■過去の投槍雑記帳 2002年 2nd Quarter

ホームポジション
PHANTASIA DIVER
更新履歴 PROFILE 雑記帳 私の主張 掲示板 リンク -

2002年06月30日02:00:59

後の祭

 ちょっと買ってきた物があったり、その設置関係の問題があったりとバタバタしていた。

 さて。サッカー・ワールドカップもあと一戦。三位決定戦、トルコは頑張ったな。
「ブラジル−トルコ戦をして『負けたら韓国送り』なんて言い様をしてなかった? 作者さん」
 してた。ここでは書いてなかったと思うが。罰ゲームなんて言い方もした。
「うーん。まぁ、あの熱狂的な韓国チームへの応援の中で試合するのは確かにツライだろうけど」
 スタンドに浮かび上がる人文字を見ながら、ウチの親父曰く、
『北朝鮮とやることは同じやな』
「むむむ。まぁ、人文字っていうか、マスゲームに関しては北朝鮮の方が数段凄いと思うけど」

 しかし韓国、ワールドカップが終わったら問題山積の様な気がする。ワールドカップ自体にしても、誤審と言うか、韓国びいきだなんて言われた問題があるし。
「むしろ、国際社会からの評価を下げちゃった可能性もあり?」
 そして、最終戦を直前に控えて、北朝鮮軍の艦艇との銃撃戦の発生。
「まだワールドカップ中だからそっちに気が向いててうやむやになってるけど、終わったらそれなりの問題になるはず」
 更に、大統領の身辺が危うい。韓国のサッカー協会会長(国会議員でもあるそうだが)が大統領の座を狙っているし、現大統領は現大統領で、息子二人が相次いで汚職疑惑で逮捕されるなどと難しい状況下にある。
「サッカー協会の会長なんかが大統領になったら、ワールドカップ誘致や開催を巡って不正や汚職の嫌疑が出てくるのはありがちな展開。どっちに転んでも政権には暗雲が?」

 どうなる、韓国。

2002年06月27日21:46:17

性悪説

 今国会中には間に合わないのかなの有事法制だが。大筋で言うところの『戦前の日本に戻るつもりか』見たいな反論を目にするが。
「うーん、でもねぇ。争いごとには『相手』ってものがあるからネ。みんな、話せば判ってくれるよっていう性善説に則って考えればそういう意見にもなるんだろうけど、現実はそんなに良い人っていうか、いい国家ばかりじゃない筈」
 っていうか、性善説が通用する国家って、どの程度あるんだか。

 有事法制に反対する人達は、戦前のアメリカやイギリスに向かって同様のことを言えるだろうか。性善説で日本やドイツを抑える事は出来ただろうか。もしくは、抑えずに、東南アジアやヨーロッパの覇権を日本やドイツに与えてしまって良かったのだろうか。
「出来る、良かった、と言う人には、まぁそういう考え方もあるんだろうネって事で特に反論はしないけど、無理、良くない、って人は、有事法制の必要性って物を、考え直すべきなんじゃないかな」

2002年06月26日23:50:29

シェイプアップ?

 日常的な通り道にあったケーキ屋が、ふと気がつけばたこ焼きやに変わっていて驚いた。

 さて。ウチのPCは、SCSIカード二枚差しと言うちと変則的な構成になっていたんだが。
「 Ultra2 SCSI 接続の HDD と、Ultra Narrow SCSI 接続のDVD-ROMとかが混在している都合だったっけ。互換性は保たれてるSCSIだけど、ある程度以上速度差のあるデバイス同士を混在させると、遅い方が足を引っぱっちゃうから、二枚差しになったんだっけ?」
 そそ。しかし、一度 Ultra2 SCSI カードが壊れた際に買い直したカードが、混在させても足を引っ張らない仕組みを搭載しているとしているカードだっんでな。いつか統合しようと思いつつ、面倒くさがって放置してた。

「え? ちょいちょいっと刺すだけでしょ?」
 いやそれが内蔵機器だけならいいのだが、Narrow SCSI のスキャナーが外付けになっている。低速デバイスと高速デバイスとを別々のコネクタに繋ぐことで混在の問題をクリア出来るとしているカードなのだが、低速デバイス用に外付け機器用コネクタは用意されていない。
「でも確か、内蔵用のコネクタを外付け用に変換して引き出すアダプタって売ってなかったっけ?」
 その辺が面倒くさかったんだよ。買ってくるのも面倒だし、繋ぐにしても、SCSI機器は直列、一列に接続する必要があるから(途中で分岐できない)内蔵機器を一通り繋いだ上で外に出ていくと言う、面倒くさそうなケーブルの引き回しをする必要がある。
「あー、なるほど」

 そんなこんなで、目立った使用上の不都合もないし、パフォーマンス的にはむしろ有利だろうと言う考えもあったのをいいことに放置してたんだが。しかし少し前に書いたが、ビデオカードが結構熱いからってスロットを一本潰して簡易ファンを付けた都合、スロットの空きが無くなってしまった。
「特に、これと言ってもう増設するものなんかあったっけ? あ、USB2.0 とか、IEEE1394 とかかな?」
 そそ。特に差し迫った需要はないが、世間の流れの都合上、手を出す可能性が無いとは言えない。で、SCSIカードを一枚にして空きを作っておこうと思った訳だ。あと、現状では Win2K の休止状態を使おうとすると、復帰時にDVD-ROMとか繋いでる側のSCSIカード側の挙動がおかしくなり使えなかったのだが、これが使える様になる効果も期待出来る。
「SCSIカード自体が悪いのが、二枚差しなのが悪いのか、よく判らないんだけどネ」

 そんなこんなでやってみた結果だが、思った以上にスッキリした。ケーブルの引き回しは思ったほど無理なかったし、最終的に外に引き出す部分も、ケースの裏側の通常使わない何の為にあるのか判らないけど、何かコネクタを付けられそうな部分を適当に使い回したら、結構スマートに外に出すことが出来た。
「で、休止状態とかはどう?」
 どうやら、使える様になったらしい。これだけいいことずくめの結果になるなら、もっと早くやっておけば良かったな。たかだか千円少々の変換アダプタと、僅かな作業時間を惜しむべきではなかった。

2002年06月24日21:17:32

突発

 さっき PC の電源を入れたら、ビビーンとモーター関係を思わせる異常音が聞こえてびっくりした。
「まさか、HDD!?」
 いや、HDDにしては音の周期が遅いと言うか、低速回転での異音に聞こえる。それに、HDDは外付けにしているが、音源は本体側のようだ。電源ファン、CPUクーラーと疑うが、違う。回転速度的に違うだろうと思いつつ DVD ドライブとかも確認するが違う。結局は、最近ビデオカードを変えたら結構発熱が多そうなので取り付けた、昔買ったけど使って無かった、拡張スロットを一本潰して使う安物の簡易な排気ファンが原因であった。傾いて何かに接触していたらしい。傾きを直たら収まった。

「ふーん。でも別にビデオチップのオーバークロックとかしてないんだし、そもそもそんなファンなんて付けなくても、設計の範囲内の熱さなんじゃないの?」
 いや、ビデオチップに付いてたファン付いてたのを、取っちゃったから。その代わり、放熱器を少し大きめのに変えたけど。
「あー。そういやビデオチップに付いてる様なファンって、小型で高速回転するのだったりして、結構喧しいからネ。心境は判らないでもないかも」

2002年06月24日00:49:47

襲爪雷斬

 いい加減、岩国、静浜、美保と集中的に行った基地祭のレポート?を書こうと思いつつ、なかなか終わらない。
「岩国の報告を、静浜に行くまでに出来なかったのが運の尽き。一回遅れるのも、二回遅れるのも同じだぁ、って展開」
 あうー。どうにかせねば。今年の上半期の終わりも迫って、幾分慌てている。
「今半期中に終わらなかったら、また、これだけ遅れたらどれだけ遅れるのも同じ、って更に展開していく危惧感」
 うわー。

 話は変わるが。今年も夏が近づき、暑さと梅雨の湿気がやって来た頃合いに合わせて、蚊のシーズンもやって来ている。
「作者さんのところで蚊のシーズンと言えば・・・」
 電撃ラケットの出陣である。ちなみに今年も共立電子で販売中だ。何度かモデルチェンジ?しつつ毎年恒例の商品となっているようだ。

 しかしこの電撃ラケット、買ってからまだ一度も電池を変えてない様に思うんだが。単三マンガン乾電池を二本使用。もう、三・四年は経ってる筈なんだが。変えてたとしても、一度ぐらいのはず。
「より一般的な蚊対策、蚊とり線香や蚊とりリキッドとかの消耗と比べると、物凄いコストパフォーマンスなんじゃない?」
 ま、作動させておけば勝手に効くそれらと違って、電撃ラケットは自ら手にとって撃退する必要がある訳で、単純比較は出来ないと思うがな。寝ている間とか、いつの間にか刺される、ってのには対処出来ないし。
「でも、それを差し引いても、乾電池二本で数年持つってのは有効なんじゃない?」
 かもな。一見イロモノの様で、実はエコロジカルな道具なのかもしれない。エネルギー消費は低いし、何らかの薬品や化学物質なども一切発せず、環境に優しい?

 でもって、ここ数日でも順調に三匹ほどの蚊を撃墜している。便利だよ。

2002年06月23日00:26:01

砂糖菓子?

 COWBOY BEBOP の CD-BOX を買ってきた。
「地上波での不完全版放送から、衛星での完全版放送、劇場版公開と、なんやかや言って息の長いアニメ作品・・・というかアニメと言う括りを外して、純粋に『作品』とだけ表記すべきかな、だったよネ」
 解説書に企画立ち上げ段階からの年表?が書いてあるのだが、色々と紆余曲折のあった作品である。

 さて、BEBOP にはサントラ未収録のままになっていた曲が結構あり、聞きたいと言う声はファンの間で結構あったように思う。
「劇場版のサントラに、オマケとして少し付いてたけど、まだ漏れてたしネ」
 そういうのもかなり収録された、ファン待望の一作であろう。まだ部分的にしか聞いてないが、そもそも聞く以前、パッケージとかの作り込みを見る段階から充分に満足出来る仕上がりではなかろうか。

「 BOX と言いながら、箱の外にはみ出してテープで貼り付けられている『がっくりおまけシングル CD 』」
 一見いい加減なはみ出し加減と、そのテープが専用にデザインされたロゴの入った凝った一品だったりするところとの組合せがまた言い味を出している。
「内容は、たしかに『がっくりおまけ』の名に相応しい欠作?だったけど『そこまでやるか!』って感じのがっくり加減」
 そして、そのがっくり加減とは裏腹に、ビシッと決まった本体部分。その辺のメリハリの付け方が素晴しいセンスだと思う。

 私として気になっていた未収録曲は『#7:ヘビーメタル・クイーン』に使用されていた、アレンジバーションの "Doggy Dog"。今回はついに収録されていたし、聞いてみて期待を裏切らない曲であった。嬉しい。

 一歩下がって見てみれば、長々と色々と投資をさせられた作品で、制作者と言うか、販売者に踊らされたと言えば踊らされた作品だったのかもしれない。しかし、これだけの作品の為であれば、踊ってやっても悔いる事は、ないと思う。
「いい物はいい。結局は、その一言になるのかな。商業的に、どういう展開をするか、どういう展開をすることが必ずしも良いって訳でも無ければ、悪いって訳でもない」
 踊らされるのは基本的には嫌いだが、それに踊るだけの価値があるならば、それはそれで良いと思う。
「なんていうか、毒劇物みたいなモノかな。用法を誤れば、純粋に毒となって人を殺すけど、使いようによっては薬になる。何事もその使い方次第であって、その使い方の結果、いい結果が導ければ、結果的にはそれは良いものだったことになる。そんな感じかな」

2002年06月20日22:50:16

目の上のコブ?

 鈴木宗男氏逮捕へ。田中眞紀子女史、党員資格停止二年。色々と動いている。
「自民党側にしても、宗男さん一人で終わらせないだろうネ。相応に道連れを付けるつもりなんじゃない?」

 さて。党員資格停止っては、感覚的には、自動車免許の免停と似たようなものと思って良さそうである。一応免許は持っている事になっているが、それを使う事は出来ない。一応自民党に所属する事になるが、党員としては活動出来ない。
「二年以内に選挙があると、公認を受けられないことになるそうだけど。次の選挙って、いつだっけ?」
 えーっと、前回の衆議院議員選挙は・・・1996年10月か。衆議院議員の任期は八年だから、次は2004年。
「ふーん、解散が無ければギリギリ間に合うんだ」

 普通?に考えると、眞紀子女史に不利な状況を作るだけ作っておいて解散、乾坤一擲の対立候補を立てて結果的に国会から追い出す、なんてこと目論んでるのかな、などと感じたり。
「うーん、でも難しいだろうネ」

2002年06月20日01:09:22

カップ

 ほとぼりも少し冷めた?ところで、サッカーワールドカップの日本敗退に関してコメントしてみる。もう少し行けるのかなと思ったら結構呆気なく終わる展開は、かつてヨットレースのアメリカスカップ 2000(正確にはその予選に該る、ルイ・ヴィトンカップ)での日本艇の顛末で経験済み?だったので、まぁ、こんな物か、ぐらいに見ていた。
「一次予選のリーグ戦(総当たりを三回繰り返す)では上位に食い込んで、いい雰囲気だったのにネ。その次のセミファイナル(総当たり二回)では冴えない結果」
 その前の1995年大会などはもっと惨憺たるもので、セミファイナルは全敗だった様な気がする。

 そういや、次のアメリカスカップは来年開催の様なので(アメリカスカップは、不定期に開催される)今年の暮れには予選が始まるんだと思うが。しかし日本は今回は不参加なので、これまでに増して日本での世間の関心は薄い事であろう。・・・私本人も含めてだけど。
「現在のカップホルダー(優勝国)のニュージーランドなんかじゃあ、関心高いらしいんだけどネ。大会が佳境に入ると、仕事休んで観戦する様な雰囲気になるみたいで」

 ところで好調の韓国だが、気になるのは、負けた場合に韓国人がフーリガン化しないかである。
「・・・そんなこと言ったら、怒られるよ」
 いや、しかしなぁ。労使関係の問題とかで、火炎瓶が飛び交うような過激なデモをつい最近までやっていた様な国なのは、事実だし。

2002年06月18日21:04:34

取り敢えずビール

 さて、柄でも無く前回に続いて酒の話になってしまうが。前から一度試してみようと思いつつ、何だかんだ言ってやってなった、ビールと発泡酒の飲み比べをやってみた。
「ビールと発泡酒の違いは、原料に占める麦芽の割合。日本の法律じゃあ、2/3以上が麦芽ならビールで、それ以下は発泡酒の範疇。発泡酒も何ランクかに別れてるんだけど、今の主流は一番麦芽が少ない、1/4未満の奴なのかな? 税金も一番安いランク」
 比較しやすいよう、ビールは麦芽100%をウリにしているものを選んだ。

 結果としては、発泡酒は後味が淡白。飲んでる最中、喉を流れている最中は確かに似た様な味だと思うが、口からグラスを離した後の残る後味が、発泡酒は薄い。

 発泡酒ってのは、早い話が税金逃れの飲み物である。普段ビールも発泡酒も別段飲まないので実際どのくらい価格の差があるのかしらなったので、少し確認してみた。安売りが絡むと話が判らなくなるので、取り敢えず自動販売機での売値でも見てみる。
「500ml缶で、ビールが270円、発泡酒が200円だったよ。消費税を差し引いた本体価格は、258円と191円」
 ビールの酒税は、1Kl 222,000円、一番安いランクの発泡酒は105,000円である。500ml辺りの酒税はそれぞれ 111円、52円である。
「って言う事は、消費税と酒税を差し引いた価格はと言うと、147円と139円。ふーん、まぁ税金の差以外にも多少発泡酒の方が安いんだ」

 しかしまぁ、何だか馬鹿馬鹿しい話だよなぁ。
「ビールの本場、ドイツの職人とかが聞いたら嘆くんじゃない?」
 日本じゃあ麦芽が2/3を越していればビールだが、ドイツは100%でなければビールではない。法律でビールの品質が規制されている国である。そもそも、麦芽の比率で何で税率が違うんだ? 麦芽に税金を変えるほどの、なんの意味があると言うんだろうか。
「ま、日本の酒税全般が割高なのが、諸悪の根元?らしいんだけどネ」
 ビールと発泡酒なんて、馬鹿げた区切りはどうにかして欲しい物である。発泡酒の増税に対して、メーカーはメーカーの努力を無にする物と批判的だが、そもそも、その発泡酒の味を良くする努力を、純粋にビールの味を良くする努力の方に回していれば、日本のビールの品質がどれだけ上がっていたんだろうかと思うと、虚しい物がある。

 なんだかんだと言ってみたが、実のところ、私は別にビール好きではない。しかし、紛い物が幅を利かせている現状は、ビールの好き嫌いとは別の意味で嘆かわしい物を感じる

2002年06月16日22:21:25

サケ

 少し離れた大きなスーパーに行ったら、酒売り場に余り物の処分見たいな扱いでマドンナが三種類、同じ値段で置いてあった。
「マドンナっていうと、有名と言うか、別にワインに詳しくなくても普通に耳にするようなドイツワインの銘柄だネ。三種類って?」
 カビネット、シュペトレーゼ、アウスレーゼ、だ。比較的若い時期と言うか、普通の時期に収穫した甘さのあまり強くないブドウから作ったのがカビネット、収穫時期を遅らせて完熟させ甘味が増した頃のブドウで作ったのがシュペトレーゼ、その中から更に完熟しきった物を選別して作ったものがアウスレーゼである。現実には、収穫時期や熟し具合と言うより、ブドウの甘さの違いと言った方がむしろ正しい様だが。
「ああ、その種類ネ。ちなみに更に甘いブドウ、特殊なカビの働きでより凝縮された甘味を持ったブドウで作ったベーレンアウスレーゼ、凍結によって濃縮された甘味を持ったブドウで作ったアイスワインなんてのもあるよ。これらは極甘口、尋常じゃない甘さのワインに仕上がるんだけど」

 大概、同じ銘柄なら、カビネット<シュペトレーゼ<アウスレーゼの順で値が高い印象があるんだが。別な店で見かけた時のマドンナ・アウスレーゼはそこそこ良い値がしてた気がするし。なんか得なのかなと言う事で、三種類とも一本づつ買ってきた。
「作者さん、このごろ久しくワインっていうか、お酒飲んでなかったんじゃない?」
 飲んでないなぁ。買うの面倒だとかで。別に飲むの好きって訳でもないし。しばらく振りなので、それなりに楽しみである。

 ちなみに、こんな話をしていても別にワインに詳しい訳じゃないよと言っておく。ワイン好きというよりは、甘口白ワイン好き、転じてドイツワイン好きといった感じで、知ってる事は極端に局地的で少ない。
「ブドウの銘柄とかも、全然知らないしネ」
 別に、知る気も無いし。

2002年06月15日19:54:48

国粋

「サッカー・ワールドカップ、予選突破で国内が沸いてるネ」
 ここで、天の邪鬼に一言いってみたい。こういう時にこそ、君が代・日の丸に反対のアクションを起こす人間はいないのか。
「うーん。無数の日の丸がはためき、フェイスペインティングとして日の丸描いてるサポーターも多数いたりするしだしねぇ。ついでに旭日旗(軍艦旗)なんかもチラホラと目にするし」
 国旗は日の丸(日章旗)、君が代は国歌であると言う事が、国民に充分受け入れられている現実を示している現状だと思うんだが。

 さて、別な小話でももうちょっと。久々に洗車をした。
「お、珍しい。なんかよそ行きな用事でもあるの?」
 いや、美保基地の往復で結構虫をぶつけたんでな。さすがに気持ちが悪い。
「あぁあ、なるほど。時期も時期だし、結構山の中とか走るしネ」

 で、自宅の前で洗ってるんだが。自宅の前の道は、一方通行とはいえあまり広くない。乗用車が一台駐車していると、大型トラックとかは腋を通り抜けるのに結構キツキツになるぐらいの幅。
「ま、洗車の時ぐらい、大目に見てもらおうよ。大した交通量の無い道ないんだし」
 そう思ってるんだが。だがちょっと気が引けたのは、少し後ろに、私の家の側とは反対に寄せて乗用車が駐車してあった事だ。
「あー。通り抜けようと思ったら、左右にクネッと曲がらなきゃいけないってこと?」
 そういうこと。仕方ないので、隣家への配慮や、ホースの届く距離の許す範囲でなるべく前に寄せて停めて洗ってたんだが。

 そうして洗っていると、通り抜けていく車の傾向が、結構面白い。スムーズに通り抜けるか、手間取るかの分別。
「へ? 小さい車は楽で、大きい車は苦労するでしょ?」
 いや、一概にそうでも無くてな。車のサイズ以上に、運転手の技量の影響の方が大きい印象を受けた。まぁ、さすがに軽自動車とかはほぼ全数スムーズに通ってたが。
「運転手の技量なんて、どう見分けるの?」
 そりゃあ、プロ、業務で運転してるような車はやはり上手い。主にトラックな。結構大きいにも関わらず、余裕で通り抜けていく。
「ほほう、なるほど」
 他方で一番手間取っている傾向があったのは、大型の高級乗用車。大型と言っても、トラックよりは小さいはずなのに、明らかに手間取ってた。
「ふーん」

 ・・・ありゃ。小話の方が長くなったか。まぁいいや。

2002年06月13日23:27:02

再スタート

「あ、今日は作者さんの誕生日だネ」
 また寿命が一年縮んだな。

 さて。Mozilla 1.1α が公開されたな。
「 1.0 正式版に向けて、安定性向上や不都合修正に集中していて、性能や機能の向上は二の次になってた感じなのが、改めて動き出すみたいだネ」
 うむ。1.0 RC2 から削除されて嘆いていたサイトナビゲーションバーも取り敢えず復活して、一安心である。

「でもα版だけあって、さすがに不安定みたいだネ」
 α版ってのは、不安定を承知で、不安定な箇所を確認する為にリリースするようなバージョンだからな。仕方ない。β版になると、ある程度安定したはずだという確認段階になるんだが。
「ページだとか画像だとかの保存をしようとすると、確実に止まっちゃうみたい。これは、結構大きな不都合だネ」
 繰り返しになるが、α版だからな。まぁ、仕方なかろう。問題が無いなら、α版と名乗らない。

2002年06月12日22:03:39

敵対障害

 昨日、久々に奴と遭遇した。
「奴って?」
 黒光りする薄くて高機動な奴。
「ゴキですか」
 うん。それの成虫。ごく小型の幼虫には散発的に遭遇していたんだが。

 気付いた時には、天上付近の壁にいた。近くにはこちらに不利な遮蔽物は少ない。
「落ち着いて対処する余地ありだネ」
 うむ。以前から、奴ごとき、人間様ともあろう物が素手の白兵攻撃で仕留められなくてどうした物かと言っているが、結局達成できていない。今回も遮蔽物が少なく余裕があるのをいいことに、道具に頼る。まずは、カッターナイフ(大きめの刃のやつ)を装備。
「ヤツはお尻の部分で風を感じて逃げるから、正面寄りから風を起こさない様にゆっくりと接近するのが基本?だよ」

 しかし、カッターでは少しリーチが短いか、いま一つ接近しにくい。やや高いところに居るので、突きにくいしし。手の届かない高さに逃げられたりもしつつ数回の攻撃で断念、長さ1mほどの細くて薄い板というか、棒に持ち変える。その後数回でヒット、腹の中央部分を押さえ込む事に成功。
「腹じゃあ、なかなかくたばらないけどネ。そのまま押し切っちゃえ」
 って言われてもなぁ。あまり壁にねじり込むのも何だし、真っ二つの残骸(しかも、当分は動き回る筈)を始末するのも嫌だし。取り敢えず、即死はせずとも致命傷にななるだろう程度に押し込んでから一旦離した。

「お、取り敢えず後ろ足は機能不能になったみたいだネ」
 機動力が激減し、もはや逃げ切られる心配はない。逃げ切ったところで、生き延びる可能性は無いはずだが。あとはゴミ箱に払い落とし、ゴミとして入っていたアイスの棒を使って追い回して押さえ込み、胸部の辺りに目に見える大ダメージを与えて終了とした。

「そんなこんなで、今回は人類の勝利で終わりましたとさ」
 めでたしめでたし。

2002年06月11日22:51:36

親指シフト(本文とは無関係)

 親指の先を少し怪我した。
「ありゃりゃ。何やったの?」
 ちと物を引き抜こうとした時に尖った箇所があって、上手く抜けずに手が滑った時にスパッと行った。
「わわわ。流血の惨事?」
 いや、皮一枚残った様で、辛うじて血は出なかった。その辺が、少し怪我、な訳だが。しかし血は出なかったと言っても、長さ1cm強に渡って深さ0.5mmぐらいスパッと切れているのは気持ちのいい物ではない。無理すると裂けそうな感触はあるし。
「ま、しばらく安静にしておくしかないネ」
 だな。指先の細かな怪我は色々とやり慣れているので、その辺の対処も慣れた物である。しばらくは絆創膏で固定しておこう。

 そんな経緯で親指を一本封印してしまうと、親指の重要さという物を思い知らされる事になる。
「えー? たかが指一本でしょ? 指、十本あるんだし」
 ところが、親指は違うんだな。人間の身体機能面での、進化の象徴の一つと言っても過言ではないと思う。
「大袈裟だなぁ」
 いやいや。人間の親指は、他の指と正対する向きに曲がることが凄いのである。他の指は同じ方向に並んで曲がるだけだが、親指だけは違う方向に曲がる。この結果、親指と他の指とを使って『物をつまむ』と言う動作が可能になっている。
「あー、なるほどネ。それで、色々な道具とかを器用に使いこなすことが出来ると」
 そそ。試してみると判るが、親指を使わないと、物をちょっと持ち上げたりしようとするだけで、結構面倒と不自由を感じるはずだ。

2002年06月10日21:09:40

ソーラシステム

 とっとと寝たかったので帰還の書き込みをしなかったが、昨日の日付のうちには帰って来ていた。

 はぁ。五月五日の岩国、同二十六日の静浜、そして昨日の美保と、一カ月少々の期間に三度の基地祭を見るという過密スケジュール?だったわけだが。これで一段落である。
「次は・・・九月の小松かな? 結構先だネ」
 というか、基地祭自体が七月後半まで無いんだが。
「梅雨を避けるスケジュールなのかな、やっぱり」

 しかしこうも続けて基地祭に行くと、日焼けが積み重なってかなわん。岩国の日焼けがすっかり収まったと思った二週間後に静浜で焼きなおし、静浜の日焼けが収まり切らず、皮が剥けてる最中の一週間後に美保で重ね焼き。顔は日焼け止めと帽子、首回りはタオルを巻いて防いだ結果、特に問題ないが、手は露出したままなので焼け放題である。
「男の身で手袋までするのは、さすがにちょっとどうかなぁ、って思うしネ」
 長袖の服を来ても、手は焼ける。手だけ焼けてるのもなんか変だろうということで、腕も肘あたりまでだしているたので、その辺りが焼けまくり。まだ一日しか経っていない今は、真っ赤な状態である。

「手にも日焼け止めでも塗ったら?」
 んー、ベタつくだろうしなぁ。日焼け止めと汗がブレンドされた状態になる顔のベタつき加減は酷い物だし。日頃洗顔には無頓着な私でも、これは駄目だ、と思う状態。基地祭が終わって駐車場まで戻ってきたら、脂取り紙をかなり使って拭いている現状。そんな状態が手で繰り広げられるのは避けたい。カメラとかの操作もしなきゃいけないし、売店で売り物を触るのも気が引ける事態になりかねない。
「いっそ、手袋ちゃう?」
 しようかなぁ。いや、本当に。静浜では遠慮がちにさしていた日傘も、美保では結構よくさしたしな。・・・それでも、腕の日焼けはあまり防げなかった訳だが。一見、変かなぁと思っても、やってしまえばそんなに気にならない物かもしれない。

 日焼けという意味では。基地についてまだ早い頃の段階で、キャミソール姿の女性を数人見かける。
「わー。物凄く焼けるんじゃない?」
 焼けるのを承知なのか、日焼け止めとかちゃんと塗った上での行動なのか、判らなかったが。しかし帰る頃や、帰り道の蒜山S.A.では、案の定、肩から腕まで真っ赤になった女性も見かけたが。そうなって構わないというつもりだったのならいいんだが、そうでなかったなら御愁傷様ですとでも言ったところである。
「じきに、 ボロボロに皮が剥けていくんだろうしネ」
 これは前回の静浜での話になるが、長袖長ズボンは当然、ツバの大きな帽子を目深に被り、顔にもタオルを巻いて、帽子とタオルの隙間から目だけを覗かせているという、さながら中東のイスラム諸国に行っても大丈夫、みたいな恰好の女性を見かけた。
「うわぁ、完全防御」
 頭上の太陽のみならず、地上のコンクリートからの照り返しなどもある都合、全方位を防御しないと日焼けは充分には防げない。賢明な選択だと思う。

2002年06月09日18:40:16

お持ち帰り

 蒜山S.A.まで後退。晩飯を食べてそろそろ移動再開。

 今回は、前回買い損ねたみやげ品、「C-1 せんべい」を無事購入。大したもんじゃあなさそうだが、ベタな土産の一つもということで。最近の私の選択の傾向としては、ベタベタな土産(土産のための土産)と、純粋なその地方の名産品(結果的に土産)を組み合わせて買っている。

 しかし、今回はまた別な惜しい買い逃しをした。海保のヘリコのターボシャフトエンジン(ジェットエンジンの一種。燃焼のエネルギーをほぼすべてタービンで回収してローターを回す)のタービンブレードを売ってたんだが、後で買おうと思ってたら売り切れた。あー。F-15 のターボファンエンジンのコンプレッサーブレードを持っているが、それと比べると幅が狭く肉圧だったように思う。値段も一個200円だったかな、安かったのに。
 しかもこれは C-1 せんべいと違って、また来年も売っているとは限らないシロモノ。っていうか、現に過去二年では目にした覚えがない。

 そうこうして、蒜山まで来た先だが。前回買ったチーズケーキだが、なんか以前より大々的に目玉商品として扱われている様な印象。んー、まぁ、確かに美味しかったけど。製造者名は「寿製菓6」だったっけ、詳しいところは忘れたが、相変わらずなぜか最後に「6」が付いていた。変な名前。しかし、チーズケーキは今回はいいやということで、牛乳の1リットル瓶を買った。前回はもって帰る手段ないしなとあきらめた訳だが、実際には保冷容器に入れてくれるので心配なかった。前回も買えば入れてもらえたのか、今年からの新サービスなのかは判らないが。

2002年06月09日18:39:19

お持ち帰り

 蒜山S.A.まで後退。晩飯を食べてそろそろ移動再開。

 今回は、前回買い損ねたみやげ品、「C-1 せんべい」を無事購入。大したもんじゃあなさそうだが、ベタな土産の一つもということで。最近の私の選択の傾向としては、ベタベタな土産(土産のための土産)と、純粋なその地方の名産品(結果的に土産)を組み合わせて買っている。

 しかし、今回はまた別な惜しい買い逃しをした。海保のヘリコのターボシャフトエンジン(ジェットエンジンの一種。燃焼のエネルギーをほぼすべてタービンで回収してローターを回す)のタービ売り切れたンブレードを売ってたんだが、後で買おうと思ってたら売り切れた。あー。F-15 のターボファンエンジンのコンプレッサーブレードを持っているが、それと比べると幅が狭く肉圧だったように思う。値段も一個200円だったかな、安かったのに。
 しかもこれは C-1 せんべいと違って、また来年も売っているとは限らないシロモノ。っていうか、現に過去二年では目にした覚えがない。

 そうこうして、蒜山まで来た先だが。前回買ったチーズケーキだが、なんか以前より大々的に目玉商品として扱われている様な印象。んー、まぁ、確かに美味しかったけど。製造者名は「寿製菓6」だったっけ、詳しいところは忘れたが、相変わらずなぜか最後に「6」が付いていた。変な名前。しかし、チーズケーキは今回はいいやということで、牛乳の1リットル瓶を買った。前回はもって帰る手段ないしなとあきらめた訳だが、実際には保冷容器に入れてくれるので心配なかった。前回も買えば入れてもらえたのか、今年からの新サービスなのかは判らないが。

2002年06月09日16:18:50

駐車場より

 美保基地航空祭終了。快晴と言うには若干雲が出てきたのと、風がやや強く、C-1 による物資投下が一部キャンセルになったり、B.I.のスモークが流れて消えるのが早かったなんてことがあった程度で、おおむね航空祭自体は順調に終了。

 空には C-1 の編隊、地上には今年も変態の C-1 が居ました。
 単機の高速低空での進入から急上昇などやった後には、機体を90°以上傾けながら横に捻って水平に戻していた様に見えたんだが・・・どうだったんだろう。基本的には例年どおりの内容って感じでしたが、やや短かった様な気もする。

 リモートでの飛行展示は F-1 が異様に質素。一回、何もせずに素通りして終わり。プログラムに載っているのを見て、飛んでる F-1 見るのって久々だなー、と結構期待していた割りにはガッカリ。そのガッカリ度合いから比べれば、F-4 と F15 はそれなりに飛んでいたが、どちらかと言うと地味な部類だったろう。

 B.I.は、結局四機。しかし、予備機、補充済みだったんですね。地上には五機来てました。折角だから、五機で飛ばすってのはやっぱり無理なのかなぁ。デルタ隊形、アナウンスでは「笠形」などとも称しているが、四機だと「笠形」と言うより「へ」の字型。ソロの演技が無い分、どうしても課目と課目の間が開きがちだし。
 本来のB.I.は、1〜4番機の編隊による課目と、5、6番機のソロの課目と交互に組み合わせて、観客の前に何もいない待ち時間を減らす様に飛んでいたんだが。

 で。私が過去二回、交通整理などが全く成っておらず、人でがさほどでないので裁けているが、ある程度以上人が増えたら破綻するんでないか、と言っていたが。今年は帰りのシャトルバス乗り場がやや破綻しかけてた。行き先が三つあって、それぞれに対応した三つの乗り場があるんだが。そこから発生する行列の整理が全くといって良いほどされていない。途中で異なる乗り場に向かう列が交錯していたり、関係ない他の売店とかに並ぶ列とも混じりそうになったりと、サッパリな状態であった。
 まぁ、それでも数がまだ知れているといえば知れている程度の人だったので、混乱しつつも破綻には至らない程度に納まっていたが。危険な兆候ではある。

 しかし、今年になってどうしたんだろ。久々のB.I.が見たいと思う人でも集まって、例年を上回ったりしたんだろうか。

 そんなこんなで、ボチボチと撤収を開始します。はい。

2002年06月09日08:27:45

暑そうだ

 美保基地の駐車場に到着。ちと蒜山でのんびりしすぎたか、あまり余裕はない。

 天気は結局快晴。あ、オープニングフライトに向けてか、C-1 が離陸していった。さて、日焼け止めも塗ったし、いきますか。

2002年06月09日06:29:59

いい天気だなー

 おはようございます。蒜山の朝は涼しい。っていうか、結構肌寒い。蒜山は結構冷えるんだよなと思いつつも、もう毛布は要らないだろうと夏物の薄手の掛ける物しか持ってこなかったら、やっぱりちょっと肌寒かった。

 前回書かなかったが。途中、一度検問に会った。ビクリしたが、飲酒運転の検問だった。関係なし。

 でまぁ、ぼちぼちと最終移動です。まだそれなりに残り距離もあり、地形も変わるので単純比較できないが、天候は快晴である。静浜に続いての航空祭日和となってくれるのだろうか。

2002年06月09日02:27:07

意外と結果は順調

 通行止めに遭遇するなんて予想外のトラブルがあった割には、結構余裕のある時間に米子道・蒜山S.A.到達。

 どうも、美保への道は動物との遭遇率が高い。山崎I.C.で狐の様なもの?を見たと書いたが、あれ以降に狸らしき物に四度、トカゲらしきものに一度遭遇。

 そんなこんなで、折角時間があることだし、とっとと仮眠にします。おやすみなさい。

2002年06月09日01:05:00

ドタバタしてます

 中国自動車道・揖保川P.A.です。今年に入ってから実施している通り、大阪をある程度離れるまでは高速道路を使用。阪神高速から中国自動車道に乗り継ぎ、西宮北I.C.まで走る。そこから当面は一般道。

 美保への道は、結構好き?である。夜も更け、道のりも進んでいくにつれて交通量が減っていき、対向車も先行車両もない状態になるのだが、そんな夜道を走るのは、たまには快い。その状態ではヘッドライトをハイビームにして走れるのだが、そうすると普段はイマイチ目立たない道路脇の反射器材がハッキリと浮かび上がり、光の道が前方に開ける。その眺めは気持ちが良い。

 しかし、その手の道は大概追い越しの出来ない道なので、遅い車が前に来てしまうと一気に物足りない道になる。途中、極端に遅い車が前に来た。信号待ちで止まったときに見てみると・・・なんか、タイヤがツルツルにすり減ってる様に見えるんだが。車自体は、そんなに古そうでもないのに。こんなにタイヤをすり減らすまで走ってるような運転手が、こうもゆったりと走るのか。また、こんなにゆったりと走る様な気質の運転手が、そうもすり減ったタイヤを放置するのか。私の見間違えでなかったならば、不思議な車だと思う。というか、そんなツルツルのタイヤの車の後ろを走るのはなんだか危なげで嫌だなぁと思っていたが、ごく短い距離で行き先が分かれ、おさらばすることが出来た。やれやれ。

 その他、特に問題はなし。所々違う道を走ってそうだが、基本的には三年目の道になる。去年間違えた箇所も一カ所は無事に通り過ぎた。しかし、方向は間違ってはいないが、狭い道に入り込むルートだったので、今度は回避すべきかと思ってたところとかには結局入り込んだ。ま、これと言った実害はないんだが、あまり民家の多い生活道路とかに入り込むのは望ましくなさげなので、可及的に避けるべきなんだろうと思う。・・・ま、他の車も多数通ってたけど。実は、ほかにルートは無いんだったりして。

 そうこうして、山崎I.C.から、山一つ越えるために一区間だけ中国道に入る。ここを迂回すると結構回り道になる。その山崎I.C.のゲートを過ぎた辺りで何か小動物がうごめく脇を通り抜けた。仔ギツネの様に見えたが・・・こんなところに狐なんているのかな。しかし、犬や猫、狸などとも違ったシルエットに見えたんだが。はて。
 でもって、都合よくその区間にある揖保川P.A.にいま居ると。トイレしかないP.A.だったと思っていたんだが、売店あるな。店はすでにしまっているので、自販機のみだが。トイレだけだと思って少し前に缶ジュース買っておいたんだが、無用だったか。わざわざ、虫まみれの自販機で気色悪いなぁと嫌々買ったのに。本当は夜食も買っておきたかったんだが、買うタイミングを逸して買ってなかった。で、P.A.の自販機で何か売ってるかなと思ったが、カップラーメンだけ。いま一つ気は進まないが、当面休憩する機会もなさそうだし、贅沢を言わずに食べておく。
 日清のカップヌードル食べるの、意外と久しぶりだなぁ。この肉みたいなのは大豆の加工品なんだよなとか、プロジェクトXで、麺の揚げ方やら、具のエビの種類を選ぶ(乾燥させても風味が死なない種類)のに苦労した話してたなぁなどと思いながら食べる。

 ・・・書き終わったので、PHSでネットに繋いで送ろうとおもったら、電波弱い。うわわ。圏外の表示にはなってないんだが、繋がらない。そんなこんなで、冒頭の記述に反して実際にはもう少し進む。

 ・・・と。

 うわぁ、予定していたルートが兵庫から岡山への県境付近で土砂崩れで通行止めだとぉ! なんてこったい。たしかこの先は、岡山県に入った瞬間に漏斗の如く突然道が狭くなる場所だったな・・・。うーむ、あこか。

 逆戻りと迂回を余儀なくされ、タイムロス。気ばかり焦っているうちに細かな道の間違いなども繰り返し、なんだかなぁという現状。あうー。

2002年06月08日20:08:40

遅延中

 なんだかんだ言ってる間に美保基地に向かって旅立つ時間なのだが、またもや予定より遅れがち。さっさと準備しないと。あうー。

2002年06月06日22:28:46

そこに底はあるのか?

「ついに Mozilla 1.0 がリリースされたネ」
 しかし 1.0 RC2 で削除されたサイトナビゲーションバーは無くなったままで、個人的にはいま一つ喜べない。
「 Bugzilla ( Mozilla のバグ報告サイトというか、システム)をよく判らないままに何となく見てみた分には、サイトナビゲーションバー周辺には、実は結構問題があったみたいだネ」
 1.1 以降に持ち越しか・・・。うーむ。

 さて、この頃また結構忙しかったりで、触れるのが遅れたが。ユニクロの業績悪化に歯止めがかからないようだな。
「良いデフレの象徴、みたいな妙な言い様もされてたユニクロだけどネ」
 結局、デフレはデフレだ。景気の後退局面での物価下落。デフレの象徴だったという意味では、不振になるのはむしろ良い事だと思う。政府筋が景気が底入れの局面を迎えていると言いたがってるのとも、それなりにリンクしていている様に思う。
「安い物を買うのに消費者が飽きてきた? 物にお金をかけようって意志が沸いてきた?」
 消費意欲の向上って感じか。

 ・・・ただ、だからといってユニクロが破綻してしまうと、これはこれでまた新たな不景気の火種となりかねない訳で、難しい話である。
「ユニクロの終焉を、デフレ時代と不景気の終焉と受け止めるだけのプラス志向が、世論にあればいいんだけど」
 ま、なにも終焉を迎える必要は無い訳で、ユニクロも別ブランドの立ち上げなども含めて、ブランドイメージをもっと高めて、安価、のイメージを拭って行けばいい話なのだが。

2002年06月05日00:21:09

スモーク・アート

 サッカーワールドカップ、日本の初戦、少しビデオにとって見てみた。
「えー、作者さん、わざわざビデオに録ってみるようなサッカーファンじゃないでしょ?」
 いや、オープニングセレモニーに、ブルーインパルスが来る予定になってたから。
「そういう理由かい。(^-^;

 君が代の斉唱が終わった直後に現れた。四機のダイヤモンド隊形で普通に航過しただけだった。
「ちゃんとタイミングを合わせるところは職人芸だけど、内容的には淡白といっちゃえば、淡白かなぁ」
 長野冬季五輪も航過のみだったと思うが、あれは地形的に行くこと自体が結構大変だったというので、仕方ないかなとも思う。事前練習では、スタジアムが発見出来ず通りすぎてしまうなんて失敗もあったという。
「上空から見ると、地上では巨大なスタジアムも、小さいものだからネ」
 しかし、埼玉って、地形的にそんなに問題あるのかな・・・。
「もともと航過のみの予定だったのか、定期的な整備や故障の発生で機材面に問題が生じてる影響だったりしたのかな」

 東京五輪を皮切りに、大きなイベントでは結構特殊な専用の演技もしてきたブルーインパルスなんだが。私が本格的に関心を持った以降は、これといった珍しい物をやったという話を聞かない。強いて言えば、2000年にやった、仮称"THE MILLENNIUM" が特殊な演技といえば、演技だったが。
「1990年に大阪花博で花を描いた以降、やってないのかな」
 当時は T-2 を使っていた頃。その意味じゃあ、T-4 になって以降、何もやってないってことか。
「いずれ、なんか、やって欲しいよネ」

2002年06月03日21:19:22

幻のチケット

「なんだか防衛庁の情報開示者リスト問題が大きくなってきてるネ」
 国防を担う組織が情報収集活動を行い、何か特別な(特別というほど大した物でも無さそうだが・・・)情報を持つ事がそんなに悪いのか? 自衛隊は諜報活動を行ってはいけないと言うのだろうか。
「有事に備えて、情報って物は重要なのに」
 ・・・もっとも、情報を持っている事が外部に漏れた事は、機密保持態勢に問題があるのではないかと非難されるに値されると思うが。

 話は変わるが。サッカーのワールドカップ。チケット販売を巡るドタバタは見苦しいな。
「作者さんは別に見に行く気も無ければ、内容自体にもそんなに関心無いから別に構わないんだろうけどネ」
 まぁな。しかし確か、前回のフランス大会では、買ったはずのチケットが手に入らなくて入れないとか言う事態が生じたが、今回は売れたはずのチケットが売れてなくて空席が出来るとはどういう事だ。
「なんだかなー、って感じだよネ」
 まぁ、全世界を対象にチケットを売る訳だから、多少の手違いは仕方ないのかと思うが、多少じゃない気がするぞ。

「しっかりして欲しいよネ、全く」
 どこにどういう手違いがあってこうなったのか、それなりに納得の行く原因究明と説明が欲しい物である。

2002年06月01日22:59:05

切れない切り札

 うおう、もう六月か。なんだか暑くなってきたなぁ。

 インドとパキスタンの間に核戦争の可能性の芽が出てきたり、アメリカが水爆の起爆装置(小型の原爆)の生産再開を示唆したり、日本の核武装の話がでてきたりで、ワールドカップで浮かれる世間を裏目に世界は何気に危機なのかもしれない。
「印パが全面核戦争に突入すると、一千数百万人の死者が出るなんて試算をした機関もあったよネ。どこだったかは覚えてないけど」
 不謹慎ながら、意外と少ないなと思ってしまった。
「うーん。まぁ、インドだけで人口十億を越す様な国だけど・・・」
 時間が経つのは早い物で、一昔前に世界を人口百人の村に例えたらという話があったが、印パの人口を百人に例えたら、一人死ぬぐらい。・・・まぁ、こういうのは割合で計るもんじゃないと思うけどさ。

 日本の核武装に関しては。『地球で唯一、核の惨禍に見舞われた国だから』というのは、『だから核は持たない』という理由にも、『だから核を持つ』という理由にもなるんだよなぁ。恐ろしさを最も知っているが、強さも最も知っている。
「日本が核を持つ可能性(直接保有するにせよ、在日米軍に持ち込みを許すにせよ)の話がそれなりに目立つ事態になったら、国際社会はどう言うんだろうネ」
 見物なのは、やはり中国、次はアメリカだよな。中国は他ならぬ自分自身も核保有国だし、おたくの核もってきていいですよと言われてアメリカがどういう顔するのかとか。

 なんだか核武装を推進する様な発言になってしまったが。しかし現実の問題として、核抑止力、核戦争の恐怖の元の偽りの平和なんだろうが、核兵器が開発されて以降、世界規模の戦い、第三次世界大戦と呼ぶに値する様な戦争は起きていない。
「理想じゃないのは判っているんだけど、今現在、一定の効果を発揮している核抑止力ってものを捨てて、他の何かに平和を委ねようってのは、それなりの覚悟がいるよネ」
 戦争に限らず、揉め事には『相手』ってものがあるからな。自分が手を引いても、相手もそれに乗って来れない事には意味がないというか、危機になる。難しいものだ。

 ま、こういう問題は、一番上から順番に降りて来ない事には解決しないと思う。
「頂点に居る者が第二位の位置まで降りてきて、同率一位になる。同率一位の者が、揃って更に第三位の位置まで下がる。そんな積み重ねが必要なんだろうネ」

2002年05月30日23:57:24

ちゃんと仕事してたと言うべき?

 ちと忙しめなので、簡潔に。

 海自の、情報開示者のリスト作成だが。作ってたことはむしろ必要だし正しいと思うけど、バラした奴は誰だ。
「有事に備えた情報収集は必要だからネ。有事の際に、諜報や煽動などの工作を行う可能性のあり得る対象を平時から監視しておくってのは、必要だと思うよ」
 国防を担う組織が、ある程度の機密情報を握っているのは当然というか、必要、必然だと思う。

「そういう情報を悪用する輩も出てくるんだろう辺りが、諸刃の刃な面を持つんだろうけど」
 まー、世の中そうそう、無害で有効な物って、無いからな。有効な物には何らかの害というか、副作用が付いて回るのは避けられない。
「かと言って、副作用を恐れてばかりいるのも、賢明じゃないはず。バランス感覚が難しいところかな」

2002年05月28日21:21:56

骨折り損の危機

 Mozilla 5 シリーズ、mozilla.org からは"Mozilla 1.0 RC3"、Netscape からは"Netscape 7 PR1"が登場するに至り、一定の完成と呼べるバージョンへの到達が近づいている。
「Netscape が一気に数字を 7 に増やしてきたのは予想外だったネ。根本的なところは変わってない以上、6.5 ぐらいで来るかなと思ってたんだけど」

 しかし、完成が近づく事と裏腹に、悲しい事態も起きている。Mozilla 1.0 RC2 で、link 要素を使ったサイトナビゲーション機能が消えてしまい、RC3 でも、N7 PR1 の方でも復活していない。
「サイトナビゲーション機能ってのはページ同士の前後関係や親子関係なんかを指定しておいて、次に見るべきページへ移動するとか、一階層上の親に当たるページに移動するとか、子として下の階層に続くページに移動するとか、そういう機能を提供してくれるもの」
 記述はそれなりに面倒くさい。一つのページを改装したら、それと関連する他のページも手直しする必要が発生したりするんでな。しかし、キチンと指定した時の整然とした構造は結構気持ちが良い。
「結構手間かけて指定してたのに、効かなくなっちゃったのは寂しいよネ」

 一度実装された Mozilla 1.0 系 から消えるとは思わなかったし、Netscape 6 系にもいずれ追加されるだろうと思っていたのに。
「なんか、重大な問題が発覚したのかなぁ。使ってて不都合は感じなかったはずなんだけど」
 Mozilla 1.0 での実装は見送られて、1.1 以降での導入とか言う方向になったりしたんだろうか・・・。どうにしろ、完全消滅ではない事を願いたい。

3902年05月26日22:33:28

帰還

 とりあえずまぁそれなりの時間に帰ってこれました。疲労度もそれなりの範囲。
 後始末等あるし、とっとと寝るべきだろうからこれにて終了。

2002年05月26日16:09:36

後は帰るのみ

 東名高速、牧之原S.A.まで撤収。基地そのものは、前回の投槍書いたり帰投する機を見たりしている間にある程度さばけたのか、意外とあっさり出ることができた。東名高速に吉田I.C.から入るまではしばらくノロノロ運転になったりもしたが、大したことではなかった。

 というわけで、こと西に向かって帰投する分には、さしたる問題は無い様である。東、東京方面などに向かうとどうなるのかは知らないが。

 では、あとはそれなりに高速道路を使ってサッサと帰ろうと思う。が、結構眠気とかもあったりで、どの程度サッサと行けるのやら。

2002年05月26日15:08:54

帰投準備(観客も、地上展示機も)

 静浜基地航空祭、終了です。駐車場まで戻って来ました。雲やモヤが殆どなく、適度な風が適度に曲技飛飛行のスモークを流し、絶好の好天に恵まれた一日でした。

 入るときは、最寄りの東名高速のI.C.、吉田のゲート付近が渋滞していて、一瞬、まさかここから繋がっているとか、と驚かされただけで(実際はゲートが混んでいただけ)特に問題なく車は流れていた。会場への案内の看板が乏しくて注意深く見ていく必要はあったが。
 しかし、帰りはそれなりに混んでそうな雰囲気。さて、どの程度で抜けられるのやら。

 内容。二年ぶりのブルーインパルスは、まだ四機編成でした。ちょっと残念。静浜は滑走路が短い都合からリモート(着陸しない。別の基地から飛来して飛行展示し、そのまま帰投する)なのと関係があるのか、それともまだしばらくは四機でいくのか、その辺の事情は知らないが。
 五、六番機がいないと、バーティカルキューピット、スタークロス、タッククロス、コークスクリューなど出来ない課目も多く、その辺は残念。

 私が今年見に行く範囲では早くもラストの見物になってしまうのかも知れないエアーロックのフライトは上々。地元?というか、静浜所属の T-3 がわらわらと飛ぶのも結構面白い。その他、リモートで飛来した RF-4、F-15、F-2 なども、そこそこ元気よく飛んでたた。F-4 のターボジェットエンジンの音を聞くのは結構久しぶりのはず。

 あ、書いてる途中に 地上展示機の E-2 が離陸して帰投して行った。

 で、話を戻して。前回聞いたのがいつだったかはっきり思い出せない。あと、F-2 はかなり頑張ってた印象。なかなか良い。

 ああ、そうこうしてる間に結構パラパラと帰投していく模様。

 で、再度話を戻して。話に聞いていた通り、小さな基地ではあった。滑走路の正面がメイン会場で、裏側が駐車場という凄い位置関係。駐車場側からも見物は出来るしする人も多いので、滑走路を挟んで両側に観客が並ぶという状態である。これは異色なのではなかろうか。小さいなりにうまくまとまった基地祭だと感じた。

2002年05月26日07:24:26

あと僅か

 おはようございます。そこそこ休養が取れました。そろそろ頃合いなので最終移動です。

 朝飯にうどんを食べたら、典型的な東日本仕様で失策。つゆの色は濃いし、味は醤油っぽくてダシが効いていない。あう。

 トイレに入ったら、便器に番号が振ってあった。一見何の意味がと思ったが、少し考えてみれば管理には便利であろう。何番の便器が汚れているとか、詰まりかけているとか、担当者同士での意思疎通に有効には思える。

 しかし、今日は朝からよい天気だ。航空祭日和だが、日焼けの激しそうな天気でもある。日傘、帽子、サングラス、日焼け止めと、一定の日照対策は準備しているので、うまく活用せねばと思う。
 では、そろそろ行かないと遅れるかもしれないので、この辺で。

2002年05月26日03:50:33

それなりに余裕確保できたか?

 東名高速、牧之原S.A.です。磐田から大した距離じゃないな。磐田で止まらず直接来たら良かったか。

 前回の書き忘れ。蒲郡を過ぎて豊橋市に入る辺りで、予定外に豊川を渡る有料の橋に突っ込みそうになったりしてちょっとバタバタ。たかが橋一つ、大した料金ではないだろうが、料金を知らないところへ突っ込むのは気持ちよくないし、こんなところでたかが橋一つに金を払えるかというのもあり。
 というわけで迂回して別の橋を渡ったが。

 結果として、蒲郡経由で浜名湖の南へと抜けるルートは、悪くはないがさほど良い訳でもなさそうだ。車の流れは岡崎を抜けるより良かった気がするが、距離的には遠回りである。

 そうして夜間無料の浜名バイパスに至ったが、夜間無料なので素通りできる料金所を減速を全くせずに通過。ちょっとスリリング。安全運転というか、正常運転には適度の集中と緊張感ってものが必要だと思うので、それを維持するためには適度の刺激ってものも必要だと思うんだが、どうだろうか。

 そんなこんなで、今回は結構まとまった時間仮眠できそうなので、とっとと寝ておきます。オヤスミナサイ。

2002年05月26日02:52:17

接近中

 磐田バイパス、磐田P.A.です。充分目的地に近づいたが、仮眠はもう少し先。最後、掛川から少し東名高速を走る予定で、その区間内のS.A.を使うつもり。

 さて、名古屋を過ぎて、岡崎へ向かわず蒲郡方面へ抜けるルートだが。知立バイパスという道だったが、なかなかよく流れる道であった。印象は良い。途中から岡崎バイパスになり、岡崎から離れる方向に走ってきた筈なのにと一瞬疑問に感じてしまったが、逆向きに走れば岡崎に近づくということなんだろう。その他、その周辺ではやけに道路標識上に岡崎の名を見た。岡崎って、よほどその周辺では中心となる地なんだろうか。
 最終的に蒲郡市内へ入る部分ではやや道が判りにくかったが、差し支えはないレベル。蒲郡市内を抜ける道はそれなりにペースダウンしたが、まぁ、やむを得まい。

 しかし、蒲郡といえば、ヨットレースの最高峰、アメリカスカップに挑んだ『ニッポンチャレンジ』の本拠地だったよなぁなどと思い出す。三回だったかな、の挑戦で撤退してしまったが。予選セミファイナル止まりの結果に終わってしまった。なお、優勝への道のりを大雑把に言うと、一次予選、予選セミファイナル、予選ファイナル、本戦、って感じである。先はまだまだ遠かった。

 ところで、そんな蒲郡市内を走っていたら、道をふさぐ様にパトカーが止まっていた。どうしたんだろう、事故かな、と思って通過すると、乗用車が大破横転してました。ひゃー。まぁ、大破を大型トラック直撃などで原型を留めないレベルを指すと考えるなら、原型は留めていて中破ぐらいだったと思うが。
 通過中に目に入った事故車両はその一台だけ。現場にいたのはその他パトカー二台。救急車等はいなかった。単独事故だったのか、相手がいたけど撤去が済んでいたのか、怪我人などの程度はどうで、搬送は終わったのかなのは、通りすぎる一瞬では知る術なし。ただ、横転している車両付近を直接うかがう警官が居なかったことなどを考えると、救助活動などはすでに済んだ後なのかなという印象は受けた。

 ま、今回はこれぐらいで。うまくいけば仮眠時間三時間も不可能でないペースに感じるが、さて、どうなるやら。

2002年05月25日22:39:17

定例報告

 現在、名阪国道・伊賀P.A.です。特に道中に問題はなかったが、何だかんだ言って思ったほど早い時間に出発できなかった、というか出発しなかったのが問題。いつも、今回こそは早め出発して余裕を持って・・・と思うのだが、毎回結局あまり余裕のない道のりになる。
 ま、余裕がないといっても、こうやって実況中継?をする程度の余裕はあるのだが。途中、三時間〜四時間半程度の仮眠が出来るぐらいの余裕を確保したいと言うのが「余裕を持って」の目標なのだが、せいぜい一時間半程度しか確保できないことが多々なのが問題。

 ちなみに、人間の通常の睡眠のサイクルは一時間半なので、仮眠の時間も一時間半単位で考えている。人間の睡眠は、浅い睡眠と深い睡眠とが周期的に訪れる物なのだが、浅い睡眠の部分が巡ってくるのが約一時間半間隔なのである。このタイミングで起きれば、目覚めが良い。逆に深い睡眠の最中に無理やり起きると、しばらく寝ぼけた状態になってしまう。

 さて、何か道中の話題でも書こうと思うのだが、かなり定例化してきたルートなのでこれといって感じることが少ない。伊賀で休憩するのも、もはや定型化したサイクルである。疲労感の有無にかかわらず、伊賀ではもう休憩すると決めている。
 西名阪道を走っていると「人家あり」という標識がある。これは、無人の山間部などを通る部分も多い道路だが、この近くには人家があるから、それに配慮して騒音などを出さない様に、と言いたいのだろうが、第一印象としてはなんか妙な看板である。まるで一般の町中の道路の様に、道に面して家が建っているかのようである。実際には、当然そんなことはない。

 名阪国道に入ってしばらく行くと、かなり長い区間、けっこうな上り坂が続く。復路の時には、ギアをニュートラルに入れて(AT車だが)重力で転がり下りたりしてるが。この坂では、重量物を積んだトラックがノロノロと走っているのによく出くわす。今回は二台と遭遇。片方は、歩道橋か何かの一部を積んでいる様に見えた。他方はホロに覆われていて積み荷は不明。

 ・・・やはり大して語ることもないので、早めの夜食でも食べて移動再開しようと思う。ここで夜食を食べるのも、定型化を決めたサイクルの一つである。

2002年05月25日17:08:17

イルカ見物

 さて、約二年ぶりのブルーインパルスを静浜基地へ見に行くべく早めに準備に手を付けつつある。
「ん? 静浜って、静岡県の真ん中あたり、焼津より少し手前ぐらいだよネ。そんなに急がなくても充分辿り着ける距離だと思うんだけど」
 いや、月曜には日常生活に戻らねばならないんでな。当日中に手早く帰って来る為には、往路に余裕を持たせて充分な休養を取っておくべきだと思って。
「なるほど」

 なお、静浜に行くのは初めてである。しかし位置的には栃木や東京に行った時の通り道だし、浜松から少し先に行った程度のことである。
「名阪国道で四日市へ抜けて行くルートだネ」
 今回は、岡崎の手前あたりから蒲郡方面へ抜けて浜名湖南岸に至るルートを試してみようと思う。名四国道だったかな、四日市から名古屋の南方に至るバイパスをそのまま走っていくとそのルートになるはずだ。
「これまでは、そのバイパスを途中で降りて国道一号に戻って、岡崎方面へ行ってたんだよネ」

 ところで、今回から新兵器?を持っていく事にした。
「ついに脚立か!?」
 と思ってくれた人は、このサイトを長く見て下さっているんだと思うが、ハズレである。で、何かというとそれは、日傘。
「えー。日傘って女物のイメージが一般的だと思うんだけど」
 でもなぁ。基地の陽射しはやっぱり強いんだよ。今月の五日に岩国に行って、やっぱり厳しいという現実を思い出さされた。
「うーん。かと言って格納庫とかの休憩所になってる日陰に逃げ込むと、見るべき物が見られないしネ」

 岩国で日傘代わりに雨傘を少しさしてみたが、これは使えるという印象を受けたんで、用意してみる事にした。男が日傘さしていると言うとやはり奇異に思えるかもしれないが、基地の強い陽射しに晒されている状況下で見れば、一理ある選択だと周囲にも思ってもらえると思う。その時点では変だと思っても、後になって自分自身の日焼けの跡を見れば、ああいう選択もあったかと思ってもらえるはず。それにまぁ「旅の恥は、かき捨て」と言うしな。旅の恥はかき捨てられるが、変な日焼けをしたらその恥は捨てられない。
「でも日傘ってねぇ・・・。花柄だとか、レース柄だとかそんなのばっかりじゃない?」
 ばっかりだよなぁ。しかし改めて探してみれば、雨傘としてさす分には男が使っても違和感ない程度の地味なデザインの日傘・雨傘兼用の折り畳み傘を見つけたので、それを購入。
「そういうのもある事はあるんだネ、一応」

 これもでも何度か書いているが、航空祭に行く際は日焼け対策に注意して頂きたい。
「航空祭の開催時間は、朝九時から昼三時ぐらい。六時間ぐらい直射日光に晒されかねない訳だからネ。日焼けというよりは火傷、美容というより健康の問題になると思うよ」

2002年05月25日01:34:03

幕ちょん切れ

 NHK が、夜の連続テレビ小説とでも言った枠組みで放送していた『真夜中は別の顔』だが。
「月曜から木曜まで、毎日23時から15分。そういう枠を組んだ発想は面白いけど、内容の第一印象はイマイチかなー、って思ってたんだけど。見てたらそれなりに楽しめたよネ」
 時々見逃しても、それなりに話の流れはつかめる手頃さが良かったんだろうか。

 しかし、結末が凄かった。原作小説の終わり方がどうだったのか知らないが、テレビドラマとしては異例の終わり方だったと思う。
「最後から二週目の終わりに主人公の片方が留置所で薬物中毒者に扮した極道の人に至近距離から射殺される。最終回の終わりに、他方の主人公は狙撃銃で撃たれて死ぬ。死んで終わり。うーむ」

 ところで、最終回、ノエルを消せの指令が出た場面だが。"REMOVE NOEL"と言う指令文を、

Romeo (ロメオ)
Echo (エコー)
Mike (マイク)
Oscar (オスカー)
Victor (ベクター)
Echo (エコー)

November (ノーベンバー)
Oscar (オスカー)
Echo (エコー)
Lima (リマ)

 と読んでいる。
「これは、アルファベットの聞き間違いを防ぐ為の手法だよ。アルファベット一文字を、それを頭文字とした単語に置き換えて読むの。業界によって使う単語に違いがあるらしいけど、これは航空分野で使ってるやつに則ってるみたい」

2002年05月23日21:57:54

無意識を意識してみる

 人間、気がつかない様な些細なクセってのは色々とあると思うんだが。ちょっと、私自身の歩く時のクセを自分自身で気がつく範囲で検証?してみた。
「自分自身のクセなんて意識してると判らないから、途中まで無意識でいて、途中でふっと思い出す様なタイミングじゃないと駄目だよネ。結構難しい?」

 私は手ぶらでいる事が圧倒的に多い。カバンなどを持ち歩くのは好きじゃないんで。その場合、私は殆ど左手だけを振っていて、右手はあまり振らずに歩いている。しかし、ある程度以上急いで早く歩くと、右手も降り始めるようである。
 また、私は基本的には左利き(箸と筆記用具のみ幼稚園時代に右へ矯正)な為か、カバンを持つ時は左側に持つ傾向がある。そうして左肩からカバンを掛けた状態で歩く時は、右手を普段から振っていることが最近になって判明した。

「腕は片方振っていれば充分で、その優先順位は左>右。左手が空いていれば振るけど、塞がっていれば右と。そんな感じなのかな」
 判ったところでどうという事ではないが、物事の意味や理由、意図ってものを意識するってのは、それなりに有意義なことだと思う。

2002年05月22日22:26:48

転機となるか・・・(ならないだろうな)

 中国の領事館問題。亡命希望者の出国が出来たのを契機に、姿勢を切り換えて欲しいものだが。
「人道的問題ってのは、一応解決したんだからネ。残りは外交的な問題」
 国としてのメンツを保って欲しい物だ。

 中国絡みの外交問題といえば、以前にもこの問題関係の話題で触れたと思うが、米国の偵察機との接触事故があった。
「あの時のアメリカは、拘束されていた乗員の返還まではある程度柔軟な対応をしていたのが、返還が済んだ瞬間からもう手のひらを返した様に強硬姿勢に切り替わっていなかったっけ」
 あの時はどうだったかな・・・。過去の投槍を振り返ってみると、台湾への武器輸出なんかのカードを間接的にチラつかせたりしてたようだ。強気強気。
「ここは日本も、貿易関係とかでなにかのカードをチラつかせてみるのが強硬姿勢の一つなんだろうけど・・・出来ないだろうなぁ」

 ところで中国の『武装警察』っていう言い様、なんか中途半端というか判りにくいと思うんだが。
「あれって、軍が管轄する警察機関なんだってネ」
 アメリカ風に言うと MP、旧日本軍風に言うと憲兵、今の自衛隊でいうと警務隊に近い存在になるんだろうか。ちょっと極端な解釈だとも思うが。

2002年05月21日21:35:04

アルコール燃料

 先日、自動車免許の更新に行ってきたんだが。渡された小冊子に飲酒運転に関する面白いデータを見つけた。
「んーっと、これ? 『日本酒1合で死亡事故を可能性は 3.7倍高まる』」
 それ自身じゃなくて。それのグラフの凡例のところ。
「というと、『日本酒1合(呼気中アルコール濃度 0.35mg/l)』か。あ、なるほど」
 日本酒はアルコール濃度 15% として扱われている様だ。今年の六月からの改定後の規準では、呼気中に 0.15mg/l で六点、0.25mg/l で十三点の減点となっている」
「じゃあ・・・ 0.15÷0.35、日本酒 0.4 合程度だったら、飲んだ直後でも OK なんだ。ビールのアルコール濃度を 5% で考えると、230cc 程度までは飲んだ直後でも OK。なるほど」

 その次の項では、アルコールが抜けるまでの所要時間のグラフが書かれている。読み取ってみると、体重 60Kg の場合で、日本酒換算で一時間あたり 0.27合、70Kg で 0.33合、80Kg で 0.39合とのこと。この範囲から見る分には、体重 10Kg あたり 0.06合、分解能力が増減している。
「計算式にまとめちゃうと、(体重×0.006)−0.09 だネ」
 体重 70Kg の人の場合で、日本酒一合の完全分解には約三時間かかる。0.4 合分は残っていても良いので、70分以上短縮できる計算になるな。

「ま、上手くお酒と付き合って運転してネ」

2002年05月20日02:30:37

ブロードバンド時代の縁の下

 車で信号待ちしていると、前方でヒヨドリが急反転するするのを見て、思わず「すげぇ!」と呟いた。旋回とかそういう次元じゃなくて、ボールが壁に当たって跳ね返るが如く、カクッと反転してた。
「鳥って言うか、野生動物の潜在能力って凄いよネ。普段は使わないけど、その気になれば出来るってことが色々とあったりして」

 さて。今日は NIC 、平たく言うところの LAN アダプタを買ってきた。
「あれ? 作者さんの環境って、一通りネットワークの設定済んでなかったっけ? 100BASEへの移行もしたし」
 いや。NIC も安物はやはりそれなりに足を引っぱる様だと聞いてなぁ。ま、今時の PC の能力から考えれば実用上問題の無い負荷だと思うが、気分の問題として。
「ふーん。じゃあ、真っ当な NIC というと、3com や intel かな?」
 だな。しかし、100BASE 程度の技術なら、もう既に充分に枯れた(成熟した)技術なので、最新型を買わなくても必要充分な性能を得られる。腐っても鯛というか、下手な安物の新品より、上級品の中古の方が良いというケースが充分にある。

 という訳で、今回買ってきたのは、今は無き DEC の 21140 チップの載った物と、intel の i82557 チップの載った物である。共にかなり古く、かなり安価だった。特に前者はもはやジャンク品的な扱いで格安だった。
「元々は結構名門だった DEC も、 COMPAC に買収され、COMPAC は HP に買収されで、すっかり過去の企業になっちゃったネ。LAN 関係の部門は、intel の方に流れたみたいだけど」
 intel の方はというと、i82557 → i82558 → i82559 と進化しており、二世代前のチップが載っていることになる。

 で、結果だが。OS は共に Win2K である。i82557 の方は、全く問題なしだった。何事も無く、100BASE 全二重で動いている。
「さすがは現役企業のメジャー製品。っていうか、基本的に互換性を保ってるチップで、現行の i82559 と共通のドライバーで動くんだよネ」
 DEC の方は結果的にはそれなりに動いているが、やや手間取った。表示上は 100BASE 全二重で繋がったことになっているんだが、ネットワークドライブを作ってベンチマークを取ると言う簡易な手段で速度を計ると、異様に遅い。グリグリと設定をいじくっていたら、速度を自動認識でなく 100BASE 全二重に強制指定してやると解決したっぽい結果になったが。
「やっぱり、サポートの打ち切られた製品ってのは厄介だネ」

 という訳で、i82557 チップの載った旧式 NIC は結構お薦め出来る。中古ショップを上手く探せば、今時の安物 NIC と同等程度の値段で手に入るはずだ。
「欠点は、消費電力(≒発熱)が結構大きいことかな。その辺は i82558 である程度改善されているらしいから、そっちを探してみるのも手」
 ま、i82559 の載った現行モデルも、そんなに高いって物じゃあないんだがな。しかし数字上は同じ性能の安物 NIC の数倍以上はする訳で、それはどうかなとも思ってしまう。

 DEC チップの載った奴は、それなりに自分であれこれ設定を試す気のある人向けとしておく。上手く動いてくれれば、それなりに定評はあった品物らしいが。
「結果として思惑通りに動かなくても、恨まないでネ」

 今回は選外となったが、他の外せない名門として 3com があるのだが、3com の NIC にはちと注意事項がある。
「型番が 3C59x 台のころのモデルは、100BASE は半二重のみのサポートみたい」
 100BASE 半二重 ってのは、上りと下り(読み込みと書き込み)の一方通行で 100Mbs ってこと。上りと下りの通信が同時に発生すれば、実質上の速度はその半分、50Mbps ってことになる。全二重の場合は、上り下り同時に 100Mbps で通信出来る。
「良く調べて買おうネ」

 なお、金に余裕のある人や、法人での業務用途を考えるなら、素直に intel や 3com の現行モデルを買ったらどうですかと言っておく。
「intel や 3com にしても、上位モデルから下位、というか通常モデルとかランクがあるはずだけど、これもまぁ上は上なりの性能があるから、負荷の高いネットワーク環境には相応に高級な NIC を使った方がいいんじゃないかな? 高級って言っても、PC 全体に占める価格の割合としちゃあ、そんなに高い物でもないし」

2002年05月17日22:17:18

一億精神病?

 今日もあまりやる気が無いので簡潔に。

 政府が『景気の底入れ』を宣言した様だが。『景気』って難しいよなー。
「ようは、景気って気のせいでしょ、気のせい。みんながどれだけ、娯楽や嗜好品、生活必需品以外にどれだけ金を落とすか、って感じ」
 先行きに不安があると、みんなそういうところに金を落とさない。落とさないから景気が良くならない。不安ってのはやっぱり結局『気のせい』、気分の問題だと思うんだが。

「お金を使わないから景気が良くならない。景気が良くならないからお金を使わない。デフレスパイラルと同様に、悪循環」
 これって裏を返せば、お金を使えば景気が良くなって、景気が良くなるとお金が使える、プラス方向への循環も起こせるはずだと思うんだが。
「だたそれって下手すると『バブル』みたいな感じになっちゃうよネ」

 だいたい今の日本に住んでてなぁ。何がそんなに不安なんだろう。
「不安をどうやって消せって言うんだろうねぇ、国民は」
 どこか余所の国の好景気にでも引っぱって貰わないと駄目なのかねぇ、この国は。
「森前首相の辞任を受けての総裁選の頃に麻生さんが言ってた言葉P不安は不満と違ってエネルギーにならない』なんてのを思い出してみたり」

 さてさて、何をきっかけに誰がどう金を使うのか。誰も金を使わないのに一人で金を使えば一人で損をするだけだ。みんなで金を使うからこそ、巡り巡って自分にも金が回って来る。金は天下の回り物。
「情けは人の為ならず、って感じかな?」

2002年05月16日22:57:36

正攻法

 お、今日は阪神の井川投手が珍しい勝ち方。
「味方に大量リードを貰うと、油断するのか何なのか、崩れがちな印象があったよネ。点の入らない投手戦じゃあ、ピシッとした投球を見せてくれてた印象もあったんだけど」
 それが、今日は大量リードを貰いながら、かつ、ピシャリと抑える好投。いいことだ。

 などと話し始めたがいいが、何かやる気が無いので、ちょいと目についた記事を紹介して今回は終わりにしたい。WIRED NEWS より「『スパイダーマン』のような大作映画は違法コピーの特効薬
「映画なんかでも、上映期間中から既に海賊版がインターネットを介して出回るようなこのご時世。でも本当に良く出来た作品は、やっぱり劇場の大画面や音響効果の中でみたいという印象を与えて、海賊版を見た人が改めて劇場へ足を運ぶという逆効果が得られるという考えもあるんだって」

 偽物が横行するのは、本物に本物を選ぶだけの価値が欠けているのではないかと言う考え方が出来る訳だ。
「やっぱりいい物は、相応の対価を支払って手に入れたいと思うんじゃないかな」

2002年05月15日23:59:40

軋轢

 中国の領事館での出来事。なんだか、ただの中国の警官の暴挙って話で済まなくなってきたな。
「しかしまぁ・・・なんでこういう方向に向かってきたんだか」
 そりゃあ、事実の究明が必要だろうとも思うけどさ。なんでわざわざ自分の国に不利になる様なことばかりほじくり出すんだ? 騒動の最中の領事館員の応対も不甲斐ないが、国というか、世論というかとしても不甲斐ない。
「もっと、多少の無理を承知でゴリ押しする雰囲気もあって良さそうなんだけどネ。無理が通れば道理ひっこむみたいな」
 他国はそんな姿勢の国が多いと思うんだけどなー。例えば中国にしても、以前に米軍の偵察機(電子戦機)を中国の戦闘機が挑発しすぎて接触、墜落する問題の時の姿勢とか、そこはかとなく強気だった様に思う。

 しかしこの問題、難しいのはなー。現状で人道的に云々と言うのはいいんだけど、この先これから更にドンドン押しかけてきたらどうするよ、ってのが付いて回るんだよな。
「現実問題として、大量の難民を続々と受け入れる、ってのは非現実的だしネ。特に、亡命先に日本を指定され出したりした場合とか」
 日本国内に難民キャンプの様な物を作って養うのも無理があるし、ただでさえ失業問題が収まらない状況で職を提供するのも困難となるだろう。
「ま、日本行きを指定されなかったにしても。難民の祖国と日本との関係の悪化は免れないし、受け入れ先となった国との関係も微妙になるはずだし。大変だよネ」

 その意味では、最近新たになった、亡命者希望者を敷地内に入れるな、と言ったという大使の言い様も、人道的には問題があるが、現実的な選択肢の一つではあるという事になるだろう。

2002年05月14日00:34:45

編隊歩行

 今日、と言うか暦の上では昨日か、かなり良く調教された飼い犬を見た。
「キチンと調教された犬って凄いよネ」
 初老の男性が二匹の殆どそっくりな大型の犬を連れていた。犬種はよく判らず。体型的には犬ぞり用の犬として見る様なタイプだったと思う。一匹は紐を付けて男性の脇に控え、もう一匹はその少し前をゆっくりと歩いている。
「ほう。結構大型の犬なのに。紐無しで散歩とは。結構な自信だネ」

 先行する一匹が交差点に差しかかったところで、男性が何か声を掛ける。テレビの動物番組で耳にする様な歯切れのいい号令ではなく、なんかボソボソと「ちょっと待ちや」言った程度に聞こえた。が、その犬はキチンと立ち止まって後ろを振り返って待つ。
「うん、そのぐらいが出来ない様じゃあ、紐を付けずに散歩は危険だよネ」

 で、男性が追いつく。交差点の安全を確認して、もう一度歩き始める。犬も歩き始める。ここまでならそんなに驚く物でもないと思うんだが、この先の展開に驚いた。紐の無い方の犬は、タタッと早足に少し前進したかと思うと、止まる前と同じぐらいの距離まで離れたところで脚を緩め、足並みを合わせた。
「おおっ、なるほど。露払いみたいな位置関係で、前方を警戒しながら歩いている様な感じ?」
 その様に見えた。紐を繋いでいる方の犬も、紐の必要が無いのではないかと言うぐらいに、男性の横にピッタリと寄り添って歩いていく。
「凄いもんだネ」

 ペット関係で問題が起きることもある訳だが、一番迷惑をするのは、こういう充分に管理している飼い主なんじゃないかなと思わされる。商店などで、店先の何か適当な柱に紐で繋がれて待っている様な犬も見かけるが、得てして繋がれて静かに待って居られる様な犬は実際には店に入れても問題を起こさない様な犬に思える。そして逆に、店に入れて問題を起こす様な犬は外に繋いでおいても問題を起こしそうに思う。
「ま、犬を飼うならちゃんと調教しないとネ」
 猫は調教出来ないけどな。ま、ある程度制御できるようだが、上下関係を叩き込んで従属させる犬と違って、猫は利害関係でしか動かない。

2002年05月12日00:22:38

wind

 以前から、時々思い出しては、一度聞いたことがあるはずなのに思い出せず、調べるにもどう調べるかよく判らず、わざわざ図書館とかまで出向いて調べるのもなぁとか思っているうちに随分と時間が経っていた事柄。それは、

『風が吹けば桶屋が儲かる』のプロセス。

「巡り巡って、物事が思いがけない結末になる様なことを言う慣用句なんだけどネ」
 一応、これには実際にどういう経緯で風が吹くことが桶屋の儲けになるのかという話があったはずなんだが、それを思い出せずにいた。それが偶然、今日の毎日新聞の夕刊一面のコラムで触れられていて、やっと解決した。
「で、結局なんだったかというと」

  1. 風が吹くと、砂ぼこりが舞う。
  2. 砂ぼこりが舞うと、目を悪くする人が増える。
  3. 目を悪くした人が、三味線でも習おうとする。
  4. 三味線の原料の猫の皮が大量に必要になり、猫が大量に捕獲される。
  5. 猫が減ると、鼠が増える。
  6. 増えた鼠が桶を齧り、桶が大量に壊れる。
  7. 壊れた桶を直したり買い直したりするので、桶屋が儲かる。

「・・・凄いこじつけ」
 江戸時代ぐらいが起原らしいので、目が悪くなった人がどういう生き方を考えるかと言うのは現代とは一致しないのはさて置いても、どれ一つとして現実には考えにくい展開。

2002年05月10日22:18:03

神様仏様

 中国の領事館での騒動。NHKが報道で扱う際、位置関係を示す CG などに、実際の映像から切り抜いた人物を使っているのが、何かつい笑ってしまう絵に仕上がっている気がする。
「逃げる亡命希望者、追う警官の静止画が、動き回る図がなんとも。うーん」

 さて、別な話。今年の阪神は、結構安定して強いな。一時期の打線の不調も改善して久しいし、投打ともにまずまずの結果を残している。
「まー、油断なら無いけどネ」
 そんな好調が1985年の優勝を彷彿とさせるのか、当時の主力選手の一人、岡田のヒッティングマーチを使っているのを結構耳にするような。
「でも、他の選手のはまだ聞かないかな?」
 可能性から行くと、次に出てくる可能性があるのは掛布か? 真弓のは、スタンドを応援団が右へ左へ行ったり来たりする独自の応援スタイルとなるので、使いにくい。

「バースのは、なんていうか、恐れ多い感じで使えないかな? なんてったって『ライトへレフトへホームラン』だし」
 ライトでも、レフトでも、そしてバックスクリーンでも、どこにでもホームランを放り込んでいたからな、バースは。風向きとかに合わせて狙う方向を変えたりして。
「なかなかそういう強打者は出て来ないよネ」
 阪神からはなかなか出て来ないが、球界全体で見れば、ホームラン本数で言えば近鉄のローズがバースを越えたし、それに近い本数も出ている。が、方向という意味では、最近のホームランバッターって、どうなんだろうな? やはり、数を打てるバッターってのは、広角に色々な方向に放り込んでる物なんだろうか。
「どうなんだろうネ」

2002年05月09日23:25:18

不甲斐ないのう

 中国国内の、日本の領事館での騒動、面白いなー。ドンドン抗議したれ、抗議。
「映像で伝えられたのは門の近くでの悶着で、警官が無断で立ち入ったと行っても数歩程度の距離だけど、実際にはもっと奥、建物の中にまで逃げ込んだ人物を捕らえる為にも警官は入り込んできたらしいからネ」
 そりゃあ、あんまりだろう、って思う。

 まぁ、警官を追い払えなかった領事館の職員も不甲斐ないと言えば不甲斐ないが、現場の職員その物にはある程度は同情したい。
「中国の警察、怖そうだしネ」
 警備態勢というか、自衛態勢とかは一体どうなってるんだろうか。武装警備員とかはいないのか。門の騒動に遅れてやって来たワイシャツ姿の職員の雰囲気なんかは、見るからに頼り無いというか、弱そうだ。
「武装するのが必ずしもいいとは言えないと思うけど、もっとこう、毅然とした対応ってのが出来ない物かと思うよネ」

2002年05月08日23:21:48

だらだら

 なんだかんだ言って、あっと言う間に連休の雰囲気も遠い過去になってしまった様で虚しい。岩国行きの疲れは残っていないか、余韻も残っていないと言うか。
「残っているのは日焼けぐらい?」
 あとは、写真の整理か。月末には、まだ行ったことの無い静浜基地の航空祭に行く気でいるので、今回はそれまでに整理を済ませていかないと。

 ・・・しかし、何となく書きたい話が無い。
「五月病?」
 そういうと、それらしくていいかも。
「ただの怠けか」
 あう。

 何か書くか。有事法制の国会審議入りに重なる様に、不審船に銃撃された巡視艇の外壁を霞ヶ関で公開してるそうだな。
「っていうか、沈没した不審船の潜水調査の日程も丁度いいタイミング?」
 この時期に全てが重なるように、意図していたんだろうか。

2002年05月06日18:28:52

一応、既に帰って来てます

 東広島市を過ぎるぐらいまではノロノロとした流れだったが、その辺から先は順調に流れていた。第二神明にまで辿り着いたところで、適当な P.A.に入って仮眠。もうしばらくと言えばもうしばらくなのだが、真っ直ぐ帰っても朝の 4〜5 時ぐらいになり、家人にも迷惑だろうし。何だかんだ行ってかなり良く寝てしまったが、午前中には帰り着いた。
 その後、もう一回寝たりしてる間に今の時間になっている。良く寝たせいか、基地内を過剰に歩き回らない様に注意したせいか、疲労度はさほど高くない。

 しかし、日焼けで手先と首回りが痛い。顔は日焼け止めを塗っていいたので問題ない。サングラスをかける都合上、顔には日焼け止めを塗らないと逆パンダになってしまうので塗っている。・・・というか、一回なって懲りた。手は手袋までして防ぐのはどうかと思うが、首回りにはタオルでも巻いておいた方が良かったと思う。次回への教訓。

 基地祭の日の帰り道は、最寄りの駅や、高速道路の P.A.などであたりを見回すと、同族がよく見つかる。真っ赤っかに日焼けしている人達は、恐らく基地帰りだろう。基地には日陰が少ないし、見るべき物は殆ど日向にある。まとまった広さの日陰と言ったら、休憩所として開放されたりする格納庫ぐらいだが、そこにいると地上展示機も、飛行展示機も、露店も、見られない。
 ただ、岩国はちと例外的な面があるが。地上展示機の周囲には一応立入制限を示すロープを張ってあるのだが、時間の問題で形骸化し、みんな中に勝手に入りだす。高さのある大型機などは日除けとして利用され、飛行機の影の形に人が寄り集まって座っていたりする。この辺が、米軍基地の基地祭の特徴なんだろうか。空自の基地の航空祭では見かけない光景である。

 途中、ふと思い立って一応持っていた折り畳みの雨傘を取り出して日傘代わりにしてみたが。日傘を持っていくのは有効だと思う。どうにしろ、航空祭には何らかの日焼け対策を考えておいた方が良いと、言っておきたい。

2002年05月05日20:16:20

似て非なる物・・・というか、同じで似ざる物

 広島を通れられられない。(意味もなく桂小枝風)

 広島市市街地付近に到達する前から山陽自動車道が渋滞。眠気がレッドゾーンに到達したので、その手前の沼田P.A.に滑り込む。時間も時間だったので、とりあえず飯を食べた。これから少し休憩してから移動開始とする。見たところ、ノロノロ運転ながら、今は車は流れている様だ。問題は、それがどこまで続いているかだが・・・。

 晩飯には、お好み焼きを食べた。しかし、大阪のお好み焼きに慣れた人間には、広島のお好み焼きは異様な物である。それはそれで美味いんだけど、これは同じお好み焼きの名でいいのか、と。「お好み」にも限度があるのではないかと。たこ焼きと明石焼きを同じに呼ぶ以上に差があるのではないか。

 大阪のお好み焼きは、小麦粉を溶いた物にキャベツなどを混ぜ込んだものがベース。他方、広島は、粉を溶いた物は最初に鉄板に薄く延ばし、その上にキャベツなどを盛るのがベースである。それだけでは片面しか繋ぎ止められないので、最後にもう一度粉や卵を延ばし、最後にその上に載せて完成となる。また、基本的に焼きそばを入れるのが広島風である。大阪では入れない方が基本である。というか、大阪では入れたら「モダン焼き」になる。

 どっちが元祖だとか本流だとか、良いだとかは言う気はないが、かなり違う食べ物であることは事実だとおもう。

2002年05月05日18:27:59

後退

 山陽自動車道、宮島S.A.まで撤収。岩国より手前に車を止めておく作戦は、そんなに画期的な効果はなかったが、まぁ思惑の範囲内程度には働いた。

 今回は、駅への帰りは計画どおりバスを使わず徒歩で。・・・しかし、歩くとやはりそれなりに距離はあるな。まぁ、その程度の距離歩くのが嫌なら、それ以前に広い岩国基地内を歩くだけで嫌になるだろうって話になると思うが。バスを待つのは疲れるし、歩くのも疲れる。・・・つまり、岩国に行くと疲れるということか。

 前回書き損ねたが、やはりテロの影響か若干警備が強化されいた。といっても、ゲートで荷物のチェックがあった程度だが。カバンは開けて、そのなかに何か蓋をされたもの、セカンドバッグが入っていたり、保冷用の袋に入れた飲み物が入っていたり、ケースに入ったカメラがあったりとすると、そういうものも一応開けられる。私はノート PC の液晶パネルを開けて見せる様に指示された。
 しかし所詮はその程度のチェックなので、やる気があればいくらでも危険物は持ち込めそうである。カメラや PC の内部をくり抜いて仕込むとか。飲み物も飲んで見せる必要はなかった様なので、毒劇物などを入れていても通過できるかもしれない。

 ・・・もっとも、拳銃を持ったり、軍用犬を連れたりした MP が巡回している基地内で騒動を起こしたいとは思わないが。立入禁止施設周辺では、なんか大口径の銃を持った MP もいた。非致死性のゴム弾でも撃つ銃だったんだろうか。

 話は戻って、基地祭の内容。飛行展示は、レッドバロンの軽飛行機の曲技、エアーロックの軽飛行機の曲技、三沢の F-16 のデモンストレーターが、午前と午後に一回ずつ。エアーロックは今年から二機のペアでの演技を始めていた。二機ということで、編隊を組んだり、離れた位置で二機が同じ動きをしたり、ビッグハート(ハートマークの右半分と左半分を二機で分担して描く。ブルーインパルスのバーティカルキューピットの前身)や、タッククロス(至近距離ですれ違う)、コークスクリュー(直進する一機の周囲を、もう一機がバレルロール、螺旋を描いて回りながら付いていく)なんかをやっていた。

 レッドバロンは、ソロの演技のみ。
 F-16 も単機。午前中は雨上がりから時間がまだ経っていなくて湿度が高かったか、結構派手に水蒸気を出しながら回っていた。もっぱらループ(宙返り。垂直面の回転)とターン(旋回。水平面の回転)主体の動きだったが 、インメルマンターン(背面になるループの頂上で 180°横転して機体を水平姿勢に戻す) を二回連続で続けて一気に上空まで昇っていくのとか結構面白かったり。低速飛行もお馴染みだが、それほど凄い低速でもなかった感じ。機首もそんなに上向いてなかったし。やはり低速飛行の本職?は F/A-18 か。あとは、そもそも久々に聞くアフターバーナーの轟音がなんとも。

2002年05月05日14:15:59

国内の海外より

 岩国基地内です。前回の仮眠の後、直接岩国には行かず、車は手前で置いて電車に乗り換えて、岩国駅からバスで到着。基地周辺の混雑は尋常ではない。直接車で入り込む気にはならず。実際着いてみると、かなりひどい。駅からのシャトルバスなどはかなり交通整理が行き届いていて、少なくとも朝の段階ではそれなりに流れる様だが、一般車両はえらいことになっている。
 一昨年に行った限りでは、帰りもバスはそれなりに優先して走っているが、なにぶん基地内の人が多すぎて、バスに乗れるまでの待ち時間が長すぎる。一昨年の傾向から考えるに、帰りはあるこうと思う。歩いても2Km程度の距離のようだし。

 朝方は天候が悪く飛行展示のスケジュールが遅れたが、天候の回復を待って順次実施されている。今はよく晴れている。日焼け止め推奨の日差しである。私は朝のうちから塗っておいたし、昼過ぎにも塗り直した。日頃から日焼けになれていない様な人間には、これは美容というより健康に関わる問題だと思う。

 地上展示機。空中給油機の KC-135 がいたり、F-16 に LANTAN らしきもの(夜間低空侵入用の対地センサー)や、サイドワインダー2000 らしきものが装備されていたり、それなりに面白い。ハリアーは今年も居なかったが。

 一昨年は歩きすぎで疲れたとしたが。実際来てみると、歩きすぎた理由を思い出す。広すぎるのだ。地上展示機のある場所、売店のある場所、飛行展示を見やすい場所などがそれぞれ離れている。それらを往来しているだけで相当な歩行距離になってしまうわけだ。今回はなるべく移動を控えているが、さて、どの程度の疲労度に抑えられるか。

 地上展示機を見ていて思うこと。
「あんたら、ちっとは周りの様子も見てくれ」
 少し離れた位置から写真をとろうとすると、絶え間なく前に人が入り込む。対象の機が見たいひとは仕方ない。しかし、見たいにしてもいつまでも前列に居すわる人や、見もしないのに周辺で立ち止まるのは勘弁してくれ。人が写真の枠から外れるのを待つ時間が長すぎて、デジカメが予想外に少ない撮影枚数で電池切れを起こしてしまった。待ち時間だけで、1〜2時間は電源入れっぱなしになってしまっていた末の結果。仕方ないので乾電池を買った。くそー。

2002年05月05日04:35:17

前進

 前回よりノンストップで広島市まで到達。コンビニの駐車場にて。市街地にはまだ入っていない。
 前回、姫路バイパスを有料と書いたのは誤りだった。その後も「有料か?」と思う道に迷い込んだりしたが、結果的には無料で切り抜けた。

 ところで前回であの後トイレに行ったら、個室のドアに大きく『大麻』とだけ落書きしてあった。なんなんだ。 そんなに大麻が欲しいのか。

 その後の道路状況に関しては、良くなったり悪くなったり。よく流れたのは、岡山市周辺、倉敷市を過ぎたあたり、尾道市周辺、ぐらいだろうか。平均的には、いま一つ良くないなという印象。

 ところで、広島県に入ってすぐのガソリンスタンド。価格表示の看板に「おやじカード」なんて文字が見えた。書き方からすると、おやじカードなるものを持っていればこの価格ですという、一種の会員価格の掲示の様に見えたが・・・。私の見間違いでなければ、おやじカードとはまた妙な名前をつけたものである。

 腹が減ったので、夜食なのか、もう朝食というべきなのか、とりあえず何か食べてからそろそろ仮眠とする。やや遅いが、出発時間の遅さの割にはまずまずの時間だろう。

2002年05月05日00:15:10

結局・・・

 いま、姫路付近にいます。・・・というわけで、ええ、向かってますとも、岩国に。

 行くか行くまいか悩んでいる間に出発が遅れ、それに追い打ちをかける様に一般のガソリンスタンドが閉店していて給油できないという事態が襲いかかる。無様。残り燃料は恐らく 15 リットル程度。給油なしに高速道路などに入ってしまうのには無理がある。予定より長く一般道を走って 24H 営業の店を探して給油して本格的な出発とした。これで 30 分以上はタイムロスを犯した。あうー。

 基地祭などの目的で遠征する様になって二年を過ぎたこのごろになって、やっと一つの極めて単純な事柄に気づいた。それは、最初に大阪から離れるまでの高速道路料金をケチるのは賢明ではないということである。ここをケチろうと思うとタイムロスが大きい。高速道路に金を払うだけの価値が充分にある。
 これは、大阪周辺が単に混雑していると言うこと以外にも、時間的な要因もある。出発するころの時間帯では、まだ交通量が減り切ってない時間帯なのである。そして大阪を離れたころには程よく深夜になり、交通量も減る。
 というわけで、今回は素直に阪神高速〜第二神明などと使って姫路近辺まで来ている。・・・姫路バイパスという有料道に入ってしまったのは、ちと事前の計画ミスだが。ま、出発がいろいろと遅れたの埋め合わせと思えば、悪くもなかろう。

 今は、その予定外の有料道に入ってしまった状況確認のための休止中。休憩の必要はまだまだ感じない段階だったのだが・・・。それでは要は済んだので、あとは一応トイレにでも行っておいてから、移動再開しようと思う。

2002年05月04日15:13:16

先行投資

 久々に『私の主張』を更新して、古いネタを一掃したんだが。今の時期になって清算した理由はと言うと、明日の岩国基地のフレンドシップデーに行くか否か悩んでいる最中だからである。
「行ったとしたら、またネタが増えて在庫が増えちゃうしネ」
 増えたからもういいやと捨ててしまうのも、何だか発想として後ろ向きだからなぁ。しかし、行くかどうか今も悩んでいる。
「あこ、物凄く混雑してたからねぇー」
 物凄く疲れた思い出も残っているしな。ただ疲れたのは混雑のせいじゃなく、広い基地内をあまりにもウロウロと歩き回り過ぎたせいだったということがその後判っているので、その辺わきまえて行動すれば大丈夫なはずなんだが・・・。
「さーて、どうしたものかなぁ」

 ところで、今回の更新で非常に目立たない苦労。私のサイトは、Mozilla 0.9.5 以降で対応された、link 要素を使ったナビゲーション補助を意識して作ってあるんだが。
「chapter(章)だとか、section(節)だとかの構造が指定出来たり、next(次のページ)なんて手順を指示出来たりするんだけど」
 その都合上、ある程度ページの構造に変化があると、直接更新を加えたページ以外にも、それと関連のあるページの link 要素もあれこれ書き換えて回らないといけない。うーむ、手間のかかる物である。
「ま、見る時に楽出来る様にと思ったら、相応に作る時に苦労しないといけないのは宿命なんだろうけど」

 しかしそうやって苦労しても、現状では圧倒的大多数を占める IE ユーザーとかに対しては何の役にも立ってないあたりが虚しい。
「同じ Mozilla 5 系の、Netscape 6 でさえもまだ対応していない虚しさ」
 ま、Netscape 6 に関しては、Mozilla 1.0 から RC(出荷候補)が取れて正式板になった以降ぐらいには対応されるはずだと思うんだが・・・。
「そうなったとしても、Netscape 6 がそう俄に普及するとも考えにくいし・・・」
 ま、もしかしたらいずれ IE とかでも対応するかも知れない。W3C 勧告に乗っ取った、真っ当な手段なんだから。

「他のブラウザは、どうなんだろうネ」
 どうなんだろうなぁ。文法的な妥当性を前提に、IE5 以降と、Mozilla 5 とでの挙動とを見るので精一杯で、それ以上まで手が回らない。っていうか、文法的妥当性が本当に守られているなら、見られなければそれはブラウザ側の問題であって、私のせいじゃない、と逃げられるんだが。
「でも、文法って奥が深いからネ。守ってるつもりでも、たいがいどっか間違えている」

2002年05月03日15:46:30

省エネ省熱

 さて、今回も PC Watch からネタを拾ってみる。冷却ファンの回転音が無く静かな PC を作ってみようって話だが。
「記事じゃあ、CPU の放熱が問題ってことにして、それがクリア出来る CPU がオンボードになったマザーを取り上げて話を進めてるど」
 まー、メーカーの都合と言うか顔色を考えるならそういう話になるんだろうが、自作ユーザーにとって CPU の放熱はさしたる問題にはならないよな。
「だよネ。CPU をクロックダウンして使えばいいんだから」
 特に、Tualatin Pentium III / Celeon なんて恰好である。FSB を、定格の 133MHz / 100Mhz から、66MHz に落してやればいい。供給電圧の制御の出来るマザーと組み合わせれば、クロックダウンと電圧低下を組み合わでかなり放熱は下げられる。

 むしろ不安材料は、電源と HDD、それに CD/DVDドライブ だろう。
「電源のファンレス化は結構考え所だよネ。PC 全体の消費電力を低く抑えなきゃいけないから」
 HDD は一部の高速回転モデルを除いては元々ファンレスだが、それ自身の動作音が付いて回る。騒音を抑える為に防音材で覆うと、単体では気にならなかった放熱の問題が頭をもたげて来る。ま、ノートPC 用とかを活用すれば、充分解決可能な問題だと思うが。
「CDD は、喧しいよねー。CD-ROM 入れると、ブオーンと離陸しそうな音がそれ自身から鳴り響く上に、ケースの質が悪いと共鳴して更に酷いことになるし」
 これもまぁ、一部メーカーの製品では、騒音対策の為に意図的に回転速度を下げる設定が出来る様になっていたりするので、そういうのを調達すれば良いはずだ。もしくは、あえて低速な旧式ドライブを調達すると言うのも手の一つである。

 ちなみにウチの拾い物 PC を使った簡易サーバーはファンレスである。CPU は Cyrix M-II 最終生産型の GP433。数少ない、0.25μm 版 M-II。定格は 100x3=300MHz 、動作電圧は 2.4V だったろうか。それが、83x3.5=292MHz, 2.2V でファンレス稼動している。かなり放熱器が熱くなるが、一応耐えているようだ。
「Socket7 再利用でファンレスにするなら、K6-2+ とか K6-IIIE とかを発掘してきて使えば丁度いいはず。0.18μm 品で、2.0V 程度でも動くから。ま、今じゃあ見つけるのは難しいと思うけどネ」
 家人用 PC は、K6-2+ を 66x6=400MHz でファンレス稼動させているが、こちらはあまり気にならない範囲の放熱に収まっている。FSB が上げられない構造(自作じゃなく、メーカー製の液晶一体型省スペース機)なのでそれ止まりだが、CPU 的にはもう少し高いクロックでもファンレスで持ちそうである。

 HDD は、余剰パーツのデスクトップ用の 3.5 インチ、7000rpm台の物を、適当な紙箱の中に詰め込むなどと言う放熱面ではかなり過酷な条件に押し込んで動かしている。アクセス途絶から三分で回転停止の設定にしているとはいえ、これまたかなり熱くなるが一応動いてる。
「余剰パーツの使い回しじゃなくて、真っ当な 2.5 インチ HDD とか使えば、これは全然問題なさそうだネ」
 ま、実際ノート PC とかじゃあ、実際に酷な空間に詰め込まれて動いてるんだからな。

 電源もファンレス化というか、通常の電源ユニットからファンを撤去したと言う酷い使い方をしている。しかし、ビデオチップやサウンドチップはマザーに載っているので、それらのボードは搭載せず、刺しているのは LAN カードと SCSI カードのみ。HDD は一台のみで、CDD 、FDD は無し。キーボードやマウスも通常は外している。
「電源ユニットの発熱は、消費電力に比例するからネ。そのために繋ぐ物を最低限に減らしたって感じ。動いてなくても繋がってる限りはちょっとずつ電気食うはずだし」
 その結果、特に気になる様な発熱は発生していない。

2002年05月02日13:51:32

目指せ手のひらサイズ

 久々の登場となる、使い勝手などをある程度捨てたな、と感じさせられるサイズまで小型化したノートPC、SONY VAIO U が発売されたんだが。
「うーん、でも作者さんの手元にある珍品?の、IBM PC110 と比べると大きいよネ。ま、i486SX 33MHz にメモリ上限 20MB なんていう、全然世代の違う機械だけど」
 155x113x33mm、715g という馬鹿げたサイズ。なんと、ほぼ A6 サイズである。他方、VAIO U はと言うと、184.5x139x30.6mm、820g である。明らかに一回り大きい。だいたい B6 サイズである。
「ま、PC110 と VAIO U を比べるのは世代が離れすぎているにしても、CASIO FIVA の初期型なんかが 210x132x25.4mm、840g だったのから比べても、そんなに劇的ではないサイズなのかな」
 そうかな。思ったほどではなく残念である。・・・まぁ、実用性を考えると、PC110 のような極端な小型化がいいのかというと怪しいので、商品としては現実的な設計だとは思うが。

 さて。PC Watch で分解をやってた
「おおっ、これは有り難い。どう詰め込んでるのか、面白そうだネ」
 記事の筆者は更なる省スペース化の余地という面では、グラフィックスチップがかなり大きく、それが他の何かに統合されること等としていたが、もっと極端、PC110 的なことをやろうと思ったら、他にもっと目につけるべき点が見える。
「 PC カードスロットと、HDD だネ」
 PC カードスロットは、今さら必要無いだろう。CF で充分だと思う。
「デジカメやMP3プレーヤーとかとの連携を考えても、CF は当然読めるし、CF サイズのスマートメディアリーダーも存在するし。CF サイズの PHS とか、無線LAN アダプタだって存在するしネ」
 強いて言うと、OS をクリーンインストールしようと思った時に認識可能な CDD を用意出来るか、ぐらいだろうか。単に CDD の接続と言う意味では USB や iLINK で問題ないが、それらで OS のインストールが出来るのかというと、不可能ではないと思うがちょっと面倒かもしれない。

 あとは HDD だな。
「 1.8 インチ HDD 、確かに 2.5 インチよりは小さいけど、もうちょっと行けるでしょ、とも見えるよネ」
 また出てきた IBM の、Microdrive とかな。現状では最大 1GB と、今時の OS を入れるには心もとないが、その気になればもっと大容量のも作れるだろう。
記憶密度は日々上がってるから、それだけでもかなり容量は増やせると思うし、CF サイズの薄さを捨てて、プラッターの枚数を二枚とか三枚に増やすって手もあると思うしネ」

 もっとも、そこまでやって極端な超小型 PC を作って、商業的に成功するかというとたぶん無理だと思う。
「ウチは、こんな物も作ってるんですよ、っていう企業イメージ用の商品になるのかな?」
 そういう余裕と言うか、遊び心のある企業の方が、好感は持てると思うんだがな。

2002年05月01日01:49:58

引っ越し、そして使い回し

 む、宗男めー!
「は? 作者さん別に鈴木さんを特別気にはしてない感じじゃなかったっけ?」
 以前見逃していた NHK の時代劇『逃亡』の最終回が再放送されているのに偶然遭遇して、やった、ラッキー!と思いながら見ていたら、鈴木氏の秘書が逮捕という臨時ニュースが入って途中で打ち切られてしまった。
「ありゃりゃ」
 しかも終盤も終盤、一気に結末へ向かって物語が動き始めたところでの打ち切りという過酷さ。・・・まぁ、いいけどさ。そんなに関心の強かった番組って訳でもないし。

 さて、Win2Kの引っ越し。中心的な作業は特に問題なく進んだが、SCSIカード二枚差し環境の都合でいろいろと手間どった。
「どのディスクから起動されるのか、判りにくいんだよネ」
 それより最終的に問題に思えてきたのが、今回買った U160-SCSI のHDD。型は古いながら、10000rpmのドライブである。動作音は思ったほど気にならなかったが、発熱は結構多いし消費電力も多い。
「あー。作者さんの自作(と言うか仮設?)SCSIケースじゃあ怪しくなって来た?」
 うーん、そんな感じ。まじめに冷却する必要があるんでないかなと言う気もするし、廃品利用の外付けHDD用電源も容量不足の感がある。
「内蔵に戻すと冷却の問題が深刻になる上に、そもそも外付けにした共鳴の問題が再発。まっとうな外付けケース探して買うべきなんじゃない?」
 でも、今時あんまりというか、殆ど売ってないしなぁ。電源だけ本体側から引っ張りだしたりするのが一つの手かとも思うが、なんか無様といえば無様な形態。

 さて、それに続いて、まっとうな SCSI-HDD への換装によって余った IDE-HDD に、以前、U-SCSI から U2-SCSI に移行した際に余った IDE → U-SCSI 変換アダプタを噛まして、がらくたで運用している簡易サーバーの HDD を置き換えようとおもったんだが、これが苦戦している。
「それって確か、そもそも最初に立ち上げる時も苦戦してなかったっけ」
 してた。まぁ、拾い物だからしかたない。今もボチボチとやっている最中である。

 そんなこんなで、現状では IDE → UW-SCSI の変換アダプタが余った。公式には IDE-HDD のみサポートの品だが、非公式にはその他の ATAPI デバイスが使えると聞いたことがある。
「ふーん。でも作者さんの環境って、CD-ROM とかも SCSI だし・・・あ」
 LS120(120MBのメディアに対応した FDD の上位互換ドライブ。結局普及せず市場から姿を消した)が ATAPI である。試してみたら動いたが、FDD ではなく一般的なリムーバブルメディアとして認識されたりで使い勝手が低下しそうな感じがしたし、SCSI で繋がってるぞという精神的満足感?以上の具体的な利点も見当たらなかったので止めた。なんか面白いなぁとは感じたが、面白いだけで使うほどの価値があるかというと怪しげだった。
「っていうか、LS120 持ってる段階で怪しげ」
 あう。

2002年04月29日22:37:37

踏まれたり蹴られたり

『踏んだり蹴ったり』したら、むしろ楽しい筈だとは、上岡龍太郎氏の談だったかな。

 さて。Pentium III 800E と、18GB の U160-SCSI HDD を買ってきた。
「あれ? 下駄かまして Pentium IIIS 使おうとか言ってなかったっけ?」
 言ってたけど。止めた。相性問題が結構厳しい様だし、下駄+Pentium IIIS というとかなりの出費。そんなリスクを冒して下駄を使うならマザーを買い換えた方が安全確実だが、今さらマザーを買い換えてまで Pentiuim IIIS を使う必要もない。という訳で、旧来の Pentium III のもう少し速いの買ってそれで当面は過ごそうと言うことにした。
「うーん。まぁ無難な選択かな。で、U160-SCSI HDD は、IDE → UW-SCSI アダプタかまして繋いでる HDD を追い出して、純粋な SCSI 機にする為だネ」
 そそ。

 Win2K の HDD 引越しは結構面倒なので、取り敢えず CPU を交換することにしたんだが・・・。私が買った頃のマザーの CPU 放熱器は非常に取り付けづらい。
「いわゆる『コア欠け』が問題になった時期だよネ」
 今ではネジ止めとかの妥当な方式になっているようだが、当時はバネと言うか、クリップの反りで押し付ける方式だった。これがまた付け難い。毎回苦労して来た思い出しかない。
「作者さん、人の PC の面倒見ても、CPU 放熱器の付け外しだけは本人にやらせたりしてたっけ」
 だって私も下手だし。指先は痛いし、誤って CPU やマザーを破損する危険性もある。手間と責任は本人に持ってもらいたい作業である。

 という訳で、今回も予想通り苦労する。何度も失敗しては「くそー!」とか叫び始める。
「あーあ」
 ヤケになってグイグイ押すと指先から血が出るはで散々である。ペンチとか使ってようやく取付成功。
「ご苦労さま」
 ・・・しかし動かしてみると、クロックアップ耐性の殆どないハズレ弾だった。全くもって散々だ。まぁ、後者は仕方ないんだが。
「あーあ。折角 VC-SDRAM なんてマニアックなメモリ使ってるのに、FSB 低かったら意味無いじゃない。買い直し?」
 まぁ、買い直しは別に構わないんだがな。しかしまた放熱器の着脱をしなきゃいけないのかと思うと、そっちの方がゲンナリする。

「ま、それはまた今度として、あとは U160-SCSI へのお引っ越しだネ」
 Win2K は、Win98 の様に XCOPY とかで丸写しだけでは引っ越せない。現時点で私が成功出来た手順は、

  1. 引越し先 HDD に、最初の再起動を求められるところまでの Win2K インストール作業を行う。
  2. 第三の別な HDD に Win2K をインストールしておいて、そこから起動する。
  3. 第三の Win2K を使って、旧 HDD から新 HDD にコピーする。
  4. 無用になった HDD を取り外して起動し、ドライブ名のズレなどを適宜修正する。

 だったと思うんだが。しばらくやってないので細部は間違ってそうな気がするが、まぁなんとかなるだろう。

2002年04月28日23:16:08

デンパ

 去年の暮れに、既に飲食店やホテルなどで試行されている無線LANによる無料接続サービスを、高速道路のパーキングなんかでやったらどうかって話をチョロッと書いたんだが。どうやら、似た様なことが現実に行われる様である。
道の駅から高速ネットに無料接続=無線LAN活用、ホットスポット整備−国交省
「お。かなり作者さんの思惑に近い話になるのかな?」

 休憩所等の中に限った屋内サービスになるのか、駐車場などをカバーする屋外サービスになるのかは今回の記事では判らなかったが。プライベートを守りやすいという意味では、野外にして駐車場に止めた車内で使える形態の方がいいと思うんだがな。
「でもちょっと、アンテナの整備が面倒になるかな、屋内よりは」

 こういう無線LANを使ったサービスの拡張が進む度に、FOMA(高速通信に対応した新しい携帯電話)の意義が怪しくなっていくんだろうな。
「無い袖は振れないからネ。高速に通信を行う為には、基地局を増やして通信距離を縮めるか、アンテナを大型化して感度を高めるか、電波の出力を高めるか、そういうことをしないと結局は駄目だから」
 基地局を増やすとコストが増すし、そもそもそれなら PHS でいいんじゃないのと言うことになる。大型アンテナの装備は携帯機器には考えられない。電波を強めると消費電力が増して電池が持たない。

「そういう無線LANサービスが充実して来ると、じきに『携帯IP電話』なんてのも出てくるのかも」
 ノートPCなんかと組み合わせれば、今でも出来ると思うが。専用の電話機が出来るかどうかは怪しいと思うが、無線LANアダプタ対応のPDAにそういう機能が付く可能性は充分あるんでないかなと思う。
「カード型PHSを使って電話が掛けられるPDAの延長線上って感じだネ」

2002年04月26日22:46:16

変わりゆく嗜好

 ゲームソフトの中古販売は合法、という判決が最高裁で出たようだな。
「まー、ゲーム会社、中古販売業者、それに消費者と、いろいろな立場の言い分があって難しい問題だよネ」
 私としては、権利だの利益だの云々以前の問題として、末端の消費者にまで小売りされてしまった品物の流れを製造者が規則でどうこう制御しようってこと自体が非現実的だと思う。よほど悪質な何かを摘発する程度で、個人レベルの行動はどうにもならんと思う。
「たぶん、どうこうする為にかかる手間とコストの方が、望ましくない取引によって被る損害より大きくなるだろうしネ」

 さて。私としては中古販売には肯定的としておく。中古販売によって、本来制作者が回収出来るはずだった売り上げが削がれているというのが制作者側の言い分だが、これには欠けている部分があると思う。
「単純に言うと、中古販売が存在しなければ 100 売れる筈だったのが、70 売れて 30 中古に回って中古から 30 売れたら、最終的に消費者の手に触れる数はどちらも 100 だけど、制作者側に売り上げが回って来るのは前者の 100 に対して、後者は 70 に目減りするって話なんだろうけど」
 中古業者に売り払って、それを元手に新しいゲームを買うと言うスタイルを無視している。売り払うことで一定期間に二本のゲームを買っていた消費者から売り払う手段を奪ったら、一本しか買わなくなるかも知れない。

 さて、そういう表面的な部分とは別で、もっと本質的な話をしたい。そもそも、今の著作権関係の法律が古いという話も出ているが。
「メーカー側の主張が、映画の配給に関する法に基づいてたっけ。それに対して、最高裁が引き合わせた判例は、自動車の中古部品取引に関する話だったとかなんだとか」
 確かに法も古いんだろう。ただ、古いのは法ばかりでなく、制作者側のスタイルというか、ビジネスモデルっていうのかな、商売のやり方も古くなってきてるんじゃないかと思う。
「ゲームソフトを売って利益を上げられる時代じゃ無くなってきたってこと?」
 そこまで断言するのは気が引けるが。しかし、娯楽の形が多様化して色々と他の魅力的な何かが増えてきたこの時世、やり方はかなり変えねば消費者の心を掴めなくなっているだろうと思う。金を払って新品を買ってやろう、売り払ったりせずに手元に残して起きたという気持ちを喚起出来ないと思う。
「うーん、確かにゲームセンターの様相とかはかなり変わってきたと思うしネ。体感物の大型専用筐体モノの占めるウェイトが増して来てると思うし」
 たぶん、それは家庭用ゲーム機の性能向上とかとリンクしていると思う。それを埋め合わせる為に、ゲームセンターは家庭では出来ない特殊な何か、に活路を見出そうとしている様に感じる。

「その意味じゃあ、関連グッツ販売や、他メディア展開なんかで利益を上げようってのが活路の一つなのかな」
 あまり好きにはなれんがな。そうなんだろう。大衆から広く利益を回収出来ないなら、資金力のある「大きいお友だち」から集中的に搾り取ろうっていうか、骨までしゃぶってやろうとでも言うか。
「あとは、ネットワーク利用とかにも活路を求めてるんだろうネ」
 あ。ネットワーク利用と言えば。中古販売を本気で押さえ込みたいなら、WinXP のアクティベーションの仕組みみたいなの、ネットワークを使って最終的な登録と承認を受けないと使えない様なのを組み込むと変化は起きるかなと思う。
「ふーむ。パソコンと違って、ハードウェアの更新とかが殆どないからネ。その意味じゃあ、やりやすいのかも。ゲーム機側にも固有のロット番号なんかを製造段階で割り振っておけばより強固に管理出来るだろうし」

 最後になんだかあくどいとも言える手段を提起してしまったが。基本的には、メーカーよ、新品で買いたい、手元に残しておきたい、という意欲を沸かせるようなものを作って、正面から中古に打ち勝って見せよ、ということを主張の中核としておく。

2002年04月26日00:40:16

屋根付き壁付きワイヤー付き

 なんだか堅苦しい話に偏っている様なので、先日から書こうかと思いながら逸していたどうでもいい話を一つ。

 中央は車道で、両脇の歩道部分にのみ屋根が付いているって形態のアーケードを通っていたら。屋根の裏側が照明とかを埋め込む為か二段になっていて隙間があり、交差点で一旦屋根が途切れている角の部分の下側の段の縁にすーっとハトが滑ってきて止まった。
「ハトって、地上をヨタヨタ歩き回っているイメージとは裏腹に、飛ぶことに関しては器用で華麗だよネ」

 しかし、その縁の部分で何か翼を半開きにしてヨロヨロしている。
「狭い所に降りて、翼が綺麗に畳めなかったのかな?」
 そんなぐらいに思っていたら、ふっとハトが縁の向こう側に消えた。
「へ?」
 どうやら、縁の部分にワイヤーが張ってあった様だ。ハトの侵入防止用だったんだろうが、強行突破されてしまった訳な。
「おおっ。それってむしろ越えちゃえば格好のハトの隠れ場?」
 そんな感じに見えたな。よくよく見てみれば、他の交差点のそういう角の部分にもハトの頭とかがかすかに見え隠れしている様に見えた。
「内側は巣になってたりするのかな」
 かもしれんな。

「野生生物ってものをナメちゃ駄目だネ。何も賢いのはカラスとかばかりじゃないってことかな」

2002年04月24日23:42:16

サガ

 なにやら時間がない。

 政治家などの不祥事暴露合戦には飽きてきた。その裏?では、有事法制の話が進みつつある。
「実は、一連の不祥事はカモフラージュだったりして。有事法制って、これまでにも何度か話にはなったらしいけど、立ち消えになってきたみたいだし」
 有事、日本が武力攻撃を受けた場合の対応に関する取り決めである。どういう事態になればそれに自衛隊がどの様に応戦が認められるのかってのが一応の中核になるんだろうが、その為に色々な条件が付随して来る。
「自衛隊が道路や土地、施設を使用する権利とかネ。現状じゃあ、戦車とかは公道を合法的に走れるのかどうかも怪しいし、公道を合法的に走れる車両でも信号とか駐停車禁止とかの交通法規の制約をどうするのかも怪しいし」
 土地の占有の問題もある。防衛や指揮の為の陣地を構築する為に私有地を占有、さらに必要に応じて建物などを撤去・改造するなどの行為をどう扱うかの問題もある。

「こういうことをすると軍国主義が云々とか言う話が出てくるんだけど・・・」
 でもなぁ。争いごとには『相手』ってものがある。自分はいくら平和的にやりますと行った所で、相手がやる気満々で襲いかかって来ればどうにかせざるを得ない。
「そういうと、そんなやる気満々の相手なんていないだろ、と来る訳だけど」
 いないうちに準備をしておかないと、いざ現れたらどうするんだ? 正確に言うなら、現れる方向へ向かい出したらどうするんだ? 武力衝突に進展しそうな外交的緊張状態に陥ってから武力を整備するのは時間的にも間に合わないばかりでなく、相手を余計に刺激する結果になるだろう。

 色々と足りない所や欠点もあると言われているようだが、現状はそれが完全か不完全か以前の問題として、そもそもまともな法整備がされていない。
「何かやらない事には、始まらないよネ」

2002年04月23日00:37:40

ペトリオット

 フランスの大統領選挙で極右勢力の候補がかなり票を伸ばしたそうで。
「政治の右左って一言では言いにくいけど。単純にいうと、保守、変化を望まない、もしくは過去への回帰を願う勢力が右。逆に革新、変化を望む、新しい何かを願う勢力が左。そんなもんでいいのかな」
 右と言うか、国粋的な候補が一定の支持を得たとは興味深い話。

 さて。そんな前振りと関係があるのかないのか微妙な、小泉首相の半ば突発的とでも言う感じの靖国参拝について感想を述べておくと。一定の譲歩と、一定の攻勢と、といったところだろうか。
「まぁ、終戦記念日を避けたって意味では譲歩だし、とにかく行ったこと自体は積極的ってこと?」
 これに関して、こと対韓国という意味では、

『サッカー・ワールドカップ開催を人質に参拝を強行した』

 という攻撃的な解釈はどうだろうか。
「うーん。確かにワールドカップ前に参拝するチャンスは今だった訳だけど。これから韓国側が大騒ぎしてワールドカップに悪影響を出すと、主な責任が日本の側だと主張するせよ、結果的に自分の顔にも泥を塗ることは避けられないってこと?」
 まぁ、そういうこと。ある種のチキンレースだな。

「その意味じゃあ、北京オリンピックが対中国の攻勢に出るチャンスになるのかな」
 そうなのかも知れない。

2002年04月21日22:32:01

目には目を?

 沖縄で随分と派手な発砲事件が起きた様で。
「オートバイで乗用車に乗り付けて発砲、通行車両にぶつかりながら逃走するのに追いすがって更に発砲してトドメを刺したって話のようだネ」
 咄嗟の出来事に機転と言うか悪知恵と言うかが働かなかったんだと思うが、相手がバイクでこっちが車ならぶつけて轢き殺すつもりで反撃としても良かったと思う。相手が拳銃なんぞで襲ってきた以上、殺しても正当防衛の範疇になるんじゃないかなぁ。
「ま、普通に生活している限り、拳銃で襲われる機会なんてないだろうけどネ」

 発砲と言えば、新潟では職務質問しようとしたら石を持って反撃してきた相手が威嚇射撃にも応じなかったので射殺してたなぁ。
「だんだんと発砲事件も日常的になっていくのかなぁ」
 相手がある以上、相応の反撃は仕方なかろう。現状の拳銃での応戦に問題があるなら、防御手段の充実や、非致死性の武器の調達を考える必要があるだろうなぁ。
「発砲するにしても、射撃訓練を強化して致命傷にならない様な銃撃方法を身につける必要もあるんだろうネ」

 ただ致命傷にならない様に撃っていると、薬物乱用などで正気の沙汰でない人間が死を恐れずに襲いかかってきたら、抵抗不能(行動不能)にするまでに相当の弾数を叩き込まねばならず、それはそれでまた悪い印象になってしまうのが問題だと思うが。
「致死性の武器と、非致死性の武器を持った警官がチームを組んで行動する様な発想とかも、必要なのかな」

2002年04月20日02:06:20

サナギになった怪獣?

 Mozilla 1.0 RC1 がリリースされた。
「ついに 1.0 と思ったら、RC(出荷候補)とはねぇ」
 Mozilla 0.9.10 こそ避けられたが、実質似た様なことになってしまったなぁ。
「ま、仕様が固まって、今以上の拡張はしないで不都合解決だけに的を絞る、って意思表示ではあるんだろうけどネ」

 ま、これまでの道程を思えば今さら焦っても仕方なかろう。
「で、0.9.9 からの変更はどうなのかなぁ」
 ハッキリ言って、0.9.8 あたりから目立った不都合がないのもあって、改善点がよく判らない。0.9.8 → 0.9.9 で、画面表示のレイアウトとかの調整を別とした機能的な差で気付いたことといったら、リロード時のキャッシュ情報の破棄が正しくなったかなぁ、ってことぐらい。1.0 RC1 で何が変わったのかは、さっき入れたばかりの今では何ら判らない。
「でも、旧バージョンからのバージョンアップ関係での不都合はいまだに付いて回るみたいだネ」
 ま、その辺は正式版じゃない以上しかたない。もじら組でも参照して適宜対応してもらいたい。

 ところで、ウチでは Mozilla 0.9.9 は、いつの間にか一部のプラグインが動かなくなっている。1.0 RC1 でも事態は改善せず。
「一部? 動くのもあるってこと?」
 うむ。以前は動いてたんだがなぁ。削除や再インストールをしてもどうにも良くならない。動かなくてもそんなに困る物でも無いんで深く気にしていないが。ちなみに Netscape 6.x ではそれらも動く様だ。
「うーん、じゃあ、取り敢えずは Netscape 6.x が Mozilla 1.0 RC1 に機能的に追いつくのを待ち?」
 そうなるのかなぁ。しかしそのころにはより高性能化した Mozilla 1.1.x とかが出てきて、悩ましい展開になるんだるが。

2002年04月18日23:20:01

降りるチャンス

 どうもこの頃、続々と政治家の不正の話が出てきて泥仕合状態だなぁ。
「なんだか見苦しいよネ」
 言い出したらきりがないだろうなぁ。例えるなら、車のスピード違反や駐車違反なんかと似たようなもんなんじゃないか?
「捕まらないだけで、みんなやってる、と」
 不正を指摘されて別の不正があるぞと言うのは、スピード違反で捕まって書類書かされてる最中に、脇を通りすぎて行ったあの車もスピード出してるじゃないか、と言うような物じゃないかな。

 さて、不正問題に大して、非現実を承知で案を一つ。一定間隔で、その期間に自白すれば免罪になる機会を作ったらどうだろう。
「は? それでどうするの?」
 いま喋れば免罪になる。代償として、その不正のルートや手法を公開することになる。
「それで、不正の目を摘もうってこと? 手段がバレることによって、そこへの世間の監視の目を強めて」
 ま、そんな感じかな。

 重大な問題を解決する為の強行策として『免罪』ってのは、実際に使われることのある手法である。直接的に被害を被った人や勢力には受け入れ難い手法ではあるが、世間全体の浄化には一定の効果のある手法だと思うんだが。

2002年04月17日22:55:39

サケ

 昨日は酒を飲む機会があって、飲みすぎる失敗。吐き気を若干感じる程度までいった。当日はサッサと寝たし、翌日も二日酔いという程でもないが、午前中ぐらいはややスッキリせず。
「あらら。それなりに量の見極めは付くつもりでいたんじゃないの、作者さん」
 それが上手くいかなかったから失敗っていう。

 思惑では、ワインのハーフボトルがあったので、生中一杯に、ハーフボトル一本を誰かに少し分けるとして 2/3 程度、そこまでで終われば適量で、これにあと生中かカクテル類か何かのアルコール度数低めの何かをもう一杯加えても許容範囲、ぐらいの思惑でいた。
「ふむふむ。日本酒換算で二合〜三合程度って言ってる作者さんとしては妥当な計画だネ」
 しかし、生中を一杯空けた段階から既に計画が破綻する。ワインを頼む前にどさくさ紛れに生中がもう一杯来てしまった。
「ありゃ。後半の保険の一杯がいきなり無くなっちゃったじゃない」
 仕方ないので、ワインをなるべく他の誰かに分けようと思ったが、どうも不評であまり減らない。結局半分程度は飲む結果に。

 ここまでで終われば良かったのだが、もう一本行っとけ、と更にワインが来てしまった。これも結局は半分ぐらいは飲んだので、結局、生中二杯にワインハーフボトル一本は飲んだ計算。
「日本酒換算すると、生中一杯が一合、ハーフボトルが二合ってとこかな。合計四合。これじゃあややオーバーだネ」
 今から思えば、計画外に来てしまった二杯目の生中を空けずに残した状態でワインを空け、その生中がまだ残っているので次はまだいいです、という方針で行くべきだった。ついつい来てしまったからと生中を空けてしまったのが失敗。

「ま、お酒の飲める量って、先天的に決まっていて後からそう大きく変わるもんじゃないらしいから、自分が飲める量を見極めて計画的に飲もうネ」
 飲んでいるうちに飲める様になったと言うのは、アルコールに慣れたのではなく、アルコールに鈍感になっただけでむしろ危険だと言う。
「酒の飲めない人ってのはアルコールの分解能力が低くて、体に有害な物質が体内に溜まって気分が悪くなるんだけど。飲んでいるうちに分解能力が増すんじゃなくて、有害な物質に対する反応が鈍くなるだけなんだって」
 自覚がないだけで、現に体内には有害な物質が溜まった状態になる訳だ。これは体に良くない。

2002年04月16日01:24:00

ボーダーライン

『匿名掲示板の書き込みにも著作権はある』なんて判決が、地裁で出たそうで。複数の情報・報道系サイトで記事が掲載され、その他のメディアでも取り上げられていると思うが、取り敢えず INTERNET Watch の記事にリンクを張っておく。そこから原告のサイトにもリンクされている。
「なんて言うか、まぁ、そんなもんかなぁ、って判決なのかなぁ」
 どういう形にしろ、作った物には著作権が付いて回ると言うのは道理と言えば道理だが。まぁ、こういう問題は、法というかルールとかいうより、気配りというかマナーの範疇で丸く収まっているのが望ましいと思うんだが・・・。
「あんまり、堅苦しく権利を主張し合うのも、疲れるしネ」

 そんな考えもあって、私のサイトにはあまりこれと言って転載などを拒む注意書きを書いていない。多少引用などされたからって別に目くじらを立てるつもりはないし、むしろそういうことをされるのはそれだけ自分の作った何かに価値があると認められた証であって、喜ぶべき物ではないかとも考えている。
「でも、金銭が絡むとか、まるでさも自分が考案したかの様に成りすまして使われたら、さすがにそれは考えものだよネ」
 ま、迂闊なことをやって結果的に自分の首を締める様にならないよう注意したいし、してもらいたい。
「節度を弁えていればそれで済んでいた物が、なまじ一線を越えたが故に堅苦しく規制されてしまうようにならない様にネ」

2002年04月14日23:06:30

 今年のNHKの大河ドラマ『利家とまつ』は結構面白いなと思って見ている。
「ちょっと誇張された感じのキャラクター演出と、切り落とすところはサッパリと切り落とした感じのストーリー展開が結構いい感じだよネ」
 信長や秀吉の話とは差を付ける為に、彼らが存命の頃のエピソードは早めに流してしまいたいんだろう。

 さて。今週見ていたら、良行の最期をして『桜花の如く散っていった』という表現をしていて、おっ、と思う。
「桜の花の花びらが散る様に、かぁ。なるほど、日本的な表現かなぁ」
『桜花』という単語に、そういう用法があったとはと感心した。

「そういや、旧日本海軍の特攻機(特別攻撃機)の固有名って『花』を付けるのが規則だったよネ」
 量産された(されてしまった)のは、ロケット花火を大型化したとでも言う様な機種『桜花』のみだが。その他、ドイツのジェット戦闘機 Me262 のコピー(・・・だけど、性能は大幅に下で、戦闘機としては使い物にならず)の『橘花』が試作機までは何とか作った(作られてしまった)。また、陸軍向けに試作(と呼べる程の物か疑問)された粗雑なプロペラ推進の特攻機『剣』の海軍側での呼称は『藤花』。あとは、構想だけで終わったパルスジェットエンジン一基を背負った『梅花』なんてのもあった。私が聞いたことがあるのはこの程度。

 なんだか何が言いたいのか判らなくなってきたが、あまり死に行くことに美学を持ちすぎるな、とでも言うことだろうか。
「物語の世界の美学として考えるには問題ないけど、現実とゴッチャになってくると危険、ってことかな」

2002年04月13日23:25:03

サルベージ品

 この頃、共産党から外務省関連の怪文書がちょろちょろと出てくるが、どこから流れ出してるんだか。
「眞紀子さんじゃないのー、なんて作者さん言ってなかったっけ」
 なんだか、そんな根拠のない冗談話では済まなくなってきた様な。こうも何度もモノが出てくると。
「辻元さんとか、眞紀子さん周辺の話は、たぶん野中さんの息の掛かった勢力から流れたんじゃないかなって思うけどネ。公安にコネのある人だから。よくも弟子の鈴木を追い詰めたなー、って感じ?」
 どうなんだかなー。

 さて。今日、大阪日本橋の中古パソコン店バスアンドタグに行ったら、ジャンクパーツ売り場のカゴに放り込まれて見捨てられた状態のノートPC用バッテリーの中に、私が持っている機種のバッテリを発見。Let's note A44 / A77 / M1 系用のバッテリ。
「でも、中古でしかもジャンクなバッテリーって。死んでるんじゃないの、どうせ」
 だと思うがな。しかし、中身を詰め替えて強引に使う為の入れ物としての価値も無い訳ではないし、そもそも値段が一個200円だった。
「は、200円? その程度なら、駄目もとで買っても気にならない値段じゃない」
 という訳で、漁ったら二個見つかったので、二個とも買った。

 で、動作確認してみた結果。なんと片方は新品同様じゃないかってぐらい動いた!
「おおっ、それは凄い。そのバッテリって定価は・・・15000円するじゃない。実際の値段もそれから大差なかったはずだし。っていうか、いまじゃ入手自体が結構困難」
 もう片方は10分間程度でヘタってしまう劣化品だったが、それにしても片方が新品同様だったのには本当に驚き。
「凄い得したネ」
 ああ。なんだか、この先当分の運を使い切ったんじゃないかって気がする。

「・・・なんか、安っぽい運かも」
 あう。まぁ確かに、一万数千円程度で「運」が買える物なら、安い買い物だと思うけどさ。

2002年04月13日00:43:38

遅ればせながら?

 DC版の『連邦 vs ジオン』って、随分長い間発売日未定で放置され、PS2版に先行されで、すっかり忘れていたら先日発売してたんだな。
「つい先週ぐらいだったよね、作者さんが発売日知ったの」
 ふーん、今さらなぁ、と思いつつも、買ってきた。

「無印版と、DX版とがセットになったっていう、豪華なのか安易なのかよく判らない取り合わせ。さて、どんな感じ?」
 どうやら、安易な様だな。モデムを使ってのネット対戦機能なんかが付いたが、モデム以外での対戦手段を持たない辺りがチープな作りだし、特にこれと言ったDC版ならではって感じの拡張も見当たらない。
「トリアーエズ・・・じゃなくて、取り敢えず動いてるけど、それ以上のものは無いって感じかな」
 そんな感じ。

 ・・・などと言いつつも、結構黙々と遊んでいたり。相変わらずドムを乗り回して。
「折角なんだから、もうちょっと外の MS も使いなさいよ」
 ま、もうちょっと上手くなったらな。アーケード版では結局操作感覚を身につけられなかった、DX で加わった宇宙空間にももそっと慣れないとなぁと思うし。

「ところで、無印版の方って、何の為にあるんだろうネ?」
 さぁ。白兵でのハメ殺しとかをする為かな。ドムの、近接→拡散ビーム→近接→拡散ビーム→近接、の連携とか、DX ではまともには決まらなくなったし。
「そんなもんなのかなぁ」
 それほど凄い物ではないが、それなりに遊べるゲームだと思う。多分、これが私が買う最後の DC 用ゲームになるんでなかろうか。

2002年04月10日23:38:07

ポリス

 先日、警察官が不審車両の運転手に職務質問をしようとしたら車をぶつけてきたので拳銃を発砲、弾丸が運転手の頭に命中、というニュースがあったが。
「ほぼ即死に近くて、車はそのまま雑木林に突入、なんていう、なんだかドラマみたいな話。射殺しちゃうと、今の日本じゃあ何だかいいイメージに見えないのが現状かなぁ」
 ま、これをもって発砲をためらう必要はないと思うが。問うならば、発砲の是非より、警官の射撃技術じゃあないだろうか。今の警官の射撃訓練は果して充分なんだろうか。
「あとはあれかな。不審車両の側。違法に濃いスモークガラスになってたりしなかったのかな。それだと、撃ちづらそうだけど」

 日本の警察はなめられがちだからな。特に外国人に。不法入国で不法就労で犯罪とかやっても、逮捕の際に暴行を加えられたりせず、拘束後の扱いも温和で、処分も強制送還どまりだったりで甘く見られていると聞いたことがある。
「適度に毅然とした姿勢を示して『抑止力』ってのもを働かせておかないとネ」
 ただまぁ、それも万能ではない訳で。適宜に実力行使を辞さないと言う姿勢を見せれば、大多数の犯罪者はおとなしくなるかも知れないが、一部の凶悪犯は『先制攻撃』仕掛けてる可能性が出てくる筈だ。
「警告に従わないと拳銃で撃たれる、という風潮になったとして。普通は撃たれたくないから警告に従う様になるんだろうけど、警告を受けるより先に攻撃を仕掛けてやろう、って発想も出てくるだろうからネ」
 その辺のバランスが難しいんだろうな。

 関連事項・・・かな。サッカー・ワールドカップに向けての警備の話で。水圧銃の装備や、新型の透明の盾とかニュースで紹介してたが。
「水圧銃かぁ。本来は初期消火とかに凄く有効な奴だよネ」
 非致死性の武器である。それはそれで有効だが、しかしいっそのこと汎用のグレネードランチャーから撃てるゴム弾や粘着弾の配備を考えた方が、柔軟に使えると思うんだが。
「必要に応じて、催涙弾とか、致死製のある弾とかも撃てるしネ」
 盾に関してはあれだ。機動隊のジュラルミン製のデカイ盾の印象が日本の警察には濃いので、何となく寂しいなぁと思う。透明になった上に、サイズも少し小さくなってしまった。
「透明になったのはともかく、あのデカイ盾って、転倒した相手に底の部分で追い撃ちを食らわすのに丁度いいサイズだと思ってたんだけど、違ったのかな」
 必要に応じて角の部分で突けば相当な威力になりそうだったよな。

2002年04月08日21:31:04

詰め合わせ

 今日の帰り道、黒猫が前を横切って行った。
「って、作者さん別にそういうゲン担ぎにうるさい人じゃないでしょ」
 でもなぁ。信号待ちをしていたら、2mと離れないすぐ目の前を、私の進行方向をほぼ90°に横切って行った。かなり完璧に近い。
「なんだかなぁ」
 ちなみにに、喧嘩に負けての負傷か、尻尾が短くなってる奴だった。それが運気を見る意味でプラスなのかマイナスなのかは知らないが。

 更にどうでも言い様な話。先日、地下鉄に乗ってたら、小学生が『将棋手帳』と書かれた手帳に何かメモしていた。
「プロ棋士志向なんだろうネ。プロを目指すなら、早いうちから奨励会だったかな、そういうのに入って腕を磨くのがルートだから」
 別に何と言う意味はないが、あまり見られない物を見たなぁと思う。まぁ、見て判らなかっただけで、これまでにも何度とそういう少年少女に遭遇してたんだろうと思うが。

 更に加えて関連性の無い話。自由党の小沢氏が、日本も核武装が可能云々の話をしてたそうで。
「作者さんもそういう話してたよネ。原発あるからプルトニウム製造出来るし、核爆弾を運搬する為のロケット技術とかもある程度あるし」
 でもなぁ。政治家の口から言って良い様な話とは言い難いよなぁ。野党とはいえ。
「ま、核爆弾も、弾道ミサイルも、そんなに簡単には出来ないと思うけど。でもネ、核爆発しなくても、正確に目標を捉えられなくても、核物質がどっか国内に降って来ればそれで充分困った事にはなると思うよネ」

2002年04月07日17:08:40

輪廻

「おっす☆ そんなこんなで一週間ぶり、本来のアシスタント、フェリシアだよ」
 という訳で、今日からはまた元の木阿彌。
「何よ、その悪くなる様な言い様は」
 いやぁ、だって、代わり映えの無い形態に戻るのはどうかなぁって。
「いい加減に新しいコンテンツを作らないからでしょ」
 あうー。

 さて。ちょっと前々回の話、ブラックホーク ダウン関連のところで戻って見ようと思う。
「パレスチナの方では連日パレスチナ側とイスラエル側の対立が続いていて、今も現実としてあの映画の様な局面が発生しかねない状態が続いてるって感じなのかな」
 そうなんだろうな。豊富な実戦経験を持ち、兵の練度と適切な装備の整ったイスラエル軍を以てしても死傷者の発生を防げない展開に、市街地ゲリラ戦は大変なんだなぁと思う。
「航空攻撃の有効性から、戦車なんてもういらないんじゃない、なんて考え方も出てくるけど、最終的には地上を歩兵で制圧しなきゃいけないのを考えると、やっぱり戦車っていうか、地上兵器も重要なんだろうネ」
 そういう物を適切に投入していたら、ブラックホーク ダウンの作中の様な戦況になっても、あれほどの被害は出なかったんだろうか。

2002年04月06日23:59:59

おわかれ

 さてさて、あれまあれまと言う間に四月の第一週も終わりが来てしまった。
「月日が経つのは早いですぅ。という訳で、私は今日でお別れですねぇ」

 大枠でのキャラクターのイメージを考えてから久しいが、実際にある程度の量と期間、ルシアの台詞を書いたのは初めて。書いていて、納得の行かない一週間であった。読み苦しい点もあったと思うが、その辺はお詫びしておきたい。
「私ってぇ、どこか舌足らずで、話し方がトロイんですぅ」
 脳の機能の多くを、飛行を中心に運動能力を司る事に費やしているから、その他が不足がちになる、という想定の設定なんだが。話し方はトロイが、反射神経は異様に素早い。
「じゃないと、飛んでて墜落しちゃいますぅ。突然の乱気流や、障害物に出くわした時とかに」

 最後に余談だが、C.V.の想定は小桜エツ子さんであった。

「それじゃあまた、どこかで会いましょうー」

2002年04月06日21:55:58

戦場見物

 映画『ブラックホーク ダウン』を見てきた。
「アメリカのソマリアでの軍事介入の失敗っていう実話を題材にした映画ですねぇ」
 要人の拘束に向かった特殊部隊のヘリ『ブラックホーク』が撃墜され、それを転機に侵入した部隊が一気に劣勢に追い込まれていく話。これと言った、主人公だとか、ストーリーだとか言う概念があるかというと回答に困る内容で、ただ淡々と非情に事態が移り変わっていく話とでも言うか。

 まぁなんだ。色々な武器が出てきたな。見ていて特に違和感を感じない様に使い分けられていた様に思う。
「普通の歩兵さんが使うアサルトライフル(M16)、それを特殊部隊向けに小型化したカービン(現行型はM4A1でいいのかな・・・。当時のが何だったかは知らない)、援護射撃を行う分隊支援火器(MINIMIだったと思う)とか。狙撃銃っぽいのを持ってた兵隊さんもいた気がするけど、なんだかよく判らないですぅ」
 その他、撃墜されたブラックホークの生存者は、救援が来るまでサブマシンガン(MP5)で自衛していた。ヘリコの乗員の非常用の自衛用武器としては一般的なクラスの武器である。
「拳銃まで使ってたあたりはぁ、中途半端に軍事情報を齧った人にはぁ、結構逼迫した状態に感じたんじゃないでしょうか。兵隊さんにとっての拳銃って、最後の武器ですからぁ」

 対するソマリアの民兵の側は専らAK-47系とRPG-7。特にPRG-7の演出が凄い。
「Rocket Propelled Grenade、ロケット推進榴弾、そのまんまの略称な兵器ですぅ」
 誘導性能は無いただの撃ちっぱなしのロケット弾だが、近接戦闘では絶大な脅威となる。作中では、ブラックホークは建物の影を伝って接近したPRG-7の射手に撃墜されている。多分、実際にもそういう墜とされ方をしたんだろう。
「飛ぶ速度が結構遅いですからぁ、接近しないと効果が出にくいですけど、接近出来たら強いですぅ」

 なんだが段々話が伸びてきたがもう少し。ヘリコの話など。
「テールローター、飛ぶ為に上で回してる大きい方のメインローターの反動で機体が回っちゃうのを抑える為の、お尻の部分に付いたローター、そこに被弾してブラックホークは回りながら落ちてましたねぇ」
 通常は、ローターが破損しても生き延びるチャンスはあるように聞いた気がする。ある程度以上の速度で前進していれば、空力的な力で回転を押さえ込む事が出来るそうだ。そのままでは着陸出来ないが、エンジンを切って風力でローターを回しながら竹トンボの様に着陸(オートローテション)をすれば、ローター破損の状態でも降りられない訳ではないらしい。
「でもぉ、戦争やってる最中にぃ、そんな余裕はなさそうです」

 で、もう一点。軍用ヘリコプターってのは、ある程度墜落を想定した設計をされていたりするそうだ。
「底の部分にかなり強力な衝撃吸収装置が組み込んであったりするそうですぅ。多少の落下ならぁ、乗員の生存は可能だとか」
 アクション映画とかでは、ヘリコは落ちればすぐ大爆発って感じだが、この作品中の用にそうはならないあたりが本来の軍用ヘリコの姿って訳なんだろうな。

 そんなこんなで、脈略無く今回の話は終わる。

2002年04月06日00:12:34

スタートダッシュ

「今年の阪神、強いですねぇ」
 なんて言うか、フレア(赤外線追尾のミサイル回避用の囮)みたいに一気に燃え尽きないが心配である。
「ひぃー、なんだか悲観的ですねぇー。五連勝の段階で64年ぶりとか言ってましたね。六連勝して何年ぶりとか聞いてませんけど、どうなんでしょうかぁ」
 さっきニュースでチラッと聞いたが詳しい年数は聞き逃した。しかし、64年振りと言うと何となく数字だけで抽象的なイメージだが、64年前と言えば、1938年。昭和13年。
「うわぁ、戦前じゃないですかぁ」
 という訳で、阪神タイガース、戦後初の五連勝というと、なんだか違ったイメージに聞こえてくるのでは無かろうか。

 関係ないが、いまNHK-BS1でデジスタ見ている。
「あ。年度が変わってなんかリニューアルされてますね」
 またガラッと新鮮な雰囲気になって良い感じ。新しい何かを発掘していく様な番組としての姿勢は伊達じゃないな。毎週は見ていないが、見ると興味深い番組である。創る事に何らかの形で関心がある人は、見ておくと刺激になる番組だろう。
「っていうかぁ、本当に関心があるなら、参加してみる価値のある番組でしょうねぇ」

2002年04月05日00:18:26

シリコンとセラミックのアート

 今年の桜は、なんか本当に早かった様に思うなぁ。
「もう、葉桜とも言いにくいぐらいになってますよねぇ」

 さて。今日の必ずトクする一言に掲載されていた『物故CPUは風水オブジェの夢をみるか』を実際にやってみた。
「古くなって使い道の無くなった CPU を解体して、飾り物にしようって話ですぅ。作者さんの所には、なんか一杯 CPU が転がってますしねぇ」
 殆どが今は無き Cyrix の CPU である。6x86MX / M-II (途中で改名。中身は同じ)は、何だかんだ言って大多数のグレードを買った気がする。PR200(75MHz x2),PR233(75MHz x2.5),PR266(83MHz x2.5),366GP(100MHz x2.5)が転がっているな。あと、433GP(100MHz x3...だったかな)が 83MHz x3.5 で現役稼動していて、400GP(90MHz x3...だったかな)が貸出状態である。後者二つは M-II の最終生産型、 0.25μmプロセス版の物である。
「それって、結構今では見つけにくいようですねぇ。コレクターアイテム的になったりするのかなぁ」

 という訳で、一番下になる PR200 を解体してみた。それと、6x86系の一世代前、i486 互換だった Cx5x86-100GP も分解してみた。
「作者さんは、Cx5x86 の最終生産型的な、Cx5x86-120GP/x4 なんかも持ってるんですよねぇ」
 四倍速設定が可能な希少なタイプである。比較的通常に出回っていた物は、三倍速までだった。0.25μm M-II よりも、こっちの方が遥かに珍しい存在の筈。M-II は何だかんだ言って一時期は PC パーツ屋に行けば結構普通に手に入ったが、Cx5x86 が出てきた頃は、そもそもそんなにパーツ屋と言う存在が確率していた時期でもなく、入手はしにくい品物だった様に思う。

「なんだか、全然話が進んでないですよぉ」
 ありゃりゃ。久々に Cyrix の思い出話をすると、ついはしゃいでしまった。で、解体の方だが。件のページでは、加熱した所で素早く蓋を剥がせと言うことだったが、私がやってみたところ、ある程度加熱したら弾け飛んでしまった。その方が綺麗に外れてくれるとはいえ、作業としてはやや危険かもしれない。
「ある程度温まると、蓋より先に、キャパシタでしたっけぇ、蓋の周囲に付いたチップコンデンサとかが剥がれ落ちたりするんで、その辺紛失しちゃうと見栄えがぁ、と思うなら、注意した方が良さそうですぅ」

 そんなこんなで、蓋を外した結果をデジカメで撮ってみた。手持ちのデジカメはこれといって接写に強い機種じゃあ無いんでイマイチ撮りにくかったが、マニュアルでピントを合わしてやったらそれなりには撮れた。
「5x86 の方がぁ、なんか見えやすいですねぇ」
 そりゃあ、5x86 の方がプロセスが太い、回路を構成している線が太いからな。5x86 が 0.5μm、6x86MX が 0.35μm だったかなぁ。細かく覚えていないが。ちなみに、5x86 のコア自体の名称は M1sc 、6x86MX は M2 である。なお、無印の 6x86 (MMX未対応)が M1 で、それを元に機能を削って i486 互換にしたのが M1sc 、拡張して MMX に対応したのが M2 である。M2 の改良型として Cayenne が開発されたが、これは Cyrix の二度の買収の中で二転三転した末に、なんとか製品化目前まで言った所で半ばドタキャンの様に消滅してしまった。それを最後に、Cyrix はその姿を消して現在に至っている。

 本体の側は置物、外した蓋は適当な金具でも接着してキーホルダーにでもしたらどうだろうか。私はセラミック製の Cyrix キーホルダーを手に入れる事になった。結構、満足。
「でもぉ、最近の CPU はぁ、パッケージのしかたが変わって、こういう小細工は出来なくなってるんですよねぇ。まぁ、時代の流れだと思いますけど」

5x86画像M1sc画像 6x86MX画像M2画像 蓋キーホルダー画像

2002年04月04日01:57:43

脱落

 駄目だ、今日も時間に余裕無いよ。
「ひぇー、なんとかしてくださいよー。折角今週一杯は出番がーと思ってたのに、もう半分近く無駄になったじゃないですかぁ」
 ま、まぁ、週末にはそれなりに時間もあろう。・・・たぶん。

 で、なんだろう。風呂に入ったら、戸が壊れた。
「なにやってるんですか。家の中湯気だらけになって迷惑になるんじゃないですかぁ」
 そろそろ上がる頃にちょっと用があって開けた時の事だったんで、そんなに害はなかったんだが。私で入るのは最後だったし。片側が固定されていて、真ん中から「く」の字に折れ曲がって開閉するタイプの戸である。固定されいる側が外れて閉まらなくなった。
「で、どうなったんですか」
 最初は慌てて無理やりはめようとしたらはまらず。まぁ後でいいやと風呂から上がってから少し考えてやり直したら、はまった。斜めに傾けて捻り込む様にしたら良かった様だ。

「えーと、どれどれ。ちょっとぉ、ここのへん、レールが歪んでないですか」
 そんな気もする。・・・まぁ、気のせいだ。
「ふーん・・・」
 い、いや、そもそも、歪んでたから外れてたんじゃないかな。
「まぁ、そういう考え方も出来るんですかねぇ」

 唐突に思い出したが、私は中学校の頃、教室のドアをさり気なく外す技を磨いていたことがある。
「なんに使うんですかぁ、そんな技」
 左右方向にガラガラと開ける引き戸。普通に開けて出入りしたと見せかけて、その過程でレールから脱線させる。そうやって外した程度の物なら、逆にはめることも出来た。ま、ただのイタズラだ。
「なにやってたんだかぁ」
 今から思い出すと、どうやってたんだかな・・・。扉側の手で低い所を親指を下にして持ち、同じく扉側の足を上げる時に少し伸び上がる様にして戸を持ち上げてズラす、そんな感じかな。

 真似は程々に。
「そんな下らないこと、マネしないですよぉ」
 あう。

2002年04月03日00:50:25

猿芝居

 今週の相方はルシアにやって貰おうといった初日から時間に余裕が無くこれといった事が書けない。
「ひぃー、ついてないですぅ」

「でもまぁ、気を改めまして。それでは短い間ですがよろしくお願いしますぅ。_(._.)_ (ぺこり)」
 ガラガラ。(右の翼が荷物に引っかかって落ちる音)
「ああっ、済みませんっ」
 ガラガラガラ。(向き直ろうとして左の翼が他の物を落とす音)

「作者さんの部屋、元々広くない部屋に荷物が多過ぎですよう。有翼人の私にはつらいですぅ」
 悪かったな。
「って言うか、なんで私が作者さんの部屋に?」
 そういやそれもそうか。この文章の世界の中では私は万能なのだ。てい。どうだ、広くなっただろう。
「なりましたぁ。・・・って、そんなことやってて虚しくないですか」

 ・・・虚しいな。

2002年04月01日22:38:47

まだある嘘ページ

「えー、同じ傾向の話題じゃあ話が持たないんで、今回は目的だけをさらっと書いておきますねぇ。えーっと、限定受注生産サイトたのみこむにも嘘商品が掲載されてたりしてますぅ。日が経ってトップページから見つけられなくなったら、嘘商品ページの上の階層を直接見たら入れみたいです」

2002年04月01日20:34:00

渾身の力を抜いて。

 さてさて、私は大した手間もかけずに適当なエイプリルフールを過ごしているが、世間には手間隙かけて本気で馬鹿をやっている人達がいる。
「こういうのって、見る方にとっては息抜きなんですけどぉ、作る側はむしろ本気にならなきゃいけないんですよね。作る側まで息をぬいちゃったらぁ、ただの手抜きかサボリにしかみえないですぅ」
 悪かったな。手抜きでサボリで。(__;
「ひぃー」

 て、本気の馬鹿の方だが。私が毎年楽しみにしてる PCうおっち は健在。今年のはかなり気合が入っているのではないか。
「手間隙かけて馬鹿げてるところとぉ、瞬間的な一発芸で勝負してる所と、どっちにもどっちの魅力がありますよねぇ。『どっとコ・ム太郎』の予告編の大小の違いなんか、物凄い単純な一発芸なんですけどぉ、笑っちゃいました。あはは。盲点を突かれたって感じですぅ」
 私として一番『一本取られた!』という印象を受けたのは『DoS攻撃』だろうか。質素?なクリーンショットがまた笑える。

 あとどっちかというと結構生真面目?に馬鹿をやってのけたのが、Yahoo! の宇宙広告。うおっちとはまた違った質の馬鹿である。
「他の嘘ページにも結構リンク張られてるでるんでぇ、見ておくと良さげですぅ」

2002年04月01日00:54:01

四月馬鹿

 と言うことで、今年の適当なエイプリルフール仕様でこんにちわ。
「っていうか、去年の使い回しじゃないですかぁ」
 などと突然出てきても判らんぞ。
「ああ〜っ。どうもお久しぶり、もしくは初めましてですねぇ、このサイトの補欠アシスタント、有翼人のルシア・ジュラーブリクですぅ」
 そして私も年に一度の鳥になる日の海猫 明智です。よしなに。/~m(._.)m~\

「にしても、今年になっても私の定位置が出来てないですよぉ」
 いや、それは済まん事だと思ってる。お前に対しても、訪問者の方々に対しても。なかなか拡張を果たせず、代わり映えのしないコンテンツ構成でなぁ・・・。うーん。
「いい加減、今年度こそは、って言うのも飽きちゃいますよ」
 あう。

 その変わりと言うにはお粗末だがな。今年は今日一日だけじゃなくて、四月の第一週、土曜日まではお前にアシスタントというか、相方をやって貰おうと思う。
「ええっ、本当ですかぁ。嬉しいですぅ・・・って、それ本当ですか。今日って、嘘の日なんじゃあ」
 ほんとほんと。
「本当の嘘ってことは嘘なんですねぇ。(;_;)
 あう。嘘じゃないって。っていうか、お前も本当に嬉しいか。
「一週間も働かされるなんて嫌ですぅ。(T-T)
 ほんまかいな。
「嘘です。(^-^)/
 嘘の嘘だから本当なんだな。
「ひぃー。嘘ですよぉ」

「っていうか、本当に今週は私が相方なんですか」
 ま、明日になれば判る。
「じゃあ、今日中に結論が出るんですね」
 じゃなくてぇー!
「そんな迷走をしつつ、今週はお世話になりまーすぅ」
 ・・・本当かなぁ。

更新履歴 PROFILE 雑記帳 私の主張 掲示板 リンク
ホームポジション PHANTASIA DIVER -

Webmaster:藪猫 明智(Serval Akechi)
旧名:明智ねこ(Tomcat Akechi)