■過去の投槍雑記帳 2001年 4th Quarter

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2001年12月31日20:11:48

私の冬の恒例行事

 冬になるとやって来るカモメに餌をやりに行ってきた。
「投げた餌を空中でキャッチさせるのが面白いんだよネ」
 上手くキャッチさせるのはそれなりに難しい。飛んでいるカモメの前方を、斜め後方の下から追い越す様に投げると上手くいく。そうすると、カモメは降下旋回して加速しながら餌に追いついて食べる。
「なんだか良く判らないと思うけど、基本的に餌に後方から追いついて食べる様なシチュエーションを作った方がスムーズに行くから、そういう投げかたを工夫しようネ」

 その他、スズメ、カモ、ハト、人間等に餌をやって来た。
「人間って誰よ?」
 私本人。なかなか思った様にカモメも近辺には集まってくれないので、遠ざかってしまって戻ってくるのを待っている間とかに食べてた。あ、餌は普通の食パンである。
「なんか、勿体なくない? 人間も食べられるようなのを餌にするのって」
 そう言う人間も食べられる餌にしておいた方が、前述の様に自分も一緒になって食べられて、なんか一体感があっていいと思うんだが。ま、単に専用の餌みたいなのを用意するのが面倒と言う事情もあるのだか。

 ちょっと面白いのが、多数のスズメと少数のハトの混成状態への餌やり。ハトの方が動きが遅いので、ハトに食べさせようと狙って投げても投げてもスズメに先に食べられる。目前の餌を奪われるハトの哀愁。
「なるべく食べやすいように近くに投げてやらないと」
 そう思って投げるがそれでも上手くいかない。挙げ句は近くに行き過ぎて、ハトに直撃して逃げて行ったと言う体たらく。
「ありゃりゃ」
 その後方針を改めて、予め別な方向へいくつか餌を投げて、そっちへスズメが向かった隙にハトの側に投げると言う方針でやっとハトに餌をやることが出来た。

 近くに川などがありカモメが来ているようなら、試して頂きたい娯楽ではある。
「百円少々のパン一袋で、かなり楽しめるよ。・・・ウチの作者さんみたいに日頃運動不足だと、肩とか痛めがちだけど」
 うー。それが問題である。結構強く投げないと上手くいかないので、運動不足の身には堪える。

2001年12月30日23:16:40

落ち着きに欠ける暮れの現状

 今年も残りあと僅かとなってきたので何か気のきいた文句の一つも書きたいところだが、雑多な事柄に押されて何も考えつかない。あー。

 昨日の段階で溜まっていた雑多な事柄の消化状況。ロック岩崎氏の著書は読み終えた。
「えー、正しくは、著作:岩崎貴弘、出版:講談社、書名:最強の戦闘機パイロット。元航空自衛隊の戦闘機パイロットで、年齢的・体力的に戦闘機パイロットとして現役では居られなくなった後、地上勤務や輸送機のパイロット、もしくは民間の旅客機パイロット等への転向と言ったルートを選ばず、日本初のエアーショーチームを立ち上げるに至った人だよ」
 話は戦闘機パイロット時代の話。面白い。坂井三郎氏の著書など読んで楽しいと思った経験のある方には大いにお薦めしたいと思う。
「じきに、今のエアーショーパイロットになってから、っていうか、なる過程とかに関する本も書かれないかな、って楽しみにさせる感じだったよネ」

 ビデオは2/3程度は見終えた。あと一時間少々程度だ。これに関しては特にコメントすることはない。

「"ZWEI!!"は結構進んだかな? それなりにストーリーの骨格は見えてきた感じ」
 取り敢えず、主要な登場人物の素性は把握しきれたってところだろうか。ただ、ストーリーの外側にも結構オマケ要素が残ってそうな雰囲気があるので、全貌を見極めるにはまだかなり時間を要しそうである。
「内容的には結構いいんじゃない? アクション的にも、パズル要素的にも、適度な難易度と突破した後の満足感があって」
 やり過ぎると難解でマニアックなゲームになってしまうが、その域には踏み込まない一定のシンプルさは保てていると思う。ま、元々 Falcom 好きの観点から見ての評価なので、外から見るとどう見えるかは判らないが。
「イースのアクション性や、ブランディッシュのパズル要素なんかが楽しめた過去を持つ人には一定のお薦めが出来ると思うんだけど、どうかな」

 ちょっと目についたところとしては、ボスキャラの 3D-CG 化ってのがある。3D と言うと何か目の仇の様に嫌う人もいる気がするが、私としては今回の 3D 化は良かったのではないかと思う。
「その分、ボスキャラの動作のバリエーションが増えてるしネ。グネグネと結構多彩に動き回る姿は、確かに 3D-CG 化しないと得難い効果だと思うし」
 この手の話題に遭遇するとだいたいいつも似た意見を言っているが、2D だとか 3D だとか言うのは、手段であって目的ではない。目的を達成する為に 2D が適切なら 2D を選べば良いし、3D が適切なら 3D を選べば良い。どちらが絶対的に優れていると言った体質の物ではなく、目的によって使い分けるべき手段に過ぎないと思う。

2001年12月29日23:03:51

師走も暮れだなー

 バタバタとした日々も一応一段落し年末年始の休暇に入ったが、その間に溜まった雑多な事柄がたくさん。ま、本当に雑多なことなんだが。

「ほんと雑多」
 何だかんだ言って、今年はクリスマスがどうのこうのと言った話を出来ずじまいに年末になってしまった。別にしたいことがあった訳でもないが、社会の慣例として多少は触れておきたかった事柄ではある。
「年始も、年賀CGの一枚も描きなさいよ、まったく」
 あうー。

 しかし、どれから消化した物か。実際にはもう少し細かい事柄もいくつかある。
「どれも大したことじゃないから、どれからすべきやら悩む感じかな」
 だよなー。

2001年12月27日22:49:26

HTMLの奥は深い

 時間がないので"ZWEI!!"が進まない。

 これまた時間がないので、リリースに気付いてから導入までに時間が掛かっていた Mozilla 0.9.7 だが。数日遅れてダウンロードしてみた。
「 0.9.6 で起きてた、メーラーの表示の乱れと言うか、フォントサイズが小さいってトラブルは解決しているネ。あれ、でも CSS の乱れは完全には解消してないや」
 おかしいな。ってことは、私の文法ミスなんだろうか。という訳で思い当たる節を修正してみる。・・・あ、直った。

 table のセルの幅を一括指定するのに、<col style="width:10%" span="6"> などと言った記述をしていたが、mozilla 0.9.7 では col 要素ではなく colgroup 要素を使う必要がある様だ。
「実のところ、もともと col と colgroup の使い分けってよく判ってなかったんだよネ」
 col に span 属性が無ければ、個々の指定は col 、一括の指定は colgroup 、みたいな考え方も出来たんだろうが、両方に span を指定できるし、なんだか違いが判らない要素だった。結果的に col で動いたし、強力な文法チェッカー、Another HTML-lintでもこれと言った指摘を受けなかったので col でやっていたんだが。なにか誤解があったんだろうか。
「 W3C 勧告(の邦訳版)でも読み直さないとネ」
 ああ。勉強のし直しか。

 なお、現在のサイトの修正に関しては、次の移転の時にでも一括して行おうと思う。どうせ、link 要素の部分とかに書かれた 旧URL とかを一括置換ツールとかで修正するから、その時に併せてやるつもりだ。
「もっともその前に、単に col を colgroup に置換するだけで文法的に正しくなるのか、確認の必要が出てくると思うんだけど」

 まぁ、取り敢えずは Mozilla 0.9.7 は、かなり充実して完成度の高いバージョンだと思う。

2001年12月25日22:36:29

楽しいよ

 Falcom 久々の完全新作、"ZWEI!!"始めました。
「第一作目なのにツヴァイ、独語の数字の"2"。ま、主人公が二人組だからなんだろうけど」
 復刻や続編に属さない作品としては何以来だ? ヴァテージマスター以来だろうか。
「時期の前後は良く覚えてないけど、比較的最近の流れとしては後期英雄伝説(ガガーブ・トリオロジ)、ブランディッシュ、モナーク、とかだったかな? それとイースやソーサリアンのリバイバル」

 しかし、いかな新作と言っても、Falcom的な臭いは随所に感じる。まず、グラフィックの質感や足音などの効果音、あと、各種図鑑系などには『イース・エターナル』の流れを組む物を感じたのが第一印象だ。
「後ろについて回る仲間の動きには『風の伝説』を感じさせる感じ。特にアイテムを拾い集めるところとか。回復と成長が関連づけられてるところも影響を感じさせるかな?」
 プレイヤー側からモンスターも含めて、キャラクター的には『ぽっぷるメイル』的なノリを感じさせる。操作キャラを適所適材に切り換えながら戦うあたりもその流れか。
「あと、ダンジョンのカラクリとかに関してはブランディッシュ的な雰囲気を感じさせるネ。アイテムの扱いなんかもブランディッシュ的。持てる荷物の上限を増やすアイテムの存在なんか、異次元箱的発想?」

 私としては、PC-Engine で発売された『風の伝説』が、比較的古い時代の Falcom の『集大成』的なゲームだと思っているが、今回の"ZWEI!!"は、二度目の集大成と呼べるのでは無いかというのが今のところの印象である。取り敢えず面白いことは面白い。ただ、操作やアイテムの使いこなしに慣れるのにはちょっと時間がかかるかもしれない。
「回復アイテムと、経験値獲得アイテムを兼ねた『食料』って概念が悩ましいよネ」
 ああ。"ZWEI!!"では、回復と経験値獲得は食料を食べることで得るのが基本である。食べないと経験値が得られないが、食べ過ぎると回復に困る可能性も出てくる。また、効率よく経験値を挙げる為には、同じ食料を10個集めてより効率よく経験値を得られる食料に交換してもらうのが望ましいようだ。

「慣れないと、使いどころに悩んで荷物が食料で溢れがちだよネ」
 今のところの印象としては、交換すべきだが数が足りない中途半端な食料は、こまめに倉庫に入れて、持ち歩くのは交換済み、もしくは交換の必要のない食料メインになる様に心掛け、数が集まったら倉庫から持ち出して交換、といった手順を踏むのが良いのでは無かろうかと思っている。

 では、続きを始めよう。まだまだ話は進んでいない。

2001年12月24日20:52:15

危機一髪だったのかー

 おおう。不審船関係、結構派手な映像が続報として入っているな。
「海保の威嚇射撃とか、不審船の反撃とかネ。帰港した海保の船の被弾状況も結構なもの」
 脚が付いてて設置して使う、結構口径の大きい機関銃とかも積んでたのかも、って思わせる絵面だったな。ま、銃の威力や海保の船の強度をよく知らないから、平凡な小銃で撃ってもあの程度の被害を受けるのが当たり前なだけなのかも知れないが。

「あと、歩兵携行用のロケット弾なんかも撃ってたってのは驚きだったネ。命中してたら恐ろしい被害を出してたはず」
 ある程度弱点を狙う必要があるとはいえ、あの手のロケット弾は戦車を擱座(撃破)するに充分な貫通力と破壊力を持つからな。さすがに沈めるのは難しいだろうが、船橋などに命中すれば容易に貫通、船内で炸裂して乗員に甚大な被害を出したことであろう。
「海上保安庁、一般的な国際的呼称に合わせるところの沿岸警備隊(Coast guard)の範疇じゃなくて、海上自衛隊、同様にいうなら海軍の出ていく幕だったのかもしれないネ」
 その辺の危機管理態勢の甘さを指摘する意見も出てきそうだが、その適切な危機管理態勢の構築を阻害してきたのは何なのかと言うことを考えずに甘さを指摘しても仕方ない。

「ところで、アフガン情勢の激化以降、結構 NHK のニュースに解説者として登場する、軍事評論家の江畑謙介さん。あの人の話、結構面白いよネ」
 TVに出てくる評論家としては、一番真っ当な話をする人では無かろうか。

2001年12月23日17:40:55

発砲許可

 不審船問題。最後は自沈した可能性もありとしているが、20mm機関砲で撃ちゃあそれだけでも沈められるわな。
「アニメやゲームじゃあ機関砲なんて豆鉄砲っていうか、大して効果ないような扱いをされてる例が多いと思うけど。実際には当たった時の威力は侮れないからネ。ま、射程が短いし誘導能力もない訳だから、当てにくいとは思うけど」
 確かに一発一発の効果範囲は知れているが、命中個所にはどんどん穴が空いていくので蜂の巣になって壊れる。乗員や機関部、弾薬などの重要箇所に命中すれば機能停止するし。

 しかし、海保の船も撃たれ弱いもんだな。近代の艦艇は、防御は欺瞞や迎撃、被弾しないことを基本としていて当たってしまうと結構脆かったりするもんだが、小銃程度で機関に損傷を受けたりもしたそうで。
「ま、小銃の威力も侮れない訳じゃああるんだけどネ。小銃って言うと、西側で言うと 5.56x45mm、東で言うと 7.62x39mm や 5.54x39mm ってクラスの弾丸を使う銃。ごく普通の塀とかに使う真ん中に穴の空いたコンクリートブロックなんかなら、一発じゃ無理かもしれないけど、数発撃てば充分貫通できる程度の威力はあるよ。軍用の貫通力を高めた弾、徹甲弾なら一発であっさり抜けるだろうし」

 ただ、報道で言うところの小銃と言うのがどれくらい正確に小銃を指しているか判らないので、もう一ランク上、軽機関銃、分隊支援火器などと分類される銃だったとすると。西側なら 7.62x51mm、東なら 7.62x54mm といった弾。これだと普通弾でも余裕でコンクリートブロック程度は一撃でブチ抜く。
「ちなみに 20mm だと木っ端微塵だと思うよ。12.7mm 程度でも充分バラバラのはず」

2001年12月22日23:43:59

ばたばた

 なんか不審船がいて追跡中とは聞いていたが。しばらくニュースを見てなかったら銃撃炎上、反撃、再反撃、撃沈、ですか。ひゃー。大波瀾的。
「不審船の乗員の身柄が確保されて、何者かが判明したら色々と話がややこしくなりそうな雰囲気」
 日本にしても海保の隊員二人が腕を撃たれたし、相手は船が沈没。わー。

 ちなみに私は、なんだかウチのネットワークが不調で苦戦している。簡易サーバーも100BASE化してしばらくは動いているように見えていたのだが、問題発生。問題は新たに100BASE化した方でなく、先にした私が常用しているPCらしいという謎。数日は普通に動いていたと思っていたんだが・・・。
「しばらくはソフトウェア的な不都合だろうと思ってたんだけど、仮にUSB接続の別なLANアダプタを繋いでみたら普通に動いたようで、これはハードウェア的な問題かな?」
 なんだかなー。

 そんなこんなで、"ZWEI!!"も買ってきたけど、満足にやる時間がない。

2001年12月21日22:04:13

延滞中

 このごろ時間がない上に、雑用も多い。
「家庭内簡易サーバーのメンテと言うか仕上げ。Falcom久々の完全新作ゲーム"ZWEI!"。ついでに家人に年賀状書けー、って急かされてたよネ」
 今年は、年賀状は宛て名書きしかしない、というところまで譲歩を迫った。裏書きに問われるのは PC の技術ではなく、イラストやコピー(広告文)の技術である。それらは PC 上で行使出来る技術ではあるが、PC が使える事とそれが出来る事は別問題である。

 さて。以前書いた簡易サーバーのその後だか。そこそこ調子よい。結局どうしたかというと、HDD は余っていた 4GB ほどの Ultra SCSI(Narrow) の HDD を使う事にした。
「結構手間取ったよネ。SCSI カード差したら、なんか問答無用に SCSI から起動しようとする不都合があって」
 繋いだ直後の HDD には OS がインストールされていないからして、当然起動しない。通常なら、FDD や CD から起動してインストール作業を始める訳だが、それらより先に強制的に SCSI HDD がら起動しようとする。
「Win98系ならOSインストール済みのHDDを無理やり引っ越してといったアプローチも簡単なんだけど、Win2K ではそういう手段は上手く行きにくいんだよネ」
 結局、SCSIカードは刺すが、HDD はまだ繋がない状態で FDD から起動、FDD にアクセスが始まったら素早く HDD を繋ぐと言う荒技で潜り抜けた。
「Win98系のインストーラって、起動時に SCSI カードから組み込まれる BIOS で SCSI HDD を読んでるんだけど、Win2K のインストーラは、それ自身が独立して SCSI HDD を読む能力を持ってそうだったから、上手くいくかな、と思って試したのが正解」

『腐っても SCSI 』とでもいうか、結果的にはなかなかいい雰囲気である。やっぱり SCSI はいいなぁ。
「・・・趣味の世界。ま、騒音も適当に HDD を箱に詰め込んで置いたら殆ど気にならないレベルになったし。それに性能的にも、節電の為に HDD が自動停止してた状態からの復帰とかも結構スムーズな感じなんじゃないかな?」
 SCSI は、ディスクアクセスに掛かる負荷を分散出来ることに価値がある。ま、昨今の PC は必要充分に性能が高いのでそんなことをする必要を殆ど感じさせないのが現実だが。

 さて、あとは LAN カードを仮の 10BASE-T(10Mbps=1.25MB/s) の物から、100BASE-100TX(100Mbps=12.5MB/s) の物に換装すれば完成である。
「それでやっと、作者さんの家庭内LAN環境に二台の100BASE機器が登場することになるんだよネ」
 一台だけが100BASEで、100BASEで繋ぐ相手が居ないと言う馬鹿馬鹿しさからこれである程度脱出だ!
「でも、次に来る問題は100BASEにする価値」
 あうー。しかし、それを言うなら世間の 1GHzオーバーの CPU とかだって価値が怪しい。このぐらいの遊びは、、まぁ、良いじゃないだろうか。

2001年12月19日01:14:55

虚構

 時間があまりないのでなるべく簡潔に。

 昨日、暦の上では一昨日に終わったNHKのドラマ『悪意』だが。なかなか良かったと思う。すべては野々口の作った物語だったと言う結末には、あっっと言わされた感じである。直後は、なにと感想はいいがたい感じだったが、一日経ってから思った事。それは、野々口は、日高に紹介されて出版社に原稿を持ち込んだが駄目だった時に受けた評価、自分の為に書かれた文章であって、読者の為に書かれた文章ではない、ということに対する対処を、身をもって実践したのではないか、ってこと。
 第一回〜第四回までが、まさに野々口が読者の為に作った物語。読者が好む様な悲哀物語に仕立て上げた。しかし、第五回、六回で明らかになった真相が自分の為の物語。うーむ。

 あと、短絡的と言われるかも知れないが、役者ってのは虚構を演じるのが仕事な職業だと思うが、あのドラマにおいては、演じている役その物が虚構だった。影を持った日高、野々口と恋した日高の妻。それは野々口が生み出した虚構のキャラクター。

 虚構である役を演じるが、その役もまた虚構。うーむ。

 なんだか、説明し難い面白さがあった様に思う。

2001年12月16日21:38:29

油断大敵

 週末になるとは PC をセットアップしていると書いた気がするが、今週もまたそういう展開になった。簡易サーバーにしていた液晶の壊れた・・・、
「壊した、でしょ?」
 あう。そうなんだけどさ。そのノートPC(今は無き DEC の名機 digital HiNote Ultra II)がさすがに今では非力過ぎたので、また別の PC を簡易サーバーに仕立てようとセットアップを行っている。
「それは何かというと・・・なんと拾ってきた PC 」
 結構前に拾ってきて、簡単な動作確認をしたあと放置してあった。調べてみると、IBM Aptiva-E の初期型である。Socket7、MMX Pentium や K6 、M-II などの頃の物。と言っても、残っていたのは実質、ケースとマザー、電源のみといった状態だった。ビデオカードやサウンドカードはマザーにチップが乗っているので必要なかったが。しかし、キーボードやマウスは無かったし、CPU、メモリ、HDDはもとより、FDDまでぬいてあった。CD-ROMは、元々付いていたはずの物よりもっと古い、四倍速程度のものが付いていた。それに適当な余剰パーツなど取り付けて稼働状態にしてみる。

「まずは・・・常時稼働状態にするんだから、静粛性を高めたいネ」
 という訳で、ファンを全部無くす。大して内蔵する物も無く消費電力も低いはずだから、電源ファンも無くても大丈夫だろう。CPU も比較的大型の放熱器を取り付けてファンはなし。
「意外と侮れないのが、それのマザー。FSB:83MHz/PCI:33MHz の設定を持っていること」
 それに、リニアバースト、今は無き Cyrix M-II 用に最適化する設定も用意されているようだ。パターンは用意されているが、設定用のピンは付いていなかったので、ピンをハンダ付けして有効にしておいた。本当にそれで有効になっているのかどうかは確認していないが、なんとなく気分はいい。

「で、そんな設定をするからには使うのは Cyrix の CPU ってこと」
 M-II 433GP である。Cyrix の技術による CPU としては最後のチップ。100x3=300MHzが定格である。これを 83x3.5=291MHz で使用することとする。実を言うと K6-2 400MHz も手元に余っていて、そっちの方が良いといえば良いのだが、Cyrix のファンだった私としては敢えて M-II を選んだ。カムバック、M-II。
「・・・物好き」

 とりあえず、HDD は家人共有用の PC から不調だと取り外した HDD で試してみた。2.5"の HDD だが、3.5"用のケーブルにつなぐ変換用の小道具は持っている。
「そもそも、静粛性の面から 2.5"のほうが望ましいしネ」
 そんなこんなで、一見そこそこ上手く行った様に見えた。しかし落とし穴が。
「結局不調の HDD は、本当に不調だったってこと。つなぐ相手が変わったら挙動も変わらないか期待してたんだけど」
 仕方なく他の HDD に移そうかと思うが、ろくな HDD が手元に残っていない。4.6GB ほどのが一個残っているが、結構動作音が大きくて気が進まないんだよなー。しかし他は1GB前後の物ばかりなのでこれを使うしかない。
「ま、ノートPC に入れるのとはまた違うから、なんか箱に入れるとかして防音対策をしたらいいんじゃない?」
 まぁ、そうだな。

 そういって作業を進めたが、更にややこしい問題につき当たる。その HDD 、以前取り付け方を誤って信号用のピンに電源を供給してしまって壊しかけたのを忘れていた。読み書きは出来るが、起動は出来ないという謎な状態になっていた。
「うーん。HDD 関係の挙動不審の最後の手はやっぱり物理フォーマットしかないんじゃない?」
 だよな。通常にフォーマットと言われるのは『論理フォーマット』という物で、それよりも低次元、よりハードウェアに近いより根本的な初期化を『物理フォーマット』と言う。SCSI HDD の場合は、SCSIカードのユーティリティなどで出来たりするが、IDE HDD は標準では物理フォーマットの手段がない。が、IBM が公開しているディスク設定・メンテナンス用のツールを使えば出来るようだ。

 そんなこんなで、それもあまり思惑どおりには進まずに何度か HDD をひっかえとっかえしてたら・・・うわっ、やっちまった!
「過去にやった、上下逆とは別の間違い、横に一列ズレて刺したって惨劇。あー。トドメさしちゃった?」
 泣き面に蜂というか、なんというか・・・。=;_;=

 ちなみに、問題の HDD は必要なデータをすべて取り出した上で、力任せに叩いてみた。これまで、叩くとある程度動いてたから。
「側面を水平に叩くのは、まぁ、不調 HDD に対する最後の手の一つではあるからネ。上下、面積の一番広い面の部分を叩いたら壊れるだけだけど」
 相当に叩きまくったら、露骨に異音がするようになった。壊れたな。これははなからもはや壊してもいいつもりでやってたので別に悲しくはない。
「いかな電源切断状態の HDD は、ヘッドが安全な位置に退避・固定されているといっても、限度があるってことだネ」
 ついでに、異音を立てながら回っている状態で、通常何らかの『押すな』という警告の書いてあるカバー部分を押してみた。ヘッドがディスクに擦りつけられる様な摩擦音がして完全に壊れたようだ。
「押すなって警告は伊達じゃないってことだネ。薄いカバーのすぐ下に重要部品があったんだ」

 それはそれで良いが、さて、どうした物か。1GB程度のHDDを二台ほど繋いでみるか、それとも 4GB 程度の 3.5" SCSI HDD があるので、SCSIカードを差して使うか・・・。
「でも、消費電力を考えると、あまりゴチャゴチャとはさせたくないんだよネ」
 そんなこんなで、随分長話になったので、今回はこの辺までとしておく。

2001年12月14日21:03:19

もじら

 しばらくぶりに Mozilla5系の話でもしてみる。
「Mozilla 0.9.6 のリリース時にはタイミングを逃して触れ損ねてたんだよネ」
 0.9.6 では、タブ機能周辺の強化が図られたのが主な変化。あと、URL欄にアイコンを表示させる機能が付いた。IEではお気に入りに入れた時に出てくるやつである。
「久々に、結構変化の多かったバージョンかな? でもその代わり、なんか不都合も出てきた感じ」
 CSSの挙動がなんだかおかしくなった。また、メールの文字サイズ・フォントが挙動もおかしくなった。
「ま、目立つ不都合だから、早い内に修正されるんじゃないかな?」

 さて。そんな不都合も我慢しつつ使ってた Mozilla 0.9.6 だが。なんだか余計な事をしたようで、JAVA が動かなくなった。どうせ再セットアップするならと、試しに一度 Netscape 6.2 を入れてみた。
「うーん、Mozilla と Netscape の関係を語ると話がややこしくなるんだけど。実際に開発を行っているのが非営利団体の mozilla.org で、それを商品として扱っているのが Netscape っていうか・・・。ま、元を辿ると Netscape がまず先にありきで、Netscape主導で立ち上げたのが mozilla.org っていうか・・・」
 mozilla.org が直接リリースしている、商品化前の試作品みたいなのが Mozilla 0.x だと考えれば当たらずも遠からずだろうか。で、結果だが。
「お、さすがにちゃんと日本語化されてるよネ。あ、debug 関係の項目も消えてる」
 それは良いとして・・・なんだ、機能が少ないぞ。
「ありゃ。タブも使えないし、link要素を使ったナビゲーション補助も効かないし」
 だめだこりゃ。あと利点としてはプラグイン関係だろうか。RealPlayer G2 のインストールが Mozilla 0.x では上手くいかずに諦めていたが、Netscape 6.2 では入っている。

 しかし、タブが使えないのは慣れてしまうと物足りないし。折角自分のサイトに付けたlink要素でのナビゲーション補助が意味を成さないのも悲しいし、そもそもメンテナンスが出来ない。この際だから、CSS関係の不都合も困るので Mozilla 0.9.5 に戻した。それに Netscape 6.2 から適当に何か抜き取って見たら RealPlayer G2 も入れられた。万歳。あと、Netscape 6.2 で日本語表示をみると、やはり日本語表示はいいなと言う事でメニューの日本語化のパッケージも久々にダウンロードして使ってみた。いい感じである。

「タブ機能って、慣れちゃうと結構手放せないよネ」
 今は、リンクを中央ボタンクリックで開くとタブで開いてくれる様な状態になっている。0.9.6 ではもうちょっと詳細に設定出来たはずだ。
「今では殆ど当たり前になったホイール機能の付いたマウスだけど。ホイール部分を押すと任意方向へのスクロール機能が働くとか、何かメニューが開くとか、そういった機能もありがちだけど、はっきり言ってどれもそんなに便利にも必要にも感じなかったけど、今じゃ中央ボタン扱いにして、タブで開く為のボタンとして結構役に立ってるよネ」

2001年12月13日21:02:36

 更新する時間と活力は不足がちだが、ネタは雑多に溜まりがち。

 まず、19インチディスプレイの使い方その後。結局 1600x1200 での使用は実用に耐えないと判断、1280x1024 で使っている。1280:1024≠4:3 なので、画面一杯に表示させてしまうとやや横に引き延ばされた画面になってしまうのを嫌って、結局、左右に黒い余白ならぬ余黒が出ている状態になっている。
「ビデオカードのチューニング用のツールとかで、4:3 が保てるもっと手頃な解像度が出せないのかなと試してみたけど、上手くいかなかったんだよネ。そう言う機能をもったツールを見つけはしたんだけど、上手く機能しなくて」
 なんだか勿体ないが、仕方ない。しばらく 1600x1200 を見た後だと狭く感じたが、慣れればこんな物だと思う。その代わりに格段に見やすくなったし。

 次の話。毎年恒例の、今年の世相を表す漢字は「戦」となったそうだが。それの決定する前後の動きからして、まさに「戦」真っ只中、って雰囲気である。
「アフガニスタン情勢は、追い詰めた追い詰めたと言いながら、続く決定力のなさ。反タリバン勢力内部での対立なんかも起きつつあるみたいだし」
 それに関連する会見などでは、アメリカ側の要人は堂々と「殺す(kill)」という表現を使っているのを耳にする。自らを「正義(justice)」と言い切ってるし。凄い国である。
「日本政府には『殺す』なんて言葉使えないだろうネ」
 さらに直接関係はないものの、ABM条約からの脱退も決めつつある様だし。
「弾道ミサイル、大気圏外まで上昇して遥か彼方から超高速で降ってくる爆弾。大型の物は1万Km程度の射程距離と複数の核弾頭をバラ撒くというおっかない兵器。それを迎撃して防御、無力化するのが ABM 。ま、技術的に凄く難しいから、いかなアメリカでもいざ作るぞと言ってそうそう作れる物じゃ無いんだけど」
 防御手段が出来てしまうと、それを突破する更なる攻撃手段を作ろうと言う対抗勢力を生む結果になると言う観点から ABM の開発に制限を掛けてきたのが ABM条約である。
「だいじょうぶかいな、って感じだよネ」

 続いて、パレスチナの方ではイスラエル政府がパレスチナ自治政府のアラファト議長との断交を決めた様で。元々キナ臭かったパレスチナ情勢が、名実共にキナ臭いことになってきた。
「うーん。なまじ『ノーベル平和賞』なんかもらっちゃったことが、逆にアラファトさんにとっては足枷なんじゃないかなって思うんだけどネ。あんまり、強硬なことがしにくくて」
 何か別な新しいパレスチナ側の指導者の台頭も必要なんだろうと思うが・・・それが自体の鎮静に転ぶか、悪化に転ぶかは判らない訳で、難しい問題である。

 こういう話の後に続けて書くのはなんだが、航空自衛隊が導入を検討していた空中給油機、B-767 ベースでの改造機で決まった様で。
「今から作る機種としては手頃と言えば手頃なんだろうけど、結構大型機できたよネ。AWACS(早期警戒管制機)も B-767 ベースで作った E-767 使ってるけど、それに続く感じ」
 製造や整備、訓練のシステムなんかにある程度の共有化が図れて効率が良かったりもするんだろうか。しかし、E-767 と並んでかなり立派な装備となるなぁ。
「だよネ。あと、名前はどうなるんだろ? 空自が空中給油機持つのは初めてなんだけど」
 多分、米軍と似通った法則で K-767 になると思うが。

2001年12月11日23:29:55

ノット・ワイヤード

 家人共用用のPC、なんだか不調だったHDDがいよいよ駄目な様で、折角少しながら関心を持ちかけた家人を遠ざけてしまわない内に新しいHDDを買って交換した。容量的には必要充分なHDDが入っていたので惜しいところだが仕方ない。
「中途半端にHDD買い足しても、後々は使い道に困る予備パーツになるのは目に見えてるからネ」
 で、毒を食らわば皿までも、の感じで、キーボードとマウスをワイヤレスの物に買い換えた。家電感覚で居間に置く事を考えると、ケーブルが少なくスッキリしている方が望ましい筈だ。それにこれに関しては、いずれPCを買い換えても使い回しの効くパーツだと思うし。
「ワイヤレスって、どうかな。ケーブルがない事と、電池交換の必要があることと、天秤にかけてどっちが有為なのが、微妙な気がするんだけど」
 置き場所を完全に決めて、固定的に設置するならワイヤレスは必要ないと思う。しばらく触っていて、ちょっと便利かな、という気もしたが、常用しようと思うほどの便宜は感じなかった。

 ところで、以前投槍で書いたことがあるような、無い様な話だが。その手のワイヤレス機器を充電式にして、受信機を受信機、兼、充電器、兼、ホルダーにしたらいいのに、と思っていたんだが。エレコムがやっと商品化したそうだ。
「アイデア的には単純だと思うのに、なんで今まで出て来なかったんだろうネ」
 以前この話をネットの外でしたら、消費電力が低過ぎて、充電式にすると殆ど常時満充電の様な状態になって充電電池が早く劣化するんじゃないかなんて言われた。一理ある話だと思ってたんだが。
「でもまぁ、ノートPC用のバッテリとかはある程度バッテリ容量が減るまでは充電をしない、なんて制御をして劣化を抑えたりしてるみたいだけど」

 無線ついでに、無線LAN の話でもしたい。流行っているような気がするが、それほど有意義なんだろうか。
「実験なんかが行われている、飲食店とかの公共の場で公共のサービスとして提供するのは面白いとは思うんだけど」
 他にも、高速道路のパーキングとかでも提供したら面白いと思うんだが。しかし、家庭内とか、オフィスとかでの運用にどの程度の価値があるのかは疑問に感じる。家人共用用の PC の設置の為に LANケーブルを引いている時は面倒だなー、と思ったが、引き終わってしまえば後は何ら不自由は感じない。

「そもそもネットワークを無線化したところで PC は無線化出来ないからネ。だって、電源ケーブルが必要なんだから」
 その意味では、電力線LAN の方が面白くないのかなぁ。電力線LANアダプタを内蔵した機器を作る。これだと、ケーブル一本で電力もネットワーク接続も出来る。
「 IPv6 が実用化されて、家電とかにも IPアドレスが割り振られる様な時代になったら、電力線LANってのも見直される時期が来るのかも」
 家電機器には基本的に電源ケーブルがあるんだから、Bluetooth(ブルートゥース。携帯機器向けの無線技術)を使うよりいいと思うんだが。

2001年12月10日23:02:42

疲れ目注意

 実用出来そうかと言った19インチディスプレイの1600x1200環境の常用だが。やはり無理な気がしてきた。115dpiの設定でも見づらさは解消しきれず、120dpiにしてもしっくりしない。それにやはり、解像度を変更する事によるレイアウトの乱れもある程度は目についてきた。
「そもそも、文字の大きさというより、線の細さ自体が目にツライって感じのようだネ」
 諦めて 1280x1024 で使うかなぁ。それとも、何かの隠し設定の様な物でもうちょっと中間の広さとかは実現出来ない物だろうか・・・。

 さて、話は変わるが。NHKの月曜ドラマ『悪意』面白いな。
「全六話の四話まで終わって、一見話の核心が見えたようでまだ二話残っているって展開。どうなって行くんだろうネ」
 単純に考えると、大どんでん返しがあるんだろうってことになるが・・・。
「主従が逆転するのかな。実は、脅されていた側と脅していた側、利用されていた側と利用していた側が逆だった、とか」
 上手くいけば情状酌量の余地有りで殺人としては軽い罰、社会的にもある程度同情を誘うと共に、相手は死んだ上に評価も地に墜ちる。何らかの怨恨なり嫉妬なりがあったのは事実として考えた場合、諸刃の刃的ながら効果は絶大な行動と言う事になる気もしないではないが・・・。
「さて、どうなるんだろうネ」

2001年12月10日01:50:31

帯びに短し襷に長し

 19インチディスプレイでの1600x1200環境もそれなりに見慣れてきた。どうやら、実用出来そうである。しかし、世間の標準よりは広くて細かいであろう環境でネットサーフをしていると、レイアウト設計の甘さが露呈しがちである。
「いかな大型ディスプレイの価格もこなれてきたと言っても、価格とは別に設置スペースの問題ってのがある以上、そうそう広い画面ってのは普及はしないだろうしネ。あんまり細かい画面も画面で、細か過ぎると視力の限界を越えて内容が判別出来ないって問題が出てくるし」

 ピクセル数で絶対的に大きさを決めがちなレイアウトをしていると、広い画面で見ると片隅にチョロッと表示される様なページになるし、細かい画面で見ると小さ過ぎて判別が困難になる。
「割合(%)や、mm, pt とかの画面の細かさに連動してピクセル数が変わる(変わるはず)単位を使ったレイアウトをしていれば、そう言うことにはなりにくくなるはずなんだけどネ」

 あと、少し違う話だが。なんだか、画面描画が遅くなった様な気がする。
「以前の 1152x864 と比べて縦横およそ1.39倍、ピクセルの数で 1.392≒1.93 って二倍近くになってるんだから、仕方ないんじゃない?」
 ま、それもそうなんだろうな。1600x1200=1,920,000ピクセルである。1ピクセルの表現にフルカラー環境では 32Bit=4Byte 使うから・・・。
「あ、その前に補足。プロのイラストレータ向けの環境とかは別とした一般的な環境でいうフルカラーってのは、RGB それぞれが 256=28段階で表現されてるの。28を表現するのに必要なのは 8Bit。RGB 合わせて 8x3=24Bit が必要。そのまま 24Bit で表現したりもするけど、ビデオカードへの転送やデータ処理の効率を考えると 32Bit の方がコンピュータ的に区切りがよくて都合がよかったりするから、フルカラーは 1ピクセルの表現に 32Bit 使うのが一般的なの」

 うむ。では話を戻して。1,920,000x4Byte=7500KB の容量を一画面に費やす事になる。リフレッシュレート(1秒間に画面を書き換える回数)は 85Hz にしているから、一秒間に600GB以上の情報が出力されている事になる。
「ま、実際にビデオカードに対して送られるのは 1ピクセル単位の情報じゃなくて、『ここからここまで線を引け』とか『この範囲をこの色で塗れ』とか言う感じの命令で、最終的な描画作業の大半はビデオカード側がやってるんだけど。それを考えても、結構なデータ量ではあるよネ」

 しかし何だ。1600x1200よりもう一回り小さい4:3の画面モードってのはなんで無いんだろうな。
「だよネ。そもそもなんでその下は、1280x1024 なんだろ。ま、1024 がコンピュータ的に区切りいい(210)のは判るけど、4:3を保つ意味では1280(320x4)x960(320x3) になる筈なんだけど」
 他、1600x1200(400x4:400x3)の下を考えるとどうなるんだろう。1344(336x4):1008(336x3) とか、1536(384x4):1152(384x3)とかだろうか。どうにしろ、後になって考えてみると19インチディスプレイってのはいまいち手頃な解像度のない大きさではある。21インチあたりになると、1600x1200も快適なんだろうが・・・。

2001年12月08日19:12:10

チマチマと広々

 買い換えよう、買い換えようと思っていたPCのディスプレイをやっと買い換えた。
「えーっと、iiyamaのA902Mか。USBハブとスピーカの付いた平面ブラウン管の19インチディスプレイだネ」
 これまでが17インチだったからして、一回り大きいのが欲しいなと思った。設置場所が広くなる分、外付けのスピーカーを撤去したかったのでそう言うのを内蔵のにした。USBハブも使っているので、集約した方が電源関係とかがスッキリしていいし。

 買う機種はこれに決めて先週の土曜に買いに行ったのだが、店頭在庫を持っている店が少なかった。事前に通販とかで見ていた価格より振込手数料や送料を考えても割高感があり、結局通販で買った。今週改めて見てみるとなんだか先週見た時より取り扱ってる店が増えてた気がするが、価格的には特に損は感じない範囲だったので良しとする。
「19インチディスプレイともなると、持ち帰るのが大変だしネ」
 25Kg程度あるからな。部屋に運び込むのにも疲れた。筋力には自身のない私なので(かなり痩せているし)心配していたが、思っていたほど苦労はしなかった。

 繋いでみた印象。もう相当古くなって、にじみとかが結構気になってきていたのから、一気にクリアな画質になってまずまず満足である。
「でも、内蔵スピーカーの音はなんかショボイよ」
 ま、仕方ないか。元々、音質を求める時は別途にアンプへ回して別なスピーカーから鳴らしてたんだし。深く気にするまい。

 画面サイズは、1600x1200での運用を試行中である。かなり細かい。
「もう一回り下、1280x1024にしといたら?」
 うーん、それもそうなんだが。しかし、そのサイズは縦横比が4:3ではない。縦横比4:3の画面一杯に表示させると、やや横に引き延ばされた画像になってしまう。それを避けようと思うと、今度は画面の両脇に余白ならぬ余黒を表示させた状態にしなければいけない。かと言って、1600x1200より下で、縦横比4:3が保たれているサイズというと1152x864となってしまい、これでは17インチディスプレイ時代に使っていた解像度と同じで、折角19インチのを買った意味がない。

 という訳で、解像度の設定を調整したりして試行中である。Windowsの標準の解像度は96dpi、1インチを96ピクセルで表現するようになっているが、これを115dpiにしてみた。画面を実際に計ると113dpi弱だったが、そこまで精密に合わす物でもあるまい。
「Windowsの解像度の設定って、変えると画面のレイアウトが崩れがちって聞くけど・・・どうなんだろうネ」
 ウィンドウの中にメニューやボタンの類が納まらずに、はみ出したりするケースがあるそうだが。試し始めたばかりのところではまだ差し迫ってそう言う不都合は感じていないが、いずれ出てくるんだろうか。

 それ以前に、1600x1200は実用に耐えるのか。目の疲れ具合と相談しながら検討したいと思う。

2001年12月07日20:59:43

表裏一体

 ご無沙汰。忙しいという言葉で表現するのが適切なのかは知らないが、取り敢えず時間や気力の余裕がここ数日無かった。
「ビデオとか録っても録ったままだし、先週の土曜に買ってきた、作者さんのPC用の新しい電源とNIC(LANカード)も買ったままになってたよネ」
 電源は、静粛性の良い物に買い換えた。以前まで使ってたのは電気容量さえ適当ならいいやと選んで買った安物だった。元々は特別にうるさいと言う訳でも無かったが、ファンにガタがきて騒音を出しがちだった。さっき取り替えたが、思った以上に良い。これはいいぞ。
「普通の電源と比べてそれなりに値段も上がるけど、それだけの価値はあるんじゃないかな。電源が入っている間は、常時働いてるパーツなんだし」

 NICは、100BASE-TX 対応の物に買い換えた。これまで使っていたのは信頼の3com製とは言え、もう型も古く10BASE-Tのみのボードである。そろそろかなと思った。ちなみに今度は極端な安物こそ避けた物の、平凡なメーカーの物に留めた。
「これまで、HUBだけが100BASE対応のスイッチングHUBで、100BASEのデバイスが無いって間抜けな状態だったけと、これでやっと100BASEのデバイスが一台。・・・でも、一台だなあたりがまだまだ間抜けだなぁ」
 まぁ、順次置き換えていこう。慌てなければいけないほど、ウチの家庭内LAN の通信量は多くない。

 そんな話を書いているうちに話が長くなってきた。えーと、元々書こうとしていた話。皇太子殿下のお子様にお名前が付けられたそうだが。同名の人や地名やらの話が出ていたが、そう言うことを聞いていて思うこと。

『おめでたい名前と一致して喜ぶのはいいが、その影に不名誉な名前と一致して不幸になる事例と言うのもあると思うんだが』

「影を薄くする為には、それだけ光の側も程々にしておく事が必要だと思うよ」

2001年12月03日23:26:19

便乗的

 先日、LANケーブルを敷設した際、初めてコネクタの圧着と言うのをやった。
「専用のペンチみたいのでギュッとかしめると、それだけで端子にケーブルがくっついちゃうやつだネ。なんで急にそんな物つかったの? 別に、端子の最初からついたケーブル買ったらいいんじゃない?」
 いや、以前に二階と一階を結ぶ目的で長いケーブルを買ったら、長過ぎて大量に余ってたんだ。新しいケーブルを買うより、工具を買う方が安い、もしくは大差ないなら、いっそ買って置いた方が今後何かに役立つかも、と思ってな。単に、使ってみたかったというのもあるが。

「にしても、圧着用の工具って、えらく値段に差があったネ。結局は同じことをする道具なのに、二千円弱から一万円以上まで」
 ま、微妙な使い勝手に差があるんだろうが。予定では圧着するのは四カ所なので、その程度の目的に高価な工具を使う意味は全く見出せないのでもっとも安価なクラスのものを購入。結果的にはなんら不自由しなかった。

 さて、初めて圧着と言うのをやってみたが。存在は知っていたし、工具を見た事ぐらいはあったが、詳しい原理は知らなかったのでなかなか興味深い体験であった。
「端子の内側に、針と言うか、刃と言うか、そういう鋭利な物が出てるんだよネ。そこに被膜を付けたままのケーブルを差し込んで工具でかしめてやると、それが押し付けれられて突き刺さって、被膜を貫通して接触するっていう仕組み。良く出来てるもんだよネ」
 10BASE-5のLANケーブルへのトランシーバの取付がそういう原理だとは聞いたことがあるが、圧着端子もそう言う原理だったとは知らなかった。
「・・・なんだか余計な用語を使うし」
 気になる人は適宜自習と言う事でよろしく。同軸ケーブルを使った旧世代のLANテクノロジである。

 あとその他、やや古い居間設置用PCのドライバ関係の話の続きだが。ビデオチップのドライバに関しては、チップメーカーが直接公開している範囲の最新ドライバでは不都合があったが、そのチップの供給を受けているPCメーカー側で公開しているドライバを探し回ったら、より新しいバージョンを発見出来た。本来私の手元のPC用のドライバではないのだが、今のところ正常に動いている。思っていたほどの機能向上は得られなかったが、悪くはない。
「その他にもOEM供給とかの概念もあって、より最新、最良のドライバを探すのって大変だよネ。どこで公開しているのが、最新なのか」

 MPEG2のハードウェアデコーダに関しては、結局動かす事は出来ていない。ソフトウェアのみでも辛うじて再生出来るが、やや滑らかさに欠けている感じがする。色々探して試しているんだが、成功には至っていない。

2001年12月02日23:01:12

IT化の波

 なんだかここ数週、休みになるとは PC ばかりいじっている。
「ん? 作者さんは元々そんなもんじゃないの?」
 いや、いじる、の内容が違う。先週はもっぱら OS のセットアップとかしてたし、今週は LANケーブルの敷設とかした。実は、ウチはBフレッツに申し込んで工事待ちの状態なんだが、それに向けて準備をしておこうと思ってな。
「えーっと、取り敢えず普通にファミリータイプ? 10Mbpsだから、今のフレッツISDNの64Kbpsの150倍以上。ふーむ、有効活用の為にはそれなりに環境の整備も必要って訳だネ」

「にしても、ADSLとかは考えなかったの?」
 なんていうか、一段ずつレベルアップするのが勿体なくてな。現行のメタルケーブル(普通の電話線)を使った高速化の技術もそろそろ限界だと思うし。そろそろ、光ファイバーにステップアップしたほうがいいと思った。それに、ISDN → ADSL の移行は、なんか面倒だしな。
「排他的なサービスだから、ADSLの申し込みと、ISDNの解約とを平行してしなきゃいけないんだよネ。ま、やってみれば大した手間じゃないだろうけど、なんだかスッキリしないことは、しないかな」

 そんなこんなで、高速回線を有効に使おうってことで、居間に PC を置いてもっと日常的にネットワークに接しましょうと、家人に啓蒙する事にした。そんなわけで、その PC のセットアップと、そこへの LANケーブル敷設と、バタバタしていた訳である。結局、いらん、と却下される場合も考えて、取り敢えずは適度に安価な中古の PC(K6-2 66x6=400MHz、液晶一体型の省スペース機)を用意したので、セットアップに手間取った。ACPI(電力制御の仕様の一種。より新しい方)に対応させるとか、内蔵のMPEG2のハードウェアデコーダーのドライバを探すとか。あ、ちなみに OS は Win2K である。
「その時期の PC だと・・・その辺の設定、微妙なんじゃない? でも、ACPI で動作させないとWin2Kじゃスタンバイとかが使えなくて(バッテリーを持つノートPCでは使える)手軽に一時停止、作業再開、ってことが出来なくて、居間なんかに置いて日常的に使うには不便だよネ。ちょっと使いたい、って用が出来た時に、起動に数分待たされるのは困るし、かと言って電源入れっぱなしも勿体ないし」

 ACPIは、通常にインストールしたら有効にならなかったが、強制的に指定したらなんとか動いた。ビデオカード・・・というか一体型だからビデオチップか、それと音源チップなんかのドライバーとかを最新版に差し替えたら、逆にスタンバイや休止状態からの復帰時に問題が起きたので、OS 標準の物に戻したら一応動作している。
「音源側、音が鳴らなくなったのはいいとして、ビデオチップ側、映像が同期信号がおかしくなった様なグチャグチャに崩れた状態になったり、なんか過電流でも流れたか見たいにホワイトアウトしていったのには焦ったよネ」
 ホワイトアウト現象のほうは、明らかに液晶にダメージを与えそうな雰囲気だった。何か、最新ドライバーを使ったままでの解決法は無いかと試して、何度かホワイトアウト現象に晒しているうちに、ドット落ちが増えた様な気がしないではない。懲りたので、当面はOS標準で諦ようと思う。機能的に数段落ちるんだが仕方ない。

 あと、通常は UESRグループ(制限ユーザー。システム設定の変更や、アプリケーションの新規インストールなどの権利を持たない)で使わせて、管理は私が行うという形態を試みる事にする。
「ま、素人にとって、変な操作をして壊すんじゃないか、ってのは不安材料の一つだからネ。初めから、壊す原因になる様な操作の権利を与えない、ってのは有効かな?」
 Win98系は、そう言う事が出来ないのが難点であった。基本的に、誰でも何でも出来てしまう。なお、XP は 2K の後継だからして、当然同様の管理が出来る。より便利になった点があったり、Home editionでは若干簡略化された点があったりする(Professionalなら簡略化されていない)様だが。

2001年12月01日22:49:33

控えめ

 雅子妃殿下、ご出産ですか。

『女の子ですかー』
『やっぱり日本は、天皇を中心としている神の国ですねー』

 なんてことをコメントして、この話は終了としておきます。

2001年11月29日20:25:04

無駄

 今日も WORM_BADTRANS.B らしき物が届いている。メールを使った交流に縁の薄い私にこれだけ来ると言う事は、かなり猛威を振るってるんだろうか。
「もしくは、単に恨みをかっている?」
 あうー。

 さて、今回はたわいもない雑多な事をいくつか書こうと思う。呑気に鼻唄など軽く歌いながら自転車に乗っている人とすれ違った。しばらくして、ザザー、ガシャ、という音が聞こえる。振り返ると、交差点で自転車同士で出会い頭にぶつかった様だ。
「で?」
 それだけ。
「なんなんだか」

 二台の自転車の荷台部分(駄洒落のつもりじゃないのだが・・・)に片足ずつ乗せて『二台で三人乗り』をしている中学生ぐらいのグループに遭遇。乗せてる側は、当然の如くふざけてスピードを出している。二台の距離が前後や左右に離れがちになる度に、乗っている側は股裂きになり掛けて騒ぐ。
「危なっかしなぁ。鼻唄の人みたいに衝突したら危ないよ」
 出会い頭にぶつかりそうになったら、乗せている側の二台は必然的に外側へ広がる側に避けようとするだろう。結果、乗っている人間はその真ん中に落ちる。
「相手から見れば、目前で三方向に分裂する多弾頭な自転車。どれかにぶつかるだろうネ」

 今日の新聞のテレビ欄を見ていると、ETVで『ルンバ入門』なんて番組が載っていた。
「え? ルパン入門??」
 ルンバだって。私も一見そう読んだ。
「えーっと、ルンバ、ルンバ・・・。キューバのアフリカ系住民の音楽や踊りの事か。ふーん」

 以上、だからどうしたと言う話でした。
「ま、たまにはこういう話もいいのかな?」

2001年11月28日23:55:24

漂着

 昨日、暦の上ではまだ今日だが、PCのトラブルを修復した後にメールを読んだら、しばらくぶりにウイルスが来ていた。萎える。そして、今晩になると、更に三つウイルスが来ている。虚しい。

「ここの作者さんにウイルスが届くってことは、ここのサイトを見ている誰かさんがウイルスに感染してる可能性が高いってこと。身に覚えのある人は、確認しようネ」

 なお、今回のはWORM_BADTRANS.Bであった。NIMDAなどと同様に、適切なセキュリティパッチの当てられていない MS の Outlook系のメーラーで受信すると、ほぼ自動的に感染するタイプである。

2001年11月28日03:07:32

復活

 何とか修復出来た。これで安心して寝られる。時間が時間だが。
「で、原因は何だったの?」
 実はな・・・。

『自作外付けSCSIケースのケーブルが抜けかかってたらしい』

「きゃはは。(^-^;
 笑いたくば笑え。
「下手に自作なんてするから。ちゃんとしたケースには、ちゃんとした固定器具がついてて基本的には抜けない様になってるのに、それが無いもんだからそんな目にあうんだよ」
 あうー。

 思い起こせば、先週末から、液晶破損のノートPC(ハイトラ)のセットアップの為に、ディスプレイケーブルを抜いたり差したりしていた。その時に引っぱられて抜けかけたのだろう。しかし、いっそ全く認識しなくなるなどしてくれれば判る物を、なまじ途中まで起動する物だから気づかなかった。
「ま、確かに紛らわしい挙動だったかも。抜けかけ、なんて中途半端な状態な割には、毎回同じ挙動、同じタイミングで同じ問題が起きてたし」

 それに気づいた時には、ゾッとした。前回書いた通り、それに気づく前にチェックディスクをやってしまったのだ。ハードウェア的に障害を持った状態で、ソフトウェア的な修復を行うと、トドメを刺してしまう危険性がある。っていうか、刺した事がある。
「障害のあるハードウェアからの間違った情報に基づいて、ソフトウェア的な修復を行えば、間違った修復が行われて、致命傷になるって感覚は判るかな? にしても、やった事あるなら、もっと早くに気がつけば良かったのに」
 もう、相当昔の話だ。十年とまでは言わないが、優に五年以上は前の話。実際に起こってみるまで、思い出せなかった。
「まさに『災害は忘れた頃にやって来る』ってやつかな」

 そんなチェックディスクをやってしまったせいか、それともそれ以前に問題が起きていたのか、ケーブルを刺し直しても結局自体は進展しなかった。やむなくWin2Kの修復セットアップを行ってみたところ、予想以上に良好に自動修復され、殆ど障害が起きる前とに差が体感出来ない状態にまで修復された。
「おっ、なかなかやるじゃない、Windows 2000 』
 ま、それでも、サービスパックとかドライバーとか、その辺は古いバージョンに戻っている可能性は多分にあると思うので、また今度入れ直しておこうと思う。

2001年11月28日00:39:11

苦労

 慢性的に忙しいままなのだが。

 きのう、暦に正確に言うと一昨日、もっと厳密に言うと一昨日の夜は自宅のPCに全く触らなかった。で、今日になって触ってみると・・・突如起動しない。
「えー? 前は、別に問題なく正常終了してたよネ? 特に何か設定をいじったような記憶もないし・・・」
 しかし現に起動しない。Win2K だが、高解像度画面に切り替わった直後、ログインのウィンドウが開くより前の段階で強制的に再起動されてしまう。なんなんだ。更に泣き面に蜂というか、先週末からセットアップしていた、家人というか、居間において家族での共用を目標としたPC(まだ置く事の了承は取れてないが)も起動しなくなった。ま、これは元からHDDがハードウェア的になんか挙動不審があったし、それと同様の症状だったので判らないでもないのだが・・・。

「ここ数日、めっきり寒くなってきた気がするけど、まさか寒くなって動かないようなPCってのも考えたくないし」
 それじゃあ、老人である。というかむしろ、そんなPCより今時の老人の方が元気だ。

 とりあえあず、回復コンソール(文字入出力のみの状態での起動。Win98で言うところの、command prompt only に近い)は起動したので、チェックディスク(同様にスキャンディスク)をしている所である。あ、これを書いているのは別なノートPC。私はバックアップを取る事よりも、起動可能な別なPCを常に用意しておく事の方を重視している。
「あ、もう片方のPCはHDD取り出して揺すったりしてるうちに動いたみたい」
 なんだかなー、とでも言う他ない。

「なんだかなー」

2001年11月25日22:24:48

遠隔制御

 液晶無しとなってしまったハイトラ君の利用法として、セットワークで繋がってるんだからってことで、リモートコントロールを考えてみた。
「えーっと。取り敢えずは、Win2Kだと標準装備、Win98系でもMSのオフィシャルサイトで無償ダウンロード出来る NetMeeting にもそう言う機能があったんじゃなかったっけ?」
 だよな。と言うことで試してみる。・・・ありゃ? それらしい項目はあるんだが、動かない。エラーが発生するとか言うのでなくて、項目自体が利用不能状態になっている。

 そんなこんなで、WEB上で調べながら色々いじってみたが、結局 NetMeeting でのリモートコントロールには失敗した。あー。
「これと言ったエラーが出てくる訳でも無くて、最初から利用不能ってのが訳がわかん無かったよネ」
 ま、機種が古過ぎるからと言われたらそれまでの話だと思うが。classic Pentium 133MHz に、メモリ 56MB だもんなー。 最終的には、ビデオチップの対応(ハードそのものか、ドライバーか)が不完全なのが原因じゃないか、と思ったんだが、打つ手は無し。

 散々苦労して、リモートコントロールを諦めるのには未練があったので、フリーソフトウェアにもあるその他の簡易なリモートコントロールツールを試してみた。一度仕様が決まってしまって安定稼働に入れば大して制御する用もないんだから、簡単な機能だけでいいはずだし。結果、かなり簡素で効率もよくない仕組みになったが、一応のリモートコントロールは出来る状態にした。

「さて。一応、MS さんのフォローもしておくってことで。他のもっとマシな性能の PC 同士で NetMeeting でのリモートコントロールを試してみたんだけど」
 これは呆気なく簡単に動いた。思った以上に面白い。何も触ってないのに勝手にマウスカーソルが動いて操作される様はなかなか異様だ。
「10Mbps の LAN接続、片方が USB 1.1 接続のLANアダプタだったから、実効は 8Mbps 程度かな、そんな組み合わせではそれなりにカクカクしつつも殆ど問題を感じない速度で動いてたよ」

 100Mbps の環境でやったら、カクカクも感じない反応速度になるんだろうか。ま、家庭内LAN など組んでいる方は、一度試してみて欲しい。
「それに実用性を見出せる人は限られてると思うけど、一回見てみると面白いと思うよ」
 インターネット経由でも適切に動いてくれれば、知人に PC が不調で困ってるなんて言われた時に、直接家にいかずにリモートコントロールでメンテナンスを、なんてことも理論上可能な訳なんだが。しかし、通信速度の問題や、ルーター経由でNATを使った環境での問題などがあるので、当面はそう言う用途は実現出来ないかなと思う。

2001年11月24日19:58:18

老体に鞭打って

 しばらく前の話。色々欠品の格安ジャンク品として、今は無き DEC の名機、HiNote Ultra II LTS133 が転がっていた。
「っていっても、ハイトラ2なら作者さんもう何度も買い直したし、今も動いてるのがあるからいいじゃない」
 いや。私が持っているのは CTS133 。LTSは液晶が一回り大きい(面積が広いだけでピクセル数は同じ)のが外見的な違いだが、メモリの搭載量が CTS の内蔵 8MB に 16x2=32MB 増設で最大 40MB に対して、LTS は 32+16=48MB 増設出来て最大 56MB である。しかも私は、その 32MB のメモリも持っている。CTS も一部の後期生産型には 32MB を認識するロットがあるらしいと聞いて、一か八かで買って駄目だったやつである。そして、ハイトラのハイトラたるフォルムを保った最終モデルはこの Ultra II LTS である。これは買いだ!
「・・・やれやれ」

 転がっていたのは二台。液晶のヒンジが大破しフィルムケーブルも断線している物と、機能に支障をきたす様な破損は無いもの。前者が約 \2,500 、後者が約 \4,000 。
「ま、その程度の差なら、まともな方買っといたらいいんじゃない?」
 ・・・しかし、あいにく手持ちの現金が \4,500 程度しかなかった。別に、何か買い物するつもりもなかったんで。そして、銀行とかはもう閉まってそうな時間帯だ。買えない訳ではないが、ここで買ってしまうとしばらく手持ちの現金が小銭だけと言う悲しい状態になってしまう。ええい、手持ちの CTS から液晶を移植して使ってしまえ、とケチって液晶破損の方を買った。
「なんだかなぁ」

 結果として、それは「安物買いの銭失い」となった。CTS と LTS には、液晶に互換性が無かった。コネクタ形状とかは同じだったが、信号のレイアウトが異なった様で、変な色でしか表示されなかった。取り敢えずそのまま我慢して使ってしまえと思ったが、一部電源用の線が信号用の線に紛れ込んでいた用で、しばらくしたら壊れた。
「ばーか」
 あうー。それから数日たってもう一度見に行ったが、もう一台のまともそうな奴は既に売れて無かった。ああ、私のハイトラは液晶無しに。=T-T=

 しかし、既に簡易サーバー状態での運用で、どうせ画面は対して見ない形で運用していたので、画面無しでもいいやと踏ん切りを付けて使うことにする。Win98 SP1 で動いていたが、Win2K SP2 での動作を試みることにする。40MB の CTS ではあからさまに実用に耐えない低速ぶりだったが、56MB の LTS ではどうか・・・。おお、辛うじて我慢出来る程度の速度で動きそうだ!
「辛うじてね、辛うじて。あくまでも。これは実用とは言い難いんじゃない?」
 構わん。キャッシュ用のProxyと、ファイルの共有用の仮置き場程度の用途なんで、大した性能はいらないはずだ。

 しかしやはり、Win2K は Win2K 同士でネットワーク組んだ方がスッキリするなぁ。
「ユーザーの管理とかの概念の Win98系との差に引っ掛かりがちだけど、家庭内LAN 程度の管理に必要な知識はしばらく使っているうちに身につくから、困らないはずだよ。慣れてしまえば相応に便利だし」
 必要があればユーザーごとにアクセス権に制限も掛けられるし、ファイルの更新や新規作成もネットワーク越しでもリアルタイムに反映される。Win98系では、ネットワーク先での更新や新規作成は手動で表示内容の更新をしてやらないと反映されないんだが(通常は。可能になる設定があるのかどうかは知らない)。
「NTFSのファイル圧縮とかの有無もネットワーク越しでも設定出来るみたいだしネ。ローカルに繋がってるディスクと大差なく使える感じ」

 ・・・だがやはり、遅いかな。パフォーマンス改善用の筈のProxyが、逆に足を引っぱっている様な気もしないではない。
「でも、Win2K でネットワークを組むことの有効性は、認知出来た出来事だったかな?」
 そうだな。いまの性能に我慢出来なくなったら、素直にもう少し性能の良い PC を買って簡易サーバー任務に就かせようと思う。

2001年11月22日20:31:44

杞憂

「狂牛病に感染した牛の二頭目が発見されたんだってネ」
 風評被害に配慮してか、発覚当日以降のマスコミの扱いは控えめかな? まぁ、正規の検査で正規の手順で発見されたんだから、むしろ検査が正常に機能していると一安心してもいいと思うんだが。
「むしろ出て来ない方が、不気味だと思うしネ。それなりに数が出てきた方が、原因の解明とかもし易いだろうし」

 どうしてまた発見されたのか、なんて考え方をしている人は、今の狂牛病の検査がどの様に行われているのかについて誤解をしていると思う。
「狂牛病の症状が出るのは、脳を中心に脊髄など含む神経中枢。今は屠殺した後で脳の組織を調べて判定してるんだよ」
 脳やら脊髄やらの組織は牛を生かしたままで手軽に取れる様な物じゃない。さながら外科手術の様にすれば出来るだろうが、大量の牛すべてにそう言う対処をするのは現実的ではないだろう。結果、殺してから判定するのが現状だと思う。
「牛を生かしたままで手軽で信頼性の高い検査が出来る様になれば事情も変わってくるんだろうけどネ」

 という訳で、今現在日本にいる牛すべてが順次出荷・屠殺され終わるまでは、ある程度の数の狂牛病に感染した牛が見つかることは避けられないと思う。

2001年11月20日22:44:07

他力本願?

 一時ほどではないが、比較的忙しいまま。慣れていない忙しめの生活をしていると銀行に行き損ね、手持ちの現金が三桁台に突入しようとしている。少なくとも年齢的には大人に分類される人間としては、軽くなった財布が悲しい。

 さて。米国同時多発テロを契機に、自衛隊の PKF 参加に向けて事態が本格的に動きだした様だが。
「確か、PKO への参加の契機になったのも湾岸戦争じゃなかったっけ? 何か実際に危機が起きないと変われないのかと思うと、何だか情けない話」
 それ自体には総論賛成だが、いい加減に抜本的なところ(主に憲法)から整理しないと駄目だと思う。

「実際に武力衝突が起きそうな地域へ出ていくと言う意味では・・・どういう武器を持って行って、どういう規準で使うのか、まぁ、色々と問題が噴出してくるんだろうネ」
 何となく下火になっている、集団的自衛権の話とか含めてな。危機が迫った際に助けてくれるのか、くれないのか、良く判らない部隊なんてのは受け入れる側として迷惑だろうし、助けていいのか、いけないのか、判らないでは行く側も当然困る。
「いざとなったら指揮官や個人の超法規的な決断で動かないといけない様じゃあ、大変だよネ。ちゃんとした交戦規定、どういう事態に対してはどういう対応を取る(取って良い)って規則を作るべきだし、作ってあるのが普通の筈なんだけど」
 日本でそれを決めようと言うと、軍国主義者だとか言われるんだよなー。

2001年11月19日22:48:17

たるんできた

 まずい。忙しさが理由とは言え、投槍を休んでいたら、書く習慣自体が早々に薄れてきた。
「惰性で書いている様なもんだしネ」 忙しさは、それなりに落ち着きつつあるんだがなぁ。

 さて、もう終わったけど、今日から始まった NHK のドラマ『悪意』良かったじゃないか。
「物語は犯行場面から始まり、犯人は最初から判っているサスペンス。まずは手口を解明して逮捕に至るまでから物語は始まり、それで終わるのかと思ったら、焦点は動機へと移っていく展開」
 一話45分、全六話の話だが。六話一つながりなんだろうか。二話でかなり話は進んだんだが・・・。
「ギャグをやらない間寛平さんの演技の意外さも相まって、かなりいい感じだよネ」

 うって変わって。事故なのがほぼ確定的になってきて、日本では大して話題にもならなく経ってきたニューヨークの航空機墜落。一応、私なりに感じたまとめを書いておこうと思う。

  1. 整備点検の不備で垂直尾翼の強度に問題があった。
  2. 前方を飛んでいた航空機の影響で発生した乱気流に巻き込まれた際に横向きの力が加わって、その垂直尾翼が破損した。
  3. 機体を前に向かって進ませる為に付いている垂直尾翼が破損したことによって機体は直進性を失い、機体が横を向いてしまった。
  4. それによって発生した異常な横向きの力によって、エンジン等のその他の箇所も破損した。

 取り敢えず、こんな感じかなと思う。

2001年11月17日23:09:07

お久しぶり?

 取り敢えず忙しいのは一段落。しかし来週も忙しげ。

 さて、休載?前の話の続きを書いてみる。
「三日、間が空いただけで随分情勢が変わった感じだよネ」

 アフガニスタン。楽観的な予測と悲観的な予測とが周期的に入れ代わって情勢が見えにくい。
「前回は北部同盟が支配地域を広げているって書いたけど、今ではタリバンが支配地域を狭めているっていうか、もしくは失っているという状態になってきたよネ」
 狭まった結果の権力の空白地に複数の勢力が入り込んで、内部分裂、内乱の可能性が出て来そうな雰囲気になってきたな。そして、タリバンが山岳部に立て籠もってゲリラ戦に徹しられると、掃討は困難を極めるだろう。求心力を失って内部崩壊するのを待つ形になるんだろうか。
「タリバンが求心力を失うのが先か、アメリカ政府が求心力を失うのが先かって感じかな?」

 ニューヨークでの航空機墜落。ほぼ、事故の線で話が固まってきたな。
「航空機、正確に言うと固定翼機ってのは、猛スピード前進する乗物だから正面から掛かる力に対して強いのは最低条件。それ以外の方位から掛かる力に関しては用途と設計次第」
 一般に、固定翼機は横や後ろからの力には弱い。後ろから力が掛かると言うことは後退するってことだから、これは通常の飛行ではあり得ない。曲技飛行では『テールスライド』と言って、垂直に上昇して、そのまま真上を向いた姿勢で滑り落ちて後退すると言う飛行法があるが、そんな事象は曲技飛行以外では発生しない筈だ。
「テールスライド可能か不可能かが、仕様として決まってたりもするしネ」

 しかし横の力と言うのは、通常の飛行では基本的に発生しないが、乱気流等によっては遭遇し得る力である。そして、横からの力にはやはりあまり強くないのが航空機と言うのは普通と言えば普通である。
「大型旅客機の主翼にぶら下がってるエンジンとか見ても、言われてみればそんな気がしないかな? 前後方向はともかく、横に押したらボロッと取れそうな感じに見えない?」

 だからといって許される故障ではないが、弱点ではある。

2001年11月15日23:44:43

忙しいっす

 いや、本当に。今、ちょっと余裕が無い。
「まー、投槍って直接的には15分から長くても30分もあれば書けるんだけど(写真とか使う場合はまた別)、その他にネタを仕入れたり考えたりする時間ってのがそれなりにいるからネ。その時間が不足中」

2001年11月13日19:37:02

バッド・タイミング

 アフガニスタン。北部同盟が急速に支配地域を広げているが、大丈夫なんだか。
「タリバン側からまとまった投降があるとかいう話もあるけど、事実なのかどうか不明瞭だし、仮にあったとしてもそれが真意なのかも不明瞭。時期がくれば裏切るかも知れないし」
 都市部からは後退しても、山岳地帯などに入ってゲリラ戦に徹するという戦略もあるわけで、どうなるんだろう。

 さて、アメリカで航空機墜落。時期が時期だけにテロかと発生の一報からニュースを数時間見続けたが、どうやら事故の可能性が高まっている様で。
「なんだか、右エンジンが脱落したとかいう話になってるけど」
 双発機、左右の主翼に一基ずつエンジンが付いた機種である。通常、双発機は一基エンジンが故障・停止しても飛べる様には設計してある。しかし、モゲてしまっては無理だろうなぁ。

「右エンジンが無くなったってことは、左エンジンに押されて機首が右に振られながら右へ傾いていく感じ。でも、右エンジンが無くなった分だけ右の翼が軽くなるし、右の翼の抗力(空気抵抗)も経るはず。そうなると、逆に左へ傾く要因も出てくることになるんだけど・・・うーん、どうなるんだろ」
 それ以前に、右エンジンがモゲる過程で右の主翼自体が大きく損傷したであろうと思える。右のフラップ(離着陸時に低速飛行時をするために下がったり開いたりする装置)やエルロン(機体を左右に傾けるための装置)が破損、もしくは制御不能になったとも考えられるだろう。

 エンジンがモゲるという事故は一応過去にも数件あるらしいが、なんともタイミングの悪い事故ではある。
「イスラムにそう言う概念があるのかどうか知らないけど、タリバンにしてみれば『天誅』って感じかな?」

2001年11月12日22:00:24

自作ケース

 以前言ってた、HDD外付けケース代用品の製作をやってみた。
「あの、材料買いに言ったら園芸用の土『萌え〜る』見つけた時だっけ」
 そそ。しかし、面倒くさくてそのまま放置してたんだが。先週末から工作を初めて完成した。
「お。電源スイッチとか LED とか一応移植してるじゃない。電源コネクタとかも穴あけて引き出してるし」
 結構頑張った。材質の都合上、接着剤ではスイッチとかの固定がままならず、パテで強引に貼り付けた。
「はは、元の把手が残ってたりして面白いじゃない」
 普段は、この上に段ボールでも載っけて蓋をしておく。

 HDD の方は適当な金属のレールに木の棒を支えとして接着し、HDD と接触する部分などは振動吸収用にゴムを貼り付けておいた。それなりに安定性はあると思う。
「にしても、この電源。随分昔の外付け HDD に付いてた電源だよネ」
 確か、40MB の HDD が入っていた外付け HDD である。いまや 40GB の HDD もざらに手に入る時代なのを思うと、隔世の感がある。
「ガラクタも取っておくと、思わぬところで役に立つこともあるんだネ」
 古さ故か、公称容量はそれなりにあるし、見た目的にも作りもしっかりしてる感じがある。電源コネクタにノイズフィルタも付いてるし。

「それにしても、共鳴はほぼ納まったけど(小さい箱の中で結局ある程度うなってるけど)隙間だらけっていうか網目状のケースに納まったせいでまた別な騒音が発生しちゃった感じ」
 しかしまぁ、本体側の発熱の低下や消費電力の軽減などの恩恵もあるはずなので、よしとしようと思う。

 あとは、本体の電源をもっと静粛性のある物に買い換えれば、ウチの PC もそれなりに静かに出来るだろうか。
「結構うるさい電源だしネ。ファンがガタガタ言いだした言いだしたこともあったし。油さして今は納まってるけど」

2001年11月11日19:39:51

逆探知

 少し前の話になるが、書き忘れていたこと。茂木に行った帰り、名阪国道で覆面パトに捕まってる車がいた。
「あちゃー。名阪国道って、制限速度 60Km/h でしょ? でも、実際は全然誰も守ってないし。その中で捕まるってことは、更に目立って速く走ってたってことだろうから・・・」
 速度超過の上限『 50Km/h 以上』を優に越していたであろうことは察するに余る。合掌。

 さて、覆面パトってのを考えてみようと思う。見分ける物は出来ない物か。
「取り敢えず、スピードを出し過ぎてる車を捕まえるんだから、スピードの出そうな車じゃないと駄目だろうネ。形状的にはスポーツクーペとか。ボロい車や、軽自動車、トラック、その他 SUV とかってのも考えにくいんじゃないかな?」
 ボロい車に偽装して、実はエンジンや足回りはチューンしてある、なんてのは勘弁してもらいたい。
「ニトロインジェクションを装備した軽自動車とかもネ」
 ・・・漫画じゃあるまいに。

「次は、取り敢えず警察が使う車なんだから、って常識もあるかな」
 エアロパーツをゴテゴテ付けてる改造車というか、良く言うところのドレスアップカーとかは違うだろう。ナンバープレートを見えにくくしている様なのも違うはずだ。
「それと、どこかの企業の社用車みたいに社名やロゴの表示をしてる車も違うはず」
 そんなのが覆面パトだったら、ある意味本当の覆面パトである。『○○商事(株)』とか書いてあるパトカー。
「あと、極端な遠隔地のナンバーの車も違うんじゃないかな。近畿の道で、関東のナンバー付けた覆面パトが活動してるってことは・・・あるのかなぁ?」
 どうなんだろうな。

「あとは、乗っている人だネ。普通は二人一組で乗ってるんじゃないかな」
 安全の都合上、一人で乗って取り締まりをやってることは無いんじゃないかなと思う。
「見えないところに一人隠れてるってのは・・・無いよネ、きっと」
 その他、子供や老人が乗っている車も違うだろうと思う。

 ま、上手く運転しよう。

2001年11月11日00:05:26

目立たない掃除

 アフガン情勢、北部同盟がマザリシャリフを制圧とか言う新聞記事に添えられていた写真。一人の北部同盟の兵士が土塁に隠れて銃を構えている写真だったが。
「紙上には単にライフル銃を構える兵士、みたいにしか書いてなかったけど、あれって旧ソビエトの狙撃銃 SVD だったよネ」
 奇襲攻撃が主体であり、秘匿性が重要な狙撃手のそばにメディアが来ているというのはどうなんだろう。それだけ北部同盟に余裕が出てきたと言うことか。それともただの見せ掛けか。

 さて、それは前置きと言うことで、また別な話を。

 私は基本的に衛生はあまり気にしていない。無頓着とも言える面もある。
「作者さんの部屋、散らかってて汚いしねー。足の踏み場にも困るじゃない」
 悪かったな。それを避けて通ることによってバランス感覚を日常的に養えるんだよ。
「何言ってんだか」

 そんな私でも、気になる物は気になる。私的で自分の問題、プライベートな衛生問題には無頓着な方だが、公的、共有の問題、パブリックな衛生問題にはそれなりに気を使っているし。
「よく、公共の場所を『自分の部屋だと思って綺麗に使いなさい』みたいな言い様をするけど、作者さんの言い分はその逆だったっけ」
 公共だからこそ綺麗に保つ出来なのであって、自分の部屋はどうしようと勝手だからな。しかし、それ以外にも時々、妙に気になる汚れってのに出会うことがある。これは落さないと気に入らないっていうか。で、今日その気になった物があった。それは、トイレの洋式便器の、水が溜まっている部分の境界線。そこに黒い汚れの線が入っている。前々から気にはしていたんだが、このごろ徐々に酷くなってきていた。

「掃除用のブラシは常備してあるんだし、ちょちょっと掃除しちゃいなさいよ」
 だよな。そう思って、擦ってみたんだが・・・取れんぞ。表面が少し取れた程度でそれ以上は取れない。
「ありゃりゃ。じゃあ、洗剤持ってきたら?」
 持ってきたが、これが困った。水との境界線なので、洗剤をかけてもすぐ薄まる。しかも大して落ちる気配がない。仕方ないので、適当な容器で水をすくって捨ててみる。しかし効果なし。

「うーん・・・。じゃあ、漂白剤とかを使うとか」
 そう思って探しに行くと、風呂のタイルのカビ取り用の漂白剤があったので使ってみる。おっ、これはそれなりに効くな。臭いがきつくて、のぞき込むと気分が悪くなりそうだが。
「なんかこの汚れ、浸食してるって言うか、便器そのものが窪んでるんでない?」
 そんな感じがしてきたな。ある程度まで落ちたが、その場所が傾いている都合上、薬剤が流れ落ちて行ってしまうのでイマイチ完全に漂白しきれない。

「まー、だいぶ綺麗にはなったし、いいんじゃない? あとは回りの他の汚れとか落としといて」
 いや、駄目だ。この汚れは落さんと気が済まない。そして、他の汚れなどどうでも良い。
「・・・偏屈モノ」
 悪かったな。二度目だが。取り敢えず、問題の汚れの下側にテープを貼って、薬剤を停滞させる試みをする。しかし、テープでは液体を止めきれない様だし、薬剤が粘着剤を溶かしてしまうのか効果が薄い。ゴム手袋をはめて直接手で止めようともしたが、これもいま一つ効果が薄い。
「漂白剤の性能限界なんじゃないの?」
 それもあるかもな。あまり強力な薬剤には相応の危険性が出てくる訳で、市販の一般家庭で安全に使用出来る範囲の薬剤の効果には限度があるだろうし。

 という訳で、漂白は諦めて、コンパウンド(研磨剤)で磨いてみることにする。
「懲りないなぁ」
 ・・・だが、あまり取れる気配が無い。悔しい。
「いい加減諦めなさいって。結構見えにくくなったんだし」
 最後に別な手段を考えて再度漂白剤を使う。トイレットペーパーをちぎって漂白剤を含ませ、ドロッとした状態になった物を貼り付けた。よし、これなら安定して長時間薬剤を汚れに接触させておけるぞ!
「もっと早くそれを思いついていれば良かったのに」
 悪かったな。三度目。それでもまだ完全には落ちなかったが、それなりに効果はあった。この辺で、妥協しておくことにする。掃除終了。

「まったく、どれだけ手間かけてるんだが。その時間を他の場所の掃除に使ってれば、トイレ全体が綺麗になったろうに。結局綺麗になったのは、水面の線だけ」
 私はそれが綺麗にしたかったのだ。それが綺麗になれば、それでいい。

2001年11月09日22:37:09

武力系

 インド洋に向けて情報収集を目的とした自衛隊の先遣艦隊が出港したな。
「護衛艦の『くらま』と『きりさめ』に、補給艦の『はまな』だってネ」
『くらま』は、しらね型の二番艦。旗艦(指揮を執る艦)を務めたりする護衛艦としては大型の部類になる艦だが、それなりに古くなってきている。一般に寿命の長い艦艇としては普通のレベルだと思うが。
「それに対して『きりさめ』は、これからの主力艦(数の上で主流)となっていく新しい艦。むらさめ型の四番艦。イージスシステム(高性能のレーダーと、通信設備、それらの情報を処理・共有するコンピュータシステムと、それによって管制される火器群のパッケージ)の思想の一部を限定的に施した様な艦だよ」
 護衛艦のことには詳しくないので初耳だったが、ミニ・イージス艦なんて言われているそうで。それなりに判りやすく示した俗称だと思うが、意味合いから考えると、ミニと言うよりはセミ、日本語で言うなら簡易型などと冠す方がより妥当なと思う。
「補給艦『はまな』は、とわだ型の三番艦。いわゆる裏方的な艦であって、これといって特記事項はないかな?」

 とりあえず、そんな艦が行きました、ってことで。それ以上に特別なコメントは持たない。あ、敢えて言うならば・・・憲法には抵触しそうな派遣だなとは思う。ただそれは、それが悪いと言うよりは、むしろ憲法が現実にそぐわなくなってきたのではないかと感じる。

 あと、もう一つ別な話をしておきたい。警官の拳銃使用条件が明確にされると言うか、実質的には緩和されるそうだが。
「箇条書きの形で、警告(口頭での警告や、威嚇射撃)を行わずに直接発砲しても良い例が示されてたけど、大半はまぁ別にそれぐらい普通じゃないのっていうか、これまでがおかしかったんじゃい? って内容だったけど。ちょっと気になったのが、人質事件とかで、警告をすると逆に犯人を刺激する様なケースって話」
 新聞等であまり踏み込んだ解説はしてなかったきがするが、それって、犯人の狙撃を認めるってことか、って思うんだが、どうなんだろう。
「狙撃に警告してちゃあ、狙撃の意味ないしネ。不意をついてこそ狙撃なんだし、不意をつかれる恐怖感を与えてこそが狙撃」

2001年11月09日11:34:13

Not Nuclear

 米軍はアフガンに FAE(Fuel Air Explosion:燃料気化爆弾)を投下し始めたそうだが。
「核兵器以外では最強クラスの威力を持つこと、爆撃機にも積めなくて輸送機から落す様な大型で重い爆弾であることとかが、一般的な報道での解説だと思うけど。でも、燃料気化爆弾っていうもの自体の特徴はあんまり言ってない様な」
 その名の通り、燃料を気化、拡散させた上で点火して爆発させる。ミソは、気化して拡散させるところにある。これによって空気中の酸素と適度に混ざり合い、より効果的に爆発と言うか、燃焼させることが出来る。
「普通の爆弾は基本的に爆弾の中に入っている炸薬その物がエネルギー源だけど、気化爆弾の場合は、そこにある空気中の酸素をも利用して爆発するところが高い威力を生み出す所以なんだよ」

 なお、FAE の技術は別にあのような大型爆弾の形以外ででも活用出来る。人間が携行出来るサイズのロケットランチャー等の弾頭としても有効だ。タリバン・北部同盟の両陣営の兵士共によく持っている旧ソビエト製のロケットランチャー RPG-7 用の弾頭のバリエーションの中にも FAE のような効果を持つタイプもあるそうだ。彼らが持っているのかどうかはしらないが。
「建物の中に撃ち込むと特に有効で、小さな建物の一軒程度は一発で吹き飛ばせるらしいよ。たとえ建物は倒壊しなくても、灼熱の爆風と、燃料が燃えた後の酸欠状態に晒されて中の人間はただでは済まないはず」

 クラスター爆弾(空中分裂して大量の子爆弾を広範囲にまき散らす)に続いて、燃料気化爆弾。核兵器こそ使ってないが、それに継ぐ威力を持つ兵器は一式つかったことになる。
「核を使わなきゃいいってもんじゃないでしょ、って話になってこないのかな」

2001年11月07日21:13:05

オクトパス

 今日のNHK『試してガッテン!』を見ていると、大阪人は日本一というか、世界一といってもいいぐらいにタコを食べていると言う。驚いた。確かにタコはそれなりに身近な食材だが、それほどだとは。

「ま、たこ焼き屋とか、物凄く多いしネ、大阪は」
 数百メートルに一軒はたこ焼き屋があると言っても誇張ではないだろう。屋台や、民家の軒先を改造や拡張して作った様な、持ち帰りのみの店が殆どだが。
「それとほら。たこ焼き機の普及率も凄く高いと思うし」
 簡易な鉄板のみを含むなら、相当な普及率を誇ると思う。それなら、確かウチにもあったはずだ。コンロ付の本格的な物を持っている家庭も多いと思われる。
「ホームセンターとかの広告にも、当たり前の様にたこ焼き機が載ってるしネ」

 それとあと、タコの代わりにイカを入れてみた場合をして『いか焼き』と仮称していたが、大阪にはまた別に『いか焼き』という食べ物もある。
「いか焼きは、小麦粉と言うより卵の割合の多いタネに刻んだイカを入れて、鉄板で挟みこんで薄く焼いたもの」
 これはこれでまた全く違った食べ物である。美味しいよ。

2001年11月06日21:38:29

困窮

 俄に肌寒くなってきたなぁ。風邪でもひきかけたか、頭が痛い。

 さて、ネタ切れである。PC いじくったり、アエロバティクス観覧に行ったり、一悶着付いたらそのリバウンドと言ったところか。という訳で、前回の話を引っぱって、役に立たないクラブでの飛行の話でもしてみるか。

「えーっと、取りえず右へラダー(方向舵)を切ってクラブになる場合を考えてみるよ。右へラダーを切ると、機首が右を向くの。取り敢えず今の段階では、機体は水平の姿勢を保ったまま機首が右へ回る感じをイメージしてネ」
 機首だけが右を向くと言うことは、機体の飛行進路は機首の向きより左にズレることになる。極端に言うと、真北に向かって飛んでいる状態で右へラダーを一杯に切って機首が北北東を向くが、進路は真北のままという状態を考えて欲しい。機首の向きを規準にすると、進路は左向きということになる。結果、その状態を『左滑り』という。

「で。機体は水平の姿勢を保ったままって言ったけど、現実にはそうはならないんだよネ。上反角効果とかの要因が加わって機体が右に傾くし、進路も右へと緩やかに曲がり始めるの」
 単純に言うと、機首が右を向いた分、左の主翼が前に出る形になり、より多くの揚力を発生することになる。結果、左の主翼が持ち上がって、機体は右へ傾く。
「この傾きを、操縦桿を左に倒して機体を左へ傾け、相殺した結果が『クラブ』の状態にわるわけ」

 さて。このクラブの状態での進路修正を考えてみる。降下しようと思ったらどうなるだろうか。
「普通は、操縦桿を奥に押せば降下するんだけど、右滑りを相殺する為に機体が左に傾いてるのがクセモノ。機体が左に傾いた状態で下に曲がるってことは、機体は右に旋回しちゃうの」
 という訳で、操縦桿を少し右に戻し、左への傾きを緩めながら押す。
「上昇の場合も判るかな? そのままだと今度は左に回るから、やっぱり右へ戻しながら手前に引くって感じ」

 左右方向は、あまり普通の旋回と違いないな。曲がりたい方向へ操縦桿を倒しながら引く。
「ま、緩い右旋回をしたい場合は、機体その物はやや左か水平程度の姿勢のままで右へ回っていく感じになるのが妙かもしれないけど」

 ・・・やっぱり、役に立たない話になった。
「しかも判りにくいし」

2001年11月05日23:54:20

ヒラヒラ

 今さら遅いのだが、親父から聞くところによると、茂木のような北関東方面へは、諏訪から軽井沢を抜けていくルートが存在するらしい。
「うーん、確かに地図を見たら道はあるみたいだけど・・・地図じゃあ、どの道がまともに走れる道なのか判らないのが問題だよネ」
 国道であったり、地図上では真っ直ぐに延びた道の様に見えても、実際に言ってみるとかなり細く走りづらい道だったり、まだその逆だったりする事もある。GPS と ナビで便利になったこの時世だが、その辺はまだまだ経験が物をいう領域になって来ると思う。
「ま、じきに交通量とか道幅とかの詳細なデータも網羅されたナビも出てくるんだろうけど」

 さて。アエロバティクスの飛行そのものの話をあまりしてなかった気がするので書いてみる。ハッキリ言って、軽飛行機の曲技飛行では物凄い機動をする。精密にピタリピタリと動く機動もするが、さながら風に舞う木の葉の様にクルクルと回ったりもする。
「競技や演技とは別の、ファンサービスみたいな感じでやる低空飛行かも凄かったよネ。オーバルサーキット(楕円形のコースの周囲を観客スタンドが囲んでいる形態)のスタンドスレスレの高度で接近してきて、スタンドに沿う様にググッと沈み込んで(降下して)コースの路面スレスレをクラブで通過、また反対側のスタンドスレスレを上昇して避けていく感じ」
 スタンドで見ている観客より、飛行機の方が低いところを飛んでいくと言うのが凄い構図である。

「あ、『クラブで通過』って言ってもピンと来ないのが普通だと思うけど。クラブってのは"crab"、蟹のこと。横に歩く蟹の様に、横へ滑りながら飛ぶ様子を『クラブ』っていうの」
 通常は、横風を受けながら着陸する時などに行う飛行方法である。曲技飛行用の飛行機は、通常の飛行機より操縦出来る範囲が広く取られているのが普通であり、かなり大きな角度を付けて飛ぶことが出来るようだ。
「具体的には、機首を左右方向に振るラダーを大きく切って、切った方向へ機体が傾き旋回を始めようとするのを、操縦桿を逆方向に倒して押さえ込むと斜めに傾いたまま真っ直ぐ飛ぶって状態になるんだけど。・・・って言っても、イメージしにくいと思うだろうなぁ」

 取り敢えずドリキャスのフライトシミュレータ『エアロダンシングi』で再現を試みてみた。これには、初等練習機 T-3 を元にした架空の曲技飛行用小型機が登場する。かなり苦労したが、思った以上にそれらしい挙動を示してくれたことに驚く。
「しばらくその模様の動画(mpeg1:2003KB)を掲載しておくネ」
 それなりに大きいファイルなので、適当に時期を見計らって削除するので悪しからず。リンクが切れていたら、もう消したんだな、と思って頂きたい。

2001年11月04日15:11:26

帰還

 帰って来ました。
「お帰り。結構元気そうだネ」
 空自の航空祭の時みたいに会場内をウロウロと歩き回るとかしなかったし、途中の仮眠なども長めに取った(特に復路)のもあって、意外と疲労度は低い。
「航空祭の疲労の実体は、行き帰りの車の運転とかじゃなくて、基地内での徘徊にあったってこと?」
 どうやら、その様だ。

 さて。無線を使って高速道路料金を停車せずに支払える ETC が実用化された時期なってから初めて使ったハイウェイカードだが。便利じゃないか。こんな便利な物、なんでこれまで使ってなかったんだろう。
「お釣り、特に小銭の受け取りや、それを財布にしまうことの手間とかから完全に開放されるしネ」
 これからは、常用しようと思う。それ以前に、そもそも今回買ったカードがまだかなり使えるし。

 その他、ネタとして書き漏らしていた事柄。ツインリンク・モテギの駐車場に、タイヤが一つパンクした車が止まっていた。
「駐車場に止めてから、イタズラかなんかされてパンクしたのか、それともパンクしたタイヤのまま強引に走ってきたのか。後者だったら、なんかすごいんだけど」
 まぁ、あれだけの台数の車が集まれば、タイヤの一つもパンクした車がいても確率的には不思議じゃあないといえば無いのかも知れないが。不法投棄は例外として、タイヤがパンクしたままになってる車ってのは初めて見た。

「イベントが終わってから、修理して帰る気だったのかも知れないけど・・・終わった後って、雨降ってたよネ」
 どうしたんだろうな。当時は忘れていたので、その後どうなったのかは確認してないので知らないが。

2001年11月04日05:29:45

おはようございます

 現在 足柄 S.A.。仮眠終了。風呂に関しては営業時間の解釈に勘違いがあり、結局営業時間内にたどり着けづ入れず。無念。

 しかし、それなりに車の中での仮眠にも慣れてきた。座席を倒すと平面になるような構造ではない車での寝方の工夫も考えてきた。まずは、足元をどうにかする。適当な高さの箱を置いてやって、その上に足を載せると結構楽になる。あとは、腰(座席の角の部分)と頭の辺りにクッションを置いてやるといい感じ。

 話は変わるが、今回はハイオクガソリンを入れて走ってみた。往路はあらかじめタンクにレギュラーガソリンが残っていたので、六割程度がハイオクの状態、現在の復路は結構空に近い所まで使ってから給油したので九割以上がハイオクの状態。

 ハイオクガソリン、オクタン価の高いガソリンの意味は掘り下げて解釈すると難しいが、単純に言うと「燃えにくいガソリン」である。気化したガソリンと空気の混合気を圧縮し、それに点火してその燃焼のエネルギーで走っているのが通常の車なのだが、オクタン価の低いガソリンはあまり圧縮すると自然発火してしまう。自然発火してしまっては動力として制御できないので駄目である。そしてなんだか理屈はよく分からないが、充分に圧縮させてから燃やした方が効率がいいらしい。他方、オクタン価の高いガソリンはその圧縮を加えても自然発火しにくく、制御された燃焼を維持できる。

 しかし、一般的な乗用車のエンジンはハイオク燃料を前提にしたセッティングをされていない。つまり、ハイオク燃料を使わないと自然発火してしまうほどの圧縮をしない。理論上はそういうエンジンに対してハイオク燃料を使っても意味はない事になる。とはいえ、実際には何らかの形でハイオク燃料であることを検知して圧縮率をあげるような構造にになっているエンジンもあるようで、実際に意味があるは無いかは一般人レベルでは試してみないとよく分からない。
 ま、一般のハイオクガソリンにはエンジン内の浄化効果のある添加剤などの、ハイオクである事以外にも付加価値を加えてあるので、全くの無駄という事は無いはずである。

 さて、私が試してみた印象だが。若干、エンジンの回りは良くなったようだ。しかし、燃費などに顕著な差は見られない。ま、こんな物か。価格に一割程度しか差がないのだから、その効果も一割程度しか期待できないのは道理である。そして、一割程度の燃費の変化は車の走らせ方次第でどうとでも出てしまうものだ。結果、よほど統計的にキチンとデータを集めない限り違いは見えてこないということか。

2001年11月03日23:19:59

東京ウォーズ

 そういや、モテギでは、ちょうどエキシビジョンが終わったころから雨が降り始めた。傘を持っていくつもりはあまり無かったのだが、すでに折り畳み傘が鞄に入ったままになっていたので、それならそのままにしとくかという形で持ってきたのが役に立った。

 しかし、飛行終了後の機体の地上での公開が雨で見づらいものになったのはやや残念。やはり曲技飛行向けの飛行機だけあって、動翼(操縦桿などを操作すると動く部分)が大きいなー、とか思う。大きい方が大きな動きが出来るからだ。過敏に大きく動きすぎて扱いにくくもなると思うが。

 そんなこんなで、現在、東名高速・中井 P.A.。復路は常磐自動車道と首都高速を使わず、東名高速・東京 P.A. まで一般道を走ってきた。

 東京までは、まぁ、それなりにたどり着いた。しかし、都内で苦戦する。頼みの綱の GPS も、ビル街の中では電波が途絶えがちで心もとない。別途、方位磁石も取り付けてあるので、それと併用しながら走る。そうして皇居につき当たって、ぐるっと回り込んでというところでノートPCにつないで使っている GPS が不調。しかし再始動を試みる間も充分にないまま、車は走っている。

 しばらく方位磁石と地図を頼りに走る。とりあえず、西に向かえば良いはずである。そうこうして、別に望んでいた訳でも無かった国会議事堂前を通ったりしながら辛うじて都内通過に成功。途中からは渋谷〜厚木と目指していけば良いと判ったので、道路標識をみながらそこそこ順調に。ビルの谷間や高架の下を走りながら、田舎者の感覚を味わう。なんだかんだいっても、やはり東京の方が大阪より格上なのか。

 それにしても、渋谷を目指して走る日が来るとは。渋谷というと、もうかなり前のアニメ『ようこそようこ』の舞台だった場所。・・・などといっても、ピンと来る人はすくないだろうが。意味もなく『ああ、ここが渋谷か・・・』と感慨にふける。

 それでは、これから更に足柄 S.A. まで進んで、何か食べて、風呂にでも入って、仮眠しようと思う。

2001年11月03日16:29:30

延滞

 時間がなかったので更新してませんでした。現地に付いてからも、バタバタしていたら "H を車に忘れたので、会場内からの更新が出来ず。

 さて。思惑よりやや遅れていた上に、予定よりやや寝すぎた。その分体力は回復したが、その分時間の余裕は無し。当然、風呂に入っている時間なんて無し。というか、足柄 S.A. 自体に止まれず。
 ま、開場の9時は怪しくとも、曲技飛行開始の10時には間に合うかな、というつもりでいたのだが・・・。

 首都高速を抜けるのに予想以上に時間を費やした。混んでたなぁ。幸い間違いはしなかったが、あのジャンクションの多さはなんだ。さながらウェブ(蜘蛛の巣)状でないか。・・・まぁ、大阪の阪神高速もそう明快かといわれると首を捻らねばならない訳だが。しかし、大阪と違って土地勘が全くないので、地名を見てもどの方面に向かっているのか分からないので混乱を助長する。
 どこにジャンクションがあって、どっちへ行かねばならず、そのためにはどの車線を走っていれば効率がよいのとかが判らないので、並ぶ必要のない列に並んでしまったりして混んでいた事以上に無駄な時間を費やす。

 なんとか首都高速を抜け、遅れを取り戻す為に走る予定は無かった常磐道を走る。・・・が、降りる I.C. を一つ通り越してしまうという大失敗。これでは、10時も少し越してしまうな・・・。さらに、ツインリンクモテギの30Kmぐらい手前から渋滞に巻き込まれ、まさか、ここから繋がっているのか、と愕然とする。これでは、午前中は絶望じゃないのか。
 しかし、そんな混雑の中を1時間ぐらいだっただろうか、ノロノロと進んだ末に判った結末は・・・

 その渋滞は全く関係ない、別の場所の、別の催しの渋滞だった。

 なんてこったい。

 その関係ない渋滞を抜けたら、あとはスムーズだった。観客は充分集まっている感じだったが、元々多数の観客を受け入れるように作ってある場所だけのことはあるってことだろう。で、結局到着は12時近く。正確なプログラムを覚えてなかったので、午前の部はもう全部終わったかな・・・と失意の元で駐車場から開場へ歩いていたが、まだ空を飛行機が舞っている。途中でプログラムを買い求めてみると、午前のフライトは12時30分までとのこと。少しだけながら、みられた。不幸中の幸いか。

 ちなみに、午前は競技会(演技が採点され、得点を競う)、午後はエキシビジョン(単純にいうと、ショー、見せ物)という構成。どちらにもそれぞれの違った魅力がある筈なので片方の大半を見逃したのは惜しい。

 見逃した部分があったことを除いては、なかなか満足のいく内容であった。機会があれば、もう一度来て、今度こそは全貌を見たい物だと感じた。

 というわけで、これより撤収。往路以上に交通費をケチるつもりでいるが、さて、どうなることやら。

2001年11月03日01:39:08

移動中 (2)

 現在、東名高速・浜名湖 S.A. 。思惑よりはやや遅れているが、許容範囲内だと思う。

 という訳ですでに通り抜けた名古屋周辺だが、通る度にバイパスが良く整備されているなという印象を受ける。こと通り抜ける分には、高速道路を使わなくてもなんら不自由を感じない。

 ところで、これまで経費というと高速道路料金やガソリン代ばかりに気を取られていたが、意外と休憩時の飲食代も馬鹿にならんなという気がしてきた。という訳で、今回は無料の水を飲むだけに留めておく。

 しかし、そろそろ眠気も強くなってきたなー。という訳で、持参した栄養ドリンク二本(往路用と、復路用のつもり)の、一本目を半分まで飲む事にしようと思う。さて、仮眠予定の足柄 S.A. まで無事たどり着けるのやら。

2001年11月02日23:39:41

移動中

 モテギ目指して移動中。名阪国道に入って最初の P.A.「高峰」にて。H"の電波は辛うじて圏内。

 浜松に行ったときのルートをベースに改良と延長を加えた計画を立てているのだが・・・相変わらず、奈良方面の道はよく分からない。阪神高速→西名阪と有料道路を使えば問題ないのだが、ケチると手間取る。今回は阪神高速のみつかって西名阪は使わないという選択をしたが、逆の方がよかったような気がする。

 そして、\800 の料金をケチったあとに、自販機で \400 のホットドッグと \100 の飲み物を買って休憩した。・・・なんだか、金の使い方を間違えた気がしてならない。

 ところで直接関係ないが、この P.A. のごみ箱の側に金庫が捨ててあった。こんな所に捨ててある金庫。なんか怪しい。気になったが、ジロジロ見ていると私も怪しい人物に見られてしまうので程々に通りすぎたが。

 ・・・という訳で書き終わったので送信するかと思ったら、H" が繋がらんではないか。圏内なのに。電波は届いているが、回線数が足りない(満員状態)ってことだろうか? その辺、ハッキリ理由を表示して欲しい物だ。
 諦めて移動を再開することにする。21:45ごろ。

 そんなこんなで現在は名古屋の南方、伊勢湾岸あたりのコンビニ。それなりに調子が良かったのでそれなりに進んだが、名阪国道の終点辺りから結構疲労感が。ついでに GPS が不調になって道を間違い、回り道をした。今は回復しているが。
 出発前からだったのだが、なんだか喉が痛くなってきた。むー。とりあえず飲み物と喉飴を買った。そうこうして、再出発。

2001年11月01日22:06:08

準備する準備中

 さて、明日は栃木県のツインリンクモテギへ出発だ。アエロバティクス日本グランプリを見る為。時間的余裕はハッキリ言って無いので、可及的に早く出発する必要がある。一応の目標は、静岡県東部の東名高速・足柄S.A。そこを仮眠場所としたい。全行程の3/5程度以上は進んだ位置に該るだろうと予定している。
「宿泊施設やお風呂のあるS.A.だネ。お風呂に入って一休みした上で仮眠って感じ」
 帰りも一応そこをメインの休憩ポイントとしたい。
「そんな訳だから、今日のうちからちゃんと準備しておいて、明日は帰宅したら御飯食べて即座に出発、ぐらいの状態にしとかないと」
 そうだな。いつも、ずるずると予定より出発時間が遅れがちなのが私のパターンだし。これまではそれでも仮眠時間が経る程度で取り敢えずは間に合う程度の結果になってきていたが、今回は厳しい気がする。
「距離もさることながら、それ故の疲労の問題も大きそうだしネ。ちゃんと充分な休憩時間を確保しとかないと」

2001年10月31日20:15:55

チューニング

 MS-Win95以降を利用している人向けの話となるが。
「普通、画面の右下の端に時計があって、その隣がタスクトレイになっていて、常駐しているアプリケーションのアイコンとかが表示されてるよネ」
 その辺の状態に、結構そのPCの持ち主の趣向や技量が出てくる。久しく私の環境での状態は固定されていたが、最近、久々に新しい物を加えた。

「典型的な初心者さんにありがちなのが、タスクトレイに表示されている物を把握していないケース」
 メーカー製のPCなどで、初めからインストールされているアプリケーション類や、自分で試行錯誤した結果の履歴などを忘れていて『このアイコン、何?』と聞いても『さぁ?』という答えが帰って来る様な状態。
「それからある程度なれて来ると、面白がってゴチャゴチャと色々常駐させがちな時期が巡って来る傾向があるんじゃないかな」
 その辺を通り越すと、本当に必要な物に洗練された構成になっていく。少なめになっていくのが、一般的ではなかろうか。ま、その辺は好みの影響が強いので、必ずしも少ないことが正しいという訳ではないのだが。

 ウチの環境ではまず、TClockを常駐させている。タスクバーをカスタマイズするツールである。
「時計を秒まで表示して、それに日付と曜日も表示する構成にしておくのが作者さんの定番になってるよネ。それと、時計をクリックするとスタートメニューが開く設定にして、代わりにスタートボタンは非表示に」
 すっかりその構成になれているので、他人のPCを触るとスタートメニューを開くつもりでよく時計をクリックしてしまう。こまった物だ。
「あと、ntp サーバーに接続して時計を自動修正してくれるのもありがたい機能だよネ。お陰で、作者さんの PC の時計のズレは常に数秒と無い状態に保ててるし」

 次に、Snaplt。このツールはもう配布終了してしまっているが、重宝している。
「アイコンの整列と配置の記録・再生が主な機能。普通、デスクトップ上のアイコンってバラバラに不並びに配置されちゃうし、かと言って自動整列させると使い勝手を無視した配置になりがちだし。それを、格子状にキチンと並ぶ様に位置を調整して来れて、かつその位置を記録しておいてくれるの」
 あと、ウィンドウの余白部分をダブルクリックすると上の階層に戻るなどの機能も提供してくれる。ウィンドウ内のアイコンの整列を助ける機能もある。これもなれてしまうと、ついつい他人のPCで意味のないダブルクリックをしてしまう。

 そうして最近導入したのが、SpotWeather。WEB状から天気予報の情報を取得して表示してくれるツールである。
「まー、そんなに重要じゃあないけど・・・。『あ、明日は雨か』と予め判ってれば、朝に天気予報の確認を忘れて、傘を忘れて困ることが減ってくれるかな?」

 あとはまぁ、OS標準のボリュームコントロール用の黄色いスピーカーのアイコンが出ている。あまり使うことは無いが、消したからと言ってそれほど恩恵のある物でもないと思うし、使いたいと思った時に無いと意外と面倒だしってことで、表示させたままにしている。

「ま、自分のPCは、キチンと自分で快適な状態にセッティングしようネ。その手間をサボッておいて、不安定だとか使いにくいだとか言うのは、ちょっとどうかな、と思うし」

2001年10月29日21:30:08

落とし穴

 以前書いた、SCSI環境の再構築だが。だいたい完成したと思った後も、問題が一つ残っていた。通常の使用中は問題ないのだが、しばらく電源を入れたままPCを放置していた後に使用を再開しようと思うと、HDD が挙動不審になる。
「最初はSCSIカード二枚差しの環境を怪しんだり、SCSIカード自体を怪しんだりしたけど、結論は IDE → Ultra Wide-SCSI の変換アダプタに問題が」
 OS の電源関係の機能によって HDD が自動停止した後の再始動に失敗しているようである。以前使っていた、別のメーカーの変換アダプタではその辺も正常に動いていたので意識してなかった。くそー。
「仕方ないから、取り敢えず自動停止しない設定にして使ってるけど。なんか、勿体ないよネ」

 どうした物か。変換アダプタ自身にはその辺の設定とかをいじる手段は用意されていない。HDD 側をいじっても特別改善はされんだろうしなぁ・・・。他のアダプタに買い換えるにしても、この手の変換アダプタなんて選べるほど複数存在してないと思うし・・・。
「いっそ、ちゃんとした Ultra-2 SCSI の HDD にでも買い換えちゃう? 変換アダプタも安くないんだし」
 しかし、HDD の容量を増やしたくなった時に辛いしなー。大容量の SCSI HDD となると、相当な価格になる。

 世の中、やはり甘くは無い物だ。

2001年10月28日20:19:16

鴨葱

 鉄腕DASH! 、なかなか面白いな。
「無農薬を目指した稲作が、結局最後は農薬を使わざるを得ない結果になったあたりが、現実的でいいよネ」
 味や収穫量、その他栽培のし易さなどを重視して品種改良を重ねてきた結果、今の稲は農薬の手を借りないと育たないような稲になってるんだろうな。
「実際、市場じゃあ名を聞かない、病気や天候不順などに強い品種の稲はそれなりに上手く育ってたみたいだしネ。たぶんその代わり、味が悪いとか、単位面積あたりの収穫量が少ないとかの欠点を抱えてる品種なんだろうと思うけど」

 非生産的な内容が多いバラエティ番組の中では、建設的な内容の番組だと思う。

「ところで、以前も言ったけど、間鴨はどうするんだろうネ。普通の間鴨農法だと、時期が来たら食べちゃう筈なんだけど」
 番組の雰囲気的には食べるのは難しい気がするが・・・。どうするんだか。野生に離してしまうと生態系のバランスを崩すことに繋がるんで駄目だし。
「間鴨の詳しい寿命って判らないけど・・・ちゃんと世話をして育てれば、十年、二十年は生きられるんじゃないかな」
 どうしたもんだか。稲作がシーズンオフ?である冬の間に、いつの間にか消えて行ったりするんだろうか。

「あえて、食べる、という現実と向き合う構成にするのも渋いと思うけど・・・うーん、どうなるのかな」

2001年10月28日00:32:26

いろいろと。

 最近、アクセスカウンターの調子が悪い。数字の初期化を避ける為に施した改造は効いている様で、数字が 0 に戻ってしまうことは回避出来ているが、加算されない状態になっていることが結構ある様だ。

 さて。先日交換した HDD だが。振動が共鳴して騒音になるのを解消すると共に、本体ケース内のケーブルを減らしてスッキリさせる、それによって風通しを良くして冷却性能を高める、そもそもそれ自身が熱源である HDD を追い出す、別途電源を用意することによって本体側の電源の負担を下げマザーボード側に供給される電流を安定させる、などなど色々と良いことがある気がする HDD 外付け化を検討している。
「でもちょっと見てみたら、 HDD の外付けケースなんてあんまり売ってないよネ。それに結構な値段がするし」

 どうした物かなー、と思っていたら、部屋のジャンク置き場(おい。でも、実在する)に、昔使っていた外付け HDD が転がっていたのを思い出す。HDD の容量が 100MB ぐらいだった頃の遺物。コネクタ形状などが古くその辺は流用出来ないが、電源等はまだ使えそうに思える。
「うーん、でもコレ、作者さんの環境では HDD を二個使ってるのに、ケース一台に一個しか 入れられないよ。二台あるけど、二台外に並べるのはさすがにスッキリしないし・・・。それに、片方のはあまりの古さ(確か、元々は 40MB のHDDが入っていた筈・・・)故に逆に堅牢に出来てて使い甲斐がある感じだけど、もう片方はそんなに良いケースじゃない感じ」

 電源だけ流用して、箱は何か他の物を流用しようかな。うむ、その方向で検討しよう。という訳で、近所のホームセンターに向かってみたら、入口付近の園芸用品売り場で異様な名の商品を見かける。園芸用の土なんだが、その名は・・・。

『萌え〜る』

「きゃはは。(^-^; ま、まぁ、確かに元々の『萌える』って言葉の意味から考えると妥当な商品名だけど・・・なんだかなぁ」
 松村工芸株式会社の商品。製品案内のページはなんかリンクが切れて見られなくなっているが『良くある質問』『ダウンロード』のページで関連情報を見ることができる。ま、物は普通の園芸用品だと思うんだが、名前が名前な印象は否めない。
「『良くある質問』を見ても、園芸用品に関する質問だと思ってみていると普通だけど、『萌え〜る』に関する質問と言われるとなんとも妙な感じがするよネ」

 そんなこんなで、当初目的の HDD 外付の代用ケースの材料案だが。CDなどの収納用のカゴが使えそうだなという印象を受けた上で、取り敢えずはもうしばらく考えようと保留。帰り道に成虫のゴキブリに遭遇したので、追い掛けて踏みつぶして置いた。
「わざわざ追い掛けますか。(^-^;;
 宿敵だからな。どこで遭遇しても無差別に撃退するよう心掛けている。そういや、COWBOY BEBOP劇場版を見に行った時も、映画館の座席の足元でチャバネゴキブリに遭遇して踏みつぶしたよなー。BEBOP でゴキブリと言うことで、アブドゥル・ハキムとかを思い出しながら。
「・・・なにやってんだか」

2001年10月27日19:42:22

ケチ

 サイト改装は相変わらず疲れる。

 決心したモテギ行きの交通費を多少でも削る為、ハイウェイカードを買ってきた。金券ショップで三万円カード( \32,500 使える)を \29,700 にて購入。
「わ、高額な割には質素なカードだネ。その辺のお店のポイントカードの類とかと大差ないペラペラのカード。偽造防止用のホログラフとか付いてはいるけど」
 金銭的価値という意味ではキャッシュカードやクレジットカードの方が当然上な訳だが、それらには暗証番号とかがあって、基本的には紛失しても適宜に届け出れば被害を受ける物ではない。 しかし、このハイウェイカードは紛失すると二度と戻って来ない。そう思うと、このペラペラのカードに三万円の価値が・・・というのには、なんとも言い表しにくい引っ掛かりを感じる。

 あと、車の燃料に洗浄効果をうたっている添加剤でも入れてみようか、なんて考えてみる。モテギとの往復距離からすると、\500 程度の添加剤を買って 5% 程度燃費が改善出来ればだいたい元は取れる。
「でもねー、効果あるのかなー。本当に効果あるのか良く判らない上に、仮に宣伝文句通りの洗浄効果があったとしても、元々そんなに走行距離の多い車じゃないから落すべき汚れが大して付いてないかもしれないし」
 添加剤より、洗浄効果の高さを宣伝文句にしているハイオクガソリンと言うかプレミアムガソリンでも入れた方がいいか?
「でも、ハイオクガソリンはハイオクガソリン用にセッティングされたエンジン積んだ車じゃないと、理論的には意味無いんだよネ」
 ハイオクであることと、洗浄効果があることとは基本的には関係ない。洗浄効果は付加価値として加えられた物である。ハイオクではないが洗浄効果はあるガソリンや、ハイオクだが洗浄効果はないガソリンってのも作れる訳だが、商品的に魅力が薄いのは素人でも感じられる。
「でも、洗浄効果だけが欲しい現状に、ハイオクガソリンはいらないなー、とも感じちゃうよネ」

 ありゃ。他に別な話があったが、この話が意外と長くなったな。という訳で、また次。

2001年10月27日00:31:40

空の舞踏会を見に行こう

 PHANTASIA DIVER側の改装で疲労したりして更新が滞っている。
「フレームを無くすって形で構造をある程度改めるから、部分的に差し替えとは行かなくて、全体を完成させるまで身動きが取りにくいってのが困りもの」
 しかし、色なしの時代から、色を付けてそれなりに華やかになったかな、なんて思っていたものだが、今回再度改装をしてみると、これまでのページは随分地味だったなと見えてみまう。
「まー、人間さんってそう言うものなのかな。新しい何かを見ると、そっちへ流れて行って後戻り出来ない」

 話は変わるが。以前に『見に行こうかなー』と行っていた、栃木県のツインリンク・モテギで開催されるアエロバティクス日本グランプリだが。結局、見に行くことにほぼ決めて前売り券を買っておいた。11月3日(土)を見る。
「前回その話をした時にはまだ中止が決まってなかった航空自衛隊・新田原基地の航空祭の中止も決まって、今年中はもう他に見る物も無くなったしネ」
 基本的に無料な自衛隊の航空祭と違って(といっても自衛隊は税金で成り立ってるんだから、本質的には無料とは言えないが。逆を言うと航空祭に行ってない人はその分損してる?)入場料や駐車料金を取られる上に、遠方故に交通費(大阪←→栃木)もかなりかかる。しかしまぁ、今年は本来行く筈だった航空祭を二回ぐらい行けずじまいに終わってしまっていることを踏まえると、その分をまとめて注ぎ込むと思って、まぁ、いいや、ということにしておく。

「ところで・・・前売り券買ってから公式サイト見てみたら、機体トラブルで有力な選手が一人出場をキャンセルしたんだって」
 あうー。何だかついてないなぁ。当日、雨でも降らなければ良いのだが・・・。

2001年10月24日23:53:29

ペナルティーキックならぬ、ペナルティーバッティング?

 場当たり的に使って来た面のある CSS が、サイト改装の大きな妨げとなっている。
「ページごとに志向が異なってたりして、統一するのが厄介だよネ。手抜きしたツケが回ってきた感じ」

 さて。野球に関してちょっと言ってみたいことがあったんだが、機会を逸しているうちに今シーズンの終わりが迫ってきたので、書いておく。

 今シーズンの日本のプロ野球では、近鉄のローズ選手のホームラン数の日本記録更新なるかが話題になった。
「それで、シーズン終盤、これまでの記録保持者の王さんが監督を務めているダイエーと対戦する時、ダイエーが王さんの記録を守る為に勝負を避けてるんじゃないか云々とかいう話になった訳だけど」
 私としては別にローズのファンでも近鉄のファンでもないし、通過点として必然的に歴代二位の記録を持つバースの記録も破られることに寂しさを感じたことも考えると、何となく更新阻止したくなる思いも判らないではない。
「ま、バースも現役時代に王さんが過ごした巨人相手に勝負を避けられて、記録更新を阻止された様な側面があるんだけど」

 こういう話になると、『正々堂々と勝負してない』とかいう声が上がって来る訳だが。しかし、野球のルール上は別に問題ない戦術の筈なんだよなぁ。
「全然世界が違うけど、柔道なんかの場合は消極的な試合展開をすると反則を取られる規則になってるけど、野球にそういうのは無いみたいだしネ。厳密にルール上でどうなってるのか知らないけど、少なくとも野球の試合で消極的だからと言って反則を取られたような話を聞いたことはないし」

 見かたを変えれば、消極的な戦術を取ることは対戦相手に対して逃げていることになるが、世論に対して正面から対立してるんじゃないか、という気もしないではない。逆を言うと、積極的な戦術を取ることは、対戦相手に対して正面からぶつかるが、世論の批判から逃げているとも言えそうな気もする。
「ま、ひねくれた見かただけどネ」

 いっそ、野球にも柔道みたいに消極的な試合展開に対する罰則を設けたらどうだ。

  1. フォアボールをあまり出すと、フォアボールで二塁進塁することにする。
  2. もしくは、ボール球をある程度以上投げると、スリーボールで一塁進塁。
  3. 打者もファールばかり打ってるとアウトに。

「・・・いまいちだなぁ」

 比較的現実的な案としては、フォアボール時に打者が一塁進塁するか、打撃を続行するかを選べるルールはどうだろう、なんてのを挙げておく。敢えて打撃を続行することによって、長打を打てる可能性もあるが、逆に凡打や三振をする危険性もある形になる。
「ラグビーとか、相手に反則があった際にどうするかを選択出来るスポーツは現実にあるしネ。野球にもそういうルールがあっても面白いかも」

2001年10月23日20:03:47

ワナ

 アメリカの炭疽菌問題、なかなかややこしい問題になっていってるな。
「日本でも模倣犯とか出てきてるしネ。別に日本だけじゃなく、他の国でも似た様なことが起きてるみたいだし。悪気は無くても、うっかり何か白い粉をこぼしてそのまま放置しちゃっただけで怪しまれるような状況」
 そんな雰囲気に対して、念を押しておきたいことがある。

『白い粉は、炭疽菌そのものではない』

「本来の炭疽菌は、肉眼では殆ど見えない様な状態で充分に効果を発揮するんだよ。白い粉はただの添加物みたいなもの。それを加えて敢えて見える状態にしたのは、心理的プレッシャーを高めるためや、模倣犯を誘発するなんじゃないかな」
 その意味では、模倣犯が現れたり、無関係にただ偶然こぼれた様な粉にまで過剰反応する様は、犯人の思惑通りの展開とも言える。

 注意しよう。二段構えの犯行計画になっている可能性を否定出来ない。目に見える物でプレッシャーをかけておいて、そればかりに気を取られているところをついて、本命は他の目に見えない何かであるかも知れない。

「あと、思うんだけどさ。報道を見てると、『炭疽菌』だったり『炭そ菌』だったり、漢字を使うのか使わないのかの統一感にかける気がするんだけど。同じメディアでも時期によって二転三転してるきがするし」
『疽』って、文字としては別段難解な文字ではないが、常用漢字じゃあないからなぁ。使うか否か、悩む微妙な文字なんだろうと思う。

2001年10月22日23:27:05

犠牲者

 改装時にURLを誤って、PHANTASIA DIVERに行けない状態になっていた。あわわ。通常では目にしないはずの警告画面を拝む破目になった方、いらしたら済みません。m=._.=m

 さて、長く引っぱってきた HDD 換装を巡る話も今回で終わりである。どうやって Win2K を引っ越そうかと、HDD をひっかえ取っ替えしていた最中に事件発生。
「突如漂ってきた、コンデンサとかが焼けた時特有の臭い。宙ぶらりとかで適当においてた HDD がショートしちゃったみたい」
 あー、やっちまった、って感じである。幸い、IDE → SCSI 変換アダプタの動作自体を確認する目的で引っぱり出してきていた、今では使っていない小容量(といっても、1.6GB程度。これを小容量と呼ばねばならぬとは時代も変わった物だ)の HDD であった。
「発火まではしなかったけど・・・あー、LSI のパッケージが割れて中のチップが浮き上がってる。こりゃ駄目だネ」

 その犠牲を教訓に以降の作業はある程度慎重に行い、今からも使う方の HDD は燃やさずに済んだ。
「慎重っていっても、ショートしそうかなと思ったら、間に紙を挟む程度のことなんだけど」

 そんなこんなで引っ越し作業は完了して、しばらく使っていて不都合は無い様なので、引っ越し作業は完了とした。最後に、HDD の空きがある程度増えたのと、OS 本体の入っている場所が変わったのをいいことに、妙にクラスタサイズが小さくなっていた区画のデータをバックアップして標準的なクラスタサイズでフォーマットし直した。
「クラスタサイズってのは、HDD に読み書きする最少単位のこと。これが大き過ぎると、ごく小さなファイルにも多くのディスク容量を食っちゃうし、逆に小さ過ぎると大きなファイルを扱う時の手間が増えてディスク性能の低下を招くの。で、その区画って、FAT32 から NTFS にコンバートした区画だったんだけど・・・なぜか、最少の 512Byte ってクラスタサイズになってたんだよネ」
 どうしようも無いから、放置してたんだか。取り敢えず、4096Byteと標準的なサイズに改めておいた。

「こういう作業をする時に、Win2K のドライブ名を任意に変更出来る機能が便利だよネ。OS の起動には直接必要なくても、無いと困る様なアプリケーションの入った区画の扱いとかが」
 丸々、特に必要な物は入っていない他のドライブに一旦コピーして、ドライブ名を入れてから再起動してやればよい。その上でフォーマットして、コピー先からデータを戻し、ドライブ名も元に戻してやればそれで完了。なかなか便利な物だ。

「あとは、OS 本体を引っ越す機能を付けてくれれば、色々と楽になるんだけどネ」
 どうにかならんものかな、まったく。まぁ、市販のツールとかを用いれば出来る訳だが。
「その辺の市場の棲み分けの観点から実装が見送られてるのかなぁ」
 ありうるな。OS にあまり何でもついてしまうと、関連するツールを開発していたソフトハウスの売り上げと経営が苦しくなる。

2001年10月22日00:58:43

また長い話

 SCSI環境整理に伴うその他の話の続き。SCSIカード二枚差しでケーブルも二本増えるのに対応してと言うことで、私のPC内部のケーブル混迷の元凶であったPCカードスロット付きFDDを取り外すことにする。
「そもそも Win2K に対応してなくて、カードスロットは昔からただの飾りに成り下がっていたしネ。FDD にしても、LS120 なんていう FD の上位互換の機器を何となく付けてあるんだし」
 まぁ、そう言うことだ。結果、PCカードスロットのケーブル二本、FDD用ケーブル一本、計三本のケーブルが排除され、随分とスッキリした。

 続いて、この頃めっきり使わなくなった上に、動作も不良になっていた 230MB の MO ドライブの分解清掃に挑戦してみることにした。
「HDD が 1GB もあったら大容量と言われていた時代には活躍してたよネ。定期的に常用しなくなった古いデータとかは退避させたりして」
 しかし HDD の大容量化が進んだ今では HDD の空き容量は常に余っている様な状態で、そんな作業必要は無くなり、これまた実質上の飾りに成り下がっていた。いっその事、手持ちの MO に残っているデータのうち、残しておきたい物は HDD に吸い上げた上で退役させようと思い始めていたら、この頃動作不良になっていたのが現状。どうせ現状でも動いていないならってことで、一か八かの分解清掃を試みる。

「でも、MO ドライブの構造って、かなり複雑って聞いた気がするんだけど」
 うむ、その通りだった。ある程度まで分解したところで、不意にバネなどで支えられていた部品が幾つか外れ組立手順が不明になった。
「あーりゃりゃ」
 ま、ディスクの挿入や固定、排除とかの部分なので、なんとかなるだろうと保留して、肝心のピックアップレンズ(データを読み書きしてる部分)を見てみると・・・目に見えて曇っていた。
「まー、もう随分古いドライブだからネ。レンズクリーナーとか使って来たとはいえ、しかたないかな。クリーナーって言っても、小さなブラシと言うか毛の様なものでなぞるだけだから、そんなに強力な清掃能力は期待出来ないし」

 組立には散々苦労した。外れたパーツのうち、一部はディスクのシャッターを開ける部品だと判明しておおよその組立方法の目処がついたが、残りの部品の用途が判らない。ディスクの固定関係かなー、と思うが、どうにも納まる箇所が無い。取り敢えずその部品を残したまま組み立ててみたりと試行を繰り返した結果、どうやらピックアップレンズ部を不使用時に固定して保護する部品ではないかという目処がついた。
「という訳で、あとしばらく動いてくれて、何枚かの MO のデータを読み取れればいいって割り切って、その辺の部品は省略して組み立ててみたんだけど・・・ゆっぱり動作不良は納まらず。分解前と似た様な挙動をしめしたネ」
 残念だが、復旧は失敗に終わった。単純に組立不良が原因か、そもそも清掃では修復しない様な原因で動作不良になっていたのか、私に知る術は無い。

「ま、最期は無念に終わったけど、それなりに役目は果たしたデバイスだったかな」
 そう思う。前述の通り、HDD の容量がまだまだ小さかった頃には日常的に色々と活用していた。今から思えば、もう少し早いうちに見切りをつけてデータの回収を行い退役を決行していれば、もっと良い最期にしてやることが出来たんだろうと思う。
「買ったはいいけど、数枚しか焼かずに壊れて、ただの高価な CD ドライブにしかならなかった CD-R と比べたら、ちゃんと活躍した時期のあったデバイスだったよネ」

「で、手元の MO のデータ、どうしよっか?」
 今時、230MB の MO ドライブなら中古でかなり安価に買えるのでそうするのも一つの手だが、何を今さらって印象も強い。そんなに重要なデータはないし、データの回収を終えた以降に 230MB の MO なんてこれと言って使う用途もないし。
「じゃあ、640MB とかの上位の MO ドライブを買うとか」
 それでもやはり、使い道が無い。そもそも今の私には大容量のリムーバブルメディアというもの自体が必要性がないからなぁ。
「うーん、それもそうだネ。じゃ、まぁ、基本的にはそのまま保留しておいて、なにか気が向くか余裕が出てきた頃にでも安い 230MB の MO ドライブでも買うって方針でいいのかな」
 出来ることなら、何らかの形で借用出来る機会があれば、それで対処したいのだが。なかなかそうはいかんだろうな。わざわざ、頼むようなことでもないし。そもそも、そんなに重要なデータなら、もっと以前に他のメディアに移しかえてる。
「それもそうだネ」

「なーんて言ってるうちに、また話が長くなっちゃった」
 なんだかなー。しかしまだもう少し話が残ってたりする。という訳で、まだこのネタで引っぱる。

2001年10月20日23:36:24

満員電送

 HDD 換装後。それなりに体感的にもアプリケーション起動の高速化とかは感じる気がする。ただ、7000rpmクラス+5000rpmクラスの構成だったのを7000rpmクラス二台に改めたせいか、騒音というか共鳴している感じの唸りが増した気がする。
「まー、仕方ないよネ。いずれはちゃんとした外付けケースとかに収めるのがいいんだろうけど。IDEと比べたらケーブルを引き回せる余裕も長いんだし」
 あとは別な騒音原である電源ユニットをもっと静かな物に変えたいところ。

 さて、その他の換装を巡る話など。HDD 以外、DVD-ROMやスキャナなんかもSCSI接続してるんだが、それらはSCSI2(10MB/s)接続。Ultra Wide-SCSIとはケーブルが異なる。
「SCSI、SCSI2、Ultra SCSI(SCSI3)はNallow(細い)で、Wide-SCSI、Ultra Wide-SCSI、Ultra-2 SCSI、Ultra -160 SCSIはWide(広い)だよ」
 で、それらを接続する為にこれまで使っていたSCSIカードも残すことにする。SCSIカード二枚差し環境。わー。
「NallowとWideの両方のコネクタを持ったSCSIカードもあるけど、相応に価格が上がるのと、低速デバイスが足を引っ張る可能性や、帯域の飽和の可能性も考えるといっその事分けておいた方が良いよネ」
 Ultra Wide-SCSIで40MB/sの転送速度って言うのは、ケーブル一本全体(1チャンネル)の合計値。20MB/sの性能を持ったHDDを二台繋いで同時にアクセスするとちょうど一杯。これが三台同時になると60MB/sになって速度オーバー、結果的に40MB/sで頭打ちになるってのが帯域の飽和の問題である
「ま、そう性能のいいハードディスクを揃える予算はウチの作者さんに無いと思うから杞憂だと思うけど」

 私には杞憂だが、実際にはサーバー用途でRAID(複数のHDDをひと固まりの記憶装置として扱い、同時に読み書きする)を組んだりすると飽和の問題は重大である。また、SCSIカードを繋ぐPCIバス自身の帯域の飽和の問題もある。
「今のPCIバスの帯域は133MB/s。Ultra-2 SCSI を2チャンネル持ったSCSIカードの場合は最大160MB/sの転送速度がいる訳で、PCIバスに飽和が発生する訳。Ultra-160 SCSIは数字の通りに1チャンネルで160MB/s出るから、いきなり飽和」
 という訳で、サーバー用途等には通常のPCIより高速化されたバスで接続する。現在既に安定して商品化されている物としては64bit PCI(これに合わせると通常のPCIは 32bit PCI)がある。これも数字の通りに二倍の速度、266MB/sの転送速度を持つ。これからは更に高速化されたバスが出てくることであろう。

 などと、帯域の話をしているだけで随分長くなってしまった。
「という訳で、この話題でまだしばらくはネタを引っぱっちゃうことになりそう」

2001年10月20日15:17:52

長い長話

 眠い。が、ある程度峠を越えて目が覚めてきた気がする。
「常用のPCのハードディスク換装に随分手間取っちゃったよネ」
 ああ。Windows2000 の OS 本体が入ったドライブの交換はかなり厄介らしいとは聞いていたが、なかなか勘どころが掴めずさんざん時間を食った。

 私はHDDに関してはSCSI好きである。他人にはもはやコストパフォーマンス的に全く勧められた物じゃなく、勧めるどころか止めておけと言うところだが、個人的には好きだから使う。という訳で今回、Ultra SCSI(20MB/s)環境からUltra Wide-SCSI(40MB/s)環境へと移行した。実際には Ultra-2 SCSI(80MB/s)対応のカードを買ったが、当面はUltra Wide機器が混在した状態になるせいで基本的にはUltra Wide相当でしか動かない。
「ま、Ultra-2 SCSI を活かしきる程の高速で高価なドライブ買う予算内から仕方ないよネ。一般には安くなったイメージの強いハードディスクだけど、こと SCSI に関してはやっぱり高価」

 ATA33/66 を Ultra SCSIに変換するアダプタを介したHDDにWin2Kは入れてたので、予定としてはそのアダプタをUltra Wide-SCSIに変換するアダプタに買い換えればあとは差し替えるだけで動くだろうと思っていた。しかしこれが動いてくれない。認識はするが起動が全く出来ない。BIOS関係の表示が終わり、ここから起動ってところで止まる。色々試したがどうにもならず、再インストールはしたくないので、仕方がなく別途に買ってきたUltra-2 SCSIのHDD(といっても、かなり旧型。容量9GBと言うあたりに古さが見える)への引越しを試みることにする。

「これがまた曲者。Win98までだと、FORMAT /SSYS でシステムを転送して、あとは基本的にはそこへファイルを全部コピーするだけで動いたんだけど、Win2K ではそうは行かないんだよネ」
 まず、FORMAT /S に該る様な物が無い。仕方がないので、一旦 Win2K 自体をコピー先の HDD にインストールする。途中で判ったが、これは必ずしも最後までインストールする必要は無い。一回目の再起動が行われるところまで進めたらそれで良い。その上で、そこへファイルをコピーしてやる。
「ところが、起動している Win2K 自身からはファイルがコピー出来ないんだよネ。OS とかが使用中のファイルにはコピー出来ない様に保護がかかるようになってるの」
 という訳で、やはり結局コピー用にWin2Kを最低一回はインストールしないといけない。手順としては、

  1. コピー先にWin2Kインストール。
  2. コピー先のWin2Kを起動し、コピー元からファイルをどこか一時保管場所へコピーする。
  3. コピー元のWin2Kを再度起動し、一時保管場所からコピー先へ上書きコピーする。

「一時保管のステップを省くって意味じゃあ、もう一つ、コピー専用に第三のWin2Kをインストールして、そこでコピー作業をするって手段もあるけど。余ってる中途半端なハードディスクがあるなら、そこに入れておいたら後々何か障害が起きた時の為の緊急起動用として残しておけるからそっちの方がいいかもネ」

 しかし、これでもまだ話は終わらない。Win2KはHDD固有の情報を記録していて、同じHDDには同じドライブ名を与えようとする。通常、Win2K は C: ドライブにインストールされる訳だが、C: ドライブはコピー元の HDD が保持し続けることになり、新たに作ったコピー先 HDD には C: 以外のドライブ名が割り振られてしまう。
「それでもある程度動くことは動くみたいんだけど、不気味だよネ。初めから C: ドライブ以外にインストールしたってならまだしも、さっきまで C: ドライブで動いてた OS が他のドライブで動いてるってのは。どこでどんな不都合が出てくるか判らないし」
 Win2Kはドライブ名を任意に変える機能を持っているが、起動ドライブは標準では変更出来ない様になっている。何度か他のドライブとかをいじって合わせられないかとやってみたが、起動不能に陥るばかりで自体は膠着状態。
「この段階で、コピー専用の第三の Win2K が活躍。起動不能といっても、一応 HDD を読みに行って途中までは起動処理が進む範囲だったから、前述の上書きコピー先としては機能する範囲だったら、第三の Win2K から再度上書きしてやれば作業続行が可能。

 そうこうして、Microsoftの公式サイトのサポート情報を見ているうちに、レジストリをいじって起動ドライブのドライブ名も変更出来る方法があることを見つける。それを行った結果、やっと解決した。散々苦労したが、終わりは呆気なかった。
「その辺の勘どころさえ判っちゃえば、後は逆にWin98とかより楽かも。ドライブ名が任意に変えられるんだから。Win98じゃあ出来ない様な、変則的な順序でドライブ名も割り振れるし」
 確かに。ディスク0の第一区画が C:、ディスク1の第二区画が D: 第一区画が E:、なんて並びになっている。区画の順序と関係なくドライブ名が割り振れるのは便利だ。元々の OS はディスク1の第一区画に入っていたので、コピーを終えたその区画を後方へずらし、第二区画の D: ドライブをコピー前と同じドライブ名のままで保つことが出来た。これは便利だ。

 さーて、コピー自体は終わったが、剥き出しで宙づり状態のHDDとかをキチンと.収納せねば。実は、そんな作業工程で他にも問題が起きた。その辺はまぁ、また次回にでも。
「なーんて言ってるうちに、長い話になったこと・・・。ま、実際長い時間かかったんだけど」

2001年10月18日22:41:05

溜め撃ち的

 このところ更新が滞りがちで申し訳ない。若干の所用があったりすることと、サイトの改装中であることとに由来する。ま、改装といっても外見が特別に変わる訳ではなく、もっぱら文法面というか、構造面での改装である。
「外見的には、フレームを無くすつもりなんだよネ。文法的には、link要素でのナビゲーション補助の導入。もっぱら後者が目的で、その都合からフレームを無くすことになるんだけど」
 普通のページはともかく(面倒ではあるが)、掲示板とかをどう扱うかが問題である。

 さて、前回の投槍でアフガン空爆に AC-130 なんかが出てきたのかー、なんて話をしたが。
「補足しておくと、105mm砲なんてのを積んでるあたりが怪しいところ。その他の機関砲も含めて機体の左側面に搭載してて、目標の上空を低速で緩やかに左旋回しながら(結果的に左に機体を傾け搭載火器を地面へ向けた姿勢で)射撃・砲撃するの」
 105mmと言ってどの程度なのかピンと来ないかと思うが。取り敢えずは、直径105mmの砲弾を撃ち出すってことなんだが。陸上では、現行の戦車砲が120mm、一世代前が105mmぐらいである。現行の戦車砲は、滑腔砲という構造の異なる砲になってるんで単純比較は出来ないが。自走砲の類では150〜200mm程度の物が使われているが、これらは基本的に支援用の武装であって比較対象としては不適だと思う。海上では、駆逐艦レベルの艦艇に詰まれているのが5inch=127mm程度である。自衛隊の護衛艦が積んでいるのはこのクラスまで。
「ま、40cmとかの砲を積んだ戦艦が現役だった第二次世界大戦時代からみたら、豆鉄砲みたいなものかも知れないけど、今ではかなりの大口径砲の部類に入るはず」

 今後、まだ登場していないがじきに出てきそうな航空機と言ったら、あとは F-15E ぐらいだろうか。
「制空戦闘機 F-15D をベースに改装というか再設計に近いのかな、して出来た戦闘爆撃機。外見的には殆ど変わってないけど内部的には相当に違ってて、似て非なる機体と思った方がいいんじゃないかな」
 対地攻撃を行う為にレーダーや航法関係の電子機器の強化され、大量の対地攻撃兵器を搭載して飛ぶ為に機体強度の向上やエンジン推力の向上が図られている。今のところ明示的に紹介出来る資料が無いのが残念だが、対地攻撃兵器(各種爆弾やミサイル)を満載した状態の F-15E はすごいことになる。機体の下面がほぼ一面爆弾に埋めつくされると言っても過言ではない。

「でも、F-15E は陸上機。空母からは飛べないから、それなりに近隣のどこかの空港にまで進出してそこから出撃することになるんだけど。それを近隣の諸国がやらせてくれるか、ってのが問題。取り敢えず、サウジアラビアは差し当たって認めないみたいだし、ロシア側の諸国も認めそうな雰囲気は無さそう」
 空中給油の出来る F-15E ではあるが、もともと長距離長時間の飛行を想定した戦略爆撃機などと違って、長時間の飛行はパイロットにつらい筈だ。

 さてさて、これから米軍はどういうカードを切って来るのやら。
「懐は炭疽菌で騒がしいけど、これからどうなっていくんだろうねぇ・・・」

2001年10月16日19:37:09

さながら、展示会

 昨日は眠かったので寝てた。NHKのドラマ『ハート』を見逃した。それほど強く関心を持って見ていたシリーズではないが、やはり惜しい。
「今さら言っても遅いかも知れないけど、今日の23時からNHK総合で『トトの世界』を放送するネ。以前にBS2で放送したドラマなんだけど」
 精神病の主人公と、言葉を知らずに育った少年との物語。全五話。それぞれの成長ぶりが興味深い番組だったと思う。結構オススメできる。

 さて。アフガン空爆の関係で、色々と日常的に軍事技術関係の映像や話題が出てきて色々と気になる。着艦の映像なんかが頻繁に見られてしまうのは、なんだか凄い。
「ドロップタンク(増槽。翼の下に外付けする追加燃料タンク)らしき物を片方の翼にだけ付けた状態で降りて来るとか。左右のバランスが悪くて降りにくくないのかなー、とか思ってみたり」
 燃料投棄らしき煙を引いて帰還してくる映像もあったな。着艦時にはある程度以上まで重量が減っていないといけないので(重いと遅く飛べないし、着艦時の衝撃も大きくなる)、思った程の戦闘が発生せずに予定以上に燃料や武装が残っていると、投棄しなければいけない。

 その他、 AC-130 なんてのも出てきたそうで。輸送機の C-130 をベースにした機種。分類上は攻撃機だが、襲撃機、とでも呼んだ方がイメージし易いと思う。
「30m程度ある中型輸送機の左側面に重機関砲や大砲を積んだ機種だよ。空中から爆撃ならぬ、銃撃や『砲撃』をするっていう変わりモノ」
 色々と、あの手この手を繰り出して来るものだなと思う。

2001年10月14日20:38:48

 先日公開された Mozilla 0.9.5 だが、更に注目すべき機能追加があることに気づいた。・・・ま、実用性の面では前回に紹介した Tab 機能の方が重大なんだが。
「で、なにかって言うと、link 要素を使ったナビゲーション補助。・・・って言っても、知らない人が多いと思うけど」
 head 部分に書き込む要素である。例えば、
<link rel="Next" href="〜〜.html">
 などと書くと『次に読むべきページは"〜〜.html"である』とブラウザに対して助言することになる。
「理想的に言うと、ブラウザ側がそれを認識して先読みしたりするのがベストってことになるんだけどネ。でも、何の役にも立たず無視されてきたのが一般的なブラウザでの現状」

 それが、Mozilla 0.9.5 で認識する様になった。先読みとかをやっているのかどうかは知らないが、"Site Navigation Bar"を有効にするとその情報を参照して実際の助言に従って次のページを開けたりする。
「これはちょっと、凝ってみるかいを感じる雰囲気になってきたかも。これまではやってもあまりに無意味だから殆ど無視してきたんだけど」
 唯一やっていた <link rev="made" href="mailto:(メールアドレス)>、ページの制作者への連絡先を示す助言はちゃんと機能していて、なんとなくやってて良かったなという気分。
「その他の、link rel="〜〜" の形で行える助言を知っている範囲で書いておくと」

「・・・このぐらいでいいのかな」
 私にも実際の使用経験が無いので良く判らない。使ってみようという人は、然るべき自習をした上で行って欲しい。

2001年10月14日16:22:13

起死回生なるか?

 先日、Mozilla 0.9.5 がリリースされた。
「安定性的には、既にかなり安定してきたから違いは判らない感じ。動作速度は微妙に上がったような気がするけど、どうなんだろ」
 それらとは別に、今回は新しい機能が加わった。"Tab"という概念である。
「『新しいウィンドウを開く』と同様の感覚で、『新しいTabを開く』って概念が加わった感じ。ウィンドウ内にTabを選ぶバーが追加されて、同じウインドウ内で新しいページが開かれるの」
 イマイチ判りにくいかな。excelとかの表計算ソフトを使ったことのある人なら『シート』と言えばイメージして頂けるだろう。これまではブック1つにシート1枚で固定されていたのが、ブックに対してシートを複数枚持たせることが出来る様になった。

「ウィンドウをゴチャゴチャと開き過ぎて窮屈になる状況が打開出来そうな、面白い新機能だと思うよ」
 ここに来て、初めて『IEより便利なんじゃないか?』と言えそうな機能が付いた感じだ。

2001年10月13日18:48:58

空飛ぶ斧

 TV報道で、駆逐艦からのトマホーク発射の映像をみた。
「発射から十秒少々の間は煙を引きながら飛んで行って、そこから先は特に何も出さずに飛んでいく様な感じ」
 トマホークは分類上は巡航ミサイル。巡航ミサイルってのは、平たく言うとミサイルというよりは無人飛行機と言った方が理屈としては判り易いと思う。
「昔の巡航ミサイルは、もっと飛行機っぽい形状をしていたしネ。トマホークも発射後に主翼を展開するとある程度飛行機っぽい姿になるし」

 という訳で、飛行機が煙を引いて飛ばない様に、巡航ミサイルも煙を吹いて飛ぶ物ではない。積んでいるエンジンは、基本的な構造は飛行機が積むのと同様のジェットエンジンを積んでいる。
「でもそれだけだと、飛行機と同じように滑走路を使って離陸しないといけない様なミサイルになりかねないから、そうならない為にブースター、加速用の補助エンジンを積むのが今の巡航ミサイルの標準的な構成なんじゃないかな」
 つまり、トマホーク発射時の最初の煙を吹いてる間はブースターの燃焼時間だということ。ブースターってのは一般に固形燃料を用い、極端に単純に言うとロケット花火の親玉みたいなもんである。燃焼が終了すると切り離して投棄、その後はメインのジェットエンジンで飛ぶ。

 その他、実際にはブースターの外にも発射用のさらに別な推進力を加える組み合わせる形になる。潜水艦による水中発射などが顕著な例。最初からロケットエンジンなんかで撃ち出したら噴射で発射装置が壊れる雰囲気はイメージは出来るだろう。地上においてもそういう配慮は無縁ではない。発射→加速→巡航、と三つの段階で三つの推進力を使い分ける形になる。
「逆の発想になるのが、航空機発射型の巡航ミサイル。発射される段階で既に飛んでるんだから、ブースターによる加速は必要ないことはイメージ出来るかな?」

「以上、雑多?なミサイルの話でした」

2001年10月12日23:25:43

テロの余波

 航空自衛隊の公式サイトによると、10月10日付けの更新で年内の航空祭は新田原を残して中止が決定してしまった。
「新田原も、例年終盤に行われる航空祭、今年も12月2日と時期が遅いからまだ決定してないだけで怪しいもんだろうネ」
 ただまぁ、同じく遅い時期の那覇が中止決定で新田原が残ってるあたりに可能性を見ておくか。もっとも、那覇は米軍との兼ね合いで早めに中止を決めただけな気もするが。

 どの道、新田原は大阪在住の私にとっては遥か彼方の宮崎県。
「まー、飛行教導団の特別塗装された F-15DJ 見る為に一度は行っておきたい所ではあるんだけど・・・やっぱり遠いよネ」
 しかし、他の航空祭にいけなかった分の精神的鬱憤と金銭的余裕を注ぎ込むと思えば、むしろ今年こそ行く好機なのかも知れない。
「開催されるのであれば、の話なんだけど」

 あとは、11月2日〜4日のアエロバティクス日本グランプリを、モテギへ見に行こうかなという気が強まってきた。栃木県と距離的に遠い上に有料なんだが。
「これは民間開催で別な話だし、チケット前売りとかも既に始まってて続行されてるから、開催はほぼ確定と思って問題なさそうだしネ」

 ところで、空自の相次ぐ航空祭中止を巡って、一般の航空機などの展示、ブルーインパルスの曲技飛行、これらが見られないのは本格的に残念だが、それとは別に中途半端に残念な物がある。それは・・・ブルーインパルス Jr. も見られないことだ。
「ブルーインパルス Jr. ・・・。(^-^; スクーターにT-4BI風の被り物をして編隊走行を行う部隊(とは呼べないか)だネ」
 ちゃんと綺麗な編隊を組んで走ったりとしっかりしている所はしっかりしているが、馬鹿げてる所は馬鹿げてる。ナレーターが女装自衛官だし、デルタロールやコークスクリューの阿呆臭さはすごい。
「でも確か、作者さんは一回見て呆れてその後は見てなかったんじゃなかったっけ?」
 いや、それから時間が経ってみると、気が変わってきてな。やっぱり面白かったんじゃないか、って。それなりに航空祭に見慣れてきて余裕が出てきたってのもあるしな。最初のころは航空機を見ることばかりに気を取られていたが、他の物も見る余裕が増えてきた。
「ふーん。で、ブルーインパルスJr.はそんなに全国各地に現れる訳じゃないから、そう思って以降もなかなか見る機会がないってこと?」
 そう言うことだな。しかし、そんなにすごく見たいと言う訳でもない。その辺が中途半端に残念。

2001年10月11日22:42:14

装備品

 アフガン空爆の報道で、このごろ頻繁に F-14 と F/A-18 を見るなぁ、と思う。

「北部同盟とかの地上側の情報では、旧ソビエトのカラシニコフ突撃銃や、RPG-7を良く見る感じ」
 カラシニコフ突撃銃には、初期型の AK47 とその改良型の AKM 、分隊支援火器として大型化した RPK が使用する弾に互換性のあるシリーズとして先に存在して、それとは別の弾を使う後継型として、AK74 、同様に AK107 、RPK74 というシリーズが存在する。AK47 と AK74 は基本的には似た構造であり、シルエットも似ていて私にはイマイチ見分けが付かない。
「んー、でも、ゲリラとかが持ってるのは、やっぱり AK47系かなぁ。古いとはいえ、必要充分な性能と抜群の信頼性(壊れにくさ)はあって、実用には充分だから」

 RPG-7 はロケットランチャー。厳密にはグレネードランチャーの分類になるらしいが。筒に把手と照準装置が付いた簡易な発射装置に、ロケット弾をさし込んで発射する。発射装置はそのまま再利用可能で、その場で再装填して連発も出来るはずだ。
「使用するロケット弾には、対装甲車両用、対人用、いろいろとバリエーションがあるよ。対人用の燃料気化炸薬弾とか、効果範囲が強くて曲者」

 その他、同じく旧ソビエト製のドラグノフ狙撃銃 SVD もチラッと出てきた事があったと思う。

「・・・で、何が言いたかったの、今回の話は?」
 う。なんか、目的の判らん話になってしまった。

2001年10月10日20:42:31

メーカーに騙されないように

 しばらくぶりに、最近のPC情勢でも語ってみようと思う。
「CPUとメモリの組み合わせで見るのが、今の判り易い指標だろうネ。えーっと」

「ってあたりが、今、新規に買うとしての有効な選択肢かな」

 まず、これといった目的のない人、取り敢えずインターネットに繋いで、ネットサーフして、メール送って、と言った用途を考える人には、無難さとコストのバランスから SDR-SDRAM + PC-PGA2 Pentium III を勧めておきたい。
「ハッキリいって先の見えた環境ではあるけど、それだけ成熟した環境でもあるのがこの環境。FC-PGA2対応ってのが重要な所だから、間違わないでネ。旧型のFC-PGAのを今さら買うのは損」
 FC-PGA2 Celeon 1.2GHz などを使うと良いだろう。将来的にもう少し性能が性能が欲しくなれば、Pentium III や、Pentium III-S と言った選択肢がある。
「といっても、メーカーの intel は、より上位(垂謔闕iソでより高収益)の Pentium 4 への移行を促す目的で、Pentium III系の生産は絞り込んで来ると思うけど」

 次に、もう少しパフォーマンスを求める人に。特に目的は無くてもやっぱり速い方がいという漠然とした希望や、3D-CGをぐりぐり使ったゲームをやるとかいう用途には、DDR-SDRAM + Athlon であろう。
「特に注意事項は無いバランス良く性能が得られる組み合わせだと思うよ。最近になって、Athlon XP って最新型が出ているから、原則的にそっちを選んだ方がいいのかな。ま、従来型の Athlon との互換性も充分に保ててるようだから、そんなに深く気にする必要は無いと思うけど」
 資金に余裕はあるし、取り敢えず最速の環境を、というなら、当面はやはり RDRAM + Socket478 Pentium 4 になる。
「これから旧型になっていく、Socket423版を今から買うのは賢明じゃないから、気をつけてネ。一昔前はあまりにもRDRAMが高価過ぎて話にならなかったけど、今じゃあ割高といっても程度が知れてきた感じ。ま、割合という意味では今でもSDRAM系の何倍もするんだけど、比べる相手のSDRAMの値段が極端に下がった分、そう気にならない範囲になってきたよネ」
 \10,000の4倍と言ったら\40,000で差額\30,000だが、\2,500の4倍になったら、\10,000であって、差額は\7,500でしか無くなる。この程度の差額なら、払ってでも性能向上を得ようという気にもなれる。

 ちょーっと中途半端で、買うべきでは無さそうなのは、SDR-SDRAM + Pentium 4。高速なメモリを求めるPentium 4にSDR-SDRAMを組み合わせるのは、やはりアンバランス。コストダウンの為にSDR-SDRAMを使うぐらいなら、そもそもPentium 4より安価なAthlonにしてDDR-SDRAMと組み合わせた方が良い。

「最速を目指す意味で、これからの成長株なのが DDR-SDRAM + Pentium 4。現状じゃあまだ性能的にはRDRAMには一歩劣るけど、充分通用する範囲。コスト的には有利だし」
 今後、DDR-SDRAMの高速化が進むと、性能面でも横に並んだり、逆転する可能性も考えられる。が、まだしばらく、少なくとも来年の春ごろまでは今のバランスが保たれるのでは無かろうか。

 あと、本格的にCGを描くとか、動画編集をやるとかいう人には、とにかくメモリを積もうと言っておきたい。512MBx4=2GB を目指すのも、今では決して無謀ではない。
「CPU性能を犠牲にしてでもメモリ 2GB を狙うのは、この分野に関してはまんざら間違いじゃないと思うんだけど、どうかな?」

2001年10月09日19:49:35

手持ち無沙汰

 なんだか困ったなぁ。アフガン空爆の話題が気になるが、特にコメントする事柄がないし、関心はそっちに向いているので他にあまりネタが無い。

「うーん。新聞読んでたら『出撃を待つ F-14 トムキャット』なんて添えられた写真がもろに F/A-18C ホーネットだったりしたとか」
 F-14 は可変後退翼、飛行速度に応じて翼の角度を前後に調節出来る翼を持っている。遠目に見ると、前進一杯になった低速飛行形態の F-14 と F/A-18 はある程度まぎらわしくもなるが、近くで見れば容易に見分けが付く。取り敢えず、F-14 は全機が複座(二人乗り)なのに対して、F/A-18 は訓練用などの一部を除いて原則的に単座(一人乗り)である。
「F/A-18 は、ストレーキっていう、翼の付け根部分が前に大きく張り出しているのが特徴だよ。それと、現行機種のF/A-18C/Dまでは、エアインテーク(ジェットエンジンの空気取り入れ口)が円形。最新型のF/A-18E/Fでは角形に変更されたけど、まだ少数。それに対してF-14 は角形」
 あと、尾翼がF/A-18は斜め、正面から見てV字型に取り付けられているのに対して、F-14は垂直。見間違えるほど似ている機種ではない。

2001年10月08日13:58:02

ごちゃごちゃしている

 取り敢えず、無事に帰っては来ているのだが。そうこうしてる間に、米軍のアフガン侵攻開始ですか。

 っていうか、買ったけどまだ見てない Z.O.E のDVDの観賞やら、とくしま動物園で撮ってきた写真の整理やら、やっておきたい事が雑然としている。

 アフガン侵攻に関しては、いまさら驚くこともない趨勢。やられたから、やりかえす。再びやる気にならないぐらいに、叩きのめす。やりたいことは、そう言うことだろう。世には『右の頬を打たれたら、左の頬を差し出せ』なんて言い様もあるが、時と場合と相手によりけりである。本来は、その寛大さなり、不敵さなりを見せて、左の頬を打たせないような心理的プレッシャーを与えることが目的なんだろう。
 しかし、現実にはチャンスとばかりに左の頬を打って来るような相手もいると思う。それどころか、ボディーブローとかに切り換えて来るかも知れないし、回り込んでもう一度右の頬を打って来るかも知れない。それ以前に、次は刃物や銃を使うかもしれない。

 そんなこんなを、劇場版COWBOY BEBOPのCDを聞きながら。いまさらながら『これって、アニメの曲だよな?』と問いただしたくなるような曲である。

2001年10月07日22:24:16

なんとかなるかな

 今調べた結果、どうやらかろうじて家まで帰れそうだ。

 そして、ノートPCのバッテリもかなり限界。

2001年10月07日22:14:36

ファイナルアプローチ?

 現在、南海電車の和歌山港駅です。難波行き終電の急行の発車待ち。とりあえず大阪までは帰れる事が確定したが、その先はどうなるんだろう・・・。

 あー。

 とりあえず、今からWEB上でその先の交通機関のダイヤでも調べておくかと思ったが、PCのバッテリ残量が厳しい。切れる前に調べられるか。

2001年10月07日18:48:22

失策

 えー、現在、徳島港です。拙い事になりました。いや、帰りはフェリーで和歌山に渡って電車で帰る気だったんですが、徳島駅で飯食ったり、なんか土産物でもないかとその他ブラブラしてる間に遅れて一便乗り過ごし、一時間四十五分のロス。朝のバスといい、帰りのフェリーといい、何やってんだか・・・。果たして、家まで帰れるのだろうか。電車が無くなる危険度大。わー。

 徳島の市バスは、止まったり動いたり曲がったり、いちいち運転手が案内する。印象としては、丁寧である。が、路線を間違えたことの低イメージ感は強い。動物園と駅の間のバスに乗っていると、なんか、徳島には妙に柿の木が多いな、という印象を受けた。なんなんだろう。
 あと、動物園からの最終バスが、閉園から五分ほどで出るというのはどうか。いや、閉園時間に門を出ていれば余裕で間に合うのだが、こういうものはだらだらとして多少閉園時間より後まで居すわる物では無かろうか。ま、最終バスに乗る人はそう多くなく、もっぱら自家用車で来てる人ばかりのようだが。せめてあと十分程度あとまで待ってもいい気がするんだが。

 さて、フェリーが来るまでまだ一時間以上ある。もっとさっさと、もう三十分ほど早く港に来ていれば今頃はすでに船上にいたであろうに。

 ・・・旅は計画的に。

2001年10月07日16:24:12

目標達成

 とくしま動物園です。そろそろ撤収。

 無事に三時前ぐらいにたどり着けました。徳島駅からの市バスの運転手が路線を間違えて回り道するなんていう思わぬ出来事はありましたが。そんなミスに遭遇するのは初めてだ・・・。徳島市バスのイメージ低。(おい)

 動物園の方は、非常にゆったりとした、動物園というよりは公園といった方が似合う感じである。展示されている動物はそう多くないが、柵などが控えめで、動物が見やすくなっている。なかなかよい。

 目当てのサーバルキャットは充分堪能できました。結構満足。

2001年10月07日13:18:40

淡路島より

 さっき、明石海峡大橋を渡った。橋の上ではさすがに H" は圏外だ。
 と言いつつ、実際にこれを書き始めたのは神戸を過ぎたぐらいのころだが。写真でも撮って経過を伝えようかと思ったが、デジカメからデータを渡す手段の用意を忘れた。あー。まぁ、いいや。

 乗っているバスは、長距離ではないので二人掛け座席のタイプである。トイレは付いているが。一度試しに入ってみたが、狭いのは仕方ないが充分に衛生的であった。
 二人掛け座席ではあるが、私は運良く一人だったのでゆったりと過ごしている。途中から周りの席の人が寝始めたので、ますますお気楽である。って言うか、隣に人が座っている状態でノートPC使ってこんなことやるほどの根性は無い。もっと小型のPDAとかなら出来る気もするが、持っていない。

 乗ったときから、後ろに座っている子供がうるさい。まぁ、子供としては普通のうるささだとは思うが、うるさい物はうるさい。時々親が寝させようと努力しているが、なかなか寝ない。

 途中、高速道路上からユニバーサルスタジオ・ジャパンが見えた。肉眼で見るのは初めてだ。しかし、私の目的地はとくしま動物園。なんだかシュールだ。
 海に辺りに出てくる。ヨットやウィンドサーフィンをしている様子が見える。でも私はとくしま動物園に行く。やはりシュールな気がする。
 ビルの窓掃除をしている人が見えた。これには勝った気がするが、むなしい。

 海沿いの倉庫とかをみていたら、自動販売機が大量に並べっられている場所があった。なんだか異様な威容。(つまらないシャレだ・・・)

 書いているうちに明石海峡大橋到達。渡り終わったら H" は一旦圏内になった。しかし、その後山間部に入って圏外。人家のあるところに出ると時々回復するが、通りすぎると圏外。何度かチャンスを逃す(通信終了する前に圏外に出てしまう)。この山が途切れればなぁと見ていると、トンビかなんかが浮いている。完全に上昇気流をとらえてか、殆ど停止しているかのように浮いているやつもいる。

 途中見えた、携帯電話のアンテナ塔が憎らしげ。そうこうして、結局表題に反して淡路島島内での更新には失敗した。大鳴門橋を超え、香川県より更新。通信回復を待っている間にかなりノートPCのバッテリーを食ってしまった・・・。

2001年10月07日11:36:08

おでかけ

 いま、徳島行きのバスの中である。何をしに行くって?

『とくしま動物園にサーバルキャットを見に行くのだ』(おい)
 ・・・しかし、一応本気である。

 本来ならば早朝から出発するつもりがジリジリと遅れ、このバスに乗ればまだ充分という時間より更に一時間遅れて今に至る。果たして、間に合うのか。動物園の入門終了は午後四時、閉園は四時半である。

 っていうか、ちゃんと今もサーバルキャットいるんだろうな・・・。いなかったら、むなしい。

2001年10月06日21:29:32

冥界の沙汰も金次第?


 あうー、大出費。

 これに消費税が加わる。そこからポイントカードで一割引の店で買ったが、それでも痛い。

 BEBOPのCDはいいとして、TV放送を遅れて見始めたが故に、まとめ買いになった Z.O.E のDVDが大打撃。
「まー、まとめて買うかコツコツ買うかの違いで根本的には変わらないんだけど」

 ちなみに、2167 IDOLO って奴は、実質上の Dolores,i のプレストーリーである。Z.O.E 、なかなか異質で面白い作品だったと思う。
「主人公が中年親父ってのが凄いよネ。ヒロイン?は機動兵器だし」
 あのメカもなかなかいいよな。人型っぽくて一応足らしい物は付いているが、歩行用ではなくバランサーと割り切った感じで、足首から先がない。コクピットの位置も、股間と言うのは一見変だが、重心とかの力学的なバランスを考えると結構妥当な気がするし、そもそも発想として斬新に見える。
「あと、時空制御?かなんかの技術が確立しているらしい世界観を活かして、いわゆる『四次元ポケット』的に武器を収納していてそれを取り出すとか、その辺の演出も面白かったかな?」

 あと、中核となる機動兵器の名称がエジプト神話に由来してるなんてあたりが、渋い選択だったな。
「ドロレスは冥界神の妻『イシス』の名が付いてたよネ。他にも死神『アヌビス』が出てたし。他にもかなり出てるみたいだネ」
 Dolores,iの公式サイトを見ると、その辺の用語解説も結構載っている。

2001年10月05日20:37:27

もー

 狂牛病問題が、思った以上に蔓延してるな。
「以前も書いたけど、ヨーロッパの方で何か大問題が起きていたイメージが漠然と残ってると思うけど、向こうは狂牛病だけじゃなくて、口蹄疫っていう別な問題も一緒に起きていたってことを忘れちゃ駄目だよ?」
 大量に家畜を焼却処分していた映像とかは、専ら口蹄疫問題の方である。

 さて。例によって、政治家とかが食べて安全性をアピールするのをやったそうだが。私は映像は見てないんだが。
「でも、牛肉ってねぇ・・・。なんか、単に贅沢してるように見えてしまう気が」
 それもあるが、普通の肉、筋肉とかの部分は、例え狂牛病に侵された牛の肉を食っても安全なのはかなり信憑性の高い研究結果として出ている。普通に肉を食べただけでは、なんら意味がない。
「問題なのは、脳を中心とした神経系関係。骨髄や目、あと、腸とかにも危険性があるんだったかな?」
 いわゆるホルモン、商品名で言うところの『こてっちゃん』なんかは基本的に腸の部分だからして、これに関しては直接的に危険度があることになるんだろうか。

 という訳で。政治家の皆さんには、最低でもホルモンか、骨つき肉を骨までしゃぶる様に食べて貰わないことには説得力がない。ベストを尽くすなら、やはり脳を食べてもらわないことには。
「・・・なんだか、安全宣言と言うよりは、ゲテモノ食いな感じに。魚の白子と外見も味も似たようなもんだとかいう話を聞いたことがあるけど、どうなんだか」

2001年10月04日20:01:34

無銭無線?

 あー、"Z.O.E. Dolores,i"の最終回、見損ねたー。ビデオの予約をしくじった。ま、もともと中盤を過ぎてから見始めた様な状態で、気になるのでDVDでも買うかなー、と思ってたとはいえ、悲しい。

 さて、しばらく前から放送されているTV-CMで、疑問を感じる物がある。
「DDI-Pの Air-H" のCM。PHSを使った、データ通信用の固定料金サービス。料金固定の無線サービスってのは、なかなかいい感じだと思うよネ」
 で、広いオープンカフェのようなところで、テーブルの上で一斉に大勢の人々がAir-H"用のカード型PHSを差したノートPCを開いていくと言う演出。見る度に思う。

『そんなに一斉に接続出来るのか?』

 PHSの基地局一つがどの程度の回線容量を持っているのかは知らない。画面の中に何台の端末が映っているのか数えてはいないし数える気もないが、明らかに百台は下らない。それに対して、あの広さでは対応する基地局は一つか二つってところなはず。
「うーん、どうなんだろうネ? 通常の回線交換方式と言うか、ピア・ツー・ピアな接続形態を考えると、元々基地局一つあたりがカバーする面積が狭くて必然的に回線容量も低いはずのPHS、百回線もあるかってのは、疑問」
 しかし、パケット通信を前提にした接続とかだとどうなるのかは知らない。繋がらないのか、速度は落ちるが繋がるのか。さすがに、繋がるし速度も保てる、ってのは無いと思うが。

 しかし、無線データ通信に関しては、無線LANの台頭も目立つと思う。一般市街地までが無線LANでカバーされることは当面無いと思うが、商店や宿泊施設、テーマパークなどの内部でサービスの一環として提供するってのは、広がっていくんじゃないかと思う。
「実際、比較的小規模なレベルでは実施されてるしネ」

2001年10月03日20:47:50

閉鎖的

 先日、バスに乗っていた時の出来事。混んでいなかったので座席に座っていると、途中から乗ってきた部活帰りの女子中学生らしき一団が後方で携帯電話の話題で盛り上がっていた。後方と言うことで振り返らなければ見えず、そうそう露骨に振り返って見ていると不審人物だからして、専ら声を聞いていただけだが。
「携帯電話と言うと、作者さんとは縁の薄い機械だネ」
 まぁな。メールとかの話しでかなり盛り上がっていたが、何がそんなに楽しいんだろうなと思っていた。しかし途中で、目的地に着くまでの暇つぶしがてら、見かたを変えて、私にとっては何でそんなに楽しくないんだろうと考えてみる。
「・・・なんか、ネガティブな発想」
 一方的な思い込みや決め付けは良くないぞ。別な視点から物事を考えることは重要な筈だ。

 そして考えた結果、私は通信と言う媒体に対する付き合いが、もう長いせいかなと思い当たる。
「まー、パソコン通信時代から数えて、もう十年ぐらいになるしねぇ」
 良く言えば成熟している、悪く言えば冷めていると言うか。通信機器を介して情報がやって来るという事柄に対して、特別に感じる物があまりない。
「初めの内は、通信すること自体に魅力と言うか面白みを感じたりもするけど、こなれてくるとそうは思わなくなって来るっていうか」

 自分は、『阿吽の呼吸』って物を通信に求めているのかな、などと考えてみる。
「・・・やっぱり、なんかネガティブ」

2001年10月01日21:04:59

延焼

 家人にPCが不調だから見てくれと言われる。ここ久しく言って来なくなったから、いい加減管理能力を身につけたのかと思っていたら、単に偶然問題が起きてなかっただけで、あまり進歩してないようである。
「随分昔に入れた、Netscape Communicator 4.7x のままで使ってたしねぇ」
 その分、CodeRed系の様なIEを狙うウイルスとかには強いと言うか、標的から外れてると思うが。そう思いつつ、不調になったきっかけがなんか妙なメールを開いて以降と言う露骨に怪しい展開。見ると、凄く怪しい。
「ありゃりゃ」
 ま、所詮自分のPCじゃないしいいやと言ういい加減な姿勢で、トレンドマイクロのオンライン検索で調べてみる。・・・あ、"TROJ_SIRCAM.A"がいた。
「あー、やっちゃったんだ」

 身近なところでウイルス感染に遭遇したの初めてかもしれない。ま、私のPCにも、ゴミ箱に"TROJ_SIRCAM.A"が打ち捨てられていたりはするが。
「一応LANで繋がってるからして、対岸の火事じゃあないよネ」
 困ったもんだ。

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