■過去の投槍雑記帳 2000年 4th Quarter |
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21世紀に望まれる政治体制は?
20世紀最後の日。新聞の第一面に「戦争の世紀に決別を」とかいう記事が書いてあったが、そのすぐ下の記事が 「マニラで同時爆弾テロか」とかだったりするあたりに、始まる前から駄目な雰囲気が漂う。
20世紀は、一応、資本主義とか、民主主義とかの勝利と言う形で幕を閉じていく形になるんだと思うが、これはあくまでも現状であって、結論ではない。現状が最適とは限らない。今は窮地に追い込まれている共産主義も、成功していた時期はあったのだ。実際、今も姿を変えつつ中国は共産主義体勢が保たれているし、一度は共産主義を捨てたはずのロシアも過去を振り返りがちな一面もある。世紀末の土壇場で国歌を旧ソビエト時代の曲を元に、歌詞を一部変更した物に戻したりもしたし。
20世紀を振り返るドキュメンタリー番組とかを見ていると、避けて通れぬ出来事として第二次世界大戦が語られるし、その為にはアドルフ・ヒットラーの話にも触れられる。当時のドイツ国民を魅了したその弁論には、確かにそれ相応の魅力があるのも事実だ。彼は、民主主義を「放任主義」と称していたそうだ。なるほど、そういう解釈もある。それに変わって、私が責任を持って国民を導く、とも言っている。ふむ。
昨今の少年犯罪の増加などを見ていると、あんな連中に権利、主権を与える価値はあったのか、という気もしないではない。権力者から権利を勝ち取る為に闘争してきた先人達は、ああいうことを許す権利を望んでいた訳では、ないはずだ。
民主主義とか主権在民と言うと、錦の旗印のごとく扱われるが、無条件に信用して良い物なのかは、警戒すべきだと思う。
世の中には「船頭 多くして、舟 山に登る」という言葉もある。
殻を破って
春、夏、と来て、NHK-BS2で定例の冬休みアニメ特選をやっているわけだが。この頃、海外のアニメ等の比率が高く「ネタ切れか?」の印象がしないではない。ガンダム、マクロス、パトレイバーの様なメカ物、その他、女神さま、KEY THE METAL IDOLとか、おっ、と言う作品も多かったアニメ特選なんだが。特に、その年の夏に完結したKEYを、同じ年の冬と翌年の春で放送したのは凄かったと思う。
海外製作のアニメと比べると日本のアニメ技術の水準の高さを感じることができるが、見様によっては日本のアニメの「閉塞」を感じる事もあるかもしれない。日本のアニメは、ストーリーの展開や、場面の演出方法が、なまじ技術的に成熟しているがゆえに「こういう時は、こうする」という定石が成り立ってしまいがちな面もあるのでは無かろうか。
「これは面白い」と感じたアニメは、やはりその閉塞感を突き破る様な、何か特異な要素を持っていた様に思う。
血
テイルズ オブ エターニアやってたりで保留していた、Windows版 英雄伝説-IV「朱紅い雫」をやった。良くも悪くも、後期英雄伝説三部作「ガガーブトリオロジー」の最後らしい作品だったように思う。それなりに楽しんできた人にはそれなりに楽しめるだろうし、あんまり楽しんでなかった人には楽しめないかもしれない。あまりディープなファンにも、逆に楽しめない気もしないではない。
原作であるPC-9801版では、なんかキャラクターがたくさん出てくるが、その存在が希薄で、いま一つ存在意義が無かった。なぜ、なんの為に、そこにいるのか。実際その気になれば、大半のキャラに全く関わらずにクリアしてしまう事も可能だったりした。Windows版では、キャラがそこにいる理由や、出てくる目的が示されている。キャラ同士の人間関係とかも加わっている。キャラの強さとかも結構明白に塗り分けられた。強者として作中の世界で有名という扱いを受けている、力の賢者ガウェイン、迅雷のダグラス、サファイア・アイ・ルキアスとかは、確かに強い。
これを、筋道が記されたと好意的に評するか、自由度が無くなったと否定的に評するかは人の好みである。RPGにあまり自由度と言う物を求めていない私としては、良かったと思っている。
PC-9801版では、パーティを組む相手を任意に選べたが、普段連れ歩くキャラは実質固定になってしまうのが現実だった。入れ換える時と言えば、特定のサブシナリオクリアに特定のキャラが必要という場合ぐらい。使っていないキャラはレベルが上がっていないのだからして、はっきりいって弱い。戦闘には使えないお荷物。キャラクターと言うより、「イベントクリア用アイテム」みたいな扱いをしていた物だ。
その意味では、パーティ編成が強制で、その代わりに一度別れたキャラと再会する時にはある程度勝手にレベルアップしてくれたたりするWindows版システムの方が、スッキリしている用に思うのだが。良くも悪くも、などと冒頭に評したように「変わりきれていない」が、変わっている所は結構変わっている。初回版ならPC-9801版のシナリオ原本が添付されているので、それで復習なり予習などしてギャップを楽しむのも一興であろう。
自衛
特別忙しいという訳でもないが、なんか間が開いてしまっている。
NHKスペシャル「世紀を越えて・エピローグ第三回」は見逃してしまった。市場経済がテーマだった筈。前二回が、倫理という問題を含みつつも、どちらかというと技術の分野に寄った内容だったのに対し、第三回は人の心理に寄った内容だと思われたのが、関心の低下と見逃しの理由かと思う。さて。昨今CAVT網やxDSL、フレッツ・ISDN等での常時接続形態でのインターネット接続が増えている。その中で、CATV網利用の形態で、不正アクセスの事例が増えているという。
かつて一部の管理がずさんな所では、MS-Windows 95/98/Me/NT4/2Kなどの「ネットワークコンピュータ(もしくは、マイ ネットワーク)」を開くと、近所のPCが見えてしまうというお粗末な例もあったというから、さも有らんと言う事態だと思う。自分から他人へ常時アクセス出来る環境と言う事は、他人から自分へ常時アクセス出来る環境と言う事である。聡明なハッカーや狡猾なクラッカーを相手に回して一般人が勝つ術は無い訳だが、だからと言って無防備にも程がある。
家庭内LANを構築しておらず、1台のPCのみでアクセスしている人は、ネットワークコンピュータのプロパティで「ファイルとプリンタの共有」を切っておくべきである。LANを構築している等で共有の必要がある場合は、NetBEUIプロトコルをインストールして共有にはそちらを使い、MSネットワークなんたらのTCP/IPへのバインドを外しておくのが無難である。
NetBEUIはインターネット経由では使えない筈のプロトコルなので、インターネット経由の侵入にはある程度強くなるだろう。他方TCP/IPはまさにインターネットでの情報通信に使われているプロトコルその物なので「入ってきて下さい」と言うようなものである。あとは、ルーターを介してアクセスしている場合や、Win2K等のネットワーク関係の設定項目の増えた環境でアクセスしている場合は、TCP/IPのフィルタリングの設定などもしておこう。これは、通常にネットサーフなどを楽しむ分には必要ないはずの機能を制限することによって不正アクセスの危険度を減らす手段である。これに関しては、自分の環境には一応やっているつもりだが、人に説明出来るほど詳しくないので、各自で調べて欲しい。
取り敢えずは、腕のいいハッカーやクラッカーに目をつけられない事を祈りましょう。
猫耳人間は作れるか
NHKスペシャル「世紀を越えて・エピローグ第二回」は、生命がテーマ。遺伝操作関係と、安楽死が主な題材であった。
受精卵段階での遺伝子操作に関しては、倫理的に歯止めが掛かりやすいと思う。遺伝性の重篤な病気を阻止する為の選別や操作ぐらいまでは容認する時代は来ると思うが、髪や瞳、肌の色、体型、性格など、個性の範疇になる物まで操作する時代は、さすがに来ないだろうと、思う。
それらは、本人の意思による物ではないからだ。勝手に他人を操作して良いのか、という意思が働く物だろう。しかし、後天的に遺伝子を操作する手段とかが確立し、本人の意思でそれが出来る時代が来たらどうなるんだろう。外科手術を伴うような手段ではさすがにそう気安くやってみようと思いはしないだろうが、化学薬品や細菌、ウイルスなどを使って、内科的に遺伝子を操作出来る様になったらどうなるだろう。
痩せるウイルス。色白になるウイルス。金髪になるウイルス。そして、寿命の延びるウイルス。あとは、ES細胞とかの概念。まだ体のどこのパーツになるか決定する以前の細胞。特定の刺激を与える事によって、皮膚になったり、筋肉になったり、臓器になったりする。こういった技術を駆使すれば、人体を「拡張」出来る時代が訪れる事も否定出来ないと思われる。
以前にも書いた話だったと思うが。ネズミの背中に、人間の耳を形成させる、なんて事は既に出来ている。人間の頭に猫耳を形成させる事も、出来そうだ。受精卵段階でやるのは前述の通り問題だろうが、後天的に付加する技術が出来たらどうなるだろう。ピアスの穴を開けるように、アクセサリー感覚で猫耳を発生させる時代が来たりするのだろうか。
この世に悪があるとすれば?
PCから異音がして驚いた。いや、電源ユニットのファンがなんか不安定で電源投入後しばらく唸るという症状は以前からあったのだが、今回は特別酷かった。ケースの蓋を開けて指でつついてやったら納まったが。オーバーホールが必要かなぁ。
NHKスペシャル「世紀を越えて・エピローグ第一回」ご覧になっただろうか。二年間に渡って放送された「世紀を越えて」シリーズのエピローグだけあって、非常に充実した内容であった。第一回のテーマは、戦争であった。
対人地雷のい話とかも出ていた。戦争・紛争と現状で深い関わり合いを持つ国以外では、廃絶の向きに向かっている。日本も、そう言う条約に加盟している。しかし、地雷被害に一般市民が巻き揉まれるのは望ましい事ではないからといって、本来地雷そのものを悪と考えるのは誤りだと思う。悪いのは、敷設した地雷を放置している指導者である。必要な時に必要な場所に敷設し、必要が無くなれば撤去すれば良いのである。
まぁ、指導者の意思を変えられないから、代替え手段として地雷そのものを奪うというのは、妥当な手段だと思うが。望まれるのは、GPS等で正確に位置が管理され後で確実に回収出来る地雷や、時限装置や無線装置によって機能停止や自爆等の自滅能力を持った地雷であろう。
なんで地雷なんか、と思うかもしれないが。攻撃を受け劣勢になって、撤退を余儀なくされた部隊の立場を想定して欲しい。敵の追撃を阻止する為の手段が欲しいと思わないだろうか? また、あらかじめ敵の攻撃が判っている場合、事前に何か手を打っておこうと思わないだろうか? その為に有効なのが、地雷である。地雷を敷設しながら撤退するとか、敵の攻撃予想地点にあらかじめ地雷を敷設しておくとかは、効果的な戦術であろう。
どこそこでも無差別に敷設されて放置された地雷は有害だが、正しく管理された状況下で計画的に敷設された地雷は有意であろう。犯罪者が一般市民を撃った銃を悪と呼ぶ人は多いだろうが、果たして警察官が犯罪者を撃った銃を悪と言い切れるだろうか? そう言う関係である。
地雷を廃絶してしまって、万一侵攻を受けた場合に我が国は大丈夫なのだろうか、と思わないでも無い。・・・ま、地雷なんて、いざ必要になればすぐに大量生産出来るだろうって話もあるかと思うが。
センチュリー
またアクセスカウンターが飛んだ。
最近、ネタがないな。年の瀬で、世間が定番的行動に納まっていて殊更に取り上げるネタが無いのだろうか、などと言い訳してみる。
そういや、去年の年末は20世紀を振り返って、みたいなTV番組とか良くあったよなぁ。実の所は20世紀最後の年は今年なので、今年はどうするんだろう、と思っていたら、特別騒がないまま暮れていく様ですね。
なんだかな。
にわか仕込みの鉄道考察
新幹線の、500系と700系の話を前回書いた。どっちがどうなんだろうな、とWEB上で調べてみたが、あまり明示的に比較したコンテンツは無い様だ。
500系は、JR西日本が先端技術を注ぎ込んだ新規の実験車両からのスタートで、カーブが少なくトンネルの区間の多い路線に適した設計だという。高速でトンネルに突入する際に、トンネル内の空気が急激に圧縮され、反対側から爆音となって響く現象を抑える為に、戦闘機の様に鋭角的な先頭車両の形状になった。空力を重視した設計である。
弱点としては、空力を意識した結果、車内空間が狭くなったこと。高度な技術を詰め込みすぎて製造コストが上がったことなどもあるようだが、コストは量産効果というものもある都合、単純比較は出来ない。700系は、JR東海主体で開発された、技術的にも300系の改良型的な位置付けになる車両の模様。東北新幹線などに導入された、E4などのEナンバーの車両に似た形状になっている。カモノハシと形容される平たく出っ張った先頭車両はデザイン的には不人気な様だが、空力的な配慮と、車内空間の確保とを折半するとああいう形状に落ち着くのだという。
そういや、500系を「戦闘機の様な先頭車両」と評したが。実際のロシアの戦闘機 Su-27 派生のシリーズの中には、長時間の任務におけるパイロットの身体的負担を下げる為にコクピットを広くした(戦闘機のコクピットは通常、狭苦しい)戦闘攻撃機 Su-32FN という機体がある。この機体は機首形状が平たくなり、奇しくも同じく「カモノハシ」の異名を持つ。そうなるものらしい。
カーブの多い路線を持つJR東海は、JR西日本の様にスピードに専念した車両を作っても方力は発揮出来ない。最高速度は500系の320Km/h(運用は東海区間で270Km/h、西日本で300Km/h)に対し、700系は285Km/h(同、東海270Km/h、西日本285Km/h)と聞く。ダイア改定で運用速度は変わっていたりすると思うが、500系の方が速度性能は高い。
話が迷走してきた。
700系は500系より新型だが、新型=高性能ではない。空間の確保や生産コストなどのバランスを考え、鉄道会社の立場から見た商品としてのトータルバランスを向上したのが700系である。500系は、過剰性能の傾向があったようだ。
乗客の立場から見ると、性能的には500系の方が優れているので700系と500系のどちらかに乗るという機会があったら、500系を選んだ方が賢明なようである。揺れが少ないと言われる700系だが、実はその面でも500系が勝るという。
ただ、若干狭い様だ。トイレなどの座席以外の施設も、狭くなった空間で輸送量を確保する為に削られているという。これは当初から、輸送量の低下はやむなしと思って開発したJR西日本に対し、JR東海がゴネた結果、そういう手段で補ったと聞く。なんだか迷走したまま、今回の話は終了とする。
鉄路
またアクセスカウンターが壊れた様だ。なんか、別のへの交換を考えた方がいいかな。
・・・別の屁への交換と誤変換して呆れた。整備新幹線の予算が云々とか言う話があったなぁ。その前には、台湾に日本の新幹線を輸出することが決まったという話があったな。ちなみに、JR東海の700系ベースの物を輸出するそうだ。カーブの多い東海道を走る「安定性の700系」、トンネルの多い山陽線を走る「速度の500系」ということになっているが。総合的な完成度は500系に軍配が上がる様な話も聞いた事があるんだが、どうだったんだろう。
その他、これはまだ構想段階だが、中国はリニアモーターカーを走らすつもりでいるという。日本とドイツのどちらの方式を取るか検討中だった筈。
鉄道というと環境に優しく良い交通機関の様に思われているが、思った程のアドバンテージはないという向きもある。どれだけの物を、どれだけの距離運ぶか、という、距離を考慮した基準で評価すると、大型旅客機とかと拮抗するレベルに納まってしまうという。が、過信は出来ないにしても侮りがたい交通機関である事は事実だと思う。
いつか、シベリア鉄道をなんか凄い物に整備出来ない物かと思う。極東から欧州へ、鉄道で行けるのだ。凄い事だと思う。あの距離では、架線から電力を供給して走るのは非効率的だと思う。リニアなんてもっての外だと思う。燃料を自前で積んだ機関車を走らせた方が良いだろう。いっそ・・・原子力はダメか。原潜用の炉でも流用するとかして。さすがに安全上の問題が厳しいか。親父とそんな話をしていたら、地盤の強度の問題があるかも、と指摘された。ああ、そうか。原子力機関車は重いだろうなぁ。
ジェットエンジンとかはどうだろう。ジェットエンジンで走るというと、ドラッグレースカーの様に火を噴いて走る姿を想像するかも知れないが、そういう意味ではない。ターボプロップエンジンの様に、燃焼ガスでタービン(平たく言えば、風車)を回して回転エネルギーを得て走る。大型ビルの予備電源等に使用する大型の発電機などの中には、実際にそういう方式の物もあったと思うが。船舶なんかも、そうだっけ?
なんか、余所の国なのをいいことに無茶苦茶言ってる気がしないでも無い。
貴重品
ビデオカード用の記憶装置として先行して普及していた DDR-SDRAM が、ようやくPCの主記憶装置として市場に出てきましたね。intel が DDR-SDRAM では無くRDRAM で行くと言い張っていた為に遅れた様な物だった訳だが。
あんまり詳しく語るとボロが出るし意味がないので簡単にいうか、1クロック辺りの転送量が多いがクロック速度では劣るのが DDR-SDRAM 、1クロック辺りの転送量は少ないがクロック速度で勝るのが RDRAM である。広い道を横に並んでゆっくり走るか、細い道を縦に並んで速く走るかの様な物だ。
DDR-SDRAM が既存の SDRAM (明示的に区別するなら、SDR-SDRAM)の延長線上のテクノロジーなので技術的(開発・製造・量産共に)障壁が低かったのに対し、RDRAM はまったく異なる技術であった事、そのクロック数の高さがノイズなどに弱い、電気回路の距離の不一致に弱いなどの問題が多かった事が足を引っ張った感じであろうか。さて、私が使用しているメモリは、SDR-VC-SDRAM(PC-133 CL-2) である。VC-SDRAM とは、早い話がキャッシュメモリーを持った SDRAM である。ちょっと速い。技術的には簡単な拡張で量産すればコスト的には問題ない筈だったのだが、主流にならずあまり量産されなかった為に酷く割高。売れ筋の PC-133 CL-3 SDR-SDRAM より2〜3倍高い。上等な CL-2 の物と比べても3〜4割程度高いのでは無かろうか。コストパフォーマンス劣悪。
これまでは、その代わりパフォーマンスでは勝る、と言えたのだが(RDRAMよりは遅いが、RDRAMよりは安い)、DDR-SDRAM の登場でパフォーマンス上の価値も失いつつある。
ダメさ加減が個性的で面白いや、と開き直る事にしている。・・・結構お気に入りだったり。なお、技術的には、DDR-VC-SDRAM とかも実現可能だが、予定は無い様である。
種の存続
新聞のコラムで、鳥が雛を大事にする様を引き合いに出して、昨今増えているという児童虐待を嘆く記述があったが。鳥好き的観点から言うと、甘い。
顕著な例としては、カッコウ類だろうか。自分で子育てしない。他の種類の鳥の巣に卵を生み捨てて、他の種類の鳥に子育てさせる。カッコウの雛は本来の雛より先に孵化する上に、体も大きい。孵化すると他の卵や雛を巣の外に追い落としてしまう。
ちなみにカッコウは体温が通常の鳥より低く、自力で卵を孵化出来ないとかいう話も聞いた事がある。カッコウの様にすべての卵を託す訳ではないが、一部の卵を他の巣に生み捨てていく鳥は他にもいる。これは、自分の巣が天敵に襲われて卵や雛が全滅した場合に備えた保険だと言うう。
警戒心の強い鳥の中には、巣の所在がバレてしまうと、巣を放棄するものもいたと思う。また、猛禽類などの中には卵を複数生んでも最終的に育てるのは一羽だけで、他は保険でありある程度まで一羽が育ったら他の雛はその一羽の餌にしてしまったりするものもいる。
そういや、集団で子育てするが縄張り意識は強い鳥の場合、親鳥が餌探しなどで不在の間に雛が他の縄張りに入り込んでしまうと、集団リンチにあって殺されたりもする。
鳥の子育ては、あまり見習わない方がいいと思う。
多数決
先日の航空自衛隊那覇基地の航空祭の人出は、空自のオフィシャルサイトの記述によれば35,000人だったそうで。今年の航空祭は、途中からブルーインパルスが事故で飛行停止になり不参加になったため全般に人出は減りがちだったそうだが、那覇は元々ブルーインパルスの参会しない航空祭だったせいか影響はなく、逆に増えたそうだ。
今年の夏ごろに、米国空軍嘉手納基地に対する反対運動の話を書いた。参加者は、27,000人だった。嘉手納基地のオープンハウス(基地開放日)にどの程度の人数が集まるのかは簡単にWEB上で調べてみた範囲では不明。
世の中、批判の声はよく伝わって来るが、中立や同意の声は伝わりにくい。実際にそこにそれがあって、それが成り立っているという事は、相応にそれは認められているということであると思う。
自衛
なんか、強盗が猟銃(ショットガンと、ライフル)と実包を盗んだとかいうニュースがあった。物騒ですなぁ。
拳銃の場合は、素人が撃ってそう当たる物ではない。5m程度離れてしまえば、動き回っていればそう当たる物ではないという。が、ライフル銃の場合は無理かなぁ。ショットガンの場合は、小さな弾丸が弾幕を形成するので、更に避けるのは困難だろう。なお、ショットガンの実包には色々種類があり大きく分けると、鳥などを撃つ為の小さな球を大量に散布するもの、鹿などを撃つ為の中型の弾を少数散布するもの、熊などを撃つ為の一粒弾丸(スラッグ)などがある。ちなみに人間を撃つのに適したのは鹿用のものである。盗まれたのがどのタイプなのかは知らない。
しかし、ライフルやショットガンには弱点がある。銃その物が大きくて長い事だ。隠し持ちにくいので持っている事がすぐにバレるし、いざとなれば接近して銃を握ってしまえばよいという対処法もある。銃口より内側に入り込んでしまえば撃たれる心配はない。腕力に自信があるなら、銃を奪い取る事も出来るだろう。
ただ、六丁ほど盗まれたというので、六人も並んで構えられたら為す術無しなので諦めよう。
改装
こっち側だけに導入して、ファンタジア・ダイバー側には導入していなかったCSS2を、向こうにも導入してみた。手間がかかるなぁ。
何が面倒って、特に TABLE 関係。その中でも境界線の指定が非常に手間が掛かる。境界線の種類や太さを、四辺それぞれ独立して設定する事が可能だが、効率よく指定するのは結構な手間だ。まぁ、最初から作るのなら最初から計画的に指定すればいいのだが、なまじ既に出来上がっている物を手直しするのは面倒だし複雑だ。
相変わらず地味なデザインのサイトだが、だいたい現状で満足している。派手にする意味がないし、無駄に派手なサイトも飽きが来るだけだと思う。
キル
新聞見てたら、南京大虐殺について語る旧日本兵が云々とかいう記事が載っていた。虐殺は確かに実在した、という話。
私も虐殺は実在したと思うが、その規模がどの程度だったのかに関しては微妙なところがあると思う。中国側に言わせれば数十万人規模ということになってたと思うが、南京に侵攻した日本兵の数、そこにいた時間、殺す為に必要な武器、などを考えた場合、物理的に数十万人も殺せない、と言う説を聞いた事がある。
当時の中国は日本の様に明確に戸籍で国民の数などが一元的に管理されていない都合(今も内陸部などではあやふや)実際に何人殺されたのかは謎のままになるだろうが・・・。まぁ、日本人も核を含む都市への無差別な戦略爆撃で相当数が虐殺されている訳なんだが、それを言い出すと話がややこしくなるのでヤメ。
タンカー
自衛隊に空中給油機を導入するか否かが、微妙な状態の様だが。空中給油機が導入されると、戦闘機や哨戒機の滞空時間が延びるよなー、程度の漠然とした印象しかなかったが、実際どの程度の物か。
空中給油機とは早い話が、旅客機や輸送機に旅客や貨物の代わりに燃料を積んで飛ぶ航空機である。当然、空中給油を実施する為の設備の増設が必要だが、基本的には旅客機や輸送機をベースにした改造機を用いているのが通常の様だ。
ということで、空中給油機自身の航続距離や滞空時間は、10,000〜15,000Km、10〜15時間程度ってところの様だ。搭載する給油用燃料は、30〜50t程度。他方、戦闘機等が搭載する燃料は、機内のタンクで4〜6t程度、増槽(外付けの投棄可能なタンク)を含めて10t程度って所の様だ。空中給油時に増槽に対しても給油可能なのかは知らないが。
ガス欠≒墜落の航空機がガス欠寸前で給油する様な危険な運用はしないと思うので、一回に一機あたり2〜4t程度給油したとすると、10〜20回程度は給油できる事になるのだろうか。
航空機は、飛んでなければ価値がない。敵が攻めて来るぞと思ったら空に上げて置かないと意味がない訳だが、上げたはいいが敵が来なかったら、燃料に限りがある以上帰らなければいけない。帰ろうかなと思った頃に敵が来たら、逃げ帰るか、戦って勝っても基地まで辿り着けず途中でガス欠で墜落である。その、空に上がって待っていられる時間を延ばす為に有効なのが空中給油機である。
とかく、こう言う話になると周辺諸国に脅威を与える懸念云々というが、本来、脅威を与えない防衛力だったら持っても意味がない訳で。「日本が攻めてきたら怖いな」という脅威を気にするあまり「日本を攻めたら怖いな」という脅威を失ってしまっては困る。
忘却
風邪を引いて、鼻や喉の調子が悪く、咳や痰が出て仕方ない。
前回で触れた、内閣支持率。どうやらマスコミ各社によって、上がったと報じたものと、下がったと報じた物があったようだ。ま、マスコミ自体にもある程度、左(革新)寄りやら、右(保守)寄りやらという色があると思うので、そういう差は出てくると思うが。
なんかネタがあったつもりだったんだが、忘れた。何だっけ。
インターバル
ネタ切れです。
エターニアはだいたい終わりました。もういいでしょう。次は取り敢えず・・・年賀状か。なんか書くか。内閣支持率、上がったようですね。マスコミは支持率下がるとストレートに批判するが、上がっても素直には誉めない。政治家も大変だ。橋本元首相の入閣の効果云々というか、橋本氏を入閣させたのは森首相なのだから、その成果は認めるべきだと思う。
森首相は、橋本氏が首相時代に手掛けた政策関係の行く末、行政改革や、北方領土問題などを題材に上げる事によって、断るに断れない状況(自分で手掛けて置いて、あとは知らんぷり、とは言えない)で橋本氏の入閣を促したという形になっていると、報道では語られていたと思う。
取り敢えず、本来あまり過剰に気にしても仕方ないはずも問題でありながら、最大の弱点であった支持率の低さが持ち直した事で、森内閣の寿命も延びた事であろう。
師走
エターニア世界の構造を巡る謎は、全部「セイファートリングのおかげ」で済まして良さそうな気がしてきた。ガンダム世界におけるミノフスキー物理学的存在。
エターニアとは別に年末期待のゲームの一つだった、英雄伝説IVも買ってきた。初回ロット特典の、資料集や旧PC-9801版のシナリオ原本は、なかなかボリュームのあるシロモノだ。斡旋所のアルバイト?をこなすシステムは排され、仲間を自由に選べるが逆をいうと組まなくてもいいという、いてもいなくても構わないシステムも排されたようだ。
斡旋所がらみのエピソードは一部シナリオ本編に組み込み、仲間もストーリー進行の過程で必然的に加わる様なシステムになると同時に、仲間に関するエピソードも相当追加されていると聞く。移植というより、作り直しという感じのようだ。
実際、ほんの触りの部分だけ動かしてみたが、おぼろげな記憶が比較相手とはいえ、全然違うんじゃないか、という幕の開け方をぢていた。しかし、エターニアがまだ終わっていないのでお預け。
っていうか、エターニア終わったら次は年賀状つくらんといかん。年一回の「PCが使えて損した」と思う行事である。
エターニア地球儀2?
ファンタジアには、キロメートル、なんて地球の度量衡が出てきたが、エターニアには独自の度量衡が登場している。数回登場した物としては、長さの「ランゲ」「カランゲ」がある。
どのくらいかな、と思ったが、簡単に解は出た。製品発売前に体験版付きで発売されたインビテーションブックによると、地表からオルバース界面までの距離は「10,000m」となっている。他方、作中では「30カランゲ」となっていた。
また、作中にて「商品が公道に1.5ランゲはみ出している」と指摘される商人が出てきていた。その場面の見た目から見たところ、1.5ランゲは1mもない程度に見えた。これらを踏まえると、1ランゲ=0.33m、1カランゲ=1000ランゲ、程度で辻褄が合う。ランゲは、フィートや尺に近い単位という事ですな。
これを基に。セイファートリングの直径は30カランゲと作中で語られていた。結果、円周は31400m程度。実際にリングの回りを回ってみると、15秒程度かかった。という事は、移動速度は秒速2000m/s以上という解が得られる。7500Km/h程度。
これは速い。これで世界を縦方向に一周してみたら、46秒程度を要した。円周96000m程度。
これは狭い。RPGの世界観考察とは、かくも過酷で残酷なものである。
エターニア地球儀?
エターニアの世界を少し考えてみる。そもそもの最大の疑問は、インフェリアをセレスティアの位置関係。極端に軌道が接近した双子惑星と考えるのがもっとも妥当ではあろう。通常では成り立たない異常な近さだと思うが、それを可能にしているのがオルバース界面の存在だと思うので、近い事自身は問題ない。
しかし、球状の惑星同士なら、お互いが見える範囲には限度がある。判りやすい様に地球の地名で言うとして。日本の上空に対面する惑星が見えたとする。しかしその時にブラジルの様な地球の裏側ではどうなっているというと、当然惑星は見えない。宇宙が見える。自転周期に違いがあるなら見える時と見えない時があるだろうが、オルバース界面との往来の様子から考えるに、両者の位置関係は動いていないように感じられる。
どうなっているんだろう。まぁ、常に同じ面を見せあった状態を保つ事自体は不可能ではない。実際、現実の世界の月は、地球に対して常に同じ面を見せている。月から見ると地球は回っている訳だが、それが互いに同じ面を見せあう状態になることも、不可能ではないと思う。そんな偶然の一致があるのかとか、軌道が保てるのかとかいう疑問はあるだろうか、このへんもオルバース界面のおかげと言ってしまえば済ませられるので深くは気にしない。
また、日照がどうなるのかも謎である。公転面に対してどういう位置関係で並んで公転しているのかによるが、どういう位置関係にしろ難解な挙動を示すだろう。恐らくいちばん妥当なのは、両惑星の地軸が一致していて、一本の串に刺さった二個の団子の様になっていると考える事だろう。地軸以外の箇所で並んでしまうと、相互に陰を落としあって(日食)、極端に夜の長い地域が出来てしまうだろう。
不思議な世界だ。
加速
エターニアその後。スロースターターと称したが、なかなか良い具合に伏線が拾われていく感じで進むほど引き込まれるタイプであろう。
ただ、若干ボリューム過大の気もしないではない。この辺は人の好みだろう。噛めば噛むほど味の出るスルメの様なゲーム、と形容できるかと思うが、歯の悪い人にはスルメはつらい様に、ボリューム感のある事が必ずしも良いこととは限らない。
個人的好みで評価すると、10段階評価で、序盤のスロースタート状態は5〜6程度、中盤からペースが上がって来ると8〜9ぐらい、合わせると7〜8ってところだろうか。客観的に評価して他人に勧めたりする場合を想定するなら、それぞれ1〜2ぐらい上乗せして伝えるだろう。
加点要素・巧みに伏線を入れ込んだ味のあるストーリー、キャラの三頭身化による動作での豊富な表現を中核とする、良好な外見全般(絵、音とも)。
減点要素・ボリューム過大、サービス過剰と感じる場合もあり。あと最近のゲームの宿命的欠陥だが、ムービーシーンと通常画面とのギャップは否めない。フィールド移動に使う乗り物が顕著で、ムービーでの登場は格好いいが、通常マップ画面でのポリゴン表示はジョボイ。が、気になる部分・場面は比較的少ない。
あと、非常にスピーディーな展開になった戦闘は、楽しいと取るか、忙しいと取るかは個人の好みである。
首の皮一枚、しかしその皮がしぶとい?
内閣改造。橋本氏(橋本派会長・元首相)が入閣したのには驚いた。来年の省庁再編後は北方領土問題も担当ということで、なるほどなという存在である。橋本氏は、ロシアのエリツィン前大統領と比較的親しかったようだし。竹刀か木刀だったかを突きつけてた事もあったな(橋本氏は剣術の嗜みがある)。
人気取り要素の少ない、実力重視型の内閣に見える気がするが、さてどうか。ゴタゴタ揉めている様に見えて、重要な法案は殆ど予定通りに通過させてきている森内閣、どこまでやるか。
さて、入閣した人達の名前を見ていると。・・・伊吹文明氏って、凄い名前だな。伊吹山近辺で重要な遺跡が見つかったりしたら、そんな名で呼ばれそうだ。さぞかし子供の頃にイジメにあってそうな名前だが、政治家になる様ないいとこの子息なら、そんなくだらないことでどうこう言う様な低俗な子供は入学しない様な学校に通ってそうだが。
狙ってやってたりして。二世議員に仕立てる為に、選挙で訴えやすい、覚えやすい名前を子供に付ける政治家とかいるようだし。
またアクセスカウンター壊れた
別になんか改造した訳でも無いのに、なんで俄に壊れやすくなったんだろう?
・・・今回はネタ無し。
のろのろ
ガイドブック片手に、ミニゲームを含む小ネタを適宜こなしながら、のんびりエターニア進行中。ハッキリ言って、初期の印象は「それほどでもないなー」という感じだったが、セレスティア編に入って俄然面白くなって来た気がする。インフェリアとのギャップが「あー、異世界に来たんだなー」という感じの良い味を出している。
スロースターター型か。しかし私としてはやっぱり序盤できっちり掴んでくれる方が好みだんだが。ま、この辺は好みの別れるところだろう。適宜、じらされてからガガーンと来るのと、初めからジワジワーっと来るのと。
もっとも最高は初めからガガーンと来る作品だろうが、それはかなり難しいと思う。特に、長編物では最初からあまり飛ばしすぎると最後まで息が持たないと思うし。まぁ個人的には、初めからガガーンときて、短編でスパッと終わらせるのもいいと思うんだが。
しばらくセレスティアを徘徊していて、なんかどこかで味わった気分だなー、と思っていたら、思い出した。海の檻歌(英雄伝説V)の異界に言った時の雰囲気だ。両世界を結ぶ特殊なゲートがあって、かつてそこを越えて行った先人がいて、向こうの世界は暗かったりして。そういう目で見ると、晶霊術ってちょっと共鳴魔法と似てるかも。混ぜたりするし。
それが別にどうしたって訳じゃないが。
はて?
なんかまたアクセスカウンターが飛んだ。なんで俄に不調になるかな。取り敢えずまた適当な数字を入れて修復。
予定外の更新につきネタなし・・・。んー、まぁなんか書いておくか。
前回の投槍で遅ればせながら紹介したTV番組「鳥の世界」、やはりなかなか興味深い。今回放送分の主旨との関連はやや薄めだが、冒頭の、雛を狙う烏を集団で攻撃して追い払う鳥の映像はなかなかの迫力であった。鳴き声などで威嚇した上に、最後は糞で爆撃。
カメラに向かって糞が降って来る映像はなかなか凄い。直撃弾もあったし。どう撮影したら、ああいう映像が取れたんだ? 烏のデコイを置いてその下にカメラを置いてあったとか?
アクションゲームとかに、糞で攻撃して来る鳥やコウモリのモンスター、ってのはあったようなパターンだが、実在したのか。
空の先住民
いまさら言っても遅いが、夏ごろにETVで放送されてた「アッテンボローの鳥の世界」の後半シリーズが今日から放送される。私的に関心の高かった、どうやって飛んでいるのか、とかいう部分の話は前半シリーズで大半が終わってしまっているのだが、それでも楽しみな番組である。
普通の自然紀行番組の類では触れない様な、どうやって撮影したんだろう、と感じるリアルで詳細な鳥の生態が紹介される番組であり、鳥の好きな人はもちろん、その他の動物好きの人にもお勧めしたい番組である。
年末RPG
一応、ナムコのテイルズ オブ エターニアをやっている。それなりに楽しめそうだが、それほど好きになりそうな雰囲気ではない。
私は、喋るゲームは苦手だ。まどろっこしい。イベントとして独立していたり、プレイ進行を妨げない様に折り込まれている音声は良い。前者でいうなら、オープニングやストーリー展開の区切れ目などのビジュアルシーン、後者で言うなら戦闘中の効果音などとして。
それがわざわざ音声で再生する価値を感じる様に作られていなければ、喋り終わるまでの待ち時間が鬱陶しいだけだ。ただ台詞を読み上げるだけなら、わざわざ喋ってもらわなくても、私は文字ぐらい読める。かといってスキップしてしまうのも気になるし。
昔はゲーム機を含むコンピュータの性能が貧弱で、喋らせることは困難であった。しかし性能が向上し、可能になった。当初は、表現の幅が広がって良くなった、筈だった。ところが今度は逆に「喋らせなければいけない」風潮になってしまい、逆に表現の幅が狭められてしまっている気がする。「豪華声優陣を採用!」とかの看板がないと商品としてパッとしない。
昔は「喋れない」だった。それが技術の進歩で「喋らない・喋る」の選択が可能になり、今は「喋らざるを得ない」になっている訳だ。実のところ、私にとってのこの年末の注目の本命は、ファルコムの英雄伝説IVだったりする。これまでのリニューアル物と違って、ストーリー等も大幅に再構築し直したようなので、どう仕上がっているか楽しみである。
風潮としては・・・英雄伝説III,V に近い雰囲気になっているらしい? IV より III,V の方が良かったな、という印象を持っていた人には期待大ではなかろうか(私がそう)。逆に IV の方が良かったよ、って人に取ってはいい迷惑になるかもしれないが。個人的に、III と V は似た作りで、IV は異色、という価値観で評したので、III と V も充分違うよ、とかいう人がどう感じるかは判らないが。
モノづくり
昔書いた様な話の繰り返しになるが。
BSデジタル放送が始まりましたね。受信装置持ってないし、今のところ入手予定も無いけど。結局、ワイドビジョン(横に長くなっただけのテレビ)の時代は来ないままに、ハイビジョンの時代が来てしまった訳だ。どれだけの消費者が騙されたことやら・・・。
デジタル放送の売りの一つとして、双方向性、が挙げられているが。私は双方向性という物に対して懐疑的だ。単方向の垂れ流して「これでいいんだ。これを見ろ。これで楽しめ!」というクリエイターのパワーが伝わってる様な物こそが私の望むところである。そして「ようし、見てやろうじゃないか!」と受けて立つ視聴者。
モノとは、送り出す側と、受け取る側とのせめぎ合いの中から名作が現れてくる物だと思う。双方向性の名の基に「これでいいでしょうか。見てください。楽しめましたでしょうか」と、クリエイターが下手(したて)に出てしまっては駄目なのではなかろうか。
・・・ま、下手に出ておいた方が無難である程度安定した成果が得られるのだろうが。商業として成り立たせる為にはそういう譲歩が必要な時もあるだろう。しかし本当に「これは名作だ!」と呼ばれる為には、やはり威圧的な「これを見ろ!」という姿勢が必要になってくる筈だ。それは、戦いであり喧嘩である。クリエイターが視聴者を完膚無きまでに叩きのめし「これは名作だ」と言わすことが出来るか、返り討ちになって「こんなの、クソだ!」とけなされるか。
相互依存
先日、友人と買い物に行った時の話。そもそもの目的であり実際に物を買うのは友人A。私は私の買い物もついでにすることと、車を出したのと、買い物のアドバイザー。友人Bは特に用はないが何となく。
友人Aの買い物で、駐車場の無料時間を得ることにして、路上駐車をせず駐車場に入れた。っていうか、モロに取り締まりしてたし。
友人Aは、実際に購入する際、友人Bが持っていた会員カードみたいなのを使った。総括。
私。駐車場代が無料になった。
友人A。交通費無料。借り物のの会員カードで割引。
友人B。貸した会員カードに、自己負担無しで何かポイントが溜まった。無駄が無いというか、虫のいい話になった。こう言うことをしていると、世の中不景気になる気もしないではない。景気を保つ為には、やはりある程度の「浪費」ってものが必要だと思うし。
復活・森首相
内閣不信任案が否決されてしばらく、森首相らしさがまた戻ってきたようだ。不信任案の審議中に、野党側からの不規則発言にキレて演壇のコップの水を撒いた松浪氏(保守党)を擁護する様な発言をした。自分も同じような立場に立たされる人間として、気持ちは判る、と。
森首相の論客らしい、したたかなところは、演壇の水を用意してくれている国会議事堂の職員の仕事をねぎらった上で、飲む為の水であって撒いてしまうのは勿体ない、などと断った上で、話を切り出している。この発言には暗に「馬鹿な野党の連中には、水をかけるのも勿体ない」というニュアンスを含んでる気もしないではない。
が、あくまでも「せっかく用意してくれた飲み水を」という前提で話している為、このことに触れるとむしろ墓穴を掘る感じになると思うので、野党側も抗議するに出来ないだろう。さて、野党側は「水を撒くと言った行為と、ヤジを同じに見てもらっては困る」などと言っているが。ヤジはいいのか、ヤジは? 辞書を引いてみると、
やじ・る【野次る】(動五) 他人の動作や発言などに,からかいや非難の言葉を浴びせる。「反対党の演説を―・る」
からか・う(動五) 冗談を言ったりいたずらをしたりして,相手を困らせたり,怒らせたりして,楽しむ。揶揄する。
(辞林21・第1刷 三省堂、より引用)からかっていいのか、からかって。野党議員いわく、確かに「ヤジ」という言葉で表現していたぞ。「不規則発言」ではなく。
その後の報道などでは松浪氏が水を撒くシーンのみしか放送されていないが、実際に発生した当時の中継では放送されていたその後の野党議員の行動は、それに回るとも劣らぬ品位の低さを感じるものがあった。詰め寄せた議員らが一斉に声を揃えて、
「休憩! 休憩! 休憩!」
と、シュプレヒコールを上げたりしていたし。また、前の方の議員はなんか熱心に主張している感じだったが、後ろの方の議員は、みんなが出て行ったから自分も出ていかないと不味いかなって感じで出てきてるんじゃないか、という雰囲気がしていた。プロ野球の乱闘シーンじゃないんだし。
日曜朝の過ごし方
大阪では、早朝にアンパンマンをやっている。起きていたら見る。しばらくして、ニャンダーかめんを見る。メロンパンナ。ミーコ。わー。
それは置いといて。
一段落付いた感のある日本の政界を巡る揉め事だが。盛り上がってた?ころ、日曜朝の政治討論番組を見ていたら、ある程度傾向が見えた。
時間的に最初に放送されるのが、フジテレビ系・報道2001。コメンテーターは竹村健一氏。内容的には右寄り(保守)。
続いて、NHK・日曜討論。これにはあまり番組側としてのコメントは加えられない。結果、右・左、両方の言い分を聞く形になり、中道的。
最後は、テレビ朝日系・サンデープロジェクト。コメンテーターは田原総一朗氏。内容的には左寄り(革新)。つまり、保守、中道、革新、の順になっている。というけで、三つの番組をセットで見ると有意かと思う。
次世代型
一昨日は、友人のPC(以前書いた、ルンペンPC)のHDD換装とネットワーク構築に行っていた。昨日は眠かったので寝てた。おい
Pentium 4 が市場に出始めましたね。さて、これを買う意義はあるか? 恐らく、ない。
じゃあPentium 4は駄目なのかというと、そういう意味ではない。現段階でのPrntium 4 ってのは、過去の intel製品に例えるなら、初期のPentium(60〜75MHz,Socket 4)や、Pentium pro に相応する物だと思う。初期のPentiumはi486DX4 100MHzなどに対してパフォーマンス的な殆ど優位が無かった。Pentium proはコストが高すぎた。
しかし、Pentium は動作クロックの上昇や、命令の拡張によって性能が向上し、MMX Pentium となって市場を占領する商品となった。Pentium pro は、その特徴であると共に高コストの原因だった内蔵セカンドキャッシュを、Slot 1 へと変化することによって外付けに変更してコストをさげ、Pentium II という名に代わって主流となった。その後、更なる命令の拡張や、技術の向上によって再び内蔵へと回帰し、形状も Socket 370 へと遷移して現在の Pentium !!! に至っている。
Pentium 4 は、将来を見越した商品であり、技術である。即戦力ではない。基礎体力(資本)のある intel だからこそ取れる戦略であろう。特に先代の Pentium pro(P6 アーキテクチャ)は顕著である。もう相当開発から時間の経ったアーキテクチャであるにも関わらず、最新の技術で設計された、AMD Athlon と比べても、若干劣る、程度の差でで対抗出来ている。
時間の問題で形状などが変わり変化を遂げると思うので、Pentium 4 の購入はまだ待った方が賢明だ。
ひょー
次期アメリカ大統領はどうなるんだろう。ああいう光景を見ていると、国民による直接投票(選挙人というのが間に入る訳だが、どちらかといえば実質上は直接投票に近いといって差し支えないと思う)ってのは、そう良い制度でも無いんじゃないかと思う。
直接投票云々とは別次元の問題になるが、あのパンチカード式の投票は頂けないんじゃないかなぁと思う。日本の様な、記名投票の方がやはり良いのではないか? 日本では、全て手作業で投票用紙を分類した後で、その分類済みのものを機械で枚数を数える、という方式が現状だったと思う。判別に苦しむ不明票は保留として分類され、別途審議されて数えられる。
人の目で見る分、かなり融通がきく。記名の際に、ちょっとした誤字や誤解があっても、意図が読み取れれば有効票として扱われる。文字である分、パンチカードの抜け損ねた「くぼみ」を見分けるよりは意図が見えやすいと思う。
たしか、どこか地方の選挙で、候補者が屋号か何かとして使っていた『「山」を「○」で囲った記号』を書いてあった票が有効票としてカウントされた例なんかもあったと思う。山に○ですよ、山に○。そんなのでも票になる。
民族問題
アクセスカウンターが初めて飛んだ。適当な数字を入れておいた。
イスラエルとパレスチナの紛争の話を以前から書こうかと思っていたが、何だかんだ言ってる間に相当時間が経った。しかし未だに終わりそうは無い。あれって元を辿れば2000年以上前にローマによってユダヤ人がエルサレムを追われたことに起因する根の深い紛争なので、解決は困難だと思う。
イスラエルは、周囲を軍事的脅威を伴う敵に囲まれた国である。イスラエル軍は、油断したら滅びる、という危機感に支えられたうえに、実際に紛争が多くて実戦経験が豊富なことも相まって、世界最強と言われたりする。ユダヤの資本はアメリカなどの経済に入り込み、豊富な資金力によって装備も一流の物が揃えられている。例えば、最強の戦闘機と言われたF-15を買った(買えた)のは、このイスラエルと、サウジアラビア、日本だけである。さらに、そのF-15に対地攻撃能力を付加したF-15E ストライク・イーグルに及んでは、完全版を買えたのはイスラエルだけである。サウジは機能を削った簡易版みたいなのを買ったんだったかな?
自国民が周辺諸国でテロ行為によって殺害されたなどといった事態になれば、すぐに武装ヘリコプターや戦闘攻撃機が飛来して報復する国である。それによって国際社会から非難されようと、まったく動じない。やったらやり返すぞ、という恫喝の上に成り立っているような国なので、それを失うことは許されない。
民族問題は難しいので詳細はよく分からないが、とにかく激しいなぁ。つい先日も、パレスチナ側のテロ組織の指導者が乗った乗用車をイスラエル軍が待ち伏せして銃撃、射殺したとか言ってたし。そういうイスラエル軍に対抗する一般市民も、文字や言葉で書くと「投石」などと言う形で抵抗していると報道されているが、映像を見てみると、投石といってもただ手で投げているだけではなく、スリング(投石器)つかって投げてるぞ。
スリングとは、ある程度長さのある紐の真ん中に石を乗せる部分を付けた、ごく簡単な武器である。そこに石を乗せ、紐の両端を片手に持って振り回して加速し、充分加速したところで片方だけ紐を離して飛ばす。原始的だがその威力は侮りがたく、下手な弓矢より殺傷能力がある。実際、中世ごろまでは兵器としても使われていた。
平和だなぁ、日本は。
真の三次元世界
昨日、NHK-BS1でアエロバティクス(軽飛行機の曲技飛行)の大会模様を放送していた。海外の放送局が製作した番組で、一定の予備知識を持った人間向けの構成に見えた。通常のスポーツ中継の様な感覚ですね。野球中継とかで、今の球種はスライダー、なんて実況とかしている様なもの。スライダーがどんな球種かという予備知識がない人にはよく分からないのと同じ感覚。(ちなみにスライダーとは、打者から遠ざかる方向に曲がる球種。曲がりながら落ちるとカーブ)
4ポイント・ロール、とかいう言葉がよく出てきていた。知らなくても映像を見ていれば察しがつくと思うが、90°単位でピタッ、ピタッと動いて静止、動いて静止、を繰り返すロール(横転)の事である。0,90,180,270°の四点で静止するから4ポイント・ロール。45°単位の八点で静止すれば、8ポイント・ロール、である。
フリック・ロール、なんて言葉もよく出ていた。私はフリックという名での馴染みはあまりないが、アメリカでいうスナップ・ロールだと言っていたので、それと見なして書いておく。
ロールしたい方向のラダーを踏む。右を踏んだとする。機首が右に振られ、左翼が前に出た姿勢で飛ぶ。機体を上から見下ろした光景を想定すると、機体は水平面上を右回転することになり、左翼は増速して揚力が増して持ち上がり、右翼は逆になる。結果、右ロールが発生する。これを補って水平を保つ為に操縦桿を左に倒す。この状態で更に操縦桿を手前に鋭く引く。すると操縦桿の左操作で揚力が保たれていた右翼が先に限界に達し、右翼だけが失速する。失速した右翼は重力に引かれて落下し、結果、急激な右ロールが発生する。
この操作をスムーズかつ迅速に行うと、通常の操縦桿操作では得られない大きなロールをすることが出来る。・・・よけい話を難しくしただけの気がする。
海外情勢
日本の政界がひと騒動あった訳だが、別に政治に問題を抱えているのは日本ばかりではない。
ペルーのフジモリ大統領の最後、ひどく唐突でしたね。ASEANの会合に出席する為に出国し、帰り道に突如日本を訪れ、居座って(滞在自体は違法な訳ではない)、FAXで辞表提出。しかし辞任は認められず、罷免(ようは、クビ)になってしまった。
一時は憲法を凍結してある種の独裁政権的な手段まで使って、経済の建て直しや、テロ組織との対立をしてきた、フジモリ大統領。常に強硬姿勢の政治家だったが、相応の成果は出していた。しかし、前回の選挙を巡る不正疑惑などで立場が苦しくなり、辞任の予定は既に立っていた。それが唐突に前倒しになった。
当分、日本に滞在する予定ということで、実質上の亡命状態である。その強硬姿勢の為、敵も多いのだろう。特に、テロリスト。大統領やめたら暗殺されそうで怖いから逃げた、という感じがする。
しかし、これを日本国政府がかくまってしまうと、ペルーとの外交問題になる。厄介な問題が増えたものだ。
第一幕終了。休憩時間です。
思わぬ急展開で終わった森内閣不信任を巡る動き。加藤氏が「長いドラマの始まり」と称して口火を切った出来事だったが。ある意味、ドラマではあった。直前の発言撤回に、審議中に水まいて騒動までついて。
派閥として欠席の方針を発表した後、自分と山崎氏の二人だけで出席して賛成票を入れてくる、と言ったところ、派閥の議員に、加藤さんは大将なんだから、そんな一人で突っ込んで討ち死にする様なことをしちゃ駄目だ、とか言われて引き止められた映像なんかはなかなか面白かった。
「これでは道化だ」(推奨CV:榊原良子 or 池田秀一)
水をかけたシーンも、実際に発生した直後は、複数のアングルから撮った映像が何度もリプレイされ楽しかった。飛び散る水、飛び出す野党議員。国会の座席は通常、若手ほど前列に、長老ほど後列に座る様になっている。若手議員は最前列で色々ヤジを飛ばすことが仕事といってもいいし、その目立ち具合次第で党内での地位に影響する。
ヤジに出世がかかっている以上、その内容はかなり強烈らしい。演壇から水をかけたくなるぐらいなんだから、相当なものなんだろう。さてさて、この先どうなるか。第一幕は終わって、幕を開けた加藤氏本人は舞台から一旦降りた。しかしそれがドラマの終わりという訳ではないと思う。不信任可決や、党内分裂とはまた違った意味でタチの悪いダメージを自民党内に残した。
しかしなんと言うか、森首相はまた一つ「キルマーク」が付いた、って感じか。これまでいろんな様々な攻撃に晒されてきたが、全て正面突破で相手を打ち負かして進んできている。言ったことは撤回しないし、やり出したことはやっている。今回も結局森首相は最後まで強気の姿勢を通し、加藤氏は発言の完全な撤回という形になった。どこまで進めるか。最後はどうなるか。苦難を乗り越えて成功を得るか、どん底で討ち死にするか。どちらにしろ、白黒ハッキリした最後になりそうに思うんだが。
ドラマの第二幕の主役はだれか。そして、第一幕の最後に舞台を降りた加藤氏の行方は。案外、次の内閣改造で入閣したりしてたら笑う。
休憩中
どうなるんだろうなぁ、国会。何となく、かつての「牛歩戦術」とかを思い起こさせる状況な気がする。
内容はさておき、昨今まれに見る政界を巡る動きの激しさと関心の高まりの様な気がする。政界への関心が高まること自体は、良いことだと思う。
慈善活動で有名なマザー・テレサは、こういうことを言ったらしい。
「愛の反対は憎悪ではない。無関心である」
なるほど、これは上手い言い様だと思う。という訳で、この構図を政界に当てはめてみると「支持の反対は不支持ではない。無関心である」ということに。その意味では、今の政界は良い方向に向かっているのかも知れない。
うひゃー、楽しいぜ国会
国会中継を見ながら爆笑することになるとは思わなかった。
内閣不信任案に対する反対討論の最中に、野党議員からの野次(国会の用語としては、不規則発言、だったか)にキレて壇上のコップの水を野党側にかけ、野党議員が押しかけて抗議して揉めている。
笑った。いや、本当に。詰め寄せた野党議員からは審議の中断を求めるシュプレヒコール見たいなのまで上がったりしてとても楽しい。
しかし映像を見ると、弁論をする演壇と議員の席の間には、速記官がいる場所がある。弁論をしている本人や議長の方に近寄る目的で野党議員が出てくる訳だが、それにもっとも近くに迫られるのは本人ではなくて、速記官。哀れ。
しかも、そうやって詰め寄ってきて騒いでいる議員の叫び声も記録するのが職務だったとおもう。せっかく、加藤派、山崎派の直前での方針転換に、しょせん自民党なんて駄目だなー、という印象を与えるチャンスだったと思うのに、野党も馬鹿だなー、って思わされる絵になった。
あ、なんか、今度はこの騒動を防げなかったとかいうことで、衆議院議長にも不信任案だすぞとかいう話もでてきたとかいう速報が?
わー。
押し込んだ! 森、トライ!
自民党主流派がモールを組んで押し込んでいる状態、とラグビー風に形容した森内閣の不信任案だが。加藤派、山崎派の欠席という形で、唐突な幕切れになってしまったな。あれだけ騒いでおいて矛先を納めた加藤氏(加藤派会長)は、かなり格好悪い気がするぞ。
モールと例えたが、ライン際で押し倒された上にどさくさ紛れにズボンが破れて尻でも見えたかのような光景か。さて、ラグビーでは、トライをするとゴールキックって奴がある。トライはしたものの、かなりサイドライン際へのトライだったと思う。という訳でかなり角度のある位置からのゴールキックになり、難易度は高い。
ゴールキックに相応するのは、今後の加藤派、山崎派の扱いであろう。野中氏(幹事長)は「賛成すれば除名。欠席でも除名」と強気の発言をしていたが、さて、どう扱うか。
また、山崎派は一致して賛成の予定だったと言われるが、加藤派の方は宮沢氏(大蔵大臣・加藤派名誉会長)などを中心に否決派もあって分裂状態である。今後の派閥内の動きもどうなるんだろうと思われる。加藤派内の否決派と、かつて加藤派から分裂した河野グループとの関係とか。しょせん自民党なんてそんなもんさ、と世論を失望させて自民党を失墜させるとかいう遠謀があったりするなら、加藤氏もやるな、ってことになるんだろうが、まさかね。
決戦、第1現東京都
やー、明日ですねー、内閣不信任案提出。今朝は政治討論番組の梯子をしましたよ。加藤氏(加藤派会長)vs 野中氏(自民党幹事長・橋本派)。個人的には、野中氏の方が筋は通っている印象を受けた。
気になるのは、加藤氏は自民党を変えていかねば、という割には、過去の慣例を引っ張り出すことだ。加藤氏に対し離党勧告がされることに対して、森氏(自民党総裁・森派)や、小泉氏(森派会長)も、かつて内閣不信任案採決に欠席という形で加担したが、離党勧告を受けることも除名される事も無くいるではないか、などという形で、過去に実際に除名に至ったことはないではないか、だから口だけで実際には出来ないだろう、とか言っている。
これからの自民党が変わっていくというなら、そういう慣例を打ち破って除名処分を行うとも考えられるだろう。
恩師・宮沢氏(大蔵大臣・加藤派)の予算案を潰すことになるこの時期に、こんな行動を起こすのは、そもそも人道的に問題がある、という野中氏の言い様は、実に分かりやすい。しかし、こういう派閥に縛られた感じの発想が、嫌いな人には嫌われる点でもあろう。
ところで、こういう時などに、森首相が直接マスコミの前に姿を出して何か喋る、ってのは何らかの法的制限で不可能なのだろうか。それとも単に多忙なだけなのか、もしくは首相が迂闊なことを口にしたら(いわゆる失言問題の様な些細な事でなく、直接的に国家の方針に関わる様な事)困るからという事なのか。
国会では、党首討論と言う形で、森総裁と野党総裁との討論も行われている訳だが、マスコミの前でもそういうものをやることは出来ない物かと思う。
ゴールライン間際の攻防
少し間を置いた政界ネタだが。週明けに内閣不信任案が提出されるということで、いよいよ面白くなってきた。
単純に数で考えれば、加藤派と山崎派が揃って造反すれば不信任案は可決される。しかし、自民党を離れる決意までして足並みが揃うかどうかは複雑な情勢だ。ここまで、失言などを指摘されても、謝罪などをしたことなく、巧みに論破して正面突破してきた森首相である。不信任されても、総辞職なんてしないだろう。伝家の宝刀を抜いて、正面から衆院解散で挑みかかってくることであろう。
森首相の経歴に合わせてラグビーに例えて言うなら、森首相は、野党やマスコミのタックルを跳ね返しながら突進してきたフォワードである。しかし、加藤氏のタックルで足が止まった。そこに山崎氏もとりついてきた。更に野党も組み付いてくる。だが、まだ倒れてはいない。
ここで党主流派が応援に駆けつけた。現状は、モールを作って主流派が強引に押し込もうとしている状態だ。自民党が変わらねばなんとかいうが、ある意味、森首相ほど異色で個性のある首相は近代まれであり、あの首相を下げてしまって、どう変わろうというのだろうか。
メンテナンス not フリー
昨日は友人宅に出向いて、先日に手元の中古パーツをかき集めて作ったPCの調子を見てきちていた。フタの無いケースには、適当な布が被せてあった。訪れたいた別の友人に「ルンペンPC」と呼ばれていた。ルンペンとは確か元々はドイツ語で「ボロ布」の意味で、転じて浮浪者を指す。状況を良く表した名称だ。
返礼として彼が詳しいエミュレータとかのデータを受け取るつもりだったが、交換に適当な大容量リムーバブルメディアが無かったので、手元のHDDを持って行って繋いで動かそうとしたら、元々のHDDが壊れた。その後調べた結果、完全に壊れていた訳ではなかった様だが。
持っていたHDDを繋ぐ時に、元々のHDDが抜けかかったのに気付かず電源投入したのが原因らしい。2.5"HDDを3.5"に変換するアダプタを介して繋いでいたのだが、2.5"HDDの信号線の中に電源ケーブルが混じっているので、ちょっとしたミスで大ダメージになった様だ。2.5"HDDは危険だということを再学習した。元々私が無償で譲ったパーツ群なので文句を言われる筋合いは無い訳だが、仕方ないのでデータ受け取りように持って行ったHDDを置いてきた。
失態
しくじった。CSSの指定方法を。
id属性をつかって指定していたんだが、Another HTML-lint でチェックすると、文法を気にしてる人間としては屈辱的大量失点を受けた。なぬー。同じ値を持ったidが複数存在していることを指摘されている様だ。
id属性を使った指定って、同じCSS属性を何度も書かなくてよくする為の物じゃないのか? 猿も木から落ちるで、Another HTML-lint にも誤りがあるのだろうか、と思って、W3C 勧告 HTML 4.01 のリファレンス・邦訳版を読んでみると・・・。
ごめんなさい。私が悪かった。
id値は、文書内で一意でなければいけない様だ。つまり、同じid値は一度しか使えない。ということは、idではなくclassを使えということか? うーむ、難しい。
切り捨て?
Netscape6 が正式リリースされたら CSS を導入するかー、と言っていた手前、ちょいちょいとやってみた。日頃から HTML の文法をある程度以上正しく守るよう心がけてきた甲斐あってか、適当に書き加えただけで結構外見は変わった。
ただし、Netscape Communicator 4.x での閲覧は非常に厳しくなった。全く見られない、という事態には至らない様に気づかったが、不自然な隙間が開いたり、色がつけられなかったりして、かなり見にくく・醜くなってしまった。困ったもんだ。
CSS2では、色を訪問者のGUIの設定値に従わせる、という事が出来る。赤とか青とかいう絶対的な色じゃなくて、アクティブタイトルバーの色、とか指定できる。今回のCSS導入にあたって、色は原則的にそれで指定してあるのだが、NC4.xはその機能に致命的なバグがあり、無茶苦茶な色がでる。仕方がないので、NC4.xの別のバグを逆手にとって、色の指定自体が効かない様にして逃げている。よって、NC4.xでは色なし。
CSS対応が強化された Netscape6 だが、IE5などと比べると、挙動の違い(IEとN6のどちらかが間違っているとは安易に言えない、文法の解釈の違いなどもある)もあって手を焼かされる。また、バグも残っている様だ。一部、大きさが % で指定できない箇所があったり、float 関係の属性の効きにも問題があるようだ。
バックボーン
アクセスログを見ていたら、防衛庁のドメイン(jda.go.jp)が一件だが残っていた。わー。私のインチキ軍事ネタ読まれたのだろうか。
調べてみると、防衛庁のサーバーの、セカンダリDNSはODN(日本テレコム系)のものになっていた。ふーん。
おもむろに調べてみると、警視庁はNECだった。大蔵省はOCN(NTT系)。郵政省はJens(AT&T+日本テレコム)、首相官邸はIIJ。キリがないのでやめ。気になる人は自分で調べて欲しい。
だからどうしたってんだ話だが。
ミリタリー
廃艦でスクラップ予定の旧ソビエト海軍の空母を買い取り、中国で改装してテーマパークにしていて、結構人気があるという話をやってた。いいなー、ソレ。日本でも、キティーホーク(横須賀の米軍空母)退役したら買わんかな(激しく無理)。
科学技術の広告や国防意識の向上が目的の一つという。ふむ。ただの遊びではない訳か。兼ねてから海軍力は低い中国なので、その向上は望むところなのだろう。隣国はそういう姿勢でいることは頭に留めておいた方が良さそうだ。
軍事系話題もう一つ。現在米軍と自衛隊の共同演習が各地で展開中だが、三沢の米国空軍のF-16二機が北海道沖で接触、墜落したそうだ。お求めやすい価格?のF-16とはいえ、一機数十億円はする。詳しい価格は失念したが、百億円近くが海の藻屑となったのだろうか。
が、一般のニュースとかでは全く聞かんな。空自機の方だったら、どれだけ騒がれていたやら・・・。パイロットは片方は脱出して救助され、他方は行方不明だという。無事を祈りたい。
モンキー
たまには、くだらない話もせねば。
NHKのローカルニュースを見ていると、箕面で猿に襲われそうになって(近寄ってきたが、飛び掛かったりはしなかったらしい)転倒して怪我をしたとして自治体を訴えたとか言うのをやってた。
なんじゃそりゃ。箕面の猿は危険物である。これは常識と思った方が良い。日本屈指の危険度ではなかろうか。第一、実際に襲われた訳ではない。
ローカルニュースとはいえ、よほどネタが無かったか。こんな話を書いている私も、ネタが無いのか。
過渡期
また政界。
何がしたいのか、加藤氏。何が悪くて森内閣を不信任したいのか、加藤氏。支持率の低下(不支持率の上昇)ばかりを口にしていて、そこから先が見えない。
森内閣が何か誤った政策をやったかというと、そうとも思えない。というか、まだ政策の結果が出るほど時間が経っていない。結果も出る前からこいそれと首をすげ替えていたら、何もできないではないか。部屋をつい散らかしてしまう正格の人にしか理解頂けない例えになるが。散らかった部屋を片づける時の経過を思い浮かべてみよう。散らかっている物を一旦取り出して、不用品を処分したり、分類をしたりして、収納し直す。
この、一旦取り出して分類している最中はどうなっているか。片付けを始める以前よりひどく部屋の中が混乱した状態になっていることだろう。政治だって、そんなものだと思う。通過点として、混乱した時期も乗り越えなければいけない。
痛みを伴わない変革は無い。
本当は大事な話
世間ウケの悪いネタだと思うが、政界が面白い。
加藤氏と、加藤派の先代(宮沢派)の長、宮沢氏(旧総裁・元蔵相)との会談では、宮沢氏は加藤氏に自重を促すような話をしたらしい。面白いぞ、加藤派。
加藤氏は、かつて山崎氏(山崎派)、小泉氏(森派)と「YKK」と呼ばれる盟友関係を築いて、海部政権を傾かせ、自民党の野党転落に寄与したようだ。詳しくはよく分からないが。
現在、山崎派は加藤派に協調しているようだ。小泉氏は森派だからして当然対立している。面白いぞ、かつてのYKKトリオ。宮沢氏が森政権打倒に慎重であることから、加藤派が再び分裂する(宮沢派→加藤派への移行の段階ですでに分裂して河野グループが誕生している)可能性も出てくるんじゃないか?
羽田氏(自民→新生→新進→民主)・小沢氏(自民→新生→新進→自由)グループのごとく、加藤氏の離党の可能性が出てくるのだろうか。現段階では、離党はしないとしているようだが。
リストラ?
FTPサーバーの不調で、少し遅れて浜松基地航空祭レポートを「私の主張」へ更新。・・・といっても、サーバーのせいで遅れたのは最後の数時間であって、実際は単に製作が遅れてただけだが。
しかし、今回更新分の冒頭でも書いたが、単なる航空祭レポートコンテンツと化しているな。航空系コンテンツは独立して別ページにした方が良いのかも知れない。ただでさえ閑散としたこのホームポジションが余計に貧弱になる気もするが、仕方あるまい。
大雑把な構想を立てるのは簡単だ。ページ名は、"Identified Flying Object" I.F.O. 確認済飛行物体。U.F.O.の逆である。アシスタントは、以前エイプリルフールにゲスト出演?した有翼人キャラをあてがって。「ただでさえ少ない、アタシの出番が減るじゃないのー!」
とフェリシアに怒られる気がするが。Netscape 6 登場に伴う、CSS導入と合わせてそういった再編をするのも良いのかもしれない。もっとも、具体的予定は、何も無いし、やる気もあまりない。
面倒くさい。
予告?
浜松基地航空祭のレポート書きました。が、なんかFTPサーバーが不調で更新出来てません。あー。
今回は、エンジンとかミサイルとかの話の比率が結構高いです。さて、前回の投槍を見ると「武装テロリストの蹴撃」という変な誤字をしている。武装しているのに蹴撃。香港映画風テロリスト。
世の中そんなだったら、平和なんだが。
コンピュータに対する需要
NHK-BS1のワールドリポートでハッキング・クラッキング問題(コンピュータへの不正侵入)の話をやっていた。まぁ、よく言われる話題であるが、MS-Windowsは脆弱として扱われる。しかしまぁ・・・いいんじゃないかな。
OS、というか、OSを含めて稼働している状態のコンピューターを自動車に例えて考えてみよう。走らない自動車に価値が無いように、動かないコンピュータにも価値はない。動くことはまず第一条件である。
ハッカー達の言う理想や、企業用のコンピュータに問われる物と言うのは、自動車に例えれば「レーシングカー」の様なものだ。平坦に舗装され異物の落ちていないサーキット、腕の良い整備士と運転手、高品質で精度の高い部品。そしてそれらを支える豊富な資金。また、天候不順の際には走らなかったりする。しかし、世間一般の自動車ってのはどういう物だ? 段差があってゴミが落ちてたりする道路、整備の技術を持たず運転技量も平凡な所有者、普通の量産部品、限られた資金。これが現状であるし、需要である。
ある程度コンピュータを理解している、少なくともOSのインストールが自分で出来る程度の人なら、コンピュータについて素人の知人等に助言を求められて、その知識の低さに驚いた経験があるだろう。
そういった素人たちに必要なコンピュータは、最初にあげたレーシングカーの様なコンピュータではない。素人に求められるコンピュータとは、自動車を取り巻く環境に例えれば、発展途上国の様な物だ。未舗装で雨が降れば沼になるような道、正規の整備や運転の教育を受けていない適当な所有者、粗悪な部品、さらには、道から外れれば地雷が敷設されていたり、武装テロリストの蹴撃を受ける危険性もあるだろう。そこまで酷くないだろう、と思うだろうが。しかし、コンピュータ素人が起こす行動は奇想天外で恐ろしく、まさに地雷を踏んだかのごとく突発的に致命的な障害を起こす。ハードディスクの空き容量が減ってきた、とかいって、OSの稼働に不可欠なシステムファイルを消してしまったりする人間もいるのだ。
という訳で、MS-Windowsは世間の需要には合っているOSである。しかしユーザーはMS-Windowsは発展途上国を走るポンコツトラックの様な物だ、と言う自覚は必要であろう。取り敢えず適当にやっていれば走るが、それ以上の能はない。
オンボロトラックでF-1レースに出場しようとか思わないように。しかし、トラックも徹底的にチューンすれば、F1とはいかずもレースが行えるような車両にもなる。ま、うまいこと状況に合わせて使おう。
プレジデント
アメリカ大統領選挙面白いね。
投票用紙が紛らわしいとか言っている人達もいるが、別にそれほど紛らわしいようにも見えないのだが? 何やら英語がたくさん書いてあるのでなんだかよく分からなく見えてしまうが、向こうの人達にとってはそれが母国語なんだから、普通に読める筈だ。
私も間違えて投票してしまいました、とかTV局のインタビューに答えている人達の映像が放送されていたが。あれって、「私は馬鹿です」
と宣言しているような気もしないではない。
派閥争い
自民党の派閥に関して参考資料となるページを紹介したが、派閥構造を頭に入れて昨今の政界を巡るニュースを見ると、至極面白い。各自で自習を、と書いたが、少しまとめてみよう。順番は、何となく関連のありそうな順で書いた。
森派。安倍派、三塚派をへて現在。森 喜朗氏(総裁)は現在首相に就任しているため、派閥の長と言うことになっているのは小泉 純一郎氏。
亀井・江藤派。亀井 静香氏(政調会長)は、元は森氏と同じ三塚派で、三塚派が森氏へ譲られる流れに反発して分離。渡辺派の流れを組む江藤 隆美氏と合流する。
山崎派。山崎 拓氏。渡辺派より分離。加藤派。現在、森首相への不信感を積極的に示しており、波瀾を呼んでいる、加藤 紘一氏の派閥。宮沢派の後継。
河野グループ。元宮沢派。加藤氏に反発して分離。橋本派。橋本龍太郎氏の派閥。竹下派、小渕派と経て来た最大派閥。野中 広務氏(幹事長)は、この橋本派。
旧河本派。あまり動きの無い派閥。河本 敏夫氏の引退後の正統後継がハッキリしないため、今も旧河本派。
さて、どう組み合わそう。森派と、亀井・江藤派は、分離した間柄とは言え、そう位置的に遠くはなさそうだ。加藤派と河野グループの位置は近くなく、加藤派の動きに河野グループがなびく様には、あまり思えない。
橋本派は、今のところ森政権維持で行く様だ。自民党の主要ポストである、総裁は当然として、幹事長、政調会長も差し当たっては森政権維持で動いているから、今の頃内閣は維持出来るのでは無かろうか。どうなる、加藤派。他の派閥は、今のところ、なびく素振りは感じられない。加藤派内の結束は維持出来るのだろうか?
何となく納まるのか、それともかつての小沢氏や羽田氏の様に離党して新しい政党を旗揚げするにいたるのか。
インチキPC
友人にあげた余剰中古パーツでのリサイクルPCだが。OSをインストールするにも、CDDが認識しない。CDDには通常MS-DOSで認識させるためのドライバーが添付した状態で販売しているはずだし、付いていた記憶があるが、とっくに行方不明になって、無い。
最近のOSのインストールディスクの中には、CDDから直接起動出来るようになっている物もあるが、入れようとしたOSのCD-ROMはそのようになっていない。さて、どうした物か。面倒くさいので、すでにOSがインストール済みで稼働中のPCにHDDを繋いでインストールに必要なファイルをすべてコピーし、取り外して、問題のリサイクルPCの方に繋ぎ直してインストールした。やはり、PCは複数台ある方が便利な物である。
結局、FSB75MHzでM-IIを3.5倍設定で稼働させ、実クロック263MHz、PRで言うと333ぐらいと言う仕様になった。時代後れの仕様に思えるだろうが、彼はCx5x86(Cyrix製i486互換プロセッサ。私が譲った)100MHz(Pentium換算すると、60〜75MHz程度の速度だろう)の環境で頑張っていたので、それでもかなりの高速化である。
私自身はサイリッカーでは無くなってしまったが、その友人にはしばしサイリッカーで居て貰おう。しかし、フタの無いジャンキーなケースで組んだので、怪しいPCになった。開閉しにくいケースだったのでフタを加工しようとしたが、失敗して廃棄したからである。その他、ベイのフタなども、ベイに機器を取り付けた後に廃棄したりして残っていない。5"ベイと3.5"ベイが各三つ、合わせて六つ全部フタは無い。
開き直って、CDDは中段の5"ベイに入れた。上下は筒抜け。FDDはおとなしく下段に取り付け。中段に取り付けたら、FDを挿入するつもりで手元が狂って下側に空振りしたらケース内にFDが落ちるとか言う虚しい事態になりかねないと言う意図。
HDDは表に出ない内部のベイに取り付けるつもりだったが、ジャンクに近い、2.5"HDDを3.5"ベイに取り付けるための金具の形がいい加減で納まらず、結局中段の3.5"ベイに取り付けた。正面から見ると、中ぶらりに浮いているHDDが見えると言うていたらく。ちなみにその金具、HDDに取り付ける側のネジ位置も旧規格の2.5"HDD用の配置で、結局左右2本で4箇所で止めるはずが、左右1箇所づつしか止められないといういい加減ぶりになった。
HDDの固定不良は振動でHDDの稼働に悪影響を及ぼすので、本当は望ましくない。なんだか、「真の意味でのスケルトン(骸骨)PC」になった。
リサイクルPC
昨日は、友人に余った中古パーツでPCを組んであげていたら、時間がかかった。まぁ、ある程度手間取るのは予想していたが。
自分で直接使っていた退役したパーツから、カバーの無いケース、FSB 66MHz時代のSocket7マザーボード(同期75MHzまで設定可)、M-II PR400(定格95×3=285MHz)、PC66 SDRAM 64MB×2(90MHz程度までは耐えた)、BIOSを壊したので不安定なVGA(Savage 4)、ノートPCに使っていた4.8GBの2.5"HDD、スクロール機能付PS/2マウス。マウスは現役としても問題なく使えるが、USBマウスに買い換えたので退役していた。他は、時代後れ感が強い。あ、VGAはBIOSが正常ならまだ充分実用可能だったんだが。
その他、家人用のPCに使っていたが退役したISA サウンドカードと、最大16倍速のCDD、両者を繋ぐオーディオケーブル、今私が使っている展示品処分扱いのケースについてたノーチェックジャンク電源、SCSI接続スキャナーに付いていたが未使用のISA SCSIカード(すでにPCI SCSIカード使っていたため)などいったところを譲渡。あ、FDDケーブル、IDE HDDケーブル×2、ってのもあった。それと、当初はMS Natural Keybordモドキも譲る予定であった。さて、足りないのは、HDDが2.5"のしか余っていなかったため、3.5"用のコネクターに繋ぐための変換アダプタと、FDD。手元のジャンクFDD(PC/AT用ではない)を流用出来ないか試してみたが、動かなかったので買い足す必要があった。友人と中古パーツ屋とかに出向いてみたら、\200のジャンクキーボード(企業向けリース品の大量処分品らしい)に何となく気に入った物を見つけたので買っていた。あと、同店で2.5"→3.5"の変換アダプタが、3.5"ベイ取り付け金具とセットになって\500ぐらいであったから購入。
あと、別の店で中古FDD(ジャンク扱いではない)を\1300程で購入。・・・新品で買っても大差ない価格なんだが。が、後で見てみるとIBM製の手堅い作りのドライブだったようで、昨今売られている安物FDDより品質が良い印象を受けた。なぜか、イジェクトボタンが異様に出っ張っている、という問題点があったが(個性的では、ある)。ジャンクに近い品物だったHDDのアダプタには紙一切れたりとも説明書等が付いていない。どっち向きに刺すんだ、これ。単なる信号ケーブルは逆刺ししてもあまり害はないが、2.5"HDDのコネクタには電源ケーブルも混じっているので、逆刺しすると発火する気がする。よく観察してこっち向きであっているだろうと一定の自信を持って刺したが、動かない。
逆だったのかなぁ、と思って、HDD→アダプタの接続を逆向きに指してみようとしたが、友人の助言でより不要に近い340MBのHDDを実験台にすることにした。指して、電源投入。煙が出た。ひゃっほう。
結論として、HDD→アダプタ、の接続はあっていたが、アダプタ→IDEケーブル、の接続が逆向きであった事が判明した。IDEケーブルには電源は流れておらず、アダプタの段階で電源が折り込まれる構造だったので、IDEケーブルの逆刺しでは発火しなかったが、電源の混じったアダプタから先を逆刺ししたら発火した訳だ。合掌。
その先も、BIOSがおかしいので不安定なVGAや、今時ISAカードを二枚も刺したのでIRQの争奪戦になって苦戦したとか、HDDがDMA転送に出来ないとか色々あったが、VGAは速度を犠牲にして一応の安定を、IRQの争奪戦は妥当な割り振りを、HDDのDMA転送は断念をして一応の完成となった。
手元のガラクタ+2000円程度でPCが1台出来てしまった。興味深いというか、なんと言うか。
おもしろ自民党
現在の内閣を巡る動きを見る上で、考慮する必要があるのが、自民党内の「派閥」ってやつだ。一時期、廃止というか解消される向きに動いた事もあったが、中途半端でいるうちに、いつのまにか実質上復活している。
別に秘密にされている訳でもなく、マスコミ報道などでは触れられたりするが、かといって積極的に公開されている様な情報でもないのでよく分からない。自民党の公式サイトとかを見ても、議員一覧はあっても、所属派閥とかは明記されていない。
というわけで、大雑把にWEB上で探してみると。かなり詳しく述べられているページが見つかった。なんか引用しようかと思ったが、部分的に引用するには情報が広範すぎるのでやめた。リンク先を参照して自習していただきたい。
森首相のルーツとかを探ってみると、成るべくして成った現状だな、と思える。
おもしろ政界
近年稀に見る面白い内閣なので、政治が面白い、気がする。
新聞に非拘束式名簿に関する世論調査の結果が掲載されていたが。知名度は不十分であり、また、知っている人はタレント議員などでの票集め行為などに否定的という。
さて、この意味を考えてみる。そんなこんなでタレント議員が受け入れられなくなって得するのって誰?・・・自民党っぽく無いか?
政党離れ、無党派層の増加と、そういった有権者による選挙の「人気投票化」が政党の悩みどころだが、これに歯止めがかかって真面目に政策で対決出来るようになれば選挙の様相がまた変わって来る気もする。
今の内閣の見どころは、IT産業育成だ。森内閣になってから、IT担当相なんてポストが設けられ、以前は当時の官房長官の中川氏、辞任後は経済企画庁の堺屋長官が兼任している。昨今では、IT化に対する具体的な数値目標の設定に向けて動いている。また、光ケーブルの敷設の推進の為に、NTTや電力会社等に、電柱等の既存のインフラへのケーブル敷設を社外の業者に対して開放するよう義務付ける、なんて動きもある。
ちゃんと仕事はしてる。
おもしろ森内閣
森内閣が倒れそうで倒れない理由の一端が、最近の新聞の紙上などに見られる。以前私は、森首相が起こしている失言騒動は、公に言うのはマズイが、本音では正しいと思うような発言が主体なので、イマイチ深く追求出来ないからではないか、と書いたが、他にもあるらしい。
森首相は、討論に強いのだ。元々多くの党員で構成される自民党内で切磋琢磨された人材の中でも、特に強いという。討論のエキスパートなのである。その他の森派の幹部、平たく言うと森首相の取り巻きにも強者が多いと聞く。
そんな訳で、党首討論等で野党の代表が問題を追求しようとしても、出来ない。勝てないのだ。うまく逃げられたり、突破されたりする。元々野党議員と言うのは、その自民党内の争いに勝てずに脱落、というか、はみ出してしまったような物だったりするので、そんな人物がその自民党内トップクラスの論客に勝てないのは当然といえば当然なのかもしれない。振り返ってみれば、森首相はこれまで失言はしでも、それに対する撤回だとか、謝罪だとか言う物をしていない。一歩も引かずに正面突破している。一度退いてしまうとなし崩し的に追求されたりしそうだが、一度も退いていないのでとりつく島がない。
討論に強いと書いたが、ディベートに強い、と書いた方がより正しい感覚かも知れない。まぁディベートの邦訳は討論なんだろうが。ディベートは、命題に対して、白黒ハッキリ別れた二陣営で行う戦いである。本人も内心ではそんな非道理なと思うような事でも、徹底的に抵抗するのがディベートである。
日本人にはあまり無い感覚だが、欧米などでは文化として根付いている概念である。欧米の政府首脳や、企業の経営者が底知れず強気なのは、このディベートの感覚があるせいだろう。核実験の強行や、紛争の勃発・介入など、色々な問題を起こしても強気な態度を保つ首脳は多い、というか通常は強気だ。企業にしても、MSや、昨今のRambusとか見ていると強気だなー、と思わされる。そういう意味では、森首相は結構頼もしいかもしれない。海千山千の欧米の政治家にも対抗出来るのでは無かろうか。
鯖の無駄を巡る無駄話
他の事をやっていた。
さて、前回の最後のほう、「1クラスタ=1セクタに設定してあった区画」というのが出てきたが。これでおや、と思っただろうか。何をやったか見透かした人、違和感を感じた人、なんとも思わなかった人、の三つに別れると思うが。
MS-DOS の FORMAT コマンドの場合、/Z:n で1クラスタ辺りのセクタ数を指定できる。1セクタは512Byteなので、/Z:8 とやると、1クラスタ=8セクタ=4096byte となる。クラスタと言うのはディスク管理上の最低サイズで、1クラスタ=4096Byteの環境では、100Byteのファイルを作っても4096Byteの記憶領域を消費する。5000Byteのファイルなら、8192Byte消費する。このとき生じる無駄を「クラスタギャップ」と呼ぶ。というわけで、クラスタサイズは適宜小さい方がディスク容量は無駄なく利用できる。しかし小さければ小さいほど良いかというと、そうでも無い。1クラスタ=4096Byteの環境で4096Byteのファイルを読み出す場合、OSは1クラスタ読み取る、という1回の動作でファイルを読み出せる。しかし1クラスタ=512Byteの環境では8クラスタ読み取る、という形で8回読み出す動作をしなければいけないことになる。まぁ、その辺は内部的な処理であって通常のユーザーが気にしても仕方ない問題だし、そう目に見えた差が出るわけでもない。が、一応理屈として頭の片隅には覚えておいて欲しい。
さてしかし、通常のMS-DOSの区画設定用の FDISK コマンドでは、小容量の区画は強制的に FAT16形式で設定されてしまう。 境界は忘れたが、たぶん512MBだったと思う。FAT16は、16bit=65536個までしかクラスタが管理できないフォーマットである。2GBの壁というディスク容量の制限の話題を、以前に聞いた覚えのある人がいると思うが、それはこの制限による。1クラスタ=32KBで65536クラスタの区画を確保する(実際に使用できるクラスタ数はもう少し少ないが大差は無い)と2GBになり、これがFAT16の限界になる。ということは、1クラスタ=512Byteにすると、32MBしか確保できなくなる。
だが、FAT16の問題を解決するために作られたFAT32を用いればその制限は軽減される。FAT32は、32bit、しかし4bitは別途に使用して使えないので、28bit=268435456クラスタを管理できる形式である(これも実際にはもう少し少ない)。この場合、1クラスタ=512Byteでも128GBまで管理できるが、前述のクラスタが細か過ぎるとOSの負担が増えるという都合から、通常はもう少し大きいクラスタサイズで使うのが一般的である。さて、それらを踏まえて1GBしかないHDDをどう区画設定したか。Win95/98は、メモリの管理が4KB単位なので、クラスタサイズも4KBになっているとディスクアクセス時の効率がもっとも良いという話になっている。どこまで差があるのか知らないが、一応信用しておく。別に4KBにしても害はないし。あと、なるべくFAT16にしたい。FAT32は、管理できる上限が増した分、管理するべき仕事も増えた、という事である。つまり、同一条件で使用すると、FAT32はFAT16より遅くなる。容量上限による制限を回避できる範囲内なら、貧弱な環境でパフォーマンスを最大に引き出すためにはFAT16も上手く使った方が良い気がする。
しかし、FAT16でクラスタサイズを4KBにすると、256MBまでしか確保できない。肥大した昨今のOSを入れるには不十分なサイズである。IE等、OSの稼働には本来必要ないが記憶容量を食う部分を切り捨ててしまうユーティリティが存在するのでそれを駆使すれば対処できると思うが、面倒くさいのでそれはしないことにした。が、結構効果はあるので性能の劣るPCを使っていてOS自体の重さに嫌けを感じている人は導入を検討してみるのも良いだろう。公式サイトは英語だが、日本のユーザーが作った紹介用のサイト(一種のファンサイトか?)98lite JAPANがあるので取り敢えずそちらを参照すれば良いだろう。というわけで、結果は、スワップファイルを置くため専用のFAT16区画、OS本体を導入するFAT32区画、簡易ファイルサーバーとして共有用に提供するFAT32区画、キャッシュ用Proxyサーバーのキャッシュ保管場所にするFAT16区画、の4つに割る事にした。スワップファイル用とOS本体用はクラスタサイズ4KB、共有用は少ない容量をケチ臭く使い切るために512byte、Proxyキャッシュ用はドライブスペース(ディスク圧縮)を使うのを前提に4KBにした。OS用と共有用のFAT32区画は512MBを割り込んでいるのでMS-DOSのFDISKコマンドではFAT32で確保できないが、Win2Kのディスク管理ツールでは設定可能なので、Win2Kの環境下で確保してから使った。
Proxyキャッシュにドライブスペースを使う理由だが。WEBページとかは、サイズの小さなHTMLドキュメントやGIF画像(アイコン)で構成されているのが一般的だ。しかし前述の通り、クラスタギャップと言う物があるため、ファイル一つ一つが少しづつ記憶容量を無駄遣いしている。ファイル数が多ければ多い程その無駄が増えるわけだから、小さいファイルが多数集まって成り立っているWEBページは極度に無駄が増える傾向にある。ここで役に立つのがドライブスペースだ。これで圧縮された区画は、すべてのファイルを一つの巨大なファイルの中にまとめて管理している。結果、クラスタギャップが発生しない。
ドライブスペースが持つ機能は、そのクラスタギャップの解消と、データ圧縮の組み合わせで成り立っている。が、今回は圧縮は行わない設定にしている。それでも現時点で確認したところ、クラスタギャップの解消だけで30%程度の記憶領域が節約されているようだ。かなり効果がある。ま、もっと性能に余裕のあるPCならこんなことする必要もないのだが(特に、クラスタサイズを小さくしたり、ドライブスペースを使うのは、記憶領域の無駄遣いは減るが、負担は増し動作速度は犠牲になる)、こういうケチ臭い事も時々やると楽しい物だ。
簡易鯖その後
航空機事故を間に挟んでこんな無駄話をして良い物か。
さて、三つの選択肢を考えた。しかし、我慢はしかねるやかましさだったので一つ脱落。遠くへ隔離するというのも、ちょっと様子を見たいとか操作したいと言う時に不便なので却下。LANケーブルの引き回しの限度や設置場所の問題もある。結果、HDDを静かな物に換装することにした。これがもっとも抜本的な解決策であろう。
といっても、新規にHDDを買う気は毛頭無いので、手元で余ってるHDDの中から手頃な物を選び出してみる。容量の小さすぎるのは選外として、1GBと1.3GBのとがある。現状と比べるとどちらも結構静かだったが、聞き比べた結果(HDDに耳を当ててる様は結構変だった事だろう)1GBのヤツの方が静かだった。やかましくて使用を断念する事にしたHDDの容量は4.8GB。それを1GBのに換装するようなことになるとは。このレベルの容量だと300MBの差は馬鹿にならないが、静かにするのが目的である以上、仕方ない。用途上、1GBで事足りると思うし。そういや先日、もうどうせ使わないから、と2GBのHDDをタダで知人にあげたんだったな・・・。そのHDDもかなり動作音は静かだった覚えがある。失策。
まぁ、そのとき引き換えに手元に来たのが今回使用する事にした1GBのHDDな訳だが。そんなこんなで、取り敢えずFDDからWin98のコマンドプロンプト(実質上のMS-DOS7)を起動し、適当に区画設定してフォーマットしようとしたら・・・あ、何か異音立てて止まってるぞ。むぅ、フォーマット失敗。不良クラスタがあるようだが、だからといってフォーマット出来ないとはどういう事か。不良クラスタは不良クラスタと記録して続行するのがフォーマットコマンドの仕事ってものじゃ無いのか。
ノート用2.5"HDDをデスクトップPCに繋ぐための変換ケーブルは持っているので、Win2Kで稼働しているPCに繋いで再挑戦するが・・・これも駄目かよ。ディスクの修復というと、Windows世代では「スキャンディスク」を考えるだろうが、これはフォーマット済みのドライブに対してしか使えないので、フォーマット自体に失敗している場合は使えない。MS-DOS時代には「表面検査」という、フォーマット以前の段階でディスクの修復を行う概念があった物だが、今は、無い。さて、どうした物か。実質上のMS-DOS系OSのファイナルとなる、IBMのPC-DOS7が手元にあるので、これになら表面検査とかもあるかなと思うが、まずそれのインストールから始めて・・・と思うと、これは最終手段にしたいなと思う。別の手段は無い物か。
と、Win2Kでは区画設定直後からクイックフォーマットを選べることに気付く。やってみたところ、エラーチェックをスキップして取り敢えずドライブとして認識させる事に成功。おおっ、これはいけそうだ。その上で、改めてWin98までで言うところのスキャンディスクに相応する、ディスクチェックを行うと・・・止まった。なんでだよ。不良個所があったら機能停止するなんて、なんの為のチェックなんだ。
気を取り直して、取り敢えずはドライブとして認識したのだからと言う事で、再度FDD起動のWin98のコマンドプロンプトで、DOS版スキャンディスクを実施。・・・あ、成功した。DOS版の方が高性能と言うのはどういう事だ。
結局、1クラスタ=1セクタ(512Byte)に設定してあった区画で、7クラスタ分の不良がチェックされた状態で使用可能になった。たかだか、3.5KBの不良のためにこうも手間取らされるとは。と、長くなったのでまたも途中で中断。
タイペイ
眠かったので更新をさぼった。
途中で途切れている話があるが、航空機事故があったらコメントを付けないわけにはいかない気がするのでそちらを先にする。台湾の離陸失敗事故、どうやら工事で閉鎖中の滑走路に誤って進入てそのまま気付かず離陸しようとし、閉鎖中の筈の滑走路上に止めてあった工事用の車両等に激突した、という感じになりそうである。なんだそりゃ。
夜間だったので、滑走路には誘導用のランプが灯ってる筈だ。閉鎖中なら、そのランプを消していなかったのだろうか。消してあれば、暗闇に向かって誤った進入はするまい。それとも、そういった閉鎖中の滑走路でもランプは消さないのが規則なのだろうか。あいにくその辺までは知らない。
また、管制官も何を見てたんだろう。離陸で滑走路に向かったり、着陸して駐機場に戻って来る航空機に順路の指示をしたりするのも管制官の仕事である。指示どおりの滑走路に入ったか、見てなかったのか。そんなこんなで地上の何かと激突したなら、大事故は避けられない。離陸直前(機首引き起し速度"VR")の大型旅客機は、機種と重量によって違うが150kt(278Km/h)程度まで加速している。離陸決心速度"V1"(その速度を超えたらもはや滑走路内で停止は出来ないので離陸を続行するしかなくなる)の段階でさえ、130Kt(241Km/h)程度を越しているのである。
そんな速度では障害物に気付いたからと言って、止まる事はもちろん避ける事も出来ないし、ぶつかれば惨事は免れないことは察するに余るであろう。なお、悪天候で横風が云々とかいう話もあったが、離陸時の横風制限は結構ゆるい物である。機種や空港による差は有るだろうが、風速15m程度でも離陸はするんだったと思う。着陸の制限は10m台前半ぐらいだった思うが。多分、天候的には特別な問題はなかったのでは無かろうか。
その他余談になるが、航空機には追い風制限って物もある。追い風が吹いていると、航空機はその風速のぶん速く進まないと飛べないのだ。結果、離陸や着陸の速度が速くなり、地上を滑走する距離が延び、滑走路が足りなくなって飛び出してしまう危険が発生する。
通常はそういう時は滑走路を逆向きに使って向かい風を受けるように滑走するのだが、雲など他の気象条件との都合でそれが出来ない場合は、諦める必要も起きうる。
鯖
私の家には簡易ファイルサーバーとして24時間稼働しているノートPC(HiNote Ultra II。MPU:P6-133MHz,MEM:40MB)があるのだが。先日から、キャッシュ目的のProxyサーバーとしても動かしてみる事にした。将来的にはセキュリティや共有目的での稼働の可能性もあると思っているが、今は用がないので取り敢えず単純なキャッシュ目的とした。
本格的にサーバーとして運用するなら、やはりLinux等のUNiX系OSで運用すべきなんだろうが、これもやはりそこまでする必要がないのでWin98SP1で運用することにする。インターネットのセキュリティ問題は、重要ではある。しかしまぁ、個人レベルでの活動で過度に気にする必要はない。クラッカーにPCを荒らされるのは、いわば現実世界で窃盗や暴行の被害に合うような物である。これらの被害は確かに誰にも及びうるが、普通の人が普通の生活をしていて、そう過度に警戒する必要のある物ではないだろう。
ただし普通の枠を超えて、富や名声を持っているとか、治安の悪い場所で過ごしているとか言う場合は相応に警戒をする必要がある。ネット上もそういう物だ。特別有名人でも無く、グローバルアドレスを保持していてサーバーを運用しているでもなく、アンダーグラウンドな領域に出入りしているでもなけでば、あまり気にしすぎても仕方ない。閑話休題。取り敢えずProxy機能を持ったアプリケーションを導入してみた。まぁ、それなりに動いた。ローカルネットワーク上にキャッシュを設けたのでブラウザーのディスクキャッシュを無くした(私が常用しているNetscape Communicatorはゼロに設定できる)ところ、ネットサーフ中のディスクアクセスが原則的には発生しなくなり、体感的にスッキリした様に感じた。まぁ実効速度200KB/s程度の10MbpsのLAN上のキャッシュなので、ブラウザ自身にキャッシュさせるのより遅くなる気もするが、代わりにキャッシュの管理やディスクの制御をしなくて良くなるわけだから、差し引きすれば決して不利ではないと思う。
しかしここで想定外の問題が発生した。やかましいのだ。ノートPCのHDDの動作音が結構大きく、いちいちカチャカチャ言うのが結構気になる。対策案を考える。
1)我慢する。
2)音が気にならない距離まで遠ざける。
3)動作音の静かなHDDに取り替える。・・・と、半端なところで今回は切ってみる。もったいぶるほどの話でも無いが、長くなってきたので。
さぼり
あ、帰宅の報告書かなかったけど。
一応、平穏に帰ってきてます。名古屋付近でかなり長く寝てきたんで、帰りは遅くなりましたが。しかし、なんか東海地方で地震があったようで。
昨日通ってた辺りが揺れたんだなー。
帰路
米軍機の帰投が見られないかと駐車場で待っていると。四時前頃にはすでにもう看板とか撤去して片づけに入っている。数人の自衛官が雑談しながら大きめの看板を運んでいた。と、地面が雨と車のわだちでぬかるんでいるところに入ってしまい「うわっ、ここヤバッ」とかいって笑っている。
と、その内の一人がぬかるみの中に制帽を落とした。運んでた一同、大ウケ。持ち主は「俺の帽子がぁ〜」とかいって嘆いている。
目当ての帰投機はまだ見ていないが、結構面白い物を見られた。
そうこうして四時を十分程度回った。結局帰投機は飛ばないし、残ってる車も減ってきたし、後片付けとしてごみ拾いとか始めてるしで諦めて帰ることにした。浜松基地は結構基地内に駐車場にするスペースがあるようで、基地内に止めていたのだが・・・出るときに基地内で迷った。おいおい。適当に前の車に付いていけばいいやと思ったら基地関係者の車だったようで、なんか居住区見たいなところに入ってしまった。まぁ、あちこちに自衛官が立っているからして、聞いたら判ったが。
で、現在は愛知への県境を少し過ぎた東名高速新城パーキングエリア。山の中だが、H"は完全に圏内でやはり高速道路沿いは強いのかと思わされる。
帰り支度
駐車場まで戻ってきました。ときおり小雨がパラついたりしつつも、いちおう一通りの予定はこなされたようです。
四時ごろまで粘っていたら、地上展示していた米軍機の帰投とかが見られるような話しているのを展示機の近くで聞いたが、その時間まで追い出されずにいられるだろうか。ま、べつにそう強く見たいと思っているわけではないのだが。
あ、ところで。H"の接続が正しくなさそうと書いたが、やはり誤っていた。アレを書いた後に、思い当たる記述のあるWEBページを覚えていたので見てみたら判明した。いちおう、今は正しい接続が出来るようになっている。やはり結構速度差があるな。
これ書いてる最中に、帰投するC-130が上空を通過して行きました。他もまだ見られるかなー。
現状
基地内です。
曇ってますが、差し迫った不都合は無い程度です。
おはようございます
雨はやんでくれました。曇ってはいますが、所々雲の切れ目もあります。大きな支障は無い程度まで天候は回復してくれたといってよさそうな雰囲気だ。
ところでこうやってH"使って更新しているが、なんか設定が間違っているような気がする。PIAFS(32 or 64KBPS)ではなく、無線モデム(14.4KBPS)で繋がっている気がする。ぶっつけ本番で昨日買ったばかりのを使っているのでよく分からない。H"の説明書は持ってきているが、PCとの接続用アダプタの説明書を持参しなかったのは失敗だった。いまの状態に必要なのは、後者である。
ま、一応繋がっているので良しとしておくが。では、そろそろ移動再開します。
現地付近到着
浜松市内です。前回と時間帯が違うせいか、あまり暴走トラック等には遭遇せず穏便に到着。これから軽く仮眠。
前回、DDIを道路系と書いたが、電力系だった気がする。たぶん、今は合併で道路系のインフラも持ってたと思うが。よくわかんないや。
名古屋あたりで、交通事故現場の横を通りすぎた。まだ警察等が来ておらず、発生からあまり時間が経っていない様相だった。四台ほどの車が現場に停車していた。バイパスのインターチェンジへの分離帯に一台が正面から突っ込んでいる。キャビンが潰れるほどの衝突では無かったようだが、それなりにボンネットが凹んでいる。他の車は横を通りすぎる時間で判るような目立った 損傷はしていなかったようだ。
分離帯に正面から突っ込む事故は、タイヤのロックによる操縦不能状態で突っ込む例が多いようだ。降りなければ行けないインターチェンジを通過しそうになったり、その逆になったりで、慌ててブレーキを強く踏むとタイヤがロックしてしまい、ハンドル操作が利かなくなってそのまま正面から突っ込む。ちなみに、スピードの出し過ぎで曲がり切れずに、という場合は正面ではなく側面からぶつかるので明らかに現場の様相は別になる。
こういう場合、一番賢明なのは諦めて通過することだが、次点はあまりブレーキを踏まずハンドル操作で曲がり切ることだ。ただし、ABSを装備しているならロックの心配は無いので踏んでも良い。それからだいぶ進んで。なんか、似たような低くて幅広の台車を牽引したトレーラーが多いな、とか思っていたら、正面を船が走っている。な、なんだ。どうやら、その台車は、小型のクルーザー等を積んで走る為の物だったようだ。場所はヨットハーバーのある蒲郡の辺りだったから、納得がいく。
さて。天気どうなるのかなー。今は雨こそ降っていないが、雲がどの程度出るのやら・・・。
奈良県行き止まり
名阪国道五月橋サービスエリアで「タイガー」とかいう聞いた事ないメーカーの缶コーヒーを飲みながら書きました。いや、他のより10円安かったんで。で昨日買ったばかりのH"(PHS)で送信しようとしたら圏外でした。幹線道路沿いとかなら結構行けると思ってたんだが。有料道路じゃないから駄目なのか。DDIは道路系だったと思うので、高速道路沿いとかは結構強い筈だったと思う。
さて、こうやって遠出するときの力強い味方がGPSとナビである。しかし、時にナビに惑わされるのもまた事実だったりする。アナウンスのタイミングのズレとかで曲がる交差点を間違えるとか。まぁ、間違えた後に復帰するのに役立つのもまた、ナビなんだが。
前回の浜松基地広報館に行くときは距離重視で名阪国道には途中から入ったが、今回は始点付近から入るようにした。しかし、奈良県天理市あたりの名阪国道の始点付近はΩ型にたわんでいて遠回りになるようなルートになっている。この部分をショートカットするルートを提示した。私もそれでいいように思えた。しかし現実は・・・
なんだ、この道は。
地図上ではそれなりの道に見えたが実際は車一台通るのがやっとの道で、集落に紛れ込むは、農道になるは、得体の知れない山中に突っ込むわでエライ目にあった。民家の私道に入りかけたり、行き止まりにも入り込んだ。トラベル@niftyに法師丸さんが連載中の行き止まり紀行を実体験してしまった。写真に撮っておいたら良かったか。
気分的には、日本テレビ系の番組、鉄腕DASH!でありがちな「○○でどこまで行けるか」ネタであるオチ、変なところに迷い込んで日が暮れて時間切れ、を連想させられる物があった。まぁそれなりに面白かったが、時間と燃料の無駄でもあった。・・・などと書き終わったのでうんこでもして再出発するか、と思ったら便器に紙が詰まっていた。用を足す前に気づいて良かった。別の個室へ移動して事なきを得る。しかし終わって出てきたら、私が諦めた個室に人が入っていた。
その人のその後の安否が気づかわれる。外出すると色々ネタは転がっているなー。
ここからは四日市市内のコンビニの駐車場から。亀山市に入ったあたりから、H"は表示上は結構安定して圏内になっている。実際につながるのかどうかはしらないが。多少人家のないところへ出ても、80Km/h程度で走っても一応圏内だった。そうして送信。
そろそろ
浜松へ向けて出発の準備です。浜松基地航空祭。当初、雨天の予報だったが朝方には止む様な方向へ予報が変移しつつあり、なんとかなるか、って感じで期待している。
・・・しかし、道中は雨なんだろうな。またかよ。先月に広報館行った時と同じか。雨。120Km/h。大型トラック。
タノシミダ。
逆戻り
また政治系の話。いや、面白げだし。
北朝鮮拉致疑惑の第三国発言、非拘束式名簿の可決、中川官房長官の辞任。ポンポンと矢継ぎ早に問題が起きて上手く目がそらされて言っていると感じるのは考えすぎか。
第三国発言が注目を引いている裏で、非拘束式名簿を短期間で可決。参議院の選挙方式の改定問題なのだから参議院で充分審議されるべき物だったが、野党側は参議院の審議に出席せず、通過。衆議院では、その本来参議院ですべき審議だったにも関わらずそれを欠席したのだから、いまさら言う権利はないだろうとう感じでスピード可決。ふむ。それが終わったら、今度は中川官房長官が覚醒剤捜査情報の漏洩や右翼団体との関係などの疑惑で辞任。腹心に詰め腹を切らせてそちらへ関心を集め、前二つの問題をあやふやに消し去ろうという感じに見えなくない。
極端な話、これで森内閣が総辞職に追い込まれたとしても、自民党としてはOKなのだろう。非拘束式名簿を可決させておいただけで充分な成果であろう。これで森内閣が持ちこたえられたなら、中川氏は身代わりになって内閣を救った人材として党内での地位を高め、ほとぼりが覚めた数年後とかにひょこっと高いポストに座っている気がしないでも無い。
省エネ
今年秋〜冬のノートPCには、省電力とそれによる長時間バッテリー稼働の実現をウリにした、Transmeta Crusoeをプロセッサに採用した機種が姿を現しつつある。しかし、これって本当にいいのか?
ちょっと考えれば判ると思うが、何もノートPCはプロセッサだけで動いている訳ではない。液晶画面、グラフィックスチップ、サウンドチップ、HDD、メモリー、それらを制御するチップセットなど、様々な部品から構成される。その中の一つであるプロセッサばかりを省電力化しても、それほど目を見張る効果は出る物か。
少し調べてみた。NECは、"LaVie MX"というCrusoe 600MHzを採用した機種を発売している。この機種は、どうやら"VersaPro VA50H/TR"と同等の構成の様だ。こちらは、intel Mobile Celeron 500MHz がプロセッサである。ラインナップとしては全く別物として扱われている様だが、SVGA(800×600pixel)の反射型TFT液晶(バックライトを使わない液晶画面)を持つことや、外寸や重量は同じことなどを踏まえると、ベースは同じであると考えて問題なかろう。
バッテリー構成なども酷似している。充電時間が同じだったので、同一のバッテリー構成である可能性が高いと見た。バッテリー稼働時間は、前者が約8〜11時間、後者が約5.5〜8時間となっている。やはり効果あるのかと思ったが、共に「消費電力(内蔵オプション最大接続時):約9W(約45W)」と言う記述が見られる。同じじゃないか。なのにバッテリー稼働時間が異なるのはどういうことか。
性能の差を考えてみる。Crusoe 600MHzは、大雑把に比べるとPentium III 450MHz程度の速度で動く様である。念のため言っておくが、プロセッサにも得手不得手って物があるので、この処理は速いが、この処理は遅い、と言った差があるので単純比較は困難なものである。
CeleronはPentium IIIより確実にやや遅い。比べられないと言った直後になにが確実だよと言われそうだが、これらは元々同一アーキテクチャをプロセッサであり、Pentium IIIよりキャッシュメモリの容量や、メインメモリとのアクセス速度等に制限をかける事によって低価格化したのがCeleronであるためである。
結果、Crusoe 600MHzとCeleron 500MHzは、似た様な物か、むしろ後者の方がやや速いだろうという印象を受ける。私が簡単に調べてみた範囲では、Crusoeの特別な性能上の優位は感じられなかった。ただ、何やら新しいモノを積んでいるというイメージ、高度な省電力性能を持ったプロセッサとうたわれた前評判、そしてクロックの数字が大きい事(一般の消費者は数字に騙されがち)、などの企業から見た商品的価値は高いと思う。
無駄話
マスコミが北朝鮮による拉致疑惑に関する第三国発言の話をしているうちに、本当にあまり論じられないうちに非拘束名簿式が衆院を通ってしまった。なんていうか、笑った。やっぱり罠か?
さて、久しくお固い話を書いたので、たまにはどうでもいい話をしてみよう。とあるビルの窓を見ると「ダアーッ」って書いてある。なんだよ、ダアーッて。
よく見ると、「ヤマダアーツ(仮名)」と書いてある。美術か印刷関係の企業の事務所の様だ。その窓一枚に二文字が書いてあって、「ヤマ」と書いた窓が開けてあって隙間が出来ていただけのことだった。
何のことはない、ダアーッ、ではなく「ヤマ ダアーツ」だった訳だ。どうでもいいにも程があるだろうと思われそうな気がする。
じゃ、もう一件。さっき、トイレで小用を足していたらゴキブリの幼虫出現。1cm程度。緊急停止してまで応戦することもないと思ったのでそのまま足の届く範囲で踏みつけで応戦。踏んだと思った。
が、用を足し終わって見てみると、逃げられていた。これはマズイ。踏みつぶしたヤツを一緒に流すつもりだったので、流す前の小便臭い便器の周りを探し回る破目に。くそー。(糞はしてないが)
トイレという遮蔽物も少ない密室の中なので探せばいるはずだと探した結果、見つかったので撃退しておいた。めでたしめでたし。ここで逃がしていたら、成虫になって数十倍に増えていたかもしれないのだ。・・・やっぱりどうでもいいか。
ワナ
にわかに政治っぽい話をしているが、結構面白い。(と、一人で思っているだけか)
北朝鮮による拉致疑惑の、第三国発言だが。これが流れた意味を考えてみる。こういう物は、表に出てしまうと実現は実質不可能になる。しかし逆を考えたらどうだ。すでに実現が不可能になったなら、秘密にしておく価値もない。
つまり。裏取引での事態の打開が不可能であると判断し、「これまでは裏取引で済ませてメンツを立ててやろうかと思ったが、もう付き合いきれん。正面から頭を下げさせてやる」という決意表明として公表したというのはどうだろう。気がつけば、タイミング的にもアメリカの国務長官が北朝鮮を公式訪問す直前だったりする。
以前も書いたが、この事件には被害者の寿命という時間制限がある。駄目だと思った交渉手段は諦めて次の手を繰り出す必要もあると思う。第三国を使った事態の打開策の存在を日本側から公表することによって、日本側からアクションを起こして実行することが不可能になると同時に、北朝鮮側からアクションを起こして実行することも封じることになるのだ。もう逃げ道は無いぞと突きつける形にもなるんではなかろうか。
敵は、テポドンというカードを使って、あのアメリカとも張り合っている北朝鮮である。テポドン打つの止めるから食糧くれという、それは暴論だろう、ってのをまかり通らせている国だ。生半可な交渉では効果がないだろう。その他の理由。マスコミがこの話題に食いつけば、必然的に国民もその話題に目を奪われる。しかし少し考えてみれば判ることだが、これは過ぎてしまったことだから、いまさら騒いだところでどうなるって物でも無い。
そんな話題に気を取られている間に、非拘束名簿方式の衆院通過を狙っているのではないか。ついでに中川官房長官の右翼団体との関与疑惑もうやむやにしてしまいたいのかもしれない。「弱肉強食がこの世の掟。騙し騙されるのが人生の理。他人を信じてロクなことのあった試しはないわ。それが教訓。 (COWBOY BEBOP #11)」
与党のやっていることは嘘かもしれないが、それを追求する野党の言うことも嘘かもしれない。むつかしいなー。
頑張れ森(2)?
森首相はマスコミが一般に叩くほど無能な人材なのか、と問いただす趣旨のTV番組をやっていた。珍しい。好意的に伝えればガラッと違った逸材の様に見え、マスコミの力の恐ろしさを感じさせられるものがあった。
・・・が、日本シリーズとか有力な番組の裏だったので視聴率は低かっただろうが。番組の最後では、色々と失態も演じてきた森首相を、加賀藩三代目藩主、前田利常になぞらえていた。外様としては最大の加賀藩は幕府にしてみればあまり快い存在でなく、その中で謀叛の嫌疑を掛けられた際、利常はバカ殿ぶりを演じて「こんな奴なら放っておいても大丈夫だろう」と思わせて危機を脱したという。その裏では多くの政治的成果を歴史に残したそうで。
森首相はどうだ。何やってたっけ? IT産業の促進が最大か。ITなんて判ってないバカ親父っぷりを演じて、IT産業の促進の過程でリスクを背負わされる様な方面を油断させておいて、とかいう戦略だったら凄いということに。
差し当たって一つの山場であった衆議院選挙も及第点で切り抜けているし。次回の参議院選挙には、非拘束名簿式というカードを切って挑むことになるのだろうか。それで勝ったら、少なからず「森、侮りがたし」と認識を改めさせられる時期になるだろうか。
リバーシブル
非拘束式名簿とか言う選挙制度が参院を通過しましたね。衆院も連立与党側が過半数の議席を持ってるから通るのかな。
今の選挙は、候補者名を書いて投票するのと、政党名を書いて投票するのとに別れいるが、それをごちゃ混ぜにする様な物だ。個人への票が政党への票にもなる。人気があって大量に票が取れる候補がいれば、そのおこぼれで同じ政党の他の候補が当選できると言う仕組みである。
タレントとか有名人を駆使して票を集める戦術を取ることになるだろう。与党側にしてみれば、野党側がどうせ実現できないのをいいことに実現させる気もない様な夢みないな政策を立てて愚鈍な国民を騙して国政を滞らせるのなら、自分たちが先にタレント議員とかのネームバリューを使って国民を騙してでも議席を占めて追い出してやる、と言ったところであろうか。
まぁ、一回民主党が政権を取るのも面白いと思うけどね。どういうふうに手のひらを返すかとか。一度自民党が敗れて民社党の村山氏が首相になったことがあったが、世の中変わらなかったし。ちなみに、おかげで当時の自民党総裁の河野氏(現在の外務大臣)は、自民党総裁になりながら首相になれなかったと言う希有な人物となった。
ちょっと確認してみると、政権をとっていたころの社民党は、君が代・日の丸を国歌・国旗と認めていたという。しかし政権を失った後に起こった正式な法制化の審議の際には、反対していたという。よくわかんないや。
頑張れ森
ここしばらく森首相は波風たてていないなと思っていたら、またなんか騒動。北朝鮮による埒疑惑に関して、首相就任以前に北朝鮮を訪問した際、表向きは北朝鮮以外の第三国で発見された、という話にして返還するというのはどうか、とか言ったという話。
政治的にはいたって普通の駆け引きに思える。北朝鮮はメンツが保てるし、日本には行方不明者が帰ってくる。それでいいじゃないか。問題が人間である以上、時間制限って物がある。完全解決しても、解決に百年かかったら帰って来るのは遺骨である。不完全な形にせよ、いい加減にどうにかする必要がある。でも、これって裏工作の範疇であって、表に出てくると不味いよなー。イギリスのブレア首相との会談の中で語られた物が流れてきたそうだが。確かイギリスは昨今、北朝鮮と国交を結ぶ方向で検討中だった様に思う。「こういう風に譲歩の姿勢を見せてやったのに、相変わらず帰してくれないんですよ」と伝えておいて、イギリス側からも北朝鮮に「それくらいの条件で折れてやれ」と圧力をかけて欲しい、といった思惑だったんだろうか。
なんか波風が立つ割りには何だかんだいって辞任には至らない森首相だが、表立って言っちゃ不味いけど腹の底では確かにそうだよな、と言う様な事柄ばかりだから、辞任には至らないのかなと思う。神の国にしろ、教育勅語にしろ、戦前・戦中的な発想にしろ。
今度こそ
本当にサーバーが復旧したらしいのだが、まだ安心なら無い。一度目の復旧は数時間で逆戻りした。二度目は半日ぐらいで止まったらしい。それから数時間して再復旧し、現状に至っている。
サーバー管理者からはまだ完全な形での公式の復旧完了の告知は無い様だが、一応の対策は施した、みたいな告知はされている。でも止まったのが二回目の復旧。
いつまで動くのやら。
投槍・退避版
昨日あたりから訪問者カウンターが壊れて回ってません。アクセスログ(非公開)を録るスクリプトも壊れてます。むー、思った以上に挙動が怪しいぞ、このサーバー。
もう少し、慎重にチェックしてから移転すべきだったのかも。10月1日、つまり2000年度・下半期の第一日からの移転、にこだわったのは失策だったか。唐突に、Netscape 6(Mozilla 5)のfinalβとなるPR3が公開されましたね。一部、JavaScriptあたりとかに挙動不審が残っている様だが、概ね正常に機能する様になった様だ。ただ、URLの入力欄で右クリックでメニューを開けないのは不便だが。URLの貼り付けがしにくい([編集]→[貼り付け]と選ぶ要あり)。意図的な仕様なのか、未実装なだけなのか。
前々からNetscape 6が完成したころにはウチのページにもCSSを導入するかと言ってきた手前、そろそろ手を付けなくてはいけなくなったか。言っちゃった以上、後に引くのも何だし。
たいひ版
堆肥版という表記を思いついてダメな気分に浸ってみる。
先日買い換えたノートPC(Panasonic Let's note A44)、必要な設定と情報の引き継ぎが出来たため、旧ノートPC(DEC HiNote Ultra II CTS)は置き場所とネットワーク上でのコンピューター名を譲って退役した。
退役後の処遇の予定だが。ジャンク品の古いノートPCを利用している簡易ファイルサーバーがあるのだが、これを完全退役させて、これの代わりに就役させようと思っている。が、その前に色々OSを入れて遊んでみようかとか。
とりあえずWindows2000を入れてみた。PCカード接続のCD-ROMドライブからのインストール法が当初判らず手間取った。インストーラーがPCカードを認識しないのだ。PCカードが古く、ドライバーが対応していないせいである。が、あらかじめファイルを全部HDDにコピーしてしまうインストール法を見つけてクリア。一応インストール成功。
しかし、プロセッサが classic Pentium 133MHz ってのはまだいいとして、メモリが40MB(これで上限)ってのが強烈に足を引っ張って至極遅い。それでも動作は意外と正常かつ素直で驚く。Win98が正常に動作しなかった(電源管理関係の問題で、サスペンドが上手く働かない)のがより後期のOSの方が上手く動作するというのは、妙な話である。まぁ、Win98とWin2Kは似て非なる別格のOSなので別問題ではあるのだが。メモリ上限が56MBの後期型のHiNote Ultra IIなら、まだ実用に耐えた可能性もあるかも。ま、ドッキング型の専用CD-ROMとか、LANアダプタつきIOポートとかは対応ドライバーが無いので動かないと思うが。
しかし、この低速状態でも、スワップファイルの作成先をPCカード型HDDなどの、OS本体が入っているのとは別のHDDにしてやるとアクセスが分散してもしかしたら我慢できるかもという挙動を示す様だ。が、それをやるとシャットダウンが正常に出来ない(途中で止まる)という新たな問題が起きているが。回避策検討中。
ま、最終的にはWin98で動かすんだろうが。簡易サーバー用途なので、サスペンド自体使用しないのでその辺の不都合は支障が無いため。
が、それ以前に Linux とかも試すかという陰謀。しかし、これは片手間で遊ぶには難物なので躊躇するところである。
ケチ
壊れていた中古のLet's note A44のバッテリー。寸分たりとも動かない状態で、HiNote Ultraのバッテリーの様にスタンド(脚)としての機能を兼ねているならまだしも、そうじゃないので全く価値が無い状態だ。というわけで、とりあえず分解してみる。
10.8V,1800mAh という仕様のバッテリーだ。これは10.8V,1800mAの電力を1h(1時間)供給できる、という意である(厳密には違う)。リチウムイオン二次電池の電圧は通常3〜4V程度なので、3.6V,1800mAhの電池を3本直列に接続してあるのだろうと予測できる。寸法的にも辻褄が合う。ノートPCのバッテリーは分解しづらいイメージがある。ネジやツメとかは無く接着剤で完全に封がしてある場合が多いのではなかろうか。実際そうだったが、あんがい外れやすく、原型を保ったまま分解出来た。予想通り、3本の電池が直列に入っている。最近のバッテリーは容量情報などを自己管理する機能を持っていたりするので、なんか基板も入っている。
さて。電池ってのは原則的に規格品だから、探せば手に入るかと思って大阪日本橋を探してみたが、無かったようだ。交換して見ようと思ったのだが。ここで発想転換。退役したHiNote Ultra用のバッテリーの破損したやつが手元に複数ある。その中には使いすぎて寿命というより、電極がショートして破損したのでは、ってやつもある。内部の安全装置作動などで動かなくなっているのなら、電池自体は生きている可能性があるのではないか。よし、取り出してみよう。
HiNote Ultra用バッテリーの仕様は、7.2V,3300mAhである。3.6V,1100mAhの電池を3本並列×2本直列=6本使用していると予測できる。外寸などからすると、同じサイズの電池を使っている可能性大とみた。というわけで分解。こっちはかなり苦戦した。分解というより破壊である。原型を留めない状態になった。出てきた電池は期待通り同じサイズの電池が6本であった。
しかし、1本あたりの容量が1100mAhから1800mAhへ増えている訳で、電池の技術も進んでるなー、と感じさせられる。それを相殺する様に消費電力が増して、結局バッテリー稼働時間は思ったほど延びていないのだが。長くなったので、今回はこの辺で。
注意事項
書き忘れていた。
リチウムイオン二次電池は、燃えやすい。そもそもリチウムって、水と反応して発火する様な物質だし。様々な安全対策を施して発火に至らない様にされて商品化されているので通常は発火には至らないはずだが、原理的には発火する物だと思っておいた方が賢明である。
というわけで、リチウムイオン二次電池を使用したバッテリーパックを分解しようとして、電池そのものをヘタに破壊してしまうと発火する危険があることを覚えておいて戴きたい。
旧式などでニッケル水素やニッケルカドミウム二次電池を使用している物の場合、これらはリチウムイオン二次電池と比べると発火の危険はあまりないが、電解液が強アルカリ性なので皮膚が溶けたりするので注意。まぁ、煙を上げて溶ける様なことは無いだろうが、痛くはなるだろう。
ケチ(2)
さて、バラして得た電池を交換してみようという段階にいたる。電池に上手く半田付け出来るかなー、ってのが不安材料だが。
その前に電池が生きているのかどうか確認せねば。とりあえずテスターで計ってみたところ、大体3.6V程度の値が出た。ふむ。と、反応しないやつがある。これが死んでいるやつか。リチウムイオン二次電池には、異常発生時に発火等の事故を防ぐために、過電流で遮断する、いわゆるヒューズの様な構造が組み込まれている。そのほかにも、内部でガスが発生した際に破裂を防ぐため、破れてガスを抜くために弱く作ってある箇所もある。反応しないのは、遮断されているためだろう。
順次計ってみると、元々の電池は3本中1本、代用しようとしている電池は6本中3本が死んでいた。仕様が異なる電池を組み合わせるのは危険なので、元々の電池の利用はひとまず諦めて、代用の電池を方を利用することにする。半田付けは意外と問題なかった。以前ニッケルカドミウム二次電池を半田付けしようとしたときに上手くいかなかった覚えがあるのだが。缶の材質が違うんだろうか。
というわけで一応組み立ててノートPCにはめて見ると・・・動いた! おー、あまり期待してなかったんだが。どうやら、20〜30分程度は動く様である。バッテリー容量の認識がいま一つ正しくない様だが(まだまだ残っていると思っていたら急に切れる。認識させなおすツールもあるが、使ってもいまいち不正確)まぁ良かろう。携帯には耐えないが、ちょっとした移動時のつなぎ等としての利用価値は充分にあると思う。
普段はこれを付けておこう。これで新品のバッテリーは携帯目的の時の為に温存できる。説明書によると、使わないときは充電容量30〜40%程度で保管せよとのこと。これは、満充電付近だと電池内部が高エネルギー状態なので良くない(負担がかかって寿命を削るのだろうか。それとも単に安全性の問題か?)のと、逆に完全放電して空になってしまうと電池として機能しなくなるのとの都合である。
定価で15000円するし、現在、在庫不足で手に入れにくいバッテリーが手元のガラクタである程度復元できた。結構、得した気分。破損した旧式バッテリーはあと2本ほどあるので、今回復旧させた物がまた壊れたら、それらをバラしてまた再利用を試みようと思う。
・・・バラし難く、切り傷が出来たり皮がむけたりしたのであまりやりたくないが。
リサイクル
前回の投槍退避版で書いた、バッテリーの改造は、ていよく言えば「リサイクル」である。しかし私は別に環境が云々とか省資源がなんとらと言った崇高な目的は持っていない。単にケチなだけだ。
リサイクルの実情ってのは、そんな物だと思う。リサイクルの多くは、ケチか、金持ちの道楽かのいずれかであろうし、それ以上の物を期待してはいけないと思う。電力消費量が増大して、停電が起きるようになったとする。「それ以上のものを期待する」と言うのは、その状況下を「節電をしましょう」の掛け声だけで切り抜けようとする様なものである。これは無謀だろう。
結果、発電所を増設するか、機器の省エネルギー化を進めるかという方向へ向かわざるを得ない。これは金持ちの道楽である。金が無い場合は、機器の省エネ化なんて金の掛かる選択肢は選べない。発電所の増設で手が一杯だが、これも環境対策万全の新鋭発電所というより、取り敢えず電力が得られればいいやという発電所になりかねない。
仕方ないので強制的に電力消費量を下げるために料金を値上げしたりしたら、出費を下げる必然に駆られて節電するかもしれない。これはケチである。
NEON GENESIS EVANGELION Genesis 0:2 のLD/VTに同封されていた、EVA友の会 第弐号に、その手の面白い記述がある。演出家・鶴巻和哉氏のコラム「副監督日記」、その回のタイトルは「オームの森」
引用しようかと思ったが、断片的な引用では真意を損ねると感じたので取り敢えず保留しておく。
悩める空気清浄機
私の部屋には空気清浄機がある。イオン交換式、とかいうんだったか、ファンで強制的にフィルターを潜らせ濾過するやつではなく、電磁的に引き寄せて吸いつかせる様なやつである。電源を入れてすぐに効果の出る様な物ではないが、動作音も静かで消費電力も低いため、常時稼働させておく様なものである。
鼻や喉の調子が悪かった時期に買った物だ。使い始めてしばらくしてから、寝起きに喉が痛いとか鼻がつまるとかいう症状が緩和され、一定の効果はあった様な気がしたものだ。製品に一定の満足はしているし、買って良かったと思う。さて、こいつはホコリ等を集めるのが目的である以上、汚れる。本体も汚れれば、周辺も汚れる。フィルター交換と清掃のために触ると、かなり手が汚れる。しかも、ホコリを集めると言う目的上、部屋の中心付近に置かないと効果的に作用しない。また、周辺に物があるとそれにもかなりのホコリが付いて汚れるため、周辺の空間は広く開けておかねばいけない。
あれこれ物の置き過ぎで狭い六畳間の中央付近を堂々と占領しているのだ。空間の有効利用という意味では、著しく邪魔である。しかも、ぶつかったりすると服が著しく汚れる。
最近は特別鼻や喉が悪い感じでは無いので、一旦撤去しようか、と思った。しかしその為に、しばらくサボッていた清掃をしようと思って蓋を開けてみると、その汚さに閉口する。
この空気清浄機を撤去したら、この汚れはどこへ行くんだ。
悩ましい空気清浄機である。
トイレ紛争
家人がトイレに入ろうとしたかと思ったら、大声を揚げて出てた。その段階で予測は出来たが、宿敵・ゴキブリが出没した様だ。成虫。とりあえず、私が邀撃する事になった。
トイレと言う事で、後始末の心配が無いので必殺兵器である洗剤が使用できる。さっそく油汚れ用洗剤を吹きつけようとしたが・・・の残量が少なく、あまり飛ばない。密室なので逃がす危険性は無いが、これでは埒があかない。素手で叩くかスリッパで踏むかが本来人類としてすべき事なのだが、根性が無かったので取り敢えず近くにあった竹串で攻撃してみる事にする。
てい。
てい。
てい。突き攻撃なのでなかなか直撃しない。壁との間に挟み込んで潰そうとか思うが、2〜3mm程の隙間があれば通過できるというヤツのスリムさの前には「挟む」という攻撃はあまり効果がなかった。が、多少かかった洗剤が効いてきたのか、クリーンヒットはしなかった竹串攻撃でも徐々に生命力を奪ったのか、それともスタミナ切れか、徐々に動きが鈍ってきた。
よし、もうそろそろ直撃を、と思ったころ、事態は思わぬ結末を迎えた。ヨタヨタと逃げていくヤツの前方にあった物は・・・捕獲用粘着テープ。俗に言うゴキブリホイホイである。そこにあったのは他社製品だった気がするが。そして正面入口ではない狭いところから、わざわざ潜り込んで行った。
自滅。
トラップにかかる瞬間というのは初めて見た。もう当分見る事もあるまい。貴重な体験?であった。余談だが、その後見てみるとトラップの中には先客が入っていた。同じく成虫。どうやら、最近出現頻度が上がっている様である。要注意。
ノートPC選び
PC Watch に、幾分面白い記事があった。不定期連載 ゼロ・ハリのホームノマドへの道 〜真のロードウオーリアが使う「王様のパソコン」〜前編・後編
「ファッショナブルなモバイルPCはもういらない」と話を切り出すあたり、なかなか興味深い。かなり同意出来る点が多い。・・・筆者ほど財力が無いので、真似は出来ないが。
SONYのB5薄型ノート、VAIO 505シリーズがヒットして以降、ノートPCは格段にファッショナブルになった。正直言って、それなりに売れているメーカーの中では最低ランクにダサかったと思う東芝とかでさえ、しばらくしてから見違えて、ぐっとファッショナブルになった。
それ自体は決して悪い事ではない。が、ファッションの為に、本来持つべきノートPCの機能や性能が失われたり、おろそかになってしまっては本末転倒である。私に「どんなのが好き?」と聞かれたら、決まり文句のごとく以前から答えるのは「A4薄型」である。厳密に言うと、B5より一回り大きく、B5とA4の中間ぐらいの「B5ファイル」も容認している。逆のA4より大きい「A4ファイル」は認めない。
B5は操作するに狭苦しい。かといって手帳感覚とかで気楽に携帯するにはほど遠く大きい。A4を越すと操作性は快適になるが、鞄に入れて持ち歩くにも支障をきたす。その点、A4サイズは操作には困らないし、鞄に入れるにも困らない。
手帳感覚の携帯を望むなら、A6サイズ程度まで縮める必要があるだろう。SONY VAIO C1、東芝 Libretto ff、CASIO FIVAと言った、A5クラスでもまだ大きい。
まぁ、それらを納めるのにちょうどいい程度の小型の鞄を日常的に持ち歩く人の需要には合うだろうが、私は可及的に「手ぶら」を好む人間なので小型の鞄を持つのは好きでない。小型の鞄に納まる程度の物なら、ポケットに入れてしまうか、持ち出すこと自体を諦める。厚さは薄いに越したことは無い。厚さ自体には価値がないからだ。強度が、とか、キーボードタッチが、とかいう意見があるだろうが、厚さはそれらを得るための「手段」であって「目的」ではない。堅固な材質を使えば薄くても強度は保てるだろうし、キーボード以外の機構を極限まで小型化したり、何らかの画期的な新構造を開発すれば、薄くても使いやすいキーボードは作れるだろう。
ふと思ったんだが、液晶を閉じるとキーが全部押し込まれた状態になる機構ってのはどうだ。開くとキーが出っ張って来る。液晶のヒンジ部にセンサーを取り付け、一定角度まで畳んだらキーボードが機能停止する様にして。
押しっぱなしで放置するとキーの弾力が無くなって壊れそうだが、その辺は新素材の開発で切り抜けて。もしくは、何かメカニカルな変形機構でどうにか。閑話休題。あともう一つ言うべき点は、外付け機器はケーブル接続ではなく、合体であるべきだ。ぶらぶらするケーブルは邪魔である。転落事故で破損しそうになってヒヤヒヤさせられる。据え置いている状態でも厄介だし、取り付けた状態で持ち歩こうと思ったときなど、厄介なことこの上ない。冒頭で紹介した記事で取り上げられている機種も筆者は特に合体型である必然は明示していなかった様に思うが、合体型である。
あ、あとは本来言うまでもないことだが、ポインティングデバイスが実用に耐えることである。方式は問わない。使ってみて使えると思えばそれで良い。
それと、バッテリー稼働時間も適切であるべきだ。需要によって異なるだろうが、誰が使うにしても1時間を切る様なのは問題外であろう。私が最近買ったLet's note A44はどうか。サイズはB5ファイル薄型。問題なし。外付け機器はケーブル接続なのは減点だ。しかしCDDは内蔵出来るのが救いである。FDDはケーブル接続だが、今時そう需要もない機器なので良かろう。IOポートもケーブルだが、そもそも持ってないし持っていても用途は少ない。また、簡易型IOポートは直付けなので必要があればそれを選べば良かろう。妥協出来る範囲と言ったところか。
スライドパッド型のポインティングデバイスの使用感はなかなか良い。感度は良好で変な動きはしないし、端の部分でマウスのホイール操作の様にスクロール出来たり、角の部分を叩いて登録した動作(ウィンドウを閉じる、とか)が出来るとか、機能的にも良く出来ている。バッテリーは公称で2時間もつことになっている。まぁ許せる。
冒頭で紹介した記事の筆者と違って、金が無いので妥協した結果である。が、結構少ない妥協の選択だと思う。
ノーベル賞を取る様な人
少し乗り遅れたネタ。
導電性プラスチックの開発でノーベル化学賞を受賞した白川氏。中学校の卒業文集の段階で「プラスチックの研究をしたい」と書いていたというから、凄い話である。やはり、相応の位置に辿り着く人は、昔から一味違うということか。さて、その話は比較的国内のニュースで耳にしたと思う。受賞が決まったころ、NHK-BS1でアメリカのニュースを見ていると、アメリカ人のノーベル賞受賞者がゲストに呼ばれていた。白川氏とともに研究し化学賞を受賞した人が二人、物理賞を受賞した人が一人だったと思う。
一通りインタビューが終わった後、最後に「賞金は何に使われますか?」という質問があった。なお、賞金額は900万krona(クローナ。スウェーデンの通貨。詳しいレートは判らなかったが、1億円相当だそうだ)。アメリカらしいというか、ひと味違う質問だ。それに対して、どの人だったか覚えていないが、最後に尋ねられた人は、
「取り敢えず、ハンバーガーでは無く、ステーキが食べられる様になりますね」
と答えていた。ナイスボケ。
もっとも、そのあとはキチンと「母校の研究に寄附するのが楽しみです」と締めていたが。この辺のジョークのセンスに関しては、アメリカ人、というか欧米人全体かな、優れていると思う。本職の芸能人で比べた場合はともかく、本来芸能と関係ない世界の、文化人や政治家とかに関してはかなり日本人とは差がある気がしないでも無い。
愚痴
いつになったらCGIの障害直るんだろう。機能してなかった、サーバー側の機能としてアクセスログを集計してくれるサービスはいつのまにか動く様になっていたが、それよりもCGIをどうにかしてくれ。
なお、そのログによると、だいたい以前通り1日20〜30HIT程度はしている様である。ひとまず安堵するが、唯一まともに更新しているコンテンツである投槍が更新出来ないのは痛いし、ただでさえ少ない客足が遠のきそうで不安だ。いや、手作業でなら更新させることは出来るんだけど。でも面倒だし。いっそ、一部のページだけ旧サーバーに戻すか? しかしそれも後ろ向きな発想だしなー。
只より高い物は無いとは良くいった物だ。
Windows....
WindowsMeが発売されてそれなりに時間が経った。私は発売も近づくころになってからWin98→Win98SEのアップグレードCDを申し込んでいたが、先日届いた。
WindowsMeでは、これまで引きずられてきた過去の資産にしてシガラミ、MS-Windows普及以前のOS、MS-DOSの存在がかなり切り捨てられた。しかしそれは表面的な物であって、本質的な意味で重要な部分では引きずったままである。本質的な意味で切り捨てられているのは、WindowsNT/2000の方である。
MS-DOSをそれなりに操作できる人間としては、WinMeはハッキリ言って機能を削られただけで進歩はしていないOSの印象を受ける。というわけで、WinMeを利用する気はない。そんなこんなで、Win98SEをLet's note A44にインストールしてみる。メーカーが動作確認済みだけあって、特に問題はなかった。HiNote Ultra IIに入れてみる。Win98の時と同等の挙動を示す。電源管理関係に問題がありサスペンド関係等が正常に機能しないが、あとは普通に動く。
・・・と思っていたら、簡易ファイルサーバー目的で電源を入れっぱなしにしていると、数時間たつといつのまにか停止してしまう。常駐ソフトなどに問題があるのかと思ったが、これまで問題のなかったはずのソフトだし、外してみても善処しない。
よくよく様子を見ると、時間が経つにつれてシステムリソースが減って来る怪現象を確認。システム停止へのカウントダウン。
まさかLet's note A44の方もと思って確認してみたが、こちらは問題ない様だ。インストール時に何らかの異常があったのか、それとも本質的に対応しないのか判らないが、上書き再インストールしてみても復帰しない。結局Win98SEを入れる価値の無いPCなので、諦めてWin98を再インストールした。WEBページの動作確認の為に、IE4が動いている環境も欲しかったし。結果、謎のカウントダウンも収まり簡易サーバー役目を一応果たしている。ありゃ? 本当はMS-Windowsのバージョン毎の変遷の話題でも書こうと思っていたのに前置きが長くなってしまった。というわけで続きはまた今度ということで。
Windows....(2)
さて、前回の予告通りMS-Windowsの変遷など。いくつか抜けもあるだろうが、主要なところは押えたつもりである。
Windows 1.x
存在はしたらしい。見たことは無い。
Windows 2.x
知人が買った中古PCに入っていたのを見たことがある。OSと呼べるほどの物には見えなかった。プログラムランチャーの一種に毛が生えた程度と言うか。Windows 3.0
やっと、OSとしての体裁を整え、それなりの数が世間に出回ったのはこのバージョンから。
Windows 3.1
グラフィックやサウンド関係のサポートを強め、スタンドアロン(一台の独立したPC)としての必要な機能は大体揃った。一般に知られているのはこのバージョンからであろう。
Windows 3.11 for Workgroups
日本語版が作成されず、日本では発売されなかったのであまり知られていないだろうバージョン。ネットワーク接続関係の機能が装備された。Windows 95以降のネットワーク関係の機能の原点は実はコレである。Windows 95
Windows 3.11の段階で機能的には一通り揃っていたが、その性能と操作性を大幅に良くしたもの。右クリックで開くクイックメニューや、ドラッグ&ドロップとかが操作性面での大きな改善か。
Windows 95 OSR 1 (OEM Service Release)
バグフィックス版。
Windows 95 OSR 2
FAT32というディスクのフォーマット形式に対応し、大容量のHDDをスマートに扱えるようになった。なお、現在では更に大容量化が進んでいるため、FAT32も限界が見えてきている。
OS単独での店頭販売はされず、PC本体(もしくはマザーボード等の主要なパーツ)とのセットでしか買えなかったバージョン。
Windows 95 OSR 2.1
USB,AGPと言った新しいデバイスに一応対応したバージョン。ただしあまり完全ではない。販売方法は OSR 2 に同じ。Windows 98
USB,AGPにまともに対応した。メモリやディスクの管理方法が若干利口になり性能が向上した。ACPIに一応対応し電源管理関係がある程度利口になった。トラブル発生時の回復手段も強化されている。(が、発生率自体は下がっていないと思う)
Windows 98 SP1(Service Pack)
バグフィックス版。
Windows 98 SE (Second Edition)
IEEE1394(iLINK)への正式対応。USBの対応も強化。
Windows Me (Millennium edition)
MS-DOS部の削減(削除とまでは言えない)。トラブル修復能力が再び強化されたらしい。(・・・しかし、MS-DOS部を利用して回復する手段を失ったのは補えているのだろうか?)なお、バージョンナンバーをそのまま割り振ると、
Windows 95 → Windows 4.0
Windows 98 → Windows 4.1
である。Meがどうなってるか知らないが、多分4.1のままでは無かろうか。あれは2000年でなければThird Editionであっただろう。さて、たくさんあるけどどれを使おう、って話になるが。可能なら"Win98SP1"が一番無難だったりする。98SEやMeは機能追加もある分、それが新たな障害を引き起こす危険も高い。必要な機能が無ければ98SP1の方が安定してよい。
Win98が正常に動かない旧式機だった場合。ハードディスクの容量が大きいならWin95OSR2、小さい、1GB以下程度ならいっそOSR1の方が良かろう。その方が無駄が無い。効果的にPCを使うには、分相応なOSを入れて使おう。
ま、新しい物を入れて遊びたいのも人間の心理であり私もやっていたりするが、それは本来の最適な使用法からは外れている可能性があるということを踏まえた上で趣味でやって欲しい。
つかの間の夢
やったぜサーバー直ったぁ、と思ったら一日と経たずにまた壊れた模様。
幻滅。
今は、動いている
「覚めない夢でも見てるつもりだったんだ」
「いつのまにか、覚めちまってた」とかいう台詞を何となく思い出してみる。脈略無し。
復活?
サーバー不調につき投槍更新休んでました。CGI使って更新する仕組みなのだが、CGIが動かなくなったため。
うーむ、所詮ロハのサービス、信用できんな・・・。
おかいもの
前々から買い換えたかったノートPCをやっと買った。Let's note A44。プロセッサはMMX Pentium 266MHzというと、ある程度PC事情に通じている人なら結構古い機種だなと思うだろうが、大概のことには困らない程度の水準はクリアしているとも思っていただけるだろう。
デスクトップならまだしも無駄に性能が高いノートPCは、消費電力が増してバッテリー稼働時間が減るか、バッテリーが大型化するかなので、よく考えて選ぶ必要があると思う。まぁ、もう1〜2モデル新しいのが欲しいかなと当初は思っていたのだが、安価に手に入る機会があったので購入。やはり、性能的には特に不足は感じない。次モデル以降内蔵になったLANインターフェイスが無いのはちょっと惜しい気もしたが、考えてみたら私の手元には以前デスクトップPCの拡張スロットの空きが無くなって買ったUSB接続のLANアダプタがあった。
今は拡張スロットに空きが出来て退役していたのだが、これを使うといいあんばいにLAN接続できた。USBケーブルが一体になったタイプのアダプタじゃないので、[PC]-[USBケーブル]-[LANアダプタ]-[ネットワーク]という接続順になり、結果的にはPCにはただケーブルが1本差さっただけの状態であり、内蔵の場合と使用感はあまり代らない。思わぬリサイクル。が、いくつか問題点もある。中古ノートPCの宿命としてバッテリーが、へたれて(大阪弁? 根性が無い、弱い)いる。っていうか、完全に寿命。A44自体は古い機種だが、バッテリー自体はその後のA77、M1と結構最近の機種まで同一規格のものを使っていたので容易に手に入るだろうと思っていたが・・・手に入らない。うわー。
しかし大阪日本橋を徘徊していると、在庫を1個だけ発見! しかしA44系のバッテリーでは無く、デザインはよく似ているがCD-ROM内蔵じゃない方のS51系のバッテリー。メーカー直営のサプライ品通販ページによると、色違いの同等品の扱いになっている品である。しかし専用があるならそっちを買うに越したことは無いので店員に尋ねてみたのが失敗だった。残念ながらそれ一点の在庫だった様で、仕方ないのでそれで良いと買おうと思ったが、動作するかどうか確認する、と言って電話とかかけ出して待たされる。親切でやってくれている訳だからして、断るのも悪いので待つしかない。
最終的にメーカーに問い合わせた様だが、「対応しない」という回答が帰ってきたそうな。おいおい。が、こっちはこっちで確認した上で買いに行ったのだからして、結局、動作しなくても構わない、と言って買ってきた。結果的には、全く問題なく動作している。色もちょっと黒っぽいだけで、知らずに見ればそういうデザインかな、と思う程度の違いである。むしろ、配色のアクセントになって良いかも。
ま、私はメーカーを信用していないし、信用できる物である必要があるとも思っていないので気にはしないが。大したこと無い物を、さも良い物に見せかけて消費者を騙して、金を巻き上げるのが仕事なんだから。消費者も消費者で知恵を付けて対抗する必要がある。ただ、次からは面倒なので「ご利用の機種はなんですか」「S51です」って嘘付いて買おうと思う。っていうか、今回もすでにA44じゃなくM1と嘘付いてたんだが、嘘のつき方が甘かった。
移転後
そういえば、サーバーを移転したが、特別リンクを張り直して下さいとかいう話を直接には他ページの管理人に連絡していない。
別にさぼっている訳ではない。私は「リンクを張り直す」という作業を他人に要求できる立場に居ないし、要求する程の価値があるサイトなのかも怪しいからだ。管理人自身が自分で気付いて直そうと思わない程度のリンクなら、なおのこと張り直しを要求できる立場から離れるしという問題もある。
まぁ、完全に移転して元のページが消滅してしまうなら連絡しておこうと思うが、その予定は無いし。何か機会があればそのついでに連絡するのだが、あまりその機会もない。わざわざ迂回して訪問して頂いた訪問者の方には申し訳ないが、当面は迂回するかブックマークに入れるかして欲しい。
わざわざ、そうする価値をこのサイトに感じていただけるなら。
狭く深く
また新聞の投書欄に突っ込んでみる。以前書いた「ジャパンをやめてニホンに」には適切な反論がなされていた。基本的な内容は私が書いた様に日本も他国の国名を正確に呼んでいないことだが、他国同士の呼び名もやはり食い違っていたりすることや、そもそも言語による発音の仕方の違いの都合、他国語をそのまま置き換える事が困難である事も指摘され、お見事と言いたい反論である。万歳。
さて。今回はあまり深く内容とは関わらないのだが。オリンピックでの日本メダル獲得ならずに終わった事に関して、日本の野球が「井の中の蛙」になっているのでは無いか、と指摘していた。言いようは合っているが、「井の中の蛙」という表現はどうなんだろうって気がする。
「井の中の蛙」というと、一般にマイナスイメージで取られがちだが、この後にもう少し言葉を続けて、一概に悪いとは言えない、という向きに持っていく表現がある。
井の中の蛙、大海を知らず、天の深さを知る。
ズバリこれは何かというと、「スペシャリスト」のことを指している。範囲こそ狭いが、その範囲のことに関しては深く知っていること。何か「コレ!」と言える物を持っていることが、人間重要である。大海を見ることも大事だが、天も見上げて欲しい。というか、深さの方が重要な筈。
JUDO
オリンピック終わっちゃいましたね。
物議を醸した、柔道の判定。後日、ドイツ側からも抗議が上がった様だが。私は柔道に詳しくはない上に、動画として問題の試合をちゃんと見た事が無いので細かく評価できる立場にないが、何となく語ってみる。
スポーツのルールってのは、競技の普及と時間の経過にしたがって変遷していくのが摂理である。とりあえず、野球とかどうだろう。日本とアメリカで原則的なルールは同じ筈だが、風潮は結構違う。今回の柔道に関しては、日本の側が正々堂々としている、と言われていたが、野球に関しては(オリンピックでの試合ぶりはさておき、通常のプロ野球で見て)日本はセコイ気がする。敬遠、送りバント、点差があってもでも盗塁。そもそもカラー柔道着が採用された時点で、日本流の柔道を貫くのは難しくなっていたと思う。青白ですよ、青白。確か、柔道着が青くなったのに合わせて、旗判定も紅白ではなく青白になっていたはず。日本で「対戦」といえば伝統的に「紅白」と分けるものだが、それが青白である。
試合展開に関しても、一本より優勢を狙いがち。最近は一本や総合勝ち(合わせて一本)が増え、旗判定になるケースは減っているそうだが。金メダルを取って喜ぶ日本選手、しかし青胴着ではどうも雰囲気が出ない気がする。いっそ、赤胴着にしちゃうとか、剣道や弓道に使うような黒に近い胴着とかはどうだったんだろう。ただ、黒胴着は赤帯とともに名誉的な物として十段?かなんかの位とともに許される者だった気がするので、問題がありそうだが。
ご挨拶
2000年第四四半期を区切りに、移転してみました。
事前に行った通り、代わりばえはしないんですが。
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