■過去の投槍雑記帳 2001年 1st Quarter |
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踏み絵的
PC Watchの不定期に更新される小ネタコンテンツ『やじうまPC Watch』だが。今回はちょっと笑えた。
「幕張メッセで開かれている、東京ゲームショウ(でも、幕張って千葉じゃないの?・・・ま、いっか)なんだけど、会場内のレストランのトレーに敷かれている紙にビル・ゲイツ氏の写真が使われていて『めずらしいところでお会いしましたね』なーんて書いてあるんだって」
これだけだとそれほど面白い話ではないが、話のオチの付け方が巧い。ライターのセンスに拍手を贈りたい。部分的にそのまま引用すると誤解を招く表現になる様に思うので、一部編集の上、紹介したい。『もちろん単なる敷き紙なので、食事が進むにつれ、ドリンクや食べかすなどで汚れていき、そして捨てられる』
「ま、ちょっとした小話だから、引用元のやじうまPC Watchの方を見てみるのも、いいんじゃないかな」
さて、PC Watchというと、エイプリルフール特別コンテンツ『PC うおっち』が大いにお薦めである。明日だな。ま、ある程度のPC関係の基礎知識がないと、どこで笑っていいのかよく分からないかもしれないが、判っている人間には爆笑モノの企画である。
「ちょちょいと一ページ二ページ作ってあるだけじゃなくて、リンク先や、広告とかまで全部ジョーク物になっているっていう手の込んだコンテンツだよ。今年もやるかどうかの保証は無いけど、やってたら是非是非見てみる事をお薦めするよ」
思わず更新
凄いぞ阪神の打たれ様。ひゃっほう。
「打ち疲れさして明日のゲームに繋げようなどと考えるのも虚しげ」
ま、ここ数年、序盤はそこそこ調子よくスタートを切るが、ジリジリ落ちてオールスター開けごろから定位置へと遷移していくと言うパターンだったから、いっそのこと今度はスタートは不調から始めてみるのもどうだろうなどと考えてみるが、これも虚しい。ちょうどいい台詞を思い出したので、確認したうえで引用して書いておこう。
2001年
「そして21世紀最初の年は、地獄しかなかった。他に語る言葉を持たない年だ」
冬月コウゾウ。エヴァンゲリオン 第弐拾壱話「ネルフ、誕生」より。「洒落にならなかった、って後々言われない事を祈るしかないネ」
食らい死す
「・・・つまんない」
あー、阪神開幕から打ち込まれている。ま、ありがちな展開だが。
などと、散発的に関係ない話を書いてから一応の本題と言う事で。前回、日本には危機より下の言葉を作る必要があるのでは、などと書いてみたが、考えてみたら逆に危機より上があったんだ、って事に気がついた。
「有事ってヤツだネ。有事法制がなんたら、って話とかやってるし。他国から武力攻撃を受けた場合にどう対応するか、とかの基準の法制化の問題」
しかし、有事ってパッとしない地味な表現だよな。
「意図的に、地味に表現してるんじゃないの?」
そうかもな。・他国の軍用艦艇と衝突して自国の民間船が沈没→危機
・他国のテロリストや特殊部隊が国内に潜入してゲリラ活動→有事「こんな感じでいいのかな?」
ニホンゴムツカシイデス。
暗いシス
良くある事とは言え、イスラエル近辺はキナ臭い。パレスチナ側のテロリストが、スクールバスのバス停を自爆テロ攻撃して生徒を爆死させたら、イスラエル軍は武装ヘリや戦闘車両を繰り出してパレスチナ側指導者の施設へ報復攻撃。おっかない地域だ。
「ちょっと小休止状態みたいだけど、ユーゴスラビアの方も揉めてるよネ」
首相がゴルフだ寿司屋だ程度の問題で揉めている国は、平和でいいなぁ。「日本って国には、『危機』のもう一ランク下の表現が必要なんじゃない? そういう言葉尻で体裁保とうとするのがお得意の国なんだし」
確かに。今の日本に、危機と言う言葉が相応しいほどの切羽詰まった問題と言う物は見当たらない。なんといいうか・・・危機的?
「それ単純過ぎ。そういや、アメリカはソマリアでの紛争の介入を渋るのに『ジェノサイド的』なんて表現を使ってたネ。ジェノサイド(民族浄化。民族を丸ごと壊滅させる大量殺戮)が行われていると認定しちゃうと、国連加盟国としては介入して阻止しなきゃいけないんだけど、介入すると自国の兵士が危険に晒されるし、お金もかかるし、その割には自国の利益にはならないから」
じゃあ、危機的でも通用するんじゃないか?
「でも、日本人にはアメリカ人ほどそれほど単純な違いだけで頑として跳ね返す気概は無いんじゃない?」
そういや、そうか。じゃあな・・・(辞書引いてる)・・・『警急(けいきゅう)』とかどうだ。急いで警戒せねばならない状況。
「どうなんだかネ」
広報活動
今年の(正しくは、来年度の)航空自衛隊の広報活動、短絡的に言えば航空祭の予定が公開された。
『航空自衛隊平成13年度広報主要行事実施予定表』
「大筋ではまぁ、例年通り、って感じなのかな。覚えてる範囲では、小松がちょっと遅いかなって気がするぐらい」
いまだ、ブルーインパルスの飛行展示再開時期に関しては、未定のままだがな。「えーっと、作者さんの行きそうな範囲はっと。5/27の美保からだネ。C-1輸送機が飛びまくる航空祭」
結構、個性的な航空祭ではあると思う。混雑度も低く、結構良い。行けるといいんだがなー。
ファシズム?
今日のNHKのクローズアップ現代で、長野県の田中知事の話をしてた。
「脱ダム宣言とかで有名で、マスコミ受けの良い政治家さんだネ」
ことNHKは、特別に担いでた印象は持ってないがな。そして今回の内容は、そのスタンドプレー(観客受けの良い派手な行動)的な手法に疑問を投げかける様な内容だった。
「ま、アタシ達みたいな実際に地元に住んでない人間が、蚊帳の外で騒いでも仕方ない話だけどネ」さて、そういう田中知事を巡る対応を含め、マスコミへの批評などに読み応えのあるサイトを見つけた。大石英司ホームページ。
「仮想戦記物なんかでそれなりに有名な、プロの作家さんのサイトだネ」
氏の著書で実際に買った本は無いが、過去に図書館で読んだとか本屋で立ち読みしたとかの記憶としては、それなりに好感の持てる話を書かれていた様に思う。しかしそのサイトを見ていたら、また読んでみたい気になってきた。これだけ見識のある方の著書なら、面白いに違いないと言う気がしてくる。というか、思想的に共感が持てたから、著書にも共感が持てるのではないか、という感じか。かなりのボリュームがある為、全体を読むのは疲れると思うが(私も部分的にしか読んでない)どこかまず一カ所読むとしたら『自分のネットワークスキルを知ろう』などに目を通してみるのはどうだろうか。また『日記』よりは『康夫ちゃん観察記』から目を通す方が、面白いかと思う。
「政治的でそれなりに毒のある話だから、カチンと来る人もいるかもしれないけどネ」
投票に行こう
わー、なんか株価すごい上がってるな。
「日経平均14000円台突破が見えてきたネ。TOPIXは1300を越したし。しかも、確か先週から三営業日続けてじゃないかな、出来高も10億株を越してた筈だよ」
出来高ってのは、売買取引が成立した株の数だ。出来高が高いと言うことは、それだけ活発に株の取引が行われたことである。これは基本的に高い方が良い状態と思って良いはずだ。
「取引の際に証券会社が手数料を取る以上、取引が活発って事はそれだけ証券会社に金が落ちて体力が付くってことだからネ」さて、別の話題。千葉県知事選挙だが。開票結果を見たら、感の良い人間なら小学生でも気づいてるんじゃ無いだろうかって問題があると思うんだが。
堂本 暁子 491205(推薦無し)
岩瀬 良三 472325(自民・保守・自由連合、推薦)
若井 康彦 428153(民主・社民、推薦)
河野 泉 240271(共産、推薦))
門田 正則 53865(推薦無し)さて、当選した堂本女史の得票率は、何%だろう? 小学生でも解ける計算である。
「29.14% 三割にも達してないんだネ」
いいのかねぇ、これで。決選投票とか、本来必要なんじゃないかって気がしないでも無い。当選後のインタビューなどに『全ての県民が参画出来る様な』とか『県民に勝たせて頂いた重み』と言ったコメントをしている堂本女史だが、現状では30%足らずの県民の支持で成り立っているに過ぎない事になっている。さてさて、今後どうなるのやら。「衆議院選挙の時に森首相が無党派層に対して、投票日は寝ていて欲しい、なんて言って非難されてたけど、ある意味正しい側面も持っていたと思うけどネ」
真面目に政治を考えてきた人の票が、日頃政治なんて考えてもいなかった人間が俄に思い立って一時の流れや思いつきで入れた票に押しつぶされたりしようものなら、たまったもんじゃない。今の政治に不満があったり無関心だったりすることは一向に構わないが、それと無党派や野党の政治家を推す事とは別問題である。純粋にその政治家を信じて票を投じるのは大いに結構なのだが、単なる現状への不満や無関心で無党派や野党の政治家へ票を流すのはお門違いである。
「そう言う時は、白票を入れようネ」
千秋楽でございます
お、魁皇関の優勝で終わったか、春場所は。
「これで、来場所に横綱昇進がかかる訳だネ。二場所連続優勝が横綱昇進条件の基本だから」
しかしなぁ。両横綱には結局勝てなかったというのが不安材料だな。
「今場所は勝てたその他の三役勢や平幕力士に、来場所も勝てるって保証はないしネ。休場の千代大海関も帰ってくるはずだし」ただ、魁皇関や武双山関が良かった反面で、出島関や雅山関が不甲斐ない。出島関は角番(今場所負け越したら大関陥落)で、千秋楽ギリギリセーフで勝ち越し、雅山関は負け越しだ。
「明暗を分けた大関勢だネ。というか、武蔵川勢の勢いの停滞って感じかな」
レクイエム
早々に忘れられていくニュースだと思うが、旧ソビエト・ロシアの宇宙ステーション・ミールの落下に関して、こう言う表現でのコメントを見なかったな。
「どういうの?」『おかえり』
「あー、そういや、聞かなかったネ」
約十五年ぶりに、地球に帰って来た訳だ。バラバラになって、炎上しながらな。そういう意味合いを込めてあのニュースを振り返ってみると、なかなか感動的な物もある。
「としたら、結果の観測も兼ねて落下海域で献花とかやってたら、もっとドラマチックになってたのかもネ」
オーストラリアあたりの協力を受けて、物資の空中投下可能な輸送機を予め待機させておいて、とかな。落下海域は、4000m程度はある深い海が広がっている海域だった筈だ。わざわざサルベージや観測に来る者も無く、そのまま忘れ去られていく事になるんだろう。
『おかえり、ミール。そして、おやすみなさい』
「・・・ロシア語で言えたら、もうちょっと格好よかったんだけどネ」
バブル崩壊
NHKのドラマ『バブル』終わってしまったな・・・。
「一般の視聴率調査とかでは目立たない番組だったと思うけど、名作だったよネ」
最終回は、今まで名前が全く、もしくは殆ど出て来なかった、興津の車の運転手のナカクラ(中倉?)と、興津と共謀して明和銀行から金を引き出した山形との会話に、ちょっと記憶に残る台詞があったな。男二人で飲んでる寂れた酒場にて。バブルのツケ(ババ)を掴まされるなよという山形に、俺なんかには関係ないですよと答えた中倉に、あるさと答えて山形が言った。
「一人の人間に一千億のババを掴ませたらその人間は頭に来る。でも一億の人間に千円づつババを掴ませたら誰も文句を言わない。一億の人間に一万円のババを掴ませれば一兆円だ。十万円なら十兆円だ。関係ないなんて言ってると、知らないうちにババを掴んでるなんて事に、なりかねないんだよ」
「そう言えば、消費税を上げるなんて言ってますよね」
中倉はそう答えた。
「俺にとってバブルっていうのは、こんな時代だったね」
TVのサッカー中継で盛り上がってる観客席の映像を見ながら、山形はそう言い残して席を立った。酒代を払って店を出た後の山形。街頭の大型TV画面でニュースが流れていた。
『政府は住専処理の為に、一般会計から6850億円の公的資金を拠出する内容を含む予算案を、本日二時、閣議決定しました』
そんな映像を見てから画面に背を向け、彼は夜の街へと消えて行った。「かーっ、渋いネ」
自販機でジュース買う時、今ではもう当たり前の様に、百円玉に加えて十円玉を二枚入れる。その十円玉二枚なんかが、実はババなんだろうな。それともう一個。ちゃっかり、宮野がバブルの中で濡れ手で掴んだ粟を握ったまま勝ち逃げしたのが印象に残ったな。
「バブルって言うと、みんなが大損して散って行った様な敗北感ばかりが残る時代だけど、ちょっと考えてみれば、誰かが損をした以上は、他の誰かは徳をしてるってことだよネ」
実際にも、ああいう隠れたバブルの勝者が、結構いるんだろうな。
RV
Reentry Vehicle.大気圏再突入体。
ミール、何事も無く計画通りに落ちたな。
「今は亡きソビエトと、ロシアの威信を保てたって感じかな?」
あれほどの大質量の物質は初めてとはいえ、有人宇宙船の帰還、寿命の尽きた衛星の廃棄、弾道ミサイルの弾頭など、大気圏再突入の経験は充分豊富に積んでいる国だからな。アメリカと宇宙開発の最先端を競っていたのは、伊達じゃないって事だろう。「あの、フィジー諸島で撮影された、分裂して燃えながら落ちてくるミールの映像、凄かったよネ」
しまったー、と思ってる放送関係者も、多いだろうな。ウチも撮影隊を送り込んでいればー、って。ハイビジョンカメラとかで収録して欲しかった物だ。
「落下地点の予想が外れて、空振りに終わった撮影隊とかもいたのかなぁ」そういや、アメリカのタコス(メキシコの軽食)屋のチェーン店が、南太平洋に的を浮かべて『命中したら全米各店で無料でタコスを配る』なんて言ってたが、さすがに当たらなかったようだな。
「当たる訳ないって前提で、ウケ狙いで打った企画なのは見え見えだけどネ。本当に当たってたら、どうしてたんだか」最後に。MACROSS PLUSを見たことある人は、燃えながら落ちてくるミールの事前の予想CGや、フィジーでの実写映像を見ながら、思わなかっただろうか。
「燃え上がったところを、その破片群に紛れ込んで突っ込む、ってネ」
どさくさ紛れに宇宙人が地球に降下したかもなんで考えてみるのも、馬鹿馬鹿しくて面白いかもしれない。
りぬ
それなりにPCを使っている人なら耳にしたことあるであろう単語、"Linux"。
「無料公開され、世界中の不特定多数の技術者達によって開発・改良されて行ってる、UNiX系のOSの名前だネ。日本語のカタカナ表記では『リナックス』が定着した様だけど、発音的には『りぬくす』の方が正しいとか何とか。ちなみに、UNiXは一般的には『ユニックス』同様に別な読みを挙げると『うにっくす』」
使いこなすには相応の技術力を要するが、使いこなせば非常に高性能なOSである。私は使う技術を持ってないのでこれ以上あまり深くはなさない事にする。さて、そう言う経緯は置いといてだな。"Linux"のトレードマークとして知られるペンギンのイラストだが、これに関する話題がWIRED NEWSに載っていた。
『リナックスのマスコットペンギン、『タックス』誕生秘話』
「あのペンギンも、OS本体同様に無料公開されていて自由に改変も許されていた、ってのはちょっと盲点だったネ。普通、製品のトレードマークとか言ったら、使おうと思ったらライセンス料がいくら取られるだの、色や形がどうだと詳しく指定されるだの、そう言う物だがついて回るものなんだけどネ」って事は、日本産Linux用のマスコットとして、擬人化したアニメ画風のペンギンなど・・・。
「それじゃあ、えここじゃないの」
うっ。いや、えここは青系の色だが、タックスは黒系だし。
「黒えここ?」
なんか悪役臭いな。
「競合OSのパッケージやメーカーのロゴ(を連想させる物)を叩き壊したり燃やしたりしている雰囲気で」ジャパナイズされた擬人化キャラクターに、アメリカンな行動パターン。ドウデスカ。
努力賞
株価、上がったなー。
「朝方、アメリカの株価下がってたからどうかなーと思ったら、日本では大反発」
世間では、何かあるとは森が悪いと言われる訳だが、こうやって良いことが起きても森が良いとは言って貰えないのが不幸なところ。
「ブッシュ大統領との会談の中で、金融問題対策の成果に半年間を目処にとかいう話をしたとか流れたのが好材料の一つに取られたとかいう話もあったんだけどネ」
半年と言うと、森首相の本来の残り任期なんだよなー。マスコミは四月辞任で決定、みたいに言っているが、事態はどうなるか分からない。えひめ丸沈没事故の関係者の献花に同行したのとかも、絵的に良かったと思うんだが。外交的配慮の観点から森首相本人は直接献花しなかったが、充分に事件に対する姿勢を示せたのではと思う。
「でも、そう言うシーンはあんまり流してくれないんだよねー。関係者に直接、ブッシュ大統領との事故関係の会談内容を話したりしたのも、良いことだったと思うのに」単に不人気が理由で窮地に立っている様な森首相だけに、何かの物の弾みで人気が上がったらどうなる物か。
「亀井政調会長じゃないけど、支持率なんてのは上がったり下がったりする物だからネ」
覚醒?
今場所はまだ相撲の話を書いてなかったが、魁皇関(かいおう)強いよな。
「大関と言うより、横綱相撲を感じさせる力強さだよネ。歓迎出来ることじゃ無いけど、今場所は琴龍関を小手投げで病院送りにしちゃったりもしてるし」
具体的にどういう形だったか忘れたが、本人曰く、禁じ手と言う様な技を持ってるからな、魁皇関は。相手を怪我させる危険が高いって。
「その辺の迷いが吹っ切れて、本領を発揮してきたって感じなのかな?」
曙親方とかも、現役時代にそんな時期があった気がするな、確か。応援していた千代大海関が先場所に痛めた足が完治せず休場だし、貴ノ浪関も不調なので、当初は個人的には面白みに欠ける今場所だった。しかし、横綱戦をまだ残す魁皇関がこの先どういう取り組みをするのか、楽しみになってきている。
「ここまでだけを見ていると、このまま優勝しそうな勢いだよネ。更に来場所もこの調子を保てば横綱も見えてくる・・・?」
それはちょっと、気が早いだろうがな。
古き良き時代
NHKの自然気候番組『生きもの地球紀行』が今月一杯で終了と聞いて残念に思っていたが、リニューアルして同系統の番組を継続すると言うことで安心した。
「ああいう、長期間の取材・観察を必要とする番組を定期的に供給出来るのは、日本じゃあNHKぐらいしか無いからネ。海外に目を向けても、あとはイギリスのBBCぐらいしか無いんじゃないかな?」
無くなったら、ある意味世界的な打撃じゃないかと思ってた。自然研究家とかが、なにか貴重な生物の生態の解明に成功した時に、それを映像として残す為に取材に呼べる放送局は、結構限られててると思うからな。前振りのつもりが長くなった。さて、何となく思いつきでチャットを稼働させてみたのだが。
「使ってなかった、ISP(Internet Service Provider:インターネット接続業者)の標準のサービスとして提供されてたチャットを、稼働状態にしただけなんだけどネ」
掲示板など閑古鳥の鳴き具合からして活況することは期待してないが、稼働させることで何か失うことがある訳でもないから、何となくやってみた。しかし、インターネット時代のチャットって、パソコン通信時代から見るとむしろ退化している様に思うのは、異端だろうか。
「レスポンスが遅いからネ。余所のチャットとか時々覗いてみても、こんなに遅くてチャットなのか? って思っちゃうよネ」
通信速度の問題なのか、使ってる人間の入力速度の問題なのか。どっちかと言うと後者っぽい様に思う。「作者さんがパソコン通信時代にやってたチャットは、今から思えばかなりの速度だったよネ」
ああ。慣れた人間は、毎分200〜300打鍵出来る様な技量を身につけてガシガシ打って喋ってたからな。私はその半分程度までの到達で精一杯だったが。
「長い話をしたい時は、予め別のエディターとかで打っておいてから、カット&ペーストで一気に吐き出したりもしてたし」
当時は、私の周囲ではそれを『絨毯爆撃』なんて呼んでたなぁ。懐かしき過去の思い出。ま、今でもIRC、チャット専用のサーバーを介してやるなどすれば、当時に近い感覚でチャットも出来るんだろうが、別にそうまでしてチャットする必要も相手もないと言うのが、実情である。
海外逃亡
森首相、日本を離れて一休みと言ったところか。
「石原東京都知事なんかにも、頭の悪い今時の記者に囲まれてその辺は同情する、なんて言われてたからネ」
相手に何か言われてハイハイと頭を下げる雰囲気の全くない森首相だけに、日本側の主張を貫いてくれるのではと、外交に関しては信頼がおける様に思うんだがな。
「いっそ、時間を置いて今度は外務相として再入閣したら面白いんじゃない、とか思っちゃうよネ。自慢の体力を活かしてガンガン世界を回って貰って」現状は森不支持、自民党不支持ではあるが、かと行って野党支持でも無いのが問題だ。野党議員は国民の声が何だとか言ってるが、自民党不支持と言う共通の目的があるから一致しているだけである。
「もし仮に与野党が逆転したら、自民党と言う共通の敵を失って即効で空中分裂するのがオチだろうネ」
だいたい、今の野党が政権とって、どうするんだ? まずは共産党は他の野党と合い交わらないだろ? 民主党は、鳩山氏にしても、管氏にしても、なんか頼り無いし。社民党の土井氏がリードすることになるのかな。
「自由党は、小沢氏が怪しいよネ。怪しいっていうか、信用出来ないっていうか。いっそ、小沢氏が首相になるのも一考だろうけど、それで民主党や社民党が付いて行けるかどうか」
だいたい、小沢氏って自民党を飛び出して政党を作ったが、最終的にはこれ以上付いて行けんという勢力が再分裂して保守党が生まれ、保守党は自民党寄りに回帰したりしている。
日曜ゴールデン
『鉄腕DASH!』面白いよな。
「バラエティ番組にしては、かなり上品と言うか、建設的な部類に入る番組だよネ」
それほど高度な内容ではないが、それなりに教養になる内容もよくやるしな。ある意味DASHのオハコである、養護福祉系や伝統技術保存のネタは、なかなか良いと思う。
「今週は、露天風呂のドリフ系壊れ方?が笑えたよネ」
外側から釘打ってるだけで壊れないか?と思ってたら、壊れる壊れる。その辺、バラエティらしさを保っている。そんなんじゃ駄目じゃないのか〜?と思わせておいて、やっぱり駄目だった的な展開も、DASHのオハコか。個人的には充分楽しめてる。「その次の特命リサーチは・・・なんか、この頃ネタ切れっぽくない?」
ああ。なんかネタの『素朴さ』が失われて、超常現象特集番組の範疇に近寄ってる様に思う。過剰に奇をてらったようなオチも増えてきた気がする。最近はあまり見てない。
「DASHは『DASH村』ってゆう、当面使えるネタを確保したけど、特命リサーチはそう言うのが確保出来てないからネ。苦しいのかも」
NHK面白いよ
NHKのドラマを折にふれて勧めている私だが、今日は先週から続けての二話完結の介護ビジネスを題材にしたドラマをやってた。
「それなりに、面白かったよネ」
それ以上に興味深いと思ったのは、そのドラマの後に続けて実際の介護の現状を伝える番組を配してあったことだ。お世辞にも介護にはそう関心の高くない私だが、ついつい流れで見させられてしまった。単独じゃあ、たぶん見なかったと思うがな。
「NHKならでは、って構成かな?」さて、来月以降のNHKのドラマだが。今判っている段階では、月曜21:15〜からの『ある日、嵐のように』が面白そうだ。
「予告をチラッと見た感じだと、特別続編って訳でもないけど、来週で終わる『バブル』のあとを継ぐ番組っぽい印象を受けたネ。フィクサー(Fixer:不正手段で物事のもみ消しを図る黒幕的人物)の肩書を持つキャラクターとか出てくる様だし」
『バブル』では、興津という狡猾なフィクサーが大いに視聴者を楽しませてくれたが、今度はどうか。
伝染
あと一回で終了するNHKのドラマ『バブル』素晴しかったぞ。
「二兆円の借金を抱え込んで取引銀行を巻き込んで逮捕された女。仇敵の弱みを掴んで差し違えを狙う男。まさにバブル、泡の如くパーッと膨らんできた物語がついに弾け始めたった感じだネ」さて、そのあとニュースを見てると、広島で鳩が桜のツボミを喰ってる、って話があった。
「わーっ、お花見ピンチじゃない。キャスターも『他の場所の鳩には見せてはいけない映像』なんて言ってたけど、広がっちゃあ、困るなぁ」
しかし、類似した話題として、確か以前にも雀が桜の花を食べて、なんて話があった様に思う。そう思えばまぁ、そう深く心配することも無いんだろうがな。「とはいえ、百匹目の猿、みたいに拡散しないかなー、とか思っちゃうネ」
百匹目の猿とは、特定の技術や文化がある程度の範囲、言葉に合わすなら百匹の間に広まった時、それはさながら『既成事実』の様になって、全く関係ない他の場所でも同等の現象が観測出来る様になるっていう、話と言うかある種の学説みたいな物だ。
「信憑性がどこまであるかは怪しい話だけど、確率的に考えるとまんざらあり得ない話でもないと思うよネ。突然変異的に始まった現象でも、時間が経てば他の場所でまた同等の変異が発生する可能性は考えられるしネ」
ある程度の数が広がるってことは、それがそれだけ有意義で需要のある変異だったってことだからな。他の誰かがまた思いつくもの、不思議ではないと思う。
徳俵つかいまくり
森首相、実質上の辞任などと言われてから、まだまた粘る粘る。今月の初頭に行った石川で読んだ新聞では『脅威の粘り腰』と形容されていたが、それ以降も更にピンチを乗り越え、ますますの粘りっぷりである。
「なんだかんだで、辞任の声もまたトーンダウンしてきたしネ。先週末、明日にも辞任表明などと報じられて、森首相は『明日辞任表明なんて書くと、恥かくよ』と言っていたけど、原状じゃあ恥かいた、って情勢だネ」
マスコミは、森首相をして恥知らずと言う様な扱いをしている様に思うが、マスコミ自身も立派な恥知らずである。マスコミの基準で言ったら、森首相は何度辞任してるんだが・・・。「近日予定されている日米首脳会談で、森首相がハワイのえひめ丸沈没現場を訪ねて献花する予定でいるのを、マスコミはパフォーマンス扱いして冷たくあしらう気でいるみたいだけど」
それ言うなら、事故当日に素早く官邸に駆けつけるのも、パフォーマンスに過ぎなかったと思うんだがな。
「指摘が矛盾してるよネ」
世論はアテになるか?
株下がるなー。今日は上がったけど。
「森さん叩いてりゃいい段階を越えてきた感じだネ」
世界同時株安だからな。アメリカも、ヨーロッパも、東アジアも、軒並み下落傾向だ。回りがわーわー足引っ張って過剰に信頼性を落として自分の首締めた気がしないでも無い。さて。数日前の話になるが、NHKの世論調査でも森内閣の支持率が9%程度とか言ってたな。民放ではもっと下の数字も語られてたが。
「あの、支持や不支持の理由ってのが、なーんか本当かなぁ、って気がするんだけど」
政策に期待が持てないとか、実行力がないとかいうが。森内閣の政策って言ったら、IT と教育だろ? かなり明瞭に示されていると思うが。どっちも、充分に重要だと思うし。
「IT推進、やり方が完全とは言わないけど、流れを作ったのは事実だと思うんだけどネ。DSL(既存の電話線を利用した高速通信技術)の普及とか、光ファイバー利用の開始とか」
DSLは、いつのまにか進んだよなー。まだまだ遠い先と思ってみた光ファイバーも、色々と具体的な計画が語られる様になってきたし。
「教育も、何か見直す必要があるのは、事実だろうしネ」実効力と言うが、これもよく分からない。予定の法案、政策は殆ど滞り無く予定通りにこなしてると思うんだがな。それに、実行力のある政権って言ったら・・・。
「イラクのサダム・フセインとか、北朝鮮の金正日とかを真っ先に思い出すんだけど」
あんまり実行力のある政権ってのも、問題だと思うがな。
損害賠償
原潜に衝突されたえひめ丸のサルベージの予算が、約$40,000,000、$1=\120で48億円と見積もられたそうだが。
「高くつくねぇ」
機種によるが戦闘機とかでも一機程度は買える程度の価格だから、軍にしてもそう安い出費じゃあ無いだろうな。しかしこう言う言い様はなんだが、引き上げ予算をそのまま保険金として払ったとしたら、行方不明者は9人だから、1人あたま5億円で45億円、残り3億円を救助された人達で分けで・・・って、救助されたのは何人だったっけ?
「うーん、覚えてないなぁ。っと、そう言う時はWEB上の報道関係のページで探してみて・・・あらら、もう事故発生当時のニュースは残ってないみたい」
うーむ、何だかんだ言って事故の風化は始まってるんだな。20人強ぐらいだったとだったと思うから、1000万円以上にはなるな。「ま、こう言うふうに金の問題で片づけるのは何だけど、その他の死亡事故、例えば旅客機墜落の補償とかから考えると、破格に金の掛かる問題になってる気がするネ」
東南アジア諸国などの航空旅客会社の旅客機に乗ってて事故死した場合、原則的に相手国の現地の物価に見合った補償額しか払われない。そういうケースで、日本円にしたら数百万円程度にしかならない、とかいう件もあった様におもうしな。
潜れ
ふと思い出したんだが。第二次森内閣の組閣の時だったかな、その時の大臣の就任演説の時に、今にも倒れそうな内閣に入閣したことにどう思うか、みたいな質問をしつこくやってた記者がいたよな。
「『泥船内閣』ってヤツだネ。今にも沈みそうって。各大臣に毎回聴いてた物だから、しまいに類似の質問は控える様にとか進行役に言われてたよネ」
しかし、開けてみれば沈まないこと沈まないこと。泥船はおろか、戦艦なみの打たれ強さだ。大和級戦艦並の堅牢さと言ってもいいかもしれない。
「一番艦『大和』、二番艦『武蔵』ともに、撃沈までに二十発ぐらいの魚雷に耐えた艦。空母に改装された三番艦『信濃』は工期短縮の手抜きが響いて呆気なく沈んだけど」っていうか、潜水艦か。支持率−不支持率=深度、と考えるなら、とっくの昔に森内閣は沈んでる。沈んだ状態で活動出来る艦といったら潜水艦。
「でも、原潜衝突問題が政権のダメージとなった経緯を踏まえると、潜水艦って表現は、別の意味で取られて良くないかも。潜水艦問題で崩れた内閣、ってイメージで」じゃあ、深海調査艇とでも呼ぼうか。深海調査艇内閣。
「・・・それって、潜水艦より深い深度で活動してるんだけど」
どこまで潜れるか、深海調査艇内閣。どこまで支持率の低い内閣が存在出来るかの調査だ。
おかいもの
・・・なんか話あったんだが。なんだったっけ。
ああ、そうだ。防衛庁のオフィシャルサイトを見ていると、例年、ライブラリに予算関係の文書が公開される。今年の案は、二月の段階で公開されていた様だ。
「去年からは、防衛白書も全文公開されたりして、結構情報公開が進んでるよネ」
予算の文書は、どんな装備を、どれだけ、いくらで調達したか(するか)、とか数量的に載っていたりするので、感覚的に判り易い。
「毎年続けて見ていると、結構面白いよネ。あ、新しい装備の購入開始したな、とか、この装備は毎年コツコツと買い溜めて行ってるなー、とか」個人的には、このところコツコツ買ってる、MLRS(Multiple Launch Rocket System:多連装ロケットシステム。大量の子爆弾をバラ蒔くロケット弾を連射する装置)をどの程度揃える気なのかが、気になってるんだが。
「オフィシャルサイトに公開されている範囲、平成九年からずっと毎年、9輌のペースで調達してるよネ。1輌20億円程度だけど、なんか毎年価格が上がってきているみたい」
改良型になっているとかの事情で価格が上がっているのか、それとも為替レートの問題か。ま、どちらにせよ、いつまで買うのやら。
霧中
「ちょっと前回の話の続き。F-15DJ アグレッサー"なかあお"は、腹の側も青いよ」
さて、それとは全然違う話だが。自民党総裁選の前倒しの検討ってか。
「玉虫色の表現バンザイって感じだネ」
前倒しはするが、何時やるとは言ってないし、森氏が再選を目指さないとも言っていない。マスコミの言い様を鵜呑みにすると、九月の総裁選を四月に前倒し、それに森氏は立候補せず実質上の辞任へ、という筋書きらしいが。
「五月や六月、極端な話、七月の参院選の後とかと言うのも、ただ前倒しをするって話だけじゃああり得ないとは言えないし、先に作者さんが言ったけど、総裁選をやるけど、それで再選する、って話もあり得ないとは言えないし。やー、政治用の言い回しって良く出来てるよネ」森叩き一色のマスコミの中で、フジテレビ系の政治番組『報道2001』で竹村健一氏のコメントなど聞くと、面白い。数少ない、森氏と自民党を擁護する姿勢の強い番組である。今日は、出演が自民党政調会長の亀井氏に、東京都知事の石原氏だったものだから、特に異彩を放っていた。
「亀井さんはバリバリに森政権維持派だし、石原さんは石原さんで、叩くところは叩くで厳しいけど、同情するところは同情する人だからネ。何でもかんでも叩いてる野党議員とかと違って」
任意
アサヒビールが先日発売した発泡酒『本生』のデザインを見ていると、なんて言うか、これって『なかあか』だな・・・とか思ったんだが。
「そんな話しても誰もピンと来ないって。えーっとネ、航空自衛隊の演習時に敵機役を担当する飛行教導団が使用する、特別な目立つ塗装が施された F-15DJ があるの。そのカラーリングパターンの一つとしてあるのが『なかあお』。外枠をグレー、中を青に塗ってあるから、なかあお。逆に、外側が青で『そとあお』ってのもあるんだけど」
ちょうと、それを青ならぬ赤に塗った様な雰囲気のするデザインだなー、と思った。たしか、アサヒは発泡酒出さない、と明言していた時期もあったんだがな。
「ま、昨今の他メーカーの発泡酒の売り上げ考えると、仕方ないんだろうけどネ」
不景気だから酒代を安く上げたいんだろうが、金を使わないと景気は後退する訳で、難しいところだな。
「デフレスパイラル、ってやすだネ。景気後退→賃金低下→消費低下→物価下落→経営悪化→景気後退→・・・ってやつ」さて、景気の話はその程度にして、一回飲んでみたんだが。私は日頃からそうビールや発泡酒を飲む人間じゃないが、印象としては結構ビールに近い味だな、と思った。これまで幾つかの発泡酒を飲んだ時は、なんか、薄いなー、と思ってたんだが。
「なんか、発泡酒って分類も、変な話だよネ。税金対策な訳だけど、麦芽の使用率だっけ、そんな物で税金が変わるってのも、なんだかなー、って思うんだけど」似た味にするなら、いっそ『偽ビール』とかで売れんものか。
「『あれ以外の何か』とか」
・・・なんか、話が脱線してきた。
法廷戦術
原潜衝突事故の艦長、なかなか巧いタイミングで謝罪したな。
「上官が謝罪して、部下が謝罪して、最後に本人が謝罪。なんか、精一杯対処しました、って雰囲気を与えてるよネ。実際、謝罪後の行方不明者の関係者の会見でも、謝罪によって攻撃対象を見失った様な感じだったし」
日本人はすぐ謝っちゃう気がするが、欧米人とかは全然謝らないからなー。ただじゃあ謝らないっていうか。
「初期の感情的に高ぶってる段階で謝っても効果が少ないし、先に謝っちゃうと、それ以上謝っても『何度も謝ればいいって物じゃない』って感じになって、説得力失っちゃうからネ」
早期に謝ると、謝罪という行為の価値が目減りする、ってことだろうな。充分にタイミングを見計らって、ここぞというタイミングで謝罪をするのが、効果的なんだろう。「あと、刑事訴訟に値する過失じゃない、って方向へ持っていくのに、アメリカらしさを感じるネ」
日本じゃあ、車の飲酒運転とかでの事故の責任を重くしようって向きがあるが、ちょうどその逆だな。
「純粋に『過失の重さ』って意味を考えると、偶然海上に船が居たがゆえに重罪になるのはどうか、って話になるんだろうネ。あの時、上に船がいなかったら、別に何の問題も起きなかったんだし」
交通事故もそうだな。酒を飲んでても、スピード違反していても、信号無視をしても、そこに衝突する相手がいなければ、何も起きない。偶然何かがあったゆえに、重罪になるのでは、さながら『ロシアンルーレット』だ。「理屈と感情と、どの辺で折り合いを付けるのか、難しいところだろうネ」
先行投資
このところ、いま一つネタに欠けるなー、と思っている。
「ま、単方向にネタを流すもの、それなりに大変だしネ」何の話するかなー。
「そういや、今週の始めから、今年のF1レースが始まったよネ」
そう言う話があったが。なんか、遅い話だが、まぁいいか。日本人としては、復帰二年目のホンダがどの程度成長しているか、楽しみなところだ。
「安定はして来たみたいだけど、やっぱり、それ以上にフェラーリやマクラーレンがますます強くなってるんだな、って感じかな?」当初予定では今年からトヨタも参戦の予定だったんだが、エンジンのレギュレーション変更で設計のやり直しをすることになり、来年ということになっている。
「アメリカのインディーカーレースで既に鎬を削っているホンダとトヨタ。これがF1の舞台にも流れ込んでくると思うと、しばらく下火になっていた印象の否めない日本のF1人気も、盛り上がって来ると思うんだけど」
そうなるとしたら、今年ぐらいからF1にある程度注目しておいた方が予備知識が出来て、本格的に人気が出てきた頃に他人の一歩前を行く事が出来て面白いと思う。
自己判断
コンボとコソボとか書いてたら、Webやぎの目でもノーパソ(ノートパソコン)とノーパンとかいう話をやってた。
「コソボフィニッシュとか」
・・・ヤバイって。さて、大阪府の女性知事、太田氏が、大相撲春場所の千秋楽の表彰式に土俵に上がりたいという話だが。
「女人禁制なんだよネ、土俵って。結果的に、今回も伝統を守る事で決着は付いたそうだけど」
私は、伝統は守るべきだと思うがな。別に、土俵に上がれない事で不利益がある訳でもないと思うし。世の中、他にも色々立ち入れない場所はあるんだから。関係者以外立入禁止。
「極端な話、風呂とかトイレとか、そうだし」ところで、この件に関して、新聞で女性からの意見を求める企画があった。結果的には土俵には上がらない、伝統維持が圧倒多数だったんだが、その記事の扱いにちょっと疑問があった。
「結果は圧倒的に伝統維持だった割には、上がっても良い、伝統を変える時期、って意見の紹介も平等にされてたこと。一見、それが当たり前のようだけど、普段の新聞記事の書きようから考えると、異例な気がしたよネ」
一方的に『こうだ!』と見解を押しつける感じがあるからな、マスコミは。ある意味今回は、本当は『伝統の打開』がやりたかったのかも知れない。しかし、結果が圧倒的に伝統維持だった物だから、トーンダウンして平等程度に納まった、と。「犯罪とか、政局とか、そう言う話題にも、もっと平等さが欲しいよネ。一方的に攻撃するような記事で固めず、擁護する様な記事も、対にして書かれるべきだと、思うんだけど」
DANGER!
凄く下らない小ネタ思いついたんだが、言っていいか?
「ん、別に構わないけど」
じゃあ、言うが。『ン』と『ソ』とか、文字の形が似ているのをいいことに、冗談として意図的に置き換えて書くような表現と言うか、ネタがあるよな。
「うん、あるネ。アルファベットの世界でも、"d"と"b"、"s"と"z"とか、やるみたいだし」
そう話を発散されると困るんだが。で、その日本語のカタカナの場合なんだが。かなりヤバイ置き換え方に気づいた。
「なになに?」極悪コソボ
「こ、コンボならぬ、コソボですか。(^-^;; これは悪質。なんか、テロとか、難民とか、空爆とか、そんな雰囲気が漂ってそこはかとなくダークな香りが・・・」
ユーゴスラビアの地域紛争に関して、ある程度聞いたことある人間にしか通用しないネタだが、インパクトは強いネタだと思う。
「無限コソボ。強引にコソボ。コソボを決める」・・・危険すぎ。
親指
NHKのクローズアップ現代を見ていたら『親指族』なんて言葉が登場していた。
「親指シフト?」
やっぱり、そっち思い出した? それなりにPCを長く使ってる人間はそっちを思い出すんじゃないかと思うが、番組で言う親指族とは、携帯電話のような小型端末のボタンを親指で素早く操作する人達のことを指していた。「『親指シフト』ってのは、富士通が商品化したキーボード配列の名前。規格としては、ニコラ配列、って名も持つよ」
番組の中では、通常のキーボードでは親指は使われていなかった、として触れられていた。実際みなさんも、通常のキーボードを使っている時の動作を考えた場合、確かに親指は使っていないと感じられるだろう。「でも、親指シフトってのは、その名の通り親指をどんどん使うキーボードだよ。ローマ字入力は、操作するキーが少ない代わりに仮名一文字打つのに二回キーを押さなきゃいけないし、通常のキーボードで仮名入力すると、操作するキーが多く広い範囲に散らばったキーを押して回る都合、指の動きが大きく無駄な動作が増える。その欠点を補った方式が、親指シフト」
親指シフト配列では、一つのキーに二つの仮名文字が割り振られており、どちらの仮名を入力するかは、親指の位置にある『親指シフトキー』を押して切り換える。これによって、一回の入力で仮名が打てると共に、操作するキーも少なくて済むと言う、非常に効率の高い入力方式として確立する事が出来た。「これを使いこなせるようになると、恐ろしい程の入力速度を得る事が出来るよ。掛け値なしに、人間が喋る速度に付いて行けるぐらいの速度を誇るよ」
これを越す方式となると『連想入力』などと言われる手段を使う事になる。これは、特定の漢字や単語などに対応した短縮入力コードを割り当てて入力する方法で、これはもはや別次元の話である。「番組の中の話、確かに親指一本での操作としては速いなーとか思ったけど、『親指』って言葉の段階でなまじ『親指シフト』思い出しちゃって、その猛烈なスピードの印象が頭に浮かんだ状態で見てると、遅いなーって思っちゃったよネ」
内閣「無」信任?
「今回の内閣不信任案は、なんか呆気なく否決されたネ」
なんかやる前から、マスコミの反応も否決で当然みたいな扱いで、全く盛り上がりに欠ける話だったな。
「不信任案出しときゃ野党のメンツが立つとでも思ってるんなら、困った野党ではあるよネ。自民党政権の施政が間違ってると主張するなら主張するで、自分達ならこうする、っていう有用な代案も全然見えて来ないし」さて、何かにつけて、野党はマスコミ各社等の調査による支持率の低さを取り上げて『国民は森内閣に不信任を突きつけている』とか言っている訳だが、現実の国民の間に、本当に『森じゃ駄目だ!』という強い気概が感じられるかというと、ハッキリって、全く感じられない。
「先日の、フィリピンの大統領を巡る国民の盛り上がり、いわゆる『ピープルパワー』の様なのは、日本じゃあ全然ないからネ。国民による、森首相の辞任を求める大規模な集会とか、全然起きないし」今の森内閣の不支持率の高さは、単に、
『みんなが不支持だと言うから、自分も不支持にしておく』
程度の意味合いにしか、どうにも感じられない。
最大の敵は「無視」
こんな所も通ったりしつつ、帰還。実を言うと、私が行っていたいのは石川県だ。
「・・・小松基地?」
なんでそう言う解釈になるかな。
「日頃の行い」
むー。取り敢えず、違う。無用にプライベートを喋る気の無い私としては触れないつもりだったが、話題の都合上明かさないと話にならないので、石川県だったと書いておく。さて、石川県というと、森首相の地元である。地元の支持はまだまだ根強い物があると聞いていたが、新聞等での扱いがどうなっているか気になって読んでみた。別に擁護しているって雰囲気では無かったが、森首相側の行動・主張に関して紙面を割いている割合が高い印象を受けた。
「で、今日帰って来て大阪の新聞を見てみると・・・わっ、全然違うじゃない。ま、新聞社が違うって事情もあるだろうけど。石川の新聞には、3月3日に森首相が火山活動で全員避難中の三宅島を視察した事に関して、写真付きでそれなりのスペースを取ってあるのに、大阪の新聞じゃあ写真も無く枠も小さく、記事を良く読まないと『実際に三宅島に行った』ってことすら判りにくいというていたらく」
失敗だけは大きく書かれる割に、真面目に仕事している様子は書かれない様では、支持率は下がる一方になるはずだ。別に石川の記事だって好意的な無かったが、何をやっているのか、について明示されている事が重要なのはずだ。
無駄話
外出先です。関係ないけど、なんかデカイ柑橘類が飾ってありました。
それだけ。
留守
3/3(土)、3/4(日)は、所用で留守にします。時間とPHSの電波が許せば何か更新しますが、特別大事な目的がある訳ではないものの、遊びに行く目的でもないので、ネタはないかも。
北へ行くので、雪でも積もってるか。雪で何かネタでも見つかるだろうか。
政治と経済
『トトの世界』面白かったなぁ。面白かったなぁ。面白かったなぁ。
株価、下げ止まらんな。
「森首相のせいだとかなんだとか言ってる向きもあったけど、ここまで来ると、もうそう言う話じゃない、って感じになって来たネ」
政府が経済に出来ることには限界ってものがあるからな。マスコミなんかも弱気になってきたか、特別な値下がり要因も無いはずなのに、って話を始めつつある気がする。一般に指標とされる日経平均の算定方法が変わったので、実際にはそれほど下がってないとか、TOPIXという別な指数で見た場合はそれほど下がってないとか、そう言う話も強調しつつある。
「これまで不安感を煽っておいて、今さらそんなこと言ってもねぇ。堺屋氏が経企庁長官立った頃に、実際にはそう悪くもない経済状況をマスコミが悪い悪いと悲観するから悪くなるんだ、みたいなコメントをした事もあったと思うけど、それがある意味真実だったのかもネ」週明けには内閣不信任案だす気らしいがどうなるんだか。
「いっそ不信任案可決、森首相が返す刀で衆院解散、選挙で自民党敗北で与野党逆転で民主党あたりから首相が、なんて筋書きになったら、面白いんだけどネ」
今の野党が、実際に政権とったら、何が出来るのか。野党となった自民党からの攻撃に、耐えられるのか。今でも色々とウルサイ亀井氏あたりが更にヒートアップ、乗じて森氏も反撃に出られるか、そして次期首相の座を狙う位置になるかの小泉氏あたりが暗躍し。
「ま、そうはいかないんだろうけど」
オススメ
NHK-BS2の『トトの世界』、明日で終了だが、凄く面白い。面白い。面白い。
「孤独な主人公にトトが近づいて、再び離れていく展開が、興味深いよネ。トトのたどたどしい言葉も、いい味だしてるし」
徐々に、ちゃんとした言葉になって来ているしな。トトの出生が明かされていく経緯も、非常に面白い。『マコト、ママ、違う。トト、誰?』(第三話)
『トト、マコト、さよなら』(第四話)「台詞ってのは微妙で繊細な物だけど、こう言う単純な台詞でも、使い方次第ではこれほどパンチのある演出効果があるのか、ってのには唸らされたネ」
BSで放送した番組を、遅れて地上波で再放送、とかはNHKが結構やる展開なので、今回見ていなかった人は、見てみる価値はある番組だと思う。
懐古
どっかの自動車メーカーが工場を閉鎖して従業員を大量に解雇するって話があったな、って喋ってる人達が居た。どこだったっけ、と言うことになって、日産、ということで話は進んでいた。
・・・三菱だよ、三菱。今日、思わぬところで小学校時代の同級生に会った。
「へぇー、懐かしい話だネ」
ああ。『覚えてる?』とおもむろに聞かれて、会ったところから考えて数年ぐらいの範囲で思い返すが思い出せず、思い出せないと降参したら、○○小学校の・・・と言われて、あー、と思い出した。中学校も同じ学校ではあったが、クラスが同じになる事もなく、それぞれに違った友人も出来たりで中学校時代はあまり話した覚えがないので、まさに小学校以来だったと思う。ところで、それでちょっと困った事があった。
「ふーん、何? なんか、中学校時代に話さなかった事とかで感じ悪かったの?」
いや、特別そう言う訳では無いんだが、ある意味それに近いのかも。どういう口調で喋ったらいいか、中途半端になってな。同級生だったんから、そう改まって喋るもの何だし、かと言って久しく喋ってないのにあまり砕けた言葉で喋るのも何だし、なんだか中途半端な喋りかたになってしまった。中学校時代に、顔を合わしてもそう特別に喋った思い出もないあたりが、やはり尾を引いていると言えば、引いているか。
「突然の再会ってのも、色々とあるものだネ」
激突
昨日紹介した『トトの世界』面白い。昨日書き忘れたが、なにげに山寺宏一さんが出てたりして、キャスティングの意図もよく分からない。
さて。家の近所で交通事故があった。まだ警察とかも来る前の状態だった。
「怪我人とか、いなかったの?」
一応、見当たらなかったな。信号のある、狭い道と広い道の交差点で、狭い道から出てきた車の側面に直進してきた広い道の車が突っ込んだ様だ。比較的大型の普通乗用車同士。側面に突っ込まれた側のドアはかなり凹んでおり、そこそこ強く当たった様だ。
「狭い道から出る時に信号を見落とすとか無視するとかってのは考えにくいから、広い道の側が信号無視したのかな?」
そんな感じに思えたな。あいにくブレーキ跡とかは確認し忘れたので、確信には欠けるが。突っ込まれた側の車の中は無人だった。近くに数人の人が居たが、雰囲気からしてその車に乗ってたらしい人が一人いた。突っ込んだ側の車の運転席には人が乗っていて、呆然とした面持ちで携帯電話を黙々と操作していたのが印象に残っている。
「・・・オチの無い話だネ」
意外性
今年の初めごろに、NHKのドラマが面白いって書いたが。
「やー、面白いよネ、確かに。総合火曜23時からの『もう一度キス』は静かに、総合金曜9時15分からの『バブル』は激しく、共に半ばを越えて盛り上がってきてるよネ」
『もう一度キス』は話が微妙かつ繊細で、コメントには悩む。『バブル』は熱い。下浦(興津の相棒の不動産屋)はいつか何かあると思っていたが、殺されるとは予想外で大いに驚かされた。
「惜しい人を亡くした、って感じだよネ。主人公の義姉が興津と近づく、なんてのも予想外の展開。なんだかんだで、八回放送までで四人も死んでる波瀾の話。金は億単位で流れていくし」
ついに、全くの謎だった第一回に殺された女性の意味も見えてきて、どういう方向へ最後は落ち着くのか、大いに楽しみにしたい。「そして今日から新たに始まったのがBS2五夜連続19時30分『トトの世界』。またコレが謎めいた幕開けで」
ある種の精神病(すぐ嘘をつく)の主人公と、言葉を知らずに育った野生児、主人公の心理カウンセラー、主人公に騙されて誤報を流し真っ当な雑誌社をクビになった三流記者の幼なじみ、と言ったところが話の中核。謎だ。
「全編が、なんか特殊なフィルターを使ったか画像処理を施したかなんかの、通常のテレビ映像とは違った雰囲気の画質になってるのも特徴」
NHKパワー炸裂と言うか、ウケ狙いや型にはまった演出を越えた、挑戦的な姿勢が伝わってくる作品に思える。「どれも今からじゃ中途半端だと思うけど、NHKのドラマは面白いと思うから、気が向いたら見てみてら、いいんんじゃないかな?」
消えゆくもの
PCの普及にしたがって、ワープロって機械が次々と姿を消して来ているな。
「主要メーカーも、多くが正式に撤退を宣言してるしネ」
年配の人を中心に、惜しむ声もあるが・・・やはり、PCへの移行が妥当だろう。
「単独で完結した手軽さに棄て難い面がある様に思ってるんだろうけど、ワープロで出来たことは、PCでも出来るからネ」持ち運びが、という意味ではノート型PCがあるので問題ない。近年では、やっと小型軽量かつ長時間のバッテリー稼働可能な機種も充実し始めている。プリンターを内蔵しどこでも印刷が、という声もあるが、携帯を前提にした小型軽量のプリンターってのもちゃんと存在する。ついでに、携帯用のスキャナーもある。デジカメ等と組み合わせれば、また別の効果が得られる。
「PCはワープロより色々多機能で把握出来ない、って話もあるけど、別に全部の機能を把握、活用しなくちゃいけないってことはないからネ。やりたいことだけやればいいんだから」極端な話、スタートアップメニュー等にワープロソフトを登録し、PCの起動と同時にワープロソフトが起動する様にしてしまえば、限りなくワープロに近いPCになる。
「ワープロが使える程度のセンスがあるなら、PCでもそれなりに使えると思うんだけどネ」
方針転換?
村上議員の辞職でKSD問題が再燃したと思ったら、ゴルフの話がうやむやになった気がするな。
「結構面白いよネ、政治の話は。手頃な攻撃手段が手に入るとは、すぐ入れ代わっちゃう感じで」
森首相の、ハワイから帰国した原潜衝突事故の行方不明者の家族との面談は成功だったのかもな。首相は充分理解してくれている、なんてコメントや、ゴルフがどうとか言うより、色々な話が明るみに出てきた米国海軍側に憤りを感じる、とかいうコメントが取れたのは、有為だった様に思う。「なまじ、事故の深刻さが強調されてくると、逆にゴルフぐらいがどうというか、政治のカードとして使うこと自体が感じ悪くなってくるからネ」
軍機?
原潜衝突問題、徐々に色々な話が浮かび上がってきて、怪しげになってきた。
「いまさら実はソナーに記録があったとかなんとかの話が上がって来て、なーんか、謀略の匂いがしてくる気がするんだけどネ」
民間人の関与を含む『人為ミス』で済ましてしまいたいという意図を感じないでも無いな。ロサンゼルス級攻撃型原潜と言えば、現在の米海軍の主力の攻撃型原潜だからな。
「更に高性能の原潜も開発されたけど、冷戦の終結でごく少数しか生産されなかったからネ。建造費が高すぎたから。その後の新型艦は、どうなったのかな? コストパフォーマンス重視の、ロサンゼルス級より小規模の攻撃型原潜を開発している話はあったんだけど」海上に居た船舶を探知出来なかったと言うと、ある意味、原潜としては性能的に問題があると言う話になってしまう。今回は作戦行動中でも無く相手も民間船だったから良かった物の、作戦行動中に敵対勢力の艦艇の探知に失敗する様なことがあったら本当に困る。
「対潜ロケットや爆雷撃ち込まれて沈められちゃうからネ」そんなこんなで、軍事的な脅威を保つ為には、人為ミスだった、という話にしておいた方が、都合がよい気がする。とんでもないミスをやったから探知出来なかっただけで、真面目にやってりゃ見落とすはずなんて無かった、という話にした方が良さそうだ。
「ま、相手は軍隊だからネ。色々と裏があっても、不思議じゃないかも」
マスコミの言うことを鵜呑みにしてないか?
しばらく安定していたと思っていたアクセスカウンターが、また俄に不調をきたしがちになった。よく分からん奴だ。
さてさて、また森氏に対する首相降ろしの声が高まりつつある。
「一国の主をゴルフで辞任に追い込むってのも、変な話なんだけどネ」
あれで、すぐさま取って返して指揮を執っていたら執っていたで、アメリカを過度に刺激して外交問題として拡大の危惧が云々と言って攻撃してたんだろうな、野党は。
「なんか、当日一緒にゴルフやってた人から、擁護的な発言が出てたネ。一応ゴルフは続けていたとはいえ、それなりの緊張感を持っていたし、これは戻らねばと決断したあとはサーッと出て行ったと言うし」マスコミもズルいよな。資料映像として過去の、にこやかに楽しそうにゴルフしている時の映像をセットにして報道してるんだから。じっさい当日にああも楽しそうにゴルフをしていた筈も無いだろうに。
「あんな映像とセットに流されたら、無意識に反感を感じちゃうよね、世間は」
実際面と向かって話せば、森氏は非常に良い人なんだそうだがな。地元の支持が堅いのも、そう言う側面もあるのかもしれない。より本当の姿を知っているのが、地元の人達なんだから。
「世間一般の森さんのイメージってのは、マスコミによってフィルタリングされたイメージだからネ。後援会の集まりとか、生で見た人達とは、開きがあるはず」本当に今のタイミングで辞めるのかどうか知らないが、次の首相は大変だな。
「捨て駒に、なるだろうネ」
森首相の二の舞になって火達磨になるか、よほど影の薄い何もしない首相になるか、ってところだろうな。
「自分の考えを述べれば失言と言われ、原稿を読むともっと自分の言葉で、って攻撃。規則に則った行動をすればもっと柔軟な対応をと言われて、臨機応変に対応すれば違反だとか整備が進んでないとか攻撃。攻撃する側は楽だよネ」
怪獣使い
Mozilla 0.8 が公開された。
「大枠で言うと Mozilla 5 の範疇に入るWEBブラウザーの一つ。もう一つは、Netscape 6 だよ。本質的には等価だけど、最終的に公開に至るルートが別っていうか・・・うーん、なんか、イマイチ明瞭に理解してないんだけど」なかなか完成に至らない Mozilla 5 だが、着実にバグが取れてくる感覚が、なかなか面白い。だんだん安定し、動作速度も改善されて来ている。
「最初のウチは、すぐに暴走するし、動作は遅いし、惨憺たる内容だったけど、随分見違えてきたよネ」
ああ。かなり実用に耐える領域に達してきている。ブラウザーというと、IEしか知らない人も頭に入れておいて欲しい存在である。特に、WEBページを作成している人にはね。「IEと違って、インストールの失敗とかがOS本体にダメージを与えて、PC自体が動作しなくなったりする危険性が低いのも、メリットだよネ。実際、今回の Mozilla 0.8 でも、作者さん、なんかドラブってなかった?」
うん。なんか、起動しなかった。色々試していたら、ユーザープロファイル(多人数で使い分ける為の、個人の設定情報のパッケージ)を新しく作成したら動作した。更に試していくと、どうやら日本語化の追加モジュールとの兼ね合いか何かで動作不良を起こしていたらしく、適当にいじくってたら元のユーザープロファイルでも動作するようになった。
「IEよりはブラックボックス度が低くて判りやすいのかな?」
需要と供給
当時、サーバーがトラブってて取り上げ損ねたまま忘れてたんだが。先月、受注生産サイト tanomi.com>(たのみこむ)が、会員登録制になったな。ま、特別な審査があるわけでもなく無料で登録出来る訳だが。
「アニメとかゲームとかの『作ってくれ』のコーナーとか見てると、アタシが制作者側だったら『こんな連中と心中したくねぇ』と思うような、盲信的と言うか、低品位な声が多かったからネ」モノ作るには金がかかるからな。まぁ、雑貨とか比較的安い物もあるが、大概は相当なかかる。一部のディープなマニアの支持だけでは、採算が取れない。世間一般に受け入れられ売れるかどうかが重要なのに、マニアックな声ばかり集まっても、説得力は無い。提案の品質を、高めたかったのかな。
「なんか提案してみようか、って人は、その辺考えて、説得力のあるアプローチをしようネ」
サイコミュへの道?
数日前のニュースでやってた話なんだが。今では失聴、耳が聞こえなくなった人の治療と言うか、対処法として、耳の奥の聴神経に直接電気的刺激を与える事によって聴力を回復させる技術が既にある程度実用化されてるんだと言う。
「へぇー。神経と電気回路を接続する技術って結構進んで来てるんだネ。確か、脊髄の損傷とかで、動かなくなった腕や足の神経を電気的に刺激して動かす技術とかもあったと思うし。健康な人にはなかなか見えて来ないところで、色々と技術は進んでるんだネ」
まだ正常な耳ほど完全な音は聞こえないそうだが、会話等の日常生活には充分耐える音質で聞こえると言う。現在はさらに、盲目、網膜の損傷によって完全に視力を失った人の対処法として、同様に視神経に電気的刺激を与える事による視力回復の技術も研究中だそうだ。まだ、実現には数十年かかりそうな話だったが。
「ふーん。機械と人間、無機物と有機物の距離も段々近づいてきてるんだ」
でもな。ES細胞、まだ体のどの器官(各種臓器、骨格、筋肉、皮膚、神経など)になるのか決まっていない段階の細胞の研究が進んで、任意の器官を『製造』出来る技術が出来たら、こう言う技術の立場はどうなるのかな、と言う気もする。
「なるほど。本物が再生、作れるようになったら、わざわざ偽物つかうことがあるのかな、って思うネ。あ、でも、本物より良いもの、例えばもっと良く聞こえる耳、もっとよく見える目が機械との融合で得られる様になったなら、どうなるんだろ?」難しいところだな。
「大概の技術には、行くところまで行くと、どうしてもそういう『倫理』の問題が出てくるのが、宿命みたいだネ」
スタート・ナウ
今日は、ドリキャスのフライトシミュレータ『エアロダンシングi』の発売日だ。で、買ってきた。面白いぞー。説明書読んでる段階から、マニアックな雰囲気炸裂で素晴しい。
「飛行機好きによる、飛行機好きの為のゲーム、って感じだよネ。作ってる人も、さぞかし好きでやってるんだろうなー、という精神が伝わってくるよネ」うわー、なんか、複座機に乗ったら管制官の代わりに後席が喋ってるぞ。芸が細かいなー。おー、セミ・アクティブレーダー・ホーミングミサイル楽しいなー。
「そんなこんなでしばらく更新には身が入らないと思うけど、ま、大目にみてやってネ」
クライシス
訓練船と原潜の衝突事故、なんか、予想外の展開で森首相が危機に立たされてるな。
「森首相曰くの、危機管理の問題と言うが、これは危機ではなくて事故、遭難者が出たら危機なのか、って言い様は、妥当だと思うんだけどネ」
例えば、今年に入ってからでも、ざっと調べただけで、日本近海でも、2月10日 底引き網漁船沈没。1人死亡、6人行方不明。
2月 4日 マグロ延縄漁船火災。1人死亡、5人救助。
1月31日 底引き網漁船転覆。5人行方不明。
1月 9日 貨物船沈没。8人死亡、1人行方不明、5人救助。と言った海難事故が発生している。海ってのは、結構危険な物だ。
『海はみな敵ですよ、艦長。飲みきれない量の水はみな敵です』
ソビエト海軍 ナワガ級ミサイル原潜K-219 機関長 イーゴリ・P・クラシルニコフ中佐。"敵対水域"より引用。「ま、原潜との衝突って特殊性はあるけど、だからってそれが危機なのか、っていうと、疑問じゃないかな」
日本側がぶつけて沈めたんだったら外交的に危機だが、沈められた方なんだから、危機というほど騒ぐのもどういう物か。報復でも行って欲しいというのだろうか。「あの程度のことで、危機、なんて騒ぐなんて、日本は平和な国だネ」
大事故や大惨事ではあっても、それが危機であるかどうかと言うのは、また別の次元の問題では無かろうか。私としては、事件そのものの規模以外に、放置すると事態が悪化、発展する危険性などを含めて、危機と言うに値するかいなかが別れてくると思うんだが。
民用 vs 軍用
「前々回のクイズの、解答はコレ」
潜水艦問題に、もう少し。
「攻撃型原潜は暗殺者の様な物、なんて話したけど。少なくとも冷戦時代においては、潜水艦隊ってのは一般の人が思っている以上にやくざな世界だったみたいだよ」
攻撃型原潜は母国を狙うミサイル原潜を屠るのが主任務と書いたが、逆にミサイル原潜は母国が敵国の先制核攻撃に晒された際に、報復する為の最後の切り札である。
「核兵器の運搬、発射の手段としては、潜水艦が一番秘匿性が高くて、しかも実際に核攻撃が行われた後でも生き残っている確立の高い物だからネ」
ある意味、世界の命運を最後で握っているのは俺達だ、という気概のある任務だったのかもしれない。実際、潜水艦の艦長にはかなりの権限が与えられていたようだし。「アメリカの場合、自国の海軍の艦艇すら勝手に仮想敵に見立ててつきまとい、水上艦隊から海軍の上層部を経て正式に潜水艦隊に抗議が行われても、うやむやに済ましちゃったりする組織だったそうだからネ」
過去の事故などを経て、法的な拘束力は持たない物の、政府機関から事故防止の為に、船舶が多く航行する海域ではアクティブソナー(自ら音波を発信し、反響音で周囲の船舶などの状況を知る手段。同時に自分の位置も周囲に知らせてしまう為、使いたがらない)を使用する様に勧告されていたそうだが。
「冷戦時代の経緯、体質を考えると、そんなもん聞く訳が無い、ってことは察しが付くよネ」
一匹狼な連中ってことだな。「あと、忘れていたんだけど。ああいう原潜って、厚い氷に覆われた北極海でも、その氷を押し割って浮上するだけの強度があったんだよネ。当然、深海の強烈な水圧にも耐えられる様に出来ているし、魚雷攻撃とかを受けても少しでも生き延びられる様に作られているからネ。つまり、物凄く頑丈」
ぶつかられちゃあ、ひとたまりも無いわな。
「壊れない為にはどうしようが基本の民用に対して、壊れたらどうしようが基本の軍用だからネ。基本的に事故とかの過失での破損しか想定されない民用に対して、攻撃と言う故意によって破損するのが前提の軍用だから、ってのもあるから」
アサシン
「クイズの解答は、一応もうしばらく保留ネ」
ハワイでの攻撃型原潜と漁業訓練船衝突の件だが。
「激突の経緯は判らないから特にコメントしないとして、潜水艦側の救助の姿勢が悪かったどうとか言う話があったけど。攻撃型原潜って性質を考えると、そんなもんなんじゃないかなぁ」
攻撃型原潜の主任務は、敵のミサイル原潜を捜索、追尾し、不穏な行動を見せたら即座に撃沈することだ。
「ミサイル原潜が搭載するSLBM(Submarine Launched Ballistic Missile:潜水艦発射弾道ミサイル)は、発射から僅か十数分間で数千Kmの彼方へ核弾頭を送り込む兵器だからネ。現状では効果的な迎撃手段もないから、撃たれたらお終い。だから、撃つ素振りを見せたら、即撃沈。一発発射を許す毎に、母国の都市が一つ(MIRV:Multiple Independently Targetable Reentry Vehicle 個別誘導複数目標弾頭搭載だった場合は、一発で複数)消えて、数万人の命が失われる訳だから、それを阻止する為には問答無用」
海の世界の暗殺者の様な物だ。そんな連中に人命救助を期待するのも、どうかと思う。
「乗ってる乗務員の心情云々っていうより、そもそも、そう言う任務が想定されてないとか、そういう為の装備は無いんじゃないかな、って話ネ」ま、冷戦の時代じゃあるまいに、今ではそれほどピリピリはしてないだろうが。
「冷戦の時代は、実際にアメリカ近海でも、ソビエトのミサイル原潜と、アメリカの攻撃型原潜が、追いかけっこしてたんだけどネ。今は、どうしてるんだろ?」
さぁな。それとその当時の感覚で言うと、潜水艦の世界ってのは、非常に組織として結託が強く、閉鎖的だったそうだ。ま、前述の原潜同士の駆け引きを思えば、相応に強気な連中の集団である事は察しが付くと思うが。
「そんな、海軍の中でも異端児的組織だった潜水艦隊が、原因究明の過程で、どの程度、口を開くのか。それなりに見物かもネ」あと、森首相の反応がどうとか言ってたけど。何もすること無いだろ、別に。
「日本の潜水艦が、外国の船沈めて加害者になったんならともかく、被害者だったんだしネ。しかも、遥か彼方のハワイの話」
何でもかんでも首相首相では、首相以外の閣僚が何の為に居るのか、判ったもんじゃない。第一、相手がアメリカと言うのがややこしい。日本の立場上、あまり即座に派手にギャーギャー言う訳にもいかないだろうし。
「ニヤリとしながら『いやいや、別に気にしてませんよ』というぐらいが、丁度いい圧力なんじゃない、アメリカに対しては」
立体クイズ
ウチの親父が、どこから仕入れてきたんだが、こんな問題を繰り出してきた。どうやったら、この立体ができるか、判るかな?
「んーと。ここに隙間があって、ここには紙があって・・・あれ? なんでここに紙があるの? ・・・ふーん、なるほど。これはなかなかトリッキーだネ」実物を手に取ってみると答えは見えてくるのだが、目で見ているだけだとなかなか判りづらい。
「解答は、またいずれ。しばらく考えてみてネ」
包
あ、フェリシア、今回の話は出て来なくていいぞ。
「何よ、その言い方は。勝手に出番減らさないでよ」
まぁ、出たいっていうなら、構わないけどさ。先日、海外製作の再生医療関係の番組を見ていたら、面白い話をしていた。
「再生医療っていうと、事故などで体の失われた部分、骨とか、臓器とか、神経とか、そういうのを再生する為の技術の話だネ」
そうそう。それで、重度の火傷の患者に使う為の、皮膚の培養の話があったんだが、その材料にちょっと驚いた。
「へー。何だったの?」
男の新生児の、包皮。
「へ? 包皮って言うと・・・」
男性生殖器の先端を覆っている皮膚。
「そんな話、アタシに振らないでよっ! (^-^;/ 」
だから、出て来なくていいって言ったのに。
「うー」新生児一人から、ほんの数mmほど取っただけで、サッカーコート、一面程の面積の皮膚が培養によって得られるという。笑い事じゃないと思うんだが、重傷の火傷患者が、ナニの皮に包まれて命を拾っているのかと思うと、ついニヤリとしてしまう印象は、否めない。
ただし、冒頭で書いた通り日本の話じゃ無かったんで、日本の場合どうなっているのかは、知らない。
「その他の一般的な皮膚の供給源としては、患者本人の正常な部位の皮膚を取って使う、死者からの提供を受ける、人工的に合成された物を使う、とかがあるよ」
懐古的回帰
さて、プロセッサの発熱問題の話の続きをしよう。
「発熱を抑える為の手段だけど、1クロック当たりの処理効率を上げるってのが、基本的なアプローチみたい」
高クロックでの動作がしやすい様に、深いパイプラインや高度な分岐予測などをゴテゴテと加えて行った結果、1クロック当たりの性能はあまり上がっていないのが現状だ。Pentium-III → Pentium-IV に及んでは、下がっているという見かたも出来る。性能アップは、もっぱら効率ではなく、動作クロックの高速化で達成している。
「車なり航空機なりのエンジンに例えて言うなら、燃費を軽視して、燃料ガンガン注ぎ込んで、どんどん回して、高速化している様な物」こう言う状況を見ていて思うんだが。製造プロセスの精細化には、ダイサイズ(プロセッサの面積)を小さくすることによって、生産効率を向上する(一枚のシリコンウェハー、原料から取れるプロセッサの数が増える)って目的もあるんだが、いつか、プロセスの精細化による効率向上より、熱密度の上昇に対処する為の効率低下の方が上回ってしまう時代が、来るんではなかろうか。
「プロセッサ本体の価格が下がっても、その代償にそれを稼働させる為に必要な冷却装置の価格が跳ね上がっちゃったら意味無いからネ」
製造プロセスを細かくし、ダイサイズを小さくする、っていう現状のプロセッサの進化のシステム自体を見直す必要も出てくるのかもしれない。ところで。現状で技術的に容易に実現可能な範囲で、発熱が小さい、言い換えれば消費電力も低く小型軽量のノートPC等に適したプロセッサを作ろうと思ったら、どういう物がいいと思うかな?
「多分ね、昔のプロセッサを復活させて、製造プロセスを精細化(シュリンク)してやったらいい気が、するよネ」
そそ。Pentium MMXとかな。Pentium-II/III/Celeronなどの、P6系プロセッサがまだ立ち上がってそう経って居ないころ、省電力性能を求められる需要にはP6では応えられず、デスクトップPC用では233MHzで打ち切っていたPentium MMXを、ノートPC用には最終的には300MHzあたりまで出していたしな。その後、製造プロセスの精細化が進んでP6の消費電力が下がって、やっと世間から消えて行ったんだが。
「でもPentium MMXって、あまりパイプラインとか深くないから、高クロック動作での効率は、怪しいんじゃない?」
いや、パイプライン云々で性能差が出てくるのは、メモリの動作速度との差を埋める為の必要があってこそのものだ。Pentium MMXの時代は、メモリと言えば66MHzだったし、L2キャッシュメモリも66MHzだった。今なら、メモリは133MHz以上を期待出来るし、L2キャッシュに関してはプロセッサ側に同期させる様に部分的な再設計を施せばいい。「と言う事は、133×4=533MHzぐらいを狙ってみるとか? なるほど、結構面白いかもネ」
ま、今さらそんな古いもの掘り出しても、一般人は見向きしないだろうから、商業的には役に立たないだろうがな。
「でも、VIA の Cyrix-III って、そういうプロセッサじゃない? たしか」
そういや、そうだな。あれは消費電力低いプロセッサだが、低い理由は何のことはない、単純な設計だから、である。それを『古い』と言って済ませてきたのがこれまでの話だが、これからはそういう発想を『シンプル』『無駄が無い』という形で見直さなければいけない時代なのかも知れない。「さーて、intel は、今度は設計段階からモバイル用途を前提にした、省電力プロセッサの開発に手を付けるらしいけど、どういうのが出てくるかな?」
電力バカ食いの Pentium-IV の後だけに、何やるか気になるところだ。全く別の開発チームが手掛ける形になるから、全然違う物が出てくるんだろうな。
「案外、本当に Pentium MMX への回帰の様な、シンプルなプロセッサが出てきたりしてネ」
家庭用核反応炉
この頃 intel は、プロセッサの発熱の問題を前面に出して来ようとしてきている様だ。PC Watchのこの辺の記事など参考にして頂くと、判りやすいだろう。
「発熱が増す要因は、論理回路の複雑化と、高クロック化。感覚的に例えると・・・どういう感じだろ。論理回路を「街」、その中を流れる電気信号を街中で手紙を配達する「郵便屋さん」と考えてみると、街の道路がどんどん複雑になって、しかも配達する郵便の量がどんどん増えてる、って感じかな」逆に発熱を抑える方の要因は、製造プロセスの精細化だ。プロセッサ内の回路を構成する線を細くし、密度を上げる。文字を書く時、太いペンより細いを使った方が細かい文字が書けて、同じ面積の紙に書ける文字数は増えるだろ? そう言う事だ。これによって発熱が下がる原理は実のところ完全に説明出来るほど詳しくないのだが、前述の街と郵便屋の関係で言うなら、家と家の間隔が狭まって街が狭くなり、移動距離が短くなるぶん楽になる、って感じだろうか。
「だけど、その両者の均衡の見通しが暗くなってきている、って話なんだよネ。発熱の増加要因に減少要因が追いつかなくなって、どんどん熱くなっちゃう予測を示し始めたのが、今日この頃って訳」
製造プロセスの精細化によって、確かに全体としての発熱の総量はある程度抑えられているが、密度が上がる事によって単位面積当たりに発生する熱の量「熱密度」なるものが上がってくるそうだ。
「熱密度ってちょっと判りにくい話だけど。例えば同じ力で突かれるとして、太い棒で突かれるのと、細い棒、極端に言うと針みたいなのでで突かれるのと、どっちが痛いかな? 細い方が痛いよネ? 熱の場合も同じで、同じ量の熱でも、狭い面積から集中して発生する熱は、より厄介な問題なの」intel がそれに関するプレゼン用に使った、何の解決策も打ち出さずに現状のままプロセッサの高速化が進んだら熱密度はどうなって行くか、というグラフがなかなか面白い。
「グラフの中に、比較対象にする為の参考が書き込まれてるんだけど。とっくの昔に越しちゃったのが、"Hot Plate"。仮にプロセッサをズラッと敷きつめてやったら、プロセッサで焼き肉が出来るってことだネ」
以前、PCのメンテ中に放熱機を付け忘れた状態でしばらく動かした後に触ったら、火傷しそうになった。今でも充分熱い。
「その次に現在向かっていてるのが・・・"Nuclear Reactor"、なんと核反応炉。その先には"Rocket Nozzle"ロケット噴射口、"Sun's Surface"太陽表面、なんて刺激的な記述が」ま、脅し文句だろうが、事態の深刻さを伝える為の表現としては、インパクトがあり面白いと思う。
「核反応炉、って表現は、このところ intel が統一して使用している文句らしいしネ。『だれも、飛行機に乗るときに核反応炉を持ち込みたいと思わないだろう』なんて文句は、脅し文句としてはなかなか面白いよ思うよネ」話が長くなってきたので、打開策の話とかに関するコメントは、また今度にしておく。
「じゃ、またネ」
分離合体
道を歩いてたら、カツラが落ちていた。
「か、カツラぁ?!」
あ、すまん、ちょっと表現が不適切だった。ヘアピース、って言った方が妥当かな。本質的には同じ物の筈だが。
「ああ、美容目的で、髪の長さやボリューム感を増やす為に付けるやつネ。ビックリしたじゃない、ハゲたおじさんがかぶってる様なのかと思って」
見たところ、後ろ髪の長さを補うタイプの物の様だった。出かける時にロングヘアだったのが帰ってきたらショートになってたりしたら、なんだそりゃ、って感じだろうな。
「・・・それって別に、『散髪してきたの?』って思われるだけの話だと思うけど」
ありゃ。それもそうか。「でも、ハゲ隠す用のカツラだと、話が難しくなるだろうねー。だいたい、万一外れて落ちちゃったとして、どうする物か」
高い物だから捨てていく訳にもいかないだろうし、引き返して拾うのは恥ずかしいだろうし。
「突風にあおられて転がっていくカツラを追い回すってことには・・・なりたくないよネ」
まさに『死ぬかと思った』って思う瞬間だろうな。
足跡
アクセスログって奴は、なかなか面白い。ウチのサイトの場合、サーバーが元から提供してくれる機能と、自分で設置したスクリプトとの併用でやってるが、訪問者のIPや、辿ってきたリンクの元、サーチエンジンで検索をかけて来た場合のキーワードとか、面白い情報が結構ある。
「過去の投槍の内容とかにヒットしたっぽい記録が多いよネ。軍事系やPC系の話を探してたっぽい記録が多いみたい」
書いた記憶はあるが上手く望んだ情報に辿り着けただろうかとか、あまり望んだ情報は提供出来なかっただろうなとか、全然見当違いで無駄足だっただろうなとか、色々思わされる。
「ま、管理者が得ようと思えば容易に得られる情報なんだけど、プライバシーに関わる問題だと思うから、あんまり具体的には喋れないけどネ」
WEB上では思った以上に目につかないところで色々な情報は流れているから、利用者は適宜注意して欲しいし、管理者も得た情報の扱いには適宜配慮して欲しい。ただ、なんだな。今のサーバーに移転して四カ月ほど経つんだが、未だに旧サーバー経由の訪問者が細々ながら残っている。
「他のサイトからのリンクが更新されてないケースもあるけど、サーチエンジンがヒットするケースも結構あるみたい」
門戸を広く開けておくと言う観点から、容量的な問題が起きて来るまでは置いておいて構わないと思ってはいるんだが、何となく気分の良い物ではない。サーチエンジンのデータベース(検索を行う為に保持しているデータ)の更新具合と相談して消してしまいたいと思っているのだが、なかなか更新されないサーチエンジンもあり、なかなか良いタイミングを掴めない。「サーバー移転とかのURL変更って、結構自分のサイトの存在感のチェックとして面白いよネ」
そうだな。旧ページも移転アナウンスのページとして残っているのをいいことに、殆ど特別な連絡を行わずに放置しているが、それでもリンクを修正してくれているか、いないか、してくれたとしてどの程度の時間でしたかと言った挙動で、どれだけの価値で見られているのかって推測が出来る。
シートベルツ?
世間を騒がした事件も、時間が経つと風化していくのが早い。
「次の目新しい事件が起こると、マスコミがこぞってそっちに取りついて、結果的にみんなそっちへ流れていくって感じだよネ」
既に風化の始まった最近の話題を、すこし振り返ってみよう。駅のホームから落ちた泥酔者を助けようとしたが間に合わず轢かれた人の話。
「韓国人留学生の行動が英雄的に騒がれて基金設立とかもされたけど、一個人の行動が過剰に評価されるのは、注意したいところだよネ」
今回は善行だから良かったが。裏を返すと、悪行を働いた場合、例えば殺人事件なんかを起こした場合に、一個人の犯罪が留学生全体のイメージダウンを引き起こし兼ねない可能性を示した出来事だった様に思う。ニアミス事件。
「続報は、減ってきたネ。交差時の高度差の結論とか、出てないんだけど」
機長が衝突防止装置に逆らった事はやはり問題だったのではと言う声があったな。
「あと、怪我人を出した機が急降下した時には、最大で-0.55Gの加速度がかかっていた、って話があったネ。これは結構興味深い数字だネ」
マイナスGがかかったと言う事は『上に向かって物が落ちていく状態』ということだ。-0.55Gってことは、5.39m/s2の加速度だ。すこし計算してみると、この加速度で1m程度『上に落ちて天井に激突した』と想定すると、激突までの所要時間は約0.61秒、激突時の速度は3.3m/s=11.8Km/hである。
「自転車でのんびり走ってるような速度で激突する様なもんだネ。結構痛そうだよ」ちなみに同等の速度を通常に地上に立っている状態での加速度、1G=9.8m/s2で得ようとした場合は、約0.55m落ちる事で得られる。
「なんだ55cm、って思うも知れないけど、それは足から飛び下りた場合のことをイメージしてない? 頭からとか、バランスを崩した状態で吹っ飛んで行く事を忘れちゃ駄目だよ」
しかもそうやってマイナスGで『1m上に落ちた』後に、再び1Gに戻って1mを落下すると、今度は4.4m/s=15.9Km/hで叩きつけられる。「特に用事がない限りは、シートベルトは絞めておいた方が賢明ってことかな、やっぱり。ちなみに一般的な旅客機の座席のシートベルトは二点式(腰を固定)の筈だけど、チキンと骨盤が固定されるように長さを調節しておかないと、絞めてても効果が少なくなるから気をつけてネ」
しかし困った事に近年では『エコノミークラス症候群』という問題もある。狭い座席に長時間じっと座っていると足などが血行不良を起こし、それに関連してかなり重度な障害を引き起こす危険があると言う。ま、10時間程度ならそんなに危険無いらしいが、20時間近くとか連続して乗らなければいけない様な長旅をすることがある場合は、注意して欲しい。
「エコノミークラス症候群予防の為にベルトを外して運動している最中に機体が動揺して吹き飛ばされた場合は、ま、日頃の行いが悪かったと思って諦めるしかないかな」
21世紀の日本のスタートは?
通常国会始まって、さて、世の中どうなるかなー。
「最近の森さんって、なんか災難続きだよネ」
そうだよな。外交機密費の不正使用問題なんて、偶然、森氏が首相の今に発覚したってだけで『俺の知ったこっちゃないよー』って感じだと思うし。額賀氏の収賄問題にしても、基本的に大臣のポストなんてのは派閥ごとのバランスを前提に、派閥からの斡旋に従って埋まっていく様なものだから『橋本さん(額賀氏は橋本派)変なヤツ寄こさないでくださいよー』って感じだと思う。
「このごろは、一時期よく槍玉に揚げられた失言問題が起きてないと思ったら、こんな問題が降ってくるなんてネ」あと何だな。KSD問題って。中小企業がバックにある組織だけに、そんなところから金を搾り取る様な、なんて弱いもの苛め的イメージで攻撃しようってのが野党側の手口かもしれないが、別にそう言う意味はないと思う。
「あれってようは、大企業の様に単独では国に影響を与えられない中小企業に代わって、ひとまとめにして仲介した様なもんじゃないの?」
贈賄には違いないが、贈賄以上の物ではない。「でも結局今回の国会って、野党側にしてみれば今年の夏の参議院選挙を、今の不人気な森首相のまま据え置いて戦った方が楽って都合から、そう厳しい追求はしないまま、終わるんじゃないかな」
さーて。夏までに森首相は何か成果を出せるかどうか。これまで何だかんだ言いながらも殆どの法案は予定通り通してきた今の森政権だが、これからも通せるのか、そして任期中にそれらによって何らかの結果は出るのかどうか。
「政治の結果なんてのは、そうすぐ出ないからネ。どうなるんだか」
パートタイム・ペット
『ひー』
「ん? 何の音?」
ああ、ウチの親父が今年もまたメジロを捕まえたんだ。その鳴き声だよ。この時期になると里に降りてくるメジロを捕まえてしばらく飼っては、山に戻っていく時期になると放すのが、このところの親父の日課ならぬ年課になってきている気がする。
「でもそう言う野鳥って捕まえちゃ駄目なんじゃ無いの。法的に」
まぁ、難い事をいうな。虐待したり、売買してる訳でも無いんだし。昔は霞網とか使って捕まえようとしていたが、じきに鳥黐(とりもち)を使う様になり、規制が掛かってきたかあまり鳥黐を見かけなくなると、最終的にはゴキブリ捕獲用の粘着シートを代用する様になって現在に至っている。割り箸とかに巻き付けておき、餌としてミカンなど置いた横に仕掛けておくと、かかる。
「捕まえたメジロとかの野鳥って、しばらくは落ち着かないから、鳥篭を何かで覆って暗くした状態で飼っておくといいよ。餌は練り餌を市販しているはずだから、それに適宜葉野菜を混ぜて練った物を与えれば大丈夫なはず」
鳥篭を衛生的に保って、鳥にも水浴びをさせる事を忘れない様に。その程度の世話をする気がないなら、飼っちゃ駄目だ。「作者さんには、無理そうだネ」
悪かったな。だから、飼ってないよ。
ネオ・ごみ
部屋の中がまた、散らかってきたなー。
「その辺に転がってる、雑誌類が邪魔なんじゃないの?」
そうだなぁ。一度だいぶ処分したんだが、また溜まってきたよな。ある程度捨てるか。(・・・廃棄中・・・)
「ネネ、なに分別してんの?」
ああ、これか。PC情報誌にオマケで付いてる、CD-ROMの袋を集めてるんだ。
「え? 最近のだったら、サービスパックとかDirect Xとか修正パッチ類とかがそれなりに有為だけど、これもう古いよ?」
いやだから、CD-ROMじゃなくて、入れ物の袋の方。この、片面が不織布なってる奴。これが結構いいんだ。片面は柔らかい不織布だから記録面を保護出来るし、他方は透明だから中身が判る。しかも薄いから場所を取らない。使いようによっては、一般的なプラスティックケースより都合がいい。
「なるほどネ。言われてみれば、そうかな」しかし何だなー。捨てる分、本はともかくCD-ROMもかなりな量になるな」
「IT時代の新しいゴミ、って感じかな?」
そうだな。これもなんか、リサイクルを考えないと駄目な気もしてくる。
「CD-ROMに使ってるプラスティックて、かなり上質な物らしいしネ。ピックアップレーザー光を素直に透過させないといけないから」「IT化がもっと進むって意味じゃあ、こんなCD-ROMとかの物質的な媒体じゃなくて、全てネット配信に移行するのが望ましいのかなぁ?」
いやー、それはどうかな。ネットワークに繋いだりするのが面倒な時に使う様な物だし、ダウンロードに要する速度の問題もあるし。
「でも、ネットワークの通信速度はこれからどんどん上がっていく筈だよ」
といっても、近年普及の進んできた既存のメタルケーブル利用のDSLで1.5Mbps〜3Mbps程度、当面の目標である光ファイバーの家庭への敷設、FTTHが実現しても、取り敢えずは10Mbpsってところだろ? 他方、今のCD-ROMでもbpsで表現すると大概のドライブでは20Mbps程度以上、DVD-ROMは更にその数倍は出ている。配布するプログラムなり情報(映像などを含む)の肥大化も進むと想定すると、何だかんだいって物質的な媒体での付録は当面は生き残るんじゃないかと思う。「うーん、どうなるのかなぁ?」
長
いい加減しつこいと言われそうな気もするが、航空ネタは派生する物が多い為、言い出すと途中で放っておけない部分が多く、つい尾を引いてしまう。
「中途半端にしておくと、誤解とか招き兼ねないからネ」空中での姿勢の変化は判りにくいと前回書いたが、戦闘機など、近距離で他の航空機を見たり追いかけたりするのが仕事の様な航空機のパイロットの場合は、判別する能力を持っているのではと思われる。
「航空機のパイロットっていっても、様々だからネ。車にしたって、同じプロのドライバーでも、タクシーの運転手と、トラックの運転手と、レーシングカーの運転手とでは、違いがあるでしょ? そんな感じだと思うよ」あと、機長が弁護士を付けて云々とか、事情聴取に応じないとか云々とかいう話もあったが、恐らく世間一般に思われているより、機長と言う物は「格が高い」存在であると言うことを、頭に入れておいて欲しい。
「乗客、乗員の命を最終的には一手に責任を持つ、いわば『一国一城の主』みたいな存在なんだよ。単なる『運転手』じゃ無いの」
例えるなら、船長とか、艦長とかに近い存在かな。艦艇の場合、艦長が指揮を取るのが役目で実際に艦を操作するのは乗員だが、機長の場合は指揮も操作も自分でやっていると言う違いがある訳だが。戦記物で、艦が沈む際に艦長が艦に残って運命を共にするってシーンが出てくるが、ある程度それに近い物がある。さすがに運命は共にしないが、緊急時には最後まで機内に残って、他の乗員乗客の脱出を確かめた後、脱出するのが機長の役目となっている。
「そう考えたら、着陸後に操縦室に警官が直接入り込んできて聴取がなんたらってのは、むしろ失礼な行為だってイメージを、浮かべて貰えるかなぁ?」
人か機械か
TVで、例のニアミス事件の関係で、加藤寛一郎氏が出ていた。
「航空分野の学者側のアプローチでの第一人者さんだネ。作者さんも、著書もってたっけ」
ああ。体験を基準にした操縦員の感覚じゃなくて、計算に基づいた理論を大前提に、操縦員への取材や航空機への同乗を行い、最終的に理論と事実の両面からアプローチされているかただ。
「最終的にはコンピュータ、衝突防止装置をもっと信用して操作すべきだった、とおっしゃってたネ。今回も確か、最終的に衝突防止装置が示した回避方法は、きちんと片方が上昇、他方が降下って指示だったみたいだし」
大型旅客機などとなると、上下方向の高度変化は肉眼ではよく分からないって話もしてらっしゃったな。数キロメートル先にちょこんと見えている点の様な機影が、ほんの5°ぐらいとか上や下を向いてるかと言うものを見分けると言うのは、かなり困難なものがある。また、今回の舞台は雲の無い高高度が舞台だったが、低高度で雲に入った状態だったらそもそも目では見えない。「バーティゴ(空間失調)の問題とかと対になる問題っぽいネ。雲に入って全く回りが見えなくなって、方向感覚を失ってしまう状態がバーティゴ。水平なのか、傾いているのか、わかんなくなっちゃう状態。こう言う時は、全面的に計器を信用するのが原則。計器は水平に飛んでいると示しているけど、本当は傾いてるんじゃないか、もしかしたら地面に向かって突っ込んでるかも、という不安や、自分の感覚ではこの操作の方が正解だと言う思い込みに惑わされず、計器を信用しなきゃいけないの」
同様に、衝突防止装置も信用しなければいけないんだろうと思う。
節分
「鬼は〜外っ!」
痛ててっ。こら、エアガンで撃っておいて何が鬼が外だ。
「へへーっ、この弾は、大豆を加工して作った節分用の特製BB弾。食べられるし、自然分解するから環境にも優しい弾だよ」
痛たたたっ、私には優しくないっ!
「ちなみに、実際に屋外でのサバゲーでの使用を想定したエアガン用の自然分解する弾ってのはあったそうだけど、値段が割高だとか、性能(威力や精度)が良くないとか、銃が痛む(弾が削れたカスが溜まりやすい)とかで流行らなかったらしいよ」「あとネ。BBってのは日本ではモデルガン用の弾って意味での認知が広いけど、元々は"Ball Bullet"、球形弾の意味だよ。室内射撃競技用の実弾とかに現存するみたい。他にも、ショットシェル(散弾装弾)の中の粒のサイズの規格名にもBBってのがあるよ。直径4.5mmの弾。日本で言うエアガン用のBB弾は、直径6mmだけど」
日本じゃ銃が一般的でない都合か、用語の扱いも不明瞭だな。英語の世界で言うと、通常の拳銃やライフルの弾丸は"Bullet"、その他エアガン用の弾や散弾の粒などは"Pellet"と呼ぶ様だ。また、これらは実際に発射された後に飛んでいく弾体を指す物であって、発砲する前の薬莢とセットになった状態は"Ammunition"と呼ぶ。散弾の場合は"Shot shell"だと思う。日本語ではそれぞれ、実包、散弾装弾と呼べば良いかと思う。「んー、にわか仕込みで喋るとボロが出そうだからこの辺でやめとこっか」
うむ、その方が良さそうだな。
「じゃ、取り敢えず続けて・・・鬼は外っ!」
うわっ、今度は散弾銃かっ!
イルカいないかいるか
例のニアミス事故に関して、やはり高度差は本当はどの程度だったのか、ってのは見解が割れる傾向の様だな。
「10mってもう、変態、じゃなくて編隊飛行みたいな領域だからネ」
伊丹空港で着陸寸前の大型旅客機を真下から見上げた事がある。20〜30m程度は充分あるであろう高度だった筈だが、それでも恐ろしく巨大で圧迫感のある姿だったものだ。「ところでちょっと気になるんだど。現場検証とかなんとかで、該当の旅客機が飛べなくなってるのって、航空会社にしたら凄い痛手だよネ」
ああ、そうだな。飛ばしてなんぼの資産だからな。多くの機を持っている大手の航空会社だから良かった物の、少数の機しか持たない新参の航空会社とかだったら、もう目も当てられない惨状になっただろうな。
「所有機は一機だけ、とかからスタートした航空会社もあったよネ、たぶん」それとはまた別の話題になるが、航空分野での大ニュースが入ってきた。
「いや、一部の人間にとっては、の大ニュースだけどネ」
去年夏の墜落事故から飛行停止になっていたブルーインパルスの飛行再開について、自治体の了承を得られたそうだ。ブルーインパルス飛行再開だ!
「例年、四月ごろから展示飛行を始めてたようなブルーインパルスだけど・・・間に合うのかなぁ? いつごろから、展示飛行は可能になるんだろ」
うーん。一番機から四番機までに関しては健在だから、再訓練だけだからそう時間はかからない気がするが、五番機と六番機は、機体は生産か改造かするだけだから良いとして、パイロットの育成にどれだけかかるかだな。
「ま、四機編成で暫定縮小版?みたいな演技をするって手もあると思うけど、どうなるんだろうネ」
アエロバティクス・エアライナー
さて。私の扱ってきたネタの体質上、世間を騒がしているニアミス事件に関してコメントせん訳にはいくまい。
「えーと、まず、まとまった量の報道が整理されている場所として、NIKKEI NETの特集:日航機ニアミスを紹介しておくネ」まず最初だが。同じ航空会社の旅客機同士がニアミスを起こした訳だが、このことにこれといった意味はない。
「旅客機は、別に会社の指示で飛んでる訳じゃないからネ」
次に。現段階では、高度差10mですれ違ったという話になっているが、本当にそこまで近づいていたのか、ってのは気になる。
「大型旅客機って、それ自身の高さが20m近くあるからネ。10mって言ったら、それ以下なんだよ? それってどうかなー、って気もするよネ」
両機とも経験充分な機長が操縦していたと言うが、旅客機の操縦員は他の機に接近して飛行する経験は無いはずだ。そう言う事は、曲芸飛行機や軍用機の操縦員がやってることである。
「空中での他の航空機って言うのは、恐怖心から実際より近くに見えがちだって話があるからネ。実際にはもう少し離れてたのかも知れないよ。管制所のレーダーでの監視記録上では、400ft(約120m)になってたって話だし」高度差に関して最終的に正確な結論が出せるのかどうかは、ちょっと自信がない。現代の大型旅客機や軍用機の様な高価で高性能の航空機は、低高度ではレーダーを使って地面からの正確な高度を計って飛んでいる様に聞くが、今回の様な高高度ではどうやってるのか知らない。単純に気圧から計っているだけなら、大気の状態次第の誤差を含む高度しか得られないので、あまり細かい話は判らない。
「でもたしか、そう言う機体ってジャイロスコープ、機体にかかった加速度を正確に観測できる装置を積んでる筈だから、それの記録を調べたら出発点からの相対的な位置の変移って形で、位置情報が判る筈だと思うんだけど」
さぁて、実際の距離に関しては、どういう結論が出るんだなろうな。
「でも本当に10mだったら、凄いよネ。もし第三者の目で現場を見てたとしたら、エアショーとかで曲芸飛行として交差するのよりも大迫力に見えていたと、思うよ」
重傷者は出たが幸い死者は出なかったので、乗っていた人は『タック・クロスを体験してきた』なんていうと、判る人には判って貰える話のネタになると思う。
「・・・って、通じないって、たぶん。Tac Cross、航空自衛隊の曲技飛行チーム、ブルーインパルスの課目の一つで、五番機と六番機が至近距離で交錯する課目のことだよ」あとは、事故原因だが。根源は地上側の管制官のミスという考えがかなり濃厚だと思うが、最終的なところでは機長の判断ミスの可能性もかなり強く見える。
「航空機に搭載された衝突防止装置は、ちゃんと、片方に上昇、他方に降下っていう、妥当な回避手段を指示していたそうだネ。でも、衝突防止装置に上昇を指示された方の機長が、先に管制官から降下の指示を受け既に降下していたから、ということで降下を継続したって話が引っかかるよネ。最終的には、衝突防止装置に元々降下を指示されていた側の機の機長が、相手も降下してくるのを見て降下を取り止めたことで、何とかすれ違ったみたいだけど」
管制官の指示を優先して判断した機長が誤りとは一概に言えないが、衝突防止装置に逆らったのはどうかと言う気もする。
「衝突防止装置の詳しい原理知らないんだけど。接近する両者の防止装置同士が自動的に交信して、両者にとって最適な回避手段をそれぞれに提示する様な仕組みになっていたとしたら、装置に逆らうってのは凄く危険だよネ。って言うか、まさに衝突する方向に突っ込んでいく結果になるんじゃないかな」
ダークサイドな漢字
前回、車に楽しいと書く『轢く(ヒく)』という漢字が酷いと書いたが、漢字の中には時々『これはひでぇ』と思う物がある。
「女が男に挟まれて『嬲る(ナブる)』なんて、特に酷いよネ。誰なんだかなー、こんな漢字考えたの」関連で『女』絡みの漢字を調べると、なかなか痛い文字が多い気がする。良い女は娘だし、シワで肌が波うってる女は婆さんだ。古い女は姑だし、家にいる女は嫁。
「女三人で『姦しい(カシマしい)』なんてのもあるしネ」
コメントに悩む。物質(水とか火とか)や動物を示した部首と違って、なまじ人間の女なんてのが部首になってると、こういう生々しさが出てくる物かと思わせられる。「ま、そんな痛い漢字ばかりじゃなくて、美しい漢字もあると思うけどネ。人の夢と書いて『儚い(ハカナい)』なんて、凄く詩的と言うか、趣のある漢字だと思うし」
漢字はたくさんあるからなー。知らない字も、知ってても忘れてる字も多いからな。知らないところに、酷い漢字も、優美な漢字も、たくさんあるんだろうと思う。
車に楽しいと書いて『轢く』
「ヒドい字だよネ」
さて。駅のホームから転落した泥酔者を助けようとしたが間に合わず、電車に轢かれた事件について、コメントしてみようか。
「この件が盛んに取り上げられて何が可哀相かって、そもそもの発端になった、最初に転落した泥酔者の遺族じゃないかな」
肩身の狭い思いをしているだろうな。さすがにマスコミも近寄っていない様だが、恐らく周辺住民などには知れ渡っているはずで、充分辛い思いをしているのでは無かろうか。「次に、駅の施設や、酒の販売とかの是非に関してだけど」
施設に関してとやかく言う前に、自分の身は自分で守れよという気もするんだが。関係者にしてみれば、勝手に酔っぱらって、勝手に落ちて、勝手に轢かれて、勝手に死んで、文句言われてもなー、という本音は持ってるんじゃ無かろうか。
「鉄道会社側が何もしなくて良いとは言わないけど、利用者側も、努力すべき点は、努力しないとネ」
それとアレだ。非常停止ボタンの周知云々と言っているが。知れ渡れば知れ渡ったで、今度は悪戯で押す奴とかが出てくる気がするぞ、たぶん。「あとはなにかな。韓国の金大統領が送った弔電のなかで『殺身成仁』とかいう言葉を使ってたそうだね」
身を殺して仁と成す。自分の命を捨ててでも人の道に尽くすこと。森首相あたりが使えばまたなんか言われそうな文句だが、他国の要人が言ったなら可か。
伏兵
最近、よく分からんメールが俄に数通届いているな。
「んーと、広告の類だネ。・・・と、なにこれ? この英文のメール」
広告では無いっぽいな。ウチのサイトにリンク切れのあるページがあるぞ、と指摘している様な内容だが・・・?
「あ、確かにここに書いてある部分。リンクが切れてるネ」よくよく読んでみると、ロボット型サーチエンジンの要領でリンクを辿って行って、リンクが切れ等の支障がある箇所を見つけて指摘してくれるサービスの試供品的メールだったらしい。しかし、なんでキチンと私のところに来たんだ? わざわざページの内容を読んで管理者が誰か確認している様な訳は無いはずだし。日本語のページだからなぁ。あ、address 要素に署名として書いてあるからか?
「じゃなくて。link 要素で明示してるからでしょ? 自分で書いてて忘れてちゃ、世話無いなぁ」
あ、そっか。基本的に全部のページのheadに <link rev="made" href="mailto:akechi@osk.3web.ne.jp"> って書いてたよな。この記述は、ページの制作者への連絡先を明示している。IEや、NC等のMozilla系ではこれと言った有為な反応を示さないので、殆ど儀礼的なつもりで書いていた感じだが、こういう形で反応を示すとはな。
「と言っても、別に役に立った、って訳でも無いけどネ」しかしなんだ。link rev="made" が反応を示したのは面白いが、内容的には重箱の隅を指摘された感じで、なんか面白くないぞ。
「でも、リンク切れがあったのは、事実でしょ?」
いや、そうだけどさ。
ぬくぬく
「夏目さん?」
樋口さん?
「・・・ツッコミは誰が入れるのよ」
詠美もレギュラーキャラ扱いにしてその後も登場させて欲しかったよなー。
「なんなんだか」さて、親父が俄に出現させた火鉢だが、順調に燃え出したらいいものだなー。炭火の温もりってのは、ひと味違うな。
「火鉢全体が充分温まるまでの間、燃えかたが安定してなかったのかな。炭火の赤外線の温もりってのは、結構いいよネ。当たったところが直接温もるから」
赤外線自体は、他の電力や石油を使う暖房器具からも出てる訳だが、今のウチにはそう言う器具ないからな。ファンヒーターに、エアコン、オイルヒーターと、赤外線の出る器具は不在状態だ。この手の暖房は部屋の気温自体を全体的に上げて効いてくるものだが、赤外線に関しては部屋の気温に関係なく当たっていれば温い。ところで、炭、作ったのかと思ってたら、拾ってきたんだそうだ。
「アルミホイルとか不燃性の物で木を覆って、それを焚き火の中にでも突っ込んで置けば、まぁそれなりに作れる物だからネ。作ってても、そんなに不思議じゃないと思ってたんだけど。で、拾ってきたってのは、どういうこと? むしろ、そっちの方が変な気もするんだけど」
バーベキューかなんかやった跡に残ってた物だそうだ。当初煙たかったのは、肉の脂かなんか付いてたせいなのかもしれんな。
けむけむ
ウチの親父がおもむろに炭作ってたと思ったら、唐突に居間に火鉢が出現していた。
「えー、火鉢って言ったら、たくさん灰がいるでしょ? 灰を確保するのって結構大変だよネ? そんなの、どうしたの?」
確か、ずいぶん昔、私が小学生ぐらいの頃に、充分に灰の入った火鉢があったのを見た覚えがある。親父が親族だったか知人だったかから、引き取った物だったと思うが。
「・・・うえっ、煙たい」
た、確かに・・・。大丈夫かいな。長い間放置されていた火鉢と灰だけにしけっているかなんかで、状態は芳しくない様だが。
「一酸化炭素中毒とか、気をつけなきゃネ」
リカバリー
皆さんどうもお久しぶりです。
「待っててくれたか怪しいけど」
いやー、更新してないのに、案外アクセスカウンターは回ってたからなー。
「そういやそうだネ。ご迷惑おかけしました、ウチの怠け者作者さんが」
うー。さてさて、フレッツISDNの不調だが。NTT側の設備の更新の都合で、接続機器の設定を若干変更する必要が生じていた、と言うのが実態だった。
「そんな話、聞いてなかったからネ。工事があって一時不通になるとかいう連絡はあったけど、それに伴ってそういう事が起きる場合があるって連絡は、無かったから」
事前の連絡の無さは頂けないが、不都合を連絡した後の応答は、まずまずだったと思う。最初はちょっと遠回りだったが、接続機器の機種名を聞かれて答えた後からはスムーズだった。
「マイナーなメーカーの機種だとどうだったか判らないけど、作者さんのつかってる奴は、まぁそれなりに知られてる機種だったからネ」しかし、NTTに問い合わせてみて思ったんだが。考えてみれば当然とは言え、ちょっと驚いたことがある。
「なになに?」
最初、一度この仮IDとPASSで繋いでみて下さい、と言われたんだが。やってみたところ、駄目だったんだが、向こうからも駄目な様ですね、との返答。
「へー。リアルタイムに通信状態が監視出来るんだ」
そうなんだ。で、前述の対応を行って接続が回復したら、向こうからも繋がった様ですね、と返答。
「うーん、まぁ確かに考えてみれば当然のことだけど、いざ直面すると、ちょっとビックリするやり取りかな」こいつ、こんな時間にも接続してるのかーとか、NTTには筒抜けなんだなーと思うと、ちょっと気味が悪く感じたり、感じなかったり。
「記録として残ってるのは当然だけど(じゃないと、通常の通話料の回収ができないからネ)、リアルタイムに監視出来るんだってあたりが、ちょっとネ」
異常継続
フレッツ・ISDN 直らない。大阪ではいま工事中なのでその影響かとまぁのんびり待ってやってたのだが。そういうの、一々文句言う主義じゃないし。
文句いうか。言うのも面倒くさいなぁ。
異常発生
IP接続サービス(フレッツ・ISDN)が何やら不調です。現在予備手段で接続中ですが、コスト的に勿体ないので今回はこれにて。
あー。
モジラ襲来はいつ?
Mozilla 0.7 がリリースされ、結構いいらしいと聞いて試してみたが。なかなかいいぞ、これ。
「あ。URI欄で右クリックでポップアップメニュー開く様になったんだ。これでカット&ペーストとか出来る様になったネ」
それに、ブックマークの管理・編集の挙動も安定した。Netscape 6、言い換えると実質上の Mozilla 0.6 では、ブックマークの並び替えをしようとすると、消えてしまう事があった。その症状も納まったようだ。
「あと、メールもフォルダに割り振って整理しようとかする時に失敗して消えることとかもあったネ。これも直ってるのかな?」
そっちの挙動の改善は、いま一つ完全ではない印象を受けた。まぁ、まだまだだな。
「あと、プラグイン関係の対応が不完全なのも痛いよネ」しかし、世間一般での Netscape 6 等の、いわゆる Mozilla 5 系のブラウザーの利用率は、まだまだ非常に低いよなぁ。
「作者さんのサイトのアクセスログとか見てたら、どうなの?」
ほとんど、私本人しか使った形跡がない。良く見れば混じってるのかもしれないが。
「あららー。たかだか一日に20〜30Hit程度のサイトとはいえ、実際に使っている人に遭遇しないってのは、まだまだって感じだネ。
ゆきゆき
今日の大阪は寒かったと前回書いた。全国的にも冷え込んでいて、日本海側では大雪が降っている。でも、大阪は降らないんだな。
「北から寒波が来ただけじゃあ、山を越えるまでに日本海で取り込んだ水分は雪として降っちゃって、大阪にはたんに乾いた寒い風が吹き込んでくる、って感じになるみたいだネ」
太平洋側に雪が降る為には、いわゆる「台湾坊主」なる、冬場に台湾近海からやってくる低気圧が、水分を運んできてくれないといけない。これと北からの寒波とが組合わさって、ようやく雪が降る。そう言う訳だ。「いっそ雪でも降ってくれれば、面白いんだけど、ただ寒いだけってのは、なんか損した気がするよネ」
とはいっても、大阪で雪など積もろうなら、即座に交通などが混乱するので、それはそれで困るんだが。休日にでも降って欲しい。
「それは都合が良すぎるって。(^-^; 」
みみ
うー、寒い。大阪にしては、今日はよく冷えた。
「朝は一応、氷点下まで下がってたからネ。凍り張ってたし」
寒い日に外に出得ると、耳が冷えて痛いんだよなー。そういや、人間より耳の大きい猫娘って、冬場困らないのかな。
「アタシに言わないでよ、アタシに。アタシは猫娘型なだけであって、機械なんだから。でもどうかなぁ。純粋な猫の方は、もともと耳って結構ひんやりしている物だけど」
体温は直腸温で38℃程度と、人間より1℃程度高いんだがな。脈拍は、毎分150ぐらいだったかな、人間の三倍程度はあるそうだ。脈が速い分、血液の循環が速くて冷えないのかな。
「どうなんだか。寒いと思ってるかどうかは、猫に聞いてみないと判らないけど」あ、そういえば。猫娘の耳が寒いなら、エルフ耳はもっと寒そうだな。細い分、より冷却効果が効きそうだし、猫耳と違って毛にも覆われていない。
「亜人さんも楽じゃ無いネ。実在しないのは伊達じゃない、ってことかな。生きていくに適さないって事かも?」
この先の道は?
特命リサーチ200Xを途中まで見ていた。未来社会を予想していたが、何かにつけてコンピュータによる自動化のイメージばかりに走っている印象を受けた。
「設定上コンピュータのアタシが言うのも何だけど、『機械に使われたいのか、機械を使いたいのか、どっちだ!?』
談:ドゥーハン "COWBOY BEBOP #19:Wild Horese" ©SUNRISEと、ツッコミたくなる印象を受けたんだけど」
何でも自動化したら、人が生きてる意義が薄れて来る気がするよな。増加する少年による凶悪犯罪の根底は、こういう所にあるのかもしれない。「あと、超音速旅客機、SSTも疑問だよネ」
実用化はするかもしれないが、航空輸送の主役になる事はないと思う。音速を越すと、飛ぶ、と言う行為は格段に効率が悪くなるのだ。効率のもっともよい速度と言うのは、音速の少し手前にあり、既に今の旅客機はその速度で飛んでいる。
「ま、SSTO、大気圏を離脱して弾道飛行する様なタイプになると、また話も変わって来ると思うけどネ。地球の裏側まで数十分で行けるっていう、段違いの速さになるし、一度軌道まで上がっちゃえば、後はあまり推進剤を使わず専ら慣性で飛んで行けるからネ」
これの実用化の為には、発進用に大規模なカタパルト(射出装置)の建設などを伴わないと駄目になると思うがな。もっとも、そこまでして急いでいく用事が人類に存在するのか、って問題に突き当たると思うが。
「ま、移動手段というより、宇宙に行ける、っていう事自体が目的の乗り物になっちゃうのかもネ。今は飛んでないコンコルドも、音速を越せる、ってことを目的にして乗るって感じの意味合いが、結構あったらしいし」私が見ていた範囲では紹介されなかったが、有望な未来の航空輸送は、超大型機だろう。実際、最終的には80m級を展望に入れたエアバス社のA380や、ボーイング社のB747Xなどが実用化へ向かっている。
「速度は限界に達してるから、その代わりに一回に運べる人数を増やそう、って発想だネ」
駆け引き
「今場所は、まだ相撲の話をしてないネ」
あ、そうだったな。場所の前半ごろ、21世紀を迎えるに当たって望むもの、みたいな話をやっていたが。
「怪我対策と、同部屋対決関係の話題が目についた感じだったよネ」怪我対策に関しては、どうにも相反する指摘が混じっていた気がする。
「怪我を減らす様な工夫を、っていのと、サポーターとかを使っていない綺麗な姿でって話。これは、矛盾しているよネ」
怪我を減らす為には、予め怪我を起こしそうな箇所をサポーターで固めておくのが、もっとも即効性のある対策だと思う。極端な話、スキー靴なんかは足首を殆ど固定してしまうが、これは足首を痛め易いからそれを防ぐ為に固定している訳だ。そう思うと、相撲に関しても、怪我をする前から予め危険な個所は固定しておくのは、怪我防止には有効な手段だと思う。
「たしかアメフトとかは、あちこち堅牢なプロテクターで固めている下も、更にサポーターとかできっちりと保護する技術が、キチンと確立してるんじゃなかったかな?」
ま、相撲でも、指とか手首あたりは、普段からサポーターを巻いている力士は多い様に思うが。
「相撲ってのは、物凄い力のぶつかり合いだからネ。ぶちかましの衝撃力は1t前後がざらだって言うし。力士同士でぶつかっても、その衝撃力を受け止められる部位ってのは決まってて、変な位置で受けてしまうと、即病院送りになっちゃうんだよ」もう一つ、常々言われる、同部屋対決。確かに八百長の匂いか漂いやすいことを考えると、後ろ向きにならざるを得ないのが現実だと思うが、何らかの形で見てみたいものであるのも、現実だと思う。
「三役以上とか、大関以上とか、番付上位の力士は部屋を離れた形になって、同部屋同士でも対戦を、とかいう話も上がっているけど、いま一つ八百長の匂いを払拭するには弱い区切りだよネ」
その中で、ちょっと、おっ、と思ったのが『前半戦に限って、同部屋対決をする』という提案。これは面白いと思った。
「前半は、花相撲的な扱いにしつつ、中盤〜終盤に向けての戦略を考えて、って感じになるのかな。地方巡業とか、本場所以外の取り組みでは、今でも同部屋対決は普通にやっているからネ。そう言う本場所以外の相撲が、いわゆる花相撲。怪我とかしたら損だからあんまり無理しないし、負けてもリスクが小さいから一か八かみたいな面白い技を試みてみたりと、本場所とは随分と気風の違った相撲だよ」
つまり、本場所前半戦に、ほのかにその色を添えてみる。その場所の力士の調子を考えて、ある程度八百長の雰囲気がついても構わない、という扱いにしてしまう。調子が良く、充分自力で勝ち星を上げられると思われる力士は、前半の同部屋対決で星を不調力士に譲ってしまうのも部屋としての戦略だ。さらに絶好調で、全勝が狙える、とか思うなら、勝たせておくのも戦略。「八百長を、不正行為として払拭するのではなく、戦略として組み込んで上手く付き合う、って感じかな?」
マニュファクチャーアー
昨日は、知人のPCを組み立ててた。
「ルンペンPC 第二号?」
いや、彼とはまた別の知人のPCだ。モニター込みだが、10万円程度の予算を費やしての組み立てだったので、今回はルンペンとは無縁である。充分真っ当なPCだ。
「作者さんの手元には、もう殆ど譲れる様なパーツ残ってないから、殆ど購入かな?」
そう言う事になるな。Socket370 のマザーボードだけ譲った。AGPはx2、IDEはATA66までだが、FC-PGA刺さるし、まだ充分使えるマザーなので、今回はロハではなく、5000円で譲った。あと、最終的には、IDEケーブル一本、CDDとサウンドカードを繋ぐケーブル一本、ネジ2本を譲渡した。サウンドカード用ケーブルは小物とは言え、私自身がもしもの為に、と買っておいた予備であって不用品ではないので、代金は請求するつもりである。「えーと、そうしたら、あとはどうなったのかな?」
取り敢えず『ディスプレイをケチるな』と言うのを強く推奨した。
「なかなか、完全に壊れるまでは買い換えには踏み切れないから、付き合いの長くなる機材だからネ。それに、PCを使う時には常に眺めて使う機材だし」
劣悪なディスプレイを使って、目を悪くしたら本末転倒だからな。予算と相談の結果、飯山電気の A705H を買わせた。30,000円でお釣りの来る製品としては、非常に優れた品質の商品だと思う。
「飯山のディスプレイ、いいよネ。作者さんのお気に入りブランドの一つだったっけ?」
ああ。一部の格安モデルを除いてリフレッシュレートが高く設定出来る機種が殆どで、チラつきが少なくて目に優しく、画質もシャープである。私としては、そのもう一つ上ぐらいの機種が欲しいのだが・・・。
「今のディスプレイが、やや不調ながら実用には差し支えないレベルだから、買い換えるに買い換えられない、っと」
だから、殊更に良品をと勧めたんだが。実際使ってみたら、やはり非常に良好な画質で、私本人、立ち会った別の知人(ルンペンPCのオーナー)共々、『いいなー』と言った物だ。ま、後は比較的、今時のまっとうなパーツメインで揃えたので、今回は特別大きな波瀾は無かった。
「でも、雑多な予備パーツの多さから作者さんの家で組み立てたんだけど、途中、一部パーツを利用した作者さんのPCが起動しなくなったんだよネ」
うむ。あれは焦った。CDD接続用のIDEケーブルが必要だったのだが、手元の余りがATA66用しか無かった。SCSI教信者である私のPCにはIDE接続されているのは LS-120 と 非常用の予備OSとしてWin98 が入った旧式HDD のみだったのだが、やはりATA66用を手放すのは勿体ない。という訳で、その二つを接続するのに使っていたケーブルを抜いて使い、ATA66用に交換する、という事にしたんだが。
「たくさんのケーブルの這い回った作者さんのPC内で無理に抜いたせいか、SCSIデバイスから起動しないという大問題に。なぜか予備のIDE-HDDのWin98が起動すると言う事態」
BIOS起動過程では正常に認識している用なのに、起動しない。どこか接触不良でも起こしているのか、全部のケーブルを抜いて刺し直しか、とうんざりな気分になったんだがか・・・。「しばらくいじっても復旧しなかったので一旦断念、知人のPCを一応仕上げ、知人達の帰った後で。取り敢えずIDE-HDDを取り外して起動してみたら・・・あらら、正常起動?」
しかし、つなぎ直すとまた起動せず。BIOS設定ではちゃんとSCSIデバイスからの起動、の設定にしてあるんだが。やはり奥が深いなぁ、PCは。取り敢えず今は、BIOSでIDE-HDDを殺した状態で起動している。それでもWin2K上では認識するのでこのままでも良いのだが、なんか気持ち悪い状態だ。
「途中、HDDの繋がってない状態で一度電源を入れた時になんかBIOS内部の認識に異常が生じたか。それとも、IDEケーブルがATA66用に変わったのがなんか影響を与えているのか? 謎だよネ」
自民党最強レベルの口撃力を持つ男
今、森首相はアフリカに行っているが、入って来る情報入って来る情報、とても楽しそうに聞こえる。
「演説で事前のメモを無視して即興で喋ってみたり、南アフリカのラグビーチームのサインボールを貰ってご満悦の様子だったり、民族衣装を来てにこやかにしていたり」
喧しいマスコミから一時的にでも遠ざかれて、楽しんでるんだろうな。
「訪問される側としては、ムスッとして無愛想な首相より、楽しい人の方がいいと思うんだけど、どう思われているのかなぁ」実際、森氏の話は生で聞くと、本来、非常に面白いらしい。ま、今は首相と言う制限がある都合、なかなか本領発揮とは行かないんだろうが。
「なんでも、作者さんの親族に森さんと縁のある人が居るんだって?」
ああ。最近聞いて驚いた。森氏が衆議院議員選挙に初めて立候補した頃から後援会活動をやっていた人がいるんだそうだ。地元に戻ってきた時とかには後援会関係者を集めた会合とかに呼ばれて、名指しで声を掛けられるような人だと言う。
「驚いたよネ。会った事は何度もある人なんだけど、そういう人だったなんて」
その家庭に不幸あって葬式に出た事もあったが、確か国会議員からも弔電が来ていた覚えがある。森氏だったんだろうか。オフレコの場などで歓談すると、非常に楽しい人らしい。いずれ首相の座を離れる時期もるとして、そのあと、TVの討論番組とかに出てきて色々喋って来れないかと思っている。
「早稲田大学雄弁会出身の森首相。大学時代に弁論をやってたのは伊達じゃないようだネ」
立ち上がりは刺激の強さで色々と失敗もしたが、ジワジワと成果が付いてくの・・・かもしれない。
口撃力
なんか、成人式が荒れたそうだなー。
「荒らす方も、荒らされる方も、なんだかなー、って感じだよネ。一喝して黙らせた、高知県の橋本大二郎知事のお手並みは鮮やかだったけど」
ちなみに橋本大二郎氏は、 行政改革担当大臣、橋本龍太郎氏の弟である。
「しかし、なんだよね、あれ。香川県高松市の増田昌三市長の不甲斐ない事。クラッカー投げつけられた市長」
実際どういうやり取りがあったのか知らないが、あれはなんか格好悪かったよなー。
「なんかもっとこう、ビシッと切り返して来れないと困るよネ。政治家・指導者として」
次の選挙に再度立候補したとして、もし私が投票できる立場なら、橋本知事には票を入れたいが、増田市長には入れないだろうな。ちなみに、話術のエキスパートである落語家なんかは、無粋な野次を飛ばしてきた相手にはその巧みな話術を持ってして狙い撃ちで反撃するという。その他の観客の関心をその野次を言った人物に集中させる方向へ持って行って、恥ずかしくてとてもそこに居られないような状況へ追い込むと言う。
「そういや以前、わざわざ前の方の上等の席に座っているにも関わらず居眠りしていて、それとなく注意を促す話をしてもまだ寝るのでと言う事で攻撃対象にされ、恥をかかされた、として訴えてた人もいた様な。金払ってるんだから、寝てようと勝手なに、殊更に恥をかかすのはどういう事かって。裁判ざたにしたくなるぐらい、強烈なんだろうネ、話術のエキスパートの攻撃は」
そこまでとは言わないが、政治家は相応の話術、というか演説の能力は、持っていて欲しいのだな。その点では、森首相の能力は卓越してるんだがな、本来・・・。「余談。『クラッカーを投げつけた』と聞いて、『爆弾テロか!?』って一瞬思った人、手を上げなさい。(^-^;/」
そんな人は、ガンダムの影響を受け過ぎだ。『ザク・クラッカー』の影響だな。複数の手榴弾がセットになった、多弾頭手榴弾と呼ぶべき、投擲兵器だ。そう言う発想の武器が実在するのか否かは不明だが、少なくともこれまでに聞いた事はないし、ざっと調べた限りでは見つかっていない。
「まぁ、企画倒れ的に終わったイロモノ兵器も含めて、マイナーな武器ってのは色々あるからネ。なかなか、ハッキリ無い、と言い切れないのが現状かな」
結果 3
サーバーのメンテナンスの都合で、更新が一日止まってました。
「昨日書くつもりだったことを取り敢えず書いておくネ」--------------------
NHKドラマ評価その三。『もう一度キス』
「セクハラ教師から彼女を守る為に騒動を起こしたのをきっかけに、自分の目標を居場所を見失った、ミュージシャンの卵の男と、日本進出を目指す韓国の人気女性アイドルを中核に進む話の様だネ」
韓国だよ、韓国。わざわざ現地の放送局の協力を仰いで作っている。また妙なことに凝っている物だ。
「微妙で繊細な人物構成でスタートして、上手く一言で表現できない雰囲気だったけど。結構面白そうなんじゃないかな?」第三回を終え、半分を過ぎた『グッド・コンビネーション』 クセが強く、若干『痛い』とでも形容したい様な雰囲気もあった作品だが、今回はなかなか渋い内容だったと思う。
「ベテラン漫才師と、その弟子で売れ筋の若手漫才師、そして明らかになる、主人公グループの一人の過去。ベテラン漫才師の最期、誤字じゃないよ、とか、泣ける物があったネ」
ま、半分も越したことだし。あと二回、最後まで見ておこうと思う。
--------------------と言う事だったんだが、一日経ったら『グッド・コンビネーション』は第四回も終わった。
「順調に行くやと思いきや、最終話に向けて一気に人間関係が再構築される感じで、波瀾含みの方向へ」
ちょっと強引かなー。五回にまとめるにはゴチャゴチャし過ぎ立ったんじゃないか、って気もしないではない。
「ま、一本調子ってのもつまらないから、適当なドタバタは必要なんで、その辺のバランスは難しいと思うけどネ」
指針表明
「そろそろお正月気分も終わりだけど・・・作者さんに、名指しの新年祝いって、結局来なかったネ」
ま、儀礼的に形だけの挨拶をされても意義は小さいからな。仕方ないか。相手が著名人なら、また話は別なんだが。
「そーいう物の言い様だから、お客さんが居つかないんじゃないの?」
でもさぁ。自分のサイトで独り言を言うのに、あれこれ気をつかうっての何だかなー、と思わないか。
「そりゃあ、まぁ、そう言う言い分もあるかも知れないけど」人様のサイトで発言する時や、ウチのサイト内でも特定の人物に対して名指しで話しかける時は、余計な いさかい を起こさない様な配慮は不可欠だと思うし、やっている。しかし、自分のサイトの独り言まで気にしてたら、疲れる。こういう雰囲気で付いて来れる人だけ来て下さい、って意思表明みたいな物かな。
「本音でズバッと言いたいけど、周囲を考えて言えない、ってことは結構あるからネ。ようは、そういうのの捌け口が欲しってことかな?」
ま、そんなところだ。当然、100% 本音とは行かないので、適当に限度をわきまえてやっているが。
結果 2
NHKドラマ評価その二。『グッド・コンビネーション』
「漫才師育成学校という、また妙な場所が舞台として選ばれてたよネ」
しかも、登場人物がまた・・・。
「いろんなタイプの駄目人間が勢揃い、って感じの雰囲気だったよネ。で、なーんかそこはかとなくギクシャクしてるし」
なんか、濃いなー、と言うのが第一印象。あまり、進んで他人に勧められるタイプの番組ではないな、と思う。「でも結構、最後の方では、まとまってきた感じで程よく納まったんじゃない?」
確かにそう思った。乗り越えるべき部分を越えたら落ち着いた、って感じかな。そう思ってしまえば、前述の駄目人間がどういう風に変わっていくのか、楽しみにはなる。
「ま、五夜連続で完結の短編物だから、サラッと見てみようって感じかな」
トラップ
昨日私が映画を見に行ったのは梅田だったのだが、PC関係でちょいと買い物があったので、しばらく前に出来たって言う、Sofmapにでも寄ろうとした。
「アレって、作者さんが地理的に苦手な西梅田よりにあるみたいだネ。ちゃんと行けた?」
・・・寒いから地下街歩いていったら、行き過ぎた。案の定。ま、それほど見当違いの場所には行かなかったが。しかし、あの方面は、行く度になんか見た事も無い様な通路に出くわす謎の地帯だ。なんか、池とかあって壁が滝になってる場所とかあったし。
「東梅田方面は、それなりに把握してるんだけどネ。作者さんも」さて、その他にも、買いたいコミックがあるのでコミック類主体の本屋にも寄った。エルフを狩るモノたち・16巻。買ったら、地下街の新春キャンペーンかなんかで、スクラッチカードが渡された。削ってみると・・・お、500円金券だ。
「買った本、消費税入れて577円。・・・先にくれてたら、とか理不尽なことを思ってみたり」
ま、仕方ない。しかし、キャンペーン期間が終わるまでにもう一度梅田に来るか判らない。たかが500円金券一枚の為にわざわざ来るのは本末転倒だし、かと言って捨ててしまうのも勿体ない。という訳で、なんかもう一冊本を買って帰るかと思ったんだが。「しかしねー。今のところ、買いたい本って残ってなかったよネ。気が向けばいつか、って本は無い訳じゃないけど、既に何冊も出てるシリーズ物だったりして、一冊だけ買うのは生殺しの様なもんだし」
かと行って、全巻かってたら、やっぱり本末転倒だ。くそー、そう言う陰謀か。
「そんな陰謀に負けてなる物かー、と探していて見当たったのが、深沢美潮女史の『猫は知っていたのかも。』 そういや、ミステリー物で新シリーズを始めた、とは聞いていたよネ」
これなら良いだろうと、購入。ちょうど500円だし、と思ってたら。
「消費税忘れてた、っと。きゃはは、手元の500円金券に気を取られ過ぎたね」
ま、いいさ。25円で深沢女史の新作を手に入れておきながら文句を言うのは、失礼ってものだ。「作者さん、深沢さんの本、何だかんだ言ってもう軽く20冊以上読んでるよネ」
ああ。ここ最近は『私はもう、彼女の作品には飽きているんじゃないか?』と懐疑の念を抱きながら読んでるのだが・・・実際に読むと、やっぱり面白い。今回も・・・してやられた。
「早々、別の世界の別のキャラクターに填まる訳が・・・と思って読み始めてたんだけどネ」
読んでみると、やっぱりファンになってしまうんだなー、キャラクター達の。罠だー。と思いつつ、この新シリーズも、続巻が出れば買わねばならない作品になってしまった様だ。
映画鑑賞
私にしては珍しく、映画を見に行ってきた。
「へぇー。本当に珍しいネ。EVANGELION 以来じゃない?」
たぶんそうなるな。
「んーっと、なにかな。作者さんはダイナソーとは見に行く様な柄じゃないでしょ? シッス・デイも違うし、バーティカル・リミットも違うよねぇ。バトルロワイヤル? でもあれも、普段映画見に行かない作者さんがわざわざ腰を上げて見に行く感じでもないし」
うん。北野監督の映画見るんだったら、次の BROTHER まで待った方がいい気がするな。
「じゃ、13デイズだ。うん、コレでしょ?」
そう。当たり。「キューバ危機。アメリカの裏庭、キューバにソビエトが核ミサイルの配備を行おうとしたことに端を発した、核戦争突入の危機に近寄った事件を題材にした、かなりノンフィクションに近い作品。部分的な脚色がある程度で、主要な部分は事実に従っているらしいよ」
やっぱ、リアルな話はいいわ。武力侵攻を推す軍部と、外交解決を図る大統領と、手に汗握る政治的駆け引きは、実に面白い。
「なんていうか、ストイックな作品だよネ。一触即発のスレスレを辿っていく雰囲気が。決して多くもなく派手でも無いアクションシーンから、本当にここでしくじれば死ぬんだ、っていう緊迫感が漂って来たりして」充分に満足できる作品であった。さて、次に私が映画を見に行くのは COWBOY BEBOP かなー、と思ってたんだが、上映前の予告を見ていて、もう一本見るべき映画があった事を思い出した。
「釣りバカ日誌12とか?」
んな訳あるか! =^-^;/ 『パール・ハーバー』だよ、パールハーバー。
「あの、真珠湾攻撃を題材にした奴ネ。夏ごろ上映だって」
予告映像の中の真珠湾に迫る大編隊とか、結構いい感じ出してるな、と思った。あとちょっと追加。『13デイズ』のタイトル、原題と日本版の違いがなかなか微妙な関係だと感じた。
「現代は"THIRTEEN DAYS"で、日本語版は『13デイズ』。"13 DAYS"にはなってない当たりが微妙だネ。
なお、『十三デイズ』と書いちゃったら、大阪の人間は『じゅうそう デイズ』と読んでしまうので不許可である。
結果
さて、前回の投槍で挙げてみたNHKのドラマ『バブル』を見てみた。
「バブル景気に世間が沸いた時期が舞台ってことで、またなんかやっぱり妙な感じがするよネ」
主要登場人物の顔見せ的構成だった第一回だが、まぁいろんな人間が出てくる事。・バブルを陰で操る金融界の大物
・その鼻を明かそうとして一度は敗れ去ったが、再起して復讐を目指す男
・その男と組んで一儲けしようとする男
・その男の不動産屋のOLで、地上げ絡みで一儲けしようとする女
・ひょんな出会いから、そのOLと組む事になったたこ焼き屋の男
・その兄で、零細企業の経営者
・その嫁
・その嫁に金を貸し付けようとする銀行員の女(その銀行の頭取が最初の人物)
・物語の冒頭で殺された、たこ焼き屋の男の彼女
・その殺人事件を追う刑事「なんなんだか」
上は頭取から下はたこ焼き屋まで、幅の広い登場人物である。なお、一応の主人公はたこ焼き屋である。また、現段階では冒頭で殺された女の意義が何となく筋はある物の詳細は不明で、どう物語に関わってるか、気になる点である。
「結構、当たりだったんじゃない、作者さん的には」
まぁな。来週も見てみよう。
私は別に関係者じゃないですよ
去年の終わり頃にTVを見ていて気付いた事がある。
「NHKのドラマが、面白いんだよネ。ま、面白いってのは人の好みだからして、作者さんの好みに合う、ってのが正しい表現だと思うけど」
去年の半ばの『航空学園グラフティ FLY』を皮切りに、『深く潜れ 八犬伝2001』『マッチポイント!』と見てみたが、なかなか面白いアプローチの番組だったと思う。
「なんかヘン何だよネ。FLYは航空学園なんて妙な場所が舞台だし、深く潜れは前世がどうとらいう怪しげな設定に、、これまた軍艦島なんて妙な場所が物語のキーを握っていたり。マッチポイントの、リストラで潰れかけのバレーボール部、って主眼も妙。リストラは世間のトレンド?だと思うけど、バレーボールってのはちょっと妙な部分を突いた感じだよネ」
ま、実際、名門バレーボール部の廃部とかの話題は世間でもあった訳だが、お世辞にも世間の関心を引いた話倍では無かったと思う。「そう言う、ちょっと変わったシチュエーションの設定と、長くても十数話程度に絞り込んだ短期決戦型で高密度の構成が作者さんのツボに填まっているのかな」
たぶんそんな感じかな。ちなみに新年に入ってからの要チェックとみたシリーズは、総合・ドラマ家族模様枠「バブル」1/5(金)〜週一回
BS-2・BSドラマアベニュー枠「グッド コンビネーション」1/8(月)〜五夜連続
総合・ドラマDモード枠「もう一度キス」1/9(火)〜週一回と言ったところと見た。なお、BSドラマアベニューは、ドラマDモードの先行放送的な側面がある為、重なる事があったように思う。その他、ハイビジョン等との兼ね合いもあるので、どの枠での放送が初出なのかは見極めにくい事があるのをご了承願いたい。
「これとは別だけど。以前に放送されて当時もこの投槍で紹介した、なかなか興味深い内容だった海外ドラマ『人類、月に立つ』の再放送が BS-2・1/10(水) から始まる様だよ。アポロ計画を描いたノンフィクションのドラマ。シリーズ物なのに毎回作品の演出と言う、気風に違いがあったりして、なかなか面白い構成の番組だったから、見てなかった人は見てみても、見た人も見直してみても、面白いんじゃないかな」
家庭内乱
「あれ、作者さん、HUB買い換えた? ネットワークの」
うん。8ポートの10BASE-T/100BASE-TXスイッチングHUBに買い換えた。ちなみに元のは10BAST-2ポートと、10BASE-Tが4ポートのHUBと使ってた。
「10BASE-2なんて、最近の人知ってるのかな? SCSIデバイスみたいに、HUBの様な物で分岐しないで、数珠つなぎに直列に接続する形式なんだけど」
SCSIからして、今では通じるか怪しい気がするがな。以前使っていたPCに接続できるネットワークインターフェイスが、10BASE-2用の物しか手に入れられなかったんで、やむを得ずそう言うHUBを使っていた。今はもうそのPCは退役させて久しいのだが。
「にしてもさ。作者さんとこのネットワークに100BASEのデバイスなんてあったっけ?」
いや、スイッチングHUBってのは、思ってた以上に有為な物だってのをしばらく前に知ったんでな。既に手持ちのHUBのポートが埋まってたのもあって、買い換えておく事にした。「ああ。スイッチングHUBって、単に10BASE-Tと100BASE-TXの機器を混在させる為の装置、程度に思ってたのかな?」
う・・・。まぁ、そう言う事だ。先日、知人宅のLAN構築を行った際に、今からやるなら100BASE-TX環境でやるべきだよ、と勧めてそれで機器を揃えさせた際に、そのスイッチングHUBの説明書を読んで知った。
「ポートに接続されているデバイスが何者か認知して、必要なデータだけを送信するのがスイッチングHUB。単にHUBと呼ばれていたリピーターHUBは、そう言う事は関知せずに全部垂れ流しにしてたの」
HUBに A, B, C 三つの機器が接続されていたとする。A から B へデータを送りたい時に、A から受け取ったデータを B だけに送信するのがスイッチングHUB。他方、リピーターHUBは、B, C 両方に送信する。C へ送られたデータは、C がこれは自分宛のデータではないと判別して破棄されるだけなので、無駄な通信である。
「そう言う無駄な通信を減らして、ネットワーク全体の効率を向上するのがスイッチングHUBって訳」ま、そんなに通信量のあるネットワークでも無いからして、スイッチングHUBを導入したからって殊更にパフォーマンスの差を感じるほどの事はないんだが。しかしそれにしてになんだなー。何だかんだ言って、既に5ポート使ってるんだが。
「作者さんの常用PCと、ノートPC。それと、簡易サーバー、家人用PC、ダイヤルアップルーター。結構、増えたもんだネ」
頭脳的馬鹿
「特番の定番の一つ『欽ちゃん仮装大賞』をやってるネ」
あの手の素人参加番組を見ると思うんだが・・・。
「イマイチ、かな。なんて言うか『オチて無いじゃない』って感じがしてみたり」
曲がりなりに、私は大阪育ちで大阪現住だからなぁ。ボケとツッコミが必修とも言うべき特性をもった地域で育った人間としては、厳しい評価をしたい。「って言うアンタも大したネタもって無いじゃないの」
だから、こうやって場末の弱小Webサイトで独り言いってるんじゃないか。
「む、そう来たか」
テレビなどで広く放送される物には、相応の品質って物を考えて貰わないとな。笑いと言う物は、計画的に仕組まれたネタと、臨機応変のノリの相乗効果で成り立つ物だと思う。
「他人に聞いて凄く面白い、と思って知人にも教えて上げたんでけど、あんまり面白がって貰えなかった、って経験無いかな? いかに面白おかしく、ノリで勢い良く伝える、ってのも重要な技術だからネ。伝聞する過程でそのノリが無くなっちゃうと、面白く無くなる訳」
面白いネタも、ノリが悪いと楽しめないと言う事だ。逆を言うと、大して面白くもないネタも、ノリ次第では面白くなり得る。「まっ、自己満足な笑いにならない様に、気をつけなきゃ、ってことかな」
作った本人は、途中の話の運び方や、仕込んだ伏線の位置、オチなどを全部分かっている。他方、聞き手はそれを分かっていない。また、最後まで話しても、本人が意図した内容が100%伝わるとは限らない。というか、まず100%は伝わらない。
「そういう、話し手と、聞き手の間にギャップがある事に注意した上で、上手く笑いなり、感動なり、誘おうネ」
そばだけど遠い
「傍だけど遠いって何よ、コレ」
いや、そばはソバでも食べる方の蕎麦の話だ。日本の年越しと言えば定番なのが蕎麦。しかしまぁ、所詮、街の普通のスーパーで手に入る様な蕎麦と言ったらこれが・・・細くて灰色のウドンみたいな物なんだよなぁ。
「確か、一回作者さんは本格的な蕎麦食べた事あったよネ。茹でるだけで15分ぐらい掛かる上に、人気があって結構混雑していたから、散々待たされていたよネ」
あれが旨かったんだよな、アレが。ま、旨いと言うのは人の好みだとしても、その辺の店で売っている蕎麦とは全く異なる食べ物であった事は確かだ。他にもそこほど本格的ではないが、結構いい蕎麦を二回ほど食べたが、やはりそれも結構違う味がする。「うどんの方は、その辺で売ってる奴でも、冷凍麺のやつとか、結構美味しいんだけど、蕎麦はまた話が違うみたいだネ」
うん。うどんは、味と言うより、喉越しで食べる様な物だからかなぁ。本来の食べ方は、噛まずにそのままスーッと喉に流していく感じっだって言うしな。
「あの食べ方、結構難しいよ。失敗したら吐きそうになるし」
ちゃんとコシがあって滑りのいい麺なら、途中で引っ張ったらそのまま出てきたりするあたりが面白かったりするんだが。
「コラコラ。(^-^;/ 汚いって」
ま、試すのは人が見ていない所で、ってことで。そば粉と小麦粉、と思って比べると小麦粉の方が良い物に感じるのに、こと麺類になってしまうと蕎麦の方が奥の深い物になるあたり、なかなか面白い物だ。
「一度ぐらいは、蕎麦の名産地、見たいなところで本格的な蕎麦も食べてみた方がいいと思うよ」
本当に、その辺の安物とは全然違う食べ物だと感じるはずだ。結構、蕎麦の産地ってのはあちこちにある気がするので、どこか旅行に行く道すがらにでも遭遇するかもしれないので、その時にお試しでも。
前世紀の忘れ物
「あー、作者さん、カレンダーがまだ12月」
む、忘れてた。家人が貰ってきた奴とかがまだ余ってたはずだな。貰って来るか。
「なんか買わなかったの?」
軍用機の写真集モノでちょっと『おっ』と思う物があったんだが。
「あれ、意外とそう言う露骨な感じなのって嫌いなんじゃなかった?」
いや、1月からしてステルス戦略爆撃機の『B-2 Spirit』だったりするあたりがなかなか独特だったんでな。しかし、あいにく海外製で日本の祝日が反映されていないのが手痛かったのでやめた。
「なるほど。それじゃあ結構不便だよネ」「あー、作者さん、電波時計が狂ってる」
む、年が変わったら年度を合わせないといけないんだったかな。普段は日本標準時を伝える電波を受信することによって自動修正されるんだが。
「意外と頼り無いねぇ、年一回の作業だけど」
電波時計は電波時計だけど、安物の奴だったからなぁ。もうちょっと上等な奴なら、そう言う問題は無いのかもしれない。というか、そもそも年が変わった事以外の原因でズレてたのかも知れないが。
「大阪は、その電波が出てる茨城県から結構離れてるからネ。単なる受信ミスかな? それにしてはなんか挙動が違った気がするんだけど」
ま、取り敢えず年度を合わし直しておこう。しかし、初期化するとなかなか受信しないんだよなー。
「もうちょっと、いいヤツに買い換えた方がいいのかもネ」
ユメ
年末年始に、20世紀を振り返る、といった主旨の番組が多々ある。こと、テーマが野球となると、関西圏ではやはり出てくるのが・・・。
「伝説のバックスクリーン三連発、だネ、やっぱり。あれは、野球史全般で見ても意義のあるシーンだったと思うけど」
その後も、巨人を中心に強力打線を揃えたチームは何度と現れたが、あのようなシーンは再発していない。打者側の問題のみならず、投手側が逃げたりするとかいう戦術の都合がある為、なかなか発生しないだろうなぁ。
「あのシーンは、打った側の打者、か打たれた側の投手以外にも、センターのクロマティ選手の挙動が結構面白いよネ」
フェンス際まで行ってジャンプで捕球を試みる一本目、フェンス側まで行って見送る二本目、そのまま見送る三本目。段階的にやる気を無くしていく雰囲気。えー、もう一つ別の話題など。
「これ、たぶん今年に入ってから、というか新世紀に入ってから、って感じかなぁ、ってTV-CM。HONDAが二足歩行ロボットのASIMOをCMに出し始めたネ」
特に、具体的な車等の宣伝を伴わない、なんというか企業のコンセプトを訴える様なタイプのCMが印象に残った。
「踊る様に動いているASIMOに、少女が一緒に近寄ってきて踊る。ASIMOって、ちょうど子供がランドセルを背負ってるぐらいの大きさなんだよネ。しばらくして、少女の母親か何かが呼ぶ様な声がして少女が去っていき、その後にASIMOも続く」
だから、どうした、って感じだけど、ロボットと人の融和感が、なんというか未来的な物を感じさせる。The Power of Dream というキャッチフレーズを上手く表現したCMだと思う。
「なーんて思ってたら、HONDAのオフィシャルサイトで紹介されているネ。見た事ない人は、見てみる価値もあると思うんだけど、どうかな?」
はっけよい
あー。
「ん、酔ってるね、作者さん」
ま、程々に。家人が屠蘇(とそ。本来は、なんか漢方薬入れた薬酒を指す様だが。ここで言うのはただの酒)用に買ってきた日本酒が旨くてなぁ。
「んっとこれは山廃仕込みのそこそこ上等の地酒だネ。この銘柄は・・・一升2700円ぐらいだったかな、地元で買うと。大阪まで流通してきた結果がいくらになってるのかは知らないけど。安物と違って醸造用アルコール入ってないし、仕込み方法が山廃っていう古風な方式で独特の香りがするのが特徴だネ」
まー、今回は一合も飲んでないから、大した酔い加減ではないが。ちなみに私は日本酒だと気分良く飲めるのは二合ぐらいまで、三合越したあたりから悪酔いの危険度が出て来る。「それでもなんか、年越し、元旦の朝、夜、とか何度も飲んでる内に、抜けきってないのか酔いやすくなってない?」
・・・・・・。
「って、寝るなー!」
あー。いや、私は酔うと寝るタイプなもんで。酔っても顔に出ないし、それほど理性も失わないんだが(でも相応にへらへらはする)、眠い。んーっと、前振りのつもりの話題だったが、長くなった。
「じゃ、一応の本題を始めようか。TV見てると、TBS系で筋肉番付系の特番やってるネ」
様々な分野のスポーツ選手などを中心に、パワーやスピードを競う番組だ。これに、ぜひ出てみて欲しい人物がいる。
「昨年末、大相撲協会を去った、元横綱若乃花関。今は、何て名前で呼んだらいいのか知らないんだけど」
力士は、小兵と言われる力士であっても、基本的に他のスポーツ選手と比べてパワーはかなりなる。小兵と言う程ではないが軽量で、体重が増えにくいタイプだった元若乃花関は、現役引退後はかなり速い段階で体重は落ちているはずだ。結果的に、ある程度パワーは失うがスピードは増す。
「力士の恐ろしさを、世に示して欲しいんだけど・・・いかな協会を辞めても、無理なのかなぁ、ああいう番組出場は」
ダイビング
「なに? この図柄」
いや、へび年だから。コブラだ。
「・・・通用しないと思うんだけど、こんなネタ」
あうー。
「これは、航空自衛隊の飛行教導隊の部隊マークだよ。それだけの話」新年早々『地下鉄渋谷駅で崩落事故』みたいな報道があって驚いたよなぁ。
「鉄道とかの高架からコンクリート片が落下、とかの事故がよくあったからネ。またそういう事故かと思ったんだけど」
何のことはない、地下鉄の入り口部分の屋根の上に新年を祝う為に集まっていた若者が登っていて、屋根のガラス部分が破れて落ちたんだとさ。
「新年早々、なんだかなー、って事故だよネ」しかも、落下した四人のうち一人は頭を強く打って重体らしい。21世紀の死者第一号の危機。
「21世紀初出動がこういう事故とは、救急隊の人達もご苦労さま」
酒の入る新年会とかもこの先あるだろうが、馬鹿騒ぎも程々に。
ご挨拶
「おーっす☆ やぁ、もう21世紀なんだネ」
うわっ、何でお前がここに出てくるんだ。
「自分で書いといて、自分で驚いてたら世話無いなぁ」
そういう身も蓋もないことを言うなって。
「ま、それもそうかな」えー、21世紀を迎えるに当たりまして、この投槍雑記帳をアシスタントのフェリシアとの会話形式に改めてみました。中途半端な『私の主張』のページを独立した別コンテンツにしようかな、って構想への準備なのですが。
「そうしちゃうと、アタシの出番無くなっちゃうからネ。代わりにココがアタシの出番になるって訳」
なんだ。出番を取られる予告をされた割にはご機嫌だな?
「だってまともに更新するのは、どうせこの投槍だけでしょ? ってことは、ここを出番として確保出来たってのは、万歳じゃない」
ううう、痛い所を。それと、長年使ってきましたハンドルネーム『明智ねこ』改め、今世紀からは『藪猫 明智』を名乗らせて戴きます。やぶねこ、です。
「結構前から、変更したいなーと思ってたんだよネ」
うん。しかし、せっかく名前を覚えてくれた人に、覚え直してくれ、という話になるハンドルネーム変更には気が引けてたんだよなぁ。しかしそれを言っているといつまでたっても変更出来ない訳で、世紀の変わり目、ってのを口実に変えちゃえ、っと。
「やわらかい平仮名の『ねこ』から、ちょっと硬い感じの感じの『猫』になりたかったんだって、作者さんは」
当初は『山猫』とかでいいかな、と思ってたんだけど。調べている内に『藪猫』って形に落ち着きました。えー、それでは。
「こんなサイトですが、今世紀もよろしくネ」
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