を受けて破損する』って事態を考慮に入れなきゃいけないのが軍用の装備品であり、使い手なわけ」
 その点、民用は基本的に破損はしない事を前提としている。いかに壊れない様にするかに重きをおくのが民用、壊れた場合にどうするかに重きをおくのが軍用ってところだろうか。

2002年11月24日17:32:18

疲労

 一応、既に帰って来てはいるのですが。

2002年11月23日02:29:44

不在通知

 所用により、今日から明日まで留守です。たぶん、更新はありません。

2002年11月22日00:06:13

つまみぐい

 ホームセンタの折り込み広告が入っていたので何となく見ていたが。『小型卓上電卓』なんてのが載ってた。
「へ? それがどうしたの?」
 電卓って、もともとは『電子式卓上計算機』の略なんだがな・・・。
「おおう。でもそれ言い出すと付加価値としての『電卓機能』みたいなのの扱いが難しくなるよ」
 それもそうだが。携帯電話なんかの電卓機能が、本当に卓上に置いて使える様な電卓機能だったら・・・ある意味凄いか。

 さて、こんなニュース記事など。産経新聞より『世界の若者は地理音痴 米誌が発表
「わわわ。まじですか」

 これは凄い。特に、11% とはいえ自分の国の場所を知らない米国の若者がいること、自分の国の核兵器を知らないフランスの若者が 76% に達する事は驚異だ。
「アメリカの位置を知らないのには、開いた口が塞がらないというか。フランスの核は、たしか全数が潜水艦に配備してるんだったっけ・・・あ、違った。それはイギリスか。フランスは潜水艦に加えて空対地ミサイルももってるネ」
 現代の核保有国といったら、アメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリスに加えて、インド、パキスタンも入れておくべきかな。あ、旧ソビエトから分離した国はどうだっけ・・・ウクライナとか持ってなかったっけ・・・、あ、持ってるな。

 ところでそれとは別に、その記事にリンク張る為に探していた最中にぶつかった記事についてもちょっと。朝日新聞より『装甲車にひかれ女子中学生即死、米兵被告に無罪 韓国
「今年の6月13日に起きた事故に対する在韓米軍の軍事法廷の判決だそうだけど」
 6月13日ってば、私の誕生日だな・・・。それはさておき、そもそも、米軍の装甲車が通るようなところに女子中学生がいたというシチュエーション自体が想像できないんだが。うーむ。

2002年11月21日00:34:49

去る者を追う

 PC Watch より『■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ Intel、来年第2四半期にFSB 800MHzのHT対応版Pentium 4を投入
「うわぁ。FSB 800MHz に、Dual-DDR SDRAM 400MHz って・・・」
 まだしばらくは、パフォーマンスの面での最高位は RDRAM が守るはずだと思っていたのが、一気に先が見えてきた。RDRAM のマザーを買ったがまだ RDRAM を入手できず使っていない人間としては、使い始める前から末路が見えて悲しい。・・・まぁ、消えゆくテクノロジを使い続ける面白味、ってのもあるので、個人的には捨てたものじゃない?って面もあるが。

「 SiS が RDRAM サポートを始めて、次期の RDRAM 、PC1333 への展望を語ったりして、まだ生き延びるのかと思ってたんだけどネ、RDRAM。でも、その PC1333 RDRAM を使っても、現状の Dual 構成で得られる FSB は 667MHz。うーん、駄目だ」
 RDRAM の生き延びる道はといったら、より速いメモリを出すか、Quad(四枚組)構成で使うかである。
「よ、四枚差しって・・・ (^-^;
 しかし、それでも論理的には Quad RDRAM の方がスマートである。DDR SDRAM は 64bit、64本の信号線でメモリとチップセットが結ばれている。DDR400 は、それを 200MHz の DDR(二倍速)で動作させ、64bit(8byte) x 400MHz = 3.2GB/s の転送速度を得る。それを Dual 構成にするということは、128本の信号線を使って 6.4GB/s の転送速度を得ると言う事になる。128本も信号線を使う訳だ。
「なるほど。RDRAM の基本は 16bit だからネ。現存する最速、PC1066 RDRAM は、16bit 、16本の信号線を使って、それを 533MHz の DDR 動作、だったかな? 16bit(2byte) x 1066MHz = 2.1GB/s の転送速度。それをDual 構成にして、32本の信号線を使って 4.2GB/s の転送速度、と」

 RDRAM なら、Quad 構成にしても、必要な信号線の数は 64本で、現存する PC1066 を使っても 8.4GB/s の転送速度が得られる。64bit の Pentium 4 のバスに合わせるなら、FSB 1066MHz に値する。FSB 800MHz を得るだけなら、より下位の PC800 RDRAM で事足りる。
「 32bit 版のRDRAMもあるから、それを使えば Dual 構成でその速度が得られる訳だしネ。うーん、理論的には、スマートでエレガント?な構成なんだけど」
 しかしまぁ、理論的に優れている事と、商業的に成功する事とは別問題な訳であって。

 メモリは RDRAM に、HDD はSCSI 。いいぞ。理想論者的マイナー環境バンザイ。めげずに PC1066 RDRAM を買うタイミングを計ろうと思う。
「この調子じゃあ、待っても値下がりすると言うより、値上がりするんじゃないの?」
 さぁなぁ。年末に向けては価格が停滞するのが慣例のようなので、年が明けてからが勝負なのだろうか。PC 用のメモリとしては非主流になりつつある RDRAM だが、より小規模なシステムへの組み込み用途としてはかなり存在感を強めつつある RDRAM だから、期待は持てない訳ではないと思う。
「あー。SDRAM は信号線の数が多い都合上、小容量のメモリを作りづらいからネ。少ないメモリしか必要ない環境にたいしては、RDRAM の方が確かに有利なはず」

2002年11月19日22:58:27

怠慢

 ぼちぼちうやむやに先送りになっていたサイトの移転をやろうと思っているが。めんどくさいなー。
「フレームを廃したり、出口となるリンクを確実に設けたり、サーチエンジン経由とかでどのページから入ってきても移動に困らない、どのページから入ってきても同等の移動環境を得られるようにしている都合、いかな相対アドレス指定を中心にしていても、検証を要するようなところが多くで厄介だよネ」
 個人運営のサイトじゃあ、フレーム使ってメニュー化して済ましてるような部分を、一々それぞれのページに直接書いてるようなもんだからなぁ。しかも、Mozilla 1.1 以降ぐらいしかまともに対応してない様な link 要素を使ったナビゲーションまでやってるし。まぁ、丸々引っ越すなら楽なんだが、一部残そうかとか、ついでだからリンク構造を一部変えようかとか考えると、どうしたものかと思ったり思わなかったり。
「あ、ちなみに、Opera 7 ではなんか link 要素に対応するような話にもなってるみたいだけど」

 そんなこんなで、移転するんだったらなー、と思うと更新する気も進まず。
「って、この投槍は更新したからって状況は大して変わんないでしょ? 四半期が過ぎて過去の投槍として整理されない限り」
 その整理が発生するまでには、完了せねば。
「・・・志が低い」

2002年11月16日02:15:19

漫然と

 またもやガラクタ的な話。

 NHK-BS1 ワールドリポート見てたら、アメリカの軍事改革の話してた。クルセイダー凄い。
「自走砲のバケモノだよ。重戦車級の巨体に、巨大だけど俊敏な大砲。発砲時の砲煙が凄いし、内部の自動給弾の仕組みも凄い凝ってる」
 自走砲としては凄いが、自走砲と言う兵器自体が時代後れになってきたとの意見があがる中、軍需産業界の利権の都合から生産されようとしている、という話だそうで。
「どこの国もまぁ、政治と金の問題は宿命として持ってるもんなんだネ」

 しかし、見てる分には凄い兵器ではあるがな。まぁ、それらに代わるべきより現代的な兵器として挙げられていた、無人偵察機のプレデターも、たしかに凄い兵器ではあるのだが。
「でもあんな重車両じゃあ、ゲリラとかが相手になっていく様なこれからの時代の戦争と言うか戦いには、向いてないんだろうネ」
 ゲリラの肉薄を許したら、RPG とかの歩兵携行ロケット弾の類の餌食の様に思える。

「あと、その他の資料映像としてでてた、クラスター爆弾とかの破壊力はやっぱり恐ろしいよネ」
 空中で分裂して、雨の様に子爆弾が降り注ぐ爆弾。あんなものは落とされたくない。

 ありゃ。ガラクタとして書いたつもりが、分量的にはそれなりに多く。先日紹介したCNN日本語版の「こぼれ話」やっぱりこぼれまくってて凄いので、もう一回紹介しておきたい。

トイレ便座、食器洗い機で洗浄 ファストフード店トイレに入ったら便座が無かったので店員に抗議したら、食器洗い機のなかから便座を出してきたという話。
「取り敢えず、うわぁ、とでも言うしか。(^-^;
裁判に負けた…じゃ、カネは全部1セント貨で払う小規模の損害賠償請求の話。2000ドル弱の支払いを命じられた被告がそれを全て1セント硬貨で支払ったという話。
「日本円で言えば、20万円の賠償金を1円玉で払う様なもの。うーん」
巨大コンドーム、ビル・ゲイツ氏をお出迎えゲイツ氏がインドにエイズ対策として多額の寄附をした後にインドを訪れたら、2.5mほどの空気で膨らまされたコンドームで歓迎。
「こ、これは真面目な歓迎なのか、厭味な歓迎なのか。真面目に歓迎されるべきだと思うけど・・・うーん」

 当面は、目が離せなさそうだ。

2002年11月14日22:01:23

ちょっとガッカリ?

HT 対応の Pentium 4 が正式発表されたネ」
 この頃は、今年の暮れごろだと言われていたからして、まぁ、予定通りと言ったところか。
「もっと以前はもっと先みたいな雰囲気だったけどネ。Athlon を振り払う為に前倒しした感じかな? もともと HT を前提に設計されてた感のある Pentium 4 だからして、投入のタイミングは技術的と言うよりはマーケティング的な事情から決定って感じ?」

 しかしなんだ・・・Win2K では実質上使えないんだってな。WinXP 買えとさ。
「あらら。作者さん、Win2K で使う気満々だったのに」
 Win2K ユーザーに WinXP って魅力薄いんだよなー。差し当たって私として利用したい様な新機能は少ないし、新機能が増えた分だけ不安定要素も増えて信頼性は逆に下がったんじゃないかとかのイメージもあって、気が進まない。HT 対応が魅力として加わる・・・という話になるのかも知れないが、いま一ついい感じはしない。
「 WinXP 登場当時、とかく提灯持ちになりがちな雑誌とかでも、いま一つ Win2K から乗り換える価値を提示しきれなかった様に思うしネ」

 ちなみに、Win2K を含むマルチプロセッサには対応するが HT には対応しない OS の事情だが。いま一つ完全には理解してないが、雰囲気だけ説明しておく。
「マルチプロセッサ環境だけど、プロセッサを複数走らす必要がなくて余ったプロセッサを待機させる時に、そのプロセッサ側にダミーのプログラムを走らせる感じの構造になってるのが HT 未対応 OS なんだって」
 本当にプロセッサが複数載っている環境ならそれでなんら問題ないのだが、HT はプロセッサの余力をかき集めて再構成し仮想的に複数のプロセッサを見せるというか、複数のプロセッサに相応する能力を『絞り出す』仕組みである。
「感覚的には、シングルプロセッサとして発揮できる能力を 100% とした時に、60% のプロセッサが二つあるみたいに見せかけて、合計すると結果的に 120% に相応する能力を発揮させる、みたいな感じかな?」
 HT 未対応の OS では、その片割れの 60% をダミーのプログラムで埋めてしまうという事態が発生する。そうすると、60% + 60% = 120% となって 100% 以上の能力を発揮させる為の HT が、60% + 0% = 60% になって 100% 以下の能力しか発揮できなくなると言う逆効果を産んでしまう。

 そんは話は確かに以前にも聞いたことあったんだが、何らかの形で解消して対応するんだろうと思っていたが、解消する手段が WinXP 使え、だったとは・・・。
「作者さん使ってるの Win2K pro だからして、アップグレードで行こうと思ったら WinXP も home じゃなくて professional 買わなきゃいけないんだよネ」
 あうー。かと言って、home を新規にセットアップするのも嫌だしなー。もともと気が進まない WinXP なのに、上位のバージョンを買わねばならないという苦悶。

 ま、HT 対応 Pentium 4 がそれなりの値頃感のある値段にまで下がって来るにはかなり時間が掛かるはずだ。それを待っているうちに事態も変わって来ると考えて、準備を進めていこうと思う。i850E のマザーボードだけ手元にある状況だが、そろそろ本気で PC1066 の RDRAM と、値頃感の出てきた下の方のグレードの Pentium 4 の入手でも考え始めるか。
「もしかしたら、サービスパックとかで Win2K が HT 対応になる、なんて可能性も無いかなぁ、なんて希望的観測でも持っとく?」
 ・・・あまり持てない気がするが。それよりはむしろ、WinXP の後継 OS が出てくる事の方でも期待しよう。これは時間さえ待てば確実に出てくるはずだし。
「でも、WinXP の次の話って、まだ全然聞かない気がするんだけど?」
 Win98 が 1998年、Win98SE が 1999年、Win2K が2000年前半、WinME が後半、WinXP が2001年とリリースされてきている。周期的には来年に出てもおかしくないはずだが、さてどうなるのやら。

2002年11月13日22:37:12

じたばた

 何となく、ネタが欠乏する周期に巡ってきた様だ。悪あがきしてみる。

 NHKの「その時歴史が動いた」を何となく見ていた。武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いの話だったが。BGM が、第二次世界大戦のソ連軍に実在したスナイパーの話を元にした映画「スターリングラード」の曲を使っていた。ふーん、と特にだからどうしたと言うでもなく見ていたが。
 後になって考えると、武田信玄の最期の一説として、狙撃されたと言うエピソードがある訳だが。それを何らかの形で意識をしたんだろうか、などと思ったり思わなかったり。

 米軍のイラク攻撃への準備が進みつつあるという報道がされている。空母艦上の映像に、F/A-18E が出ている。F/A-18 シリーズの最新型で、エンジンが換装され、エアインテークが丸形から角形に変わっている。燃料搭載量の増加などもされ、かなり多くの変更が加えられたと言ってよいタイプ。もう実戦投入されるんだなー。

 北朝鮮問題。死亡の経緯に関する文書の信憑性などが問題視されているが、そもそもあの国は戸籍とかの管理が行き渡っている国なんだろうか。日本に暮らしていると、誰がいつどこで生まれ、いつ死んだかと言った事が国に管理されているのが当たり前の様に思われているが、発展途上国などではその辺うやむやになっていることも珍しくないと思う。
 拉致被害者に関しては、何らかの形で、形だけでも被害者を一旦北朝鮮に戻す事は必要なのじゃないかと思う。一応「一時帰国」という名目で日本に連れてきた以上は、如何に非が相手側にあるせよ、一旦返すのが道理と言うものではないか。あいてが無法者だからと言って、自分も無法でよいという物ではないだろう。
 日本への永住帰国を前提に、子供を迎えに行くとか、身の回り品を取りに行くとかといった感じで帰国したらどうだろう。北朝鮮から日本へ一時帰国した人達が、今度は北朝鮮へ一時帰国する? ・・・どっちに移動するのも帰国と書いてしまうと、何だかよく判らない話に。普通なら、出国と帰国とでも表現すれば良いはずだが、この件ではどっちが帰国でどっちが出国なのか難しい。

 ・・・取り敢えず、なんか書けた。終了。

2002年11月11日21:16:10

まじめなばか

 以前にチラッとみて、その後ほとんど見ていなかったサイト、アメリカのマスコミ CNN の日本語版を久々に見てみたんだが。・・・面白いじゃないか、コレ。
「へ? なにがそんなに面白いの? 国際情報のワールド、アメリカ国内のUSA、ビジネス、スポーツ、サイエンス、エンタテイメントとごく普通なジャンル訳がされていて・・・え、こぼれ話?」
 かなりこぼれ過ぎ。かなり飛び出した感じの記事が載っている。今見たところでは、

 なんて記事が載っていた。
「な、なんだかなぁ。(^-^;

 しかし、海外と言うか、アメリカに本拠をもつニュース系のサイトは、どこか馬鹿げているような。IT 系のサイトでも、HotWired とか変だし、ZDNet も時々おかしい様な気がする。
「この辺の遊び心?は日本のマスメディアにも見習って貰いたいかな?」
 マスメディアとはちと違う位置づけになると思うが、Daily Portalとかには、ちょっと期待したい。切り口もやや違うけど、なんか馬鹿げてると言う意味で。

2002年11月09日19:50:52

時限通貨

 巨人、メジャー選抜相手に滅多打ちにされてて面白い。
「巨人vsメジャーって言われると、なんで巨人やねん、って感じだけど、考えてみたら巨人って今年の日本リーグの覇者なんだったよネ。あまりにも呆気なく勝って忘れてたけど」
 FAで競争の芽を摘んでのし上がった地位の脆さを露呈している試合とでもコメントしておくか。
「自分のチームの選手を育成して戦力を +20 とかするんじゃなくて、ライバル球団から選手を引き抜いてライバルを -10 、自分を +10 して、結果として相対的には +20 、と言った補強をしてきたツケなのかな」

 前振りのつもりが長くなった。週間こどもニュースで、地域通貨の話をやってたな。途中からみたんで、頭の方は見てないんだが。
「ごく限られた狭い地域でだけ使えるお金の話。ちょっとしたお手伝い、人助けの様な、現金で支払うには気が引ける様な事柄の対価として支払って・・・とかみたいな話をしてたけど」
 特定の地域内でしか使えないことから、遠方の大型店へ客が流れるのを防いで地元の商店街に客を引き止める為の手段だとか、銀行に預けて利子を期待するとかいった貯蓄に適なさい物にすることによって、積極的に使って資金の流れが良くなる様に、って意図があると言う話もしていたが。ちょっと欠けていると感じた部分を補足。

「貯蓄どころか、一定期間が経過すると『目減り』するっていう制度を組み込んだ地域通貨ってのが使われた事例が、歴史上にはあるんだってネ。使わずに放っていくと、だんだん価値が下がっていくお金」
 資金の流れを良くすると言う意味では、強力なアプローチだと思う。その分、現金より割安になる様な制度と組み合わせればより強力になるはず。
「そもそもの賃金とかをそう言う時限付のお金で払うシステムを使うと、消費を強要するシステムになるんだろうけどネ」
 消費の促進ではなく、強要。しかしまぁ・・・そこまで抜本的な改革は、難しいだろうが。

2002年11月07日23:17:44

ヒューマンインターフェイス

 Logicool(Logitech)の充電器兼用の受信機を使う充電式コードレス光学マウス(なんか、長々しいな)MX-700 が欲しいと思ってるんだが、なんがかズルズルと発売時期が伸びてる様な。
「なんか、初めは有線型の MX-500 が10月上旬に対して、10月下旬と聞いた様な気がするんだけど。気がつけばオフィシャルサイト上に11月上旬の表示、今見ると11月15日の表示」
 やっと確定か。しかし、15日って上旬じゃないよな・・・。

 コードレスマウスが世に現れ始めたころ、受信機に充電機能もたせて充電式にしたらいいのに、といったことを言っていた私だが。
「それからだいぶ経ってから、徐々に現れ始めてはいたよネ」
 しかし、私としてはマウスは Logitech か Microsoft だと思っている。直接手で握って扱うものである以上、好みが結構でるデバイスだと思うのだが。MS 製は感触は悪くないと思うのだが、やや大型な物が多く、その点で Logitech の方がより好み。
「で、やっと Logitech から充電式が発売になると」
 待ちかねた一品である。電池式のコードレスマウスに関しては家人用の PC に繋いで既に使っているが、実際に使ってみると確かにコードレスは悪くない。光学式であることは別に望んでいなかったが、特に拒む理由も無い。汚れが溜まる心配が減ることは率直に歓迎したい。
「初期は感度の問題があった光学式だけど、もうそろそろ、その辺もこなれて来たんじゃないかな、と思うしネ」
 コードレスではないが、形状的にはほぼ同等らしい MX-500 は店頭で少し握ってみたが、握った感触は充分に好みに合った。PC に繋がった状態ではなかったので光学センサーの性能は確かめられなかったが、まぁ、大丈夫だろうと思っておく。

 ちなみにもう一つの手で直接触るデバイス、キーボードだが。これは MS の Natural Keyboard 、あの二つに割れた立体的な形状のやつが好みであり、利用している。
「あれ、そんなに打ちやすい?」
 さぁ。しかし理にはかなっていると思うし、差し当たって使っていて不便だとは感じない。デザイン的にも平坦な一般的なキーボードより好きだ。
「キーボードにデザインって・・・」
 まぁ、そんなにキーボードばっかり打ってる訳でもないしな。ひたすらキーを叩くのが仕事の様な用途なら別だが、そうでないなら打ってない時は眺めているものだから、それなりにデザインの好みと言うのも折り込んで悪くないものだと思っている。
「うーん、どうなんだろ」

2002年11月05日22:05:21

まとめ

 アエロバティクス・グランプリ、何となく感想を取りまとめて区切りとしておく。

パラダックス・ユーロピアン・パラモーターチーム
 ファンの付いたエンジンを背負ってパラグライダーで飛んで演技を行うチーム。
「一見地味だけど、他の航空機には真似の出来ない、のんびりゆったりとして優雅な飛行が思った以上に見応えあったネ」
 速く飛べないと言うのは、裏を返せば遅く飛べると言うこと。航空機がスモークを引いて飛んだりするのに対して、長いリボンをはためかせて飛んでいた。
「ただ、午後のエアミュージカルへの出演が、強風でキャンセルになっちゃったのは残念」
 その優雅なフライトを再び見れなかったのも残念だし、ミュージカルにしばらく穴が開いてしまったのも残念。

マイクロライト・アエロチーム
 ハングライダーにエンジンの付いた操縦席をぶら下げた乗り物。ウルトラライトプレーンを更に一回り小型軽量にした乗り物とでも言うか。
「操縦方法はあくまでもハングライダーの延長線上で、体を動かして重心を移動することで操縦する乗り物なんだって」
 率直にいって、通常の航空機と比べると迫力やスピード感に欠け、パラモーターを比べると優雅さに欠けると言うか、いま一つパッとしなかったかな・・・と思う。

アルファフライトチーム
「小型のヘリコプターを使うチーム。唯一の日本からの参加チームで、リーダーの青山さんは、ヘリの曲技では国際的に高い位置にいるんだって」
 言われてみれば確かにヘリはそう言う動きが出来たよなと思いながらも、後ろや横に向かって飛ぶ姿にはそれなりにインパクトがある。
「ラダーを一気に踏んでクルッと横に回るのとかも、なんか凄かったよネ」
 エアダン4でヘリの操縦に泣かされた人間としては、よくあんな激しい動きをしてバランスを失わないものだと思った。

ブルーインパルス・Jr.
「いやまぁ、これも日本からの参加だけど、これを同列として数えていいのか・・・」
 ブルーインパルスの公式なパロディ版とでも言うか。スクーターに被り物を施して編隊走行(変態走行?)するチーム。
「国際的なレースにも使用されるモテキのバンク角の付いたオーバルコースのコーナーを曲がって颯爽と登場?する様には、なんともかんとも」

ソロ・フライト部門
 ハッキリ言って、参加パイロット個々の演技を厳密には覚えていない。強く印象に残った機動を何点か。
「やっぱり、Su-31を使ったユルギス・カイリス氏の演技のインパクトが強かったネ。結果的にソロ部門で優勝したのもこの人だしネ」
 いつまでもいつまでもずっとひたすらスピンしながら飛ぶとか、水平飛行から急激に垂直に起き上がって半ば空中静止した様になるとか、パワーのある Su-31 を活かしたダイナミックな演技であった。
「ちなみに、ファンサービスで行う演技終了後に観客席間近を低空でのフライトでは、観客に腹の側を見せたナイフエッジを披露」
 ちなみに、カイリス氏と並んで優勝候補に挙げられていた、エレクトラ300S を駆るピーター・ベネゼイ氏は背中を見せる側のナイフエッジ。観客スタンドスレスレを飛び(航空機が上空を通過する部分のスタンドには観客は入れてないです。当然)、飛び越すとすぐに下に潜ってスタンドの陰に消えていくという、見ていてヒヤヒヤするフライトであった。

 あと、あれはクラウス・シュロット氏の エレクトラ300S での演技だったかなぁ・・・。一人でハートを描いていた。
「半分までは、二機でハートを描くのと同じ要領。あとは、下から逆向きに。言ってしまえば単純だけど、キチンと型崩れさせないのはさすが」
 前半は降下しながら描くから、加速しながら描く形になる。逆に後半は上昇しながら描くから減速しながら描く形になる。違う速度で飛びながら同じ軌跡を描くと言うのは、大変だろうなぁと思う。
「ちなみに、二位に割り込んだのは、前評判では上であり前年度の優勝者のベネゼイさんを抑え、このシュロットさん」

フォーメーション・チーム
 結果的に勝った二機の Su-26 で飛ぶマタドールズの演技がやはり印象が強かった。
「ミラーフライト、コクピット側、背中合わせにくっついたままの編隊でループしたりとか」
 コークスクリューも迫力大。四機の ズリン50LX で飛ぶフライングブルスもコークスクリューはやった。二機でミラーフライトしているその外側を一機がバレルロールで回ると言うのも、確かに凄かった。しかし、マタドールズのコークスクリューは、かなり緊密な編隊を組んだ状態から瞬時にコークスクリューに入り、終了したらまた即座に緊密な編隊に戻ると言う、切れ味鋭い内容であった。

 さて、こんなものだったろうか。
「やっぱり、現物を生で見ないと判り難い話だしネ」

2002年11月04日21:46:58

しまった!? ・・・いや、助かったか。

 NHK-BS2 で18時からやってる衛星アニメ劇場。先週で、大人が懐かしがりながら見ていた『宇宙船サジタリウス』が終わり、残念だなぁと思っていたら、次は『はれときどきぶた』と聞いて、なんだと、あんな物を NHK でやるのか! と驚くやら喜ぶやらしていたのだが。
「なんとも、奇想天外なギャグアニメ。頭のネジが5、6本まとめてすっ飛んで行ったようなとでも言うか」
 矢玉アナウンサー、NHK に進出か! などとも思ってみたり。
「矢玉さんって、テレビ東京に実在するアナウンサー。偶然の一致ではなくて一応意図的に名を使ったみたいなんだけど、別に本人に似せてあったり本人が声を当てたりという訳でもなく、よく判らないキャラクター」
 原作のコミックには存在しない、アニメ版オリジナルの作品の外側からツッコミを入れる謎のキャラクター。ワタナベシンイチ監督が以前に製作に関わってた『ことものおもちゃ』の『ばびっと』の進化系とでもいうのだろうか。ナレーターに人格とキャラクターが与えられたようなもの、と言えばそれなりに位置づけを表せられるかな?

 しかし、すっかり忘れていて気がつけばこんな時間。しまった!
「あらら。元々のはれぶたも確か第一話からは見てなかったんでなかったっけ?」
 うん。たぶん、放送開始後に番組のCMで聞いたはれぶたの鳴き声が『え、みかさん?』と思って見てみたのが切っ掛けだった様な。しまったぁ・・・と思ったら、祝日だったので特番で潰れて今週の放送はなかった様で。助かった。

2002年11月04日19:44:26

一応、帰って来てますけどね

 アエロバティクス・グランプリ、それ自体は非常に良かったんだが・・・遠い。非常に遠い。ツライっす。

2002年11月03日16:04:29

良かったですよ、はい

 アエロバティクスグランプリ、フライトの予定は終了。帰路につきます。風がやや強く、動力付きパラグライダーの飛行の午後の部がキャンセルになってしまったが、その他は雲も少ない晴天で充分な内容であった。

 昨年は優勝候補の筆頭として挙げられながら、機体のトラブルで出場がキャンセルになってしまって見られなかった、ユルギス・カイリス氏のフライトを初めてみた。なるほど、これは凄い。パワフルな Su-31 を活かした迫力ある演技であった。ジェット戦闘機の Su-27シリーズで知られる『コブラ』に似た機動とか確かにやってたが、本当に凄い。

 しかし、アエロバティクスパイロット達は、なんとサービス精神旺盛というか、イタズラ者である。茂木はサーキットという、通常の飛行場などとは趣の異なる会場。高さを持った観客スタンドと言う物があるし、地形的にもやや小高いところにあって、周囲に小山などの高低がある。スタンドより低い高度にもぐり込むと、飛んでいる飛行機を横から見たり、さらに見下ろしたりと言うことができる。これは特異。また、スタンドや周囲の山の裏側に回り込むとそれに隠れて姿が消え、まるで「墜落した!?」とでも思わせんばかりの雰囲気になる。うーむ。
 最後の出場機体全機参加のショーの後なんかも、着陸の順番待ちの暇つぶしかなんかでいろいろやって遊んでた感じ。普段はソロで飛んでいてライバル関係にある二機で即席の編隊飛行とかやってたりもしてた。

 ああ、久々のブルーインパルスJr.なんかも見たが。やっぱり馬鹿げている。実際やるのはそれなりに難しいだろうなとは思うが、馬鹿馬鹿しさは拭えないし、やってる側もある程度それを承知でやっているとしか思えない。そうでなければ『恥ずかしさに顔がゆがむ』というデルタループなんてやらないだろうし、実況が女装自衛官だったりもしないはず。

 何か語るべきことは多い気がするんだが、何を語るべきかよく分からない。とりあえずは、実際に一度見に行って欲しいなぁ。としか。

 三日間開催されるうち、二日目に行った去年に対して、今年来たのは最終日。そのせいか、混雑度は結構高い。差し迫って問題を感じるほどでもないが、結構な多さ。ただ、帰りの車はかなり渋滞している様である。また、最後に滑走路が開放され機体が公開されることになっているのだが、開放時間前からすでにかなりの行列が出来いたのと、最終日なので表彰式などのセレモニーがある都合開放開始時刻が遅いこと、今回はその場所と車を停めさせられた場所とが方向が全然違い距離もかなり離れていたことなどの複合要因で見物はせずに帰ることにした。やはり、アエロバティクス機は『飛んでいてこそなんぼ』ってことで。

 さて、こんな文章を書いているうちに、やや車が減ったかな? しばらく待っていれば、結構順調に減りそうな雰囲気だが、どうなんだろうなぁ。

2002年11月03日08:36:43

駐車場まで到着

 ツインリングもてぎ到着。去年遭遇した渋滞の正体は益子焼の陶器市だった様で、例年十一月上旬に開催されているようである。今年もやっている様だったが、見ていると一応迂回ルートの指示看板があったのでそれに従ったらとりあえず巻き込まれずに済んだ。

 そうして会場近くまで来たが、最後に少し迷走。右折すればツインリングもてぎだと書かれた看板の前で、ガードマンが左へ曲がれと言うふうに棒を振っている。よく分からないが、看板よりは人間を信用すべきだろうなと左へ曲がるが、それ以降しばし音沙汰なし。なんだったんだ。ツインリングではイベント開催中で混んでいるから、用のない車は迂回しろ、とでも言うつもりだったんだろうか。とりあえず適当に回り込んで到着。

 では、行ってきます。はい。っていうか、とりあえずトイレいきたいぞ。

2002年11月03日02:53:07

リカバリー

 やった! 結構余裕を残して守谷S.A.到達。去年は、茂木周辺で全く関係ない別の催しによる渋滞に巻き込まれるという不運に見舞われトドメを刺されたが、今年はあとはそういう事態にさえならなければ充分に間に合うだろう。

 浜松を過ぎて以降は、おおむね順調であった。特に、焼津を過ぎた辺りからは至って順調。清水の辺りで残り半分をやや切ったガソリンの補給も済まし、往路ではもう燃料の心配も要らない。調子がよかったので少し欲を出して、予定の沼津I.C.を一つ越えて裾野I.C.まで一般道を走ってみたが、これも特に問題なし。

 しかし、首都高は相変わらず訳が判らない。選んで走ったというより、何となく道なりに走ってたら運よく抜けられただけなんじゃないかと思えていまう。ただ一回、湾岸線に向かいかけて辛うじて戻ったが。湾岸線がどこをどう走ってどこへ行くのか知らないが、少なくとも私の向かうべき方向は東京湾ではない。違うはずだと逃れて正解。ゼブラゾーンを横切りながら復帰。危うい。
 あと、深夜だけあって、さすがに渋滞はなかったが、あちこち工事で車線規制だらけだった。よほどあちこち老朽化が進んで補修を迫られているということか? また、対向車線で追突事故が起きてた。ゴテゴテとエアロパーツをつけた車同士。4、5台ぐらいが止まっていた様に思うが、玉突きになったというよりは、仲間が集まってたという感じだろうか?

 お。工事通行止めの案内が乗ってるチラシを首都高速入る時に貰ったが、いま改めて見てみたら、全線の略図が載ってる。お、お、これは結構手頃な資料でないか。ふむ。ちょうどいい物を貰った。

 それでは、折角時間もあることだし、仮眠とします。三時間寝ても良さそうだ。

2002年11月02日22:15:31

前進中

 現在、東名高速新城P.A.。浜名湖の少し手前。

 前回の停滞はやはり事故通行止めであった。前回の更新の為に PHS でネットに繋いだ時に、今の時代、リアルタイムに道路交通情報を更新しているサイトぐらいある筈だ、と探してみたら、あった。日本道路交通情報センター。おおよその通行止め区間のめどがつく。結構近い様だ。幸いにも私の車が止まっていた場所からは路肩を通って脇道へ出られる状態だったので、ナビを頼りに適当に迂回する。なんとか成功。迂回が完了したのは20:30ごろ。実質的なタイムロスは30分程度で済んだのだろうか?

 トヨタだったっけ? 『ITドライビング』なんて表現を広告に使ったのは。なんか、それを体験した様な気がする。こういうことが車自身の標準機能で、半自動的に運転しながらでも操作できる様になったら、確かに便利なんだろうなと思える。

 さて。その事故のほかにも全体的に交通量が思ったより多いなどあって、イマイチ思惑通りに進めていない。というわけで、遅れを取り戻すために浜名湖の北を音羽蒲郡I.C.から浜松I.C.まで東名高速で通過することとする。この程度の遅れなら、まだ取り戻せる筈だ。

2002年11月02日20:01:01

実話です

 現在時刻19:40。木曽川を越えたあたり。車の流れrが完全に停まった。事故かなにかで通行止めになったのだろうか。あうー。

 大阪市内。リムジンに遭遇した。長い車だなー。まぁ、トラックを思えば大した長さでもないのだが。しかし、塗装が結構日焼けした感じだったりして結構年季が入った感じで、いま一つ高級感には欠けていた。

 十分ほど経過。あ、チョロチョロと動きだした。進んだり停まったり。書くのも書いたり休んだり。

 阪神高速〜名阪国道終点付近までは特に問題なし。いつもの伊賀S.A.で休憩。いつもは夜食を食べていたが、今回は夕食。しかし、終点付近で交通事故現場通過。まだ警察も来ていない段階。事故車両は小型トラックと普通乗用車、一応路肩に寄った状態になっていた。結構強く路肩に突っ込んだか、路肩の木の枝や葉が結構散らばっていた。
 その先も、特に事故などは無い物の、交通量は多め。いつも深夜に走っている道だが、この時間帯はこんなもんなんだろうか。

 そうして現状に至る。現在時刻20:00。流れの停まった路上からの更新でした。あうー。

2002年11月02日15:37:26

不在通知

 さて、アエロバティクス・グランプリ観覧、遅刻しない為に今回はもうそろそろ茂木へ向かって旅立とうと思う。
「え? もう?」
 昨年失敗した時は、一般道を走って交通費をケチるのを控えて素直に高速道路を走ろうと思ったが、今年になってみたら、日程良く三連休なので、出発時間を充分に速めてしまえばなんとかなるだろうと考えてこの発想に至る。
「時は金なりって言うのに・・・」
 だから交通費、金の代わりに時間を使う。
「むむむ、そう来たか」

 予定ルートは、かなり貧乏なルート。阪神高速から西名阪までは素直に高速道路を使い、名阪国道、名四国道と通って名古屋を抜け、浜名を南に回る浜名バイパスへ向かう。この段階で22時を過ぎていれば浜名バイパスは夜間無料なので走る。ベストは、浜名バイパス入口に22時ジャストに到着することとする。
「・・・ケチくさい。 (^-^;
 どうとでも言え。その先も順次国道一号と併用のバイパスを抜け、沼津から東名高速に入って箱根を越える。その先は首都高速と常磐道を素直に走る。昨年、帰路は首都高速と常磐道を使わずに帰ってみたが、あれは失敗だった。
「ま、大阪を抜けるのにも、素直に阪神高速とか使うべき、って結論に至ったぐらいだからネ。東京も必然的に似た様な方針を取る必要が出てくると」
 そうして、常磐自動車道の守谷S.A.で仮眠が取れる程度の時間に辿り付ければ成功である。
「ブルーインパルスJr.とかが一足先に演技するけど、肝心のフライトは10時から。っていうか、ブルーJr.は昼にも二回目の演技をするから、無理に見なくてもいいかなっていうか」
 いやまぁ、久しく見ていないブルーJr.、見たいことは見たいんだが。しかし、そんなに無理してまで見たくはない。無理しなくても二回目は見れられるはずなんだし。

「という訳で、10時に会場到着とするなら、駐車場には9時過ぎぐらいには着いておきたいかな?」
 守谷S.A.から茂木まで二時間程度で着けるだろうか? 距離的には80Km程だが。とすると、六時過ぎには守谷を立つ様にしたいと。三時間程度の仮眠を取りたければ、守谷着は3時が目標に。
「浜名バイパスに22時に差しかかって、そこから五時間で守谷まで。・・・うーん、どうなんだろ?」
 やはり、もう少し素直に高速道路を走った方がいいのか?

 そんなこんなを書いている内に結構時間が過ぎてしまった。そろそろ、最終的な準備に入るとするか。
「さぁ、今年は無事に辿り着けるかな?」
 実のところ、道中のPHS+ノートPCでの更新が、意外と時間を喰ってたりする。今回は、それも控えめにしようかなぁと思いつつ。それではまた、時間に余裕がありましたら。

2002年10月31日22:29:03

予告

 前回の消しゴム『シネ』、英語の"shine"(シャイン、輝く)だろうと指摘を受けた。
「あやや。そういやそうか」
 しかし、シャインって『死ね』ったのか・・・。覚えやすい?
「"sun shine"なんて、そう考えると『寸、死ね』?」
 なんなんだか。

 話は変わるが。この週末からの三連休、栃木県の茂木へ遠征である。
「アエロバティクスグランプリだネ。去年は遅刻して、午前の部の大半を見逃しちゃったやつ」
 今年はもう、土曜日の昼間のうちから出て行ってやろうと思っている。
「ま、結構高い金かけて行くんだから、ちゃんと見ないとネ。交通費や入場料、ひっくるめて二万円近くかかるんだから」
 ・・・改めて要する予算を考えると、何やってんだろう、という気もしないではない。

 ところで、去年も今年もチケットはコンビニの多目的情報端末で買ったんだが。
「去年は結構遠くの店まで行かないと扱ってなかったけど、今年になってみたら近所の店でもっていうか、殆ど大多数の店で扱ってる様な状況に進化してたよネ」
 世の中、色々と移り変わってるんだなー、と実感。便利になったものだ。

2002年10月30日20:51:27

言霊消しゴム

 100円均一で消しゴム買ってきた。学校に行っていた頃には、それなりにシャーペンで書く字も多く綺麗に消えてくれないと不便するのでそれなりに好みの消し味?のを探したりしたが、今では取り敢えず消えればいいや程度なのでそれで充分。
「でもまぁ、綺麗に消えるに越したことはないし、どうせそんなに量要らないんだから、少なくても質の良さそうなのを選ぶとか」
 国内の名の知れた文房具メーカーのもあったが、小さいだけならまだしも子供用でケースの柄が大人が使うのには厳しい。家で使うなら構わないが、人前で使うのは気が引ける。
「他はなんか判らない海外製っと・・・。うーん、中国製に、韓国製に、台湾製。分量的には似た様なもの」
 ここは台湾製だな。なんとなく。うむ。

 さて、買って帰って、使おうと包装を破っていて、なんとなく違和感を感じる。なんだろなぁ、と思ってよく見てみると・・・。なんなんだ、この商品名。
「ええっと・・・"SHINE" ・・・シネ? ・・・死ね?」
 韓国製や中国製だったら、なんか他意を感じるところであった。
「でも、消そうとしている文字に向かって『死ね!』と訴えていると思ったら、よく消えそうなネーミングだったりして?」
 そんな馬鹿な。まぁ、中国語的にはなんか普通な意味合いがあるんだろうが・・・。

2002年10月28日23:52:42

続々メタハイ

 取り敢えずこれで電池の話はひと区切りのはずだ。少し前に書いた、ニカドとメタハイで発生するメモリー効果の話をしておく。
「中途半端に電力を消費した状態からの充電を繰り返していると性能が下がってきて、時々完全に電力を使い切ってやる、リフレッシュ、なんて言うよね、そうすると性能が回復するって話」
 私も漠然としたイメージしか持っていなかったが、すこし調べてみて状況が把握できた。

 電池と言うのは、使っていく過程でだんだんと電圧が下がっていく。メタハイの公称電圧は 1.2V 。満充電、完全に充電された状態で 1.2V の電圧を指すはずという仕様である。この電圧が電気機器に使用されていく過程で下がっていく。そしてその電圧がその機器の稼動に必要な電圧を下回ると、その段階で使用不能となり、充電の必要が生じる。
「基本的には、消費電力の高い機械ほど高い電圧を必要とするってのが普通な考え。いまメタハイを使う様な機器で消費電力の特に高そうなのっていったら・・・デジカメぐらいかな? フラッシュメモリへの書き込みとかにそれなりの電力がいるから」

 さて、そうして必要な電圧を得られなくなって稼動が出来なくなったら、充電をする訳だが。仮に、その境界線を 1.0V だとしてみる。その 1.OV までの放電と、そこからの充電を繰り返していると、1.0V 付近まで放電されたところで、一気に電圧が下がる減少が発生する。それがメモリー効果である。境界線となってきた電圧をあたかも記憶しているかの様にその領域で異変が起こる為、そういう名で呼ばれているそうだ。
「その先、例えば 0.8V ぐらいまで放電してやる分には、メモリー効果が発生する以前と大差ない時間使えるんだけど、1.0V を割り込むまでの時間が早くなるんだってネ」

 なんだか判りにくい話になってきたが。仮に、正常な電池が 1.0V まで電圧が下がるのに 40分、0.8V まで下がるのに1時間かかったとする。1.0V を境目としたメモリー効果が発生した電池がどういう挙動を示すかと言うと、0.8V までにかかる時間は一時間から殆ど変わっていないのに、1.0V までに下がる時間は 30分とかに早まるのだという。
「で、どうすればいいのかっていうと、いつも 1.0V まで放電してたなら、時々他のもっと消費電力の低い機械に入れるとかして、1.0V よりも下まで放電してやればいいんだって」
 デジカメ見たいな機器だと、一定以下まで電圧が下がると、その段階で完全に動作しなくなる。しかし、ポータブル CD プレーヤーみたいなのとか、もっと単純な懐中電灯みたいなのとかは、多少音がおかしいとか、本来の明るさでなくなるとか、支障をきたしつつもある程度動く。そう言う物に一旦入れてやればいいんだと思う。
「でもやり過ぎると以前書いた過放電や逆充電の恐れがあるから、その辺は注意してネ」

 実際のところ、ついこの前、メモリー効果をもろに目の当たりにしたんだよなぁ。まさにデジカメで。デジカメ用としては、以前から使ってた 1500mAh のものと、後から買い足した 1700mAh を使っていたのだが。先月小松基地に行った時に、古い方も予備として持って行ったんだが、新しい方を使い切ったので、いざ予備を使おうと思ったら最初から電力不足で一枚も撮れないという目にあった。
「で、あとで二、三回ぐらい、充分な放電と充電を繰り返してやったら、使える状態に回復したと」
 言葉としては昔から知っていたが、こうもハッキリとメモリー効果を体験したのは初めてである。

2002年10月28日02:13:11

政権安定化?

 ありゃ、もうこんな時間。簡潔に少し。

「前回の電池の話の補足。二本一組で使ってた NiMH が片方だけ劣化した話」
 同一の充電電池でも、微妙な個体差による劣化の差だとか、一度ほかの電池と組み合わせて使ったとか、そういう要因が重なって一度容量に差のある状態で使ってしまい、その結果逆充電発生、一本が一気に劣化して更に容量の差が開き、更なる逆充電を招いて・・・という悪循環による劣化だったのでないか、と思う。

 国会の補欠選挙。与党側の圧勝に近いような結果に終わったな。
「なんか、ますます民主党ピンチというか」
 代表選挙の波瀾は未だ収まり切らず。党員の石井議員が刺殺された事件で、不当な弾圧に屈せず戦おうと団結できるのかと思ったら、右翼活動家との関係をもっていたなんていう後ろめたい話が表に出てきて、なんとも身動きの取れない状況になってしまった。
「でもって、補欠選挙の敗北。福岡じゃあ、比例代表選出から選挙区選出に鞍替えしようと、一旦辞職してから立候補し直した議員が落選。なんだそりゃ」
 まぁ、政治家としては、政党を選ぶ比例代表より、個人を選ぶ選挙区で勝ちたいと言う思いはあるのかも知れないが・・・虚しい。
「敗戦会見?に出てきた鳩山さんが、やけにやつれた雰囲気に見えたのが印象的」
 どうなる、民主党。

2002年10月27日14:19:24

続メタハイ

 前々回のメタハイの話の続きになるが。どうやら、旧式 NiMH が一本、大幅に劣化している様だ。
「え? 結構前から二本一組でペンライトに入れて使ってたのに、なんで一本だけ劣化してるの?」
 どうやら、逆充電されてしまっていたらしい。それで急激に劣化したと。
「ふーん」

「電池の使い方として、マンガンとアルカリを一緒に入れちゃだめとか、古い電池と新しい電池を一緒に入れちゃだめとかいうのを聞いた事があると思うけど」
 並列で繋いであるのならまだいいのだが、直列に違う電池を繋ぐのは良くない。違う電池と言って何が違うのかというと、簡潔に言うと容量が違うということである。
「容量が違うとどうなるかって言うと、容量の小さい電池は先に空になっちゃう訳。空になったらどうなるのかというと、他のまだ電力が残っている電池に、空になったが逆充電されちゃうんだよ」
 充電というのは、電池のプラス端子に充電器のプラス端子を繋いで行う。それに対して電池を直列に繋いだ状態ってのはどうかというと、片方の電池のプラス端子に、他方の電池のマイナス端子が接触した状態になっている。本来の充電と逆向きになる訳だ。
「これが進むと、電池の電圧を計ってみると、マイナスの電圧を示す様な状態になっちゃう訳。当然これが電池に良い訳ないから、一気に劣化が進んじゃうんだよ」

 という訳で、電池が切れたなと思ったら、そのまま放置しないで取り出しておこう。放っておくと、過放電(多少の電力が残っていないと充電もしにくいのだが、それがしにくい状態になる)や逆充電の危険性がある。
「ただまぁ、ニカド電池やニッケル水素電池にはメモリー効果ってものがあるから、単純に切れたと思ったらすぐ充電、では済まない面もあるんだけどネ」
 ま、その辺の話はまた今度。

2002年10月26日20:16:13

訂正記事

 数日前にトラックの後部扉の話をしたが。良く見てみると、認知が甘く誤りがあった事が判ったので、訂正しておく。

 扉が三枚あると書いたが、実際には二枚。ただ、2:1 の左右不均等な大きさの扉になっていて、その大きい方の扉が真ん中から折れる様になっていた。それを三枚に別れていると誤解していたのが、前回の話の段階。結果、扉の開け方のバリエーションは、こうなる。

  1. 大きい扉を半分開ける。
    →真ん中が三分の一だけ開く。
  2. 大きい扉を半分開け、小さい扉を開ける。
    →片側三分の二が開く。
  3. 大きい扉を全開にし、小さい扉は開けない。
    →反対側の三分の二が開く。
  4. 大きい扉を全開にし、小さい扉も開ける。
    →当然、全開になる。
  5. 閉じた時、大きい扉の方が上に来るので、小さい扉だけを開ける事は出来ない。

 荷物の大きさや、荷物を積んだ位置、荷物を降ろす方向や、駐車した場所の空間的な余裕に合わせてどう開けるか選べと言う事か。なかなか、洗練された構造だと思う。

2002年10月24日23:50:47

Nickel Metal Hydride

 私の手元には、国内電池メーカーが一般的に市販する様になる以前に買った、どっか海外製のメタハイ電池がある。
「メタハイって・・・メタル・ハイドレイド、水素吸着合金を使った二次電池(充電可能な電池)。普通に言うところのニッケル水素電池(NiMH)なんだけどネ」
 容量は1200mAh、最近のメタハイは2000mAh辺りまで言っているのから見ればまだまだ未成熟な頃の電池だが、それでも当時主流のニカド電池(NiCd)から見れば二倍程度の容量があった。・・・何の為に買ったのかは、イマイチ覚えてないが。

 しかしこれが、比較的最近に 1700mAh の NiMH 電池とセットで買った急速充電器に填めても充電できない。
「なんで? もう充電できないぐらいに劣化したの?」
 いや、ペンライトとかに入れてそれなりに使えてるんだが。良く見てみると、プラス端子の形が違うんだな。
「へ? プラスと言うと、ちょっと出っ張った形で・・・」
 良く見てみると、今時の二次電池のプラス端子は一次電池(充電してはいけない電池。マンガン電池やアルカリ電池)のプラス端子より、少し小さい。そして、今時の充電器のプラス側の端子は少し窪んだ形状になっていて、その少し小さいプラス端子でないとその窪みに填まらない。
「ほうほう、なるほど。一次電池を充電しちゃわない様にする安全対策なんだ」
 そうらしい。

 しかし、私が充電しようとしているのは歴とした二次電池である。以前から持っていた旧式の充電器にはそんな対策は施されていないので充電できるが、なにぶん容量の小さい NiCd 時代の充電器、それと比べれば格段の容量を持つ NiMH 電池を充電しようとしたら、非常に時間がかかる。1200mAh の電池でも、19時間時間ぐらいは掛かりそうな計算になる充電器である。
「うーん、さすがにそれはじれったい」
 っていうか、しばらくはデジカメ用に買った 1500mAh の NiMH をそれで充電していた時期が合った。これだともはや丸一日近い時間を要する。それにいい加減嫌気がしてきて急速充電器を買った訳である。

 さて。そもそもその旧式充電器、端子部分が随分と汚れてきたりもしているし、ちゃんと充電されているのか怪しげになってきた。という訳で、その旧式 NiMH も急速充電したい。
「うーん・・・なんか、プラス端子部分に金属片を噛ませて入れる?」
 いや、そんな回りくどい事はしない。ストレートに、端子周辺の窪みを削って広げた。
「おいおい。(^-^;
 結果、無事に旧式 NiMH も急速充電可能になった。万歳。

「・・・ってことは、一次電池も急速充電できる?」
 さすがに私もそんな物騒な事はしない。失敗してもせいぜい液漏れを起こす程度のはずだが(発火の可能性も無い訳ではないが)アルカリ電池の電解液なんかはその名の通り強アルカリ。漏れてきて欲しくはない。おとなしく旧式充電器の方を使ってゆっくり充電する。
「結局充電するんかい。(^ー^;;
 リモコンや時計に入れる様な電池は、それで充分こと足りる。外出先、というかズバリ航空祭に出向いた先でデジカメの電池を切らして買った電池が溜まる一方で、一向に私の部屋から電池は減らない。デジカメで使った後の電池には、リモコンや時計を動かすにはまだまだ充分過ぎる電力が残っている。
「それなら、充電なんてしないで使い捨てたらいいのに」
 えー、だって勿体ないし。
「けち」
 ケチで結構。

2002年10月24日00:54:25

Contrail

 今朝・・・というか厳密にはもう昨日の朝か、空を見上げるとやけに鮮やかで大きな飛行機雲が見えていた。
「なんか、普段と違うコースや高度を飛んだ飛行機がいたのかな?」
 さぁなぁ。飛行機雲が発生するかしないかは、気象条件の影響を強く受けると言うか、正に気象条件が決める様な物でもあるし。

 ところで、飛行機雲の原理に関して、なぜか二つの原理が語られている。共にエンジンの排気が鍵を握る事では同じなのだが、片方の説では排気の中の微粒子を核として空気中の水蒸気が集まって雲になるとされ、他方の説では排気そのものに含まれた水分が高高度の冷たい空気に晒されて雲になると言う。
「前者は人工降雨の技術の話なんかに通じるのかな。後者は、冬に息を吐くと白くなるのと似た様な物?」
 私としては、なんとなく前者の方が正しい気がするのだが。前者の説を語る人の方がなんだかもっともらしい話をしている様な気がするし、排気に水分がと言うのも何となくイメージしにくい。
「灯油のちょっと強力なのみたいなジェット燃料を燃やして水分が出るなら、石油ストーブを焚いてると湿度が上がるのかな? うーん・・・」
 コンプレッサーで空気を圧縮する分、水分も圧縮されて集まるのかなぁという気もしないではないが、圧縮が理由なら排気されて拡散してしまったら元通りの様な気もするし・・・はて。

 ところで微粒子が原因だったとした場合、大型ジェット機が大編隊を組んで飛び回ったら、飛行機雲で雨が降ったりするんだろうか?
「まさか、そんな。(^-^;

2002年10月21日22:15:04

街中の盲点

 先日、トラックの後ろを車で走っていると、ドアが三枚付いているのに気がついた。
「は?」
 いや、荷台がコンテナと言うか、箱型になったタイプのトラックなんだが。後部が三枚の扉に別れていた。二枚で真ん中から左右に別れて開く、いわゆる『観音開き』が当たり前だと思っていたので、珍しい構造もあるもんだな、と思って見ていた。
「ふーん」
 しかし、いざ注意して見てみると、三枚扉が別に珍しくないことに気がついた。
「あらら。作者さん、二十年以上も生きてて、そんなことに気づいてなかった訳?」
 そうなんだよなぁ。世の中、注意していないと意外なところに見落としがあるもんだと思い知らされた。

 さて、何で三枚なんだろうと、三枚の扉を実際に開けている状態のトラックを探してみた。やがて発見。開いている様子を見たら、容易に納得する事が出来た。扉がコンパクトなのである。
「え、扉が小さいと、荷物の積み下ろしに不便じゃないの?」
 いや、トラックの後部は三枚に分けても充分に広い。逆に大き過ぎる扉は開く時に邪魔になる。比較的狭い場所で荷物を積み下ろししようとしたら、特に邪魔になるだろう。
「ほー、なるほど。これは盲点」
 ちなみに、二枚が観音開きして、脇に余った一枚が外側へ開く構造になっていた。そのトラックは二枚を観音開きしていたが、構造的には真ん中の一枚だけを開くと言う事も出来そうで、そうすると非常にコンパクトな開閉が可能そうだ。真ん中の一枚は、全開にしてもトラックの横幅から扉がはみ出さない。
「ほうほう、なるほどなるほど。色々と考えられてるんだネ」

 ごく短期間のにわかな観測の結果としては、比較的狭い範囲の複数の取引先などを回って、集配を行う様なトラックには三枚扉のタイプが用いられている用に感じた。小型小量の荷物を、何度も積み下ろしする様な使い方に適している様である。

2002年10月19日20:28:41

正常墜落

 先日、日本版スペースシャトルというか、宇宙から帰還させて再利用可能なロケットの実証用に作られた航空機の着陸実験に成功したそうだが。
「本家のスペースシャトルも含めて、こういうのって打ち上げの為のエンジンしか積んでないから、降りる時は基本的にグライダー状態で降りて来る物。それも超高速、極超音速での大気圏突入を前提にした設計がされてるもんだから、低速時の飛行性能は犠牲になるのが運命。だから、着陸は普通の航空機の常識から外れた物凄い勢いで突っ込む様な降り方になっちゃうんだよネ」

 今回の物も、25°ぐらいの角度で降りて来ると言う。普通の大型旅客機なんかは 3°で降りて来るし、他の航空機にしてもそれから大きく外れる様な急角度では通常降りて来ない。それが 25°である。
「分度器見ながら 25°というとそれほどでもないと思いがちだけど、実際に 25°の下り勾配に立ってみれば、かなり恐ろしいはず。スキーをやる人なんかが、やらない人にそんな話をしてたりすると思うけど」

 そんな訳で、ものはためしと言う事で、エアロダンシング4で降下角度 25°での着陸に挑戦してみた。機種としては、脚回りの頑丈そうな F-4EJ改を使用。爆弾にロケット弾、ミサイル、燃料タンクと重装備の状態にして飛行性能をなるべく悪くなるようにし、エンジン出力最小、エアブレーキ OPEN の状態で突っ込んでみる。
「うわぁ。20°越す様な降下角度って、かなりキツイ」
 ちなみに大型旅客機が高高度を飛行中に与圧システムに異常が発生しで機内の気圧が急激に低下した時に、人間の生存に充分な気圧になる高度まで降りる為に行う急降下が、20°程度の降下角度で行うそうである。で、更に急な 25°程度で突っ込もうと思ったが、あまり機首を下げ過ぎるとエアブレーキを開いていても加速してしまうので 20°を少し越す程度で断念。実際にはもっと充分に減速してやれば、機首をあまり下げずにもっと大きな降下角度で降りると言うか落ちる事も可能だが、調節が難しいので今回は止め。
「そんなこんなで、機首を 10°ちょっと下げた状態で、20°以上の角度で落っこちて行くと」
 当然、機首を 10°も下げた姿勢で着地は出来ないでの、着地の直前に水平以上まで引き起こす。引き起こすと、自分が降りていく先は自分の機首に隠れて見えなくなる。見えないところに向かって突っ込んでいく。わー。

「うーん、映像だけ見ると意外とそんなに大したことに見えないけど・・・」
 操縦している側にしたら、こんなんで降りられるのかよ、って感じである。

2002年10月19日00:22:03

次世代機

 ぼちぼち、私のPCも根本的な部分から換装の時期かなと思っている。
「いまは、Coppermine Pentium III 1GB の環境だネ。現行の Tualatin Pentium III には対応してないマザーだから、実質上現状で打ち止め」
 当初は、Northwood Pentium 4 の普及に合わせて買い換えようかと思っていたが、時を合わせて Hyper Threading の話が表に出てきたので、それを待とうと言う事になって現在にいたる。
「 Northwood は、単純に言うと第二世代の Pentium 4。第一世代と比べると、セカンドキャッシュ容量が増えたりして速度が上がっているのと、消費電力が下がったのが違い。 Hyper Threading(以下 HT ) は、CPU の空き時間というか、余力を再分配して、あたかもCPUが二つ載っているかの様な挙動をさせる仕組み」
 HT の話を聞いてしまうと、HT 未対応の Pentium 4 を買う気は急激に萎えた。HT を使わない Pentium 4 は、その能力の多くを捨てている様な状態である。
「初期の設計段階から、HT を使って初めてフルに能力を発揮できる様な CPU として設計されていたフシがあるらしいしネ」

 以前にそんな話をした時に、HT に対応させる為には、マザーボード側にはどういう対応がいるんだろうな、という疑問を書いていたんだが。
「チップセット自体を再設計する必要があるのか、専用の制御用チップの搭載程度で済むのか、それとも BIOS とかのソフトウェア的な対応だけで済むのか、どの程度かなってネ」
 どうやら BIOS 側の対応のみで既存の Pentium 4 用のマザーでそのまま行けるようである。私が買おうかなー、と思ってたマザーの BIOS の更新情報を見ていたら、HT 対応と表記されたバージョンが既に公開されていた。
「お。まぁ、販売はまだしてないとはいえ、展示会とかには既に出品されてるからネ、HT 対応 Pentium 4 。当然メーカー側にサンプルは渡っている訳だから、もう対応が済んでいても時期的には自然かな。年内には、販売開始するつもりでいるみたいだし」

「で、どのマザー買うの? 偏屈の作者さんだから、メモリに RDRAM、RIMM を使うマザー買うんでしょ?」
 ・・・っていうか、買っちゃった。
「えええ。(^-^;
 GIGABYTE の GA-8IHXP。新品でも中古でも二万円前後の値札が付いてる品が、中古ながら一万五千円を充分に切る値段が付いてたもんだから、つい確保してしまった。
「ありゃりゃ。CPU どうすんの? RIMM どうすんの?」
 当面は焦らずに、RIMM を安値で手に入れるチャンスを待つ。CPUも、HT 対応版が出るまでは焦る必要はない。・・・まぁ、HT 対応版はハイエンドの高級品として出てくるはずだから、現実的には価格が下がって来るまでは低級低価格のを繋ぎとして使う様な展開になるだろうが。
「うーん、まぁ、RIMM 高いしネ。二枚セットで刺さなきゃいけない 16bit-RIMM 、今から買うなら 256MB x 2 = 512MB が現実的な選択なはず。でも、一枚二万円前後が今の相場だからネ。これは厳しい」
 しばらく前に一時的に一万円台中盤を切るぐらいまで下がった事があった。そう言う時が再びやってくるのを狙いたい。

「・・・と言っても、どんどん主流が DDR-SDRAM へ向かっていく現状で、大丈夫なの? 逆に希少になって高騰したりしない?」
 その不安も大きいんだが・・・。しかし、現状では intel のみのサポートとなっている RIMM の世界に、SiS が参入する動きを見せたりしている。より CPU の能力を発揮させる=より高速なメモリを欲する HT の導入などによって、速度的には勝る RIMM がもう一花咲かせることに希望を託そう。

「で、作者さんが買っちゃった GA-8IHXP ・・・LAN チップや サウンド機能がオンボードになってるのは最近じゃあ珍しくないからいいとして・・・IDE RAID なんて載ってるけど要らないでしょ? 作者さん、SCSI教の人なのに。なんでそんな要らないモノが載ったマザー買ったの?」
 いや、GA-8IHXP は South に ICH4 が載ってるんだよ。i850E に ICH4 を組み合わせたマザーは、これしかないはずだ。
「また判りにくい話を・・・。説明するのが大変じゃない。えーっと・・・。チップセットっていう、PC を根底で管理しているパーツがマザーボードに載ってるんだけど。これが伝統的に、CPU と メモリを管理する North bridge と、PCI や HDD とかその他諸々を管理する South bridge に別れてるのが一般的なの。なんで北と南なのかって? North はマザーボードの上の方、South は下の方に来る様な配置になるのが普通だから、その位置関係にちなんでそう呼ぶのが定着したらしいけど。で、i850E ってのは、メモリとして RIMM を使う North bridge。それにメーカーの intel が組み合わせるべきとしている South bridge は、ICH2 」
 しかし、いま intel が作ってる最新の South は ICH4 である。既に ICH4 を作ってた時期にリリースした i850E なのに、なぜが正式対応は旧式の ICH2。ICH4 は、DDR SDRAM を使う North、i845系に使われている。intel の RIMM に対するやる気の無さが現れた状況だと言える。そこを敢えて、intel は保証しない i850E + ICH4 の組合せで作ったマザーが GA-8IHXP なのだ。
「なんか、作者さん好みのマザーだと言うのは、判る様な、判らない様な」
 あうー。しかしまぁ、理論上は Pentium 4 を使う上での性能的には最強のマザーのはずである。

 しかし、なまじオンボードで IDE RAID とか載ってると、やっぱり使わないとどうかなー、って気になって来るなぁ。
「じゃあ、使ってみたら? いまさら SCSI へのこだわりも、程々にしないと」
 でもなぁ。IDE であることより、RAID を組む事に乗り気じゃないんだよなぁ。
「え、なんで? RAID 0 組んだら、速いでしょ、やっぱり」
 RAID 組んじゃうと、HDD の交換とデータの引越しが厄介になるんだよ。
「あー、なるほど、二台で RAID 組むと、引越しの為には一時的に HDD 四台繋いだ状態にする必要とか出てくるし、そんな状態でちゃんと動くのか、怪しいかな?」
 使うとしても、OS 本体は現状の SCSI のままにして、データだとか、OS の起動と関係の低いアプリケーションだとか、そう言うのを入れるのに留めた用途になると思う。RAID 同士で OS の引越しをするのは、かなり大変だと思うから。
「そういや、OS 引越し用の専用ソフトとかでも、RAID 環境への対応は甘い、みたいは話を聞いた事あるしネ」

 RAID は、後先を考えて組んで欲しい。

2002年10月18日00:39:52

本当に良いものに「飽き」と言う言葉は通用しないのか?

Mozilla 1.2β がリリースされたネ」
 Netscape 7 の方が、Mozilla 1.1 相当に追いつくのは、いつなんだろうなぁ。link 要素を使ったサイトナビゲーション機能、もっと広がって欲しいと思うのだが・・・。
「あと、Phoenix 0.3 なんてのもリリースされてるけど。これは、Mozilla 5 系の軽量版だそうだよ」
 これと言って軽量版の必要を感じていないし、0.3 というバージョンナンバーの低さがまだまだ完成度が低い事を示している訳で、まだ試した事はないし、この先も当面は試さないだろうなぁと思う。
「Mozilla 1.x も、一昔前と比べたら随分と軽くなってきた感じだしネ」

 あ、軽い情報のつもりが話が長くなったな。先日、深沢美潮女史の新刊『デュアンサークII 翼竜の舞う谷<上>』を買ってきたんだが。
「作者さんももう随分、深沢さんの本読んでるよネ」
 もう飽きただろう、自分、と思いながらついつい読んでしまうんだよなぁ。フォーチュンの方は、さすがに余りにも長く続いて、もうどうなんだろうという印象がかなり色濃くなりつつあるが(でもやっぱり読んでしまうし、読み終わった後には一抹の不満も無い)デュアンの方はまだまだ新しく、まだまだ純粋に新鮮な気持ちで読める。
「新鮮と言いつつも、フォーチュンとの世界観の連携を上手く活かしてる辺りが、心憎いんだけどネ」
 今回の新刊でも、何気ないところでチョロッとフォーチュンのネタを使ってたな。知らずに読んでも別に事情が判らず取り残されるような事もない、ちょっとした小ネタとでも言うか。その微妙な案配は、さすがである。

2002年10月16日01:09:49

めろめろー

 こんな話はした事あったかな、私は果物ではメロンが好物である。
「メロンパンは?」
 放送時間が変わって以降、全然見てないな。なんか、ビデオに撮らない限り見られない時間になったんだったけ・・・って何の話だ。

 さて。しばらくぶりに身の赤いというか、実際にはオレンジ色とでも言うべきか、メロンなのにオレンジとはいかにというか、なタイプのメロンを食べた。
「夕張メロンの色だネ。しばらく前にNHKのプロジェクトXでやってたけど、夕張メロンの名はかなり厳しい規準を潜り抜けないと名乗れないそうだけど」
 もっぱら、緑と言うか、若葉色と言うか、そう言うのを食べてたんだがな。・・・といっても年に数回しか食べてないのだが。更に赤い身の方というと、以前食べたのっていつなのかもはや思い出せない。

 とにかくまぁ、美味しかった。やけに皮の部分が薄いと言うか、皮の近くの甘くない部分が少なくて良かった。赤い奴の方が、皮薄いのかなぁ。
「さぁ、どうなんだろうねぇ・・・。ま、もう何回か赤や緑を交互に食べたら判るんでない?」
 うーん。次に食べるのはいつになるやら。・・・まぁ、メロンというと何となく贅沢品のイメージはあるが、実際は千円で釣りが来る程度で、こと食べる分には充分満足のいく物が買えるんだが。それが安いと言ったら、怒られるか。
「怒られるだろうねぇ。うん」
 あうー。

 しかし、最近、めっきり果物の当たりハズレと言うものが減った気がするんだが、気のせいだろうか。
「ちゃんと品質管理の技術も日進月歩で進んでるんでないの?」
 やっぱりそうかなぁ。一昔前は、甘くなかったり、やたらと皮の厚いメロンだとかスイカだとか、結構出くわした気がするんだが。
「作者さんあんまり食べないから認識が甘いと思うけど、ミカンなんかも酸っぱいのが減ってるんじゃない?」
 桃とかもハズレが減った気がするしな。

 今の時期で言うなら・・・梨か。二十世紀梨なんか、結構ハズレが多かった印象があるんだが、たぶん今なら大丈夫なんだろう。
「当たりの二十世紀はサッパリとした甘味が美味しいんだけど、ハズレはサッパリし過ぎて味が薄かったりしたよネ」
 近いうちに食べてみるかな?

2002年10月14日20:41:09

骨折り損のくたびれ儲け

 以前買った、IDE → UW-SCSI に変換するアダプタが余った状態になって久しい。
「ハードディスクが無アクセスで一定時間続くとモーターを一時停止させる様な設定にしていると、止まった後に再始動できないとか、起動ドライブとして上手く動かないとか不都合があったんだよネ」
 その辺を嫌って、純粋なSCSIに乗り換えて、そのまま余っていた。

 そのアダプタだが、結構ファームウェアのバージョンアップが続いており、その過程でその辺の不都合も直ってないかなー、とか思っていた。
「そのアダプタの後継機種、U160-SCSI に変換するアダプタなんかも最近発売されたし、それに便乗して改善されないかな、とか期待してみたり」
 で、その辺に転がっていた(・・・という環境はどうなんだろう)1GB少々の古い2.5インチのIDE-HDDに、3.5インチのケーブル差す為のアダプタ噛ましたうえて更に填めて試してみた。手元にもう3.5インチのIDE-HDDが残ってなかったんで。
「残ってた奴は、ショートさせて燃やしたんだっけ」
 あうー。ま、2G足らずの小容量のやつだったが。これが試してみると行けそうな雰囲気だったんで、再利用を目指して動き始めてみた。ガラクタ再利用で動いている簡易サーバーが、IDE→U-SCSIの変換アダプタ経由で動いているので、これを置き換えたい。停止再開などの挙動は正常ながら、なにぶん旧式なせいか、速度的には劣ってるんで。同じHDDを付けても、速度に差が出る。

「でも、U-SCSI と UW-SCSI じゃあ、コネクタ違うでしょ?」
 まぁな。しかし互換性はあり、速度を犠牲にすれば簡易な変換アダプタのみで一応対応できる。犠牲にすると言っても、HDDそのものの転送速度に対してはまだ余裕が残る程度なので、差し支えはないはずだ。
「UW-SCSIは40MB/s、U-SCSIは20MB/sの転送速度だよ。今時の最新鋭のHDDを繋ぐには物足りないスペックだけど、今作者さんが使おうとしているのは、せいぜい15MB/s程度しか速度の出ない旧式だからネ」

 という訳で、まずは変換アダプタを調達して実験。・・・お、起動はちゃんとする様になったな。
「お、いい感じじゃない」
 ・・・と思ったら、肝心の停止からの再開は上手くいかなかった。
「あーあ、駄目じゃない」
 ・・・いや、UW → U に変換しているせいかもしれん。事前に試した時は UW のままで繋いだからな。
「でも、UW-SCSI のカード、余ってないよ」
 それなんだよなぁ・・・わざわざ買うのもどうかなぁと思うし・・・。

 と、余っている U-SCSI カードに、UW 用のコネクタを取り付ける為の空きパターンが基板上にあり、BIOS のセットアップ画面とかも UW を意識した作りになっていて、しかも同一ブランドの UW-SCSI カードと共用ときた。これは、コネクタだけ付け足したら、UW-SCSI カードに化けるのかも知れない。
「うーん、でも UW-SCSI のコネクタなんて・・・。あ、壊れた U2-SCSI カードがあったんだっけ」
 そう。U2-SCSI と、UW-SCSI は、コネクタ形状は全く同じである。これを取り外して移植するのだ!

 コネクタの取り外しは、両端のコネクタを固定する目的の部分だけハンダ吸引機を使って手作業で取り、残しのピンは丸ごとガスコンロで火あぶりにしてハンダを全部溶かして一気に抜いた。
「あ、ハンダ吸引機って。まぁエアガンの逆みたいなもんで、バネの力でキュッと空気を吸う用になった道具だよ。溶かしたハンダをそれで吸い上げるわけ」
 火であぶったらコネクタも一部融けて燃えたが、まぁ、原型は留めているのでなんとか再利用出来るだろう。変形した部分をカッターで適当に削ってやったら、取り敢えずケーブルは刺せる状態になった。

 あとは、移植先の基板の空きパターンをどうするかだが。そのままではハンダで塞がっていてコネクタを取り付けられない。これも一気に火あぶりで溶かして一気に突き刺せないかと思ったが、それはさすがに無理だった。仕方ないので、全て手作業で吸引してから取り付けた。
「 UW-SCSI って・・・68ピン。こりゃ厄介」
 苦労したよ、まったく。そうこうして、ついに完成! さぁ、動くか・・・動いた、動いた! ちゃんと UW-SCSI として動いたよ! ひゃっほう!

「で・・・肝心の、停止再開の挙動とかは?」
 えーと・・・あ、駄目だ。=;-;=
「悲しい・・・。 (__;
 まぁ、仕方ないや。UW-SCSI カードが入手できたと言う事を率直に喜んでおこう。・・・当面の使い道は無いけど。
「変換アダプタのファームウェアが更に新しくなって問題がいつか解決されるか、手頃な値段でUW-SCSIのHDDが手に入るのを待つか」
 前者はこれだけの時間と回数のバージョンアップを経ても解決しない問題だから、もう無理なのかも知れない。後者は、価格のみならず、速度と騒音や発熱との折り合いも難しい。
「最近の SCSI-HDD は、10000rpm 以上で、騒音も発熱も馬鹿に出来ないからネ。常時動かしっぱなしって用途だから騒音は押さえたいし。騒音を押さえる為には何か防音性の容器に入れちゃうのが手っとり早いけど、そうすると今度は放熱の問題が出てくるからネ」

 しかし、最初の実験で正常に動いた様に見えたのは何だったんだろう・・・。
「つなぐ HDD によって。動いたり動かなかったりするんでないの?」
 あー。そうなのかなぁ・・・。しかし、どれが動くか見分ける術もないし・・・あうー。

 結局、無駄な努力であった。
「なんだかなぁ・・・ (^-^;

2002年10月14日02:24:44

悪あがき

 あー、なんだか慢性的なネタ欠乏状態である。
「ここで諦めるとそれで終わりだから、ただひたすらに『何だかよく判らないけど、とにかく何か書く』という習慣を続けるのみ」
 過去の事例から行くと、そうしている内に何かネタが出てくる。ネタの出る出ないには周期がある様だ。

 えー、取り敢えず昨日買ってきた第二世代 LS-120 の話の続きなど。ディスクの認識が速く、アクセス音もなんか甲高くスピーディで、なんかカッコイイ? ちなみにこんな音がする。挿入→ディスク上のプログラム実行→排出
「・・・なにわざわざそんな音取ってんの。普段使ってないマイクやら音声編集関係のソフトとか引っぱり出して」
 ネタが無い人間は、こんなことに手間を欠けるぐらいしかすることが無い。
「なんだかなぁ。(^-^;

「まぁともかく。DMAモードに対応してたりして、動作中の負荷なんかも低いみたいだよネ。あ、DMAってのはなんて言うかなー、制御をそれ専門の制御用のチップに任せて、CPUはそのあいだ他の仕事が出来る様にする為の仕組み、ってでもいうか・・・」
 まぁその辺いろいろとあって、フロッピーディスクを扱う為の装置としては、非常に優秀である。

 今時フロッピーディスクを使う必要が、さしてあるのかと言うのは別問題として。

2002年10月13日01:07:55

どうでも良さそうなお買い物

 ちょっとPC関係の小物を買いに大阪日本橋に行ったら、結構良いものを手に入れた。一つ目はそんなに欲していた訳じゃあないが、拡張スロットを一本殺して取り付ける補助的な排気ファン。ビデオカードが結構熱いので、直下のスロットを潰して排気に使いたい。
「最近見かけないし、あったと思っても、取付に使うスロットは一本でも、実際に吸気するスペースを考えたらスロット二本潰す様な図体のデカイのだったんだよネ」
 小型の奴を見かけたので買ってきた。シリコンハウス共立にて。最近見てなかった。本来は電子工作用のパーツ店だが、意外とPC関係用品でも掘り出し物みたいなのが出てくる様である。
「そういや、夏ももう終わったけど、電撃ハエ叩き(蚊取りラケット)が今年の最終処分状態だったみたい」

 それ以上に、これは大きく驚き大きく喜んだのが、第二世代 LS-120。正式にはスーパーディスクか。FDD の上位互換のドライブである。
「正式名称が広まる前に廃れちゃって、むしろ初期の開発コード名的な LS-120 の方が名としては主流なのかも? 第二世代型は、速度が二倍になったタイプ。ちなみに今でも細々と店頭で売られているのは第三世代型。容量が二倍になった(120MB→240MB)のと、普通のFDに32MB記録する機能が就いたのが第三世代」
 ハッキリ言って、趣味の一品である。LS-120用のディスクを買う気などサラサラ無く、単なる高級FDD?として使うのが目的。したがって第三世代型には用が無く、第二世代型が手に入ればそれで充分。240MBの専用メディアなんて要らないし、普通のFDに32MB書くなんて必要も感じない。

「これまでは第一世代型使ってんだよネ」
 FDDとの違いは、ディスクのイジェクトが電動であるぐらいでしかなかった。速度的なアドバンテージもあるはずだと思って買ったんだが、ほぼ無くてガッカリしていたものだ。しかし、第二世代型を手に入れれば、イジェクトが電動である以外にも、速度と言うメリットが享受できる!
「・・・といいつつも、FD自体全然使ってないんだけどネ、いまや」
 まぁな。いま差し迫ってFDを使う用事もないし、この前使ったのはいつだ、と訊かれたら返答に困るぐらいなのが現状。

 でだな。じゃんぱら日本橋3号店に大量入荷していた。扱いは中古となっているが、物は至って美品であり、まとまった量が一気に入ったと言うことから考えると、どこかで売れ残って滞っていた物が一気に流れてきたのでは無かろうか。
「通販でも秋葉や京都の方に大量入荷したことになってるみたいだから、もし、探してたんだよ第二世代 LS-120、って奇特な人があったら、確保のチャンス」
 コレクターズアイテム的な感覚で如何だろうか。・・・もっともATAPI接続なので、そんな遊びにIDEポートを使う余裕は無い、って人には使いづらいだろうが。
「作者さんは SCSI教の人だから、IDEなんて余り放題だからどうとでもなるんだけどネ」
 とにかく、じゃんぱら侮れず。以前は市場から姿を消して久しかった K6-2+ なんかを買う事が出来た事もある。
「結構面白いものが、結構良心的な価格で出てくる事が、あるよネ」

2002年10月11日23:13:20

異色作

 あー、サボり癖が強まって来ている。まずい。

 私が過去に何度か話題に挙げた事があったと思うFalcomの昔のRPG、ダイナソア。改めて振り返れば、もう十年以上昔のゲームなんだよなぁ・・・。そのリメイクが囁かれ始めて久しく、先日、実質上のリメイク確定的な情報が流れた訳だが、ついに正式に発売日なども確定、オフィシャルサイト上でも告知された。
「今の段階じゃあ、まだ大した情報は載ってないけどネ」
 しかし、第一報の段階でフォルナの顔なんかも出てるな。
「剣と共に横たわったスケールメイルを着た男は、たぶん、オープニングで『死神アッシュ、死神アッシュ、死神アッシュ』と呟く男だろうネ」
 適度にリメイク作品として、過去を知っている人間をくすぐる第一報ではある。

「なんか、キャラクターも 3D-CG 化されてるけど、どう?」
 ダイナソアには、充分に馴染む雰囲気だと思う。っていうか、ダイナソアの魅力はキャラクターの性格やストーリーだと思うので、見た目やシステムには深くこだわりを感じない。ただ、BGMがどう生まれ変わるかとかは関心があるな。
「グラフィックの刷新も合わさって、独特のおどろおどろしい雰囲気がどこまでパワーアップするかな?」
 BGMとメッセージだけで、本気で恐ろしい思いをさせられた『地下祭室』とかどうなることやら。

 あとは、やっぱりアレだ。裏シナリオ。序盤である行動をすると裏シナリオに突入し、パーティを組むメンバーが通常と代わると共に、よりアウトローなストーリー展開になる。
「あのルオンの毒舌ぶりを、また拝めるのかなぁ」
 また、ここ最近のFalcomの作品のリリース方法同様に、初版には相変わらず特典が多い。サントラとかが大量封入されるようで、なんだか踊らされている様にも感じつつ、この内容なら踊ってもいいかなぁとも思ってみたり。

 夢とか希望とか、愛だとか、そういうキーワードにへきへきすると言う人には、やってみて欲しいゲームである。
「そう言うキーワードも出てくるけど、その素晴しさや強さと言うより、その儚さや弱さが語られる様な感じかな?」

2002年10月08日22:54:54

新局面

 おおう。米国で無差別連続狙撃事件だってな。
「無差別の銃撃事件とかは珍しくなかったし、第一報ではそう言う事件がまた起きてるか、ぐらいのつもりでいたんだけど」
 有効射程が数百mあるライフルを使った狙撃だそうだ。チラッと出てきた映像から見る分には5.56NATOクラスの弾を使う銃だろうか?
「さしものアメリカでも、アサルトライフルやサブマシンガンの様な、連射機能を持った銃の入手は困難と言うか違法だったと思うけど、連射機能を殺したアサルトライフルや、そもそもがスポーツやハンティング用に作られた様なライフルは買えるみたいだからネ」
 大きな銃は目立つという欠点があるが、射程距離の長さを活かして、充分に目立たない場所に潜伏した上で遠距離から狙撃すれば、欠点を補って余る可能性が高いだろう。
「どこから撃たれたのかも、判りにくいだろうしネ」

 近距離からの銃乱射とかは犯人の挙動不審を察知して逃げる余地もあるかも知れないが、遠距離から狙撃されてしまってはどうしようもない。
「物騒な世の中になったねぇ〜」

 ちなみに、日本でも充分に時間をかければライフルを合法的に入手することが出来るそうだ。より危険度の低い銃を一定期間以上安全に取り扱い続ける事によって、順次より危険な銃の所持も許される様になっていくらしい。最終的には拳銃も持てるらしいが。
「ま、早い段階と言うか、最初に手に入れられることになるのかな、の散弾銃でも、サボットスラッグとか使うと結構ライフルに近い性能も得られるらしいけど」
 散弾銃用の、サボ(装弾筒)に収まったスラッグ(一粒弾体)。翼の付いたダーツ状の弾を撃つ様な弾もあるらしいと聞いた気がするが、詳細は忘れた。

2002年10月07日23:22:37

敵はいづこ?

 エナジーエアフォースを淡々とやってたりして更新を休みがちにしていたら、休み癖がついてきた。
「慣性ってうか、惰性でやってるようなものだからネ」

 んー、なんの話するか・・・。社民党の田嶋陽子女史が離党を表明したそうだな。
「テレ朝の『たけしのTVタックル』とかに出てた時のイメージが強い人だネ」
 好きなキャラクターじゃないが、ちょっと見直したぞ、という気がする。
「辻元さんの辞任やら、北朝鮮問題やらと、見苦しい状態になってるしネ、社民党」
 ますます見苦しくなってきた。

「そんなこんなで社民党は身動きが取れず、北朝鮮問題に関しては共産党も身動きが取りにくいはず。民主党は代表戦を巡るドタバタから脱しきれず。特に足枷が無いのは小沢さんの自由党ぐらい?」
 小泉首相の訪朝で内閣支持率が上がったりしている訳だが、それ以上に野党の側が自滅して不戦勝の状況へとますます向かうのか?
「今月の終わりの補欠選挙、どうなるのかな?」
 一時は自民党が候補の擁立に苦しんでいると言われていたと思うが、なんだか判らなくなってきた。

2002年10月05日01:44:12

趣味の SCSI

 読み書きは正常ながら、かなり異音というか騒音がしていた SCSI-HDD をやっと買い換えた。
「いまや、べらぼうに高いからネ、SCSI-HDD は」
 SCSI-HDD 世界ではハイエンドは 15000rpm に達しているが、極めて高い上に、動作音や発熱の問題が深刻になるので、買い換え対象はこれまでに同じ 10000rpm。
「高い上に入手性も悪くなったよね、SCSI-HDD。全然扱ってない店も多いし、扱っててもごく限られたモデルだけ」
 そんなこんなで、18GBのもので、\15,000程度した。IDE ならこの数倍の容量のものが買えると思うと悲しいものもあるが、まぁ、趣味?なのでしかたない。

 さて、HDD の交換ということで、OS の引越しが必要である。ま、再インストールするのが正論なのかもしれないが、やっぱり再設定が面倒だし。
「っていうか、どうやったらこれまで環境に戻せるのか使ってる本人も把握しきれてなかったりして」
 ははは・・・。だって、確か Win95 OSR2 の時代から順次アップグレードを繰り返しながら現状に至っている環境である。

「 Win2K の引越しのしかたって以前書いたけど、覚えている人いるかな?」
 そんな話をしたころ以降からこのサイトに来て頂いた方もいるだろうからして(居なかったら悲しい)簡単に書いておくと。用意するのは、元のHDD、新しいHDD、第三のHDD。
「まずは、第三の HDD に Win2K を単純にインストール。引っ越し作業用の Win2K を起動する為の HDD だよ」
 2GB 程度の、今では使い道に困る様な容量の HDD にでも入れておけば良い。一度入れてしまえば、まだ今度引っ越しをする機会が出てきた時に使えるので便利だろう。私は既に以前作ってあったので今回はそれをそのまま使った。作った当時からビデオカードとか代わっているのでその辺は動作が不完全だったが、別にファイルをコピーするだけの用途なので、あまり細かいことを気にする必要は無いはずだ。

「で次に、新しいHDD に、Win2K を途中までインストール。一番最初の再起動がされるところまででいいよ」
 新しい HDD から少しでも起動の処理が始まる状態に持っていけばよい。要は Win98 の頃で言うところの、format c:/s の様な事がしたいだけなんだが、この方法以外に Win2K でそう言うことが出来る手段を私は見つけていない。

「あとは、第三の HDD から起動して、旧→新へファイルを全てコピーすれば OK。わざわざ第三の HDD を使う理由は実際に Win2K を使ってる人なら判ると思うけど、起動中の Win2K 自身のコピーは、一部の不可欠なファイルがロックされててコピーできないからだよ。だから、別の HDD から別の Win2K を起動してコピーしてやる必要がある訳」

 その他の細かい挙動は、実際にやってみて検討して欲しい。

 で、今回の引越しは至って順調に終わった。静粛性の飛躍的に改善され(これまでがヤうるさ過ぎただけ)動作速度もそこそこ上がった様である。
「同じ 10000rpm と言っても、型が違うからネ。相応の改良はされている訳で」
 容量は殆ど代わってないあたりが悲しいところだが。

「今回は、本当にそんなに順調だったの?」
 ああ、無駄なやり直しはほぼなく、スムーズに終わった。強いて問題点を挙げるならば・・・引っ越し作業が終わって HDD を固定しようとしたらドライバーが見つからなかった事ぐらいか。
「きゃはは。 (^-^; 、それは問題の意味が違うんでないの?」
 まぁな。外す時は取り敢えず有り合わせのドライバーで外せたが、締めつけるには先の大きさが合っておらず、ネジ穴を潰しそうだったんでちゃんと合うのを探そうと思ったら、見つからない。ドライバーセットが丸ごと行方不明。ちなみに外す時に使ったのは、セットとは別のドライバーである。
「ドライバーセットって、あったと思ったら使いたいドライバーが欠けてて、それに凝りて全部揃えておいたらセットごと姿を消したりするっていう、なんとも困った物体だったりして」
 案の定、見つけてみたら全部揃った状態だった。しかも、見つかってしまえば案外あっけない場所から出てきたりして。くやしい。

2002年10月02日00:49:24

目が疲れる

 エナジーエアフォース黙々とやっている。結構面白くなってきたが、ふと気がつくと、これって、フライトシミュレータとして楽しんでいるのだろうか・・・というと疑問になってきた。
「黙々と基地と前線を往復して、淡々とミサイルや爆弾を戦場に運搬しているとでもいうか・・・」
 二発までの被弾は無条件に耐えられるのをいいことに、なんというか『相打ちOK』で攻撃できてしまうのもなんだかなと思える。

 しかし、終盤になってくるとかなりツライ。攻撃は熾烈だし、続々と増援が現れるので非常に長丁場になる。
「散々苦労して、あともう一息か、と思ったところで撃墜されるととっても苦しいよネ」

 さて、なんか他の雑談も少し書くか。大阪にはほぼ無縁だった台風の印象。
『タマちゃんどうしたかな』『長野で河川氾濫でも起きないかな』
「長野に何の恨みが、と思うかもしれないけど。ほら、あれ、知事さんが脱ダム宣言した県だし」

 内閣改造と自民党役員人事など。森氏の懐刀、中川前官房長官が自民党幹部職に付いた様で。
「三役(幹事長、総務会長、政調会長)の次のラインにまで来たみたい」
 小泉首相は何だかんだ言っても実質上は森派が基盤だし、森派が徐々に勢力を伸ばしつつあるのだろうか。

更新履歴 PROFILE 雑記帳 私の主張 掲示板 リンク
ホームポジション PHANTASIA DIVER -

Webmaster:藪猫 明智(Serval Akechi)
旧名:明智ねこ(Tomcat Akechi)